JP5049544B2 - シリコン単結晶の製造方法、シリコン単結晶の製造制御装置、及びプログラム - Google Patents

シリコン単結晶の製造方法、シリコン単結晶の製造制御装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、シリコン単結晶の製造方法、シリコン単結晶の製造制御装置、及びプログラムに関する。
FZ(Floating Zone)法により成長させた結晶は、高抵抗率の多結晶の原料素材にガスドープ法を用いれば、原理的に成長結晶の長手方向に均一な抵抗率分布を有する結晶を得ることができる。
ところで、近年、ディスクリートデバイス等の分野においても、製造コスト低減の観点から成長結晶の大口径化が求められているが、大口径のFZ、特に150mm以上の径の成長結晶を製造する場合には、140mm径以上のシリコン多結晶の原料素材を用いるのが好ましい。
しかし、このような大口径のシリコン多結晶を原料素材とした場合、原料素材自体の製造の歩留まりの問題で、価格が高くなり、却って製造コストが高騰してしまうという問題がある。
そこで、FZ法の原料素材としてCZ(CZochralski)法により引き上げられたP型又はN型のシリコン結晶を原料素材とすることが考えられる。
例えば、特許文献1では、高品質な低抵抗率のP型又はN型のシリコン単結晶をFZ法で製造するために、CZ法で製造された抵抗0.1Ω・cmのシリコン原料棒を、FZ法により再結晶化する技術が提案されている。
また、特許文献2では、高抵抗率のP型又はN型の高品質なシリコン単結晶をFZ法により製造するために、CZ法で製造された抵抗率1000Ω・cmのシリコン原料棒を、FZ法により再結晶化させる技術が提案されている。
特開2005−281076号公報 特開2005−306653号公報
しかしながら、前記特許文献1及び特許文献2に開示される技術では、成長結晶の長手方向に均一な抵抗率分布のものが得られるとは必ずしも言い難い。
すなわち、通常のCZ法により引き上げられたシリコン結晶は、その原理から不純物分布が長手方向に均一にはならず、抵抗率分布は、結晶後半になる程抵抗率が低下する傾向がある。
これをそのままFZ法により溶融させて再結晶化させても、元々原料素材の不純物分布が不均一であるため、シリコン多結晶及びガスドープ法で行った従来の製品単結晶のような均一な抵抗率分布のものを得ることができない。尚、原料素材を低抵抗率側から溶解した方が幾分均一になるが、実用に耐えられるものではない。
本発明の目的は、CZ法により引き上げられたP型又はN型のシリコン結晶を原料素材としても、従来のFZ法で得られる製品単結晶と同等の抵抗率分布を有する成長結晶を得ることができ、製品単結晶の大口径化に好適なシリコン単結晶の製造方法、シリコン単結晶の製造制御装置、及びプログラムを提供することにある。
本発明に係るシリコン単結晶の製造方法は、
FZ法によるシリコン単結晶の製造方法であって、
CZ法により引き上げられたP型又はN型のシリコン結晶を原料素材とし、
前記原料素材の長さ方向に沿った抵抗率分布及び前記製品単結晶の狙い抵抗率を予め取得しておき、
前記取得された製品単結晶の狙い抵抗率に基づいて算出された、前記製品単結晶の不純物濃度Cs、及び、前記取得された原料素材の抵抗率分布に基づいて算出された、素材長さ位置xに応じた不純物濃度Cp(x)の差分Cs−Cp(x)を求め、
この差分Cs−Cp(x)を前記素材長さ位置xに応じて前記ガスドープ法により供給すべき不純物濃度Cg(x)に設定し、
前記製品単結晶の直径をDs,結晶成長速度をVc,ドープガス濃度をn,製品単結晶へのガス吸収係数をα,定数をAとしたときに、
前記ガスドープ法におけるドープガス流量f(x)は、下記式(1)で算出され、
前記原料素材の導電型と同じ導電型の不純物をガスドープ法により供給しつつ、FZ法により再結晶化させて製品単結晶を得ることを特徴とする。
Figure 0005049544

ここで、抵抗率とは体積抵抗率〔Ω・cm〕をいい、原料素材の抵抗率分布を計測により求める場合、二探針法、四探針法によって測定することができる。
また、ドープガス流量を算出するに際して、原料素材中の不純物濃度を取得する必要があるが、一般に半導体における抵抗率と不純物濃度との間には、Irvinの関係が成り立つので、原料素材の抵抗率が判れば、Irvinの式により一義的に原料素材の不純物濃度を求めることができる。
この発明によれば、FZ法により原料素材を溶融する際、ガスドープ法を併用しているので、ドープガス量を調整することで原料素材の不純物濃度に応じて溶融帯に不純物を供給することができる。従って、CZ法により引き上げられた原料素材のように素材長さ方向に沿って抵抗率に分布のある原料素材であっても製品単結晶の長さ方向の抵抗率の分布を均一に調整することができる。
従って、CZ法により大口径で引き上げられたインゴットを原料素材として、FZ法により再結晶化を行っても均一な抵抗率の製品単結晶を得ることができるため、製品単結晶が大口径化しても、原料コストが高騰せず、製造コストを低減することができる。
上記式(1)は次のようにして導入される。
従来のFZ法の原理によれば、原料素材側から不純物濃度一定の融液が供給されることにより、製品単結晶側の不純物濃度、ひいては抵抗率も一定となる。
製品単結晶の不純物濃度をCs(x),原料素材の不純物濃度をCo,不純物ごとの偏析係数をko,素材長さ位置をx,融帯の幅をwとすると、原料素材の不純物濃度Coは長手方向で一定なので定数となり、次の式(2)で表される。尚、素材長さ位置xは、原料素材6のCZ引き上げ時の結晶肩部分を0とした座標値として設定されている。
Figure 0005049544
ところが、CZ法により引き上げられたシリコン結晶を原料素材とした場合、原料素材の長手方向に沿った不純物濃度が均一でないため、上記式(2)を用いることができない。
そこで、狙い抵抗率に応じた製品単結晶中の不純物濃度をCs,CZ法で引き上げられた原料素材中の不純物濃度をCp(x)とすると、ガスドープ法で供給すべき不純物濃度Cg(x)は、次の式(3)で与えられる。
Figure 0005049544
ここで、原料素材中の不純物濃度は、予め全域の抵抗率を測定してこれから導き出すのが望ましいが、CZ法により原料素材を引き上げる際に、蒸発が無視できる製造条件であれば、演算により求めることができる。
すなわち、CZ法で引き上げられたシリコン結晶の原料素材を、高抵抗側を基準にFZ法により製品単結晶を成長させる場合、素材肩部での不純物濃度をCpo,固化率係数をg,偏析係数をkとすると、原料素材中の不純物濃度Cp(x)は、次の式(4)で与えられる。
Figure 0005049544
ここで、固化率係数gは、原料素材の直径をDp,素材密度をρs,CZ法でシリコン結晶を成長させる際の原料重量をWtとすると、次の式(5)で与えられる。
Figure 0005049544
逆に原料素材の低抵抗側を基準としてFZ法により製品単結晶を成長させる場合、原料素材中の不純物濃度Cp(x)は、最終位置における固化率をGとすると、次の式(6)で与えられる。
Figure 0005049544
ここで、最終位置における固化率Gは、原料素材の全長をLとすると、次の式(7)で与えられる。
Figure 0005049544
次に、FZ法により再結晶化された製品単結晶の成長速度をVc,製品単結晶の直径をDsとすると、単位時間当たりの結晶化体積ΔVは、次の式(8)で求められる。
Figure 0005049544
よって、単位時間当たりに必要な不純物量ΔC1は、式(3)及び式(8)の積で求められ、次の式(9)のようになる。
Figure 0005049544
一方で、濃度nのドープガスボンベから不純物を供給することを考えると、流量をfとおいた場合、単位時間に製品単結晶に取り込まれる不純物量ΔC2は、アボガドロ数をNA,標準状態におけるドープガスの体積をVs,単結晶へのガス吸収係数をαとすると、次の式(10)で求められる。
Figure 0005049544
よって、上記式(9)及び式(10)が等しくなるようにガス流量を制御すればよいのであり、NA/Vsは一定であるから定数Aに置き換えることが可能であり、素材長さ位置xにおけるドープガス流量f(x)は、前述した式(1)のような式で求めることができる。
従って、この発明によれば、CZ法により引き上げられた原料素材の抵抗率分布に応じて、適切なドープガス流量を求めることができるため、製品単結晶の抵抗率分布を確実に一定にすることができる。
また、本発明において、前述したガス吸収係数αは、製品単結晶の狙い抵抗率、すなわち、狙い抵抗率に応じた不純物濃度、及び、実際に再結晶化された単結晶の実測抵抗率、すなわち、実測された不純物濃度とに基づいて定めるのが好ましい。
ここで、ガス吸収係数αの設定は、例えば、最初にガス吸収係数α=1と設定して、式(1)によりドープガス流量f(x)を求め、これに基づいて得られた製品単結晶の実測抵抗率と、上記ドープガス量f(x)としたときの狙い抵抗率から定めるのが好ましく、実測抵抗率が狙い抵抗率よりも大きければ、ガス吸収係数αの値を1よりも小さくして、ガスドープ法により供給される不純物量を大きくし、実測抵抗率が狙い抵抗率よりも小さければ、ガス吸収係数αの値を1よりも大きくしてガスドープ法により供給される不純物量を小さくすればよい。
この発明によれば、FZ法による再結晶化に際して、理論的に求められるドープガス量に対して、誘導加熱コイルの劣化等の製造条件の変化を加味しながら製品単結晶を製造できるので、製品単結晶の製品長さ方向に沿った抵抗率分布をより確実に均一化することができる。
そして、本発明において、
前記ガスドープ法は、前記FZ法による再結晶化初期に、前記式(1)で算出されたドープガス流量よりも大きなドープガス流量でガスドープを行うのが好ましい。
前記式(1)で算出されたドープガス量により、所望の製品抵抗率を実現するための一定量の不純物が供給されることとなるが、再結晶化初期においては、溶融帯中の不純物濃度が、定常状態に達していないため、どうしても狙いの抵抗率より高い部位が発生してしまう。
従って、このように式(1)で算出されたドープガス流量よりも大きなドープガス流量でガスドープを行うことにより、再結晶化初期に過剰に溶融帯にドープガスを吸収させることができるので、再結晶化初期の不純物濃度を定常状態と同様にして、全体で均一な抵抗率の製品単結晶を得ることができる。
本発明のシリコン単結晶の製造制御装置は、
CZ法で引き上げられたP型又はN型のシリコン結晶を原料素材とし、前記原料素材の導電型と同じ導電型の不純物をガスドープ法により供給しつつ、FZ法により再結晶化して製品単結晶を得るためのシリコン単結晶の製造制御装置であって、
前記原料素材の素材長さ方向に沿った抵抗率分布を取得する手段と、
前記FZ法により得られる製品単結晶の狙い抵抗率を取得する手段と、
取得された狙い抵抗率に基づいて算出された、前記製品単結晶の不純物濃度Cs、及び、取得された原料素材の抵抗率部分に基づいて算出された、素材長さ位置xに応じた不純物濃度Cp(x)の差分Cs−Cp(x)を求め、
この差分Cs−Cp(x)を前記素材長さ位置xに応じてガスドープ法により供給すべき不純物濃度Cg(x)に設定する手段と、
再結晶化された前記製品単結晶の直径をDs,結晶成長速度をVc、ドープガス濃度をn,前記製品単結晶へのガス吸収係数をα,定数をAとしたときに、上記式(1)により、ドープガス流量f(x)を算出する手段と、
算出されたドープガス流量に基づいて、ガスドープ法におけるガスドープノズルから噴出されるドープガス流量を制御する手段とを備えていることを特徴とする。
また、本発明のコンピュータ読み取り可能なプログラムは、
CZ法で引き上げられたP型又はN型のシリコン結晶を原料素材とし、前記原料素材の導電型と同じ導電型の不純物をガスドープ法により供給しつつ、FZ法により再結晶化して製品単結晶を得るためのシリコン単結晶の製造制御装置上で実行されるコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、
前記製造制御装置を、
前記原料素材の素材長さ方向に沿った抵抗率分布を取得する手段と、
前記FZ法により得られる製品単結晶の狙い抵抗率を取得する手段と、
取得された狙い抵抗率に基づいて算出された、前記製品単結晶の不純物濃度Cs、及び、取得された原料素材の抵抗率分布に基づいて算出された、素材長さ位置xに応じた不純物濃度Cp(x)の差分Cs−Cp(x)を求め、
この差分Cs−Cp(x)を前記素材長さ位置xに応じてガスドープ法により供給すべき不純物濃度Cg(x)に設定する手段と、
再結晶化された前記製品単結晶の直径をDs,結晶成長速度をVc,ドープガス濃度をn,前記製品単結晶のガス吸収係数をα,定数をAとしたときに、上記式(1)により、ドープガス流量f(x)を算出する手段と、
算出されたドープガス流量に基づいて、ガスドープ法におけるガスドープノズルから噴出されるドープガス流量を制御する手段として機能させることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても構成することができる。
これらの発明によれば、通常のFZ法によるシリコン単結晶の製造設備に前記製造制御装置を採用したり、FZ法に用いられる汎用の製造制御装置に前記プログラムをインストールするだけで、前記で述べた作用及び効果を享受できる上、ドープガス流量が自動的に制御されるので、CZ法で引き上げられた原料素材をFZ法で再結晶化させる際も自動制御により、作業効率の大幅な向上を見込むことができる。
〔1〕 装置の全体構成
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施形態に係るFZ単結晶製造装置1の模式図が示されている。
このFZ単結晶製造装置1は、結晶保持具2、誘導加熱コイル3、ガスドープ装置4、コントローラ5、原料素材保持具9、及び製品単結晶重量保持具10を備えて構成されている。
結晶保持具2は、製品単結晶8の先端部分を保持する部分であり、製品単結晶8の重量は、製品単結晶重量保持具10によって保持されている。また、結晶原料素材6の上端は、リング状の原料素材保持具9によってチャッキングされる。
誘導加熱コイル3は、原料素材6の外周面を囲むリング状の部材として構成される。
ガスドープ装置4は、ドープガスノズル41、ガスボンベ42、及び流量制御バルブ43を備えて構成され、ガスボンベ42中にはドープガスが高圧状態で収容されており、流量制御バルブ43の開度に応じて、ドープガスノズル41から噴出されるドープガスの流量が調整される。尚、ドープガスノズル41は、誘導加熱コイル3の近傍に配置される。
コントローラ5は、詳しくは後述するが、原料素材6の長さ方向位置xに応じてガスドープ装置4から噴出されるドープガスの流量制御を行う部分である。
このようなFZ単結晶製造装置1においては、原料素材6の上端を、原料素材保持具9で保持し、炉内に固定された誘導加熱コイル3により、原料素材6の下端部分が溶解される。この溶解された部分に結晶保持具2に固定された種結晶11を接触させ、下方に引き下げつつ、所望の径になるように増径させながら凝固させる。このとき、同時に原料素材6を下方へ移動させることで、連続的に下端部分を溶解させ、結晶化に必要な量の融液を供給する。
結晶は、ある程度成長したところで、製品単結晶重量保持具10によりサポートされる。
このような過程において、形成される溶融帯7にドープガスノズル41を介してドープガスを吹き付けることで、不純物を溶融帯7、ひいては製品単結晶8に取り込ませる。
〔2〕原料素材6の抵抗率分布
原料素材6は、CZ法により引き上げられたP型又はN型のシリコン結晶であり、坩堝内にドープする不純物を混入して、一般的なCZ法により引き上げることにより製造することができる。CZ法により引き上げた場合、原料素材6中の不純物濃度は、引き上げ当初から引き上げ量が増加する程増加し、これに伴って抵抗率は、最初は高く引き上げ量が増加する程低くなっていく。
ドープする不純物としては、例えば、P型ドーパントとしてはリン(P)、N型ドーパントとしてはボロン(B)、砒素(As)、アンチモン(Sb)が考えられる。
FZ単結晶製造装置1に原料素材を装着する際には、高抵抗率側、低抵抗率側いずれを下に向けてもよい。
〔3〕コントローラ5の構造
図2には、前述したコントローラ5のブロック構成及び処理フローが示されている。このコントローラ5は、制御演算部51、制御出力部(Programmable Logic Controller)52、及び流量制御部(Mass Flow Controller)53を備えて構成される。尚、コントローラ5は、図1に示されるガスドープ装置4の制御を行っている。
制御演算部51は、CPU(Central Processing Unit)及びハードディスク等の記憶装置を備えた汎用のコンピュータにより構成され、原料素材6の抵抗率分布と、FZ単結晶製造装置により得られる製品単結晶の狙い抵抗率とに基づいて、ガスドープ装置4により溶融帯7に供給するドープガス流量を演算し、制御出力部52に出力する。
制御演算部51は、CPU上で実行されるプログラムとしての素材長さ位置算出部54、素材抵抗算出部55、差分算出部56、結晶径算出部57、成長速度算出部58、及び流量算出部59を備えて構成される。
素材長さ位置算出部54は、誘導加熱コイル3に対する原料素材6の上下方向位置に基づいて、現在原料素材6のどの位置xが溶解されているかを算出して取得する。原料素材6の位置は、装置本体の制御コントローラから取得する。
素材抵抗算出部55は、原料素材6のCZ引き上げ時の結晶肩部分を0とした座標値としたときに、素材長さ位置xに基づいて、誘導加熱コイル3が溶融している原料素材6の位置xにおける抵抗率を、不純物濃度Cp(x)として算出する部分である。尚、抵抗率及び不純物濃度の関係は、Irvinの式によって一義的に求めることができる。
不純物濃度Cp(x)の算出は、記憶装置に記憶された素材抵抗式に基づいて行われ、原料素材の高抵抗側を下端に配置した場合、原料素材6の下端部(CZ結晶の肩部)の不純物濃度をCpo,固化率係数をg,偏析係数をk,原料素材の直径をDp,素材密度をρs,CZ法でシリコン結晶を成長させる際の原料重量をWtとすると、次の式(11)によって求められる。
Figure 0005049544
一方、原料素材6の低抵抗側を下端に配置した場合、最終位置における固化率をG,原料素材6の全長をLとすると、次の式(12)によって算出される。この場合、Cpoは、原料素材6の上端部(CZ結晶での肩部)での値となる。
Figure 0005049544
このような素材抵抗算出部55による原料素材6の抵抗率は、上記式(11)、(12)によって計算することも可能であるが、原料素材6を実際に二探針法や四探針法によって計測し、計測値をIrvinの式によって不純物濃度に変換してもよく、このような計測値を用いた場合には、原料素材6の抵抗率分布をより正確に取得することができる。
差分算出部56は、素材抵抗算出部55で算出された原料素材Cp(x)と、製品単結晶8の狙い抵抗率に応じた不純物濃度Csとの差分を算出し、ガスドープ装置4で溶融帯7に供給すべき不純物濃度Cg(x)として設定する部分である。
結晶径算出部57は、最終的に得られる製品単結晶8の結晶径Dsを算出する部分であり、成長速度算出部58は、FZ製造装置1による再結晶化の結晶成長速度Vcを算出する部分である。
流量算出部59は、差分算出部56で算出されたガスドープ装置4で供給すべき不純物濃度Cg(x)、結晶径算出部57で算出された結晶系Ds、成長速度算出部58で算出されたVc、及び予め記憶装置に記憶されたガス吸収率α、ガス濃度nを用いて、流量算出式によってガス流量f(x)を算出する部分である。具体的には、このガス流量f(x)は、次の式(13)に基づいて算出される。尚、式(13)におけるAは定数である。
Figure 0005049544
このようにして制御演算部51で算出されたガス流量f(x)は、制御出力部52に出力される。制御出力部52では、このガス流量f(x)に基づいて、アナログ電流値等の制御信号を生成し、流量制御部53に出力し、流量制御部53では、この制御信号に基づいて、流量制御バルブ43の開度制御を行う。
尚、製造を続けている内に、製造された製品単結晶8の抵抗率が狙い抵抗率からずれてきたり、製品単結晶8の抵抗率の分布が大きくなってきた場合には、ガス吸収係数αを変化させ、上記式(13)により算出されるガス量f(x)を変化させる。
以上のような本実施形態によれば、FZ法により原料素材6を溶融する際、ガスドープ法を併用しているので、ドープガス量を調整することで原料素材6の不純物濃度に応じて溶融帯7に不純物を供給することができる。従って、CZ法により引き上げられた原料素材6のように素材長さ方向に沿って抵抗率に分布のある原料素材6であっても製品単結晶8の長さ方向の抵抗率の分布を均一に調整することができる、という効果がある。
〔原料素材6の調整〕
次に、本発明の実施例について説明する。尚、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
一般的なCZ法により、肩部の抵抗率が100Ω・cmとなるようにリン(P)を添加したN型のシリコン結晶を製造した。このときの結晶直径Dpは155mm、直胴長さLは1150mmであった。
このシリコン結晶を外周研削し、先端にテーパ形状を形成することでFZ法の原料素材6として加工した。
〔実施例1〕
原料素材6の高抵抗側にテーパを形成し、狙い抵抗率を20Ω・cmとして、上記式(13)によりガス流量を設定し、原料素材6長さの関数として、引き上げ中にキャリアガス(Ar)とともに炉内に流入させつつ、結晶成長速度2.5mm/minでゾーンニングすることにより、直径155mm、直胴長さ800mmの製品結晶8を製造した。
ガス流量の変化は、図3のグラフG1に示すものであり、原料素材6の後半に行くに従いガス流量が減少していくような形とした。尚、この図では原料素材6のテーパ先端を0として、ガス流入開始位置は、このテーパ部分が溶解し終わった位置としている。
〔実施例2〕
実施例1と同様の原料素材6の低抵抗側にテーパを形成し、狙い抵抗率20Ω・cmとして、式(13)によりガス流量を設定し、原料素材6長さの関数として、引き上げ中にキャリアガス(Ar)とともに炉内に流入させつつ、結晶成長速度2.5mm/minでゾーンニングすることにより、直径155mm、直胴長さ800mmの製品結晶8を製造した。
ガス流量の変化は、図4のグラフG2に示すものであり、原料素材6の後半に行くに従いガス流量が増加していくような形とした。尚、実施例1と同様に、この図では原料素材6のテーパ先端を0として、ガス流入開始位置は、このテーパ部分が溶解し終わった位置としている。
〔実施例3〕
実施例1と同様に高抵抗側にテーパを形成した原料素材6を用い、ガス流量設定も実施例1と同様に設定し、結晶成長速度2.5mm/minでゾーンニングすることにより、直径155mm、直胴長さ800mmの製品結晶8を製造した。
実施例1との相違は、図3のグラフに示されるように、この図では原料素材6のテーパ先端を0として、このテーパ部分が溶解し終わった位置から50mmまでの位置におけるガス量を式(13)で求められるガス量の略倍の量に設定している点である。その後のガス量は実施例1と同様である。
〔比較例〕
実施例2と同様に低抵抗側にテーパを形成した原料素材6を用い、通常のFZ法により、結晶成長速度2.5mm/minでゾーンニングすることにより、直径155mm、直胴長さ800mmの製品結晶8を製造した。結晶成長中には不純物ガスを流さずに結晶を製造した。
〔考察〕
図5に示されるように、実施例1及び実施例2のいずれについても、結晶長さの初期の部分で若干の抵抗率増加は認められるものの、大半で安定した抵抗率の製品単結晶8を得られることが確認された。
一方、実施例3の場合、図6に示されるように再結晶化初期にドープガスのガス量を略2倍に設定することにより、結晶長さの初期の部分における抵抗率も含めて安定した抵抗率の製品単結晶8を得られることが確認された。
これに対して、比較例の場合、図7に示されるように、結晶長さ方向に抵抗率の分布が認められ、一端側から他端側に向かって次第に抵抗率が増加しており、実用的なレベルであるとはいえない。
本発明の実施形態に係るFZ単結晶製造装置の構成を表す模式図。 前記実施形態におけるコントローラの構造を表すブロック図。 実施例1、実施例3のガスドープ法におけるガス量の変化を表すグラフ。 実施例2のガスドープ法におけるガス量の変化を表すグラフ。 実施例1、実施例2で得られた製品単結晶の抵抗率分布を表すグラフ。 実施例3で得られた製品単結晶の抵抗率分布を表すグラフ。 比較例で得られた製品単結晶の抵抗率分布を表すグラフ。
符号の説明
1…FZ単結晶製造装置、2…結晶保持具、3…誘導加熱コイル、4…ガスドープ装置、5…コントローラ、6…原料素材、7…溶融帯、9…原料素材保持具、10…製品単結晶重量保持具、11…種結晶、41…ガスドープノズル、42…ガスボンベ、43…流量制御バルブ、51…制御演算部、52…制御出力部、53…流量制御部、54…素材長さ位置算出部、55…素材抵抗算出部、56…差分算出部、57…結晶径算出部、58…成長速度算出部、59…流量算出部

Claims (5)

  1. FZ法によるシリコン単結晶の製造方法であって、
    CZ法により引き上げられたP型又はN型のシリコン結晶を原料素材とし、
    前記原料素材の長さ方向に沿った抵抗率分布及び前記製品単結晶の狙い抵抗率を予め取得しておき、
    前記取得された製品単結晶の狙い抵抗率に基づいて算出された、前記製品単結晶の不純物濃度Cs、及び、前記取得された原料素材の抵抗率分布に基づいて算出された、素材長さ位置xに応じた不純物濃度Cp(x)の差分Cs−Cp(x)を求め、
    この差分Cs−Cp(x)を前記素材長さ位置xに応じて前記ガスドープ法により供給すべき不純物濃度Cg(x)に設定し、
    前記製品単結晶の直径をDs,結晶成長速度をVc,ドープガス濃度をn,製品単結晶へのガス吸収係数をα,定数をAとしたときに、
    前記ガスドープ法におけるドープガス流量f(x)は、下記式(1)で算出され、
    前記原料素材の導電型と同じ導電型の不純物をガスドープ法により供給しつつ、FZ法により再結晶化させて製品単結晶を得ることを特徴とするシリコン単結晶の製造方法。
    Figure 0005049544
  2. 請求項に記載のシリコン単結晶の製造方法において、
    前記ガス吸収係数αは、製品単結晶の狙い抵抗率、及び、実際に再結晶化された製品単結晶の実測抵抗率に基づいて定められることを特徴とするシリコン単結晶の製造方法。
  3. 請求項又は請求項に記載のシリコン単結晶の製造方法において、
    前記ガスドープ法は、前記FZ法による再結晶化初期に、前記式(1)で算出されたドープガス流量よりも大きなドープガス流量でガスドープを行うことを特徴とするシリコン単結晶の製造方法。
  4. CZ法で引き上げられたP型又はN型のシリコン結晶を原料素材とし、前記原料素材の導電型と同じ導電型の不純物をガスドープ法により供給しつつ、FZ法により再結晶化して製品単結晶を得るためのシリコン単結晶の製造制御装置であって、
    前記原料素材の素材長さ方向に沿った抵抗率分布を取得する手段と、
    前記FZ法により得られる製品単結晶の狙い抵抗率を取得する手段と、
    取得された狙い抵抗率に基づいて算出された、前記製品単結晶の不純物濃度Cs、及び、
    取得された原料素材の抵抗率分布に基づいて算出された、素材長さ位置xに応じた不純物濃度Cp(x)の差分Cs−Cp(x)を求め、
    この差分Cs−Cp(x)を前記素材長さ位置xに応じてガスドープ法により供給すべき不純物濃度Cg(x)に設定する手段と、
    再結晶化された前記製品単結晶の直径をDs,結晶成長速度をVc,ドープガス濃度を
    n,前記製品単結晶へのガス吸収係数をα,定数をAとしたときに、下記式(1)により、ドープガス流量f(x)を算出する手段と、
    算出されたドープガス流量に基づいて、ガスドープ法におけるガスドープノズルから噴出されるドープガス流量を制御する手段とを備えていることを特徴とするシリコン単結晶の製造制御装置。
    Figure 0005049544
  5. CZ法で引き上げられたP型又はN型のシリコン結晶を原料素材とし、前記原料素材の導電型と同じ導電型の不純物をガスドープ法により供給しつつ、FZ法により再結晶化して製品単結晶を得るためのシリコン単結晶の製造制御装置上で実行されるコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、
    前記製造制御装置を、
    前記原料素材の素材長さ方向に沿った抵抗率分布を取得する手段と、
    前記FZ法により得られる製品単結晶の狙い抵抗率を取得する手段と、
    取得された狙い抵抗率に基づいて算出された、前記製品単結晶の不純物濃度Cs、及び、
    取得された原料素材の抵抗率分布に基づいて算出された、素材長さ位置xに応じた不純物濃度Cp(x)の差分Cs−Cp(x)を求め、
    この差分Cs−Cp(x)を前記素材長さ位置xに応じてガスドープ法により供給すべき不純物濃度Cg(x)に設定する手段と、
    再結晶化された前記製品単結晶の直径をDs,結晶成長速度をVc,ドープガス濃度をn,前記製品単結晶のガス吸収係数をα,定数をAとしたときに、下記式(1)により、ドープガス流量f(x)を算出する手段と、
    算出されたドープガス流量に基づいて、ガスドープ法におけるガスドープノズルから噴出されるドープガス流量を制御する手段として機能させることを特徴とするプログラム。
    Figure 0005049544
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