JP6299543B2 - 抵抗率制御方法及び追加ドーパント投入装置 - Google Patents
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Description
主ドーパント及び副ドーパントの偏析係数が上記のような関係にある場合に、本発明を好適に適用することができる。
副ドーパントを連続的又は断続的に追加ドープする方法として、このような方法を好適に用いることができる。
再溶融した際に主ドーパントを追加する方法として、このような方法を好適に用いることができる。
また、トップチャンバー11には、第2の細棒挿入機16が設けられ、主ドーパントを追加するときに、主ドーパントを含む第2細棒結晶(第2シリコン細棒)17を原料融液4中に挿入できる構成になっている。
まず、育成するシリコン単結晶が所定の導電型を有するように主ドーパントを初期ドーピングする(図1のS11参照)。
なお、シリコン単結晶3の育成は、CZ法を用いて行われる。ここでCZ法とは、磁場を印加するいわゆるMCZ法も含まれる。
なお、直胴部分Aの長さが所定の範囲より長くなってから有転位化した場合、及び、有転位化が起こらなかった場合には、S14へ進み、シリコン単結晶育成を終了し、シリコン単結晶を取り出す(図1のS14参照)。
ここで、直胴部分Aの長さが所定の範囲とは、スリップバック等により製品部分の長さが短くなり、再溶融が適当であると判断される範囲である。
なお、この主ドーパントの追加は、シリコン単結晶3の再育成を開始する前であればどのタイミングでもよいが、再溶融前、再溶融中、再溶融後のいずれかのタイミングであれば、実際にシリコン結晶を育成している近傍に主ドーパントを投入する必要が無いので、この主ドーパント投入に起因する有転位化を防止することができる。
このように主ドーパントの濃度が調整された原料融液4からシリコン単結晶3を育成する際にも、固化率に応じた適正な量の副ドーパントを連続的または断続的に追加ドープする。このような抵抗率制御方法においても、シリコン単結晶の育成を中断して、育成した結晶を再溶融してシリコン単結晶を再育成する場合には、シリコン単結晶の育成を中断するまでにドープした副ドーパントを相殺する分の主ドーパントを追加してから、再度単結晶の製造を行うことが好ましい。
このようにすれば、その前のシリコン単結晶の育成において副ドーパントが追加されているマルチプーリング法において、2本目以降のシリコン単結晶の育成の際に再溶融を行った場合に、2本目以降のシリコン単結晶の抵抗率を正確に制御することができる。
このとき、シリコン単結晶の再溶融を複数回繰り返して行った場合は、直近の再溶融前のシリコン単結晶の育成において、シリコン単結晶の育成を中断するまでに副ドーパントを追加した場合は、製品部のトップ側の抵抗率が規格内に入る量の主ドーパントを追加してから、シリコン単結晶の再育成を行う。
このような方法を用いれば、固化率に応じて適切な量を追加ドープすることが可能である。例えば、シリコン細棒15を育成中のシリコン単結晶3とルツボ壁との間の原料融液4へ挿入する場合には、炉内圧を保てるように密閉してトップチャンバー11に取り付けられた、結晶細棒をおおよそ上下方向に移動可能な可動装置(図2の第1の細棒挿入機14)を用いることができる。これは特許文献5などで開示された技術を応用できる。
あるいは、副ドーパントを含むシリコン結晶を粒状に砕いたドープ剤を育成中のシリコン単結晶3とルツボ壁との間の原料融液4へ投入するように、炉内圧を保てるように密閉してトップチャンバー11に取り付けられ、粒状に砕いたドープ剤を育成中の単結晶とルツボ壁との間の原料融液4へ誘導する管を用いることができる。
副ドーパントを追加ドープする機構としては、粒状に砕いたドープ剤を原料融液4へ誘導する管が構造的に簡単であるが、粒状ドーパントを育成中の単結晶のそばに投入するため、粒状ドーパントが飛散あるいは浮遊して育成単結晶の有転位化の可能性が高くなる。一方で、第1の結晶細棒15を上下方向に移動可能な可動装置(第1の細棒挿入機14)の設置は、コスト的には上記の誘導管より高いが、育成中のシリコン単結晶3の近傍に第1の結晶細棒15を挿入しても育成中のシリコン単結晶3が有転位化しにくいという利点がある。
このような方法を用いれば、副ドーパントを相殺する分の主ドーパントを適切な量で追加ドープすることが可能である。なお、この主ドーパントの追加は、シリコン単結晶3の再育成の開始前に行われるので、実際にシリコン単結晶3を育成している箇所の近傍に主ドーパントを投入する必要が無いので、この主ドーパントの投入に起因する有転位化を防止することができる。
本発明の追加ドーパント投入装置は、上記の抵抗率制御方法で用いられるものであって、副ドーパント又は主ドーパントを含むシリコン細棒、又は、副ドーパント又は主ドーパントを含むシリコン単結晶を粒状に砕いたドープ剤をシリコン融液4へ挿入又は投入する装置を、主ドーパント用及び副ドーパント用にそれぞれ1つ以上備えている。
本発明の追加ドーパント投入装置は、例えば、図2の第1の細棒挿入機14と第2の細棒挿入機16を有する追加ドーパント投入装置18のような構成とすることができる。
所望のドーパントを含むシリコン細棒、又は、所望のドーパントを含むシリコン結晶を粒状に砕いたドープ剤をシリコン融液4へ挿入又は投入する場合に、主ドーパントと副ドーパントをひとつの投入口で兼用することは可能である。しかしながら、前述のように、粒状ドーパントを育成中のシリコン単結晶の近傍に投入すると、有転位化の可能性が高くなる。従って副ドーパントの追加ドープは、シリコン細棒を挿入する方法が好ましい。しかしながら、シリコン細棒を挿入する方法は、予めチャンバー内にシリコン細棒を取り付けてしまうので、1つの投入機を主ドーパント用と副ドーパント用で共用するのが難しい。そこで、投入機構を主ドーパント用及び副ドーパント用にそれぞれに1つ以上備えた追加ドーパント投入装置が好ましい。
上述したように、主ドーパントの投入に起因する有転位化は起こらないので、例えば、副ドーパントの投入はシリコン細棒を挿入する方式とし、主ドーパントの投入はシリコン結晶を粒状に砕いたドープ剤を原料融液4へ投入する方式としても良い。もちろん、両方ともシリコン細棒を挿入する方式としても良いし、両方ともシリコン結晶を粒状に砕いたドープ剤を原料融液4へ投入する方式としても良い。
本発明のn型シリコン単結晶は、上述のような抵抗率制御法を用いて製造され、主ドーパントとしてリン(P)を用い、副ドーパントとしてボロン(B)を用い、単結晶中のリン濃度NPとボロン濃度NBとの差NP−NBが1.4×1012atoms/cm3以上、1.4×1015atoms/cm3以下であり、抵抗率が3Ω・cm以上、3000Ω・cm以下である。
このように、主ドーパントをリン(P)、副ドーパントをボロン(B)としたn型シリコン単結晶であれば、どちらの元素もデバイス製造にとって広く用いられている元素であり、予想外の不具合が出る可能性が少ない。特に高耐圧のパワー用の縦型デバイスでは、単結晶中に電流が流れ、また単結晶中に逆バイアスがかかるので、比較的高抵抗率で、かつ抵抗均一性が高い単結晶が望まれることから、単結晶中のリン濃度がボロン濃度より高く、その濃度の差が上記の範囲であり、抵抗率が上記の範囲であるn型シリコン単結晶が適している。また、本発明の抵抗率制御方法を用いれば、CZ法において単結晶のトップ部からボトム部までを、これらの範囲のうちの所望の濃度差および抵抗率に、ほぼ均一に制御することが可能である。従って本発明の抵抗率制御方法を用い、かつ、上記の範囲の中で抵抗率が狭い規格内に入るように制御されたシリコン単結晶は、パワーデバイスなど最新デバイスに最適なシリコン単結晶である。
図2に示したCZ単結晶育成装置100を用いて、n型で、抵抗率の規格が55−75Ω・cm、直径200mmのシリコン単結晶を育成した。原料シリコンの初期チャージ量200kgとし、約160kgのシリコン単結晶を育成した。単結晶トップ部から抵抗率規格の中心である65Ω・cmを狙うためにP(リン)濃度を4×1019atoms/cm3としたシリコン単結晶を粒状に砕いて用意したドープ剤を0.97g初期ドープした。
また、副ドーパントの追加ドープは、シリコン単結晶3の直胴部分Aの育成開始とともに開始し、以降連続的にボロン(B)を追加ドープした。ドープ量は特許文献3を参考にして、{(1−x)(kp−1)−1+[1+kp×(1−x)(kp−1)]/kb}(ここで、kpはリンの偏析係数、kbはボロンの偏析係数、xは固化率である)に比例する量を追加ドープした。
ここで、副ドーパントの連続的なドープ量は、最初に予定していた量に比較して、約10%多くした。これは、シリコン単結晶の再溶融に伴い、主ドーパントのP(リン)を追加ドープしたためである。
実施例1のシリコン単結晶を育成した後、シリコン原料を約160kg追加チャージして総原料を200kgとした。2本目でも1本目と同様n型で55−75Ω・cm、直径200mmの単結晶を育成した。1本目終了時に残っていた原料融液4中のP(リン)濃度は6.4×1014atoms/cm3、B(ボロン)濃度は2.2×1014atoms/cm3と算出された。そこで、これを考慮するとともに、酸素濃度や結晶欠陥等の結晶品質が規格内となる直胴部分Aの長さが約20cmの所で抵抗率が規格に入るように、P(リン)濃度を4×1019atoms/cm3としたシリコン単結晶を粒状に砕いて用意したドープ剤を0.66gドープして、2本目のシリコン単結晶を育成するための原料融液4を準備した。
このまま何もせずに再溶融すると単結晶トップ部での抵抗率は87Ω・cm、製品部トップ側である直胴部分Aの長さ20cmの所での抵抗率が80Ω・cmとなってしまうことが予想された。そこで図2の第2の細棒送入機16の先端に取り付けられた主ドーパントを含む第2のシリコン細棒17を原料溶液4に挿入して溶解した。
この第2のシリコン細棒17は、実施例1と同様に、抵抗率が0.10Ω・cm、2cm×2cm×30cmの角柱である。これを直胴部分Aの長さが20cmの所での抵抗率が74Ω・cmとなるように、29g溶解し、シリコン単結晶の再育成を行った。
なお、再育成においては、主ドーパントを追加した分、断続的にドープする副ドーパントの量を当初の予定より4%多くした。
再育成を行った結果、直胴部分Aの長さが160cmの所までシリコン単結晶を育成したところで、再度有転位化が発生した。この位置であれば、スリップバックが20cm生じたとしても、直胴部分Aの長さが20cmから140cmまでは製品部が得られるので、再溶融せずシリコン単結晶を取り出した。
実施例1と同様にしてシリコン単結晶を育成した。ただし、シリコン単結晶の直胴部分Aの長さ55cmの所で有転位化した際に、育成したシリコン単結晶を再溶融し、シリコン単結晶の再育成を行ったが、シリコン単結晶の再育成前に、主ドーパントを追加しなかった。その結果、育成されたシリコン単結晶の抵抗率は、単結晶のトップ側で77Ω・cmとなり、単結晶の全長にわたって抵抗率が規格を満たすことはなかった。
3…単結晶棒(シリコン単結晶)、 4…原料融液(シリコン融液)、
5…石英ルツボ、 6…黒鉛ルツボ、 7…加熱ヒーター、 8…断熱部材、
9…ガス流出口、 10…ガス導入口、 11…トップチャンバー、
12…ガスパージ筒、 13…遮熱部材、 14…第1の細棒挿入機、
15…第1の細棒結晶(第1のシリコン細棒)、 16…第2の細棒挿入機、
17…第2の細棒結晶(第2のシリコン細棒)、 18…追加ドーパント投入装置、
100…CZ単結晶育成装置、 A…直胴部分。
Claims (6)
- CZ法によってシリコン単結晶を育成する際に、育成されるシリコン単結晶の抵抗率をドーパントによって制御する方法であって、前記シリコン単結晶が所定の導電型を有するように主ドーパントを初期ドーピングする工程と、前記シリコン単結晶を育成しながら、(結晶化した重量)/(初期シリコン原料の重量)で表される固化率に応じて、前記主ドーパントと反対の導電型を有する副ドーパントを連続的又は断続的に追加ドープする工程とを有する抵抗率制御方法において、
シリコン単結晶の育成を中断して、育成したシリコン単結晶を再溶融してシリコン単結晶を再育成する場合には、シリコン単結晶の育成を中断するまでに副ドーパントを追加した場合は、製品部のトップ側の抵抗率が規格内に入る量の前記主ドーパントを追加した後に、シリコン単結晶の再育成を行うことを特徴とする抵抗率制御方法。 - 前記副ドーパントの偏析係数が、前記主ドーパントの偏析係数よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の抵抗率制御方法。
- 1本目のシリコン単結晶を育成した後、原料を追加チャージして2本目以降のシリコン単結晶の育成を繰り返すマルチプーリング工程をさらに有し、
前記2本目以降のシリコン単結晶の育成を繰り返す工程は、
それまでのシリコン単結晶の育成において追加ドープされた前記副ドーパントの量を考慮して、前記主ドーパントを加える段階と、
シリコン単結晶を育成しながら、前記固化率に応じて、前記副ドーパントを連続的または断続的に追加ドープする段階と
を有する請求項1又は請求項2に記載の抵抗率制御方法において、
2本目以降のシリコン単結晶の育成を中断して、育成したシリコン単結晶を再溶融してシリコン単結晶を再育成する場合には、2本目以降の当該シリコン単結晶の育成において、当該シリコン単結晶の育成を中断するまでに前記副ドーパントを追加ドープした場合は、製品部のトップ側の抵抗率が規格内に入る量の前記主ドーパントを追加した後に、2本目以降の当該シリコン単結晶の再育成を行うことを特徴とする抵抗率制御方法。 - 前記副ドーパントを含むシリコン細棒、又は、前記副ドーパントを含むシリコン単結晶を粒状に砕いたドープ剤を、育成中のシリコン単結晶とルツボ壁との間の領域のシリコン融液へ挿入又は投入することで、前記副ドーパントを追加ドープすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の抵抗率制御方法。
- 前記主ドーパントを含むシリコン細棒、又は、前記主ドーパントを含むシリコン単結晶を粒状に砕いたドープ剤をシリコン融液へ挿入又は投入することで、シリコン単結晶の育成を中断して、育成したシリコン単結晶を再溶融してシリコン単結晶を再育成する際に、前記主ドーパントを追加することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の抵抗率制御方法。
- 請求項4又は請求項5に記載の抵抗率制御方法で用いられる追加ドーパント投入装置であって、
前記副ドーパント又は前記主ドーパントを含むシリコン細棒、又は、前記副ドーパント又は前記主ドーパントを含むシリコン単結晶を粒状に砕いたドープ剤をシリコン融液へ挿入又は投入する装置を、前記主ドーパント用及び前記副ドーパント用にそれぞれ1つ以上備えていることを特徴とする追加ドーパント投入装置。
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