JP5043318B2 - 光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、交換レンズ装置、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の光学機器に関し、さらに詳しくは、光学素子の位置検出系にセンサとスケールとにより構成されるエンコーダ等の検出器を用いた光学機器に関するものである。
上記のような光学機器において、例えばオートフォーカス(以下、AFと記す)制御には、フォーカスレンズ又は該フォーカスレンズに駆動力を伝達する系を構成する部材の位置を検出する位置検出系が必要である。これは、フォーカスレンズがオートフォーカス演算によって算出された合焦位置に正確に移動したか否かを判別するためである。このため、特許文献1には、駆動力を伝達する系を構成する回転部材の回転位置を検出する検出器を設けたレンズ装置が開示されている。
また、最近の撮像素子の高画素化に伴い、オートフォーカスの高精度化が求められている。オートフォーカスを高精度化するためには、位置検出系の高分解能化が必要である。このため、特許文献2には、位置検出系にパルスエンコーダを用い、該パルスエンコーダの分解能を高める方法が開示されている。また、特許文献3には、エンコーダの小型化と光学機器への組込み性に優れた反射式光学エンコーダが開示されている。
特開平2−253213号公報(4頁左上欄11行〜同頁右上欄20行、図1、2等) 特開平9−250933号公報(段落0017〜0024、図1) 特開2003−337052号公報(段落0054〜0086、図1等)
しかしながら、上記特許文献2,3に開示された位置検出構成では、以下のような問題がある。
図12Aには、レンズ装置におけるフォーカスレンズの駆動系の一部を光軸方向から見て示している。101は光軸AXLを中心として配置された固定部材である。102は回転部材であり、固定部材101の外周において、不図示のアクチュエータ(振動型モータ等)によって駆動され、光軸AXLの周囲で回転する。103は回転部材102に設けられ、回転部材102の回転を、不図示のフォーカスレンズ駆動機構に伝達するキー部材である。該キー部材103は、実際には光軸方向(図の紙面に垂直な方向)に延びてフォーカスレンズ駆動機構を構成する部材に係合している。さらに、104は回転部材102の光軸方向端面に設けられ、キー部材103に対して90°離れた位置を中央として円弧状に延びるスケールである。105は固定部材101に取り付けられ、キー部材103に対して90°離れた位置でスケール104に対向する光学センサである。これらスケール104および光学センサ105によって、特許文献3に開示された反射式光学エンコーダが構成され、回転部材102とともにスケール104がセンサ105に対して回動することで、回転部材102の回転(回転量)を検出できる。固定部材101と回転部材102の間には、回転部材102の回転を許容するためのギャップ(ガタ)が設けられている。
このような構成において、図12Aの状態において、アクチュエータから回転部材102に時計回り方向の回転力が加わると、図12Bに示すように、まず回転部材102は上記ギャップの分、矢印方向に固定部材101に対してシフトする。このシフトを、以下、初期シフトという。その後、回転部材102は固定部材101と接触した箇所を支点として時計回り方向に回転する。上記初期シフトにおいて、キー部材103はシフト量Dだけ移動する。
しかし、キー部材103に対して90°離れた位置に配置されたセンサ105とスケール104との間には回転方向の相対変位は生じない。したがって、キー部材103が移動してフォーカスレンズ駆動機構に駆動力が伝達されたにもかかわらず、回転部材102の回転、つまりはフォーカスレンズの移動が検出されないことになる。
また、初期シフト後の回転状態において、図12Cに示すように、図中のO点を中心とした回転部材102の傾きが発生する。このとき、図12Aの状態から回転部材102が角度Gだけ傾き、キー部材103が回動量Eだけ回転したにもかかわらず、スケール104はセンサ105に対して回転量F(<E)しか回転しない。つまり、キー部材103によるフォーカスレンズの駆動量に対応しない回転部材102の回転量が検出されることになる。そして、図12Bや図12Cにて説明した検出誤差によって、オートフォーカス制御の高精度化が妨げられる。
本発明は、光学素子の駆動系に含まれる回転可能な部材の回転を、スケールとセンサとを用いた検出系によって精度良く検出することができるようにした光学機器を提供することを目的としている。
本発明の一側面としての光学機器は、第1の部材と、該第1の部材に対し、光学機器の光軸回り回転可能な第2の部材と、光学素子を駆動する駆動機構と、前記第1の部材に対して前記光軸を中心とする所定角度領域内で移動して前記第2の部材からの駆動力を前記駆動機構に伝達する伝達部材と、前記第1および第2の部材のうち一方の部材に設けられたスケールと、前記第1および第2の部材のうち他方の部材に設けられ、前記スケールとの相対変位に応じた信号を出力するセンサとを有し、前記センサは、光軸方向から見て前記所定角度領域に重なる位置に配置されている。そして前記伝達部材を前記所定角度領域の全域で移動させる間に、少なくとも、前記センサと前記スケールと前記伝達部材とが前記光軸方向から見て前記光軸を通り前記光軸に垂直な同一直線上に位置する状態になり、前記伝達部材は、前記第2の部材における周方向に1箇所のみ設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、光軸直交断面において第2の部材が第1の部材に対してシフトしたり傾いたりしても、該シフト量や傾き量に概ね対応するセンサとスケールの相対変位を得ることができる。したがって、回転部材である第2の部材の回転検出を高精度に行うことができ、その結果、光学素子の位置制御を高精度に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1〜図8には、本発明の実施例であるズームレンズ鏡筒(レンズ装置)を示している。このズームレンズ鏡筒は、図1に示すように、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子101を備えた一眼レフデジタルカメラ(以下、カメラ本体という)100又はフィルムを使用する一眼レフフィルムカメラに対して着脱可能な交換レンズである。
図1は、該ズームレンズ鏡筒のWIDE端における内部構成を示す断面図であり、図2はTELE端における内部構成を示す断面図である。図3は本ズームレンズ鏡筒のフォーカスユニットを光軸方向から見たときの構成を示す図であり、図4は図3におけるA−A線での断面図である。図5はフォーカスユニットを構成する部材の斜視図であり、図6は該フォーカスユニットに設けられるセンサおよびセンサホルダを示す斜視図である。さらに、図7は、センサに接続されるFPCユニットの斜視図であり、図8は該FPCユニットをフォーカスユニットに組み込んだ状態を示す斜視図である。
まず、図1〜図4を用いて本実施例のズームレンズ鏡筒の構成について説明する。本レンズ鏡筒は、焦点距離範囲が24mm〜105mmのズームレンズであり、ズームリング7の回転操作に連動してカム環30を案内筒29に対して光軸方向定位置で回転させることにより、焦点距離が変化する。
L1は1群レンズユニットであり、1群保持枠19に保持されている。1群保持枠19は、その外周に配置された移動筒1に不図示のビスにより一体的に固定されている。
移動筒1は、直進筒24に不図示のビスで固定されている。案内筒29には、光軸方向に延びるように直進溝(図示せず)が形成されており、カム環30には第1のカム溝(図示せず)が形成されている。これら直進溝と第1のカム溝には、直進筒24に一体的に固定された直進カムフォロワ(図示せず)が係合している。これにより、カム環30の回転に伴い、WIDE端とTELE端との間で、移動筒1およびこれに保持された1群レンズユニットL1が光軸方向に移動する。なお、1群鏡筒19は移動筒1に対してビスで固定される前に、位置調整ができる構成となっている。
L2は2群レンズユニットであり、2群鏡筒27に保持されている。2群鏡筒27の外周部には、不図示のカムフォロワ部とキー連動部27aとが形成されており、それぞれフォーカスカム環28の内周に形成されたカム28aとフォーカスユニット40内のフォーカスキー50とに係合している。これにより、2群鏡筒27は、フォーカスユニット40の出力によりフォーカスキー50が回転した際に、これに連動したカム28aとカムフォロワ部とのカム作用によって、光軸回りで回転しながら光軸方向に移動する。フォーカスユニット40の詳細については後述する。
本実施例のレンズ鏡筒は、いわゆるインナーフォーカスレンズであり、焦点距離に応じて焦点調節のための2群レンズユニットL2の移動量を異ならせる必要がある。つまり、焦点距離に応じてフォーカスカム28aの使用位置を変える必要がある。
フォーカスカム環28に一体的に設けられたカムフォロア部(図示せず)は、カム環30に光軸方向に延びるように形成された連動溝(図示せず)と案内筒29に形成された補正カム(図示せず)とに係合している。これにより、フォーカスカム環28は、カム環30とともに光軸回りで回転しながら光軸方向に移動する。このような構成により、フォーカスカム28aの使用位置を焦点距離の変化に応じて変化させてもピントずれを生じさせない位置に2群レンズユニットL2を移動させることができる。
L3は3群レンズユニットであり、3群鏡筒32に保持されている。3群鏡筒32の被写体側(以下、前側ともいう)には、副絞りユニット31が固定されている。L4は4群レンズユニットであり、4群鏡筒34に保持されている。
4群鏡筒34の前側には、本レンズ鏡筒の開口径を決める絞りユニット33が固定されている。また、4群鏡筒34の像面側(以下、後側ともいう)には、周方向等間隔に設けられた3本の接続部34aが延びており、その後端には7群鏡筒36が不図示のビスにより固定されている。
また、4群鏡筒34の前側端面には、絞りユニット33を挟んで3群鏡筒32が固定されている。さらに、4群鏡筒34の外周面には、周方向等間隔の3箇所に不図示のカムフォロワが固定されている。このカムフォロワは、カム環30に形成された第2のカム溝(図示せず)と、案内筒29に形成された直進溝(図示せず)とに係合している。これにより、3群,4群および7群レンズユニットL3,L4,L7はカム環30の回転に伴って一体的に光軸方向に移動する。また、案内筒29に設けられたカムによって副絞りユニット31内の回転部材が回転し、副絞りの開口径が焦点距離によって変化してFナンバーの変動を抑えている。
L5はシフトレンズユニット(5群レンズユニット)であり、防振ユニット35を構成している鏡筒に保持されている。防振ユニット35は、コイルとマグネットにより構成されるアクチュエータによってシフトレンズユニットL5を光軸に略直交する方向に駆動する。また、防振ユニット35のベース部材の後側には、6群鏡筒35aが3本のビス35bによって固定されている。防振ユニット35の外周における周方向3箇所には、不図示のカムフォロワが固定されている。これらのカムフォロアは、カム環30に形成された第3のカム溝(図示せず)と、案内筒29に形成された直進溝(図示せず)とに係合している。これにより、カム環30の回転に伴い、5群および6群レンズユニットL5,L6が光軸方向に一体的に移動する。なお、本実施例に用いられている防振ユニット35は、公知の構成を有しており、その内部構成および詳細な制御に関しての説明は省略する。
7群レンズユニットL7は、7群鏡筒36によって保持されており、7群鏡筒36は、前述したように3群鏡筒34の接続部34aの後端に固定されている。
以上のように構成されたレンズ鏡筒では、撮影者がズームリング7を回転させると、不図示の連動キーによってカム環30が一緒に回転する。カム環30は、案内筒29とバヨネット結合しているため、案内筒に対しては定位置で回転する。
案内筒29は、本レンズ鏡筒における固定部を構成し、固定継筒5、外装環8およびカメラ本体100に装着するためのマウント9と一体的に構成されている。
17はマウント9の内側に配置された裏蓋であり、レンズ鏡筒内の内面反射を防止するための部材である。
10はシーリングゴムであり、マウント9がカメラ本体100に装着される際に、該カメラ本体100と当接して、マウント9付近の防水防滴性を確保する。
また、16はカメラ本体100側との通信を行う接点ブロックであり、レンズ鏡筒の制御を行うCPU(図示せず)が実装されているメイン実装基板37にフレキシブルプリント配線基板(FPC)38を介して接続されている。
いわゆる振動型モータを駆動源とするフォーカスユニット40は、案内筒29に固定されている。フォーカスユニット40のベース部材の先端部には、固定筒23が固定されている。
固定筒23とフォーカスユニット40の間のスペースには、レンズ鏡筒の垂直(ピッチ)方向および水平(ヨー)方向の振動を検出するための2つの振動ジャイロ43がその周囲を固定筒23とフォーカスユニット40によって囲まれるように保持されている。このような配置により、振動ジャイロ43に対して騒音等の外乱の影響が及ぶことを防止している。なお、振動ジャイロ43は不図示のFPCによってメイン実装基板37と接続されている。メイン実装基板37は、該振動ジャイロ43からの信号に基づいて防振ユニット35を制御する。
固定筒23と固定継筒5の前側端面との間にはフォーカスリング3が配置されている。フォーカスリング3の後端部は、フォーカスユニット40内の連結部に係合しており、フォーカスリング3を回転させることで、前述したフォーカスキー50を回転させる。これにより、2群レンズユニットL2を光軸方向に移動させて、マニュアルフォーカスが行える。
フォーカスリング3の内周部にはその全周にわたって形成された溝3aがあり、この溝3aには、固定筒23の周方向等間隔の3箇所にビス26によって固定されたコロ25が係合している。これにより、フォーカスリング3は、固定筒23に対する光軸方向への移動が阻止された状態で回転操作が可能となっている。
4,6は操作ゴムであり、それぞれフォーカスリング3およびズームリング7の外周面上に形成された溝内に嵌め込まれ、各リングの操作を行い易く(滑らないように)している。
また、39は距離目盛が印刷されているシートであり、前述したフォーカスキーが固定された回転環(コロリング54)上に設けられている。該シート39上の距離目盛は、固定継筒5上に設けられた窓11を通して撮影者が確認することができる。
本レンズ鏡筒では、上記操作部には防水防滴構造としてシーリング部材41,42を設けたり、防水防滴油を塗布したりしている。これにより、レンズ鏡筒全体として防水防滴性能を発揮できる。また、図1と図2から分るように、本レンズ鏡筒はズーミングによって全長が変化する。
次に、図3〜図8を用いて本実施例のフォーカスユニット40について説明する。フォーカスキー50は、フォーカスユニット40の出力部であり、フォーカスユニット40の回転出力を2群鏡筒27に伝達する伝達部材である。フォーカスキー50の先端部50aは、2群鏡筒27のキー連動部27aと、光軸方向の移動を許容した状態で回転方向において係合する。
51はユニット本体であり、フォーカスユニット40の固定部としての第1の部材を構成する。該ユニット本体51の後端部51aに設けられた内側突起部において、図1に示した案内筒29にビス止め固定されている。
52はマニュアル連結環であり、その外周に設けられた突起部52aがフォーカスリング3の後側凹部(図示せず)に係合する。これにより、フォーカスリング3の回転をフォーカスユニット40に入力できる。マニュアル連結環52の内周面は、マニュアル摺動部材53に対して周方向および光軸方向にて摺動可能である。マニュアル摺動部材53は、ユニット本体51に回転が阻止された状態で結合している。
54はユニット本体51の外周に配置されたコロリングであり、ユニット本体51に対して光軸の周囲において回転可能な回転部材としての第2の部材を構成する。図4および図5に示すように、コロリング54の外周面における等間隔3箇所には、光軸に直交する方向に延びる軸54aが形成されている。この軸54aには、コロ55が止め輪56によって回動自在に保持されている。コロリング54の前側には摺動部54bが設けられており、該摺動部54bはユニット本体51の摺動部51bに対して回転方向に摺動する。また、コロリング54の周方向1箇所には、前述したフォーカスキー50がビス70によって固定されている。また、図4および図5に示すように、コロリング54の内周面54cのうち摺動部54bの後側には、スリットが設けられた反射面が周方向に多数形成された反射スケール57が両面テープによって接着されている。
ユニット本体51の内周側には、ストッパ端面51c,51dが周方向に離れて形成されている。これらストッパ端面51c,51dにフォーカスキー50の周方向両端50b,50cがそれぞれ当接することで、フォーカスキー50の回動範囲が制限される。
反射スケール57に対向する位置には、センサ59がセンサホルダ58によってユニット本体51に固定されている。このセンサホルダ58の詳細は後述する。
60は連結環であり、その前端はコロリング54に設けられた3つのコロ55に当接している。また。連結環60の後端はゴムリング61を介して振動型モータを構成しているロータ62に結合されている。
63は振動型モータのステータである。ステータ63の後端には圧電素子PZTが貼り付けられている。圧電素子PZTは、給電用FPC68と一体となっており、該FPC68から入力される電気信号によってステータ63に振動を励起する。ステータ63の前端面の質点には楕円運動の振動が発生する。これにより、ステータ63の前端面に圧接するロータ62を回転駆動する。また、ステータ63は、その後方に設けられたフェルト部材64を介して加圧バネ65および加圧リング66によって前方に加圧された状態でユニット本体51に保持されている。この加圧力によって、ステータ63がロータ62に圧接し、連結環60の前端面がコロ55に圧接する。
以上の構成において、振動型モータの出力によってロータ62および連結環60が回転すると、コロ55がマニュアル連結環52の後端面上を転動する。これにより、コロリング54が図4に示す光軸(ズームレンズ鏡筒の光軸)AXLの周囲で回転する。そして、コロリング54に取り付けられたフォーカスキー50が上記回動範囲で回動し、2群鏡筒27を回転させる。2群鏡筒27が回転すると、フォーカスカム環28に形成されたカム28aと2群鏡筒27に設けられたカムフォロワ部とのカム作用によって、2群鏡筒27は光軸方向に移動する。このフォーカスカム環28と2群鏡筒27とのカム機構が、フォーカス駆動機構を構成する。
マニュアルフォーカス操作を行う場合には、マニュアル連結環52を回転操作する。マニュアル連結環52の回転により、コロ55が連結環60の前端面上を転動し、これによりコロリング54が光軸AXLの周囲で回転する。フォーカスキー50は上記回動範囲で回動し、2群鏡筒27を回転駆動する。以上の構成によって、2入力1出力のフォーカスユニットを達成できる。
なお、振動型モータの制御(オートフォーカス制御)は、カメラ本体100から送信されてきた焦点検出情報と、センサ59および反射スケール57によって構成されるエンコーダからの出力とに基づいて行われる。該制御は、図1および図2に示すメイン回路基板37上に構成された不図示の制御回路によって行われる。具体的なオートフォーカス制御の内容や、振動型モータの駆動原理は公知であるのでここでは説明を省略する。
図5には、図3に示したコロリング54、フォーカスキー50、反射スケール57、センサホルダ58およびセンサ59を抜き出して示している。
反射スケール57は、コロリング54の径方向の段差54eと周方向の段差54dを基準にして、コロリング54の内周面54cに貼り付けられている。フォーカスキー50およびセンサ59は、反射スケール57の反射領域の周方向中央部に配置されている。言い換えれば、センサ59は、フォーカスキー50の回動範囲の中央部に対応する位置に配置されている。54fは不図示のフォーカスブラシを取り付ける台座部分であり、コロリング54の回転位相ゾーンを検知するために設けられている。回転位相ゾーンとの検出と、センサ59および反射スケール57による回転量検知とを組み合わせることで、より高い回転検出分解能を実現できる。
ここで、コロリング54とユニット本体51との間には、コロリング54を回転可能とするためのギャップ(径方向の嵌合ガタ)が設けられている。このため、振動型モータからの駆動力がコロリング54に作用すると、コロリング54およびフォーカスキー50は、矢印B方向に移動する。しかし、このとき、センサ59に対して反射スケール57も矢印B方向に移動するので、フォーカスキー50の移動を検出することができる。
このことについて、図9および図10A,10Bを用いて説明する。図9には、本実施例におけるユニット本体51、コロリング54、フォーカスキー50、反射スケール57およびセンサ59の位置関係を光軸方向から見て模式的に示している。なお、図9では、フォーカスキー50と反射スケール57とセンサ59とが同一断面上に配置されているように記載されているが、実際は、フォーカスキー50は、反射スケール57とセンサ59よりも前方(図9の紙面に垂直な方向)に配置されている。
この図において、Mは光軸AXLを中心としたフォーカスキー50(の中心)の回動範囲を示す。Rは光軸AXLを中心とし、該光軸AXLとフォーカスキー50の回動範囲の両端位置とを通る2本の直線Pで挟まれた角度領域(以下、所定角度領域という)である。センサ50は、光軸方向から見てこの所定角度領域Rに重なる位置、特に該所定角度領域Rの中央に重なるように配置されている。なお、ここにいう光軸方向から見て所定角度範囲Rに重なるとは、図9の紙面上に示した所定角度範囲Rを、光軸方向である紙面に垂直な方向(奥方向および手前方向)に延ばした立体的な範囲内に含まれることを意味する。また、所定角度範囲Rに重なる位置とは、センサ50の一部が該所定角度範囲Rの端を示す直線Pと光軸AXLを通る面上にあればよい。
なお、前述したコロリング54とユニット本体51間のギャップによるコロリング54のシフトや傾きによって、実際の光軸AXLを中心としたフォーカスキー50の回動範囲M′は、該ギャップがないとした場合の回動範囲M9lよりも若干広くなる。このため、所定角度領域Rを回動範囲M′に対応した領域として扱ってもよい。
また、Sは反射スケール57の貼り付け範囲を示す。該貼り付け範囲Sの中央寄りの部分は、光軸方向から見て所定角度領域Rに重なる。
図10Aに示すように、振動型モータからコロリング54に時計回り方向の回転力が加わると、まずコロリング54およびフォーカスキー50は上記ギャップの分、矢印B方向にユニット本体51に対してシフトする。本実施例では、センサ59を所定角度領域Rに重なるように配置しているため、この初期シフトにおけるフォーカスキー50のシフト量Dに対応する相対変位がセンサ59と反射スケール57との間に生じる。したがって、フォーカスキー50のシフト量Dに対応するコロリング54の回転量がセンサ59によって検出される。
また、初期シフト後の回転状態において、図10Bに示すように、図中のO点を中心としたコロリング54の傾き(角度G)が発生した場合でも、これによるフォーカスキー50の回転量Eに対応する相対変位がセンサ59と反射スケール57との間に生じる。したがって、フォーカスキー50の回動量Eに対応するコロリング54の回転量がセンサ59によって検出される。
このように、本実施例によれば、コロリング54の光軸AXLを中心とする回転以外の動きであって、フォーカスキー50によるフォーカス駆動機構の駆動を伴う動きをセンサ59によって検出することができる。したがって、本実施例のズームレンズ鏡筒でのオートフォーカス制御の高精度化を達成できる。
なお、センサ59は、必ずしも所定角度領域Rの中央に重なる位置に配置しなくてもよい。例えば、図11に示すように、該所定角度領域Rの中央から周方向にずれた位置に配置してもよい。この場合も、反射スケール57の貼り付け範囲Sの一部は、光軸方向から見て所定角度領域Rに重なる。そして、この場合においても、コロリング54の光軸AXLを中心とする回転以外の動きであって、フォーカスキー50によるフォーカス駆動機構の駆動を伴う動きをセンサ59によって検出することができる。言い換えれば、図9および図11から明らかなように、フォーカスキー50を所定角度領域Rの全域で移動させる間に、少なくとも、センサ50とスケール57とフォーカスキー50とが光軸方向から見て光軸AXLを通り該光軸AXLに垂直な同一直線(図中の所定角度領域Rの中心を示す一点鎖線や直線P等)上に位置する状態になればよい。この状態から図10Aに示すようにコロリング54が矢印B方向に移動すると、上述したようにセンサ59に対して反射スケール57も矢印B方向に移動するので、フォーカスキー50の移動を検出することができる。
次にセンサ59の保持方法について図6〜図8を用いて説明する。センサ59は、発光部59aと受光部59bとが一体的に構成されたセンシング部を有する。ここで、発光部59aからの光が直接受光部59bに到達しないように、センサ59の内部は隔壁59cによって分離されている。また、センサ59は、そのセンサ配線部が直接露出しないように、アクリルやガラス等の透過素材で覆われている。センサ59の外観形状は略直方体である。また、センサ上面59dとセンシング部の間の距離は一定に固定されている。
センサ上面59dの反対面には端子(不図示)が形成され、センサFPC67に直接半田付け実装されて電気的に接続される。センサFPC67上には、位置検知用のセンサ59の他に、制御用の電気素子が複数個実装されている。
また、センサ59は、上面59dをセンサホルダ58の背面に形成された突き当て面58aに当接させた状態でセンサホルダ58に接着固定される。センサホルダ58のうち突き当て面58aが形成された部分には、センサ59の発光および受光を許容するための開口が形成されている。
センサ59は、センサホルダ58に固定され、かつセンサFPC67に実装された状態で、図8に示すようにセンサFPCユニットとしてユニット本体51に固定される。センサ59はセンサホルダ58の前後の面58b,58cの間に挿入されることで、ユニット本体51に対して前後方向(光軸AXLの方向)に位置決めされる。
センサホルダ58には、爪部58dが対角位置4箇所に設けられており、各爪部58dの内側には半球状の突起58eが設けられている。一方、ユニット本体51には、角穴51eが設けられており、該角穴51eには爪部58dが入り込める。
角穴51eに爪部58dを通過させた後、センサホルダ58自体を光軸方向にずらすことで、センサFPCユニットのユニット本体51への取り付けを行うことができる。このとき、ユニット本体51の外周平面部51fと、センサホルダ58の脚部を構成する当接部58fとが当接する。これにより、ユニット本体51の径方向でのセンサホルダ58およびセンサ59の位置(つまりはセンシング部の反射スケール57との対向距離)が決まる。また、ユニット本体51に形成されたピン51gにセンサホルダ58に形成された凹部58gが係合することで、ユニット本体51の周方向でのセンサホルダ58およびセンサ59の位置が決定される。
センサホルダ58は、弾性変形可能な金属板によって形成されている。このため、ユニット本体51への取り付け時にユニット本体51に対して光軸方向にずらされた際に、ユニット本体51における角穴51eに隣接する厚み部分を半球状突起58eと当接部58fとで弾性力により挟み込む。このとき、半球状突起58eが設けられた爪部58dが弾性変形するので、当接部58fを基準としたセンサ59の径方向位置には影響しない。
次に、図7中に示したセンサFPC67の斜線部に配置されている両面テープ67aによって、センサFPC67をユニット本体51に貼り付ける。以上の作業により、センサ59はユニット本体51と完全に一体化できる。
一般に、FPC67の厚み、両面テープ67aの厚み、さらには半田付けの厚みにはばらつきがある。このため、個々のレンズ鏡筒において、FPC67の下面からセンサ59の上面(センシング部)まで距離にばらつきが生じる場合が多い。しかし、上述したセンサホルダ58を介してセンサ59をユニット本体51に取り付けることにより、センシング部と反射スケール57との間のギャップである対向距離の変動を最小限に抑えることができる。すなわち、該対向距離を精度良く管理できる。したがって、反射スケール67のピッチを細かくしても高精度な回転量検出を行うことができる。
また、センサホルダ58には、発光部59aからの光がコロリング54の摺動部54b以外の隙間から光軸方向前方に漏れるのを防止するために、センサホルダ58の発光部側のエッジを覆う遮光部58hが設けられている。遮光部58hの幅は、センサ59の幅より広くなっている。このため、センサ59上の透過素材を透過して射出した光がセンサFPCユニット外へ漏れ出ないようにすることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、請求項の記載した内容の範囲内で種々の変形や変更が可能である。例えば、上記実施例では、センサ59を固定部材であるユニット本体51に設け、反射スケール57を回転部材であるコロリング54に設けた場合について説明した。しかし、本発明はこれに限らず、センサを回転部材に設け、反射スケールを固定部材に設けてもよい。この場合でも、センサは、光軸方向から見て所定角度領域Rに重なる位置に配置される。
さらに、上記各実施例では、一眼レフカメラ用の交換レンズ鏡筒について説明したが、本発明は、レンズ一体型のカメラ、ビデオカメラ等の光学機器のレンズ鏡筒部にも適用することができる。
本発明の実施例1であるレンズ鏡筒のWIDE状態での断面図。 実施例1のレンズ鏡筒のTELE状態での断面図。 実施例1のレンズ鏡筒に搭載されるフォーカスユニットの正面図。 図3のA−A線での断面図。 実施例1のフォーカスユニットを構成するコロリング、フォーカスキー、センサおよび反射スケールを示した斜視図。 実施例1に用いられるセンサホルダの斜視図。 実施例1におけるセンサFPCユニットの斜視図。 実施例1におけるフォーカスユニットへのセンサFPCユニットの取り付け状態を示す斜視図。 実施例1のフォーカスユニットの模式図。 実施例1のフォーカスユニットの模式図。 実施例1のフォーカスユニットの模式図。 実施例1のフォーカスユニットの変形例を示す模式図。 従来のフォーカスユニットの模式図。 従来のフォーカスユニットの模式図。 従来のフォーカスユニットの模式図。
符号の説明
L1〜L7 レンズユニット
3 フォーカスリング
7 ズームリング
35 防振ユニット
37 メイン回路基板
40 フォーカスユニット
50 フォーカスキー
51 フォーカスユニット本体
54 コロリング
57 反射スケール
58 センサホルダ
59 センサ

Claims (7)

  1. 第1の部材と、
    該第1の部材に対し、光学機器の光軸回り回転可能な第2の部材と、
    光学素子を駆動する駆動機構と、
    前記第1の部材に対して前記光軸を中心とする所定角度領域内で移動して前記第2の部材からの駆動力を前記駆動機構に伝達する伝達部材と、
    前記第1および第2の部材のうち一方の部材に設けられたスケールと、
    前記第1および第2の部材のうち他方の部材に設けられ、前記スケールとの相対変位に応じた信号を出力するセンサとを有し、
    前記センサは、光軸方向から見て前記所定角度領域に重なる位置に配置され、
    前記伝達部材を前記所定角度領域の全域で移動させる間に、少なくとも、前記センサと前記スケールと前記伝達部材とが前記光軸方向から見て前記光軸を通り前記光軸に垂直な同一直線上に位置する状態になり、
    前記伝達部材は、前記第2の部材における周方向に1箇所のみ設けられていることを特徴とする光学機器。
  2. 前記センサが、光軸方向から見て前記所定角度領域の中央部に重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記スケールの少なくとも一部が、光軸方向から見て前記所定角度領域に重なる領域内に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
  4. 前記スケールは、前記一方の部材の外周面又は内周面に設けられ、
    前記センサは、前記スケールとの相対変位を検出するセンシング部を有し、少なくとも前記センシング部が前記スケールに対向するように前記他方の部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の光学機器。
  5. 前記センシング部は、前記スケールに向けて光を発する発光部と前記スケールからの反射光を受ける受光部とにより構成されていることを特徴とする請求項4に記載の光学機器。
  6. 前記センサはセンサ保持部材を介して前記他方の部材に取り付けられており、
    前記センサ保持部材は、前記他方の部材における前記スケール側の面に当接する部分と、前記センサにおける前記スケール側の面に当接する部分とを有し、前記センサ保持部材によって前記スケールと前記センサとの対向距離が決められていることを特徴とする請求項4又は5に記載の光学機器。
  7. 前記駆動機構は、カムフォロア部を有し前記光学素子を保持する保持枠と、前記カムフォロア部が係合するカムを有し、前記保持枠の回転により前記保持枠を光軸方向へ移動させるカム環と、を含み、
    前記伝達部材は、前記保持枠に係合していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の光学機器。
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