JP2012103571A - 位置検出装置およびそれを有する光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐候性に優れ、高精度に位置検出をすること
【解決手段】第2の移動部材4の位置を検出する位置センサ53において、スケール保持部40は、スケール20の裏面20bの一部と接触してスケール20を位置決めする位置決め面40aと、位置決め面40aよりもスケール20の裏面20bから離れて配置され、自然乾燥によって硬化する第1の接着剤23を介してスケール20の裏面20bの他の部分20bと接着される第1の接着面40bと、UV硬化型接着剤である第2の接着剤22を介してスケール20と接着される第2の接着面40cと、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、位置検出装置およびそれを有する光学機器(撮像装置やレンズ鏡筒)に関する。
近年の高画質化の要請に伴ってビデオカメラや監視カメラなどの撮像装置におけるレンズ鏡筒のズームレンズやフォーカスレンズの移動部材の位置を高精度に検出する需要がある。そこで、特許文献1は、エンコーダマグネットの読取り面を基準に位置決めし、UV硬化型接着剤などの短時間で硬化が可能な接着剤による固定方法を提案している。
特開2002−214501号公報
特許文献1ではエンコーダマグネット(スケール)の裏面を固定していないためにこれを固定することによって位置検出精度を高めることができない。しかしながら、スケールの裏面は露出していないためにUV光が届かず、硬化ができない。また、たとえUV硬化型接着剤が使用可能であったとしてもUV硬化型接着剤は、硬化後に過酷な温度や湿度の環境下で長時間おかれると接着力が大きく劣化するため、屋外で使用される監視カメラに適用することが困難になる。
そこで、本発明は、耐候性に優れ、高精度に位置検出が可能な位置検出装置を提供することを例示的な目的とする。
本発明の位置検出装置は、移動可能に構成された移動部材に固定されたスケール保持部と、当該スケール保持部に保持されたスケールと、当該スケールの被検出面を検出して前記移動部材が移動することに伴って変化する電気信号を生成する検出部と、を有し、前記電気信号に基づいて前記移動部材の位置を検出する位置検出装置であって、前記スケール保持部は、前記スケールの前記被検出面と反対側にある前記スケールの裏面の一部と接触して前記スケールを位置決めする位置決め面と、前記位置決め面よりも前記スケールの裏面から離れて配置され、自然乾燥によって硬化する合成ゴム系接着剤を介して前記スケールの裏面の他の部分と接着される第1の接着面と、UV硬化型接着剤を介して前記スケールと接着される第2の接着面と、を有し、硬化後の前記合成ゴム系接着剤は温度60℃、湿度90%の環境に240時間においた場合の前記合成ゴム系接着剤の引っ張り接着力の劣化が、硬化後の前記UV硬化型接着剤を温度60℃、湿度90%の環境に240時間においた場合の前記UV硬化型接着剤の引っ張り接着力の劣化よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、耐候性に優れ、高精度に位置検出が可能な位置検出装置を提供することができる。
本実施態の撮像装置のブロック図である。 図1に示す撮像装置のレンズ鏡筒の斜視図である。 図1に示す位置センサの要部断面図である。(実施例1) 図1に示す位置センサの要部断面図である。(実施例2)
図1は、本実施形態に係る撮像装置のブロック図である。撮像装置は、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、監視カメラなどを含む。図2は、図1に示す撮像装置のレンズ鏡筒の斜視図である。
図1において、L1は変倍時に固定の正の屈折力の第1レンズ群である。L2は矢印で示す光軸方向に移動することにより変倍動作を行う第1の変倍レンズ群(ズームレンズ群)としての負の屈折力の第2レンズ群である。L3は固定の正の屈折力の第3レンズ群である。L4は矢印で示す光軸方向に移動することにより焦点調節を行う正の屈折力のフォーカスレンズ群としての第4レンズ群である。第1レンズ群L1〜第4レンズ群L4は撮影光学系を構成する。
1は第1レンズ群L1を保持する前玉鏡筒である。2は第2レンズ群L2を保持するズームレンズ保持枠としての第1の移動部材であり、不図示の2本のガイドバーにより光軸方向に移動可能に支持されている。3は第3レンズ群L3を保持する固定部材である。4は第4レンズ群L4を保持するフォーカスレンズ保持枠としての第2の移動部材であり、図2に示す2本のガイドバー102、103により光軸方向に移動可能に支持されている。第2の移動部材4には、略角筒状の空芯のコイル10とコイル10に通電する為のフレキシブルプリント基板104が固定されている。
8は、第2レンズ群L2を駆動する駆動手段(アクチュエータ)としてのズームモータである。送りネジとしてのリードスクリュー8aには、光軸方向への移動が自在に案内保持された第1の移動部材2に設置されたラック部材7が噛み合っており、ロータの回転により第1の移動部材2は光軸方向に移動する。リードスクリュー8aは、ズームモータ8を構成するロータと同軸かつ光軸と平行に配置されている。
9は、ズーム初期位置センサであり、フォトインタラプタから構成されている。ズーム初期位置センサ9は、第1の移動部材2に形成された不図示の遮光部の光軸方向への移動による遮光、透光の切り替わりを電気的に検出し、第1の移動部材2の光軸方向の原点(基準位置)を検出する。
6は、光学系の開口径を変化させる絞り装置であり、駆動部6により2枚の絞り羽根を互いに逆方向に移動させて開口径を変化させるギロチン式の絞り装置である。34は、絞り装置駆動部6の駆動磁石の回転位置をホール素子で検出する絞りセンサである。
CCDまたはCMOS、ローパスフィルター、赤外カットフィルター等からなる撮像手段30は、図2に示す後部鏡筒101により固定保持されている。撮像手段30は撮影光学系が構成した光学像を光電変換して撮影信号を生成してこれをカメラ信号処理回路31に出力する。
後部鏡筒101には、ヨーク11、12およびマグネット13が固定されている。ヨーク11は断面U字形状を有して光軸方向に延び、その内側にマグネット13が保持されている。ヨーク11にはコイル10の空芯部分が挿通され、コイル10とヨーク11、マグネット13とは離間している。マグネット13は、光軸に直交する方向に磁化され、光軸方向に延びている。ヨーク11の開放側の先端にはヨーク12が保持されている。コイル10、ヨーク11,12およびマグネット13はボイスコイルモータ(VCMまたはリニアアクチュエータ)を構成している。ボイスコイルモータによって第2の移動部材は所定方向(光軸方向)に移動可能に構成されている。
カメラ信号処理回路31は、撮像手段30の出力に対して所定の増幅やガンマ補正などの信号処理を施す。カメラ信号処理回路31で処理された信号はマイクロコンピュータ(マイコン)32に出力される。
マイコン32は、多数の信号を取り入れ、その信号処理を行う。また、入力信号に応じて多数の信号を出力し、光学機器の制御等を施す。例えば、マイコン32は、カメラ信号処理回路31からの入力信号と絞りセンサ34からの絞り駆動部の回転量などの入力信号に応じて、絞り駆動手段に絞り駆動の信号出力を出し、光量調整を行う。
33はマイコン32で信号処理された画像信号や、その他、記録条件などを記録する記録手段である。
50は変倍動作を指示するズームスイッチ、51は撮影者が意識的にマニュアルフォーカス動作(合焦動作)を指示するフォーカススイッチ、52は電源スイッチである。
電源スイッチ52が入れられるとズームモータ8は、マイコン32からの信号によりズーム駆動回路35から駆動信号を受ける。そして、フォトインタラプタ9にて初期位置を検出し、第1の移動部材2は、予め決められた任意の位置に移動し待機する。ズームモータ8は、初期位置からのステップ数でズームスイッチ50の操作に対応した位置制御が行なわれる。ズームスイッチ50が操作されると、移動方向がどちらに操作されているかをマイコン32が判断し、ズーム動作が行なわれる。
一方、フレキシブルプリント基板104からコイル10にフォーカス駆動回路36より通電するとヨーク11、12およびマグネット13によって構成される磁気回路の作用により、第2の移動部材4が光軸方向に駆動される。
図3は、実施例1の位置センサ53の要部断面図である。位置センサ53は、光軸方向に移動可能に構成された第2の移動部材4の位置を検出し、第2の移動部材4の固定されたスケール保持部40と、スケール20と、光学センサ21と、を有する。
スケール20は、光軸方向に所定ピッチで形成された反射部と非反射部による光反射型の構成を有する。スケール20は、被検出面20aを表面に有し、スケール20の被検出面20aと反対側は裏面20bとなっている。スケール20はスケール保持部40に接着固定によって保持されている。
スケール保持部40は、一対の位置決め面40aと、第1の接着面40bと、一対の第2の接着面40cと、を有する。
位置決め面40aは、スケール20の裏面20bの一部20bと接触してこれを位置決めする。スケール20の裏面20bの面精度が維持されるので、位置検出精度を高めることができる。各位置決め面40aは図3の紙面に垂直な方向に所定幅で延びており、位置決め面40aの数や幅は限定されない。一対の位置決め面40aの幅は同じでもよいし異なってもよい。
第1の接着面40bは、位置決め面40aよりもスケール20の裏面20bから離れて配置され、位置決め面40aよりも低い位置にある。このため、第1の接着面40bが位置決め面40aと同じ高さであると第1の接着面40bに第1の接着剤23が塗付されたときに第1の接着剤23の上面が位置決め面40aよりも高くなって位置決め精度が損なわれるため、これを防止する趣旨である。
第1の接着面40bには第1の接着剤23が塗付され、第1の接着剤23を介して第1の接着面40bとスケール20の裏面20bの他の部分20bとが接着される。第1の接着剤は、自然乾燥によって硬化する合成ゴム系接着剤である。合成ゴム系接着剤は、合成樹脂や合成ゴムなどを有機溶剤に溶かした合成ゴム系接着剤であり、アクリル樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤などを含む。合成ゴム系接着剤は、硬化時間は長いが(完全硬化時間は一般に半日以上)、温度や湿度などの対候性に優れている。
第1の接着面40bは、一対の位置決め面40aの間に一対の溝40dを介して配置されている。これにより、第1の接着剤23が多すぎた場合には第1の接着剤23が溝40dに入るため、第1の接着剤23の上面が位置決め面40aよりも高くなることを防止して位置決め面40aによる位置決め精度は損なわれることを防止している。第1の接着剤23がスケール20の接着に十分な量であるかどうかは、第1の接着剤23のはみ出しの有無で確認する。
第1の接着面40bは、スケール20の裏面20bの中央部20bを支持して図3の紙面に垂直な方向に延びている。第1の接着面40bの幅は限定されないが、スケール20を安定して支持するのに十分な幅を有する。本実施例では、接着面積の大きなスケール20の裏面20bを第1の接着剤23を使用した本固定に使用することによって、より大きな接着強度を得ている。
第2の接着面40cは、一対の位置決め面40aの外側に配置され、一対の位置決め面40aよりもスケール20の表面の近くに配置されている。スケール保持部40は、第2の接着面40cにおいて第2の接着剤22を介してスケール20と接着される。
第2の接着面40cは、図3の紙面に垂直な方向に延びているが、スケール20の周囲に延びていてもよい。あるいは、第2の接着面40cはスケール20の四隅に配置されていてもよい。
また、図3では第2の接着面40cは位置決め面40aに対して溝40eを挟んで配置されている。これにより、第2の接着剤22が多すぎた場合に溝40eに入るため、接着剤が位置決め面40aと裏面20aの一部20aとの間に進入することを防止し、位置決め面40aによる位置決め精度を維持している。
図3では、第2の接着面40cは位置決め面40aよりも高いが、第2の接着面40cの高さは限定されない。図3においては、第2の接着面40cはスケール20の表面と裏面に垂直な側面(端面)20cと接着しているため、第2の接着面40cは側面20cの中央部程度の高さを有する。第2の接着面40cが側面20cと離れているのはスケール20の位置決めを容易にするためである。
本実施例では、第2の接着剤22はUV硬化型接着剤であり、UV光を照射することによって第2の接着剤22は比較的短時間(数分)で硬化するが、UV硬化型接着剤は温度や湿度などの対候性が低い。
第2の接着剤22がない場合あるいは側面20cと第2の接着面40cとを第1の接着剤23によって接着した場合と、第1の接着剤23が硬化するまでの間にスケール20が変位または傾斜して位置検出精度が低下するおそれがある。そこで、第2の接着剤22は、第1の接着剤23が硬化するまでの間にスケール20が変位または傾斜しないように固定している。
一方、第1の接着剤23を設けずに第2の接着剤22のみを設けると、UV硬化型接着剤は対候性が低いので監視カメラなどの屋外用途に適用することが困難になる。そこで、対候性に優れた第1の接着剤23を設けている。
硬化後の第1の接着剤23が温度60℃、湿度90%の環境に240時間においた場合の引っ張り接着力の劣化は、硬化後の第2の接着剤22を温度60℃、湿度90%の環境に240時間においた場合の引っ張り接着力の劣化よりも小さい。
なお、一般には、第1の接着剤23を自然乾燥する合成ゴム系接着剤、第2の接着剤22をUV硬化型接着剤とすると、合成ゴム系接着剤がUV硬化型接着剤よりも硬化時間が長く対候性が優れているが、そのでない場合にはこの条件を満足するものを選択する。
上述した環境は、例えば、ウェザーメータによって形成してもよい。なお、本実施例では、引っ張り接着力の劣化は、JISにて規定されている接着面に垂直な力を加える破壊検査によって検査された。本実施例では、第1の接着剤23は上述した環境での劣化は殆ど見られなかった。なお、上述した環境に暴露する前であれば、一般に、硬化した第2の接着剤22の引っ張り接着力は硬化した第1の接着剤23の引っ張り接着力よりも強い。
なお、接着力の評価としてJISで規定されている他の破壊検査の指標である、せん断接着力や剥離接着力を使用してもよい。あるいは非破壊検査を使用してもよい。
本実施例では、図3に示す構造を製造する場合、まず、第1の接着面40bに第1の接着剤23を塗布して硬化前にスケール20を位置決めした後で第2の接着面40cと側面20cの間に第2の接着剤22を塗布する。その後、UV光を照射して第2の接着剤22を硬化させ、その後、自然乾燥によって第1の接着剤23を硬化させる。
このように、本実施例では、第1の接着剤23を本固定用に使用し、第2の接着剤22を仮固定用に使用し、第2の接着剤22が環境によって劣化しても第1の接着剤23によって接着力を維持するようにしている。
スケール20に対向する位置には、後部鏡筒101に保持され、スケール20の被検出面20aを検出する光学センサ21が設けられている。光学センサ21はスケール20に対して固定され、スケール20の被検出面20aを検出して第2の移動部材4が移動することに伴って変化する電気信号を生成する。位置センサ53は、その電気信号に基づいて第2の移動部材4の位置を検出する。スケール20と光学センサ21はスケール20の反射光量を検出するのに必要な間隔だけ離れて配置されている。
光学センサ21は、発光部(例えば、LED)21aと、発光部21aからの光を平行化するコリメータレンズと、コリメータレンズを経た光を0次光と±1次回折光に回折させる不図示の第1の回折格子と、を有する。また、光学センサ21は、第1の回折格子を経てスケール20で反射した0次光と−1次回折光を合成する不図示の4分割回折格子と、4分割回折格子によって合成された光を受光する受光部21bと、を更に有する。
例えば、0次回折光と−1次回折光をスケール20に入射させ、そこで生じた±1次回折光を4分割回折格子で合成して受光部21bに導く。スケール20で回折させた光束は、スケール20が1ピッチ動くとそれぞれ±2πだけ位相がずれるため、受光部21bではスケール20が1ピッチ動くと2つの正弦波信号が得られる。また、4分割回折格子は互いに1/2ピッチずらして配置してあるため、位相が90度ずれた4つの信号が得られる。これから位置センサ53は第2の移動部材4の位置を検出することができる。
なお、上述の構成は光学センサ21の単なる一例であり、当業界で既知の他の構成を適用してもよい。
第4レンズ群L4の初期位置は、第2の移動部材4が後部鏡筒101の像面側に突き当たった状態で決定される。スケール20が光学センサ21に対して移動すると光学センサ21の出力信号の変化に基づいてマイコン32により位置制御が行われる。マイコン32は、第4レンズ群L4の位置センサ53からの入力信号とフォーカススイッチ51またはオートフォーカスなどの信号に応じて、フォーカス駆動回路36に駆動信号を出力する。フォーカス駆動回路36は、マイコン32からの入力信号に応じてコイル10に通電し、第4レンズ群L4を光軸方向に駆動する。
図4は、実施例2の位置センサ53の要部断面図である。本実施例は、スケール保持部40Aが、光学センサ21の発光部からの光が、スケール保持部40Aの外部(レンズ鏡筒内部)に漏れ出すことを低減する遮光壁40fを有している。これにより、ゴーストを防止しして撮像性能を向上することができる。また、撮像光束によるゴーストによって位置検出精度の低下も防止することができる。
なお、本実施例の光反射型のスケールは第1の移動部材に適用されてもよい。また、光反射型スケールと光センサの代わりに磁気スケールと磁気センサを使用してもよい。例えば、スケールの被検出面は着磁面であり、磁気センサ(検出部)は第2の移動部材の移動に伴う磁気変化に応じて電気信号を出力するMRセンサであってもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
光学機器はレンズ鏡筒または撮像装置に適用することができ、撮像装置は被写体を撮像する用途に適用することができる。
4 第2の移動部材
20 スケール
20a 被検出面
20b 裏面
21 光学センサ(検出部)
22 第1の接着剤
23 第2の接着剤
40、40A スケール保持部
53 位置センサ

Claims (6)

  1. 移動可能に構成された移動部材に固定されたスケール保持部と、当該スケール保持部に保持されたスケールと、当該スケールの被検出面を検出して前記移動部材が移動することに伴って変化する電気信号を生成する検出部と、を有し、前記電気信号に基づいて前記移動部材の位置を検出する位置検出装置であって、
    前記スケール保持部は、
    前記スケールの前記被検出面と反対側にある前記スケールの裏面の一部と接触して前記スケールを位置決めする位置決め面と、
    前記位置決め面よりも前記スケールの裏面から離れて配置され、自然乾燥によって硬化する合成ゴム系接着剤を介して前記スケールの裏面の他の部分と接着される第1の接着面と、
    UV硬化型接着剤を介して前記スケールと接着される第2の接着面と、
    を有し、
    硬化後の前記合成ゴム系接着剤は温度60℃、湿度90%の環境に240時間においた場合の前記合成ゴム系接着剤の引っ張り接着力の劣化が、硬化後の前記UV硬化型接着剤を温度60℃、湿度90%の環境に240時間においた場合の前記UV硬化型接着剤の引っ張り接着力の劣化よりも小さいことを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記検出部は、前記スケールの被検出面に光を照射する発光部と、前記スケールから反射された光を受光する受光部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 前記スケール保持部は、前記スケールの周囲に設けられ、前記スケールの前記発光部からの光が前記スケール保持部の外部に漏れることを低減する遮光壁を更に有することを特徴とする請求項3に記載の位置検出装置。
  4. 前記スケールの被検出面は着磁面であり、前記検出部は前記移動部材の移動に伴う磁気変化に応じて電気信号を出力することを磁気センサであることを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  5. 前記位置決め面と前記第1の接着面の間には溝があることを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の位置検出装置を有する光学機器。
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