JP4603146B2 - ズーミング可能なカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ズーミング可能で、ズーム端部(テレ端、ワイド端)を検知する機能をもつカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のズーミングに関する技術としては、例えば特開平5−173051号公報に教示された電動ズーム装置があり、これは検出手段として光センサを有し、ズーム駆動機構によってズーミング移動するズーム端部(テレ端:TELE(望遠)端、ワイド端:WIDE(広角)端)の駆動位置がズーム可動域の端部付近にきた場合に、これを検知して駆動モータを停止させ、その端部が他の部位に衝突しないように防止するものである。
【0003】
また、特開平6−123914号公報に教示されたカメラでも、ズーム駆動機構のズーム端部の駆動位置がズーム可動域の端部付近にいることを検知する手段を有して、この例では接触スイッチ(この場合はコード板)で行なうようになっている。
裏蓋やレンズバリアの開閉と、鏡筒の繰出し/繰込みの際に互いに接触等が生じないような制御が行なわれるものである。
【0004】
このような従来のいわゆる「ズーム位置検知スイッチ」は電動駆動するズームカメラの場合重要な部品である。特にレンズが収納状態に近づく方向のズーム端においては、レンズ先端に外力を受けた場合、鏡枠が引っ込んでしまう事故もあり、そのまま駆動を開始させると位置を勘違いして部材の破壊に至ったり、そのまま撮影しようとすると正常な撮影ができず、不鮮明な像が撮影されてしまったりする不具合を生ずる。そしてこれらの技術が、上述の不具合の発生を未然に防止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した2つの従来技術には次のような問題点を有している。まず上記特開平5−173051号の技術は光センサを用いて非接触で検知する方式なので、スイッチの駆動負荷が無く、この結果、ズーム駆動負荷を大きくするおそれは無い。但し、光センサは電力消費率が大きいため、多くの消費電流が必要であるという欠点があり、長時間動作状態にしておくことは電池の消耗を大きくする。よって、常時作動状態にはできない。また、この方式では鏡枠が前押しされて沈胴域(撮影不能域)に入っても検知できず、ユーザが誤って像不良の写真を撮ってしまう可能性も起こり得る。
【0006】
一方、上記特開平6−123914号の技術は接触式であるのでスイッチの駆動負荷があり、この結果ズーム駆動負荷を大きくするおそれがあるが、上記特開平5−173051号の技術の様に発光させる必要が無いことから電力消費は少なく、省電力状態などでの使用には適する。但し、この方式はメカスイッチを利用するので、検出点が多いとその為のスペース(空間)を必要とするので、小型カメラには制約が大きくなる。また、メカスイッチを増設すると鏡枠駆動時の負荷も増大するため、駆動の為の電力消費も増えて好ましくない。
【0007】
そこで本発明の目的は、ユーザが鏡枠を押し込んでしまった時でも確実な検知を実現できるズーミング可能なカメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の事情を鑑みてなされたものであり、省電力状態の消費電力を最小限に抑え、且つ鏡枠を押し込まれたことを確実に検知可能で、鏡枠を押し込まれた際の機構の破壊や撮影像の悪化を防止できるカメラを実現しようとするものである。
【0009】
上記課題を解決し目的を達成するため、本発明では次のような手段を講じている。第1の発明によると、ズーミング可能なカメラにおいて撮影可能な状態が保たれる所定のズーム用可動範囲と、このズーム用可動範囲に隣接して存在するレンズ収納用可動範囲とを備えており、レンズ収納用可動範囲が少なくとも一部においてレンズ状態が撮影に適さない領域を有している、レンズ鏡枠駆動機構と上記ズーム用可動範囲の、上記レンズ収納用可動範囲とは相反する終端部に設けられた第1位置検出手段と上記ズーム用可動範囲の、上記レンズ収納用可動範囲との境界に設けられ、上記第1位置検出手段よりも動作消費電流が小さい第2位置検出手段と上記カメラの鏡枠状態が上記ズーム用可動範囲であり、かつ省電力状態になった際、上記第1位置検出手段を不動作となし、上記第2位置検出手段を動作状態のままとして、該省電力状態中に上記第2位置検出手段の出力が発せられた場合にカメラの電気回路全体を省電力状態から動作可能状態に移行させるように制御する演算制御手段とを備えたズーミング可能なカメラを提案する。そして、沈胴側ズーム端検知を可能とし、他ズーム端側より省電力で前押し検知する。
【0010】
また、上記カメラは、ズーミング駆動動作時以外に上記第2位置検出手段の出力が発せられた場合、ズーミング部材が撮影許可領域に確実に存在するように、ズーミングの初期化動作を行なうようなものである。
【0011】
また、上記第1位置検出手段は光センサであり、上記第2位置検出手段は接触スイッチである。
【0012】
第2の発明によると、ズーミング可能なカメラにおいて、ズーミングの際、レンズ先端が所定のズーム用可動範囲にて進退動作するレンズ鏡枠駆動機構と、上記ズーム用可動範囲の、上記レンズ先端が最も前方に繰り出される側の終端部に設けられた第1位置検出手段と、上記ズーム用可動範囲の、上記レンズ先端が最も後方に繰り込まれる側の終端部に設けられ、上記第1位置検出手段よりも省電力である第2位置検出手段と、上記カメラの鏡枠状態がズーム用可動範囲であり、かつ省電力状態になった際、上記第1位置検出手段を不動作となし、上記第2位置検出手段を動作状態のままとして、該省電力状態中に上記第2位置検出手段の出力が発せられた場合にカメラの電気回路全体を省電力状態から動作可能状態に移行させるように制御する演算制御手段と、を備えたズーミング可能なカメラを提案する。そして、後退側ズーム端検知を可能とし、前側ズーム端側より省電力で前押し検知する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、具体的に実施形態を挙げて本発明について詳しく説明する。
最初に、図1〜図3に従って本発明のカメラの構成および主要部の構造を説明する。図1(a),(b)には本発明の実施形態に係わるカメラを示し、図1(a)はこのカメラが稼動時の状態を、図1(b)はこのカメラの非稼動時の状態をそれぞれ斜視図で示す。
【0014】
主電源SWとしてカメラ本体上面に設けられたパワースイッチ105がオン操作された時の状態を示す図1(a)によれば、カメラ100はレンズ一体型のズーミングカメラであり、カメラボディ101の前面には鏡枠の回転枠108が突設され、その中に収納された撮影レンズ109を内包するレンズ鏡筒110が繰り出し可能に構成されている。
【0015】
このカメラボディ101の上面には、レリーズボタン102、ズームアップスイッチ103、ズームダウンスイッチ104およびパワースイッチ105が操作容易な所定位置に配設され、中央近傍にはLCD表示器111がフィルムの駒数やその他各種の撮影情報を表示するために設けられている。
【0016】
また、このカメラボディ101の背面上部から前面上部のファインダ窓106まで続くファインダ光路が、カメラ前方の被写体を観察可能に配置されている。さらに前面上部には閃光発光器を内蔵するストロボ窓107が設けられている。
【0017】
上記ズームアップスイッチ103またはズームダウンスイッチ104を所望により押下することで広角(ワイド:WIDE)〜望遠(テレ:TELE)までのズーミング動作が可能になっている。そして、上記レンズ鏡筒110は、テレ状態であれば実線で示す繰り出し状態になり、またワイド状態であれば、破線で示す状態に繰り込まれる。
【0018】
パワースイッチ105がオフ操作されると、図1(b)が示すようにレンズ鏡筒110が上記回転枠が突設された位置まで動きレンズ鏡筒110の先端部が繰り込まれ沈胴するように構成され、スリープ(休止)状態となる。
【0019】
図2には、本実施形態のカメラの鏡枠の回転枠108、撮影レンズ109およびレンズ鏡筒110と、これらに係わるカメラボディ101の一部を切欠して上面から見た内部構造および外観を示している。
レンズ鏡筒110には、レンズ鏡枠駆動機構としてカム溝101aが備えられ、ここに回転枠108に形成されたカムピン108bが係合している。回転枠108には外周に歯車108aが設けられており、ここにズームモータ151の軸に支持された歯車152が係合する。上述のような機構によって、ズームモータ151の動力が回転枠108を経てレンズ鏡枠110に伝達され、レンズ鏡枠110が繰り出し、繰り込み可能となっている。
【0020】
また、ズームモータ151の回転軸には回転スリット板153が設けられ、この回転スリット板153をフォトインタラプタ(ZPI)154によってモニタし、ズームモータ151の回転量を検出するように構成されている。
【0021】
図3(a)〜(c)には、上記の回転枠108と、これの絶対的回転位置を検出するフォトリフレクタ(TPR)161、ワイドスイッチ162を斜視図で示している。ズーミングがテレ位置の場合、回転枠108は図3(a)の状態にあり、反射板がTPR161の位置にきて、このTPRがONする。
【0022】
ズーミングがワイド位置の場合、回転枠108は図3(b)の状態にあり、TPR161はOFFしており、ワイドスイッチ(WSW)162が回転枠108に突設された突起部163によって機械的にON状態にさせられる。
沈胴位置の場合は、回転枠108は図3(c)の状態であり、TPR161やWSW162ともにOFF状態である。
【0023】
また、図3(d)に示すように、TPR161の構造は、矩形の発光部と受光部が所定間隔をもって同一面に配置され、発光部から照射された光が回転枠108の所定箇所に設けられた反射板で反射されるとその反射光が受光部で検知されるように構成されている。そして、その反射光の有無で回転枠108が所定の位置(この場合はテレ位置)にあることを検出できるようになっている。
【0024】
つまり、このような本発明のズームカメラにおいては、撮影可能状態が保てるズーム用可動範囲とこの可動範囲に隣接しこの範囲の一部にてレンズ状態が撮影に不適な領域をもつレンズ収納用可動範囲とをカム溝101a等を有するレンズ鏡枠駆動機構でズーミング駆動するように構成して、その収納用可動範囲とは相反する終端には第1位置検出手段としての光センサ(例えばフォトリフレクタ(TPR)161)を設け、その収納用可動範囲との境界には上記光センサより動作消費電流が小さい第2位置検出部としてのメカニカルスイッチ(例えばWSW162)を更に設けている。そして、上記の第1位置検出手段と第2位置検出部とを適宜に使い分けて運用する。すなわち、演算制御部としてのCPU201をこのためにも備え、このCPU201は、鏡枠状態がズーム用可動範囲であり且つ省電力状態に上記光センサを不動作としメカニカルスイッチを動作状態として該省電力状態中にメカニカルスイッチの出力がある場合に電気回路を省電力状態から動作可能状態にするような制御プログラム(詳細後述)を稼動させながら、このカメラの沈胴側ズーム端の検知を省電力で行なうように構成するものである。
【0025】
つづいて、本発明の実施形態のカメラの電気的な全体構成について説明する。図4には、このカメラの電気回路を概略的に示している。
CPU201はカメラ全体の制御を行なう制御部であり、このCPU201のポートには、レリーズスイッチ102、ズームアップ(ZUP)スイッチ103、ズームダウン(ZDN)スイッチ104が接続されている。上記レリーズスイッチ102は二段スイッチになっており、半押しで1RSWがONし、全押しすると2RSWがONする。
【0026】
また、WSW162もCPU201の所定ポートに接続されているが、このポートはCPU201の「スタンバイリリース」機能をもったハードウエア割込み回路に接続されており、このポートのスタンバイリリースの設定をしてスタンバイ状態に入った後このポートの信号がデジタル的に変化すると、CPU201はスタンバイモードから動作モードに移行するように設定されている。
【0027】
このポートは、高い抵抗値のプルアップ抵抗、例えば1MΩの抵抗が接続されており、SWの状態に対応して常に“H”(High)または“L”(Low)の信号を出力する。例えば1MΩの抵抗で、電源電圧が3Vの場合、消費電流は“H”のときはほとんどゼロA、“L”のときは3μAであるので、非常に低消費電流である。
【0028】
また、さらにパワースイッチ105もCPUの所定ポートに接続されているが、このポートもCPU201のスタンバイリリース機能をもったハードウエア割込み回路に接続されており、このポートの、スタンバイリリースの設定をしてスタンバイに入った後このポートの信号がデジタル的に変化すると、CPU201はスタンバイモードから動作モードに移行するように回路構成されている。
【0029】
電池202はこのカメラの主電源として各部に電力を供給し、DC/DCコンバータ203がその電池電圧を昇圧して制御系の電源電圧を維持する。パワードライバ204は、CPU201からの制御信号に基づいて各種のモータ類205の駆動を行なう。
【0030】
さらにCPU201の他のポートには、AF回路モジュール206、LCD表示器207、ストロボ回路208およびPI/PR駆動回路210が接続されている。AF回路モジュール206は周知のパッシブ型AFモジュールであり、CPU201によって制御され、被写体の距離を検出可能である。LCD表示器207はLCD表示器であり、CPU101内蔵のLCDドライバによって駆動される。ストロボ回路208はストロボ回路であり、ストロボコンデンサへの充電を行なうほか、ストロボ装置209を発光駆動させる。PI/PR駆動回路210はPI/PR用の駆動回路であり、TPR161、ZPI151の駆動制御を行なうようになっている。
【0031】
なお、TPR161、ZPI151の制御はCPU201の制御信号によって、処理回路210がON/OFFすることで行なわれるが、PI,PRのLED素子を発光させる電流は、通常は5mA程度である。この程度の消費電流の場合、常時ON状態にしておくと電池寿命に大きく影響するため、ズーミング駆動する際にのみONさせるようにCPU201の制御プログラムにより設定されている。
【0032】
ここで、本実施形態の鏡枠の動作と検出系の信号との関係を図5のタイミングチャートにしたがって説明する。
このチャート中のA地点が沈胴位置であり、ここからθ1だけ回転枠を回転させると、ワイド位置であるB地点に達する。そして、そこからさらにθ2だけ回転枠を回転させると、テレ位置のC地点に達する。この一連のズーミング動作に伴って、ZPI、WSWおよびTPRにおいて所定のタイミングにて信号が発生する。
【0033】
但し、AからBまでの区間では、レンズ位置が撮影に適さない状態になるため、この区間で撮影が実行されないようにするのが好ましい。この間、ZPI151は、モータの回転数に比例したパルス信号を出力をする。CPU201は、上記パルス信号をカウント(加減算)することによって、鏡枠の状態(位置)を認識可能となっている。
【0034】
WSWの出力信号は、上記B地点をはさんで“H”状態になる。その他の地点では、WSWがONしているため“L”状態である。また、TPRの出力信号は、テレ端Cの手前から“H”になり、その他の地点では“L”状態である。
【0035】
CPU201は、上記WSWの出力があるとZPIのパルスのカウント値をワイド位置でもつべき値にセットしなおし、またTPRが“H”になった際はテレ位置でもつべき値にセットしなおす。これにより、もしもCPU201のZPIカウント値が、ZPIをモニタしていない場合やZPIを作動させていない場合などに鏡枠の外力等による状態変化があった際にも、上記カウント値を補正することが可能である。
【0036】
なお、図6は、カメラに加えられる外力、即ち鏡枠前押し負荷状態を示す。すなわち、太矢印はズーミングがテレ状態から鏡枠を沈胴方向に押し込む外力の方向を示している。同様に、前押しは標準位置やワイド位置からも同様の方向に力を受ける。このような前押しの力を受けた場合、その力が鏡枠の保持力を超えると上記回転枠が回転を始めて、鏡枠は沈胴方向に後退してしまう。本発明はこうならないように、次のような信号変化を監視して、沈胴方向の後退を防ぐようになっている。
【0037】
すなわち、図7(a)〜(c)には、本実施形態における鏡枠前押し検知時の信号変化を信号波形図で示し、図7(a)はテレ位置から鏡枠が前押しを受けた信号変化を示すと、回転枠の逆回転に伴って、TPRは、もし動作状態であれば“H”から“L”に変化する(但し動作状態にない場合は、信号状態は“L”のまま変化しない)。
WSWは、ON状態(“L”)で推移したあと、ワイド位置付近でOFF(“H”)状態になり、ワイド位置を超えて沈胴位置までは再びON状態(“L”)になる。
【0038】
図7(b)はこのワイド位置から鏡枠が前押しを受けた信号の変化を示す。TPRは動作状態であれば“L”状態である(但し動作状態にない場合は、信号状態は“L”のまま変化しない)。
WSWは初めOFF(“H”)状態であるが、前押しによって沈胴域に入るとON状態(“L”)になる。
【0039】
図7(c)は、標準位置から鏡枠が前押しを受けた信号の変化を示す。TPRは動作状態であれば“L”状態である(但し動作状態にない場合は、信号状態は“L”のまま変化しない)。
WSWは、ON状態(“L”)で推移したあと、ワイド位置付近でOFF(“H”)状態になり、ワイド位置を超えて沈胴位置までは再びON状態(“L”)になる。
【0040】
この図7(a)〜(c)の何れにおいても、WSWの立下りエッジが発生することがわかる。よって、このWSWの立下りエッジをCPUの割込み機能に接続すれば、いかなる場合の前押しについても検出ができることになる。
【0041】
つづいて、本実施形態のカメラの制御手順を図8〜図9に示すフローチャートにて説明する。
まず、図8はこのカメラのCPU201におけるカメラシーケンスを示す。
レンズ沈胴状態とスタンバイ状態でのカメラのパワースイッチ105をON操作すると(S101)、CPU201は各ポートの初期化を行ない(S102)、ズーム関連のセットアップをする(S103)。次にLCD表示を行ない(S104)、レリーズ操作されるまで待機状態に入る。
【0042】
ステップS105の待機状態においては、まず1RSWがONされたか否かをみて(S105)、もしその操作があればステップS108へ移行し、その操作がなければ次のステップS106へ進む。
ステップS106では、ズーム操作があったか(即ち、ZUPSWかZDNSWかの何れかが押されたか)をみて(S106)、もし操作があればステップS113へ移行し、操作がなければ次のステップS107へ進む。
【0043】
ステップS107では、PWSWの操作があったか否かをみて(S107)、もし操作があれば(即ちONされていれば)次のステップS116へ進んで沈胴動作を行ない(S116)、後述するステップS117に移行する。操作がなければ上記ステップS105へ戻る。
ステップS106では、2RSWが押されたか否かをみて、その操作があれば次のステップS109へ進む。
【0044】
ステップS109からはレリーズ動作(撮影動作)になるが、ここでワイドスイッチ(WSW)の割込みがあったか否かを、割込みフラグの状態により判断して(S109)、もしも割込みがあった場合は、鏡枠が前押しによって撮影不可エリア(即ちワイドと沈胴位置の間)になっている可能性があるので、一旦ズーム関連部材を沈胴位置まで戻して、再度ズームをセットアップするズームリセット動作を行ない(S110)、割込みフラグをクリアする(S111)。
上記ステップS111を終了後、及び上記ステップS109でWSWの割込みが無かったと判断される場合は、撮影動作を行ない(S112)、上記ステップS105に戻る。
【0045】
ステップS113では、操作されたのがズームアップ(ZUP)スイッチか、又はズームダウン(ZDN)スイッチかをみる(S113)。ズームアップ(ZUP)スイッチの場合はズームアップ動作をして(S114)、上記ステップS105に戻る。ズームダウン(ZDN)SWの場合は、ズームダウン動作をして(S115)、上記ステップS105に戻る。
ステップS117にて、LCDを消して(S117)、スタンバイモードに戻って待機する(S118)。
【0046】
図9は、ズームボタン103,104のUP/DOWN操作によるズーム動作制御を示し、これは前述した図8中のステップS114,S115に相当するルーチンの詳細である。すなわち、ズーム動作が開始されるとCPU201は、まずZPIとTPRをONさせる。但し、WSWは常時ONされているので、ここでONさせる必要はない。
【0047】
ステップS301からは、ズーム動作ルーチンに入ると(S301)、TPR,ZPIをONさせ(S302)、次にズーム駆動用のモータをONさせる(S303)。
次に、ステップS304からは、ズームボタンの操作が終わっているか否かをみて(S304)、操作が停止していれば後述するステップS308へ進み、停止していなければ次のステップS305に進む。
【0048】
ステップS305では、テレ端(TELE:望遠端)かワイド端(WIDE:広角端)かのどちらかであるか、又はそうでないかをみて(S305)、もしテレ端又はワイド端であればステップS308へ移行し、テレ端でもワイド端でもない場合は、次のステップS306へ進む。
ステップS306にて、ZPIのパルスが発生したかをみて(S306)、新たにパルスが発生したと判断すればステップS307でパルスカウントを行ない(S307)、またパルスが発生していなければパルスカウントせずにステップS304へ戻る。
【0049】
ステップS308以降は、駆動停止の処理の流れになる。すなわち、ズーム駆動のモータをOFFにし(S308)、続いて、消費電流が大きいTPR,ZPIのLEDをOFFさせる(S309)。さらにWSWの割込みフラグをクリアする(S310)。なお、これは上記の正規のズーム駆動であっても、WSW通過時に割込みフラグが立つ可能性があり、これは鏡枠前押しなどのリカバーが必要となる異常動作ではないからである。逆に、クリアしていないと誤判断になるため、ここでクリア処理は必要である。そして、ズーム駆動の動作を終了する。
【0050】
このように本実施形態によれば、ズーム駆動に必要な位置検出センサのうち、撮影域から逸脱したか否かを検出するセンサ手段(例えばワイドスイッチ:WSW)以外の、ズーム関連位置検出センサ(テレ端検出用のTPR、ズーム駆動パルス検出用のZPI)は、非接触の検知手段で構成されているので、ズーム駆動の負荷を小さくできる。
【0051】
またズーム駆動に必要な位置検出センサのうち、撮影域から逸脱したか否かを検出する手段(即ちWSW)を低消費電力のもので構成しているため、長時間動作状態にしておいても電池消耗が少ない。
また、低消費電力の検出手段(WSW)が、ズーム域の沈胴、換言すれば前から押された場合の奥側/後側に配置されているため、ユーザが犯し易い異常動作としての前押しを確実に検出可能である。
【0052】
また、消費電力が大きいTPR,ZPIなどの光センサを、ズーム動作時以外はOFFさせているため、カメラの電池消耗を抑制することができる。
また、上記撮影域から逸脱したか否かを検出するのに、CPUの割込みフラグという、ラッチ信号を使っているので、CPUの途中の動作によらず検出が可能である。
【0053】
また、ズーム部材が外力で必要以上に押し込まれて上記撮影域から逸脱した場合には、ズームのリセット動作を行なうため、そのような場合でも解像度の高い撮影が可能である。
よって、省電力状態の消費電力を最小限に抑え、且つ鏡枠に押し込まれたことを確実に検知してそれを検出可能であり、鏡枠が押し込まれた際の機構の破壊やその後の撮影像の悪化を未然に防止できるカメラを提供することが可能となる。
【0054】
(変形例)
上述の実施形態は次のように変形実施してもよい。例えば、本発明において、カメラはフィルムを使用する銀塩カメラのほか、デジタルカメラやビデオカメラなどであってもよい。
【0055】
また、ズーム駆動はズーム専用のモータでなく、他の機構の駆動にも用いられるものを兼用で使用してもよく、更にズーミングの位置検出方法も、ZPI,TPR,WSWの構成に限らず、他のスイッチやセンサ等の組み合わせでもよい。また、ここでWSW(即ち撮影域から逸脱したか否かを検出する検出手段)に相当するものは、低消費電力であればメカニカルスイッチではなく、他の形式のセンサであってもよい。
【0056】
これら変形実施により、前述の実施形態と同等またはそれ以上の作用効果も期待できる。
このほかにも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0057】
以上、実施形態に基づき説明したが、本明細書中には次の発明が含まれる。
(1) ズームカメラにおいて、撮影可能状態が保てるズーム用可動範囲と、この可動範囲に隣接しこの範囲の一部にてレンズ状態が撮影に不適な領域をもつレンズ収納用可動範囲とをカム溝101a等を利用するレンズ鏡枠駆動機構でズーミング駆動可能に構成し、その収納用可動範囲とは相反する終端には光センサ(フォトリフレクタ(TPR))を設け、その収納用可動範囲との境界にはメカニカルスイッチ(WSW)を更に設け、
鏡枠状態がズーム用可動範囲であり且つ省電力状態に上記光センサを不動作としメカニカルスイッチを動作状態として該省電力状態中にメカニカルスイッチの出力がある場合に電気回路を省電力状態から動作可能状態にするような制御プログラムを稼動させるCPUを更に備えるズームカメラを提供できる。
【0058】
(2) 上記CPUは、ズーミング時は、TPRとWSW共にリアルタイムで作動させ、非ズーム時は、TPRをOFFさせて省電力化し、
WSWは高抵抗でプルアップして省電力とし、所定の割込信号で起き上り、WSWのフラグが立っていたら、前押しがあったと判断してズームをセットアップしなおすことを特徴とする(1)に記載のカメラを提供できる。
【0059】
(3) 撮影レンズを鏡筒内に収納し回転ズーム駆動可能な回転鏡枠に連動して所定のカム機構にてズーミング駆動可能なカメラにおいて、
撮影域から逸脱したか否かを検出するセンサを有し、このセンサは、低消費電力のメカニカルセンサで構成し、
ズーム位置を検知するズーム関連位置検出センサを更に有し、このセンサは非接触の検知器で構成されることを特徴とするカメラを提供できる。
【0060】
(4) 上記メカニカルセンサは、ワイド位置を検知して検出する省電力検知手段としてのメカスイッチであり、その他のズーム位置を検知して検出するセンサは、非省電力検知手段としての光センサである(3)記載のカメラを提供できる。
【0061】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、省スペースと、ユーザが鏡枠を押し込んでしまった時でも確実な検知を実現できるズーミング可能なカメラを提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a),(b)は本発明の実施形態に係わるカメラを示し、図1(a)はカメラの稼動時の状態を示す斜視図、
図1(b)はカメラの非稼動時の状態を示す斜視図。
【図2】 本実施形態のカメラのズーミングに係わる鏡枠および鏡筒の外観と本体の一部を切欠して内部構造と示す部分断面図。
【図3】 図3(a)〜(c)は、回転枠とこれの絶対的回転位置を検出するフォトリフレクタ及びワイドスイッチを示す斜視図、
図3(d)は、フォトリフレクタの構造を示す斜視図。
【図4】 本実施形態のカメラの電気回路の構成を示す構成図。
【図5】 本実施形態のカメラの鏡枠の動作と検出系の信号との関係をグラフ及びタイミングチャートで示す説明図。
【図6】 カメラに加えられる鏡枠前押し負荷の状態を示す斜視図。
【図7】 図7(a)〜(c)は鏡枠が前押しされた時の信号変化を示し、
図7(a)はテレ位置から前押しを受けた場合の変化を示す信号波形図、
図7(b)はワイド位置から前押しを受けた信号変化を示す信号波形図、
図7(c)は標準位置から前押しを受けた信号変化を示す信号波形図。
【図8】 本実施形態のカメラの制御手順を表わすフローチャート。
【図9】 ズームアップ/ダウン操作によるズーム動作制御手順を表わすフローチャート。
【符号の説明】
100…カメラ、
101…カメラボディ(本体)、
102…レリーズスイッチ(1RSW,2RSW)、
103…ズームアップスイッチ(ZUP)、
104…ズームダウンスイッチ(ZDN)、
105…パワースイッチ(PWSW)、
106…ファインダ窓、 107…ストロボ窓、
108…回転枠、
108a…歯車、 108b…カムピン、
109…撮影レンズ、 110…レンズ鏡筒(鏡枠)、
151…ズームモータ、 152…歯車、
153…回転スリット板、
154…フォトインタラプタ(ZPI)、
161…フォトリフレクタ(TPR)、
162…ワイドスイッチ(WSW)、
163…突起部(スイッチノブ)、
201…CPU(演算制御手段)、
202…電池(バッテリ)、
203…DC/DCコンバータ、
204…パワードライバ、
205…モータ類、
206…AF回路モジュール(パッシブ型)、
207…LCD表示器、
208…ストロボ回路、
209…ストロボ装置(閃光発光器)、
210…PI/PR駆動処理回路。
S101〜S118…カメラの制御手順、
S301〜S311…ズーム動作の制御手順。

Claims (4)

  1. ズーミング可能なカメラにおいて、
    撮影可能な状態が保たれる所定のズーム用可動範囲と、このズーム用可動範囲に隣接して存在するレンズ収納用可動範囲と、を備えており、レンズ収納用可動範囲が少なくとも一部においてレンズ状態が撮影に適さない領域を有している、レンズ鏡枠駆動機構と、
    上記ズーム用可動範囲の、上記レンズ収納用可動範囲とは相反する終端部に設けられた第1位置検出手段と、
    上記ズーム用可動範囲の、上記レンズ収納用可動範囲との境界に設けられ、上記第1位置検出手段よりも動作消費電流が小さい第2位置検出手段と、
    上記カメラの鏡枠状態が上記ズーム用可動範囲であり、かつ省電力状態になった際、上記第1位置検出手段を不動作となし、上記第2位置検出手段を動作状態のままとして、該省電力状態中に上記第2位置検出手段の出力が発せられた場合にカメラの電気回路全体を省電力状態から動作可能状態に移行させるように制御する演算制御手段と、
    を具備することを特徴とするズーミング可能なカメラ。
  2. 上記カメラは、
    ズーミング駆動動作時以外に上記第2位置検出手段の出力が発せられた場合、
    ズーミング部材が撮影許可領域に存在するように、ズーミングの初期化動作を行うことを特徴とする、請求項1に記載のカメラ。
  3. 上記第1位置検出手段は光センサであり、
    上記第2位置検出手段は接触スイッチであることを特徴とする、請求項1に記載のカメラ。
  4. ズーミング可能なカメラにおいて、
    ズーミングの際、レンズ先端が所定のズーム用可動範囲にて進退動作するレンズ鏡枠駆動機構と、
    上記ズーム用可動範囲の、上記レンズ先端が最も前方に繰り出される側の終端部に設けられた第1位置検出手段と、
    上記ズーム用可動範囲の、上記レンズ先端が最も後方に繰り込まれる側の終端部に設けられ、上記第1位置検出手段よりも省電力である第2位置検出手段と、
    上記カメラの鏡枠状態が上記ズーム用可動範囲であり、かつ省電力状態になった際、上記第1位置検出手段を不動作となし、上記第2位置検出手段を動作状態のままとして、該省電力状態中に上記第2位置検出手段の出力が発せられた場合にカメラの電気回路全体を省電力状態から動作可能状態に移行させるように制御する演算制御手段と、
    を具備することを特徴とするズーミング可能なカメラ。
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