JP3310262B2 - 沈胴式カメラ - Google Patents
沈胴式カメラInfo
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- JP3310262B2 JP3310262B2 JP2000254838A JP2000254838A JP3310262B2 JP 3310262 B2 JP3310262 B2 JP 3310262B2 JP 2000254838 A JP2000254838 A JP 2000254838A JP 2000254838 A JP2000254838 A JP 2000254838A JP 3310262 B2 JP3310262 B2 JP 3310262B2
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- retracted position
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- Lens Barrels (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Description
に鏡胴を電動で駆動することができる沈胴式カメラのタ
イマ機能に基づく制御に関する。
スイッチをONにすると第3図に示すように破線で示す
沈胴位置にある鏡胴(可動筒)1を実線で示す撮影準備
位置に繰り出し、電源スイッチをOFFにすると可動筒
1を沈胴位置に縮退させ、カメラ内の固定筒2に格納す
るようにしたものがある。なお、第3図において、3は
シャーシ、4はフィルムである。
沈胴式カメラの電源スイッチをONにしたまま、即ち鏡
胴が出っ張ったままカメラを持ち歩くと、鏡胴が何かに
ぶつかる可能性が高くなり、その結果、カメラ性能の劣
化や故障を招くおそれがあった。また、沈胴式カメラで
は遮光対策を行わなければならない可動部が多く、第3
図に示すように可動筒1を繰り出した状態では沈胴状態
に比べて光洩れに対して非常に弱い状態にある。本発明
はこのような事情に鑑みてなされたもので、自動的に鏡
胴を沈胴位置に格納し、鏡胴の保護を図ることができる
沈胴式カメラを提供することを目的とする。
する為に、カメラの電源スイッチのON作動に伴って鏡
胴を沈胴位置から撮影準備位置に繰り出し、ズームスイ
ッチの操作に応じて該鏡胴をワイド端からテレ端までの
ズーム範囲内で繰り出しまたは繰り込み、電源スイッチ
のOFF作動に伴って鏡胴を沈胴位置に繰り込むように
した沈胴式カメラにおいて、鏡胴が撮影準備位置に繰り
出されたときからの時間の経過を計測するタイマーと、
所定時間内にシャッターレリーズボタン等のカメラ操作
部材の操作があったかどうかを判別し、カメラ操作部材
の操作があったことが判定されたときタイマーをリセッ
トし、鏡胴が繰り出し状態にある状態でのタイマーの計
測時間に基づいてカメラ操作部材の操作が所定時間行わ
れないとき、該鏡胴を沈胴位置に駆動する制御を行う制
御手段とが設けられたことを特徴としている。
ラ操作部材は、シャッターレリーズボタンである。
された状態で、所定時間の間、シャッタレリーズボタン
等のカメラの撮影動作のためのカメラ操作部材の操作が
行われない場合には、鏡胴を沈胴位置に駆動するように
している。また、このとき、カメラの電源スイッチがO
N状態にある場合には、再び撮影のためにカメラ操作部
材の操作が行われると、再度鏡胴を撮影準備位置に繰り
出すようにすることもできる。更に、上記沈胴状態が電
源スイッチがOFFされたことによる状態と異なること
を使用者に知らせるために、その旨を外部表示手段に表
示させ、更にまた、上記沈胴状態が所定時間継続する
と、カメラの電源を切り、電池消耗を防止するようにす
ることもできる。
式カメラの好ましい実施例を詳説する。第1図は本発明
に係る沈胴式カメラの一実施例を示すブロック図であ
る。同図において、撮影レンズは沈胴式ズームレンズで
あって、その鏡胴10は沈胴位置(1点鎖線で示す位
置)と撮影準備位置(破線で示す位置)との間で移動で
きるとともに、撮影準備位置(ワイド端)からテレ端
(実線で示す位置)までの所定のズーム範囲をズームス
イッチ12によって段階的又は無段階に電動で移動でき
るようになっている。中央処理装置(CPU)14は、
カメラの作動を全体にわたって統括、制御するものであ
るが、ここでは本発明の制御手段の作動に関連する鏡胴
等の制御についてのみ説明する。CPU14には、シャ
ッタレリーズボタン16からボタン操作やタッチがあっ
たか否かを示す信号、カメラグリップに配設されたカメ
ラホールド検知器18からカメラホールド(カメラホー
ルド検知器18へのタッチ)があったか否かを示す信
号、電源スイッチ20からカメラ電源がON状態かOF
F状態かを示す信号等が加えられている。 次に、CP
U14の処理動作を第2図に示すフローチャートを参照
しながら詳説する。
作は、電源スイッチ20がONされると開始され、電源
スイッチ20のONと同時に鏡胴10を沈胴位置から撮
影準備位置に繰り出す(ステップ100)。即ち、第1
図に示すようにCPU14は電源スイッチ20からON
状態を示す信号が加えられると、その信号の立ち上がり
時に鏡胴10を撮影準備位置に移動させるための信号を
レンズ駆動装置22に出力し、このレンズ駆動装置22
により鏡胴10は撮影準備位置に電動で繰り出される。
その後、カメラ操作部材の一つであるズームスイッチ1
2からズーム信号が加えられると、上記撮影準備位置
(ワイド端)からテレ端までのズーム範囲内で、鏡胴1
0をレンズ駆動装置22を介して移動させることができ
る。
鏡胴10が繰り出されると、その時点からの時間を測定
する。そして、この測定時間が所定の時間T1 を経過す
る前に、電源スイッチ20がOFFされると、従来のカ
メラと同様に鏡胴10を沈胴位置に移動させる(ステッ
プ110、120)。次に、電源スイッチ20がOFF
されない場合について説明する。この場合には、所定の
時間T1 内に、シャッタレリーズボタン16のボタン操
作、カメラホールド検知器18のタッチ等があったか否
かを判別する(ステップ130、140)。そして、所
定の時間T1 内にシャッタレリーズボタン16のボタン
操作等があった場合には、タイマをリセットし、また鏡
胴10は撮影準備位置にあるため鏡胴10を再度撮影準
備位置に繰り出すことなく、ステップ150を経由して
ステップ110に戻る。
ズボタン16のボタン操作等がなく、時間T1 が経過す
ると、鏡胴10を沈胴位置に移動させ(ステップ16
0)、また、この沈胴状態が電源ステップがOFFされ
たことによる状態と異なることを使用者に知らせるため
に、外部表示器24にその旨、例えば「TIME OV
ER」を表示させる(ステップ170)。その後、更に
タイマでの測定時間が所定の時間T2 (T2 >T1 )経
過したか否かを判別し(ステップ180)、所定の時間
T2 経過すると、電源スイッチ20をOFFさせて終了
する(ステップ190)。尚、所定の時間T1 から時間
T2 までの間に、電源がON状態でボタン操作等がある
と、一旦沈胴位置に格納された鏡胴10は再度撮影準備
位置に繰り出される(ステップ130、150)。
カメラによれば、電源をON状態にしたまま、所定時間
の間、カメラ操作部材の操作が行われない場合には、鏡
胴を自動的に沈胴位置に駆動するようにしたため、鏡胴
の保護を図ることができる。
ロック図である。
フローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 カメラの電源スイッチのON動作に伴っ
て鏡胴を沈胴位置から撮影準備位置に繰り出し、ズーム
スイッチの操作に応じて前記鏡胴をワイド端からテレ端
までのズーム範囲内で繰り出しまたは繰り込み、前記電
源スイッチのOFF作動に伴って前記鏡胴を前記沈胴位
置に繰り込むようにした沈胴式カメラにおいて、 前記鏡胴が前記撮影準備位置に繰り出されたときからの
時間の経過を計測するタイマーと、 所定時間内にカメラ操作部材の操作があったかどうかを
判別し、前記カメラ操作部材の操作があったことが判定
されたとき前記タイマーをリセットし、前記鏡胴が繰り
出し状態にある状態での前記タイマーの計測時間に基づ
いて前記カメラ操作部材の操作が所定時間行われないと
き、該鏡胴を前記沈胴位置に駆動する制御を行う制御手
段と、 前記鏡胴が前記沈胴位置に駆動された状態のとき、この
沈胴状態が前記電源スイッチがOFF作動されたことに
よる状態とは異なることを使用者に知らせるための外部
表示手段と、が設けられており、 前記制御手段は、前記カメラ操作部材の操作が所定時間
行われずに前記鏡胴が前記沈胴位置に駆動された状態
で、前記カメラ操作部材が操作されたとき、前記鏡胴が
再度前記撮影準備位置に繰り出されるように制御するよ
うになったものであることを特徴とする沈胴式カメラ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000254838A JP3310262B2 (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 沈胴式カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000254838A JP3310262B2 (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 沈胴式カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001091994A JP2001091994A (ja) | 2001-04-06 |
JP3310262B2 true JP3310262B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=18743716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP3310262B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP5807387B2 (ja) * | 2011-05-25 | 2015-11-10 | 株式会社リコー | レンズ鏡筒および撮影装置 |
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2000
- 2000-08-25 JP JP2000254838A patent/JP3310262B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001091994A (ja) | 2001-04-06 |
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