JP5042763B2 - 弾性波フィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、弾性波フィルタ例えば(SAW:Surface Acoustic Wave)フィルタに関する。
SAWデバイスは、弾性表面波を利用したものであり、圧電基板上にIDT(インターディジタルトランスデューサ)と呼ばれる電極指を配置し、電気信号と弾性波との間の電気−機械相互変換を行って周波数選択(帯域フィルタ)特性を持たせたものである。SAWデバイスの一つであるSAWフィルタは、高機能化、小型化が進められている各種通信機器例えば携帯電話等のパンドパスフィルタとして使用されており、近年ワイヤレスデータ通信の高速化、大容量化に伴い、挿入損失(入力電力に対する出力電力の減衰量)が小さく、周波数選択性に優れたフィルタ特性を有し、かつ広帯域幅、平坦性、小型化への要求が強まっている。このような要求を満たすためには、例えばテーパー型IDTフィルタが有利である。
このようなフィルタ100は、例えば図13に示すように、圧電基板101上に形成されたテーパー型の電極である入力側テーパー型IDT電極102と出力側テーパー型IDT電極103とを備えており、入力側テーパー型IDT電極102側から出力側テーパー型IDT電極103側へ向けて弾性波が伝搬するように構成されている。これらの電極102、103間には、電極102、103間におけるカップリングを抑えるためのシールド104が設けられており、このシールド104は、角型の面状金属膜(いわゆるベタ膜)として構成されている。
各々の電極102、103は、複数の電極指106を備えた2本の平行なバスバー105からなり、それぞれの電極102、103において、バスバー105に接続された電極指106が向き合い、また電極指106が例えば2本ずつ組となり互い違いに伸び出して櫛歯状となることによって、SPLIT電極として構成されている。
各々の電極102、103において、弾性波の伝搬方向に対しては、電極指106の幅が一定となり、また電極指106、106間の間隔についても一定となるように、電極指106が形成されている。この電極指106の幅と電極指106、106間の間隔とからなる配列パターンは、ある長さの周期単位λが繰り返されるように設計されている。この例では、4本の電極指106とこの電極指106間の間隔領域とによって、一つの周期単位λが構成されている。
従って、このフィルタ100においては、周期単位λと同じ長さの波長の弾性波が入力側テーパー型IDT電極102から出力側テーパー型IDT電極103に向かって伝搬していくこととなる。
この周期単位λの長さは、弾性波の伝搬方向に対して直交方向には、一方のバスバー105から他方のバスバー105に向かって徐々に広がるように、つまり電極指106の幅及び電極指106、106間の間隔がそれぞれ徐々に広がるように設計されている。
このように電極指106の配列パターンを徐々に広げてテーパー型IDTを構成することにより、このフィルタ100では、周期単位λが狭い領域に対応する高周波から周期単位λが広い領域に対応する低周波までの弾性波が伝搬することとなり、従ってフィルタ100の広帯域化が図られている。
一方、電極指106の配列パターンを徐々に広げていくと、弾性波の伝搬方向に対して電極指106の成す傾斜角度θが傾いてしまう。また、この傾斜角度θは、フィルタ100において伝搬する周波数の帯域幅を更に広げるために、周期単位λの狭い領域と広い領域とにおける周期単位λの長さの差を大きく取る場合には、より大きく傾いてしまう。
ところで、入力側テーパー型IDT電極102及び出力側テーパー型IDT電極103が存在する部位と存在しない部位とでは、圧電基板101上の弾性波の伝搬状態(伝搬速度)に差が生じるので、弾性波は、入力側テーパー型IDT電極102の出力側テーパー型IDT電極103側の端縁から放射されるときに屈折する。そのために、このように電極指106の傾斜角度θが傾いていると、入力側IDT電極102から伝搬してきた弾性波は、その波長に対応する周期単位λが形成された伝搬路であるトラックから大きくずれて出力側テーパー型IDT電極103に入射してしまう。
図14には、このようなフィルタ100において、例えばTr1(低周波側)及びTr2(高周波側)の2種類の弾性波が入力側テーパー型IDT電極102におけるそれぞれの周波数に対応する周期単位λが形成されたトラックから、出力側テーパー型IDT電極103側に向けて放射された場合において、それぞれのトラックから送信された弾性波がそのままトラックずれ無しに受信された場合のエネルギー分布(図中右側のハッチング)と、トラックずれを起こして受信された場合のエネルギー分布(図中左側のハッチング)と、を示している。この図14から、低周波側及び高周波側のどちらについても、つまり全てのトラックにおいて出力側テーパー型IDT電極103にて受信されたエネルギーが屈折により減少することが分かる。このエネルギーの減少の程度を比較すると、入力側テーパー型IDT電極102と出力側テーパー型IDT電極103との間の距離Lについて、Tr1の低周波側よりもTr2の高周波側の方が長くなるため、トラックずれを示すdTrについて、dTr1よりもdTr2の方が大きくなり、その結果高周波側のエネルギーの減衰量が大きくなってしまう。
更に、入力側テーパー型IDT電極102の端部から放射される弾性波について回折が起こるため、入力側テーパー型IDT電極102と出力側テーパー型IDT電極103との間のエネルギー伝搬には回折に基づく損失が発生するが、この回折損もやはり入力側テーパー型IDT電極102と出力側テーパー型IDT電極103との間の距離Lが長いほど増大する。
こうしたことから、屈折や回折によるエネルギー損失は、伝搬距離Lの長い高周波側の特性に対する影響が大きくなり、このため図15に「B」として示すように、高周波側の減衰特性が劣化する。
また、図14中のTr0(Tr1よりも低周波数側)として示すように、入力側テーパー型IDT電極102から放射された弾性波のうち、屈折により出力側テーパー型IDT電極103の形成された領域から外れた領域に伝搬してしまう弾性波もあり、このような弾性波は出力側テーパー型IDT電極103において受信されないので、低周波側においても減衰特性が劣化する。
一方、このようなフィルタ100において、選択性を高めるためには、即ち周波数特性図における通過帯域の立ち上がりを急峻にするためには、通常電極指106の対数を増やす手法が採られる。そのために、電極指106の傾斜角度θが更に大きく傾いてしまい、上記の減衰特性の劣化がより顕著になる。
以上をまとめると次のような課題がある。
テーパー型IDTは傾斜しているので、低周波側から高周波側まで減衰特性が劣化しており、特に高周波側において劣化の程度が大きい。そして、フィルタ100を高帯域化すると、また電極指106の対数を増やすと、傾斜角度θが増大するので、特にこうした劣化が顕著になる。更に、電極指106の対数を増やすとフィルタ100のサイズが大きくなる問題もある。
特許文献1には、上記の課題が記載されているが、弾性波の屈折や回折を抑制する技術については何ら示唆されていない。
特開2005−150918((0004)、(0022)〜(0025))
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、IDTをテーパー型に構成した弾性波フィルタにおいて、弾性波の屈折等による減衰特性劣化を抑圧することができ、しかも損失を抑える技術を提供することにある。
本発明の弾性波フィルタは、
互いに平行となるように形成された一対のバスバーと、これら一対のバスバーの各々から互いに交互に伸び出して櫛歯状に形成された電極指群と、を備え、電極指の幅及び電極指間の間隔領域が前記バスバーの一方側から他方側に向かうにつれて広がるように形成されたテーパー型IDT電極を、弾性波の伝搬方向に互いに間隔をおいて入力側及び出力側に各々設け、入力側テーパー型IDT電極と出力側テーパー型IDT電極との間にショートグレーティング電極を設けた弾性波フィルタにおいて、
前記ショートグレーティング電極における電極指の配列パターンは、前記入力側テーパー型IDT電極及び前記出力側テーパー型IDT電極の少なくとも一方における前記電極指の配列パターンが連続して延長されるように形成されていることを特徴とする。
前記ショートグレーティング電極における電極指の配列パターンは、前記入力側テーパー型IDT電極の電極指の配列パターン及び出力側テーパー型IDT電極の電極指の配列パターンが夫々連続して延長されるように形成され、これら配列パターンの交差部分にて互いの配列パターンの電極指同士が接合されていることが好ましい。
前記ショートグレーティング電極における電極指の配列パターンは、前記入力側テーパー型IDT電極及び前記出力側テーパー型IDT電極の電極指の配列パターンの一方が連続して延長されるように形成され、この配列パターンの延長端と前記入力側テーパー型IDT電極及び出力側テーパー型IDT電極の他方におけるショートグレーティング電極側の端部とは離間していても良い。
弾性波の伝搬路であるトラックにおいて伝搬する弾性波の波長に対応する、前記電極指の配列パターンの周期単位をλとすると、
前記入力側テーパー型IDT電極、前記ショートグレーティング電極及び前記出力側テーパー型IDT電極の各々における隣り合う電極指の中心線同士の間の距離、
前記入力側テーパー型IDT電極における前記ショートグレーティング電極側の端部の電極指の中心線と、前記ショートグレーティング電極における前記入力側テーパー型IDT電極側の電極指の中心線と、の距離、
前記出力側テーパー型IDTにおける前記ショートグレーティング電極側の電極指の中心線と、前記ショートグレーティング電極における前記出力側テーパー型IDT電極側の電極指の中心線と、の距離は、いずれもλ/4であることが好ましい。
前記入力側テーパー型IDT及び前記出力側テーパー型IDTのいずれかが一方向性電極であっても良い。
前記ショートグレーティング電極の電極指群の一部は、幅が前記λの1/4以下に設定された弾性波反射源であっても良い。
前記入力側テーパー型IDT電極と前記出力側テーパー型IDT電極とにおける前記電極指は、夫々における一対のバスバーの両方に接続され、
前記ショートグレーティング電極の電極指群の一部は、幅が前記λの5/8以下に設定された弾性波反射源であっても良い。
本発明は、入力側テーパー型IDTと出力側テーパー型IDTとの間にショートグレーティング電極を設けた弾性波フィルタにおいて、ショートグレーティング電極の配列パターンを、入力側テーパー型IDT及び前記出力側テーパー型IDTの少なくとも一方の電極指の配列パターンが連続して延長されるように形成している。このためショートグレーティング電極のうち入力側テーパー型IDT電極の電極指の配列パターンを受け継いでいる部分は音響的に見て入力側テーパー型IDT電極と同じ媒質となり、またショートグレーティング電極のうち出力側テーパー型IDT電極の電極指の配列パターンを受け継いでいる部分は出力側テーパー型IDT電極と同じ媒質となり、従って入力側、出力側の境界部分が1カ所となる。この結果、弾性波の屈折等の度合いが小さくなり、減衰特性の劣化を抑えることができる。
図1〜図5を参照して本発明の実施の形態について説明する。本発明の弾性波フィルタ10には、圧電基板11の表面に、既述の図13に示すフィルタ100の入力側テーパー型IDT電極102及び出力側テーパー型IDT電極103と同じ構成である入力側テーパー型IDT電極12及び出力側テーパー型IDT電極13が形成されている。入力側テーパー型IDT電極12及び出力側テーパー型IDT電極13は、弾性波の伝搬方向に対して間隔をおいて設けられている。
入力側テーパー型IDT電極12において、14a、14bは、それぞれ一方側のバスバー、他方側のバスバーであり、互いに平行となるように形成されている。一方側のバスバー14aは、入力ポート21に接続され、他方側のバスバー14bは、接地されている。
また15は、入力側テーパー型IDT電極12における電極指であり、これらの複数の電極指15からなる電極指群は、SPLIT電極となるように、2本が組となって、これらの組が互い違いに配列されて櫛歯状になるように、一方のバスバー14a及び他方のバスバー14bから相対する他方のバスバー14b及び一方のバスバー14aに向かって伸びるように形成されている。
この電極指15は、図2にも示すように、弾性波の伝搬方向に対しては、幅と電極指15、15間の間隔とからなる配列パターンが一定となるように形成されている。また、電極指15の配列パターンは、隣り合う一方側のバスバー14aから伸びる2本の電極指15の組と、他方側のバスバー14bから伸びる2本の電極指15の組と、からなる長さがλの周期単位が繰り返されるように配置されている。この弾性波フィルタ10では、この周期単位λの長さと同じ長さの波長の弾性波が伝搬することとなる。
この例では、上記のように4本の電極指15、詳しくは4本の電極指15及び電極指15、15間の間隔領域により周期単位λを形成しているので、隣り合う電極指15、15では、電極指15の中心を通る直線同士の間の寸法がλ/4となっている。また、この例では、電極指15の幅をλ/8としているので、電極指15、15間の距離についてもλ/8(λ/4−λ/8=λ/8)となっている。
この配列パターンは、図中上側から下側に向けて、弾性波の伝搬方向に対して直交方向に電極指15間の間隔(ピッチ)が徐々に広くなり、また各々の幅についても、上側から下側に向かうにつれて、徐々に広くなるように形成されている。従って、弾性波の伝搬方向に対して直交方向には、既述の周期単位λが狭い領域であるTr1から広い領域であるTr2まで、弾性波の伝搬路であるトラックが広い周波数帯域に亘って形成されていることになる。尚、図1では、電極指15の幅については、図示の簡略化のため、一定の幅として描画してある。
既述の図1に示すように、出力側テーパー型IDT電極13は、入力側テーパー型IDT電極12と同様に、一方側のバスバー14c及び他方側のバスバー14dを備えている。この一方側のバスバー14cは出力ポート22に接続され、他方側のバスバー14dは接地されている。また、出力側テーパー型IDT電極13は、入力側テーパー型IDT電極12と同様に、弾性波の伝搬方向に対しては周期単位λが一定となり、また弾性波の伝搬方向に直交方向に対しては上側から下側に向けて、周期単位λがTr1からTr2まで広がる配列パターンとなるように配置された電極指15を備えている。この出力側テーパー型IDT電極13の電極指15の配列パターンや寸法についても、既述の入力側テーパー型IDT電極12における配列パターンと同じになるように形成されている。
入力側テーパー型IDT電極12と出力側テーパー型IDT電極13との間には、図1及び図2に示すように、ショートグレーティング電極16が形成されており、このショートグレーティング電極16は、一対の平行な一方のバスバー18a及び他方のバスバー18bを備えている。このバスバー18a、18bの間には、既述の電極指15と同様に、弾性波の伝搬方向に対して概略直交方向に(より詳しくは当該直交方向に対して斜めになるように)伸びる複数の電極指17群が形成されており、この電極指17は、一端側及び他端側がそれぞれバスバー18a、18bに接続されている。
この電極指17は、電極指15の配列パターンと同様に、弾性波の伝搬方向に対しては、幅と間隔とからなる配列パターンが一定の周期単位λの繰り返しとなり、また一方のバスバー18aから他方のバスバー18bに向かうにつれて、配列パターンが広がるように形成されている。この電極指17の配列パターンについて、入力側テーパー型IDT電極12とショートグレーティング電極16との境界付近を拡大して示した既述の図2を参照して説明する。電極指17の周期単位λは、既述の電極指15の配列パターンと同様に、4本の電極指17の幅と間隔とからなり、入力側テーパー型IDT電極12側においては、入力側テーパー型IDT電極12の電極指15の配列パターンがそのまま延長されるように形成されている。従って、隣り合う電極指17、17の中心線同士の間の距離についても、電極指15の配列パターンと同様にλ/4となっている。また、電極指17の幅と間隔とは、既述の電極指15と同様に、それぞれλ/8となっている。
また、入力側テーパー型IDT電極12とショートグレーティング電極16との間の領域については、入力側テーパー型IDT電極12におけるショートグレーティング電極16側の端部の電極指15の中心線と、ショートグレーティング電極16における入力側テーパー型IDT電極12側の電極指17の中心線と、の距離がλ/4となるように設定されている。これにより、この中心線同士の間の弾性波の伝搬方向に対して概略直交方向に伸びる接続ライン20において、入力側テーパー型IDT電極12の周期単位λとショートグレーティング電極16の周期単位λとが途切れずに連続的に接続されることとなる。このショートグレーティング電極16において入力側テーパー型IDT電極12から連続するように形成された領域は、入力側領域16aをなす。
既述の図1に示すように、出力側テーパー型IDT電極13側において、ショートグレーティング電極16の配列パターンは、出力側テーパー型IDT電極13の配列パターンが延長されるように形成されて、出力側領域16bをなしている。また、出力側テーパー型IDT電極13におけるショートグレーティング電極16側の電極指15の中心線と、ショートグレーティング電極16における出力側テーパー型IDT電極13側の電極指17の中心線と、の距離についても、λ/4となるように設定されている。これにより、ショートグレーティング電極16の周期単位λと出力側テーパー型IDT電極13の周期単位λとが、接続ライン20において途切れずに連続的に接続されている。出力側領域16bにおける電極指17の幅や間隔についても、入力側領域16aと同様に設定されている。
この出力側領域16bと既述の入力側領域16aとは、ショートグレーティング電極16の概略中心を通り、弾性波の伝搬方向に対して直交方向に伸びるライン19に沿って接合されている。
尚、この電極指17の幅についても、図示の簡略化のため、図1では、一定の幅として描画している。また、図2については、入力側テーパー型IDT電極12とショートグレーティング電極16とにについては、判別しやすいように、斜線を付してある。
このような弾性波フィルタ10において、入力側テーパー型IDT電極12に周波数信号が入力されると、即ち入力ポート21とアースとの間に周波数信号が入力されると、音響的な波である弾性表面波(SAW)が発生する。この弾性波は、入力側テーパー型IDT電極12において、その波長の長さ(λ)に対応する周期単位λが形成されたトラックにおいて出力側テーパー型IDT電極13側に伝搬して行く。そして、この弾性波は、電極指15に対して出入りする度に、屈折を繰り返すが、各電極指15の形状と間隔領域の形状(配列パターン)が一定であるため、図3に示すように、概略的には直線的に伝搬する。
また、ショートグレーティング電極16において、入力側テーパー型IDT電極12の電極指15の配列パターンが受け継がれていることから、弾性波は、入力側テーパー型IDT電極12からショートグレーティング電極16に入射する際にも、またショートグレーティング電極16内においても、直線的に伝搬していく。
そして、ショートグレーティング電極16内において、入力側テーパー型IDT電極12の配列パターンが受け継がれた入力側領域16aと、出力側テーパー型IDT電極13の配列パターンが受け継がれた出力側領域16bとの境界部であるライン19が不連続面となっていることから、このライン19において弾性波は僅かに屈折するが、その程度は極めて小さい。従って、入力側テーパー型IDT電極12から入力側領域16aを介して伝搬してきた弾性波は、出力側領域16bへとほぼ直線的に伝搬していく。
その後、同様に、弾性波は、出力側テーパー型IDT電極13の配列パターンが受け継がれた出力側領域16bから、出力側テーパー型IDT電極13へ屈折や回折が抑えられた状態で伝搬していく。
従って、図4に示すように、入力側テーパー型IDT電極12から放射された弾性波は、広い周波数帯域に亘ってトラックずれが抑えられた状態で出力側テーパー型IDT電極13に到達することとなる。尚、同図における直線L1、L2、L3は、電極指15、17の長さ方向における3カ所の位置毎に伝搬する弾性波の伝搬経路(トラック)を示している。この場合、L1<L2<L3の順で波長が長くなっていく。この弾性波フィルタ10には、実際には電極指15、17の最小トラックTr1から最大トラックTr2までの間の各波長に対応したトラックが存在することとなる。その後、各々のトラックの弾性波に対応する電気信号が出力される。
上述の実施の形態によれば、ショートグレーティング電極16を金属のベタ膜ではなく、複数の電極指17により形成して、このショートグレーティング電極16の入力側テーパー型IDT電極12に隣接する入力側領域16aと、出力側テーパー型IDT電極13に近接する出力側領域16bと、をそれぞれ入力側テーパー型IDT電極12と出力側テーパー型IDT電極13とから連続する(延長されたような)パターンとしている。また、既述のように、入力側テーパー型IDT電極12及び出力側テーパー型IDT電極13とショートグレーティング電極16との間の領域については、電極指15、17の繰り返し単位である周期単位λが途切れずに連続するように設定している。
このことから、弾性波フィルタ10は、見かけ上、入力側テーパー型IDT電極12と出力側テーパー型IDT電極13とから構成され、各々のトラックにおける入力側テーパー型IDT電極12と出力側テーパー型IDT電極との境界部分つまり非周期構造がライン19の一カ所だけの周期構造となる。そのため、弾性波の屈折や回折の度合いが小さく、また反射についても小さくなるので、各々のトラックにおいて弾性波のエネルギーの損失を少なくすることができる。この結果、図5に「A」として示すように、減衰特性が良好になり、特に高周波側における減衰特性を良好にすることができる。また、シェイプファクタ(35dB帯域幅と1dB帯域幅の比)は、本発明(図5)では1.70であり、非常に良好な値であったが、従来(図15)では1.81であった。更に、電極指15の対数を増やさなくとも減衰特性が良好になるので、弾性波フィルタ10を小型化できるといったメリットもある。電極指15の対数を増やした場合には、減衰特性の劣化を抑えて、選択性を高めることができる。
尚、上記の例においては、図示を省略したが、入力側テーパー型IDT電極12あるいは出力側テーパー型IDT電極13の外側の領域(ショートグレーティング電極16とは反対側の領域)に反射器を設けることが好ましい。
ところで、上記の例では、ショートグレーティング電極16の中央部にライン19が形成されるように、入力側領域16aと出力側領域16bとを形成したが、例えば入力側領域16aあるいは出力側領域16bの一方を大きくして、ライン19が弾性波の伝搬方向に対して傾斜するようにしても良い(図6参照)。
また、ショートグレーティング電極16を入力側領域16aあるいは出力側領域16bの一方だけで構成するようにしても良い。図7は、このような弾性波フィルタ10の例を示したものであり、この場合には、ライン19は、見かけ上、入力側テーパー型IDT電極12とショートグレーティング電極16との間に形成されることとなる。更に、図8に示すように、ライン19を途中で折り曲げるようにしても良く、また図9に示すように、このライン19を複数箇所例えば2箇所で折り曲げるようにしても良い。つまり、各々のトラックにおいて、伝搬する弾性波の通過する不連続面(ライン19)が1カ所となるように設計すれば良い。
これらの構成の弾性波フィルタ10においても、既述の例(図1)と同様の効果が得られる。
また、上記の各例に示したように、各電極指15、17を連続的に直線的に広げていたが、図10に示すように、曲線的に広げても良く、あるいは例えば図11に示すように、段階的に広げて、いわば疑似テーパー型となるようにしても良い。尚、この図10、11においても、上記の各例と同様に、図中上側から下側に向けて、各々の電極指15、17の幅と間隔領域とからなる配列パターンが広くなるように配置されているが、図示の簡略化のため省略している。
上記の例では、電極指15、17の幅と、電極指15(17)、15(17)の間の間隔と、をそれぞれλ/8としたが、λ/8以外であっても良く、その場合には、隣り合う電極指15(17)の中心を通る直線同士の間の寸法(電極指15(17)の幅と電極指15(17)、15(17)間の間隔との和)がλ/4となるように電極指15、17を形成すれば良い。
また、図12に示すように、入力側テーパー型IDT電極12、出力側テーパー型IDT電極13及びショートグレーティング電極16に、幅が例えばλ/4や3/8λの電極指である反射源31を幅がλ/8である基本電極指(電極指15、17)の間に設けて、DART(Distributed acoustic reflection transducer)電極あるいはEWC−SPUDT(Electlode Width Controlled−SPUDT)電極としても良い。また、入力側テーパー型IDT電極12と出力側テーパー型IDT電極13とにおける電極指15を、夫々におけるバスバー14a(14c)、14b(14d)の両方に接続させた場合には、上記の反射源31の幅を5/8λ以下としても良い。
この例では、上記の例と同様に、4本の電極指15(17)とこの電極指15(17)間の間隔領域とにより周期単位λとしているが、入力側テーパー型IDT電極12と出力側テーパー型IDT電極13とにおいて、一方側のバスバー14a、14cから伸びる1本の電極指15と、当該電極指15と隣接して並ぶ他方のバスバー14b、14dから伸びる3本の電極指15と、の組により周期単位λを構成している。尚、この図12は、既述の図1の弾性波フィルタ10に反射源31を設けた例を示している。
このような構成の弾性波フィルタ10においても、同様にエネルギーの損失が抑えられて弾性波が伝搬していき、上記の例と同様の効果が得られる。この弾性波フィルタ10では、多重反射を積極的に使用することで、更に低損失化を図り、また選択性を高めることができる。また、このように反射源31を設けることにより、TTE(トリプルトランジットエコー)によるリップル増大を伴うことなく低損失化を図ることができる。
また、一方向性電極としては、このような構成以外にも、例えばFEUDT(Floating Electrode type Uni−Direction Transducer)電極あるいはDWSF−SPUDT(Different Width Split Finger−SPUDT)電極等であっても良い。更に、既述の図1に示す入力側テーパー型IDT電極12あるいは出力側テーパー型IDT電極13として、これらの一方向性電極のいずれかを用いても良い。その場合であっても、上記の図12の弾性波フィルタ10と同様の効果が得られる。
上記の入力側テーパー型IDT電極12及び出力側テーパー型IDT電極13として、SPLIT電極となるように2本の電極指15を組として交互に配置したが、シングル電極となるように1本の電極指15を交互に配置しても良い。
尚、以上の例においては、圧電基板11状に入力側テーパー型IDT電極12と出力側テーパー型IDT電極13との組を一対形成した例を示したが、二対以上形成しても良い。
また、以上のフィルタ10としては、表面波でなくとも、圧電基板11の表層よりも内部を伝搬する弾性波を利用したものであっても良い。
本発明の実施の形態に係る弾性波フィルタの一例を示す平面図である。 上述の弾性波フィルタの一部を拡大した平面図である。 上述の弾性波フィルタの伝搬経路を概略的に示した平面図である。 上述の弾性波フィルタにおける弾性波の伝搬の様子を示す概略図である。 上述の弾性波フィルタにおける周波数の減衰特性を示す特性図である。 上述の弾性波フィルタの他の例を示す平面図である。 上述の弾性波フィルタの他の例を示す平面図である。 上述の弾性波フィルタの他の例を示す平面図である。 上述の弾性波フィルタの他の例を示す平面図である。 上述の弾性波フィルタの他の例を示す平面図である。 上述の弾性波フィルタの他の例を示す平面図である。 上述の弾性波フィルタの他の例を示す平面図である。 従来の弾性波フィルタを示す平面図である。 上述の従来の弾性波フィルタにおける弾性波の伝搬の様子を示す概略図である。 上述の従来の弾性波フィルタにおける周波数の減衰特性を示す特性図である。
符号の説明
10 弾性波フィルタ
12 入力側テーパー型IDT電極
13 出力側テーパー型IDT電極
15 電極指
16 ショートグレーティング電極
16a 入力側領域
16b 出力側領域
17 電極指
19 ライン
20 接続ライン

Claims (7)

  1. 互いに平行となるように形成された一対のバスバーと、これら一対のバスバーの各々から互いに交互に伸び出して櫛歯状に形成された電極指群と、を備え、電極指の幅及び電極指間の間隔領域が前記バスバーの一方側から他方側に向かうにつれて広がるように形成されたテーパー型IDT電極を、弾性波の伝搬方向に互いに間隔をおいて入力側及び出力側に各々設け、入力側テーパー型IDT電極と出力側テーパー型IDT電極との間にショートグレーティング電極を設けた弾性波フィルタにおいて、
    前記ショートグレーティング電極における電極指の配列パターンは、前記入力側テーパー型IDT電極及び前記出力側テーパー型IDT電極の少なくとも一方における前記電極指の配列パターンが連続して延長されるように形成されていることを特徴とする弾性波フィルタ。
  2. 前記ショートグレーティング電極における電極指の配列パターンは、前記入力側テーパー型IDT電極の電極指の配列パターン及び出力側テーパー型IDT電極の電極指の配列パターンが夫々連続して延長されるように形成され、これら配列パターンの交差部分にて互いの配列パターンの電極指同士が接合されていることを特徴とする請求項1に記載の弾性波フィルタ。
  3. 前記ショートグレーティング電極における電極指の配列パターンは、前記入力側テーパー型IDT電極及び前記出力側テーパー型IDT電極の電極指の配列パターンの一方が連続して延長されるように形成され、この配列パターンの延長端と前記入力側テーパー型IDT電極及び出力側テーパー型IDT電極の他方におけるショートグレーティング電極側の端部とは離間していることを特徴とする請求項1に記載の弾性波フィルタ。
  4. 弾性波の伝搬路であるトラックにおいて伝搬する弾性波の波長に対応する、前記電極指の配列パターンの周期単位をλとすると、
    前記入力側テーパー型IDT電極、前記ショートグレーティング電極及び前記出力側テーパー型IDT電極の各々における隣り合う電極指の中心線同士の間の距離、
    前記入力側テーパー型IDT電極における前記ショートグレーティング電極側の端部の電極指の中心線と、前記ショートグレーティング電極における前記入力側テーパー型IDT電極側の電極指の中心線と、の距離、
    前記出力側テーパー型IDTにおける前記ショートグレーティング電極側の電極指の中心線と、前記ショートグレーティング電極における前記出力側テーパー型IDT電極側の電極指の中心線と、の距離は、いずれもλ/4であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の弾性波フィルタ。
  5. 前記入力側テーパー型IDT及び前記出力側テーパー型IDTのいずれかが一方向性電極であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の弾性波フィルタ。
  6. 前記ショートグレーティング電極の電極指群の一部は、幅が前記λの1/4以下に設定された弾性波反射源であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の弾性波フィルタ。
  7. 前記入力側テーパー型IDT電極と前記出力側テーパー型IDT電極とにおける前記電極指は、夫々における一対のバスバーの両方に接続され、
    前記ショートグレーティング電極の電極指群の一部は、幅が前記λの5/8以下に設定された弾性波反射源であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の弾性波フィルタ。
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