JP2016171446A - 縦結合二重モードフィルタ - Google Patents
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Abstract
【課題】縦結合二重モードフィルタにおいて、インピーダンスを所要の大きさに設定しながら小型化を図ることができる技術を提供すること。【解決手段】中央IDT2Bの電極指5Bの周期単位λ´を、左側IDT2A及び右側IDT2Cの電極指5A、5Cの周期単位λよりも小さく設定している。中央IDT2Bの電極指5Bにおける周期単位λを小さくしたことから電極指5B群の容量が大きくなるので、その分インピーダンスが小さくなる。各IDT2A〜2Cの電極指5A〜5Cの交差幅Wを小さくするとインピーダンスが大きくなるが、周期単位λを小さくしたことによりインピーダンスが小さくなっているため、各IDT2A〜2Cの電極指5A〜5Cの交差幅Wを小さくしてその分インピーダンスが大きくなっても、インピーダンスを所要の大きさに設定することができる。従って縦結合二重モードフィルタを小型化できる。【選択図】図1
Description
本発明は、圧電基板上に3つのIDT(Inter Digital Transducer)電極を弾性波の伝藩方向に並べると共に、これらの両端のIDTの外側に反射器を設置した縦結合二重モードフィルタに関する。
弾性表面波フィルタである縦結合二重モードフィルタは、圧電基板上に設けられた中央IDTにおける弾性表面波の伝播方向における両側にIDTを配置し、これら両側のIDTの外側に反射器を配置して構成されている。縦結合二重モードフィルタは、反射器の間に弾性表面波が閉じ込められ、IDT間で音響結合が生じて例えば0次モード及び二次モード、あるいは一次モード及び三次モードの振動モードが強励振される。
縦結合二重モードフィルタの電極指の対数及び電極指の交差幅は、入力インピーダンス及び出力インピーダンスを決定する要素であり、当該フィルタに接続される回路とのインピーダンスの整合とるためにこれらインピーダンスを例えば50Ωに調整しようとすると、電極指の対数及び電極指の交差幅を適切に設定する必要がある。一方、縦結合二重モードフィルタにおいては、フィルタの帯域幅は主に電極指の対数により決定されることから、狭帯域のフィルタでは電極指の対数を多く設定し、広帯域のフィルタでは電極指の対数を少なく設定する必要がある。
このため上述のようにインピーダンスを整合させようとすると、狭帯域のフィルタでは、電極指の交差幅を狭く、また広帯域のフィルタでは交差幅を広く設定する必要がある。従って、広帯域のフィルタは狭帯域のフィルタに比べて弾性表面波の伝播方向と直交する方向に大きくなる傾向にあり、市場における小型化の要求に対応しにくいという課題がある。
特許文献1には、縦結合二重モード型フィルタを集約させることで小型化する技術が記載されているが、IDTの大きさを小型化するものではない。
本発明はこのような事情の下になされたものであり、縦結合二重モードフィルタにおいて、インピーダンスを所要の大きさに設定しながら小型化を図ることができる技術を提供することにある。
本発明の縦結合二重モードフィルタは、圧電基板上に設けられた中央IDTにおける弾性波の伝播方向における両側に夫々左側IDT及び右側IDTを配置し、前記左側IDTの左側及び右側IDTの右側に各々反射器を配置して構成された縦結合二重モードフィルタにおいて、
前記中央IDTの電極指の周期単位λ´の数の50%以上の数の周期単位λ´が前記左側IDT及び右側IDTの電極指の周期単位λよりも小さいことを特徴とする。
前記中央IDTの電極指の周期単位λ´の数の50%以上の数の周期単位λ´が前記左側IDT及び右側IDTの電極指の周期単位λよりも小さいことを特徴とする。
また本発明の縦結合二重モードフィルタは、上述の縦結合二重モードフィルタを第1の縦結合二重モードフィルタ及び第2の縦結合二重モードフィルタとして2個用い、第1の縦結合二重モードフィルタと第2の縦結合二重モードフィルタとを縦続接続して構成されてもよく、前記左側IDT及び右側IDTの電極指の並びの周期単位λに対する前記中央IDTの電極指の並びの周期単位λ´の比率(λ´/λ)が0.9以上であってもよい。あるいは、比帯域の帯域幅が3.0%〜6.0%であることを特徴としてもよい。
本発明は、縦結合二重モードフィルタにおいて、中央IDTの電極指の本数の50%以上について、電極指の並びの周期単位λ´を両側IDTの電極指の並びの周期単位λよりも小さく設定している。従って電極指間の離間寸法が小さくなるので、電極指群の容量が大きくなり、見掛け上のインピーダンスが小さくなる。このため電極指の交差幅Wを小さくすることに起因してインピーダンスが大きくなっても、全体としてインピーダンスを所要の大きさに抑えることができる。従って、インピーダンスを所要の大きさに設定しながら、フィルタの小型化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る縦結合二重モードフィルタについては、図1に示すように、互いに縦続に接続された複数例えば2つの縦結合二重モードフィルタを備えており、例えばタンタル酸リチウム(LiTaO3)などからなる圧電基板1上に形成されている。ここで、これら2つの縦結合二重モードフィルタの一方及び他方を「第1のフィルタ部11」及び「第2のフィルタ部12」と呼ぶと共に、弾性波の伝搬方向に直交する方向を前後方向と呼ぶと、第1のフィルタ部11及び第2のフィルタ部12は、夫々奥側及び手前側に配置されている。図1においては、各々のIDT2A〜2Cにおける電極指5A〜5Cの配置レイアウトについて簡略化して描画している。
第1のフィルタ部11は、弾性波の伝搬方向(左右方向)に沿って一列に配置された3つのIDT2A〜2Cと、これらIDT2A〜2Cを左右方向から挟むように設けられた反射器30A、30Bとを備えている。中央のIDT2Bは、中央IDTに相当し、IDT2Bの左右に位置するIDT2A、2Cは、夫々左側IDT及び右側IDTに相当する。
各々のIDT2A〜2Cには、各々一対のバスバー(40A、41A)、(40B、41B)、(40C、41C)及び複数の電極指5A〜5Cが設けられている。図1を正面に見て、左側IDT2Aを例に説明すると、バスバー40A、41Aは、弾性波の伝搬方向に沿って各々伸びると共に、前後方向に互いに離間するように配置されている。各々の電極指5Aは、バスバー40Aから対向するバスバー41Aに向かって伸びる電極指5Aと、バスバー41Aから対向するバスバー40Aに向かって伸びる電極指5Aと、が互いに交差するように配置されている。
左側IDT2A、中央IDT2B及び右側IDT2Cの夫々における電極指5A〜5Cとからなる構成の数量を「対数N」とすると、この対数Nは、例えば夫々16対、17対及び16対に設定されている。また反射器30A、30Bの2本のバスバー7の間に設けられたストライプ電極8の本数は、例えば50本である。図2は、中央IDT2B及び左側IDT2Aの一部を拡大して示している。なお電極指5A、5Cの対数については、図示の便宜上正確には記載されていない。図2中、λは左側IDT2Aの電極指5Aの配列の周期単位を示しており、λ´は中央IDT2Bの電極指5Bの配列の周期単位を示している。中央IDT2Bの電極指5Bの周期単位λ´の数の50%以上、例えば100%の数の周期単位λ´は、左側IDT2A及び右側IDT2Cの電極指5A、5Cの周期単位λよりも小さく設定されている。即ち、中央IDT2Bの電極指5Bの全体に亘って周期単位λ´がλよりも小さく設定されている。
左側IDT2A(右側IDT2C)の周期単位λに対する中央IDT2Bの電極指5Bの周期単位λ´の比率(λ´/λ)は、例えば0.9以上、例えば0.98に設定される。なお図1、図2においては、周期長は誇張して記載している。
これらの各IDT2A〜2Cの電極指5A〜5Cの交差幅W(図2参照)、即ち一方側のバスバー40A〜40Cから伸びる電極指5A〜5Cと他方側のバスバー41A〜41Cから伸びる電極指5A〜5Cとが交差する長さ寸法は、例えば35λに設定されている。
左側IDT2A(右側IDT2C)の周期単位λに対する中央IDT2Bの電極指5Bの周期単位λ´の比率(λ´/λ)は、例えば0.9以上、例えば0.98に設定される。なお図1、図2においては、周期長は誇張して記載している。
これらの各IDT2A〜2Cの電極指5A〜5Cの交差幅W(図2参照)、即ち一方側のバスバー40A〜40Cから伸びる電極指5A〜5Cと他方側のバスバー41A〜41Cから伸びる電極指5A〜5Cとが交差する長さ寸法は、例えば35λに設定されている。
図1に戻って、第1のフィルタ部11においては、左側IDT2Aの一方側のバスバー40Aは、接地ポート31を介して接地されている。この左側IDT2Aの他方側のバスバー41Aには、第2のフィルタ部12に向かって伸びる接続配線60の一端側が接続されている。中央IDT2Bでは、一方側のバスバー40Bに入力ポート32が接続され、他方側のバスバー41Bは接地ポート31に接続されている。また、右側IDT2Cでは、一方側のバスバー40Cに接地ポート31が接続され、他方側のバスバー41Cには前記接続配線60とは別の接続配線61の一端側が接続されている。
第1のフィルタ部11と第2のフィルタ部12との間から両フィルタ部11、12を見たとき、第2のフィルタ部12は第1のフィルタ部11と同じ構造として構成されている。即ち、第1のフィルタ部11と第2のフィルタ部12とは、鏡面対称として構成されている。このため第2のフィルタ部12の各部位について、第1のフィルタ部11に相当する部位は、第1のフィルタ部11と同じ符号を付している。
第2のフィルタ部12における左側IDT2Aでは、第1のフィルタ部11の左側IDT2Aから伸びる接続配線60の他端側が一方側のバスバー40Aに接続され、他方側のバスバー41Aは接地ポート31に接続されている。中央IDT2Bでは、一方側のバスバー40Bに接地ポート31が接続され、他方側のバスバー41Bには出力ポート33が接続されている。また、右側IDT2Cでは、第1のフィルタ部11の右側IDT2Cから伸びる接続配線61の他端側が一方側のバスバー40Cに接続され、他方側のバスバー41Cは接地ポート31に接続されている。
第1のフィルタ部11と第2のフィルタ部12とは、各々縦結合二重モードフィルタを構成していることから、図1に示す縦結合二重モードフィルタは、第1の縦結合二重モードフィルタと第2の縦結合二重モードフィルタとを縦続接続して構成されているということができる。
第1のフィルタ部11と第2のフィルタ部12とは、各々縦結合二重モードフィルタを構成していることから、図1に示す縦結合二重モードフィルタは、第1の縦結合二重モードフィルタと第2の縦結合二重モードフィルタとを縦続接続して構成されているということができる。
続いて縦結合二重モードフィルタにおける弾性表面波の伝藩について説明する。入力ポート32から縦結合二重モードフィルタに周波数信号が入力されると、圧電基板1に歪みが生じ、この歪みにより第1のフィルタ部11における中央IDT2Bにおいて弾性表面波が発生し、右側方向及び左側方向に向かって伝搬していく。右側に向かって伝搬する弾性表面波は、右側IDT2Cを介して右側の反射器30Bに到達し、この反射器30Bにおいて反射されて右側IDT2Cに向かって戻される。
また、中央IDT2Bから左側に向かって伝搬する弾性波は、左側IDT2Aを介して左側の反射器30Aに到達し、この反射器30Aにおいて反射されて左側IDT2Aに戻される。こうして例えば反射器30A、30Bのキャビティ(等価反射面)間において弾性表面波が反射し、互いに周波数の異なる例えば1次モード及び3次モードの共振モードが励起される。その後第1のフィルタ部11における左側IDT2A及び右側IDT2Cから、接続配線60、61を介して、夫々第2のフィルタ部12における左側IDT2A及び右側IDT2Cに入力される。第2のフィルタ部12においても同様に互いに周波数の異なる1次モード及び3次モードの共振モードが励起され、第2のフィルタ部12における中央IDT2Bに接続された出力ポート33から出力される。
上述の実施形態では、中央IDT2Bの電極指5Bの周期単位λ´を、左側IDT2A及び右側IDT2Cの電極指5A、5Cの周期単位λよりも小さく設定している。中央IDT2Bの電極指5Bは、縦結合二重モードフィルタのインピーダンスを決定するにあたり支配的な因子である。周期単位λを小さくしたことから電極指5B群の容量が大きくなるので、その分インピーダンスが小さくなる。各IDT2A〜2Cの電極指5A〜5Cの交差幅Wを小さくするとインピーダンスが大きくなるが、周期単位λを小さくしたことによりインピーダンスが小さくなっているため、各IDT2A〜2Cの電極指5A〜5Cの交差幅Wを小さくしてその分インピーダンスが大きくなっても、インピーダンスを所要の大きさに設定することができる。従って縦結合二重モードフィルタを小型化できる。
上述の例では、中央IDT2Bの電極指5Bの周期単位λ´の数の全部に亘って、即ちすべての電極指5Bについて両側のIDT2A、2Cの電極指5A、5Cの周期単位λよりも小さく設定しているが、電極指5Bの周期単位λ´の数の一部についてだけ、周期単位λよりも小さく設定するようにしてもよい。この場合、電極指5Bの周期単位λ´のうち、周期単位λよりも小さく設定される周期単位λ´の数の割合が大きい方が効果が大きく、その割合は50%以上であることが好ましく、70%以上であることがより好ましい。図2で説明すると、電極指5Bの本数は15本であり、周期単位λ´の数は6であるから、50%以上であるということは、周期単位λよりも小さい周期単位λ´の数は3以上であるということである。
残りの周期単位λ´は、例えば周期単位λと同じに設定される。なお、周期単位λよりも小さく設定される周期単位λ´は、の大きさは互いに同じであることに限定されない。
残りの周期単位λ´は、例えば周期単位λと同じに設定される。なお、周期単位λよりも小さく設定される周期単位λ´は、の大きさは互いに同じであることに限定されない。
両側のIDT2A、2Cの周期単位λに対する中央IDT2Bの周期単位λ´の比率(λ´/λ)が小さすぎると、周波数と電力の減衰量との関係を示す周波数特性において、通過域から阻止域に移行する特性曲線の肩の部分の傾斜が緩やかになり、特性として劣化してしまう。このため比率(λ´/λ)は0.9以上が好ましく、0.95以上であることがより好ましい。
更に第1の縦結合二重モードフィルタ(第1のフィルタ部11)と第2の縦結合二重モードフィルタ(第2のフィルタ部12)とを縦続接続して構成すれば、入力ポート32だけでなく、出力ポート33も中央IDT2Bに接続できるので、入力インピーダンス及び出力インピーダンスのいずれについても例えば50Ωに設定して接続回路とのインピーダンスの整合をとることができる利点がある。
本発明の縦結合二重モードフィルタは、広帯域のものほど小型化の効果が大きく、例えば比帯域の帯域幅が3.0%〜6.0%であるフィルタに対して好適である。
更に第1の縦結合二重モードフィルタ(第1のフィルタ部11)と第2の縦結合二重モードフィルタ(第2のフィルタ部12)とを縦続接続して構成すれば、入力ポート32だけでなく、出力ポート33も中央IDT2Bに接続できるので、入力インピーダンス及び出力インピーダンスのいずれについても例えば50Ωに設定して接続回路とのインピーダンスの整合をとることができる利点がある。
本発明の縦結合二重モードフィルタは、広帯域のものほど小型化の効果が大きく、例えば比帯域の帯域幅が3.0%〜6.0%であるフィルタに対して好適である。
本発明の効果を検証するために、実施例及び比較例に係る縦結合二重モードフィルタを用い、周波数通過帯域における減衰量を調べた。実施例及び比較例の縦結合二重モードフィルタについては、各々表1に示すように設定した。実施例の縦結合二重モードフィルタにおいては、左側及び右側IDT2A、2Cの電極指5A、5Cの対数を16対とし、中央IDT2Bの電極指5Bの対数を17に設定した。また中央IDT2Bにおける電極指5Bの周期長λ´と左側及び右側IDT2A、2Cの電極指5A、5Cの周期長λとがλ´/λ=0.984になるように設定した。また実施例における交差幅Wを35λに設定した。
比較例の縦結合二重モードフィルタにおいては、中央IDT2Bの電極周期λ´と左側及び右側IDT2A、2Cの電極指5A、5Cの周期長λとを同じ周期(λ´/λ=1.000)に設定し、交差幅Wを48λに設定したことを除いて実施例と同様に設定した。
表1
表1
図3及び図4は、夫々実施例及び比較例における縦結合二重モードフィルタの周波数特性を示す特性図である。図3に示すように実施例においては、通過域と阻止域との間で60〜70dB程度の減衰量の差が得られた。また図4に示しように比較例においても、通過域と阻止域との間で60〜70dB程度の減衰量の差が得られており、実施例においても比較例と同程度の挿入損失が得られることがわかる。表1に示すように縦結合二重モードフィルタの交差幅Wは、実施例おいては35λに設定しており、比較例では48λに設定していた。従って実施例は、交差幅Wを比較例の73%程度に小さくしながら同レベルの減衰特性が得られることがわかり、本発明の実施の形態によれば縦結合二重モードフィルタを小型化することができるといえる。
1 圧電基板
2A 左側IDT
2B 中央IDT
2C 右側IDT
5A〜5C 電極指
30A、30B 反射電極
31 接地ポート
32 入力ポート
33 出力ポート
40A〜40C、41A〜41C
バスバー
60、61 接続配線
2A 左側IDT
2B 中央IDT
2C 右側IDT
5A〜5C 電極指
30A、30B 反射電極
31 接地ポート
32 入力ポート
33 出力ポート
40A〜40C、41A〜41C
バスバー
60、61 接続配線
Claims (4)
- 圧電基板上に設けられた中央IDTにおける弾性波の伝播方向における両側に夫々左側IDT及び右側IDTを配置し、前記左側IDTの左側及び右側IDTの右側に各々反射器を配置して構成された縦結合二重モードフィルタにおいて、
前記中央IDTの電極指の周期単位λ´の数の50%以上の数の周期単位λ´が前記左側IDT及び右側IDTの電極指の周期単位λよりも小さいことを特徴とする縦結合二重モードフィルタ。 - 請求項1記載の縦結合二重モードフィルタを第1の縦結合二重モードフィルタ及び第2の縦結合二重モードフィルタとして2個用い、第1の縦結合二重モードフィルタと第2の縦結合二重モードフィルタとを縦続接続して構成された縦結合二重モードフィルタ。
- 前記左側IDT及び右側IDTの電極指の並びの周期単位λに対する前記中央IDTの電極指の並びの周期単位λ´の比率(λ´/λ)が0.9以上であることを特徴とする請求項1または2記載の縦結合二重モードフィルタ。
- 比帯域の帯域幅が3.0%〜6.0%であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の縦結合二重モードフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015049735A JP2016171446A (ja) | 2015-03-12 | 2015-03-12 | 縦結合二重モードフィルタ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020031783A1 (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 株式会社村田製作所 | フィルタおよびマルチプレクサ |
-
2015
- 2015-03-12 JP JP2015049735A patent/JP2016171446A/ja active Pending
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WO2020031783A1 (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 株式会社村田製作所 | フィルタおよびマルチプレクサ |
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