JP2005295203A - デュプレクサ - Google Patents

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Abstract

【課題】デュプレクサを構成するフィルタの入力インピーダンス特性を平滑にし、相手方フィルタの通過帯域におけるリップルの発生や特性劣化を抑え、挿入損失を少なくする。
【解決手段】共通端子Cに並列に接続された互いに中心周波数の異なる2つの帯域通過フィルタF1,F2を含むデュプレクサで、低域側フィルタF2が、共通端子側の最初に一端子対直列腕SAW共振器を備え、該一端子対直列腕SAW共振器における反射器のピッチをIDTのピッチよりも大きく(又は小さく)し、これにより反射器の高周波側のストップバンド端部位置に発生するスプリアスを、高域側フィルタの通過帯域以外の周波数領域に位置せしめる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デュプレクサに係り、特に低域側フィルタにラダー型の弾性表面波フィルタを備えたデュプレクサに関する。
携帯電話機などの移動体通信機器では、小型かつ高機能化に適する点から、弾性表面波フィルタ(以下、SAWフィルタという)を用いたデュプレクサが近年広く使用されている。
かかるデュプレクサにおいて送受信信号の分波を行うSAWフィルタとしては、例えば弾性表面波を励振する櫛形電極(インターデジタルトランスデューサ:Interdigital Transducer/以下、IDTという)と、IDTの両側に配置されてIDTで励起される弾性表面波を閉じ込める反射器とを圧電基板上に形成してなる一端子対SAW共振器があり、該共振器を複数接続し、送受信側各フィルタとして、所定の通過帯域を有する帯域通過フィルタをそれぞれ構成する。
共振器の接続構造としては、ラダー型に複数の共振器を接続する回路構成が知られている。このラダー型SAWフィルタは、入力端と出力端とを結ぶ直列腕と、直列腕と基準電位とを結ぶ並列腕とを有し、直列腕に直列腕共振器として一端子対SAW共振器が、並列腕に並列腕共振器として一端子対SAW共振器がそれぞれ接続される。直列腕のSAW共振器の共振周波数は、並列腕のSAW共振器の反共振周波数と略一致され、帯域通過フィルタを構成する。
また、このようなデュプレクサあるいはSAWフィルタを開示するものとして下記特許文献がある。
特許第3246906号公報
特開平6−338756号公報
ところで、デュプレクサを構成する送信側および送信側の各フィルタは、所定の通過帯域で挿入損失を低く抑えるとともに、通過帯域外では大きな減衰が得られることが要求される。特に、フィルタの通過帯域では、信号電力の損失を極力抑えるため、できるだけ小さな挿入損失とする必要がある。
ところが、共通端子に並列に接続される送受信フィルタは、互いに相手方フィルタの影響を受け、特に、相手方フィルタの共通端子側の入力インピーダンスに生じる変動(リップル)によって、他方のフィルタの挿入損失特性を劣化させることがある。
一方、通過帯域内に不要なリップルが無い、より損失の少ないフィルタ特性を得ようとした場合には、当該フィルタの入力インピーダンスの周波数特性が重要となる。
ところが、上記特許文献を含め従来においては、接続されるフィルタの入力インピーダンスの周波数特性については特に考慮されておらず、このため相手方フィルタの通過帯域内に不要なリップルが発生し、挿入損失の劣化を引き起こしている。
また、上記特許文献2(特開平6−338756)では、スプリアスの抑圧によりSAWフィルタ自身の減衰特性の改善を図っているが、特にデュプレクサの使用を想定しておらず、デュプレクサの挿入損失の改善という発想には至っていない。
したがって、本発明の目的は、デュプレクサを構成するフィルタの、共通端子側から見た入力インピーダンスの周波数特性を平滑にすることにより、相手方フィルタの通過帯域におけるリップルの発生や挿入損失の劣化を抑え、良好な通過特性を得ることにある。
このような目的を達成するため、本発明の第一のデュプレクサは、共通端子に並列に接続された互いに中心周波数の異なる2つの帯域通過フィルタを含むデュプレクサであって、前記帯域通過フィルタのうちの低域側フィルタが、前記共通端子側の最初に一端子対直列腕SAW共振器を備え、該一端子対直列腕SAW共振器における反射器のピッチをIDTのピッチよりも大きくし、これにより、反射器の高周波側のストップバンド端部位置に発生するスプリアスを、前記帯域通過フィルタのうちの高域側フィルタの通過帯域以外の周波数領域に位置せしめたことを特徴とする。
低挿入損失・通過帯域外高減衰のより特性に優れたデュプレクサを開発すべく本発明者は種々検討を行った。この過程において、低域側フィルタの反射器のストップバンド端に発生するスプリアスが、デュプレクサを構成したときに相手方(高域側)フィルタの特性に悪影響を与えていることを見い出した。
すなわち、一端子対直列腕SAW共振器の周波数−入力インピーダンス特性において、反射器のストップバンド端(高域側の端部)にスプリアスが発生する。従来のデュプレクサ構造では、低域側フィルタに生じるこのスプリアスが、高域側フィルタの通過帯域にリップルを発生させ、挿入損失の劣化を引き起こす原因となっていた。
さらに、上記スプリアスは、低域側フィルタの直列腕の最初(共通端子側から見て初段の先頭)に接続されたSAW共振器によるものであり、この共振器において反射器の電極配列ピッチλREFをIDT電極配列ピッチλIDTより大きくした場合(λREF>λIDT)には、低周波側に移動し、逆に、反射器の電極配列ピッチλREFをIDT電極配列ピッチλIDTより小さくした場合(λREF<λIDT)には、高周波側に移動する。
したがって、本発明の第一のデュプレクサでは、低域側フィルタの共通端子側の最初に設けた直列腕SAW共振器について、反射器のピッチをIDTのピッチよりも大きくすることで、反射器の高周波側のストップバンド端部位置に発生するスプリアスを、高域側フィルタの通過帯域以外の周波数領域に位置せしめる。
これにより、高域側フィルタの通過帯域に従来発生していたリップルを通過帯域外(低周波側)に外し、該高域側フィルタの入力インピーダンスの周波数特性を平滑にすることができ、高域側フィルタの通過帯域に発生していたリップルや周波数特性の変動を抑え、挿入損失の少ないデュプレクサを構成することが可能となる。
さらに、かかる本発明によれば、相手方フィルタへの影響を無くすかあるいは極めて小さく抑えることが出来るから、送受信各フィルタ構成を独立して考えることができ、デュプレクサの設計が容易になる利点がある。
また、本発明の第二のデュプレクサは、共通端子に並列に接続された互いに中心周波数の異なる2つの帯域通過フィルタを含むデュプレクサであって、前記帯域通過フィルタのうちの低域側フィルタが、前記共通端子側の最初に一端子対直列腕SAW共振器を備え、該一端子対直列腕SAW共振器における反射器のピッチをIDTのピッチよりも小さくし、これにより、反射器の高周波側のストップバンド端部位置に発生するスプリアスを、前記帯域通過フィルタのうちの高域側フィルタの通過帯域以外の周波数領域に位置せしめたことを特徴とする。
かかる第二のデュプレクサにおいても、前記第一のデュプレクサと同様に、高域側フィルタの通過帯域に従来発生していたリップルを通過帯域外(高周波側)に外し、該高域側フィルタの入力インピーダンスの周波数特性を平滑にすることができ、高域側フィルタの通過帯域に発生していたリップルや周波数特性の変動を抑え、挿入損失の少ないデュプレクサを構成することが可能となる。
本発明によれば、平滑化された入力インピーダンスにより、通過帯域に不要なリップルの無い、挿入損失のより小さいデュプレクサを得ることが可能となる。
本発明の他の特徴および利点は、以下の本発明の実施の形態の説明により明らかにする。
図1は、本発明の実施の形態(以下、本実施形態という)に係るデュプレクサを示すものである。同図に示すようにこのデュプレクサ11は、共通端子Cと受信信号端子Rx(ポート2)との間に接続された第一の帯域通過フィルタF1と、共通端子Cと送信信号端子Tx(ポート3)との間に接続された第二の帯域通過フィルタF2とを備える。共通端子Cは、アンテナに接続されるポート1に接続されている。
フィルタF1,F2は、通過帯域の中心周波数をそれぞれf0F1、f0F2とすると、f0F1の方がf0F2より大きい(f0F1>f0F2)関係にあり、本実施形態では、高域側のフィルタF1を受信側フィルタ、低域側のフィルタF2を送信側フィルタとする。ただし、送受信フィルタは、通信システムによっては本実施形態とは逆になることもあり、本発明では高域側フィルタが送信側フィルタ、低域側フィルタが受信側フィルタとなることもある。
低域側フィルタF2は、図2に示すように、前記共通端子Cに接続される端子22と前記送信信号端子Tx(ポート3)に接続される端子23とを結ぶ直列腕24に3個のSAW共振器31,32,33を設けるとともに、該直列腕24と基準電位線27とを結ぶ2本の並列腕25,26の各々にSAW共振器34,35を設け、これら直列腕共振器31〜33と並列腕共振器34,35とにより4段接続のラダー型SAWフィルタ21を構成したものである。
尚、低域側フィルタF2について、本発明では、直列腕共振器と並列腕共振器とをそれぞれ少なくとも1つずつ備えたラダー型フィルタで、かつ共通端子側の先頭に配置された直列腕共振器が一端子対SAW共振器であれば良く、共振器の接続段数(個数)は、4段(直列腕共振器3個、並列腕共振器2個)に限定されるものではない。
また、同じく低域側フィルタF2について、共通端子側先頭に接続される共振器が直列腕SAW共振器であれば、それ以降のフィルタ形式は特に問わない。共通端子から見て最初に接続される直列腕共振器によって当該フィルタの特性がほぼ決定されるからである。したがって、共通端子から見て2個目以降の共振器は、例えばSAW共振器を直列または並列に配置したノッチフィルタや、直列−並列に配置したラダー型フィルタ、縦結合2重モードフィルタその他の形式をとって構わない。
一方、高域側フィルタF1は、低域側フィルタF2と同様に直列腕共振器と並列腕共振器とをラダー型に接続したラダー型SAWフィルタとすることが出来るが、必ずしもラダー型SAWフィルタとする必要はなく、他の形式のSAWフィルタあるいはSAWフィルタ以外の帯域通過フィルタにより構成することも可能である。
図3は、低域側フィルタF2を構成するSAW共振器を示すものである。同図に示すように低域側フィルタF2の各SAW共振器は、圧電基板(図示せず)上に形成した、弾性表面波を励振するIDT41と、IDT41の両側に配置されてIDT41で励振される弾性表面波を閉じ込める短絡型グレーティング反射器51a,51bとを有する一端子対SAW共振器である。
IDT41は、正規型IDTであり、表面波伝搬方向に沿って延びる一対のバスバー42a,42bを有する。これらバスバーのうち一方のバスバー42aには、複数本の電極指43aの一端が接続され、各電極指43aは、表面波伝搬方向と直交する方向に、すなわち他方のバスバー42bに向け延びている。同様に、他方のバスバー42bには、複数本の電極指43bの一端が接続されており、各電極指43bは、前記一方のバスバー42aに向け延びている。各電極指43a,43bは、互いに間挿し合うように配置されている。尚、図3では、各部構成を明確に表すため、電極指の対数は実際より少なく表現している。
本実施形態(本発明)のデュプレクサでは、相対的に低い中心周波数をもつ低域側フィルタF2の初段の(共通端子から見て最初に接続される)SAW共振器31(図2)を直列腕共振器とし、この共通端子側先頭に配置された直列腕SAW共振器31について、反射器のピッチλREFをIDTのピッチλIDTよりも大きく(λREF>λIDT)または小さく(λREF<λIDT)する。反射器51a,51bの高周波側のストップバンド端部位置に発生するスプリアスを高域側フィルタF1の通過帯域以外の周波数領域に位置せしめ、これにより高域側フィルタの通過帯域におけるインピーダンス特性を平滑にし、高域側フィルタの挿入損失を低減するためである。以下、この原理について述べる。
図4は、デュプレクサにおける高域側フィルタF1の通過特性を示す線図である。同図において実線で示すように従来のデュプレクサでは、高域側フィルタF1の通過帯域内(900MHz付近)にリップルR1が存在し、このリップルR1がフィルタF1の挿入損失の増大を招いていた。このリップルR1は、高域側フィルタF1自身によるものではなく、デュプレクサを構成した場合に初めて出現するものであった。尚、同図において実線で示した従来のデュプレクサでは、低域側フィルタF2の初段直列腕共振器を含む総ての共振器について、反射器のピッチλREFとIDTのピッチλIDTとを等しく形成している(λREF=λIDT)。
そこで、本発明者は、低域側フィルタF2の入力インピーダンス特性との対応関係を調べた。その結果、次のようなことがわかった。
図5は、前記4段接続のラダー型SAWフィルタにより形成した低域側フィルタF2の共通端子側の入力インピーダンスの特性を示すものである。実線が従来のように各共振器の反射器のピッチλREFとIDTのピッチλIDTとを等しく(λREF=λIDT)した場合の特性、破線が上記本実施形態のように反射器のピッチλREFとIDTのピッチλIDTとを異ならせた(λREF>λIDTまたはλREF<λIDT)場合の特性である。
同図に示すように、高域側フィルタF1の通過帯域にインピーダンスが急激に増減変動する部分R2があり、この低域側フィルタF2のインピーダンス特性(変動部分R2)が高域側フィルタF1に悪影響を与え、高域側フィルタF1の通過特性(図4)における前記リップルR1を発生させ、挿入損失の劣化を引き起こしている原因であることがわかった。さらに、この低域側フィルタF2のインピーダンス特性の変動部R2は、共通端子側先頭に設けた直列腕共振器31によるものである。
一方、図6から図8は、一端子対直列腕SAW共振器の周波数−インピーダンス特性(実線)を、反射器の反射特性(破線)とともに示す模式図である。同図に示すように、一端子対直列腕SAW共振器では、反射器のストップバンドの高周波側の端部にスプリアスR3が生じる。しかしながらこのスプリアスR3は、図7に示すように反射器のピッチλREFをIDTのピッチλIDTよりも大きく(λREF>λIDT)していくと低周波側に移動し、逆に反射器のピッチλREFをIDTのピッチλIDTよりも小さく(λREF<λIDT)していくと図8に示すように高周波側に移動させることが可能である。
そこで、本実施形態(本発明)では、前述のように、共通端子側先頭の直列腕SAW共振器について、反射器のピッチλREFをIDTのピッチλIDTよりも大きくしまたは小さくすることによって、図5の変動部R2を低周波側に移動させ(λREF>λIDTとした場合)、あるいは高周波側に移動させて(λREF<λIDTとした場合)高域側フィルタF1の通過帯域から変動部R2を除外する。
これにより、従来、高域側フィルタF1の通過帯域内に生じていたリップルR1(図4)を排除することが出来る。図4において破線が本実施形態による通過特性を示すもので、本実施形態によれば、高域側フィルタF1の通過帯域におけるインピーダンス特性を平滑にし、高域側フィルタF1の挿入損失を低減することが可能である。
以上、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の変更を行うことができることは当業者に明らかである。
本発明の実施形態に係るデュプレクサを示す図である。 前記実施形態に係るデュプレクサの低域側フィルタの構成を示す回路図である。 前記実施形態に係るデュプレクサの低域側フィルタを構成するSAW共振器を示す図である。 デュプレクサにおける高域側フィルタの通過特性を示す線図である。 4段接続のラダー型SAWフィルタにより形成した低域側フィルタの共通端子側の入力インピーダンス特性を示す線図である。 一端子対直列腕SAW共振器の周波数−インピーダンス特性(実線)を、反射器の反射特性(破線)とともに示す模式図で、反射器のピッチλREFをIDTのピッチλIDTと等しくした場合(λREF=λIDT)を示すものである。 一端子対直列腕SAW共振器の周波数−インピーダンス特性(実線)を、反射器の反射特性(破線)とともに示す模式図で、反射器のピッチλREFをIDTのピッチλIDTよりも大きくした場合(λREF>λIDT)を示すものである。 一端子対直列腕SAW共振器の周波数−インピーダンス特性(実線)を、反射器の反射特性(破線)とともに示す模式図で、反射器のピッチλREFをIDTのピッチλIDTよりも小さくした場合(λREF<λIDT)を示すものである。
符号の説明
11 デュプレクサ
31,32,33 直列腕SAW共振器
34,35 並列腕SAW共振器
41 IDT
51a,51b 反射器

Claims (2)

  1. 共通端子に並列に接続された互いに中心周波数の異なる2つの帯域通過フィルタを含むデュプレクサであって、
    前記帯域通過フィルタのうちの低域側フィルタは、前記共通端子側の最初に一端子対直列腕SAW共振器を備え、
    該一端子対直列腕SAW共振器における反射器のピッチをIDTのピッチよりも大きくし、
    これにより、反射器の高周波側のストップバンド端部位置に発生するスプリアスを、前記帯域通過フィルタのうちの高域側フィルタの通過帯域以外の周波数領域に位置せしめた
    ことを特徴とするデュプレクサ。
  2. 共通端子に並列に接続された互いに中心周波数の異なる2つの帯域通過フィルタを含むデュプレクサであって、
    前記帯域通過フィルタのうちの低域側フィルタは、前記共通端子側の最初に一端子対直列腕SAW共振器を備え、
    該一端子対直列腕SAW共振器における反射器のピッチをIDTのピッチよりも小さくし、
    これにより、反射器の高周波側のストップバンド端部位置に発生するスプリアスを、前記帯域通過フィルタのうちの高域側フィルタの通過帯域以外の周波数領域に位置せしめた
    ことを特徴とするデュプレクサ。
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