JP5042471B2 - 建設機械の油圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建設機械の油圧制御装置に係り、特に油圧掘削機のように慣性負荷の変化が大きいアクチュエータを操作する場合において、効果的にブリード量を調整することで機械全体の操作性を高め、且つ作業効率の向上を図ることが可能な、建設機械の油圧制御装置に関する。
本発明に係る従来例として、慣性負荷が大きいアクチュエータ、特に旋回系を駆動する際の既知のロードセンシング型切換弁での不具合に対する改善例として、オープンセンタ型切換弁の併用例が提示されている。
すなわち、油圧掘削機においては作業系(たとえばブーム、アーム等)油圧アクチュエータの負荷圧力によって切換弁の操作量が異なるのを避けるためロードセンシング型が望まれている一方、慣性負荷が大きい旋回系に関しては、常時圧力補償されることによる起動停止時の急加減速感は作業者の不快感のもととなっており、微操作性を得るためにはオープンセンタ型が望まれている。上記の従来例はその限りにおいては問題点の解決となっている。(特許文献1)
図7は、本発明に関連した前記特許文献1中の一部分を例示的に示す。同図7において、吐出量可変ポンプ10の吐出ラインPMLは分岐点Qからそれぞれ分岐吐出ラインPML1、PML2へ分岐されている。分岐吐出ラインPML1、PML2にはそれぞれ上方に圧力補償弁16、20を介してクローズドセンタ型の切換弁14、18が設けられ、それら各切換弁には油圧アクチュエータAC1、AC2が接続されている。前記AC1、AC2は、例えば建設機械の、ブーム駆動用の油圧シリンダ、アーム駆動用の油圧シリンダである。なお、同図の油圧アクチュエータAC2の右側には、図示しないが、バケット駆動用の油圧シリンダ(AC3とする)および対応する切換弁、圧力補償弁が配置されているものとする。
参照符号12は、前記ポンプ10の吐出流量調整機構であって、同吐出流量調整機構10には各切換弁14、18の内部に形成された絞りで発生する差圧が逆止弁を介して検出され破線FBLで示すラインにより与えられるようになっている。
参照符号MTRは、建設機械の旋回台を回転駆動する旋回駆動用の油圧モータである。参照符号22は、オープンセンタ型の切換弁であって、センタバイパスラインBLを有する。参照符号24は流量調整弁、26は圧力補償弁である。前記流量調整弁24には切換弁22の操作信号圧力SG1、SG2の内の大きい方がシャトル弁28により選択され与えられている。図8は、図7に示した切換弁22の切換途中の状態PH1、PH2を付加したものである。
図7、8に示す油圧制御装置によれば、油圧モータMTRにより旋回台を起動させる場合、旋回台に搭載されているブーム、アーム、バケット等による慣性負荷が最大のとき(図2(a))と、最小のとき(図2(b))とで、センタバイパスラインBLを流れる圧油は同様となる。つまり、最小慣性負荷のときでも最大慣性負荷のときと同様に、ゆっくりとしか起動しない。
上述した従来例では、作業系(ブーム、アーム等)の油圧アクチュエータを最大作業範囲状態(以下最大リーチという)に保持する場合と、最小作業範囲状態(以下小旋回姿勢という)に保持する場合とでは旋回操作に対するそれぞれの慣性負荷が大きく異なるため、特に小旋回姿勢においての急飛び出し、ギクシャク感の改善には至らず、更なる操作性の改善が望まれている。
この対策案として、センタバイパス通路開口を切換弁操作時において完全に閉止せず一部開度を設け、切換弁に供給される圧油の一部をその通路からブリードすることで上記不具合を解消する方法も考えられるが、小旋回姿勢での操作性を重視すればセンタバイパス開口は大きくする必要がある反面、作業系が最大リーチ状態、又は傾斜地での振り上げ旋回操作を想定した場合、センタバイパス開口により旋回の起動性、振り上げ操作に必要なトルクが得られないという別の問題を惹起することになる。
特開2002−295405号公報(図1、図2、図3)
本発明者等は、前記問題点を解決すべく鋭意研究・検討および努力を行った結果、前記作業系の姿勢を検出し、同作業系の慣性負荷に関連付けて前記ブリード量を調整することにより前記問題点が基本的に解決できることを見出した。
したがって、本発明の目的は、小旋回姿勢においての急飛び出し、ギクシャク感を改善した建設機械の油圧制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明による建設機械の油圧制御装置は、
旋回台、同旋回台を回転駆動する油圧モータ、および前記旋回台に搭載された1または複数の作業系を有する建設機械の油圧制御装置であって、同油圧装置は、
前記各作業系を駆動する油圧アクチュエータへの圧油の給排を行う切換弁群と、
前記切換弁群へ圧油を供給する吐出量可変ポンプと、
前記油圧モータへの圧油の給排を行うオープンセンタ型切換弁と、
同オープンセンタ型切換弁の圧油供給通路に接続され同圧油供給通路の圧油の一部をタンク通路へバイパスするためのブリード弁と、
前記各作業系の少なくとも1つの姿勢に対応した慣性負荷の値を生成する外部信号生成手段と、を備え、
前記外部信号生成手段からの出力を前記ブリード弁のバイパス開口を調整する外部信号圧力として与えることを特徴とする。
その場合、前記外部信号生成手段は、前記全ての作業系の姿勢に対応した慣性負荷の値に基づく全慣性負荷の値を生成することができる。
またその場合、前記オープンセンタ型切換弁の圧油供給通路であって前記ブリード弁の上流側に接続され、前記オープンセンタ型の切換弁の操作量に応じて開口量が調整され且つ、オープンセンタ型切換弁の開口部を通過する流量を圧力補償する圧力補償弁を設けることができる。
また、前記目的を達成するため、本発明による建設機械の油圧制御装置は、
吐出流量可変ポンプ、同ポンプの吐出ラインから分岐した第1のラインに接続され圧力補償弁を併設したセンタークローズの切換弁を複数個備えたロードセンシング型の第1制御弁、前記吐出ラインから分岐した第2のラインに接続され少なくとも1個以上のオープンセンタ型の切換弁を備えた第2制御弁および、前記オープンセンタ型の切換弁の操作量に応じて開口量が調整され且つ、その開口量に応じた通過流量を圧力補償する圧力補償弁を有する建設機械の油圧制御装置において、
前記圧力補償弁下流の前記オープンセンタ型切換弁への圧油供給通路とタンク通路間に外部信号圧力にて開度調整可能なブリード弁を設け前記第2制御弁に供給される圧油の一部を前記タンク通路にバイパス可能としたことを特徴とする。
その場合、前記オープンセンタ型切換弁の1つは旋回駆動用、ロードセンシング型切換弁の1つはブーム駆動用であることができる。
またその場合、前記ブリード弁の開口を調整する外部信号圧力は、作業系の姿勢を検知し作業系の慣性負荷に関連付けたものとすることができる。
さらに、外部信号圧力は、作業系に設けた位置、若しくは角度センサ出力に基づいて演算された前記作業系の慣性負荷の値に関連付けられており、前記慣性負荷の小さい小旋回姿勢においてはブリード弁開口を大きくすることで旋回駆動系への起動トルクを下げ、慣性負荷の大きい場合又は、傾斜地での振り上げ操作のように起動トルクを要する場合はブリード弁開口を閉止若しくは最小とすることができる。
本発明によれば、建設機械の作業系の姿勢が慣性負荷の小さい小旋回姿勢においては、ブリード弁開口を大きくすることで旋回駆動系への起動トルクを下げ、慣性負荷の大きい場合又は、傾斜地での振り上げ操作のように起動トルクを要する場合はブリード弁開口を閉止若しくは最小とすることで作業系の姿勢に拘わらず操作性改善を図ることが可能となる。
以下、本発明の好適実施例について、添付図面を参照し詳細に説明する。
図1は、図7に対応した、本発明による油圧制御装置を示している。説明の煩雑さを避けるため、図1において、図7と同じ参照符号は同じ構成要素を示しており、したがって、それらの説明は省略し、以下では相違する点を中心に説明するものとする。
図1において、オープンセンタ型の切換弁22Aは、図示のように上流側、下流側に各4つのポートA、B、C、Dを有する。分岐吐出ラインPML2から圧力補償弁26へ与えられる圧油はラインL1からポートA、Aを通り圧油供給通路であるラインL2から、バイパスラインBL、ポートD、Dを経てタンクTに到る経路のほかに、前記ラインL2からさらにラインL3、ブリード弁BVL、ラインL4およびタンクラインTLを通ってタンクTにいたる経路とが形成されている。ブリード弁BVLへの操作信号圧力である外部信号FSは、外部信号生成手段50にて前述したブーム、アーム等の作業系の全ての慣性負荷の値に関連付けられた電気信号が演算形成され、それが電油変換部52で圧油信号に変換されることにより与えられる。参照符号SNRは、前記外部信号生成手段50に与えられるセンサ信号発生部である。そのセンサとしては、例えば前記作業系の各揺動軸と関連して取付けられたポテンショメータPT1、PT2、PT3が示される。(図2(a)参照)
図1から明らかなように、作業系の慣性負荷が最大で大きな起動トルクを必要とする場合、例えば最大リーチの場合(図2(a)参照)には、前記ブリード弁BVLが閉じた状態であるので圧油はラインL4、タンクラインTLを介してブリードすることはなく、したがって、操作信号SG1またはSG2により旋回駆動が起動されると、ポートD、D間のセンタバイパス通路はその開口状態が全開から徐々に遮断状態に移行する。
オープンセンタ型切換弁22Aの上流には圧力補償弁26が設けられており、可変容量吐出ポンプ10からは作動圧力に影響を受けず切換弁内の供給量制御用開口に応じた流量が供給される。その供給された圧油は前記切換弁22Aのある切換え位置では一部がセンタバイパス通路BLを経てタンクTに、残りは旋回用の油圧モータMTRにそれぞれ切換弁22Aを介して供給される。この状態では通常のオープンセンタ型切換弁と同じ作動であり、旋回の操作性においては切換弁22Aの各開口特性を適度に定めることにより、スムーズな起動性を確保可能となる。
一方、小旋回姿勢、微操作時においては前記旋回用の油圧モータMTRには大きな起動トルクは必要なく、寧ろ可変容量吐出ポンプ10からの圧油を一部ブリードした方がスムーズな操作性が得られる。この場合、外部信号圧力FSを印加することによりブリード弁BVLを開放し一部圧油をラインL4、タンクラインTLを経てタンクTにバイパスさせることでハンティング等の急激なる操作感を効果的に緩和可能となる。この場合、作業系の姿勢即ち旋回される作業系の慣性負荷の大きさに関連付けて形成した適度の外部信号圧力FSを印加し、ブリード弁BVLの開度を調整することにより一層の操作性改善が行える。
図2は、油圧掘削機(ショベルカー)の全体外形を示しており、同図(a)は、各作業系が最大作業範囲すなわち、最大リーチの状態を示し、同図(b)は、最小リーチすなわち、小旋回姿勢の状態を示す。同図(a)において、ブームBMの左方端側の基底部は、ほぼ旋回台の回転中心軸CLに軸P1を介して揺動可能に取付けられており、油圧シリンダAC1の駆動により垂直方向からの角度θが与えられるようになっている。同様にして、ブームBMの右方端部にはアームARMの基底部が軸P2を介して油圧シリンダAC2により揺動可能に取付けられている。さらに、同様にしてバケットBKTが軸P3を介して油圧シリンダAC3により揺動可能に取付けられている。前記各軸P1、P2、P3近傍にはそれぞれの作業系の姿勢を検出するポテンショメータPT1、PT2、PT3が取付けられている。
図3は、図1の外部信号生成手段50の機能的構成を例示するブロック図であって、同図(a)は、その構成の詳細ブロック図、同図(b)は、(a)中の判定演算部の判定方法の種類を示す。
同図(a)において、外部信号生成手段50は、センサ群SNRの各センサからの電気的信号をアナログデジタル変換するA/D変換器50Aと、作業系全体の慣性負荷IMを演算し算出する慣性負荷演算部50Cと、前記慣性負荷IMから電気信号の外部信号FSを形成するための判定演算部50D、および同外部信号FSをデジタルアナログ変換するD/A変換部50Eとさらに、前記慣性負荷演算部50Cと、前記慣性負荷IMから電気信号の外部信号FSを形成するための判定演算部50Dでの演算に際し参照されるパラメータデータを記憶するパラメータ記憶部50Bからなる。(演算用のCPUは図示せず。)
前記慣性負荷演算部50Cでは、ステップSTP1からステップ4の順序で全慣性負荷IMが算出されるようになっている。
前記パラメータ記憶部50Bには、例えば各ステップSTP1〜4の演算で使用される数式および、ブームBM、アームARM等の長さや重量データ、検出された各作業系の姿勢(θ)データのほか、前記判定演算のための設定値α、βおよび定数k、K等が固定データとしてまたは一時的なデータとして記憶されている。
同図(b)は、前記判定演算部50Dにおける判定方法として3つのケースを例示している。ケース(1)では、慣性負荷すなわち全慣性モーメントIMの逆数に係数kを乗じた値を外部信号FSとする。この場合FSは、IMが最大のとき最小値となる。すなわち、最大リーチの状態のとき、ブリード弁BVLのブリード動作はさせないようになっている。また慣性負荷IMが最小のときFSは最大値となる。すなわち、小旋回姿勢のときは、ブリード弁BVLのブリード動作をさせるようになっている。
ケース(2)では、1/IMの値が予め設定した設定値α以下のとき外部信号FSはゼロとなり、設定値αを超えるとき外部信号FSは1となる。この場合は、慣性負荷IMの逆数値(1/IM)の取りうる範囲を、設定値αにより2つに分けるようにしたものであり、全作業系がFSのゼロの範囲にある時はブリードをさせないことに対応している。
ケース(3)では、慣性負荷IMの逆数値(1/IM)の取りうる範囲を、設定値α、βにより3つに分けるようにしたものであり、前記逆数値(1/IM)が、α以下のときはFSをゼロとし、β以上のときFSは1とする。また、前記逆数値(1/IM)が、αとβの間にあるときはFSはK/IMに対応した値(Kは係数)とする。なお、ケース(2)と(3)のαは同一の値である必要はない。
図4、図5は、切換弁22Aの、それぞれ弁操作量SG1(SG2)に対する開口特性、流量特性を示す。
図6は、本発明に適用されるブリード弁の外部信号圧力(FS)に対する開口特性の1例を示すグラフである。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はこれら例示したものに限定されるものではなく種々の変形、修正が可能である。例えば、各センサからの検出信号を無線にて送信することができる。さらに、図1ではセンサとしてポテンショメータを例示したが、その代わりにカム例えば偏心カムのリフトを機械的な位置として検出し、検出信号とすることもできる。また、図3においては、判定演算部50Dでは判定のため逆数値(1/IM)を用いたが、図1のブリード弁BVLの左右の切換え位置を逆にすれば、判定のために数値IMを使用することも可能である。
また、図1、図3では、外部信号生成手段50は電気的に処理するものとして例示したが、前記カムのリフトを検出しそのリフト量に対応する油圧信号を圧力信号として形成するようにし、その圧力信号に関し適宜閾値を設けて弁別し外部信号圧力FSとして形成することにより前記電気的処理を介さずにブリード弁BVLへの外部信号圧力を生成することが可能である。
さらにまた、図3では作業系の全部を慣性負荷IMの算出対象としているが、例えば慣性負荷の比較的大きいブームのみを対象としてもよい。またバケット内にコンクリートの固まり等重量物を保持している状態と空の状態とを識別してバケット部分の慣性モーメントM3を算出するようにしてもよい。
さらにまた、前記センサとして各作業系を駆動するアクチュエータの油圧シリンダにおけるピストンロッドのストローク位置を検出する検出手段を用いることも可能である。
上述したセンサは各作業系の姿勢を連続的に検出するものであるが、本発明の趣旨からすれば、必ずしも作業系の姿勢を連続的に検出するものでなくてもよい。例えば、ブームの側壁により光線の遮断される光センサを運転室近傍に取付けて所定角以上ブームが傾斜状態にある場合とそうでない場合との2つの状態に対応させて外部信号FSを生成するようにしてもよい。
また、上述した本発明の実施例では、ショベルカーのような堀削機械を例として説明したが、基底部アームに、伸縮可能な複数のアームを収納し且つ、旋回可能なクレーンタイプの建設機械の場合にも本発明を適用することが可能である。すなわち、この場合、前記基底部アームと他の伸縮するアームは同一姿勢であるが、伸縮動作に対応して慣性負荷が変化するのでその伸縮量を慣性負荷に換算すればよい。
上述したような種々の変形、修正は、本発明を適用したものであり、当業者であれば容易に採用することが可能である。
本発明による油圧制御装置を示す図である。 本発明の適用される油圧掘削機の全体外形を示しており、同図(a)は、各作業系が最大作業範囲すなわち、最大リーチの状態を示し、同図(b)は、最小リーチすなわち、小旋回姿勢の状態を示す。 図1の外部信号生成手段の機能的構成を例示するブロック図であって、同図(a)は、その構成の詳細ブロック図、同図(b)は、(a)中の判定演算部の判定方法の種類を示す。 旋回駆動用切換弁の、弁操作量に対する開口特性を示すグラフである。 旋回駆動用切換弁の、弁操作量に対する流量特性を示すグラフである。 本発明に適用されたブリード弁の外部信号圧力に対する開口特性を示すグラフである。 作業系の旋回駆動用にオープンセンタ型切換弁を設けた従来の油圧制御装置の油圧回路図である。 図7に示したオープンセンタ型切換弁に、その切換途中の状態を付加した切換弁を示す図である。
符号の説明
10 吐出量可変ポンプ
12 吐出流量調整機構
14 切換弁
16 圧力補償弁
18 切換弁
20 圧力補償弁
22 オープンセンタ型切換弁
22A オープンセンタ型切換弁
24 流量調整弁
26 圧力補償弁
28 シャトル弁
50 外部信号生成手段
50A A/D変換部
50B パラメータ記憶部
50C 慣性負荷演算部
50D 判定演算部
50E D/A変換部
52 電油変換部
AC1 油圧シリンダ
AC2 油圧シリンダ
AC3 油圧シリンダ
ARM アーム
BL センタバイパスライン
BM ブーム
BKT バケット
BVL ブリード弁
CL 旋回台の中心軸
CM 建設機械
FS 外部信号、外部信号圧力
MTR 旋回台駆動用の油圧モータ
P1 軸
P2 軸
P3 軸
PML 吐出ライン
PML1 分岐吐出ライン
PML2 分岐吐出ライン
PT1 ポテンショメータ
PT2 ポテンショメータ
PT3 ポテンショメータ
SNR センサー群
TL タンクライン
SG1 操作圧油信号
SG2 操作圧油信号
T タンク

Claims (3)

  1. 旋回台、同旋回台を回転駆動する油圧モータ、および前記旋回台に搭載された1または複数の作業系を有する建設機械の油圧制御装置であって、同装置は、
    前記各作業系を駆動する油圧アクチュエータへの圧油の給排を行う切換弁群と、
    前記切換弁群へ圧油を供給する吐出量可変ポンプと、
    前記油圧モータへの圧油の給排を行う切換弁と、
    同切換弁の圧油供給通路に接続され同圧油供給通路の圧油の一部をタンク通路へバイパスするためのブリード弁と、
    前記各作業系の少なくとも1つの姿勢に対応した慣性負荷の値を生成する外部信号生成手段と、
    前記吐出量可変ポンプの分岐吐出ラインに連結されており、可変容量吐出ポンプからは作動圧力に影響を受けず、切換弁の内部に形成された絞りで発生する切換弁の前後差圧によって制御されるように設けられる圧力補償弁と、
    各切換弁の内部に形成された絞りの下流側の圧力のみを逆止弁を介して検出されるラインにより与えられる吐出流量調整機構とを備え、
    前記外部信号生成手段からの出力を前記ブリード弁のバイパス開口を調整する外部信号として与えることを特徴とする建設機械の油圧制御装置。
  2. 前記外部信号生成手段は、前記全ての作業系の姿勢に対応した慣性負荷の値に基づく全慣性負荷の値を生成することを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧制御装置。
  3. 吐出流量可変ポンプ、同ポンプの吐出ラインから分岐した第1のラインに接続され圧力補償弁を併設した切換弁を複数個備えたロードセンシング型の第1制御弁、前記吐出ラインから分岐した第2のラインに接続され少なくとも1個以上の切換弁を備えた第2制御弁および、
    前記吐出量可変ポンプの前記第1のラインに連結されており、可変容量吐出ポンプからは作動圧力に影響を受けず、切換弁の内部に形成された絞りで発生する切換弁の前後差圧によって制御されるように設けられる圧力補償弁と、
    各切換弁の内部に形成された絞りの下流側の圧力のみを逆止弁を介して検出されるラインにより与えられる吐出流量調整機構とを有する建設機械の油圧制御装置において、
    前記圧力補償弁下流の前記切換弁への圧油供給通路とタンク通路間に外部信号圧力にて開度調整可能なブリード弁を設け前記第2制御弁に供給される圧油の一部を前記タンク通路にバイパス可能としたことを特徴とする建設機械の油圧制御装置。
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