JP5040765B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP5040765B2
JP5040765B2 JP2008078167A JP2008078167A JP5040765B2 JP 5040765 B2 JP5040765 B2 JP 5040765B2 JP 2008078167 A JP2008078167 A JP 2008078167A JP 2008078167 A JP2008078167 A JP 2008078167A JP 5040765 B2 JP5040765 B2 JP 5040765B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
semiconductor device
module substrate
side terminal
temperature side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008078167A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009231729A (ja
Inventor
尚孝 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008078167A priority Critical patent/JP5040765B2/ja
Publication of JP2009231729A publication Critical patent/JP2009231729A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5040765B2 publication Critical patent/JP5040765B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1305Bipolar Junction Transistor [BJT]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1306Field-effect transistor [FET]
    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に熱電変換素子を内蔵した半導体モジュールに関する。
情報処理機器や通信機器などの電子機器では、近年、高性能化に伴って消費電力が増大しており、それとともに機器内部の半導体デバイスにおいては自己発熱による発熱量が増大している。これによる接合温度の上昇はデバイス特性や信頼性に悪影響を与えることから、放熱対策が重要な技術課題であり、デバイスの発熱量増大とともに冷却装置が複雑化・大型化している。
一方、半導体デバイスが自己発熱により発生する熱を積極的に回収・再利用することにより、半導体デバイスの効率を上げることや消費電力の低減を実現する技術の開発も活発化しつつある。このような技術の従来例として、例えば特許文献1乃至2に開示されたものがある。
特許文献1では、図6に示すようにフリップチップ実装した半導体モジュールにおいて回路基板とヒートシンクの間にペルチェ素子を配置するとともに、回路基板内にサーマルビアを配置することで放熱性能を向上させている。特許文献2では、図7に示すようにフリップチップ実装した半導体チップの裏面側とヒートシンクの間に熱電変換素子を配置し、放熱または廃熱の回収・再利用を行い消費電力の低減を図っている。
特開2002−198476号公報 特開2007−234913号公報
従来例においては、熱電変換素子はチップ底面とヒートシンクの間、もしくは、チップのさらに下側の回路基板や伝熱板とヒートシンクとの間に配置されている。このため、熱電変換素子の高温側端子と半導体チップ中の発熱源との距離が長く、この間に存在する熱抵抗により、高温側端子の温度が発熱源の温度に比べて低くなってしまう。ゼーベック素子による電力回収の場合には、高温側端子と低温側端子との間の温度差を大きく取ることができず、十分な熱起電力が得られないという問題がある。また、ペルチェ素子による冷却の場合には、発熱源とペルチェ素子の高温側端子との間の熱抵抗のため、モジュール全体の熱抵抗を十分低減できないという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、熱電変換を効果的に行うことが可能な半導体装置を提供することである。
本発明の一態様に係る半導体装置は、主表面に半導体素子が形成された半導体チップと、前記半導体チップが金属バンプを介してフリップチップ実装されたモジュール基板と、前記半導体チップの主表面の最高温度領域の近傍に接続された高温側端子と、低温側端子とを有する熱電変換素子と、前記低温側端子に接続された放熱部とを備えるものである。
本発明によれば、熱電変換を効果的に行うことが可能な半導体装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る半導体装置について、図を用いて説明する。なお、各図において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る半導体装置について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る半導体装置の構成を示す模式的な断面図である。ここでは、半導体装置の一例として、ゼーベック素子を用いた電力回生機能つきパワーアンプモジュールについて説明する。図2は、本実施の形態に係る半導体装置のゼーベック素子部の模式的な断面図である。なお、図1、図2においては、各部の詳細な構成は省略し、説明に必要な箇所のみを抽出して示している。
図1に示すように、本実施の形態に係る半導体装置は、半導体チップ10、発熱源11、サーマルバンプ12、信号バンプ13、信号配線14、ゼーベック素子15、モジュール基板16、入力端子17、出力端子18、放熱部19を備えている。モジュール基板16の上には、信号配線14、入力端子17、出力端子18が形成されている。信号配線14上には、半導体チップ10が信号バンプ13を介してフリップチップ実装されている。信号バンプ13は、電気信号を伝達するために設けられている。
本実施の形態において、半導体チップ10は高周波大電力増幅器である。半導体チップ10の主表面には、例えば電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor:FET)等の半導体素子からなる発熱源11が設けられている。発熱源11の近傍にはサーマルバンプ12が設けられている。サーマルバンプ12は、放熱のために設けられた金属バンプであるが、同時にグラウンド接続のためにも用いられる。入力端子17からの入力信号に対応して、発熱源11である電界効果トランジスタが高周波大電力動作し、出力端子18から電力が出力される。
モジュール基板16の内部には、モジュール基板16を貫通するようにゼーベック素子15が設けられている。図2に、本実施の形態に係る半導体装置のゼーベック素子の構成例が示される。ゼーベック素子15は、図2(a)のような通常のバルク型でもよく、図2(b)のような薄膜型でもよい。バルク型のゼーベック素子15は、図2(a)に示すように、p型ゼーベック素子21、n型ゼーベック素子22、高熱伝導絶縁層23を備える。バルク型のゼーベック素子15においては、p型ゼーベック素子21とn型ゼーベック素子22とが交互に対向するように配置されている。p型ゼーベック素子21、n型ゼーベック素子22の上下の端部には、高熱伝導絶縁層23が設けられている。
一方、薄膜型のゼーベック素子15は、図2(b)に示すように、p型ゼーベック素子21、n型ゼーベック素子22、高熱伝導絶縁層23、酸化シリコン(SiO2)26を備える。薄膜型ゼーベック素子15では、p型ゼーベック素子21とn型ゼーベック素子22とが酸化シリコン26を介して、交互に積層されている。p型ゼーベック素子21とn型ゼーベック素子22間には、pn接合部24、np接合部25が形成されている。p型ゼーベック素子21、n型ゼーベック素子22の上下の端部には、高熱伝導絶縁層23が設けられている。
p型ゼーベック素子21としてはp型ビスマス・テルル、n型ゼーベック素子22としてはn型ビスマス・テルルを用いることができる。また、高熱伝導絶縁層23としては、AlN等を用いることができる。ここでは、ゼーベック素子15の熱起電力を増大させるため、図2に示すように複数のpn接合素子を直列に接続した構造とするが、熱起電力が十分大きい材料であれば1つのpn接合素子であってもよい。なお、薄膜型はバルク型に比べて小型化が容易なため、多数のpn接合を直列に繋いで熱起電力を増加させるのに適している。
ゼーベック素子15には、電流を流すための2つの端子である高温側端子15a、低温側端子15bが設けられている。高温側端子15aは、モジュール基板16の半導体チップ10側の表面に配置されている。低温側端子15bは、モジュール基板16の半導体チップ10と反対側の表面に配置されている。高温側端子15aは、サーマルバンプ12と接続されている。従って、高温側端子15aは、半導体チップ10の主表面の最高温度領域となる発熱源11の近傍にサーマルバンプ12を介して接続される。
モジュール基板16の半導体チップ10が実装された面の反対側の面には、放熱部19が設けられている。放熱部19としては、金属板、金属ヒートシンク、プリント配線板、筐体のうち1つ若しくは2つ以上の組み合わせを用いることができる。低温側端子15bは、放熱部19に接続される。
また、ゼーベック素子15の内部には、これらの2つの端子に接続された配線(不図示)が設けられている。この配線が、モジュール基板16を通って外部に取り出される。なお、半導体チップ10及びモジュール基板16のゼーベック素子15以外の構成については従来と同様であるため、説明を省略する。
本実施の形態に係る半導体装置は、以下のように作製される。まず、プロセス前工程においてシリコン(Si)、ガリウム砒素(GaAs)、ガリウムナイトライド(GaN)、炭化ケイ素(SiC)などの半導体材料で形成されたFETなどの半導体デバイス(発熱源11)に電極や配線などを形成する表面プロセスが行われる。続いて、裏面プロセスにおいてウエハ裏面にPHS(Plated Heat Sink)メッキ処理がされ、エッチングなどが行われた後、ダイシングにより個々にチップ化される。これにより半導体チップ10が得られる。これらの前工程は公知の技術と同様であるので、その詳しい説明は省略する。
続いて、ガラスエポキシや液晶ポリマーなどの樹脂系材料で形成されたモジュール基板16の一部に貫通口を形成し、図2に示したゼーベック素子15を埋め込む。ゼーベック素子15の高温側端子15aは図1に示すモジュール基板16の半導体チップ10側の表面に配置し、低温側端子15bは半導体チップ10と反対側の表面に配置する。そして、ゼーベック素子15間及びモジュール基板16との隙間を樹脂などの絶縁物で埋め込む。
次に、ゼーベック素子15の高温側端子15a上にAuやCuなどの金属膜を形成する。そして、ゼーベック素子15が設けられたモジュール基板16上に、半導体チップ10を、例えばハンダリフロー法などによってフリップチップ実装する。この時、サーマルバンプ12は可能な限り発熱源11の近傍に配置する。その後、フリップチップ実装されたモジュール基板16を、ハンダなどを用いて放熱部19に接着することで、図1に示す半導体装置が作製される。
ここで、モジュール基板16の厚さは、好ましくは1mm以上、さらに好ましくは1.5mm以上とする。これにより、ゼーベック素子15の高温側端子15aと低温側端子15bとの距離を大きく取ることができ、両端子間の温度差を拡大することができるため、ゼーベック素子15の熱起電力を大きくすることができる。
図2(a)に示すバルク型のゼーベック素子15は、例えば以下のように作製される。まず、絶縁物からなるモジュール基板16の底面に金属からなる複数の電極を形成する。この電極が、低温側端子15bとなる。その後、モジュール基板16にこれらの電極に通じる複数の孔を作製する。そして、その孔の中にn型熱電変換材料を充填して、n型ゼーベック素子22を形成する。そして、モジュール基板16とn型ゼーベック素子22との間をさらに絶縁物で埋め込む。
その後、n型ゼーベック素子22に隣接する位置に、モジュール基板16の底面に形成された電極に通じる複数の孔を形成する。この孔の中に、p型熱電変換材料を充填して、p型ゼーベック素子21を形成する。そして、n型熱電変換材料がモジュール基板16の表面に露出するまで、全面をエッチバックする。この上に、高温側端子15aとなる金属からなる電極を形成する。最後に、上下両側の電極を、例えばAlNからなる高熱伝導絶縁層23で挟み込むことで、図2(a)のような構造の熱電変換素子であるバルク型のゼーベック素子15を作製することができる。
一方、図2(b)に示す薄膜型のゼーベック素子15は、例えば以下のように作製される。化学気相堆積法(Chemical Vapor Deposition: CVD)やスパッタ法などの薄膜堆積法を用いて、p型ゼーベック素子21となるp型半導体薄膜を堆積させる。続いて、酸化シリコン26をpn接合部24を除いて、選択的に堆積させる。そして、n型ゼーベック素子22となるn型半導体薄膜を堆積させることで、一対のpn接合部24が形成される。
この工程を繰り返すことにより、多数のpn接合部24を有する積層膜を形成する。この積層膜が十分な厚みになったところで、モジュール基板16の厚みにあわせて切り出し薄片を形成する。このように切り出した薄片を多数束ね、高温側端子15a及び低温側端子15bに、例えばAlNからなる高熱伝導絶縁層23を形成する。最後に、pn接合部24を放熱部19側、np接合部25を半導体チップ10側に配置するように、モジュール基板16に設けられた貫通孔に挿入する。これにより、薄膜型のゼーベック素子15を作製することができる。
次に、本実施の形態に係る半導体装置の効果について説明する。図1において、入力信号に対応して発熱源11である電界効果トランジスタが高周波大電力動作すると、出力端子18から出力として取り出される電力以外の電力は熱として放出される(自己発熱)。この熱は半導体チップ10内を拡散し、サーマルバンプ12及び信号バンプ13を経由してモジュール基板16に伝わる。
上述のように、サーマルバンプ12は、発熱源11の近傍に配置されている。ゼーベック素子15の高温側端子15aは、半導体チップ10中の発熱源11の近傍に配置されたサーマルバンプ12に接続される。このため、発熱源11とゼーベック素子15の高温側端子15a間の熱抵抗を小さくすることができ、高温側端子15aの温度を発熱源11に近い温度まで高くすることが可能になる。
一方、ゼーベック素子の低温側端子は、半導体チップがフリップチップ実装されたモジュール基板の反対側の表面に設けられた放熱部に接続される。放熱部はヒートシンクとして機能するため、ゼーベック素子の低温側端子を十分低温まで冷却することが可能になる。このように、本実施の形態によれば、ゼーベック素子15の高温側端子15aと低温側端子15bの温度差を十分大きく取ることができる。これにより、ゼーベック素子15の温度差を大きく取ることが可能になり、大きな熱起電力を得ることができる。
また、ゼーベック素子15及びこれを埋め込む樹脂系のモジュール基板16は熱伝導率の比較的低い材料からなる。このため、モジュール基板16の半導体チップ10側とその反対側(放熱部19側)の間の熱抵抗が大きい。これによって、ゼーベック素子15の高温側端子15aと低温側端子15bの温度差を大きく取ることができ、熱起電力をさらに大きくできる。
さらに、上述したようにゼーベック素子15はモジュール基板16に埋め込まれており、かつ、モジュール基板16の厚さは好ましくは1mm以上、更に好ましくは1.5mm以上とされている。そのため、ゼーベック素子15の高温側端子15aと低温側端子15bの距離を大きく取ることができ、より両端子間の温度差を拡大できることから、ゼーベック素子15の熱起電力を大きくできるという効果もある。
なお、図1には明示されていないが、ゼーベック素子の両端子は電源変換器に接続され、発生した熱起電力が所定の電源電圧に変換されて、半導体チップ10に帰還され入力電力の一部として印加される。これにより、発熱源11において発生した熱をモジュール基板16に内蔵したゼーベック素子15により電力として効率よく回収・再利用できるため、半導体装置の消費電力低減が可能になる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る半導体装置について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、本実施の形態に係る半導体装置の構成を示す模式的な断面図である。ここでは、半導体装置の一例として、ペルチェ素子を用いた放熱機能つきパワーアンプモジュールについて説明する。図4は、本実施の形態に係る半導体装置に用いられるペルチェ素子部の模式的な断面図である。なお、図3、図4においては各部の詳細は省略し、説明に必要な箇所のみを抽出して示している。
図3に示すように、本実施の形態に係る半導体装置は、半導体チップ30、発熱源31、サーマルバンプ32、信号バンプ33、信号配線34、ペルチェ素子35、モジュール基板36、入力端子37、出力端子38、プリント基板39、装置の筐体40を備えている。モジュール基板36の上には、信号配線34、入力端子37、出力端子38が形成されている。信号配線34上には、半導体チップ30が信号バンプ33を介してフリップチップ実装されている。信号バンプ33は、電気信号を伝達するために設けられている。
本実施の形態において、半導体チップ30は高周波大電力増幅器である。半導体チップ30の主表面には、例えば電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor:FET)等の半導体素子からなる発熱源31が設けられている。発熱源31の近傍にはサーマルバンプ32が設けられている。サーマルバンプ32は、放熱のために設けられた金属バンプであるが、同時にグラウンド接続のためにも用いられる。入力端子37からの入力信号に対応して、発熱源31である電界効果トランジスタが高周波大電力動作し、出力端子38から電力が出力される。
モジュール基板36の内部には、モジュール基板36を貫通するようにペルチェ素子35設けられている。図4に、本実施の形態に係る半導体装置に用いられるペルチェ素子35の構成例が示される。ペルチェ素子35は、図4(a)のような通常のバルク型でもよく、図4(b)のような薄膜型でもよい。バルク型のペルチェ素子35は、図4(a)に示すように、p型ペルチェ素子41、n型ペルチェ素子42、高熱伝導絶縁層43を備える。バルク型のペルチェ素子35においては、p型ペルチェ素子41とn型ペルチェ素子42とが交互に対向するように配置されている。p型ペルチェ素子41、n型ペルチェ素子42の上下の端部には、高熱伝導絶縁層43が設けられている。
一方、薄膜型のペルチェ素子35は、図4(b)に示すように、p型ペルチェ素子41、n型ペルチェ素子42、高熱伝導絶縁層43、酸化シリコン46を備える。薄膜型ペルチェ素子35では、p型ペルチェ素子41とn型ペルチェ素子42とが酸化シリコン46を介して、交互に積層されている。p型ペルチェ素子41とn型ペルチェ素子42間には、pn接合部44、np接合部45が形成されている。p型ペルチェ素子41、n型ペルチェ素子42の上下の端部には、高熱伝導絶縁層43が設けられている。
p型ペルチェ素子41としてはp型シリコン・ゲルマニウム(SiGe)、n型ペルチェ素子42としてはn型シリコン・ゲルマニウムを用いることができる。また、高熱伝導絶縁層43としては、AlN等を用いることができる。ここでは、ペルチェ素子35の熱起電力を増大させるため、図4に示すように複数のpn接合素子を直列に接続した構造とするが、熱起電力が十分大きい材料であれば1つのpn接合素子であってもよい。なお、薄膜型はバルク型に比べて小型化が容易なため、多数のpn接合を直列に繋いで熱起電力を増加させるのに適している。
ペルチェ素子35には、電流を流すための2つの端子である高温側端子35a、低温側端子35bが設けられている。高温側端子35aは、モジュール基板36の半導体チップ30側の表面に配置されている。低温側端子35bは、モジュール基板36の半導体チップ30と反対側の表面に配置されている。高温側端子35aは、サーマルバンプ32と接続されている。従って、高温側端子35aは、半導体チップ30の主表面の最高温度領域となる発熱源31の近傍にサーマルバンプ32を介して接続される。
モジュール基板36の半導体チップ30が実装された面の反対側の面には、プリント基板39が設けられている。低温側端子35bは、プリント基板39に接続される。また、プリント基板39は、ネジ止め等で筐体40に接続されている。本実施の形態においては、プリント基板39と筐体40の組み合わせを放熱部として用いている。
また、ペルチェ素子35の内部には、これらの2つの端子に接続された配線(不図示)が設けられている。この配線が、モジュール基板36を通って外部に取り出される。取り出された両端子間には、ペルチェ素子35駆動用の電源電圧が印加される。なお、半導体チップ30及びモジュール基板36のペルチェ素子35以外の構成については従来と同様であるため、説明を省略する。
本実施の形態に係る半導体装置は、以下のように作製される。まず、実施の形態1で説明したように、半導体チップ30を作製する。そして、モジュール基板36の一部に貫通口を形成し、図4に示したペルチェ素子35を埋め込む。ペルチェ素子35の高温側端子35aは図3に示すモジュール基板36の半導体チップ30側の表面に配置し、低温側端子35bは半導体チップ30と反対側の表面に配置する。そして、ペルチェ素子35間及びモジュール基板36との隙間を樹脂などの絶縁物で埋め込む。
次に、ペルチェ素子35の高温側端子35a上にAuやCuなどの金属膜を形成し、半導体チップ30を、フリップチップ実装する。この時、サーマルバンプ32は可能な限り発熱源31の近傍に配置する。その後、フリップチップ実装されたモジュール基板36をハンダなどを用いてプリント基板39上に組み込み、このプリント基板39を装置の筐体40にネジ止めすることで図3に示すモジュールが作製される。
図4(a)に示すバルク型のペルチェ素子35は、例えば以下のように作製される。まず、絶縁物からなるモジュール基板36の底面に金属からなる複数の電極を形成する。この電極が、低温側端子35bとなる。その後、モジュール基板36にこれらの電極に通じる複数の孔を作製する。そして、その孔の中にn型熱電変換材料を充填して、n型ペルチェ素子42を形成する。そして、モジュール基板36とn型ペルチェ素子42との間をさらに絶縁物で埋め込む。
その後、n型ペルチェ素子42に隣接する位置に、モジュール基板36の底面に形成された電極に通じる複数の孔を形成する。この孔の中に、p型熱電変換材料を充填して、p型ペルチェ素子41を形成する。そして、n型熱電変換材料がモジュール基板36の表面に露出するまで、全面をエッチバックする。この上に、高温側端子35aとなる金属からなる電極を形成する。最後に、上下両側の電極を、例えばAlNからなる高熱伝導絶縁層43で挟み込むことで、図4(a)のような構造の熱電変換素子であるバルク型のペルチェ素子35を作製することができる。
一方、図4(b)に示す薄膜型のペルチェ素子35は、例えば以下のように作製される。化学気相堆積法やスパッタ法などの薄膜堆積法を用いて、p型ペルチェ素子41となるp型半導体薄膜を堆積させる。続いて、酸化シリコン26をpn接合部44を除いて、選択的に堆積させる。そして、n型ペルチェ素子42となるn型半導体薄膜を堆積させることで、一対のpn接合部44が形成される。
この工程を繰り返すことにより、多数のpn接合部44を有する積層膜を形成する。この積層膜が十分な厚みになったところで、モジュール基板36の厚みにあわせて切り出し薄片を形成する。このように切り出した薄片を多数束ね、高温側端子35a及び低温側端子35bに、例えばAlNからなる高熱伝導絶縁層43を形成する。最後に、pn接合部44をプリント基板39側、np接合部45を半導体チップ30側に配置するように、モジュール基板36に設けられた貫通孔に挿入する。これにより、薄膜型のペルチェ素子35を作製することができる。
次に、本実施の形態に係る半導体装置の効果について説明する。図3において、入力信号に対応して発熱源31である電界効果トランジスタが高周波大電力動作すると、出力端子38から出力として取り出される電力以外の電力は熱として放出される。この熱は半導体チップ30内を拡散し、サーマルバンプ32及び信号バンプ33を経由してモジュール基板36に伝わる。
上述のように、サーマルバンプ32は、発熱源31の近傍に配置されている。このため、その下のペルチェ素子35の高温側端子35aは発熱源11の温度に近い温度となる。一方、ペルチェ素子35の低温側端子35bは、ヒートシンクとして機能するプリント基板39に接続される。これにより、発熱源11と放熱部であるプリント基板39との間の熱抵抗を小さくすることができる。このため、ペルチェ素子35は発熱源11の近傍から吸熱し、プリント基板39に放熱することができ、発熱源11を効率的に冷却することが可能になる。また、プリント基板39は、更にネジ止め等で装置の筐体40に接続されており、最終的に熱は筐体40まで拡散される。
また、本実施の形態に係る半導体装置においては、ペルチェ素子35はモジュール基板36に内蔵されている。このため、半導体装置全体の大型化を抑制することができる。さらに、モジュール基板36に埋め込まれた小型ペルチェ素子35が発熱源31の近傍に接続されている。このため、効率的な冷却が可能で、発熱源31であるFETのチャネル温度上昇を効率的に抑制することができる。これにより、チャネル温度上昇によるデバイス特性変動や信頼性の悪化を抑制することが可能になる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る半導体装置について、図5を参照して説明する。図5は、本実施の形態に係る半導体装置の構成を示す模式的な断面図である。本実施の形態に係る半導体装置は、ゼーベック素子による電力回収機能、及びペルチェ素子による冷却機能を備えたパワーアンプモジュールである。図5に示すように、本実施の形態に係る半導体装置は、半導体チップ50、発熱源51、サーマルバンプ52、信号バンプ53、信号配線54、ゼーベック素子55、モジュール基板56、入力端子57、出力端子58、放熱部59、ペルチェ素子60を備えている。なお、半導体チップ30及びモジュール基板36のゼーベック素子部分以外の構成は公知の技術と同様であるので、その説明は省略する。また、本実施の形態における半導体装置の作製方法は、第1及び第2実施形態と同様であるため、省略する。
本実施の形態においては、モジュール基板56中に、ゼーベック素子55及びペルチェ素子60が埋め込まれている。ゼーベック素子55の高温側端子、及びペルチェ素子60の高温側端子は、サーマルバンプ52を介して、半導体チップ50の発熱源51近傍に接続される。一方、ゼーベック素子55の低温側端子、及びペルチェ素子60の低温側端子は、放熱部59に接続されている。本実施形態における半導体装置の効果は、ゼーベック素子55において、実施の形態1と同様に熱起電力を得て電力回収を行うことができる。また、ペルチェ素子60において、実施の形態2と同様に素子の冷却を行うことができる。これにより素子を冷却するとともに、電力回収も同時に行うことが可能になる。本実施形態においては、素子の冷却と電力回収を別々にかつ同時に行っているが、その方法や機能の組み合わせは本実施形態に限らず、任意に実施することが可能である。
以下、本発明を適用した実施例について説明する。
実施例1.
図1に示す実施の形態1に係る半導体装置において、半導体チップ10を厚さ150μmのSi基板とし、発熱源11をGaNFETとした。発熱源11となるGaNFETパワーアンプのサイズは、0.4mm×4mmである。図2のp型ゼーベック素子21としてp型ビスマス・テルル(Bi2Te3)を用い、n型ゼーベック素子22としてはn型ビスマス・テルル(Bi2Te3)を用いた。そして、p型ゼーベック素子21、n型ゼーベック素子22を接続したpn接合を50個直列に接続した。なお、図2においてpn接合は50個のうち4個分しか記載していないが、個数が増えても構造は繰り返しのため省略している。モジュール基板16の材料は、一般的なガラスエポキシ(FR4)である。このモジュールにおいてパワーアンプを駆動したとき、本発明のゼーベック素子による電力回生を用いない通常のパワーアンプに比べて、効率が改善される。
実施例2.
図1に示す実施の形態1に係る半導体装置において、半導体チップ10を厚さ100μmのGaAs基板とし、発熱源11をGaAsFETとした。発熱源11となるGaAsFETパワーアンプのサイズは、1.0mm×5mmである。図2のp型ゼーベック素子21はp型シリコン・ゲルマニウム(SiGe)、n型ゼーベック素子22はn型シリコン・ゲルマニウム(SiGe)とした。p型ゼーベック素子21、n型ゼーベック素子22を接続したpn接合を100個直列に接続した。なお、図2においてpn接合は100個のうち4個分しか記載していないが、個数が増えても構造は繰り返しのため省略している。モジュール基板16の材料は液晶ポリマーである。このモジュールにおいてパワーアンプを駆動したとき、本発明のゼーベック素子による電力回生を用いない通常のパワーアンプに比べて、効率が改善される。
実施例3.
図3に示す実施の形態2に係る半導体装置において、半導体チップ30を厚さ150μmのSi基板とし、発熱源31をGaNFETとした。発熱源31となるGaNFETパワーアンプのサイズは、0.4mm×4mmである。図4のp型ペルチェ素子41はp型ビスマス・テルル(Bi2Te3)、n型ペルチェ素子42はn型ビスマス・テルル(Bi2Te3)である。これらを接続したpn接合を50個直列に接続した。なお、図4においてpn接合は50個のうち4個分しか記載していないが、個数が増えても構造は繰り返しのため省略している。モジュール基板の材料は一般的なガラスエポキシ(FR4)である。このモジュールにおいてパワーアンプを駆動したとき、本発明のペルチェ素子による冷却を用いない通常のパワーアンプに比べて、チャネル温度の上昇が抑制される。これによりパワーアンプの効率向上などに加えて信頼性も向上する。
実施例4.
図3に示す実施の形態2に係る半導体装置において、半導体チップ30を厚さ100μmのGaAs基板とし、発熱源31をGaAsFETとした。発熱源31となるGaAsFETパワーアンプのサイズは、1.0mm×5mmである。図4のp型ペルチェ素子41としてはp型シリコン・ゲルマニウム(SiGe)、n型ペルチェ素子42の材料はn型シリコン・ゲルマニウム(SiGe)である。これらを接続したpn接合を100個直列に接続した。なお、図4においてpn接合は100個のうち4個分しか記載していないが、個数が増えても構造は繰り返しのため省略している。モジュール基板の材料は液晶ポリマーである。このモジュールにおいてパワーアンプを駆動したとき、本発明のペルチェ素子による冷却を用いない通常のパワーアンプに比べて、チャネル温度の上昇が抑制される。これによりパワーアンプの効率向上などに加えて信頼性も向上する。
実施例5.
図5に示す実施の形態3に係る半導体装置において、半導体チップ50を厚さ100μmのSi基板とし、発熱源51をGaNFETとした。発熱源51となるGaNFETパワーアンプのサイズは、0.4mm×4mmである。図示していないが、p型ゼーベック素子材料にはp型ビスマス・テルル(Bi2Te3)、n型ゼーベック素子材料にはn型ビスマス・テルル(Bi2Te3)を用いた。これらを接続したpn接合を100個直列に接続した。また、p型ペルチェ素子の材料としてp型ビスマス・テルル(Bi2Te3)、n型ペルチェ素子の材料としてn型ビスマス・テルル(Bi2Te3)を用い、これらを接続したpn接合を50個直列に接続した。モジュール基板56の材料は液晶ポリマーである。このモジュールにおいてパワーアンプを駆動したときに、本発明のゼーベック素子による電力回収とペルチェ素子による冷却を用いない通常のパワーアンプに比べて、効率が改善されるとともに素子の信頼性が向上する。
このように、本発明によれば、発熱源において発生した熱をモジュール基板に内蔵したゼーベック素子により効率よく回収・再利用できるため、半導体デバイスの消費電力低減が可能になる。また、本発明の半導体装置においては、発熱源において発生した熱をモジュール基板に内蔵したペルチェ素子により効率的に放熱できるため、モジュールを大型化させることなく半導体デバイスの接合温度の上昇を抑制することができ、チャネル温度上昇によるデバイス特性変動や信頼性の悪化を抑制することが可能になる。
以上、本発明を実施の形態に即して説明したが、本発明は上記態様のみに限定されず、本発明の原理に準ずる各種態様を含むことは勿論である。各構成の任意の組み合わせや、本発明の表現を方法、装置などの間で変換したものもまた本発明の態様として有効である。例えば、上述の実施形態においては、熱電変換素子材料として、ビスマス・テルル系(Bi−Te系)とシリコン・ゲルマニウム系(S−iGe系)を用いたが、これらに限定されるものではない。例えばFe−Si系合金、Fe−Al系合金、Fe−V−Al系合金、CaTiO3、Sr2FeMoO6などゼーベック効果を有する材料であれば利用できる。
また、以上の実施形態においてはモジュール基板として樹脂系基板を用いたが、本発明はこれに限らず、例えば低温同時焼成セラミックス基板(Low Temperature Co-fired Ceramics)基板など他の材料を用いても実現できる。また、モジュールの形状、サイズ、構成、層構造なども以上の実施形態において説明したものだけに限定されない。
本発明における半導体装置は、電界効果トランジスタ、バイポーラトランジスタ、MOSトランジスタなどの電子デバイス、さらには半導体レーザ、発光ダイオードなどの発光素子を含むものである。上記の実施形態においては発熱源として化合物系FETパワーアンプについて説明したが、発熱量の大きなデバイスに本発明は適用可能である。例えば、パワーアンプではSi系の横方向拡散MOS(Laterally Diffused MOS:LDMOS)などでも本発明を適用することができる。
さらにPCやワークステーションなどのCPUなどでも勿論実現でき、高い電力を扱う電源用スイッチングデバイスにおいても実現可能である。また、単体デバイスのみならず集積回路(Integrated Circuit:IC)でも実現可能である。また、上記の実施形態においては半導体材料としてガリウムナイトライド(GaN)とガリウム砒素(GaAs)を取り上げたが、半導体材料としてはシリコン(Si)、インジウム燐(InP)、シリコンカーバイド(SiC)など他の材料を用いても本発明は勿論実現できる。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係る半導体装置に用いられるゼーベック素子の構成を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態2に係る半導体装置に用いられるペルチェ素子の構成を示す図である。 実施の形態3に係る半導体装置の構成を示す図である。 従来の半導体装置の構成を示す図である。 従来の半導体装置の構成を示す図である。
符号の説明
10、30、50 半導体チップ
11、31、51 発熱源
12、32、52 サーマルバンプ
13、33、53 信号バンプ
14、34、54 信号配線
15、55 ゼーベック素子
15a、35a 高温側端子
15b、35b 低温側端子
16、36、56 モジュール基板
17、37、57 入力端子
18、38、58 出力端子
19、59 放熱部
21 p型ゼーベック素子
22 n型ゼーベック素子
23、43 高熱伝導絶縁層
24、44 pn接合部
25、45 np接合部
26、46 酸化シリコン
35、60 ペルチェ素子
39 プリント基板
40 筐体
41 p型ペルチェ素子
42 n型ペルチェ素子

Claims (6)

  1. 主表面に半導体素子が形成された半導体チップと、
    前記半導体チップが金属バンプを介してフリップチップ実装されたモジュール基板と、
    前記半導体チップの主表面の最高温度領域の近傍に設けられたサーマルバンプに接続された高温側端子と、低温側端子とを有する熱電変換素子と、
    前記低温側端子に接続された放熱部と、
    を備える半導体装置。
  2. 前記熱電変換素子は、前記モジュール基板に埋め込まれており、
    前記高温側端子は、前記モジュール基板の前記半導体チップ側の表面に配置され、
    前記低温側端子は、前記モジュール基板の前記半導体チップ側の面と反対側の表面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記モジュール基板の厚みは、1mm以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記放熱部は、金属板、金属ヒートシンク、プリント配線板、筐体のうちの1つ若しくは2つ以上の組み合わせであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記熱電変換素子はゼーベック素子を含み、前記半導体素子で発生した熱を前記ゼーベック素子で起電力に変換し、前記起電力を前記半導体素子の電源回路に帰還させて再利用することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記熱電変換素子はペルチェ素子を含み、前記半導体素子で発生した熱を前記金属バンプを経由して前記ペルチェ素子に吸収させ、前記放熱部へ放出することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の半導体装置。
JP2008078167A 2008-03-25 2008-03-25 半導体装置 Expired - Fee Related JP5040765B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008078167A JP5040765B2 (ja) 2008-03-25 2008-03-25 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008078167A JP5040765B2 (ja) 2008-03-25 2008-03-25 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009231729A JP2009231729A (ja) 2009-10-08
JP5040765B2 true JP5040765B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=41246767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008078167A Expired - Fee Related JP5040765B2 (ja) 2008-03-25 2008-03-25 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5040765B2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5532688B2 (ja) * 2009-06-04 2014-06-25 富士通株式会社 インターポーザ、半導体装置及び電子装置
FR2951871B1 (fr) 2009-10-23 2011-12-16 St Microelectronics Sa Plaque d'interface entre circuits integres
CN102713586A (zh) * 2009-11-20 2012-10-03 耐驰-仪器制造有限公司 用于热分析的系统和方法
DE102010022668B4 (de) * 2010-06-04 2012-02-02 O-Flexx Technologies Gmbh Thermoelektrisches Element und Modul umfassend mehrere derartige Elemente
KR101423132B1 (ko) * 2010-06-10 2014-07-25 에스티에스반도체통신 주식회사 반도체 패키지
KR101418456B1 (ko) 2010-06-10 2014-07-10 에스티에스반도체통신 주식회사 고체 상태 디스크
KR101198318B1 (ko) 2011-03-17 2012-11-06 천재권 인쇄회로기판 장치
JP5540338B2 (ja) * 2011-12-08 2014-07-02 防衛省技術研究本部長 熱電変換装置
KR101337225B1 (ko) 2012-08-06 2013-12-09 호서대학교 산학협력단 열전 소자를 이용한 방열 특성 성능 측정 장치 및 그 측정 방법
EP2790474B1 (en) * 2013-04-09 2016-03-16 Harman Becker Automotive Systems GmbH Thermoelectric cooler/heater integrated in printed circuit board
JP2014229668A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 幸生 隅田 ペルチェ素子での融雪等利用に係る方法
KR102297283B1 (ko) * 2014-06-23 2021-09-03 삼성전기주식회사 열전 모듈을 갖는 기판 및 이를 이용한 반도체 패키지
JP6299520B2 (ja) * 2014-08-13 2018-03-28 富士通株式会社 熱電変換モジュール及びその製造方法、センサモジュール及び情報処理システム
JP2016115751A (ja) 2014-12-12 2016-06-23 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体パッケージ
JP6665464B2 (ja) * 2015-09-25 2020-03-13 Tdk株式会社 薄膜熱電素子
KR102573883B1 (ko) * 2018-10-17 2023-09-04 현대모비스 주식회사 전력반도체용 양면 냉각장치
KR102429990B1 (ko) * 2018-10-17 2022-08-05 현대모비스 주식회사 전력반도체용 양면 냉각장치
CN110571206B (zh) * 2019-09-12 2022-05-27 芯盟科技有限公司 半导体结构及其形成方法和芯片的形成方法
CN110571205B (zh) * 2019-09-12 2021-12-07 芯盟科技有限公司 半导体结构及其形成方法
US20230139556A1 (en) * 2020-03-30 2023-05-04 Lintec Corporation Thermoelectric conversion module
WO2021200264A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 リンテック株式会社 熱電変換モジュール
CN111726934B (zh) * 2020-07-02 2022-11-11 西安电子科技大学芜湖研究院 一种利用半导体降温的散热驱动板
CN112509995B (zh) * 2020-12-21 2022-08-09 昆明学院 一种ltcc散热片的制造方法
JP2023075677A (ja) * 2021-11-19 2023-05-31 オムロン株式会社 実装基板、及び実装基板を搭載した電気機器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6182450A (ja) * 1984-09-29 1986-04-26 Toshiba Corp 半導体装置用パツケ−ジ
JPH01258449A (ja) * 1988-04-08 1989-10-16 Nippon Steel Corp 冷却機能を内蔵した集積回路パッケージ
JP3688582B2 (ja) * 2000-12-20 2005-08-31 株式会社フジクラ 電子機器の冷却装置
JP2002198476A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2004228485A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Hitachi Ltd 半導体チップ積層パッケージ構造、及び、かかるパッケージ構造に好適な半導体装置
JP2005276950A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体チップの実装基板、半導体装置、半導体チップの実装基板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009231729A (ja) 2009-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5040765B2 (ja) 半導体装置
US7523617B2 (en) Thin film thermoelectric devices for hot-spot thermal management in microprocessors and other electronics
JP5223677B2 (ja) 半導体装置
US7759144B2 (en) Package for a semiconductor light emitting device
KR101288153B1 (ko) 3족 질화물 기반 플립-칩 집적 회로 및 그 제조 방법
CN101471337B (zh) 具良好散热性能的光源模组
US20020063330A1 (en) Heat sink/heat spreader structures and methods of manufacture
JP6064054B2 (ja) トランジスタ、トランジスタの放熱構造及びトランジスタの製造方法
GB2364439A (en) Thermal management of integrated circuits
US10231364B2 (en) Fluidly cooled power electronics assemblies having a thermo-electric generator
US8166769B2 (en) Self-cooled vertical electronic component
US8796843B1 (en) RF and milimeter-wave high-power semiconductor device
US20150064848A1 (en) Semiconductor device having a diamond substrate heat spreader
US20090175035A1 (en) Light source module and method for manufacturing same
JP2007157835A (ja) 実装基板
US7759789B2 (en) Local area semiconductor cooling system
JP2008244394A (ja) 半導体装置
JP2002164585A (ja) 熱電変換モジュール
KR20110135106A (ko) 방열 기능을 가지는 반도체 패키지
JPH104219A (ja) ペルチェ素子
WO2012071991A1 (zh) 一种芯片的散热结构
KR101958568B1 (ko) 반도체 장치
Zhytnytska et al. Thermal optimisation of GaN flip chip power transistors
CN115360151A (zh) 封装结构及应用该封装结构的功率模块
KR20240074729A (ko) 파워모듈용 세라믹 기판 및 이를 포함하는 파워모듈

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees