JP2002198476A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002198476A JP2000397227A JP2000397227A JP2002198476A JP 2002198476 A JP2002198476 A JP 2002198476A JP 2000397227 A JP2000397227 A JP 2000397227A JP 2000397227 A JP2000397227 A JP 2000397227A JP 2002198476 A JP2002198476 A JP 2002198476A
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勝彦 長谷川
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来マイクロ波、ミリ波帯の高周波電力増幅
器の放熱対策として、フリップチップ実装を活用した放
熱構造があるが、近年の高周波化、高密度化、大電力化
による発熱密度の増加に対して、実装面積を増加させる
こと無く、放熱能力を高めることが困難であった。 【解決手段】 少なくとも1つの集積回路チップ1がフ
リップチップ実装された回路基板5と、その回路基板5
と組み合わせて集積回路チップ1を外部環境から遮断す
る封止キャップ7と、さらに放熱装置11を有し、回路
基板5と放熱装置11との間に吸熱装置10を配設した
ことで、十分な吸熱面積を確保し、放熱能力を調整でき
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路チップの
高集積化、高密度化、大電力化に伴う発熱密度の増加に
対応可能な放熱構造を有する半導体装置に係るものであ
って、吸熱装置、例えばペルチエ素子のごとき電子吸熱
装置を活用し、特に集積回路チップがフリップチップ実
装されたマイクロ波、ミリ波帯の高周波電力増幅器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波、ミリ波帯の高周波電力増幅
器は、モジュール化するに当たってその高周波特性の面
から特に小型化が要求され、一方で電力増幅による発熱
の放熱性の面から放熱面積の増大などの相反する要求が
ある。この小型化からくる放熱対策の困難性から機能分
割した電力増幅器などで対応することもある。
【0003】小型化の面からは、半導体チップの小型
化、半導体チップを含む集積回路チップの小型化、これ
らを実装した回路基板の小型化等が図られている。なお
集積回路の語は、いわゆるモノリシックLSIのことの
みを指すこともあるが、ここで集積回路とは、単一の半
導体チップからなるモノリシックLSIのほか、2以上
の半導体チップを含むマルチチップ集積回路、半導体チ
ップ以外を構成要素として有しているハイブリッド集積
回路等も含む広い概念で用いている。したがって、集積
回路チップとは、代表的には1つのモノリシック半導体
LSIチップであるが、ここでは広く集積回路を小さく
チップ状にしたものを指している。この小型化のために
は、これらの集積回路チップが回路基板にフリップチッ
プ実装することが特に有効であることが知られている。
【0004】図3に従来のフリップチップ実装方法によ
る半導体装置の例を断面図で示す。図3では、例えば高
周波大電力増幅器の半導体チップであって、その高周波
特性上できるだけ小型化した集積回路チップ1があり、
その高周波大電力増幅動作による発熱を発熱源2で示し
てある。集積回路チップ1は電気信号伝達のための信号
バンプ3と、集積回路チップ1内の発熱源2からの放熱
のためのみに設けられたサーマルバンプ4を有してい
る。回路基板5には集積回路チップ等が例えばハンダリ
フロー法などによってフリップチップ実装される。回路
基板5には、放熱のためのみのサーマルビア6が設けら
れている。集積回路チップ1の劣化を防ぐ等のために気
密封止する封止キャップ7が回路基板5に組み合わせて
取り付けられ、回路基板5は例えばアルミからなってい
るパッケージケース8に取り付けられ、最終的に液体ま
たは気体のヒートシンク部9に至る。
【0005】次に動作について説明する。集積回路チッ
プ1が高周波大電力で動作することにより、発熱源2か
ら熱が発生し、その熱は集積回路チップ1内を伝わり、
信号バンプ3、放熱のためのみに設けられたサーマルバ
ンプ4を経由して回路基板5内に放熱する。このときサ
ーマルバンプの個数、位置等を調整してできるだけ放熱
効果が高まるようにする。一方信号バンプ3、サーマル
バンプ4を経由した熱は回路基板5内に流れる。回路基
板5内に放熱のためのみにサーマルビア6を設け、その
個数、配置等を調整して、放熱能力を高める。また熱伝
導率の大きい材料の回路基板を採用することでさらに放
熱能力が高められる。その後回路基板5の内部、サーマ
ルビア6を経由した熱は、パッケージケース8を介して
液体または空気であるヒートシンク部9に最終的に放熱
される。
【0006】発熱の放熱性の面からは、特開平5−12
9666号において、パッケージ本体上に搭載された半
導体素子がキャップによって封止された半導体装置にお
いて、該半導体素子とキャップとの間にペルチェ素子列
が配設され、前記ペルチェ素子列の吸熱側が半導体素子
の背面側に密着されていると共に、ペルチェ素子列の放
熱側がキャップ内壁面に密着されていることを特徴とす
る半導体素子が、特開平9−213850号には、温度
検出部と吸熱素子であるペルチェ素子、および予め設定
された温度範囲でペルチェ素子を制御する制御部を内蔵
し、外部に放熱フィンと断熱構造部を設けて構成するハ
イブリッドICパッケージが、特開平11−13569
2号には、半導体基板上にMOSトランジスタや配線金
属が形成され、それらが絶縁膜により被覆され、その絶
縁膜の上層もしくは半導体基板の下面のエッチングされ
た部分にペルチェ素子が配置され、樹脂またはセラミッ
クによりパッケージングされた集積回路が提案されてい
る。すなわちこれらにおいては、発熱部に直接的に電子
吸熱素子の一つであるペルチェ素子を配置し、放熱特性
を高めようとするものである。また、上記特開平5−1
29666号においては、熱伝導率100W/m*K以
上の熱伝導性を有するセラミックを用いることが提案さ
れている。さらに上記特開平5−129666号におい
ては、半導体素子背面側にペルチェ素子が密着されてい
ることからもわかるように、フリップチップ実装形態に
おける実施例が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これら前述の従来例
は、一般的に集積回路チップを小型化すること、放熱特
性を向上させることに一定の貢献をなしてきた。しかし
ながら、近年の集積回路チップ、とくに高周波電力増幅
器においては高周波化、高密度化、大電力化が一層進ん
できて、従来の放熱対策では放熱特性が不足する問題点
があった。これにより素子温度が上昇して所期の特性が
達成できず、ついには素子破壊に至ってしまう。例え
ば、高周波特性から来るパッケージを含む半導体装置の
小型化が進み、パッケージ内部の集積回路チップの大き
さが1mm角程度になるときは、もはや上述の特開平5
−12966号、特開平9−213850号のごとく、
一定の大きさを必要とするペルチェ素子を集積回路チッ
プの背面側に直接取り付けてパッケージの内部に収める
ことが不可能となり、小型化を維持するときは放熱特性
が不足する。特開平11−135692号は、半導体素
子内部にペルチェ素子を作り込む提案であるが、放熱特
性からは一定のペルチェ素子の大きさが必要であり、素
子の小型化からは逆行する構造であって、小型化を維持
するときは、放熱特性が不足する。ペルチェ素子を用い
ない図1の従来例では、サーマルバンプやサーマルビア
の数の増加、熱伝導率の高い高価な回路基板の採用が必
要となり、小型化、コストの維持をするときは放熱特性
が不足する。
【0008】本発明の目的は、上述の従来例では高周波
特性から来る小型化を維持するときは放熱特性が不足す
るという課題・問題点を解決し、集積回路チップの高集
積化、高密度化、大電力化に伴う発熱密度の増加に対応
可能な放熱構造を有する半導体装置、特に集積回路チッ
プがフリップチップ実装されたマイクロ波、ミリ波帯の
高周波電力増幅器に関する半導体装置を安価に提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
装置は、少なくとも1つの集積回路チップがフリップチ
ップ実装された回路基板と、その回路基板と組み合わせ
て前記集積回路チップを外部環境から遮断する封止キャ
ップを有する半導体装置において、放熱装置と、前記回
路基板と前記放熱装置との間に設置された吸熱装置を有
するものである。
【0010】第2の発明に係る半導体装置は、少なくと
も1つの集積回路チップがフリップチップ実装された回
路基板と、その回路基板と組み合わせて前記集積回路チ
ップを外部環境から遮断する封止キャップを有する半導
体装置において、放熱装置と、前記封止キャップと前記
放熱装置との間に設置された吸熱装置を有するものであ
る。
【0011】第3の発明に係る半導体装置は、第1の発
明または第2の発明において、前記集積回路チップは、
高周波電力増幅器半導体集積回路チップであるものとす
る。
【0012】第4の発明に係る発明は、第1の発明、第
2の発明、または第3の発明のいずれかにおいて、前記
吸熱装置は、ペルチエ素子であるものとする。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1に第1の発明
に係る半導体装置の例を断面図で示す。図1では、図3
の従来例と同じ構成要素には同じ符号を付した。図1に
おいて、例えば高周波大電力増幅器の半導体チップであ
って、その高周波特性上できるだけ小型化した集積回路
チップ1があり、その高周波大電力増幅動作による発熱
を発熱源2で示してある。集積回路チップは電気信号伝
達のための信号バンプ3と、集積回路チップ1内の発熱
源2からの放熱のためのみに設けられたサーマルバンプ
4を有している。回路基板5には集積回路チップ等が例
えばハンダリフロー法などによってフリップチップ実装
される。回路基板5には、放熱のためのみのサーマルビ
ア6が設けられている。集積回路チップ1の劣化を防ぐ
等のために気密封止する封止キャップ7が回路基板5に
組み合わせて取り付けられている。吸熱装置10は、例
えば電子吸熱素子、特にペルチエ素子を内蔵したペルチ
ェ素子ケースなどがその例であって、図1には明示され
ていないが、端子間に制御された電流を流すための2つ
の端子を有している。この制御された電流のための制御
装置、必要な場合には集積回路チップ等の温度検出器等
については図示を省略してある。また吸熱装置10は回
路基板5と放熱装置11の間に配設されていて、少なく
とも2つの面を有し、その1つの面は回路基板5に、一
方の面は放熱装置11に対向しており、それぞれ回路基
板、放熱装置11に密着して設けられている。放熱装置
11は例えば放熱フィンを有するアルミ材からなるもの
であって、最終的に液体または気体のヒートシンク部9
に至る。すなわち実施の形態1では、集積回路チップ
1、回路基板5、吸熱装置10、放熱装置11の順に配
設されている。
【0014】次に動作について説明する。集積回路チッ
プ1が高周波大電力動作することにより、発熱源2から
熱が発生し、その熱は集積回路チップ1内を伝わり、信
号バンプ3、放熱のためのみに設けられたサーマルバン
プ4を経由して回路基板5に伝わる。回路基板5に伝わ
った熱は、一部は回路基板内を伝播するが、残りは放熱
のためのみに設けたサーマルビア6などを経由して吸熱
装置10に伝わる。吸熱装置10は、図示されていない
制御装置からの指示を受けた制御された電流を、図示さ
れていない2つの端子によって内部の例えばペルチェ素
子に供給することで、例えば集積回路チップ1の発熱源
2からの発熱量の増加が大きいときは、その電流の流れ
る方向が吸熱装置10における前記2つの面のうち回路
基板5に対向する面について吸熱方向にしてその電流量
をコントロールし、回路基板5から伝わってきた熱の吸
熱量を大きくする。その後例えば放熱効果を高めるため
に設けた放熱フィン付きのアルミ材の放熱装置11に放
熱する。つぎに放熱装置11に伝わった熱は、最終的に
液体または空気であるヒートシンク部9に伝わる。
【0015】実施の形態2.図2に第2の発明に係る半
導体装置の例を断面図で示す。図2では、図3の従来
例、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付
した。図2において、例えば高周波大電力増幅器の半導
体チップであって、その高周波特性上できるだけ小型化
した集積回路チップ1があり、その高周波大電力増幅動
作による発熱を発熱源2で示してある。集積回路チップ
1は電気信号伝達のための信号バンプ3を有していて、
集積回路チップ1内の発熱源2からの放熱のためのみに
設けられたサーマルバンプを必ずしも必要としない。回
路基板5には集積回路チップ等が例えばハンダリフロー
法などによってフリップチップ実装される。回路基板5
においては、放熱のためのみのサーマルビアは必ずしも
必要でない。集積回路チップ1の劣化を防ぐ等のために
気密封止する封止キャップ7が回路基板5に組み合わせ
て取り付けられている。パッケージケース8は回路基板
1の強度等の必要がある場合に設けられる。吸熱装置1
0は、例えば電子吸熱素子、特にペルチエ素子を、例え
ばアルミ材や熱伝導性の良いセラミック材等により内蔵
したペルチェ素子ケースなどがその例であって、図2に
は明示されていないが、端子間に制御された電流を流す
ための2つの端子を有している。この制御された電流の
ための制御装置、必要な場合には集積回路チップ等の温
度検出器等については図示を省略してある。また吸熱装
置10は封止キャップ7と放熱装置11の間に配設され
ていて、少なくとも2つの面を有し、その1つの面は回
路基板5に、一方の面は封止キャップ7に対向してお
り、それぞれ回路基板、封止キャップ7に密着して設け
られている。また集積回路チップ1のフリップチップを
有していない面、すなわち背面は、伝熱シート12を介
して封止キャップ7と密接している。放熱装置11は例
えば放熱フィンを有するアルミ材からなるものであっ
て、最終的に液体または気体のヒートシンク部9に至
る。したがって、実施の形態2では、パッケージケース
8、回路基板5、集積回路チップ1、伝熱シート12、
封止キャップ7、吸熱装置10、放熱装置11の順に配
設されている。
【0016】次に動作について説明する。集積回路チッ
プ1が動作することにより、発熱源2から熱が発生し、
その熱は集積回路チップ1内を伝わり、一部は信号バン
プ3を経由して回路基板5に伝わるが、大部分は集積回
路チップの前記背面より伝熱シート12を介して封止キ
ャップ7に伝わる。封止キャップ7に伝わった熱は、吸
熱装置10に伝わる。吸熱装置10は、図示されていな
い制御装置からの指示を受けた制御された電流を、図示
されていない2つの端子によって内部の例えばペルチェ
素子に供給することで、例えば集積回路チップ1の発熱
源2からの発熱量の増加が大きいときは、その電流の流
れる方向が吸熱装置10における前記2つの面のうち封
止キャップ7に対向する面について吸熱方向にしてその
電流量をコントロールし、封止キャップ7から伝わって
きた熱の吸熱量を大きくする。その後例えば放熱効果を
高めるために設けた放熱フィン付きのアルミ材の放熱装
置11に放熱する。つぎに放熱装置11に伝わった熱
は、最終的に液体または空気であるヒートシンク部9に
伝わる。
【0017】発明の実施の形態は、例えば、高周波大電
力増幅器の半導体チップについて説明したが、高周波
化、高集積化、大電力化が進展し、微細化・高速化の進
展に低電力化が追随しきれない集積回路チップ全般につ
いても同様に有効にかつ容易に実施することができる。
また、ペルチェ素子を例として説明したが、それ以外の
電子吸熱素子等の小型吸熱素子を用いることもできる。
吸熱装置の制御は、フイードバック制御のほか、集積回
路チップの動作領域が予め定められている場合等には、
ある所定値に設定するオープンループも用いることがで
きる。
【0018】
【発明の効果】第1の発明においては、吸熱装置を回路
基板と放熱装置の間に装着したので、小型化が進んで十
分な吸熱面積を確保することが不可能な集積回路チップ
に代わって、十分な吸熱面積を回路基板から確保でき、
また吸熱装置の吸熱量を制御することで、十分な放熱特
性が確保できる。これにより集積回路チップの動作温度
範囲において所期の特性が発揮でき、素子の劣化、破壊
に至ることが無い。
【0019】また十分な放熱特性が確保できるので、従
来必要であった放熱のためのみのサーマルバンプ、サー
マルビアの数を減らすことができ、さらに高価な高熱伝
導率、例えば100W/m*Kの特性を有する材料の回
路基板を用いること無く、一般的で安価な材料の回路基
板を採用することができ、安価な半導体装置を提供でき
る。
【0020】第2の発明においては、吸熱装置を封止キ
ャップと放熱装置の間に装着し、集積回路チップは伝熱
シートを介して封止キャップに密接して配設したので、
小型化が進んで十分な吸熱面積を確保することが不可能
な集積回路チップに代わって、十分な吸熱面積を封止キ
ャップから確保でき、また吸熱装置の吸熱量を制御する
ことで、十分な放熱特性が確保できる。これにより集積
回路チップの動作温度範囲において所期の特性が発揮で
き、素子の劣化、破壊に至ることが無い。
【0021】また第1の発明より更に十分な放熱特性が
確保できるので、従来必要であった放熱のためのみのサ
ーマルバンプ、サーマルビアを不要とすることができ
る。さらに高価な高熱伝導率、例えば100W/m*K
の特性を有する材料の回路基板を用いること無く、一般
的で安価な材料の回路基板を採用することができ、安価
な半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1についての断面図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態2についての断面図であ
る。
【図3】 従来例におけるフリップチップ実装方法によ
る半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1 集積回路チップ、2 発熱源、3 信号バンプ、4
サーマルバンプ、5回路基板、6 サーマルビア、7
封止キャップ、8 パッケージケース、9ヒートシン
ク部、10 吸熱装置、11 放熱装置、12 伝熱シ
ート。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの集積回路チップがフリ
    ップチップ実装された回路基板と、その回路基板と組み
    合わせて前記集積回路チップを外部環境から遮断する封
    止キャップを有する半導体装置において、放熱装置と、
    前記回路基板と前記放熱装置との間に設置された吸熱装
    置を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの集積回路チップがフリ
    ップチップ実装された回路基板と、その回路基板と組み
    合わせて前記集積回路チップを外部環境から遮断する封
    止キャップを有する半導体装置において、放熱装置と、
    前記封止キャップと前記放熱装置との間に設置された吸
    熱装置を有することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記集積回路チップは、高周波電力増幅
    器半導体集積回路チップであることを特徴とする請求項
    1または2のいずれかに記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記吸熱装置は、ペルチエ素子であるこ
    とを特徴とする請求項1,2または3のいずれかに記載
    の半導体装置。
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