JP5038162B2 - 飼料用ペレットの製造方法及び装置並びに水・有機物内包ペレット - Google Patents

飼料用ペレットの製造方法及び装置並びに水・有機物内包ペレット Download PDF

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Description

本発明は、水及び有機物を含んだ飼料用ペレットを能率良く製造できるようにした飼料用ペレットの製造方法及び装置並びに水・有機物内包ペレットに関する。
従来より、家畜或いは他の一般動物に対する栄養補給等を目的として、賦形剤に、有機物、ビタミン、ミネラル等を含有させた混合物を加圧することによって動物が食餌し易いペレット等の粒状に成形し、このペレットを餌に混ぜて家畜等に供与することが行われている。
例えば、特許文献1には乳牛用ペレット飼料の製造方法が示されており、この製造方法では、ドナリエラ藻体乾燥粉末に、小麦粉、米糠、大豆粕、糖蜜、炭酸カルシウム、ビタミンD3 、ビタミンEの有効成分量を混合して粒状に成形し、このペレット飼料を供与することにより、乳牛の乳質の向上を図ったり、肉牛の肉質の向上を図ると共に、牛の慢性疾患や新生疾患への対応を図ることが示されている。
特開2001−286263号公報
前記したように、飼料用ペレットには、糖蜜のような有機物を多く含有させることが要求されたり、また、種々のビタミン等を含有させることが要求される場合がある。
しかし、従来から実施されている一般的な飼料用ペレットの製造方法は、前記したように賦形剤に、有機物、ビタミン等を含有させた混合物を加圧成形することによって所定の固化強度を保持させているために、次のような種々の問題を生じていた。
即ち、糖蜜を含有した飼料用ペレットを製造する際に、混合物に多くの糖蜜を含有させた場合には、混合物が柔らかくなってしまい、このために加圧によって所定の固化強度の飼料用ペレットを成形することができない。従って、従来において所定の固化強度を有する飼料用ペレットを製造する際に混合物に含有できる糖蜜の量は僅かであり、一般に5重量%以下の含有量に抑える必要があった。市販されている糖蜜を含有した飼料用ペレットにおける糖蜜の含有量は一般に1〜3重量%程度である。
また、前記したように、ビタミンを含有した飼料用ペレットを製造する際に、前記したように混合物にビタミンを含有させて加圧成形すると、高圧、高温の影響下でビタミンが分解してしまい、よって目的のビタミン添加が期待できない。また、このように高い加圧力で加圧された飼料用ペレットは手指では触れられない温度(一般に70〜100℃前後)に加熱される問題がある。このため、従来では一般に成形した飼料用ペレットを冷風乾燥している。ところで、ビタミンは一般に熱に弱いものが多く、通常40〜70℃前後で分解してその機能を失ってしまうことが知られている。このため、従来のような加圧成形したビタミン含有ペレットは、動物に給与してもビタミンによる十分な効能が期待できないばかりか、高価なビタミンを無駄に消費しているという問題がある。
また、上記した加圧時の熱による問題を回避するために、ビタミンを添加した混合物を所定の型に入れて成形・乾燥することにより加圧しない飼料用ペレットを製造することも考えられるが、この方法では生産性が著しく低くなってしまい、実用的な方法とはいえない。
本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、水及び有機物を含み、更にはビタミン類も安定して含むことができる飼料用ペレットを能率的に製造できるようにした飼料用ペレットの製造方法及び装置並びに水・有機物内包ペレットを提供することを目的としてなしたものである。
本発明は、飼料用ペレット全体に対する重量比として、リン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)14〜22重量%からなる第一剤と、リン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)4〜12重量%からなる第二剤と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する有機物5〜25重量%と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する水2〜10重量%とにより、前記リン酸カルシウムIを含有する第一組成物と、前記リン酸カルシウムIIを含有する第二組成物とを作製し、前記第一組成物と第二組成物とを混錬して得た混錬物を造粒することにより、有機物と水を内包して固化したペレットを得ることからなる飼料用ペレットの製造方法、に係るものである。
上記飼料用ペレットの製造方法において、前記第一組成物にビタミン類を混合することは好ましい。
上記飼料用ペレットの製造方法において、前記混錬物及びペレットの温度が上限温度である40℃より低く保持されることは好ましい。
上記飼料用ペレットの製造方法において、混錬物に混合するビタミン類の混合量に対し、ペレット製造後12カ月目のペレットのビタミン類残存率が70%以上に保持されることが好ましい。
また、上記飼料用ペレットの製造方法において、前記有機物は糖蜜であってもよい。
また、上記飼料用ペレットの製造方法において、前記有機物はフィッシュソリュブルであってもよい。
また、上記飼料用ペレットの製造方法において、前記有機物はコーンスティープリカーであってもよい。
また、上記飼料用ペレットの製造方法において、前記有機物はウイスキー粕であってもよい。
また、上記飼料用ペレットの製造方法において、前記有機物は酵母エキスであってもよい。
また、上記飼料用ペレットの製造方法において、前記ビタミン類はビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2の少なくとも1つであってもよい。
また、上記飼料用ペレットの製造方法において、前記混錬物を造粒したペレットに付着防止剤をまぶしてペレット相互の付着を防止することは好ましい。
本発明は、第一組成物調整装置と、
該第一組成物調整装置にリン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)からなる第一剤を供給する第一剤供給手段と、
第二組成物調整装置と、
該第二組成物調整装置にリン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)からなる第二剤を供給する第二剤供給手段と、
前記第一組成物調整装置と第二組成物調整装置の少なくとも一方に有機物を供給する有機物供給手段と、
前記第一組成物調整装置と第二組成物調整装置の少なくとも一方に水を供給する水供給手段と、
前記第一組成物調整装置で調整した第一組成物と前記第二組成物調整装置で調整した第二組成物を導入して混錬する混錬装置と、
該混錬装置で混錬した混錬物をペレット状に成形する造粒装置と、
を備えてなる飼料用ペレットの製造装置、に係るものである。
上記飼料用ペレットの製造装置において、前記第一組成物調整装置にビタミン類を供給するビタミン類供給手段を備えることは好ましい。
また、上記飼料用ペレットの製造装置において、前記造粒装置で成形したペレットに付着防止剤をまぶす付着防止剤混合装置を備えることは好ましい。
また、上記飼料用ペレットの製造装置において、前記造粒装置は、混錬物を棒状に押出し成形する押出装置と、押し出した棒状物を所定長さに裁断する裁断装置とからなることは好ましい。
本発明は、飼料用ペレット全体に対する重量比として、リン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)14〜22重量%を含む第一剤と、リン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)4〜12重量%を含む第二剤と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する有機物と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する水とにより、前記リン酸カルシウムIを含有する第一組成物と、前記リン酸カルシウムIIを含有する第二組成物とを作製し、前記第一組成物と第二組成物を混錬して該混錬物を造粒することにより得られる水・有機物内包ペレット、に係るものである。
本発明は、飼料用ペレット全体に対する重量比として、リン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)14〜22重量%とビタミン類を含む第一剤と、リン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)4〜12重量%を含む第二剤と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する有機物と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する水とにより、前記リン酸カルシウムIを含有する第一組成物と、前記リン酸カルシウムIIを含有する第二組成物とを作製し、前記第一組成物と第二組成物を混錬して該混錬物を造粒することにより得られる水・有機物内包ペレット、に係るものである。
本発明によれば、リン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)からなる第一剤と、リン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)からなる第二剤と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する有機物と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する水とにより、前記リン酸カルシウムIを含有する第一組成物と、前記リン酸カルシウムIIを含有する第二組成物とを作製し、前記第一組成物と第二組成物を混錬して該混錬物を造粒することにより飼料用ペレットを製造したので、リン酸カルシウムIとリン酸カルシウムIIの反応によって固化が起こり、従って従来のように大きな加圧力を掛けて成形する必要がなく、糖蜜等の有機物を5〜50重量%と多く含有させても所定の固化強度を保持することができる。更に、有機物高含有の飼料用ペレットを高能率に製造することができる。更に、加圧成形しないためにビタミン類を含有させてもビタミンが熱によって分解する問題を解決でき、よってビタミン添加による目的効果を十分に発揮し得る飼料用ペレットを提供できるという優れた効果を奏し得る。
更に、水と糖蜜等の有機物を内包した水・有機物内包ペレットは、該ペレットが外的な力で破壊されることによりゲル化(液状化)する性質を有するため、家畜等が食餌し易く嗜好性も高まると共に家畜等の食餌による成分の吸収性の向上も期待できるという優れた効果を有する。
本発明の飼料用ペレットを製造する装置の一例を示す全体概要構成図である。 本発明品と、従来の加圧成形によって製造した市販品1とのビタミンA及びビタミンEに対する経時安定性を試験した結果を示すグラフである。
符号の説明
1 第一組成物調整装置
2 第一剤供給手段
3 第二組成物調整装置
4 第二剤供給手段
5 ビタミン類供給手段
6 有機物供給手段
7 水供給手段
8 賦形剤供給手段
10 第一組成物
12 第二組成物
15 混錬装置
16 混錬物
17 造粒装置
18 押出装置
19 裁断装置
23 付着防止剤混合装置
24 付着防止剤
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の飼料用ペレットを製造する装置の一例を示している。図1中、1は容器からなる第一組成物調整装置であり、該第一組成物調整装置1には、リン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)からなる第一剤を供給するための第一剤供給手段2が設けられている。
図1中、3は容器からなる第二組成物調整装置であり、該第二組成物調整装置3には、リン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)からなる第二剤を供給するための第二剤供給手段4が設けられている。前記リン酸カルシウムIとリン酸カルシウムIIは、水を媒体としてそれらを混合することにより固化反応を生じる。よって前記リン酸カルシウムIとリン酸カルシウムIIの供給量を調節することにより、製造される飼料用ペレットの固化強度を調整することができる。
前記第一組成物調整装置1には、ビタミン類を供給するためのビタミン類供給手段5を設けている。上記ビタミン類としては、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2の1種類或いはその複数種類を組み合わせて供給することができ、更に、ビタミン類には上記以外の通常動物に供与するものも用いることができる。また、上記ビタミン類と共に、通常の飼料用ペレットに添加することが行われている銅、亜鉛、マグネシウム、カルシウム等のミネラル類を添加することができ、更に、動物のストレスを低減させる作用を有するGABA(γ−アミノ酪酸)等の機能性素地剤を同時に添加することもできる。
更に、前記第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3には、有機物を振り分けて供給するようにした有機物供給手段6を設けている。添加する有機物としては、糖蜜、フィッシュソリュブル、コーンスティープリカー、ウイスキー粕、酵母エキスの1種類或いはその複数種類を組み合わせて用いることができ、更に有機物には上記以外の一般に飼料等に用いられるものも用いることができる。なお、図1では前記有機物供給手段6は、有機物を第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3に振り分けて供給する場合について示したが、有機物供給手段6により有機物を第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3の一方のみに供給するようにしてもよい。
更に、前記第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3には水を振り分けて供給するようにした水供給手段7を設けている。上記水は、前記第一剤のリン酸カルシウムIと第二剤のリン酸カルシウムIIを混合した際に媒体として固化反応を起こさせるものであり、従って前記水はリン酸カルシウムIとリン酸カルシウムIIの固化反応に必要な量を添加することが好ましい。この時、リン酸カルシウムIとリン酸カルシウムIIの反応には、添加する水と共に、前記糖蜜等の有機物に含有される水も利用されるため、前記水の添加量と前記有機物の添加量を調節することによって、固化速度を調整することができる。なお、図1では前記水供給手段7は、水を第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3に振り分けて供給する場合について示したが、水供給手段7により水を第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3の一方のみに供給するようにしてもよい。
更に、前記第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3には賦形剤を振り分けて供給するようにした賦形剤供給手段8を設けている。賦形剤としては天然ケイ酸アルミニウム、ふすま、米糠、米糠油粕、アルファルファミール、小麦粉の1種類或いはその複数種類を組み合わせて用いることができ、更に、賦形剤には上記した以外の一般の飼料等に用いられるものも用いることができる。なお、図1では前記賦形剤供給手段8は、賦形剤を第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3に振り分けて供給する場合について示したが、賦形剤供給手段8により賦形剤を第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3の一方のみに供給するようにしてもよい。
前記第一組成物調整装置1は前記第一剤と他の添加物とを混合する攪拌機9を備えて均一な第一組成物10を調整するようになっており、また、前記第二組成物調整装置3は前記第二剤と他の添加物とを混合する攪拌機11を備えて均一な第二組成物12を調整するようになっており、前記第一組成物調整装置1で調整した第一組成物10と前記第二組成物調整装置3で調整した第二組成物12は、夫々定量供給機13,14により混錬装置15に供給されるようになっている。
混錬装置15は前記第一組成物10と第二組成物12を連続的に均一に混錬し混錬物16を造粒装置17に供給するようになっている。前記混錬装置15により第一組成物10と第二組成物12が混錬されると、第一組成物10のリン酸カルシウムIと第二組成物12のリン酸カルシウムIIが水を媒体として反応することにより混錬物16の固化が開始される。
前記造粒装置17は、前記混錬装置15からの混錬物16を受けて該混錬物16を棒状に押出し成形する押出装置18と、押し出された棒状物を所定長さに裁断する裁断装置19とから構成されている。なお、上記押出装置18は単に混錬物16を棒状に成形するのみであるため、混錬物16に掛ける圧力は極めて小さくできる。
前記造粒装置17の下流には、例えば振動方式の傾斜した整粒スクリーン20が設けてあり、正常な形状のペレットは整粒スクリーン20上を下り傾斜に沿い転がって下流に移動するようになっており、前記ペレットに含まれた破損物等は整粒スクリーン20を通り抜けて下部に落下するようになっている。このため、前記整粒スクリーン20の下側には、前記裁断装置19から整粒スクリーン20上に落下して所要距離転動するペレットから落下する破損物を回収するようにした回収容器21を設け、該回収容器21で回収した破損物を、コンベヤ等の戻し手段22により前記造粒装置17の入口に戻すようにしている。
更に、前記整粒スクリーン20の中間部における上側位置には、前記整粒スクリーン20上を移動するペレットに付着防止剤24をまぶし(振りかけ混合し)て、ペレットの表面を付着防止剤24で覆うようにした付着防止剤混合装置23を設けている。表面が付着防止剤24で覆われたペレットは整粒スクリーン20上を転がる間に余剰の付着防止剤24が整粒スクリーン20を通して除去され、製品の飼料用ペレットとなって下流のストックタンク25に貯留される。前記付着防止剤24には、乾燥した状態のふすま、米糠、米糠油粕、アルファルファミール、小麦粉の1種類或いはその複数種類を組み合わせて用いることができる。
前記整粒スクリーン20の下側には、前記付着防止剤混合装置23から供給されてペレットにまぶした付着防止剤24の余剰分を回収する回収容器26が設けてあり、該回収容器26に回収された付着防止剤24はコンベヤ等の戻し手段27により前記付着防止剤混合装置23に戻すようにしている。なお、前記付着防止剤混合装置23は、図示例以外に、例えば破損物が分離されたペレットを収容する容器を設け、該容器に前記付着防止剤24を装入して攪拌混合することによりペレットに付着防止剤24をまぶし、その後スクリーン等で付着防止剤24の余剰分を除去することにより製品の飼料用ペレットとして取り出す等の種々の方式を採用することができる。
前記ストックタンク25に貯留された飼料用ペレットは、コンベヤ28等によって移動される充填用の容器或いは袋等の包装物29に充填されるようになっている。
以下に本発明の作用を説明する。
図1の構成では、第一剤供給手段2によりリン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)からなる第一剤の供給量が14〜22重量%になるように第一組成物調整装置1に供給する一方、第二剤供給手段4によりリン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)からなる第二剤の供給量が4〜12重量%になるように第二組成物調整装置3に供給し、更に、前記第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3の少なくとも一方に有機物供給手段6により糖蜜等の有機物の供給量が5〜50重量%になるように供給すると共に、前記第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3の少なくとも一方に水供給手段7により水の供給量が2〜10重量%になるように供給し、前記第一組成物調整装置1によりリン酸カルシウムIを含有する第一組成物と添加物とを均一混合することにより第一組成物10を作製し、一方前記第二組成物調整装置3によりリン酸カルシウムIIを含有する第二組成物と添加物とを均一混合することにより第二組成物12を作製する。
前記第一組成物調整装置1の第一組成物と第二組成物調整装置3の第二組成物12は、定量供給機13,14により別々に混錬装置15に供給して混錬される。混錬装置15で混錬された混錬物16は、造粒装置17に供給され、押出装置18により棒状に押出し成形され、続いて裁断装置19で所定長さに裁断することにより柱状のペレットが造粒される。このペレットは長さが例えば10mm〜25mm程度、直径が例えば3mm〜7mm程度のものとすることができる。
前記混錬装置15で第一組成物10と第二組成物12を混錬すると、第一組成物10のリン酸カルシウムIと第二組成物12のリン酸カルシウムIIが水を媒体とし固化反応を開始する。従って、混錬物16は徐々に硬度が増加することになるので、この硬化速度を予め設定しておくことにより、造粒装置17では圧力をかけることなく容易にペレットに造粒することができ、しかも造粒されたペレットは良好な形状が保持される強度となるようにすることがきる。造粒されたペレットは、有機物と水を内包した状態で徐々に固化される。
造粒されたペレットは、整粒スクリーン20に落下して転がり移動する間に破損物が回収容器21に回収され、正常な形状のペレットには付着防止剤混合装置23から供給される付着防止剤24がまぶされて、表面が付着防止剤24で覆われた飼料用ペレットとなってストックタンク25に供給される。該ストックタンク25に貯留された飼料用ペレットは、コンベヤ28等によって移動される充填用の容器或いは袋等の包装物29に充填される。
上記の如く製造された飼料用ペレットは、付着防止剤混合装置23から供給される付着防止剤24がまぶされて表面が付着防止剤24で覆われるので、飼料用ペレットが相互に付着することは防止される。
一方、前記第一組成物調整装置1に対してビタミン類供給手段5によりビタミン類を供給することにより、ビタミン類を含有した飼料用ペレットを製造することができる。この時、前記造粒装置17において、押出装置18により混錬物16を棒状に成形する際の圧力は極めて小さいため、ペレットの温度が上昇することは殆どなく、よってビタミン類の機能が熱によって損なわれる問題も防止できるので、飼料用ペレットのビタミン添加による目的効果を十分に発揮することができる。
前記したように、従来においては飼料用ペレットに含有できる糖蜜の量が5重量%以下であったのに対し、前記本発明の飼料用ペレットでは、糖蜜等の有機物を5〜50重量%と非常に多く含有させても所定の固化強度を保持することができる。更に、このように多くの有機物を含有した飼料用ペレットを高能率に製造することができる。
更に、前記製造装置によって製造した水と糖蜜等の有機物を内包した水・有機物内包ペレットは、該ペレットが外的な力で破壊されることによりゲル化(液状化)する性質を有するため、家畜等が食餌し易く嗜好性も高まると共に家畜等の食餌による成分の吸収性の向上も期待できる。
本発明の飼料用ペレットを製造する組成配合例を下記表1に示す。
[表1]
成分 第一組成物 第二組成物
リン酸カルシウムI(第一剤) 15
リン酸カルシウムII(第二剤) 10
糖蜜(固化速度調整剤) 15 10
水(媒体) 5
ビタミン類 2
天然ケイ酸アルミニウム(賦形剤) 5 5
ふすま(賦形剤) 17 5
GABA(機能性素地剤) 1
表1の組成による第一組成物と第二組成物を、室温20℃の室内で図1の第一組成物調整装置1と第二組成物調整装置3により別個に調整し、その第一組成物と第二組成物を混錬装置15により連続混錬した。第一組成物と第二組成物を混錬すると、第一組成物のリン酸カルシウムIと第二組成物のリン酸カルシウムIIが添加した水及び糖蜜に含まれる水分を媒体として固化反応が開始した。
上記混錬物16を造粒装置17に供給して長さ15.0mm、直径6.0mmのペレットを造粒し、更に造粒したペレットに付着防止剤混合装置23により付着防止剤24をまぶして水及び有機物含有の飼料用ペレット(本発明品)を製造した。
上記造粒装置17で製造されるペレットの温度を計測する試験を実施した。室温20〜25℃に保持されたペレットの製造工場において、前記混錬装置15で混錬した混錬物16の温度は略30℃であり、この混錬物16を前記造粒装置17に供給して造粒したペレットの温度は略32℃であった。このペレットの温度は4時間経過後も殆んど変化することがなく、8時間経過後に僅かに低い温度の31℃に変化した。このように本発明によれば、従来の加圧成形による製造方法では製造されるペレットの温度が70〜100℃前後に加熱されてしまう問題があるのに対して、ペレットの温度を32℃前後の低い温度に安定して維持することができた。
製造した本発明品の飼料用ペレットと、従来の加圧成形によって製造した飼料用ペレットである市販品1とのビタミンA及びビタミンEに対する経時安定性(有効残存率)を試験したところ、図2に示す結果が得られた。
図2によれば、本発明品は製品の製造日から4ヶ月後に有効残存率を計測したところ、ビタミンAは97.0%、ビタミンEは99.6%であり、非常に高い有効残存率を保持していることが判明した。従って、4ヶ月以上保存した場合にも破線で記すように高い有効残存率を維持できることが推測された。
一方、市販品1は製品の製造日から4ヶ月後に有効残存率を計測したところ、ビタミンAの中間値は略69%、ビタミンEの中間値は略82%であり、また、製造日から7ヶ月後に有効残存率を計測したところ、ビタミンAの中間値は略61%、ビタミンEの中間値は略79%であり、製造日から10ヶ月後に有効残存率を計測したところ、ビタミンAの中間値は略53%、ビタミンEの中間値は略77%であった。この試験結果から明らかなように、市販品1は破線で示す如く、製造工程の加圧成形時の熱によってビタミンA及びビタミンEの一部が分解していることが推定された。
更に、本発明品におけるビタミン類の長期安定性を確認するために、ビタミンを添加した混錬物を用いて本発明の方法によりペレットを製造した際におけるペレット製造後6カ月目と12カ月目におけるビタミン類の有効残存率(%)を調べる試験を実施した。混錬物に混合するビタミン類としては、飼料添加用として一般的に用いられしかも熱に対する安定性が低いとされるビタミンA、ビタミンB、ビタミンビタミンD3を用いた。その結果を表2に示した。
[表2]
項目 ビタミンA ビタミンB ビタミンD3
6カ月目有効残存率(%) 94.1 100 92.5
12カ月目有効残存率(%) 87.2 99.0 88.6
表2に示されるように、本発明品によれば、ビタミン類の添加量(表示量)に対するペレット製造後のビタミン類の有効残存率は、製造後12カ月目においても70%以上、好ましくは85%以上の高い値が保持されることが確認された。
上記したように、通常40〜70℃前後の温度で分解してその機能を失ってしまうとされるビタミン類を混錬物に混合して前記造粒装置17でペレットを製造する際に、その製造温度を上限温度である40℃より低い温度に保持することができるため、ビタミン類が分解する問題を解決してビタミン添加による飼料用ペレットの目的効果を十分に発揮することができる。
以下に前記本発明品と従来の加圧成形によって製造した市販品1〜3の物性比較を下記表3に示した。
[表3]
項目 本発明品 市販品1 市販品2 市販品3
形状(直径mm) 6.0(3-7) 8.7 6.7 6.0
pH 6.01 4.84 6.56 4.61
見かけ比重 0.58 0.81 0.69 0.63
乾燥減量 13.8±0.2 3.1±0.2 8.3±0.1 9.9±0.1
硬度(N) 71±10 180±37 185±39 127±28
モンサント強度(Kg) 5.6±0.4 12.5±0.5 10.6±0.4 15.7±0.2
摩損度(%) 0.56±0.04 0.81±0 0.47±0.1 0.63±0
表3に示されているように、本発明品と市販品1〜3とは形状(直径mm)、pH、見かけ比重、硬度(N)、モンサント強度(Kg)、摩損度(%)については殆ど近い値を示しているが、乾燥減量については、本発明品は市販品1〜3に対して大きな値を示している。
従って、本発明によれば、非常に多くの水分及び有機物を内包しながら任意の必要固化強度を維持することができる水・有機物内包ペレットを製造できる。
なお、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

Claims (21)

  1. 飼料用ペレット全体に対する重量比として、リン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)14〜22重量%からなる第一剤と、リン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)4〜12重量%からなる第二剤と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する有機物5〜25重量%と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する水2〜10重量%とにより、前記リン酸カルシウムIを含有する第一組成物と、前記リン酸カルシウムIIを含有する第二組成物とを作製し、前記第一組成物と第二組成物とを混錬して得た混錬物を造粒することにより、有機物と水を内包して固化したペレットを得ることからなる飼料用ペレットの製造方法。
  2. 前記第一組成物にビタミン類を混合することからなる請求項1に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  3. 前記混錬物及びペレットの温度が上限温度である40℃より低く保持される請求項2に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  4. 混錬物に混合するビタミン類の混合量に対し、ペレット製造後12カ月目のペレットのビタミン類残存率が70%以上に保持される請求項3に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  5. 前記有機物が糖蜜である請求項1に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  6. 前記有機物がフィッシュソリュブルである請求項1に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  7. 前記有機物がコーンスティープリカーである請求項1に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  8. 前記有機物がウイスキー粕である請求項1に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  9. 前記有機物が酵母エキスである請求項1に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  10. 前記ビタミン類はビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB、ビタミンBの少なくとも1つである請求項2に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  11. 前記混錬物を造粒したペレットに付着防止剤をまぶしてペレット相互の付着を防止することからなる請求項1に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  12. 前記混錬物を造粒したペレットに付着防止剤をまぶしてペレット相互の付着を防止することからなる請求項2に記載の飼料用ペレットの製造方法。
  13. 第一組成物調整装置と、
    該第一組成物調整装置にリン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)からなる第一剤を供給する第一剤供給手段と、
    第二組成物調整装置と、
    該第二組成物調整装置にリン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)からなる第二剤を供給する第二剤供給手段と、
    前記第一組成物調整装置と第二組成物調整装置の少なくとも一方に有機物を供給する有機物供給手段と、
    前記第一組成物調整装置と第二組成物調整装置の少なくとも一方に水を供給する水供給手段と、
    前記第一組成物調整装置で調整した第一組成物と前記第二組成物調整装置で調整した第二組成物を導入して混錬する混錬装置と、
    該混錬装置で混錬した混錬物をペレット状に成形する造粒装置と、
    を備えてなる飼料用ペレットの製造装置。
  14. 前記第一組成物調整装置にビタミン類を供給するビタミン類供給手段を備えてなる請求項13に記載の飼料用ペレットの製造装置。
  15. 前記造粒装置で成形したペレットに付着防止剤をまぶす付着防止剤混合装置を備えてなる請求項13に記載の飼料用ペレットの製造装置。
  16. 前記造粒装置で成形したペレットに付着防止剤をまぶす付着防止剤混合装置を備えてなる請求項14に記載の飼料用ペレットの製造装置。
  17. 前記造粒装置は、混錬物を棒状に押出し成形する押出装置と、押し出した棒状物を所定長さに裁断する裁断装置とからなる請求項13に記載の飼料用ペレットの製造装置。
  18. 前記造粒装置は、混錬物を棒状に押出し成形する押出装置と、押し出した棒状物を所定長さに裁断する裁断装置とからなる請求項14に記載の飼料用ペレットの製造装置。
  19. 前記造粒装置は、混錬物を棒状に押出し成形する押出装置と、押し出した棒状物を所定長さに裁断する裁断装置とからなる請求項15に記載の飼料用ペレットの製造装置。
  20. 飼料用ペレット全体に対する重量比として、リン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)14〜22重量%を含む第一剤と、リン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)4〜12重量%を含む第二剤と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する有機物と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する水とにより、前記リン酸カルシウムIを含有する第一組成物と、前記リン酸カルシウムIIを含有する第二組成物とを作製し、前記第一組成物と第二組成物を混錬して該混錬物を造粒することにより得られる水・有機物内包ペレット。
  21. 飼料用ペレット全体に対する重量比として、リン酸カルシウムI(Ca:Pモル比=1:1.5〜2.5)14〜22重量%とビタミン類を含む第一剤と、リン酸カルシウムII(Ca:Pモル比=1:0.5〜1.0)4〜12重量%を含む第二剤と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する有機物と、前記第一剤と第二剤の少なくとも一方に混合する水とにより、前記リン酸カルシウムIを含有する第一組成物と、前記リン酸カルシウムIIを含有する第二組成物とを作製し、前記第一組成物と第二組成物を混錬して該混錬物を造粒することにより得られる水・有機物内包ペレット。
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