JPH01120254A - 家畜用固形飼料及びその製造方法 - Google Patents

家畜用固形飼料及びその製造方法

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JPH01120254A
JPH01120254A JP62278599A JP27859987A JPH01120254A JP H01120254 A JPH01120254 A JP H01120254A JP 62278599 A JP62278599 A JP 62278599A JP 27859987 A JP27859987 A JP 27859987A JP H01120254 A JPH01120254 A JP H01120254A
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feed
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富雄 松永
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一種又は二種以上の動植物性副産物を固形化し
た家畜用固形飼料及びその製造方法に関するものである
〔従来の技術〕
動植物性副産物例えばフィッシュソリュープル、ホエー
、コーンステイープリカー等は家畜の栄養上必須な蛋白
質、脂肪、繊維質、ミネラル、ビタミン、アミノ酸及び
未知成長因子(UGF)等を豊富に含有するとともに安
価であるという面から、飼料として広く利用されている
事は周知の通りである。特に反鍔動物、豚及び鶏等の家
畜の飼料の一部として単独で若しくは、配合飼料原料と
して、動植物性の副産物等はそのままの形で或は脱水若
しくは乾燥等の加工処理物の形で利用されている。
又、近年は動植物性の副産物の栄養価と指向性等に着目
し、綿実粕、大豆粕、アマニ粕等と糖みつと適当な結合
剤を併用した植物性高蛋白質のプレスブロックや糖蜜及
び液状飼料を適当な固形化剤と固化装置を用いて化学反
応により固形化した新しいタイプの飼料及び補助飼料(
サブリメント)が世界的に普及しており、これに伴って
特に糖蜜を中心とした化学反応による固形化技術が数多
く報告されている。
糖みつを固形化する為の技術は大きく3つの方法に分類
する事ができる。第一は熱エネルギー及び固化装置を利
用する方法、第二は適当な固化剤を用いるとともに熱エ
ネルギー及び固化装置を併用する方法、そして第三は適
当な固化剤によって糖みつを固化する方法である。
従来技術において第一の方法で代表される例としては、
マクキンジー(Mackinzie)等の約105〜1
61℃の温度及び減圧下で糖みつを半脱水乾燥状にして
適当な容器に注入し、硬化する方法がある。この方法は
商品名[クリスタライクス(Crystalyx) J
 (Hubbad Milling Co、)として市
販されている。
第二の方法の例としては、以下のような方法があり、清
水等の糖みつに油、脂肪及び高級脂肪酸エステルの1種
又は2種以上の混合物を固化剤として用い、pH8〜1
2において減圧下60〜130℃又は常圧下110〜1
75℃の条件で加熱濃縮する方法、デ サンティス(D
e 5ant1s)等の糖みつに酸化カルシウム及び水
酸化ナトリウムの混合物、即ち硬質金属石けん形成体と
イエローグリース、ブラウングリース、酸性石けん素材
、酸性油及び酸性脂肪酸等の脂肪酸石けん形成体を用い
、熱反応により生成する硬質石けんとその他天然蛋白源
、吸水クレー等を固化剤とする糖みつの固形化方法、ス
コー(Skoch)等の微粉化の酸化マグネシウムとア
タパルジャイト粘土を糖みつに加えて高速剪断力で均一
分散液(発熱反応)を調整し、適当な容器に注入し、硬
化する方法で、「ピュリナ・ブロック(purlnaB
lock)J (Ralston Purlna Co
、)の名称で市販されている。この他第二の方法の例と
しては、ラインハン化1nehan)等の液状飼料に活
性酸化マグネシウム及び燐酸カルシウムを固化剤として
加え、温度20〜90℃の範囲で加熱して均一分散液と
なし、適当な容器に入れた後固化するまで45〜110
℃の温度を保つ方法で「エンプロアル・ブロック(En
−Pro−AI Block) J (V、M、S、 
Co、)の名称で市販されている。
次に、適当な固化剤を用いて糖みつを固化する第三の方
法の例としては、ボールとマーチン■等の糖みつに微粉
砕酸化カルシウム又は水酸化カルシウムを固化剤として
用いて均一分散体を調製する方法、山中等の固化剤とし
て消石灰及び消石灰とアーウィンを用いて調製する方法
等があり、これらは何れも発熱反応を伴った高いアルカ
リ性の糖みつの固形物となる。シュレーダー(Schr
oeder)等はアルミニウム、マグネシウム及びカル
シウム等の金属酸化物を固形剤として用い、pH9〜約
11の範囲の糖みつ液中でこれら金属酸化物を水和せし
め、次いで燐酸又はその塩類によりpH3〜約6に中和
する糖みつの固形化の方法、同じくシュレーダー (Schroeder)等は酸化カルシウム又は水酸化
カルシウムを固化剤として用い、糖みつとの均一分散体
を調製し、燐酸と反応させた後酸化マグネシウム添加に
より、固化強度を高める糖みつの固形化の方法を開示し
ている。この場合のシュレーダー等の方法は酸化カルシ
ウムとして約0.5〜5重量%及び燐酸約1〜10重量
%の範囲で且っCaO/P2o5の重量比は1〜約4.
0で、実質CaO/P2O5の重量比は1.0以上であ
ることがブロックの強度を得るためには必要である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記動植物性副産物は家畜の栄養上の必
須成分を豊富に含むが、水分を多量に含むため、そのま
ま単味で家畜の飼料として用いられることは殆どなく、
各種の吸着基剤や他の固形飼料に吸着添加したり、或は
濃縮してペースト状若しくは半乾燥物としなければなら
ない。
又、動植物性副産物は水分を多量に含み種々の栄養成分
を含むため変質し易く、臭い等の問題があり、直ちに給
与するか或はサイレージ等に保存しなければならず、直
ちに給与できない場合は保存、加工設備が必要となる。
更に、動植物性副産物は、例えばフィッシュソリュブル
の場合、魚種によって季節的、地域的に栄養価、産地が
変動し、ビール粕の場合、ビールの消費が集中する夏季
に多量に副生されるが、草のない冬季に需要が大きい等
需給パターンが逆になる。
このように、動植物製副産物は水分が多くて保存性に乏
しく、栄養価や産地が季節的、地域的に変動するため、
需要側は一定の品質のものを年間を通して常時確保する
ことができず、供給側では減圧濃縮、加熱乾燥等め加工
処理のため製造設備や排水処理設備が必要となり、種々
の経費がかかってコスト高につながり、本来安価な動植
物性副産物が高価で利用し難いものとなってしまってい
た。
しかし、動植物性副産物の飼料としての栄養価値゛と低
価格は優れた利点であり、今後の厳しい畜産情勢にあっ
ては積極的に応用利用すべき資源として見直されるべき
である。従って、動植物性副産物を容易に固形化する事
ができれば、取扱いが容易となり、保存も可能となって
、安価でしかも大量に安定供給する事ができる。
しかしながら、前記の高蛋白質のプレスブロックはプレ
ス装置が不可欠であり、又化学反応による糖みつの固形
化法では、第一の方法及び第二の方法は何れも糖みつを
固形化するために熱エネルギーが不可欠であり、更に装
置・設備等が必要となる。
更に、糖みつを固形化するための第三の方法は何れも固
化剤として金属酸化物及び水酸化物を用い、糖みつと混
和させる事により金属の水和物を生成せしめるもので、
水和して硬化する際に著しい発熱反応を伴うと共に粘度
が急激に上昇するため高速撹拌による高い剪断力を要し
これによる装置・設備が必要となる。
すなわち、糖みつ固形化の従来技術は、何らかの形で熱
的エネルギーを必要とするか若しくは内部反応での発熱
に伴なう温度コントロールを必要とする場合が主流であ
って、且つ内部反応を行なわしめるための高速撹拌によ
る高い剪断力を必要とする等何れも装置・設備が不可欠
である。
本来、動植物性副産物の固形物を飼料及びサブリメント
として給与する場合、飼料栄養価の季節的変動、地域的
変動等を考慮した多種多様の処方が必要となる。
このためには安価で栄養的価値の高い一種又は二種以上
の動植物性副産物を固形化するために特殊な装置・設備
を必要とせずに、簡単な方法で製造できる方法、しかも
適当な固化剤としてはサブリメントの栄養学的利点をい
ささかも減する事のない物質であり、無害である物質及
び添加濃度範囲である事が好ましい。かかる理由におい
て従来の技術は必ずしも満足できる方法とは言い難く、
前述の如く本質的に安価で栄養的価値の高い動植物性副
産物は十分利用されていない。
本発明は、前述のように飼料として潜在的価値が高いが
取り扱い難い一種又は二種以上の動植物性副産物の固形
物を飼料及びサブリメントとして給与するに当り、固形
化する為の特殊な装置・設備を必要とせず、通常の家畜
の生理・栄養学上において必須の成分か若しくはほとん
ど無作用と考えられる物質を固化剤として用い、副産物
として産出した直後の多量の水分を含む液状、ペースト
状の副産物を迅速且つ簡便な方法により固形化して得ら
れる安価で取り扱い易い家畜用固形飼料及びその製造方
法を提供することを目的とする。
r問題点を解決するための手段] 本発明の基本原理は、カルシウム等のアルカリ土類金属
の化合物を固化剤として用い、一種又は二種以上の動植
物性副産物を水、アルコール類及び多価アルコールの一
種又は二種以上の共存下で、pH3〜9の範囲において
、実質1)H6,0以下の酸性を呈する燐化合物を加え
る事により、室温下で容易に硬化せしめるものである。
すなわち、本発明は、一種又は二種以上の動植物性副産
物を含有するpH3〜9の均一液に、燐酸及び/又は可
溶性燐酸塩を加えて均一な混合液とした後、固化させる
事を特徴とする家畜用固形飼料の製造方法及び、一種又
は二種以上の動植物性副産物5〜90(W/W)%、該
一種又は二種以上の動植物性副産物中に含まれる水も含
めた水5〜50 (W/W)%、前記一種又は二種以上
の動植物性副産物中に含まれるカルシウム、マグネシウ
ム、鉄金属元素も含めたこれらの金属元素の総和量とし
て0.2〜to(W/ν)%、pH調整剤、及び燐元素
として0.1〜6 (V/W)%を含む事を特徴とする
家畜用固形飼料、更にはこれらに加えてアルコール類及
び/又は多価アルコールを1〜30(W/W)%含む事
を特徴とする家畜用固形飼料にかかるものである。
ここで、一種又は二種以上の動植物性副産物としては、
動物性又は植物性の加工副産物であって液状のものを単
味で或は複数配合して使用する事ができ、その量は全固
形飼料に対し5〜90 (W/W)%か適当である。
前記動物性の加工副産物としては、動物性飼料又はその
原料であるフィッシュソリュブル、魚汁、液状ホエー、
濃縮ホエー等が用いられる。
フィッシュソリュブルとはイカ内臓やスケソウ肝臓の消
化液やスケソウ系、サバ系、イワシ系等の魚汁等を原料
として濃縮、精製したもので、水溶性蛋白質を主成分と
して30〜40 (W/W)%含み、粗脂肪を6〜10
 (W/W)%含む他、ビタミンBI2等の微量有効成
分も豊富に含をしている。
水分は約50 (W/W)%程度である。
魚汁とは前記のスケソウ肝臓、サバ、イワシ、カツオ、
マグロ等の魚の魚粉製造時にクツカープレスから排出さ
れるもので、水分が約90 (W/W)%で、粗蛋白を
5〜to(V/W)%、粗脂肪を0.7〜3 、2 (
W/W)%含む。
液状ホエーとは牛乳中の牛脂やカゼインを除いた乳糖を
主成分とするもので、これを濃縮したものが濃縮ホエー
であり、濃縮ホエーソリュブル、濃縮低乳糖ホエー、濃
縮醗酵ホエー、濃縮酵素分解ホエー等各種あり、いずれ
も全固形物が50(W/W)%以上含まれている。カゼ
インと路間等の価値がある良質の蛋白質を含み、カルシ
ウム、燐、イオウ等のミネラル及びビタミンB群が豊富
である。
前記植物性の加工副産物としては、とうもろこし加工工
業の副産物であるコーンステイープリカー、製糖工業の
副産物である糖みつ、ビートパルプ等、発酵工業の副産
物であるビール粕、ウィスキー粕、アルコール粕、酵母
エキス等を使用する事ができる。
コーンステイープリカーはとうもろこしからコーンスタ
ーチ、グルテン、サラダ油等を製造する際のとうもろこ
しの前処理浸漬液であり、水分的50 (W/W)%の
茶褐色粘稠な液で、全窒素a、5〜4 (W/W)%、
還元糖1〜5 (W/W)%、乳酸9〜14 (W/ν
)%等を含み、水溶性ビタミン類、核酸分解物、UGF
も含まれ、消化性及び嗜好性に優れている。
糖みつはさとうきびやてんさいから砂糖を製造する際の
副産物であり、濃縮糖汁から粗糖を結晶化させた後の糖
みつと粗糖の再結晶化の際の残留分である精製糖みつと
がある。成分は原料によって異なるが、さとうきび糖み
つの場合水分7><20〜30(W/W)%で全糖分と
しテ48〜51(W/ν)%含むが、粗蛋白質2.5〜
4 (W/W)%、粗脂肪0 (W/W)%であり、牛
に対する嗜好性が大きい。
60〜90ブリツクスのものが好ましい。
ビートパルプはてんさいの根部を細断し、温湯で糖分を
浸出した残渣であり、生のビートパルプは製糖工場の付
近で手に入るが水分含量が約85(W/W)%と多く長
く貯蔵できないため、従来は水分15 (W/W)%程
度に乾燥して使用されている。
可溶無窒素物が多く含まれ、蛋白質、脂肪は少ないが、
牛に対する嗜好性が良く、乳量を増加させ、又肉牛にも
給与されるものである。
ビール粕はビール製造過程において麦芽及び副原料の糖
化後に分離除去される残渣であり、麦芽の穀皮と糖化残
渣とからなり、水分75〜60(W/W)%の湿潤状態
で得られ、粗蛋白質f3 、3 (W/W)%、粗脂肪
1 、9 (V/W)%、可溶性窒素物10.3(W/
W)%、粗繊維3.7(W/W)%を含む。泌乳効果が
あるため主に乳牛に用いられ、草のない冬期により珍重
され、冬期の需要は大きい。しかし、従来は前述の如く
夏に多く生産されるが、水分が多く保存性に乏しいため
、需給のバランスがとれておらず充分に利用されていな
い。
アルコール粕は甘藷アルコール粕と糖みつアルコール粕
とがあり、生のものは夫々水分的60゜90(W/W)
%、粗蛋白質4.9. 0.8(W/W)%、粗脂肪1
.4. 0(W/W)%、可溶性窒素物8.1. 4.
3(W/V)%、粗m維4.4. 0.1(W/W)%
を含むが、従来は養生用、養豚用に飼料の一部として利
用されているに過ぎない。
ウィスキー粕も生のものは同様に水分が多量に含まれて
いるが、穀類の醗酵精製物を多く含み、飼料価値が高い
酵母エキスは酵母を酵母自身が持っている酵素で分解、
自己消化して得られるエキスであり、水分が約45 (
W/W)%で、粗蛋白質を多く含むと共にビタミン類も
分解されずに豊富に含まれている。
動植物性副産物は以上に例示したちの以外でも、蛋白質
、脂肪、炭水化物、ビタミン類のいずれかを含む溶液、
懸濁液等の液状乃至流動性のものであれば使用する事が
でき、それらの配合割合は任意である。例えば、複数の
動植物性副産物を総合的な栄養バランスを考慮して組み
合わせれば、配合飼料として給与でき、又目的に応じて
補助的な飼料として給与することもできる。
一種又は二種以上の動植物性副産物を固化させるための
成分の一つであるカルシウム、マグネシウム、鉄等の化
合物としては本質的に水又は塩酸に可溶性の無機及び有
機の化合物が用いられる。例えばこれらの塩化物、臭化
物、燐酸塩類、硝酸塩、硫酸塩、ケイ酸塩、酸化物、水
酸化物、炭酸塩、酢酸塩、グルコン酸塩及び乳酸塩等が
挙げられる。この他ストロンチウム及びバリウム等のア
ルカリ土類金属も同様に固化剤としての作用効果を示す
。これら固化剤は一種又は二種以上の混合物として使用
する事も可能であり、水又は塩酸に予め溶解して一種又
は二種以上の動植物性副産物と混和してもよく、又はこ
れら固化剤を直接一種又は二種以上の動植物性副産物に
添加し、一種又は二種以上の動植物性副産物中に含まれ
る水、若しくは新たに水及び塩酸を用いて溶解してもよ
い。かかる方法は任意である。
一種又は二種以上の動植物性副産物を固化させるに必要
なカルシウム、マグネシウム、鉄等の化合物は、全固形
飼料に対しこれらの金属元素の総和量として0.2〜1
0(W/W)%範囲であり、特に好ましくは0.5〜3
 、0 (W/W)%である。
しかしながら、通常、前記動植物性副産物中には約0.
1〜1 (W/W)%のカルシウムが含まれており、一
種又は二種以上の動植物性副産物が全固形飼料中5〜9
0(W/W)%の範囲で変化するとき、一種又は二種以
上の動植物性副産物由来のカルシウム、マグネシウム、
鉄等が約0.12〜0.54(W/W)%分が固化剤と
して既に存在する事になる。
この事は、本発明においてこれらの固化剤の濃度0.2
5〜10(W/W)%に対し0〜9.88(警/W)%
の添加量、好適濃度0.5〜3.0(W/W)%に対し
、0〜2.88(W/W)%の添加量[例えばCaOと
してθ〜約4.2(W/W)%に相当]でよく、実質的
に本発明は一種又は二種以上の動植物性副産物の固形物
を製する上でカルシウム、マグネシウム、鉄等の化合物
を固形化剤として添加することは必ずしも絶対的な条件
ではない。
水はカルシウム、マグネシウム、鉄等の化合物やアルコ
ール類及び又は多価アルコールを溶解し、一種又は二種
以上の動植物性副産物との均一液に流動性を与えるもの
である。水は全固形物に対し10〜50(W/W)X存
在すれば前記均一液の流動性は保てるが、一種又は二種
以上の動植物性副産物中にも約20(W/W)%以上の
水が含まれているため、添加する水の量はO〜50(W
/W)%でよい。
本発明においてアルコール類及び/又は多価アルコール
の添加は、カルシウム、マグネシウム、鉄等と燐による
固化反応における触媒的作用効果を示す。すなわち、糖
みつの場合はアルコール類及び多価アルコール無添加に
おいては、40〜60℃の加温下でカルシウムと燐との
固化反応が進行するが、アルコール類及び/又は多価ア
ルコール添加により、室温下でも反応を可能とならしめ
るものである。更に、本発明のもう一つの大きな特徴は
フィッシュソリュブル、酵母エキス、コーンステイープ
リカー及びウィスキー粕等の動植物性副産物を1種又は
2種以上を配合する場合、前記糖みつの場合と異なり、
アルコール類及び多価アルコール無添加でも容易に室温
で反応か可能であり、40〜60℃の加温により固化時
間が約1/2に短縮され、アルコール類及び多価アルコ
ールを添加すると室温、加温に拘わらず大幅に固化時間
が短縮される。しかも前記糖みつでは固化する為にはカ
ルシウムが必須であったが、本発明はカルシウム、マグ
ネシウム及び鉄等の1種又は2種以上について適用でき
る。
これら添加するアルコール類としては、エチルアルコー
ル、エチルアルコールを主成分とする物質例えばビール
、日本酒、ウィスキー、ブランデー等の酒類が使用でき
、多価アルコールとしてはプロピレングリコール、グリ
セリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール等を使
用する事が出来、全固形飼料に対して1〜30(W/v
)%が適当であり、適量の水と共に全固形飼料中1〜5
0(W/W)Nノ範囲で好ましくは2〜30α/W)%
の範囲で変化する事ができる。
本発明においてI)H3〜9の範囲で好ましくはpH5
〜8に調整する為に添加するアルカリ物質としては、ナ
トリウム及びカリウム等の水酸化物並びに有機アミン類
等の1種又は2種以上を使用する事が出来る。
以上の各成分を混合し、pH3〜9とすると、カルシウ
ム、マグネシウム及び鉄等の化合物の水和反応は殆ど起
らず、発熱及び粘度の上昇が極めて僅かである。従って
、溶解、均一化のための撹拌操作は容易に行なえる。
本発明においてpue、o以下の酸性を呈する燐酸及び
/又は可溶性燐酸としては、水又は塩酸に溶解する燐化
合物例えばオルト燐酸、オルト燐酸塩、アルカリ金属燐
酸塩、燐酸アンモニウムを使用する事が出来、これらを
そのまま或はpH6以下の酸性の燐酸、燐化合物又はそ
の塩類若しくは燐を含む塩酸液として加えてもよい。
かかる方法は任意であり、全固形飼料に対し燐元素(P
)として約0.1〜6 (W/V)%の範囲で変化し得
る。
燐化合物を加えるとカルシウム、マグネシウム及び鉄分
と燐酸分とが直ちに反応して、反応物が生成するが、低
速撹拌下においては数時間も低粘性の流動性のある状態
を維持し任意の形状、大きさの容器に流し込み静置する
とき直ちにゲル化し、数分〜24時間で硬化し充分な強
度の固形飼料が得られる。本発明において硬化が数分内
で可能なため、固形ブロックは勿論であるが、特にキュ
ーブ、ペレット及び顆粒等の製造にも適している。
更に、以上の組成物にビタミン、ミネラル、栄養剤、成
長促進剤、医薬、飼料補助剤から選ばれる少なくとも一
種を添加する事、不溶性燐化合物、尿素、塩化ナトリウ
ム、動植物性油脂、ゼオライト、タルク、ベントナイト
、カオリンから選ばれる少なくとも一種を全固形飼料の
0〜5o(v/W)%添加する事、或は不安定なビタミ
ン、不飽和脂肪酸、酵素類、その他生体に有用な物質を
、硬化油脂及びゼラチン又は他の適当な物質で被膜化及
びカプセル化並びに他の適当な方法で安定化した添加物
を添加する事、ルーメンバイパス処理した添加物又はル
ーメンバイパス剤を添加する事も可能であり、均一な混
合液を、全固形飼料の10〜6o (V/W)%の粉粒
状動物飼料物質と混合し、次いで加圧成形し任意の形状
、大きさ、硬度とする事も可能である。
更に又、以上の溶解、混合、撹拌操作はバッチ式混合系
内又は連続混合系内及びこれらの組み合わせにより行な
う事ができる。更に、一種又は二種以上の動植物性副産
物を含有するpH3〜9の均一液等を適当な型に流し込
み、しかる後燐酸及び/又は可溶性燐酸塩を加えて撹拌
し均一な混合液とした後固化させるようにしてもよい。
[作   用] 本発明は、固形化剤として用いるカルシウムマグネシウ
ム等のアルカリ土類金属や鉄等の化合物を必ずしも添加
する必要はなく、一種又は二種以上の動植物性副産物中
に含有されるカルシウム成分のみでも一種又は二種以上
の動植物性副産物を固形化する事が可能であり、又撹拌
のために必ずしも高い剪断力を必要とせず、しかも発熱
反応が殆どなく、容易に室温下で一種又は二種以上の動
植物性副産物の固形物が得られる点において従来技術と
異なる新規な一種又は二種以上の動植物性副産物の固形
化方法である。
本発明によって得られる反応途中生成物は極めて高いチ
キソトロピー性質を呈し、低速の撹拌下では数時間も低
粘性の流動性のある状態を維持しており、且つ適当な容
器に流し込み静置するとき瞬時にゲル化して約数分〜2
4時間と短時間で充分な硬化強度の固形物が得られる優
れた特性を示す。従って、本発明の方法によれは、適当
な大きさの混合容器と簡単な撹拌機のみで製造する事が
可能であり、極めて実用的である。
又、室温下で製造出来る事から、設備、エネルギー等の
経費が不要となるばかりでなく、熱に不安定な物質(例
えばビタミン、酵素、不飽和脂肪酸及びその他生理活性
物質等)を容易に配合する事が可能となり、飼料及びサ
ブリメントの処方の範囲を広く設計出来る。
更に本発明は、固形化剤を特定の化合物又は塩類及び原
料に限定しないため、より安価な原料の利用による低コ
スト化が可能となる利点、硬化時間が約数分〜24時間
と短いため、硬化養生のための保管スペースが少なくて
済む利点等の特長も有する。
実際的に一種又は二種以上の動植物性副産物の固形物を
家畜に給与する場合には、当然これら固形北側自体の栄
養価と安全性について配慮しなければならない。本発明
で使用する一種又は二種以上の動植物性副産物の固形化
側成分は、水又は塩酸可溶性のカルシウム、マグネシウ
ム及び鉄等の化合物、pH3〜9の範囲に調整するため
のアルカリ若しくは酸及びpH8,0以下の燐化合物に
より構成されるもので、カルシウム、マグネシウム及び
鉄等の化合物と燐化合物の反応生成物(カルシウム、マ
グネシウム及び鉄等の燐酸化合物と若干の塩化ナトリウ
ム)が生成される。ここでのカルシウム、マグネシウム
及び鉄等の燐酸化合物は、反応時のpHに依存して生成
物が異なるものと考えられ、恐らくは燐酸の中和点pH
4,8及びpH9,8における第一燐酸塩と第二燐酸塩
が主たる生成物と推測される。これらミネラルは生体必
須成分であり、通常の飼料成分にも含まれるため、本発
明における固形化剤は安全性において同等問題となるも
のではない。又、本発明における固形化剤のミネラルは
人工胃液及び人工腸液中で溶解速度が大きく容易に生体
内に利用される事が推察された。
−力木発明のアルコール類及び多価アルコールの添加は
、前記の固形化成分のカルシウム、マグネシウム及び鉄
等と燐の反応を室温下で容易に且つ速やかに反応せしめ
るために有用であるばかりでなく、栄養学的に優れた特
長を有している。例えばエチアルコールを主成分とする
アルコール類は反力胃内微生物のための真のセルフスタ
ーターとして一種又は二種以上の動植物性副産物と併用
し、反別胃内の発酵促進、粗飼料の消化助長及び飼料の
利用率の増加等の理由から繁用されている。かかるこれ
らの理由から、本発明の一種又は二種以上の動植物性副
産物の固形物は家畜に給与する場合において、安全性が
高く且つ吸収効果か大きく、飼料或はサブリメントとし
て特に優れた固形化方法であると考える。
又、従来技術において、例えばポールとマーチン■等は
酸化カルシウム1〜zo(W/W)%(好適ニハ2.5
〜13 %>、口中等は消石灰約10〜20(W/W)
X及びシュレーダー等は酸化カルシウム及び酸化マグネ
シウム約0.5〜5 (W/W)%の添加が不可欠であ
る。更に上記従来技術は何れも発熱を伴なう水和反応で
ある酸化カルシウム、水酸化カルシウム及びこれらの混
合物等の特定の物質に限定される。これら従来技術の方
法に比較し、本発明は一種又は二種以上の動植物性副産
物由来のカルシウム、マグネシウム及び鉄等を利用する
事が可能で且つ固化剤の添加は不可欠でない事、本質的
に水又は塩酸に可溶性の無機及びを機のカルシウム、マ
グネシウム及び鉄等の化合物又はその塩の広範囲の固化
剤を利用出来る事並びに発熱が無く室温下で固化せしめ
る事等の優れた特長を有し極めて応用性の高い方法であ
る。
更に、本発明における燐とカルシウム、マグネシウム及
び鉄等の重量比はカルシウム換算でCa / Pとして
0.04〜100(Ca O/ P 20 sとして0
.013〜30.4)と広い範囲で可能であるのに対し
、シュレーダー等の方法による燐とカルシウムの重量比
はCa / Pとして2.6〜10.4(CaO/P2
O5として1〜4)と狭い点において、本発明は応用範
囲が広い固形化方法である。更には固形1剤自身のカル
シウム及びマグネシウムと燐の配合比が家畜のミネラル
バランスにおいて重要な因子となる事を考慮しなければ
ならないが、一般に飼養標準によるマグネシウムとカル
シウム及び燐の比率(Ca又はP/Mg)は1〜4の範
囲である事からも本発明の方法は任意にコントロールす
る事が出来る。
このようにして、本発明では飼料として有効な成分を含
み安価に入手できる動植物性副産物が、多量の水分を含
むために濃縮、乾燥、保存等の設備、ランニングコスト
がかかるためかえって高価となって一部しか使用されて
ぃながったものを、容易に固形化する事ができ、取り扱
いが容易となり、貯蔵性、運搬性が改善され、カビや腐
敗臭等の発生を防止できる。サブリメントとして補助的
に用いるばかりでなく、栄養的なバランスを考慮して複
数の動植物性副産物を配合する事により、配合飼料と同
等に若しくは配合飼料のベースとして使用する事ができ
る。
[実 施 例] 以下に本発明の実施例を挙げ、更に具体的に説明するが
、特に述べない限り、すべての部並びに%は重量基準で
ある。
実施例1 糖みつ150部、コーンステイープリカー150部、エ
チルアルコール25部、35%塩化カルシウム液25部
、25%水酸化ナトリウム10部及び賦形剤としてゼオ
ライト 130部をビーカーに入れ、約10〜4Or、
p、m、の回転速度で5分間撹拌して均一液を調製する
(このときの混合液の温度は約20〜25℃である)。
次いで撹拌しながら、85%燐酸lO部を加え、更に2
〜3分間撹拌した後、プラスチック製のカップに流し込
み、養生する。
15分間〜8時間後この固形飼料をカップから取り出す
と石油アスファルト針入度試験(日本工業規格J I 
S−に2530)により針入度100以下の硬化強度を
示した。ここで石油アスファルト針入度試験は、25℃
の温度において試料に直径1.00〜1.02mm、長
さ約50.8mll1の針を垂直に立て、100gの荷
重をかけたとき針入する長さmmを10倍にして針入度
を求める。
実施例2 コーンステイープリカー350部、水−エチルアルコー
ルの混合物(1:2)50部、炭酸カルシウム15部、
35%塩酸21部及び賦形剤としてゼオライト41部を
ビーカーに入れ、撹拌して可溶分を溶解し均一液を調製
する。次いで水酸化カリウム8部を加えて溶解後、10
〜15分間乳鉢で練合し、85%燐酸約15部を加えて
更に2〜3分間練合を行なう。この後プラスチックカッ
プに流し込み、−夜養生すると、針入度100以下の固
形飼料が得られた。
実施例3 コーンステイープリカー200部、ウィスキー粕100
部及びプロピレングリコール6部をビーカーに入れる。
別に酸化カルシウム5.4部に塩酸及び水を加えて溶解
し、全量を60部として前記のビーカーに加える。次い
で25%水酸化カリウム液を用いてpH7,0付近に調
整後、賦形剤としてゼオライト約20部を加え5〜10
分間乳鉢で練合し、85%燐酸6部を加えて更に2〜3
分間練合した後、プラスチックカップに流し込み一夜養
生すると針入度100以下の固形飼料が得られた。
実施例4 フィッシュソリニブル200部、エチルアルコール25
部、35%塩化カルシウム液25部、25%水酸化ナト
リウムlO部及び賦形剤としてビール粕100部とゼオ
ライト130部を乳鉢で撹拌し均一にする。次いで、撹
拌しながら85%燐酸10部を加えて更に2〜3分間撹
拌した後、プラスチックカップに流し込み一夜養生する
と、針入度100以下の固形飼料が得られた。
実施例5 酵母エキス150部、エチルアルコール15部、35%
塩化カルシウム50部、25%水酸化ナトリウム10部
及び賦形剤としてゼオライト100部としょう油粕65
部を乳鉢で撹拌し均一にする。次いで、撹拌しながら8
5%燐酸10部を加えて更に2〜3分間撹拌した後、プ
ラスチックカップに流し込み一夜養生すると、針入度1
00以下の固形飼料が得られた。
実施例6 コーンステイープリカー50kg、糖みつ8 kg。
エチルアルコール3kg及び水5kgを混合タンクに入
れ撹拌混和する。塩化カルシウム5kgを加えて溶解後
、ビタミンA、 D、、  E混合粉末100g。
トレースミネラル混合末1 kg、第一燐酸カルシウム
10kg及びゼオライト12.9kgをそれぞれ添加し
て撹拌混合し、均一液とする。次いで30%水酸化ナト
リウム液2kgを加えて約10分間低速撹拌後85%燐
酸3kgを添加し、更に5分間撹拌して反応物を調製す
る。この反応物を適当な形状の紙製の箱に、1個当り1
0kg重量に分割充填する。約2〜6時間養生して、実
質硬化強度のある高タンパクの固形飼料を得た。
実施例7 コーンステイープリカー10kg、乳酸カルシウム0.
5kg、水0.6kg及びプロピレングリコール0.5
kgを撹拌して均一溶解液を調製する。25%水酸化カ
リウム液を用いて約pH7、0付近に調整後、25%第
一燐酸ナトリウム液1kgを加えて10〜40r、p、
m、の回転速度で5分間撹拌する。次いでアルファルフ
ァミール5 kg、ゼオライト1 kg。
炭酸カルシウム1kg及び炭酸マグネシウム0.4kg
を加えて混合し、かかる混合物を油圧プレスで成型して
固形飼料を得る。
実施例8 フィッシュソリュブル45kg、酵母エキス25kg及
びエチルアルコール3kgを混合タンクに入れ撹拌混和
する。塩化カルシウム10kgを加えて溶解後、ビタミ
ンA、D、E混合粉末100g、第三燐酸カルシウム5
 kg、ゼオライト5.9kg及び糖みつ1kgをそれ
ぞれ添加して撹拌混合し均一液とする。次いで30%水
酸化ナトリウム液2kgを加えて約10分間低速撹拌後
、85%燐酸3kgを添加し、更に5分間撹拌して反応
物を調製する。
この反応物を厚さ10mmの薄い型枠に流し込み約5〜
60分間養生して板状の固形物とし、次いで適当な大き
さに切断して、ベレット状の固形飼料を得る。
実施例9 コーンステイープリカー60kg及びプレピレングリコ
ール5kgを混合タンクに入れ撹拌混合する。更に炭酸
カルシウム5kgに35%塩酸を加え、溶解後、賦形剤
としてゼオライト5kg及び第一燐酸カルシウム10k
gを加えて撹拌混合する。次いで35%水酸化カリウム
5kgを加えて約5分1間撹拌後、85%燐酸3kgを
添加し、撹拌しながらこの反応物を直径5〜7mmの大
きさの円筒を通し適当な長さに切断してベレット状の固
形飼料を得る。
実施例10 コーンステイープリカー825部、油脂20部、エチル
アルコール50部、35%塩化カルシウム60部を混合
タンクに入れ撹拌混和する。次いで、25%水酸化ナト
リウム20部を加えて撹拌しpHW整する。約1分間低
速撹拌後85%燐酸25部を添加し、更に10分間撹拌
して反応物を調製し、ペースト状に成型、固化する。
このものは、粗蛋白18.6%、脂肪2.4%、カルシ
ウム0.76%、燐0.67%を含み、乳牛用或は豚用
配合飼料と同等若しくは高栄養の飼料である。乳牛及び
豚に配合飼料として給与したところ、良好な泌乳、肥育
等の飼育結果が得られた。
実施例11 フィッシュソリニブル100部、エチルアルコール50
部、35%塩化カルシウム60部、25%水酸化ナトリ
ウム20%及びビール粕600部、ゼオライト145部
を乳鉢で撹拌し均一にする。次いで、撹拌しながら85
%燐酸25部を加えて更に2〜3分間撹拌した後、ベレ
ット状に成型、固化する。
このものは、粗蛋白13゜5%、粗脂肪3.5%、カル
シウム0.76%、燐0,67%を含み、肉牛用の育成
及び肥育飼料と同等若しくは高栄養の飼料である。肉牛
に給与したところ、好んで食され、良好な育成及び肥育
結果が得られた。
実施例12 液状動植物性副産物(糖みつ、コーンステイープリカー
、フィッシュソリュブル、糖みつ/コーンステイープリ
カー(1:1) )各300部、エチルアルコール25
部、35%塩化カルシウム液25部、25%水酸化ナト
リウム液10部及び賦形剤としてゼオライト130部を
ビーカーに入れ、約10〜40r、p、m、の回転速度
で5分間撹拌して均一液を調製する。このときの混合液
の温度は約20〜25℃である。この均一液を各245
部ずつ等分し一方は約50〜55℃に加温し、他方は常
温下で撹拌しながら85%燐酸5部をそれぞれに加え、
更に10〜15分間撹拌した後、プラスチック製のカッ
プに流し込み、養生する。針入度100以下の硬化強度
の固形飼料が得られるまでの時間を表1に示した。
上記エチルアルコールを添加せず同様の操作方法(常温
下及び約50〜55℃加温下)によって得られた成績を
併せて表1に示した。
糖みつを固化するために常温下においてエチルアルコー
ルの添加は必要であり、比較的高温下ではむしろエチル
アルコールの添加によって硬化強度が抑制される傾向を
認めた。これに対し糖みつ/コーンステイープリカー混
合物(1:1)、コーンステイープリカー及びフィッシ
ュソリュブル等の液状動植物性副産物においてはこれら
液状飼料物を固化するためにエチルアルコールの添加は
必ずしも必要でないが、硬化時間を短縮し、生産性を上
げる事やベレット化等の製造において極めて有用な効果
をもたらす。
実施例13 液状動植物性副産物(糖みつ、コーンステイープリカー
、フィッシュソリュブル)各120部及びエチルアルコ
ール20部を各ビーカーに入れる。別に表2に示すカル
シウム化合物、マグネシウム化合物及び鉄化合物をそれ
ぞれ元素で表わして3.9部に相当する量を水又は塩酸
を用いて溶解し、全量60部としてそれぞれ前記ビーカ
ーに添加する。次いで65%水酸化ナトリウム液を用い
てそれぞれpH約6.0付近に調製後、それぞれにゼオ
ライト約92部を添加して、10〜40r。
p、m、の回転速度で15分間撹拌する。この後、40
%第三燐酸カルシウム・塩酸溶液8部を各ビーカーに加
え、5〜6分撹拌してプラスチックカップに流し込む。
−夜養生後の糖みつ等の固化状態の結果を表2に示した
実施例14 コーンステイープリカー300部、水20部、塩化マグ
ネウシム六水塩25部をビーカーに入れ撹拌して溶解均
一液を調製する。次いで、30%水酸化ナトリウム液を
用いてpH約6.0付近に調整後、ゼオライト45部を
添加して約5〜8分間撹拌し、85%燐酸10部を加え
、更に約2〜3分量線合を行なう。この後プラスチック
カップに流し込み一夜養生するとき、針入度100以下
の固形飼料が得られた。
実施例15 コーンステイープリカー150部、水20部、エチルア
ルコール15部、塩化カルシウムニ水塩8.1部及び塩
化マグネシウム六水塩33部をビーカーに入れ撹拌して
溶解均一液を調製する。次いで、30%水酸化ナトリウ
ム液を用いてpH約6.0付近に調整後、ゼオライト5
8.9部を添加して撹拌し、85%燐酸15部を加え、
更に約2〜3分間撹拌して反応物を生成する。生成物を
厚さ10mmの薄い型枠に流し込み、約2〜4時間養生
して板状の固形物とし、次いで適当な大きさに切断して
ペレット状の固形物を得る。本発明の固形飼料と本発明
の比較対照として上記実施例の中で塩化マグネシウムの
代わりに酸化マグネシウムの方法並びにシュレーダー等
の米国特許節4,160,041号の方法で得られた固
形飼料を用いて、第10改正日本薬局方一般試験法の溶
出試験を準用し、カルシウム、マグネシウム及び燐の溶
出率を求め、その結果を表3に示す。
対照A;コーンステイープリカー150部、水20部、
エチルアルコール15部、塩化カルシウムニ水塩8,1
部及び酸化マグネシウム6.8部をビーカーに入れ撹拌
して均一に分散する。次いで3B水酸化ナ トリウム液を用いてpH約6.0付近に調整後、ゼオラ
イト85.1部を添加して撹拌後、85%燐酸15部を
加え、更に約2〜3分間撹拌し型枠に流し込んで固化 した。
対照B:シュレーダー等の方法 糖みつ200部及びゼオライト45部g部と酸化カルシ
ウム11.4部を約100Or、p、m。
の回転速度で5分間撹拌後、85%燐酸15部を加えて
約3分間撹拌し、更に酸化マグネシウム6.8部を加え
撹拌後、型枠に流し込んで固化した。
上記供試サンプルは何れも針入度40〜60の同固化強
度を有するものとした。なお、溶出試験におけるカルシ
ウム、マグネシウム及び燐の分析は一定時間毎のサンプ
リング後、遠心分離して上清の一部を採用し、原子吸光
光度計にてカルシウム及びマグネシウムを測定し又バナ
ドモリブデン酸法にて燐を測定し、これらのカルシウム
、マグネシウム及び燐濃度を、それぞれ予め測定してお
いた全カルシウム、マグネシウム及び燐濃度で除し、パ
ーセンテージで表わした。
表 3 カルシウム、マグネシウム及び燐の溶出率*溶
出液 A液:pne、a±0.1の人工第1胃液B液:
 pH1,2±0.1の人工第4胃液本発明の固形飼料
はカルシウム、マグネシウム、燐がA液、B液何れの場
合も良好□に溶出されるのに対し、対照Δではマグネシ
ウムの溶出性がA液で著しく低く、B液でも若干低い。
又、対照Bではカルシウム及びマグネシウムの溶出性が
A液で著しく低く、B液に対してはカルシウム、マグネ
シウム、燐のいずれも若干低くなっている。
従って、本発明の固形飼料は対照A、Bに比べ、ミネラ
ル成分がバランス良く効率的に溶出し、吸収される。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の製造方法によれば、下記の
如き種々の優れた効果を発揮する。
(D  pH3〜9において一種又は二種以上の動植物
性副産物を含有する均一液に可溶性の燐化合物を加えて
固化するようにしたので、撹拌中は軽度の撹拌でも流動
性が高く、静止すると直ちにゲル化して固化が進行し、
適度な硬度の一種又は二種以上の動植物性副産物含有固
形飼料が得られる。
(II)  含水量の多い状態でも容易に固化する事が
できるので、種々の栄養素を含み安価でありながら、従
来充分に利用されていなかった動植物性副産物を濃縮、
乾燥する事なく固形飼料とする事ができ、取扱い性、貯
蔵性が改善され、安価で安定に大量供給する事ができる
■ アルコール類及び/又は多価アルコールを加えない
場合は40〜50℃に加温すると固化が促進され、これ
らを加えた場合は更に固化が著しく促進され常温で製造
できるため、従来のように大量の熱エネルギーを必要と
しない。
■ 一連の製造工程において、発熱は僅かであるので、
成分の熱変性を防止する事ができると共に熱に不安定な
物質を添加する事が可能になり、配合範囲が拡大して種
々の目的に適合させる事ができる。
■ 発熱反応の制御や高速剪断力の撹拌装置等の大がか
りな設備や装置が不要である。
■ 従来、動植物性副産物を利用するためには、濃縮設
備、貯蔵設備等の設備費や運転費がかかり、又廃棄する
場合でも排水処理設備等に莫大な費用をかけざるを得な
い今日では、本発明の方法によりこれらが不要となり、
しかも安価に有効利用できることは大きな利点である。
又、本発明の家畜用固形飼料によれば下記の如き種々の
優れた効果を発揮する。
(D 一種又は二種以上の動植物性副産物を安定に固形
化したので、取扱いが容易になり、給与、流通、貯蔵に
便利である。
(ID  固形化反応に関与する物質はカルシウム、マ
グネシウム、鉄等の化合物と燐化合物であるので、重要
なミネラル源として有用であり、安全性に問題もなく合
理的である。
[相] アルコール類を含有する場合には、反別胃内微
生物のためのセルフスターターとして反別胃内の醗酵促
進、粗飼料の消化助長、飼料の利用率の向上が図れる。
■ 人工胃液及び人工腸液中で溶解速度が太きく、家畜
の生体内で効率よく利用される。
■ 種々の割合で固形化する事かでき、各種の配合物を
添加する事ができるので、配合飼料やサンプリメント等
種々の用途に使用できる。
■ 種々の原料の組み合せが可能なので、安価な原料を
選択する事により、安価に大量生産できる。
■ 添加される各配合物は、安定な状態で製品化される
。従って、熱に不安定な物質も容易に配合する事ができ
、処方範囲を広く設計する事ができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一種又は二種以上の動植物性副産物を含有するpH
    3〜9の均一液に、燐酸及び/又は可溶性燐酸塩を加え
    て均一な混合液とした後、固化させる事を特徴とする家
    畜用固形飼料の製造方法。 2)一種又は二種以上の動植物性の副産物を含有するp
    H3〜9の均一液が、一種又は二種以上の動植物性副産
    物である特許請求の範囲第1)項記載の家畜用固形飼料
    の製造方法。 3)動植物性副産物が動物又は植物の加工副産物である
    特許請求の範囲第1)項記載の家畜用固形飼料の製造方
    法。 4)動物性の加工副産物が動物性飼料である特許請求の
    範囲第3)項記載の家畜用固形飼料の製造方法。 5)動物性の加工副産物がフィッシュソリュブル、魚汁
    、液状ホエー、濃縮ホエーのいずれかである特許請求の
    範囲第3)項記載の家畜用固形飼料の製造方法。 6)植物性の加工副産物がとうもろこし加工工業副産物
    、製糖工業副産物、醗酵工業副産物のいずれかである特
    許請求の範囲第3)項記載の家畜用固形飼料の製造方法
    。 7)植物性の加工副産物がコーンスティープリカー、糖
    みつ、ビール粕、ウイスキー粕、アルコール粕、酵母エ
    キスのいずれかである特許請求の範囲第3)項記載の家
    畜用固形飼料の製造方法。 8)一種又は二種以上の動植物性副産物を含有するpH
    3〜9の均一液が、一種又は二種以上の動植物性副産物
    と水、アルコール類、多価アルコール、カルシウム化合
    物、マグネシウム化合物、鉄化合物から選ばれる少なく
    とも一種とからなる均一液である特許請求の範囲第1)
    項記載の家畜用固形飼料の製造方法。 9)アルコール類がエタノールを成分とする液状又は粉
    粒状物質である特許請求の範囲第8)項記載の家畜用固
    形飼料の製造方法。 10)多価アルコールがプロピレングリコール、グリセ
    リン、ポリエチレングリコール、ソルビトールから選ば
    れる少なくとも一種である特許請求の範囲第8)項記載
    の家畜用固形飼料の製造方法。 11)カルシウム化合物、マグネシウム化合物、鉄化合
    物が本質的に水又は塩酸に可溶性の無機又は有機の化合
    物である特許請求の範囲第8)項記載の家畜用固形飼料
    の製造方法。 12)カルシウム化合物、マグネシウム化合物、鉄化合
    物が塩化物、臭化物、燐酸塩、硝酸塩、硫酸塩、ケイ酸
    塩、酸化物、水酸化物、炭酸塩、酢酸塩、グルコン酸塩
    、乳酸塩から選ばれる少なくとも一種である特許請求の
    範囲第11)項記載の家畜用固形飼料の製造方法。 13)カルシウム化合物、マグネシウム化合物、鉄化合
    物を水又は塩酸に溶解してから加える特許請求の範囲第
    8)項記載の家畜用固形飼料の製造方法。 14)一種又は二種以上の動植物性副産物の含有量が全
    固形飼料の5〜90(W/W)%である特許請求の範囲
    第1)項記載の家畜用固形飼料の製造方法。 15)一種又は二種以上の動植物性副産物を含有するp
    H3〜9の均一液が、全固形飼料の20〜90(W/W
    )%の一種又は二種以上の動植物性副産物に、水を同0
    〜50(W/W)%、アルコール類を同0〜30(W/
    W)%、多価アルコールを同0〜30(W/W)5の範
    囲内で合わせて同1〜50(W/W)%添加した均一液
    である特許請求の範囲第8)項記載の家畜用固形飼料の
    製造方法。 16)一種又は二種以上の動植物性副産物を含有するp
    H3〜9の均一液が、カルシウム化合物、マグネシウム
    化合物、鉄化合物をこれら金属元素の総和量として全固
    形飼料の0.2〜10(W/W)%添加した均一液であ
    る特許請求の範囲第8)項記載の家畜用固形飼料の製造
    方法。 17)アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属の炭酸塩
    、有機アミン、無機酸、有機酸から選ばれる少なくとも
    一種を用いてpH3〜9とする特許請求の範囲第1)項
    記載の家畜用固形飼料の製造方法。 18)燐酸及び/又は可溶性燐酸塩がpH6以下のオル
    ト燐酸、オルト燐酸塩、アルカリ金属燐酸塩、燐酸アン
    モニウムから選ばれる少なくとも一種である特許請求の
    範囲第1)項記載の家畜用固形飼料の製造方法。 19)燐酸及び/又は可溶性燐酸塩をそのまま或は水溶
    液として加える特許請求の範囲第1)項記載の家畜用固
    形飼料の製造方法。 20)燐酸及び/又は可溶性燐酸塩の添加量が燐元素と
    して全固形飼料の0.1〜6.0(W/W)%である特
    許請求の範囲第1)項記載の家畜用固形飼料の製造方法
    。 21)ビタミン、ミネラル、栄養剤、成長促進剤、医薬
    、飼料補助剤から選ばれる少なくとも一種を添加する特
    許請求の範囲第1)項記載の家畜用固形飼料の製造方法
    。 22)不溶性燐化合物、尿素、塩化ナトリウム、動植物
    性油脂、ゼオライト、タルク、ベントナイト、カオリン
    から選ばれる少なくとも一種を全固形飼料の0〜50(
    W/W)%添加する特許請求の範囲第1)項記載の家畜
    用固形飼料の製造方法。 23)不安定なビタミン、不飽和脂肪酸、酵素類、その
    他生体に有用な物質を、硬化油脂及びゼラチン又は他の
    適当な物質で被膜化及びカプセル化並びに他の適当な方
    法で安定化した添加物を添加する特許請求の範囲第1)
    項記載の家畜用固形飼料の製造方法。 24)ルーメンバイパス処理した添加物又はルーメンバ
    イパス剤を添加する特許請求の範囲第1)項記載の家畜
    用固形飼料の製造方法。 25)バッチ式混合系内及び/又は連続混合系内で均一
    な混合液とする特許請求の範囲第1)項記載の家畜用固
    形飼料の製造方法。 26)均一な混合液を任意の形状、大きさの容器に注入
    して固化せしめ、任意の形状、大きさ、硬度とする特許
    請求の範囲第1)項記載の家畜用固形飼料の製造方法。 27)均一な混合液を、全固形飼料の10〜60(W/
    W)%の粉粒状動物飼料物質と混合し、次いで加圧成形
    し任意の形状、大きさ、硬度とする特許請求の範囲第1
    )項記載の家畜用固形飼料の製造方法。 28)一種又は二種以上の動植物性副産物20〜90(
    W/W)%、該一種又は二種以上の動植物性副産物中に
    含まれる水も含めた水5〜70(W/W)%、前記一種
    又は二種以上の動植物性副産物中に含まれるカルシウム
    、マグネシウム、鉄金属元素も含めたこれら金属元素の
    総和量として0.2〜10(W/W)%、pH調整剤、
    及び燐元素として0.1〜6.0(W/W)%を含む事
    を特徴とする家畜用固形飼料。 29)一種又は二種以上の動植物性副産物20〜90(
    W/W)%、該一種又は二種以上の動植物性副産物中に
    含まれる水も含めた水4〜70(W/W)%、アルコー
    ル類及び/又は多価アルコール1〜30(W/W)%、
    前記一種又は二種以上の動植物性副産物中に含まれるカ
    ルシウム、マグネシウム、鉄金属元素も含めたこれら金
    属元素の総和量として0.2〜10(W/W)%、pH
    調整剤、及び燐元素として0.1〜6.0(W/W)%
    を含む事を特徴とする家畜用固形飼料。 30)ビタミン、ミネラル、栄養剤、成長促進剤、医薬
    、飼料補助剤から選ばれる少なくとも一種を含有する特
    許請求の範囲第29)項記載の家畜用固形飼料。 31)不安定なビタミン、不飽和脂肪酸、酵素類、その
    他生体に有用な物質を、硬化油脂及びゼラチン又は他の
    適当な物質で被膜化及びカプセル化並びに他の適当な方
    法で安定化した添加物を含有する特許請求の範囲第29
    )項記載の家畜用固形飼料。 32)ルーメンバイパス処理した添加物又はルーメンバ
    イパス剤を含有する特許請求の範囲第29)項記載の家
    畜用固形飼料。
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