JP5038157B2 - 着脱装置、テストヘッド及び電子部品試験装置 - Google Patents

着脱装置、テストヘッド及び電子部品試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体集積回路素子等の被試験電子部品(以下、ICと称する)をテストする電子部品試験装置が有するテストヘッドにおいて、第1の基板を第2の基板に対して着脱するための着脱装置、並びに、その着脱装置を備えたテストヘッド及び電子部品試験装置に関する。
電子部品試験装置では、トレイに収容した多数のICをハンドラ(Handler)内に搬送し、各ICをテストヘッドのハイフィックスが備えるソケットに電気的に接触させ、テスタ(Tester)により試験を行う。そして、試験終了後の各ICは、試験結果のカテゴリに基づいて、対応するカスタマトレイに分類される。
テストヘッドの上部には、ハンドラ側の被試験ICと当該テストヘッドとの間の電気的な接続を中継するハイフィックス(インターフェース装置)が装着されており、さらにこのハイフィックスの上部にDSA(Device Specific Adapter:品種対応アダプタ)が装着されている。このDSAは、被試験ICの入出力端子が電気的に接触するソケットが実装されたソケットボード等を有している。このDSAは、被試験ICチップの品種等に応じて各種製作されており、ICチップの品種交換等に伴って交換する必要がある。そのため、ハイフィックス本体に対してDSAを着脱するためのDSA着脱装置がハイフィックス本体に設けられている。
このようなDSA着脱装置として、図13及び図14に示すようなカム機構を用いたDSA着脱装置540が従来から知られている。この着脱機構540は、エアシリンダ541の直線運動する駆動軸541aに取り付けられたカム542と、DSA501に係合可能な係合シャフト544に取り付けられたカムフォロア545と、を備えている。そして、カム542に傾斜して形成されたカム溝543に沿ってカムフォロア545が転動して、DSA501に係合した係合シャフト544が下方向に直線運動することにより、DSA501がハイフィックス本体510に装着されるようになっている。これに対し、DSA501に係合した係合シャフト544が上方向に沿って直線運動することにより、DSA501がハイフィックス本体510から外れるようになっている。
ところで、DSAをハイフィックス本体に装着する際、それぞれが持つコネクタ同士を連結することで、DSAとハイフィックス本体とが電気的に接続している。そのため、装着にはコネクタ同士を連結するために所定の押付力を必要となる。近年の電子部品試験装置における同時測定数の増加に伴ってコネクタの数が増加し、装着時においてDSAをハイフィックス本体に押し付けるのに必要な力が増加する傾向にある。
この押付力の増加傾向に対して、上記のようなカム機構を利用したDSA着脱装置540で対応するためには、カム溝543を長くして減速比を大きくしたり、着脱装置の数を増やす必要がある。また、上記のDSA着脱装置540では、カム溝543に対するカムフォロア545の線接触を介してエアシリンダ541から供給される駆動力が伝達されるため、カム542やカムフォロア545の構造を強固にしなければ、押付力の増加に対応することができない。そのため、着脱装置の大型化やコストアップを招来することとなる。
本発明は、小型化を図ることが可能な着脱装置、それを用いたテストヘッド及び電子部品試験装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、第1の基板と、前記第1の基板が装着される第2の基板と、を備えたテストヘッドにおいて、前記第1の基板を前記第2の基板に対して着脱するための着脱装置であって、前記第1の基板に係合可能であり、前記第1の基板の平面方向に対して直交する第1の方向に沿って直線運動可能に保持されている係合手段と、前記第1の方向に対して直交する第2の方向に伸縮可能な駆動軸を有するアクチュエータと、前記アクチュエータと前記係合手段との間に介在して、前記アクチュエータから入力された駆動力を前記係合手段に伝達するリンク機構と、を備え、前記リンク機構は、第1の関節を介して前記駆動軸に回転可能に連結された第1のリンクと、回転可能に固定された支点を有すると共に、第2の関節を介して前記第1のリンクに回転可能に連結されている第2のリンクと、第3の関節を介して前記第2のリンクに回転可能に連結されていると共に、第4の関節を介して前記係合手段に回転可能に連結されている第3のリンクと、を備えている着脱装置が提供される(請求項1参照)。
また、上記目的を達成するために、本発明によれば、第1の基板と、前記第1の基板が装着される第2の基板と、前記第1の基板を前記第2の基板に対して着脱するための着脱装置と、を備えたテストヘッドであって、前記着脱装置は、前記第1の基板に係合可能であり、前記第1の基板の平面方向に対して直交する第1の方向に沿って直線運動可能に保持されている係合手段と、前記第1の方向に対して直交する第2の方向に伸縮可能な駆動軸を有するアクチュエータと、前記アクチュエータと前記係合手段との間に介在して、前記アクチュエータから入力された駆動力を前記係合手段に伝達するリンク機構と、を備え、前記リンク機構は、第1の関節を介して前記駆動軸に回転可能に連結された第1のリンクと、回転可能に固定された支点を有すると共に、第2の関節を介して前記第1のリンクに回転可能に連結されている第2のリンクと、第3の関節を介して前記第2のリンクに回転可能に連結されていると共に、第4の関節を介して前記係合手段に回転可能に連結されている第3のリンクと、を備えているテストヘッドが提供される(請求項参照)。
さらに、上記目的を達成するために、本発明によれば、被試験電子部品の電気的特性を試験するための電子部品試験装置であって、前記被試験電子部品に電気的に接続するテストヘッドと、前記テストヘッドを介して前記被試験電子部品に試験信号を入力して動作させ、その応答信号を検査するテスタと、を備え、前記テストヘッドは、第1の基板と、前記第1の基板が装着される第2の基板と、前記第1の基板を前記第2の基板に対して着脱するための着脱装置と、を備え、前記着脱装置は、前記第1の基板に係合可能であり、前記第1の基板の平面方向に対して直交する第1の方向に沿って直線運動可能に保持されている係合手段と、前記第1の方向に対して直交する第2の方向に伸縮可能な駆動軸を有するアクチュエータと、前記アクチュエータと前記係合手段との間に介在して、前記アクチュエータから入力された駆動力を前記係合手段に伝達するリンク機構と、を備え、前記リンク機構は、第1の関節を介して前記駆動軸に回転可能に連結された第1のリンクと、回転可能に固定された支点を有すると共に、第2の関節を介して前記第1のリンクに回転可能に連結されている第2のリンクと、第3の関節を介して前記第2のリンクに回転可能に連結されていると共に、第4の関節を介して前記係合手段に回転可能に連結されている第3のリンクと、を備えている電子部品試験装置が提供される(請求項参照)。
本発明では、アクチュエータから係合手段に駆動力を伝達する際に、リンク機構において、アクチュエータから入力された駆動力を回転運動により伝達することにより、着脱装置の小型化を図ることができる。
また、リンク機構を用いることにより、各リンク間の面接触を介してアクチュエータから供給される駆動力を伝達することができ、着脱装置の小型化を更に図ることができる。
上記発明においては特に限定されないが、前記第1の基板は、被試験電子部品が電気的に接触するソケットが搭載された品種対応アダプタであり、前記第2の基板は、前記品種対応アダプタが装着され、前記被試験電子部品とテストヘッド本体との間の電気的な接続を中継するインターフェース装置本体であり、前記係合手段は、前記品種対応アダプタに向かって直線運動可能に前記インターフェース装置本体に保持されていることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては、特に限定されないが、前記第1の基板は、被試験電子部品に電気的に接触するニードルが実装されたプローブカードであり、前記第2の基板は、前記プローブカードが装着され、前記被試験電子部品とテストヘッド本体との間の電気的な接続を中継するインターフェース装置本体であり、前記係合手段は、前記プローブカードに向かって直線移動可能に前記インターフェース装置本体に保持されていることが好ましい(請求項参照)。
図1は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置の全体を示す斜視図である。 図2は、図1のII-II線に沿った概略断面図である。 図3は、図1に示す電子部品試験装置の背面図である。 図4は、本発明の実施形態におけるテストヘッドを示す詳細断面図である。 図5Aは、本発明の実施形態に係るDSA着脱装置の断面図であり、DSAをハイフィックス本体から取り外した状態を示す図である。 図5Bは、本発明の実施形態に係るDSA着脱装置の係合シャフトを示す拡大断面図であり、DSAをハイフィックス本体に装着する過程を示す図(その1)である。 図5Cは、本発明の実施形態に係るDSA着脱装置の係合シャフトを示す拡大断面図であり、DSAをハイフィックス本体に装着する過程を示す図(その2)である。 図5Dは、本発明の実施形態に係るDSA着脱装置の断面図であり、DSAをハイフィックス本体に装着した状態を示す図である。 図6は、図5Aに示すDSA着脱装置の上面図である。 図7Aは、本発明の実施形態に係るハイフィックス着脱装置の側面図であり、ハイフィックスをテストヘッド本体に装着した状態を示す図である。 図7Bは、本発明の実施形態に係るハイフィックス着脱装置の側面図であり、ハイフィックスをテストヘッド本体から取り外した状態を示す図である。 図8は、図7A及び図7Bに示すハイフィックス着脱装置の上面図である。 図9Aは、本発明の実施形態におけるハイフィックスの装着作業の第1工程を示す拡大断面図である。 図9Bは、本発明の実施形態におけるハイフィックスの装着作業の第2工程を示す拡大断面図である。 図9Cは、本発明の実施形態におけるハイフィックスの装着作業の第3工程を示す拡大断面図である。 図10Aは、本発明の他の実施形態におけるテストヘッド本体の上部に設けられた係合部材を示す側面図である。 図10Bは、図10AにおけるXB方向矢視図である。 図11は、本発明のさらに他の実施形態に係るハイフィックス着脱装置の側面図である。 図12は、本発明の実施形態におけるプローブカード着脱装置を示す側面図である。 図13は、従来のDSA着脱装置を示す断面図である。 図14は、従来のDSA着脱装置を示す上面図である。
符号の説明
1…電子部品試験装置
4…テストヘッド
41…テストヘッド本体
43…係合部材
44…ハイフィックス着脱装置
441…エアシリンダ
441a…駆動軸
442…挿入ピン
443…プレート部材
444…リニアガイド
450…リンク機構
451…リンク
451a、451b…伸長部
452、453…第1、第2の関節
454…支点
5…ハイフィックス
501…DSA(品種対応アダプタ)
510…ハイフィックス本体
520…DSA着脱装置
521…エアシリンダ
522…係合シャフト
530…リンク機構
531〜533…第1〜第3のリンク
534〜537…第1〜第4の関節
538…支点
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置の全体を示す斜視図、図2は図1のII-II線に沿った概略断面図、図3は図1に示す電子部品試験装置の背面図である。先ず、これら図1〜図3を参照して本実施形態に係る電子部品試験装置の全体構成を概説する。
本実施形態に係る電子部品試験装置1は、図1及び図2に示すように、被試験ICを取り廻すためのハンドラ10と、被試験ICが電気的に接触されるテストヘッド4と、このテストヘッド4にテスト信号を送り、被試験ICのテストを実行するテスタ6と、から構成されている。
ハンドラ10は、ICに高温又は低温の温度ストレスを印加し、ハイフィックス5側のソケット506に電気的に接触された状態でテスタ6が試験を実施し、当該テスタ6からの試験結果の情報に基づいてICを分類する装置である。また、被試験ICを多数収容した利用者用トレイ(以下、カスタマトレイとも称する。)から当該ハンドラ10内を循環搬送させるテストトレイに被試験ICを載せ替えて、搬送、加熱/冷却、試験実施、及び分類処理が行われる。
テストトレイは、ローダ部300で被試験ICが積み込まれた後に、チャンバ部100に送り込まれ、当該テストトレイに搭載された状態でチャンバ部100において各被試験ICがテストヘッド4のソケット506に接触して試験が実施される。そして、試験済みの被試験ICがアンローダ部400に搬出された後、当該アンローダ部400において各被試験ICは試験結果に応じたカスタマトレイに載せ替えられる。
チャンバ部100は、テストトレイに積み込まれた被試験ICに目的とする高温又は低温の温度ストレスを印加する恒温槽101と、この恒温槽101で温度ストレスが与えられた状態にある被試験ICをテストヘッドに接触させるテストチャンバ102と、テストチャンバ102で試験された被試験ICから、印加された温度ストレスを除去する除熱槽103と、から構成されている。
恒温槽101で高温を印加した場合は、除熱槽103において被試験ICを送風により冷却して室温に戻す。また、恒温槽101で例えば−30℃程度の低温を印加した場合は、除熱槽103において被試験ICを温風又はヒータ等で加熱して結露が生じない程度の温度まで戻す。そして、この除熱された被試験ICをアンローダ部400に搬出する。
図2及び図3に示すように、テストチャンバ102の底面を構成するハンドラ10のベース部11の略中央に開口11aが形成されており、当該開口11aに、テストヘッド4の上部に装着されたハイフィックス5が連結されている。そして、このハイフィックス5のソケット506上にテストトレイが運ばれて、当該テストトレイ上の多数の被試験ICをハイフィックス装置5(厳密にはソケット506のコンタクトピン)に電気的に同時に接触されることにより試験が行われる。この試験の結果は、テストトレイに付された例えば識別番号と、テストトレイの内部で割り当てられた被試験ICの番号とで決まるアドレスに記憶される。試験が終了したテストトレイは、除熱槽103で除熱され、ICの温度を室温に戻した後にアンローダ部400に搬出される。
IC格納部200には、試験前に被試験ICを格納する試験前ICストッカ201と、試験の結果に応じて分類された被試験ICを格納する試験済ICストッカ202と、が設けられている。
試験前ICストッカ201及び試験済ICストッカ202は、トレイ支持枠203と、このトレイ支持枠203の下部から進入して上部に向かって昇降可能とするエレベータ204と、を有している。トレイ支持枠203には、図外のカスタマトレイが複数積み重ねられて支持され、この積み重ねられたカスタマトレイがエレベータ204によって上下に移動される。
そして、試験前ICストッカ201は、試験前の被試験ICを格納したカスタマトレイを積層して保持する。試験済ICストッカ202は、試験済の被試験ICを試験結果の情報に基づいて格納したカスタマトレイを積層して保持する。
上述したカスタマトレイは、ローダ部300に運び込まれ、当該ローダ部300において、被試験ICがテストトレイに積み替えられる。
カスタマトレイからテストトレイへ被試験ICを積み替える搬送装置としては、図1に示すように、基盤105の上部に架設された2本のレール301と、この2本のレール301によってテストトレイとカスタマトレイとの間を往復する(この方向をY方向とする。)ことが可能な可動アーム302と、この可動アーム302によって支持され、可動アーム302に沿ってX方向に移動可能な可動ヘッド303と、を備えたXY搬送装置304が用いられる。
このXY搬送装置304の可動ヘッド303には、吸着ヘッドが装着されており、この吸着ヘッドの吸着により被試験ICをカスタマトレイからテストトレイに積み替える。吸着ヘッドは、可動ヘッド303に対して例えば8本程度装着されており、一度に8個の被試験ICをテストトレイに積み替えできる。
ローダ部300の基盤105には、当該ローダ部300に運ばれたカスタマトレイが基盤105の上面に望むように配置される一対の窓部306が開設されている。図示は省略するが、この窓部306のそれぞれには、当該窓部306に運ばれたカスタマトレイを保持するための保持用フックが設けられており、カスタマトレイの上面が窓部306を介して基盤105の表面に臨む位置でカスタマトレイが保持される。
さらに、それぞれの窓部306の下側には、カスタマトレイを昇降させるための昇降テーブルが設けられており、ここでは試験前の被試験ICが積み替えられて空になったカスタマトレイを載せて下降し、この空トレイをトレイ移送アーム205に受け渡す。
アンローダ部400にも、ローダ部300に設けられたXY搬送装置304と同一構造のXY搬送装置404が設けられ、このXY搬送装置404によって、アンローダ部400に運び出されたテストトレイから試験済みの被試験ICがカスタマトレイに積み替えられる。
アンローダ部400の基盤105には、当該アンローダ部400に運び込まれたカスタマトレイが基盤105の上面に臨むように配置される二対の窓部406が開設されている。図示は省略するが、この窓部406のそれぞれには、当該窓部406に運ばれたカスタマトレイを保持するための保持用フックが設けられており、カスタマトレイの上面が窓部406を介して基盤105の表面に臨む位置でカスタマトレイが保持される。
また、それぞれの窓部406の下側には、カスタマトレイを昇降させるための昇降テーブルが設けられており、ここでは試験済みの被試験ICが積み替えられて満杯となったカスタマトレイを載せて下降し、この満杯トレイをトレイ移送アーム205に受け渡す。
図1に示すように、試験前ICストッカ201及び試験済ICストッカ202の上部には、基盤105との間において、試験前ICストッカ201と試験済ICストッカ202の配列方向の全範囲に亘って移動するトレイ移送アーム205が設けられている。
このトレイ移送アーム205は、カスタマトレイを左右に並べて保持するための一対のトレイ収容部を備え、ローダ部300及びアンローダ部400と、試験前ICストッカ201及び試験済ICストッカ202と、の間でカスタマトレイの移送を行う。
次に、本実施形態に係る電子部品試験装置のテストヘッドについて説明する。
図4は本発明の実施形態に係るテストヘッドを示す詳細断面図、図5Aは本発明の実施形態に係るDSA着脱装置を示す断面図であり、DSAをハイフィックス本体から取り外した状態を示す図、図5B及び図5Cは本発明の実施形態に係るDSA着脱装置の係合シャフトを示す拡大断面図であり、DSAをハイフィックス本体に装着する過程を示す図、図5Dは本発明の実施形態に係るDSA着脱装置を示す断面図であり、DSAをハイフィックス本体に装着した状態を示す図、図6は図5Aを示すDSA着脱装置の上面図、図7A及び図7Bは本発明の実施形態に係るハイフィックス着脱装置の側面図であり、図7Aはハイフィックスをテストヘッド本体に装着した状態を示す図、図7Bはハイフィックスをテストヘッド本体から取り外した状態を示す図、図8は図7A及び図7Bに示すハイフィックス着脱装置の上面図、図9A〜図9Cは本発明の実施形態におけるハイフィックス装着作業を示す図であり、図4のIX部の拡大断面図である。
テストヘッド4は、図4に示す構造例のように、被試験ICとテストヘッド本体41との間の電気的な接続を中継するハイフィックス5と、このハイフィックス5が上部に着脱可能に装着されたテストヘッド本体41と、から構成されている。
さらに、ハイフィックス5は、テストヘッド41の上部に装着されたハイフィックス本体510と、このハイフィックス本体510の上部に装着されているDSA(Device Specific Adapter)501と、から構成されている。
なお、本実施形態におけるハイフィックス5が、特許請求の範囲におけるインターフェース装置に相当し、本実施形態におけるハイフィックス本体510が、特許請求の範囲におけるインターフェース装置本体に相当し、本実施形態におけるDSA501が、特許請求の範囲における品種対応アダプタに相当する。
DSA501は、中継ボード502の上部にスペーシングフレーム503が設けられ、さらにその上部にソケットボードスペーサ504を介してソケットボード505が設けられて構成されている。ソケットボード505上には、テストトレイに保持された被試験ICの配列に対応するように、ソケット506が実装されている。なお、図4に示すDSA501の内部構造は一例である。
中継ボード502とソケットボード505との間はコネクタボード507により接続されている。また、中継ボード502にはDSA側コネクタ508が設けられており、このDSA側コネクタ508が、ハイフィックス本体510に設けられた上側コネクタ511に装着されることにより、DSA側コネクタ508が同軸ケーブル512に接続される。これにより、DSA501とハイフィックス本体510とが電気的に接続されるようになっている。
DSA501をハイフィックス本体510の上部に装着する際に全てのDSA側コネクタ508を上側コネクタ511に確実に嵌合させるために、DSA着脱装置520がハイフィックス本体501に設けられている。
このDSA着脱装置520は、図5A〜図6に示すように、伸長可能な駆動軸521aを有するエアシリンダ521と、駆動軸521aの先端が力点に連結されたリンク機構530と、リンク機構530の作用点に連結され、DSA501の下面502に係合可能な係合シャフト522と、から構成されている。係合シャフト522は、ハイフィックス本体510の筐体上面に形成された貫通孔510aにより直線運動可能に保持されている。このDSA着脱装置520では、エアシリンダ521から入力された駆動力をリンク機構530が回転運動により伝達して、係合シャフト522を上下方向に移動させることが可能となっている。なお、ハイフィックス本体510の筐体の代わりに、係合シャフト522を直線運動可能に保持するために専用の部材を設けても良い。
リンク機構530は、3つのリンク531〜533及び4つの関節534〜537から構成されている。第1のリンク531の一端は、第1の関節534を介して、エアシリンダ521の駆動軸521aの先端に回転可能に連結されている。第2のリンク532は略三角形のプレート部材であり、一つの頂点が支点538として回転可能にハイフィックス本体510に固定されている。この第2のリンク532の他の一つの頂点には、第2の関節535を介して第1のリンク531の他端が回転可能に連結されている。第2のリンク532の残りの一つの頂点には第3の関節536を介して第3のリンク533の一端部が回転可能に連結されている。第3のリンク533の他端には係合シャフト522の下端部が第4の関節537を介して回転可能に連結されている。
係合シャフト522は、図5A〜図5Dに示すように、インナーシャフト523、ロックシャフト524、硬球525及びスプリング526から構成されている。ロックシャフト524の内孔524aに、インナーシャフト523が挿入されている。また、当該内孔524aの一部には、ロックシャフト524の側面を貫通した貫通孔が形成されている。硬球525は、ロックシャフト524の側面から出し入れ可能なように、この貫通孔に設けられている。インナーシャフト523は、ロックシャフト524の内部を相対的に上下動可能となっている。また、このインナーシャフト523には、硬球525の近傍に凸状の拡径部523aが形成されており、その拡径部523aの下方には縮径部523bが形成されている。通常時は、インナーシャフト523の縮径部523bに硬球525が対向しているが、インナーシャフト523がロックシャフト524内を下方に相対移動して、拡径部523aが硬球525をロックシャフト524の側面から押し出すことにより、DSA501の下面502に形成された係合孔502aの窪み部502bに係合することが可能となっている。また、硬球525が拡径部523aから離れて縮径部523bに対向し、ロックシャフト524の側面に形成された貫通孔に入り込むことにより、窪み部502bと硬球525との係合を解除することが可能となっている。
ロックシャフト524の内孔524aの下部には、内孔524aよりも内径が大きくなっている大径部524dが形成されている。この大径部524dにはスプリング526が挿入されており、スプリング526の下部は、リンク機構530の筐体527の上面に接触している。このスプリング526の弾性力によりロックシャフト524が上方に向かって付勢されている。
また、インナーシャフト523の略中央部には、径方向に突出している突出部523cが形成されている。これに対し、ロックシャフト524には、突出部524cに対応する位置に、軸方向に長軸が沿うように配置された長孔524cが形成されている。突出部523cは、長孔524c内に上下方向に移動可能に挿入されている。
以上のような構成の係合シャフト522は、同図に示すように、ハイフィックス本体510の貫通孔510aに挿入されている。貫通孔510aの下部には、当該貫通孔510aよりも内径が大きくなっている段部510bが形成されている。上記の通り、ロックシャフト524がスプリング526により上方に付勢されているが、このロックシャフト524の大径部524dが貫通孔510aの段部510bに係止することで、スプリング526によるロックシャフト524の上方への付勢が制限されている。
DSA501をハイフィックス本体510に装着する場合には、図5Bに示すように、先ず、DSA501の下面502に形成された係合孔502aに、DSA着脱装置520の係合シャフト522を挿入する。なお、この状態において、硬球525は、インナーシャフト523の縮径部523bに対向して、ロックシャフト524内に収容されている。
次いで、駆動軸521aを伸長させる方向にエアシリンダ521が駆動し、この駆動により第1のリンク531が押され、第2のリンク532が支点538を中心として同図中を反時計回りに回転し、第3のリンク533を介して、係合シャフト522が下方向に引かれる。
この際、図5Cに示すように、ロックシャフト524は、スプリング526により上方に付勢されているため、インナーシャフト523がロックシャフト524の内孔524a内を下方に相対移動する。この相対移動に伴って、ロックシャフト524内に収容されていた硬球525が、インナーシャフト523の拡径部523aにより、ロックシャフト524の側面から押し出されて、硬球525が係合孔502aの窪み部502bに係合する。この状態からリンク機構530を介してエアシリンダ521により係合シャフト522が下方向にさらに引かれると、インナーシャフト523の突出部523cが、ロックシャフト524の長孔524cの下壁面に係合する。
この係合により、図5Dに示すように、リンク機構530を介してエアシリンダ521が係合シャフト522を引き下げる力が、スプリング526の弾性力を抗して、ロックシャフト524を含む係合シャフト522全体がハイフィックス本体510の貫通孔510aに対して下方に相対移動して、硬球525が窪み部502bの下部に係合する。この係合により、DSA501がハイフィックス本体510側に引き寄せられ、DSA501がハイフィックス本体510に装着される。
この引き寄せの際、リンク機構520は、トグル作用によりエアシリンダ521から入力された駆動力を数倍に増大させて伝達することが可能となっている。また、リンク機構530では各関節534〜537において面接触を介して駆動力を伝達するため、従来のようなカム機構を用いた場合と比較して構造を強固にする必要はない。
DSA501をハイフィックス本体510から取り外す場合には、図5Dに示す状態から、駆動軸521aを短縮させる方向にエアシリンダ521が駆動し、この駆動により第1のリンク531が引かれ、第2のリンク532が支点538を中心として同図中を時計回りに回転し、第3のリンク533を介して、係合シャフト522が上方向に押される。
係合シャフト522が上方向に押されると、スプリング526の弾性力によりロックシャフト524も上方に移動する。ロックシャフト524の大径部524dが、ハイフィックス本体510の段部510bに当接すると、インナーシャフト523がロックシャフト524に対して上方に相対移動する(図5C参照)。この相対移動により、インナーシャフト523の拡径部523aによりロックシャフト524の側面から押し出されていた硬球525が、インナーシャフト523の縮径部523bに対向して、ロックシャフト524内に収容され(図5B参照)、係合が解除されるので、DSA501を係合シャフト522から取り外すことが可能な状態となる。
図4に戻り、ハイフィックス5の下面には下側コネクタ514が設けられており、この下側コネクタ514が、テストヘッド本体41の上部に設けられたテストヘッド本体側コネクタ42に装着されることにより、ケーブルを介して、ハイフィックス5とピンエレクトロニクスカード(不図示)が電気的に接続されるようになっている。
本実施形態では、下側コネクタ514とテストヘッド本体側コネクタ42とを嵌合させる際、図4に示す係合部材43を用いてコネクタ514、42を嵌合させる。すなわち、同図に示すように、コネクタ514、42にはそれぞれ側方に突出した突起部514a、42aが設けられており、係合部材43には、同一方向に屈曲した屈曲部43c、43eを有する係合溝43b、43dが形成されている。そして、各係合溝43b、43dの直線部分に突起部514a、42aを挿入した状態で、係合部材43が図中左方向にスライドすることにより、それぞれの突起部514a、42aが係合溝43b、43dの屈曲部43c、43eに案内され、コネクタ514、42が相互に引き寄せられて嵌合するようになっている。
ハイフィックス5をテストヘッド本体41の上部に装着する際に係合部材43を横方向にスライドさせるためのハイフィックス着脱装置44がテストヘッド本体41に設けられている。
このハイフィックス着脱装置44は、図7A〜図8に示すように、伸長可能な駆動軸441aを有するエアシリンダ441と、駆動軸441aの先端が力点に連結されたリンク機構450と、リンク機構450の作用点に連結されたプレート部材443と、このプレート部材443を直線運動可能に保持しているリニアガイド444と、から構成されており、プレート部材443には、係合部材43の挿入孔43aに挿入される挿入ピン442が設けられている。このハイフィックス着脱装置44では、エアシリンダ441から入力された駆動力をリンク機構450が回転運動により伝達して、係合部材43をハイフィックス5の下面に対して実質的に平行な方向に沿って移動させることが可能となっている。
リンク機構450は、1つのリンク451及び2つの関節452、453から構成されている。リンク451は支点454にてテストヘッド本体41に回転可能に固定されており、その両端には長手方向に沿って伸長可能な第1及び第2の伸長部451a、451bが設けられている。そして、第1の伸長部451aの端部は、第1の関節452を介して、エアシリンダ441の駆動軸441aの先端に回転可能に連結されている。また、第2の伸長部451bの端部は、第2の関節453を介して、挿入ピン442を保持しているプレート部材443の下端部に回転可能に連結されている。プレート部材443は、リニアガイド444に直線運動可能に保持されている。図8に示すように、このプレート部材443上には、多数の挿入ピン442が実質的に等間隔に一列に配列されている。
ハイフィックス5をテストヘッド本体41に装着する場合には、図9Aに示すように、先ず、下側コネクタ514の各突起部514aを、係合部材43の上側溝部43bに挿入する。なお、係合部材43の挿入孔43aにはハイフィックス着脱装置44の挿入ピン442が挿入されて、係合部材43がテストヘッド本体41に予め取り付けられている。
下側コネクタ514の突起部514aが、図9Bに示すように、上側溝部43bの直線部分の底部まで挿入されたら、図7Bに示す状態から駆動軸441aを短縮させる方向にエアシリンダ441が駆動し、この駆動により、第1及び第2の伸長部451a、451bを伸長させながら、リンク451が支点454を中心として同図中を反時計回りに回転し、プレート部材443がリニアガイド444により同図中を左方向に直動し、図7Aの状態に至る。この挿入ピン442の移動動作に伴って係合部材43も移動し、図9Cに示すように、突起部514a、42aが溝部43b、43dの屈曲部43c、43eに沿って移動し、コネクタ514、42が相互に引き寄せられて嵌合する。この引き寄せの際、リンク機構450は、梃子の原理により支点454からリンク451の各端部までの距離の比に応じて、エアシリンダ521から入力された駆動力を数倍に増大させて伝達することが可能となっている。なお、支点454の位置を調整可能とすることにより、リンク機構450における減速比を可変としても良い。
ハイフィックス5をテストヘッド本体41から取り外す場合には、図7Aに示す状態から、駆動軸441aを伸長させる方向にエアシリンダ441が駆動し、この駆動により、第1及び第2の伸長部451a、451bを短縮させながら、リンク451が支点454を中心として同図中を時計回りに回転し、挿入ピン442がリニアガイド443により同図中を右方向に直動し、係合部材43によりコネクタ514、42が引き離され、ハイフィックス5をテストヘッド本体41から取り外すことが可能な状態となる。
なお、係合部材は、ハイフィックス5やテストヘッド本体41から独立した部材とせずに、ハイフィックス5或いはテストヘッド本体41のいずれか一方に固定しても良い。
図10Aは本発明の他の実施形態におけるテストヘッド本体の上部に設けられた係合部材を示す側面図、図10Bは図10AにおけるXB方向矢視図である。
本発明の他の実施形態における係合部材43’は、図10Aに示すように、スライド部材44fと固定部材44jとから構成されている。スライド部材44fには、下側コネクタ514の突起部514aに対向する位置に、図中右方向に屈曲している屈曲部44iを有する2つの上側溝部44hが形成されている。また、スライド部材44fの図中左側端部には、ハイフィックス着脱装置44の挿入ピン42を挿入可能な挿入穴44gが形成されている。固定部材44jは、ボルト44kによりテストヘッド本体41に固定されている。図10Bに示すように、スライド部材44fの下部は、固定部材44jにスライド可能に保持されており、図10Aに示す矢印方向に移動可能となっている。
本実施形態において、ハイフィックス5をテストヘッド本体41に装着する場合には、先ず、下側コネクタ514の各突起部514aを、係合部材43’の上側溝部44hに挿入する。下側コネクタ514の突起部514aが、上側溝部44hの屈曲部44iの入口付近まで挿入されたら、エアシリンダ441を駆動させて、プレート部材443を図10A中左方向に移動させる。この移動動作に伴って、係合部材43’も同図中左方向へ移動し、突起部514aが上側溝部44hの屈曲部44iに沿って移動し、下側コネクタ514がテストヘッド側コネクタ42に引き寄せられてこれらが嵌合する。
図11は本発明のさらに他の実施形態に係るハイフィックス着脱装置の側面図である。
ハイフィックス5をテストヘッド本体41の上部に2列並べて装着する場合には、図11に示すようなハイフィックス着脱装置44’を用いても良い。このハイフィックス着脱装置44’は、2組のリンク機構450と1つのエアシリンダ441とから構成されている。エアシリンダ441は、駆動軸441aが上下動するような姿勢で設けられており、その駆動軸441aの先端には、第1の関節452を介して2つのリンク451の端部が回転可能に連結されている。そして、一方の列のハイフィックス5に係合する係合部材43を一方のリンク機構450が移動させ、他方の列にハイフィックス5に係合する係合部材43を他方のリンク機構450が移動されるようになっている。このような構成を採用することによりエアシリンダ441の数を減らすことができる。
本発明に係る着脱装置は、上述したDSA着脱装置やハイフィックス着脱装置に限定されず、プローブカードをハイフィックスに装着又は着脱するためのプローブカード着脱装置に用いても良い。
図12は本発明の実施形態に係るプローブカード着脱装置を示す側面図である。このプローブカード着脱装置610は、図5A〜図6を参照して説明したものと同様の構成を有している。プローブカード600の一方の主面には被試験ウェーハWに電気的に接触するニードル601が多数実装されている。プローブカード着脱装置610は、プローブカード600の他方の主面に形成された係合孔600aに係合シャフト522を挿入・係合した後に、リンク機構450により係合シャフト522を引き寄せることにより、プローブカード600をハイフィックス5に装着することが可能となっている。
特に、本実施形態に係るプローブカード装着装置610では、リンク機構を用いることにより小型化が図られているので、プローブカード600上の実装スペースを大きく確保することができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述の実施形態ではアクチュエータの一例として駆動軸が直線運動するエアシリンダを用いたが、本発明においては特にこれに限定されず、例えば、電動モータや回転エアシリンダ等の駆動軸が回転運動するアクチュエータを用いても良い。或いは、エアや電気等の動力に依存せずに、手動でリンク機構を操作しても良い。駆動軸が回転運動するアクチュエータを用いた場合には、例えばボールネジ機構等を介して、駆動軸の回転運動を直線運動に変換することができる。
また、本発明における伝達手段は、回転運動を用いて伝達する機構であれば上述の実施形態で説明したリンク機構に限定されず、回転ギアを用いて減速を行う歯車機構であっても良く、この歯車機構により減速比を可変させても良い。

Claims (5)

  1. 第1の基板と、前記第1の基板が装着される第2の基板と、を備えたテストヘッドにおいて、前記第1の基板を前記第2の基板に対して着脱するための着脱装置であって、
    前記第1の基板に係合可能であり、前記第1の基板の平面方向に対して直交する第1の方向に沿って直線運動可能に保持されている係合手段と、
    前記第1の方向に対して直交する第2の方向に伸縮可能な駆動軸を有するアクチュエータと、
    前記アクチュエータと前記係合手段との間に介在して、前記アクチュエータから入力された駆動力を前記係合手段に伝達するリンク機構と、を備え、
    前記リンク機構は、
    第1の関節を介して前記駆動軸に回転可能に連結された第1のリンクと、
    回転可能に固定された支点を有すると共に、第2の関節を介して前記第1のリンクに回転可能に連結されている第2のリンクと、
    第3の関節を介して前記第2のリンクに回転可能に連結されていると共に、第4の関節を介して前記係合手段に回転可能に連結されている第3のリンクと、を備えている着脱装置。
  2. 前記第1の基板は、被試験電子部品が電気的に接触するソケットが搭載された品種対応アダプタであり、
    前記第2の基板は、前記品種対応アダプタが装着され、前記被試験電子部品とテストヘッド本体との間の電気的な接続を中継するインターフェース装置本体であり、
    前記係合手段は、前記品種対応アダプタに向かって直線運動可能に前記インターフェース装置本体に保持されている請求項記載の着脱装置。
  3. 前記第1の基板は、被試験電子部品に電気的に接触するニードルが実装されたプローブカードであり、
    前記第2の基板は、前記プローブカードが装着され、前記被試験電子部品とテストヘッド本体との間の電気的な接続を中継するインターフェース装置本体であり、
    前記係合手段は、前記プローブカードに向かって直線移動可能に前記インターフェース装置本体に保持されている請求項記載の着脱装置。
  4. 第1の基板と、
    前記第1の基板が装着される第2の基板と、
    前記第1の基板を前記第2の基板に対して着脱するための請求項1〜の何れかに記載の着脱装置と、を備えたテストヘッド。
  5. 被試験電子部品の電気的特性を試験するための電子部品試験装置であって、
    前記被試験電子部品に電気的に接続される請求項記載のテストヘッドと、
    前記テストヘッドを介して前記被試験電子部品に試験信号を入力して動作させ、その応答信号を検査するテスタと、を備えた電子部品試験装置。
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