JP5037983B2 - 床材トップコート用光硬化性塗料およびそれを塗布した床材 - Google Patents

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本発明は、ダニや花粉などのアレルゲンを抑制する床材トップコート用光硬化性塗料およびそれを塗布した床材に関するものである。
近年、我が国では3人に1人がアトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患を患っていると言われている。アレルギー疾患の原因としては、ダニ、花粉、カビ、ペットの毛などが挙げられる。特に室内から検出されるダニの70%以上を占めるチリダニのアレルゲン(以下「ダニアレルゲン」という)が問題となっている。このチリダニは、虫体、死骸、抜け殻、フンなどすべてがアレルゲンになると言われている。なかでもフン由来のアレルゲンはアレルゲン活性が高く、しかも非常に小さく舞い上がりやすく人体へ接触することが多いことから、最も問題とされている。
一般に、室内のフローリング床はカーペットや畳に比べ、ダニアレルゲンはほとんど存在しないと考えられている。しかし近年、フローリング床においても厚生労働省が示すガイドラインを大きく上回るダニアレルゲンが存在することが報告されている。また、フローリング床に存在するダニアレルゲンは、非常に舞い上がりやすいことから、微量でもダニで汚染されたカーペットと同じぐらい人体にとって危険であることが報告されており、フローリング床からアレルゲン粒子を除去することは、アレルギー疾患予防に大変有効で
ある。
フローリング床に集積したダニアレルゲンを低減・駆除する方法としては、従来公知の掃除機やモップなどでダニアレルゲンを除去する方法が挙げられる。しかし、ダニアレルゲンは非常に小さくかつ舞い上がりやすいため、完全に除去することは事実上不可能であった。
一方、フローリング床に存在するアレルゲンを抑制する方法として、抗アレルゲン剤を含有する床用艶出し剤を塗布する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−214130号公報
上記方法によれば、定期的に抗アレルゲン剤を含有する床用艶出し剤を塗布することでアレルゲンを抑制することができる。しかし、床用艶出し剤自体の耐摩耗性、耐薬品性や耐アルカリ性は乏しく、ペットのし尿、アルコール、酢などの調味料、洗剤、漂白剤などが付着した場合、容易に剥離、溶出、白化現象などを起こしてしまうなど必ずしも十分な対策とは成り得なかった。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、ダニや花粉などのアレルゲンを抑制し、かつ十分な塗膜耐久性を有する床材トップコート用光硬化性塗料およびそれを塗布した床材を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
第1に、本発明の床材トップコート用光硬化性塗料は、フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子の抗アレルゲン剤(A)と、光硬化性モノマー(B)と、光硬化性オリゴマー(C)と、重合開始剤(D)と、を必須成分として含有し、前記抗アレルゲン剤(A)は、床材トップコート用光硬化性塗料の樹脂固形分量に対して、5〜50重量%の割合で含有することを特徴とする。
第2に、上記第1の床材トップコート用光硬化性塗料において、光硬化性モノマー(B)の全部または一部が、少なくとも脂肪族系アクリレートモノマー(B1)であることを特徴とする。
第3に、上記第2の床材トップコート用光硬化性塗料において、抗アレルゲン剤(A)をあらかじめ溶解した脂肪族系アクリレートモノマー(B1)と、前記脂肪族系アクリレートモノマー(B1)以外の光硬化性モノマー(B)と、光硬化性オリゴマー(C)と、重合開始剤(D)と、が混合されてなることを特徴とする。
第4に、上記第1または第2の床材トップコート用光硬化性塗料において、有機溶剤がさらに含有されていることを特徴とする。
第5に、本発明の床材は、上記第1から第4のいずれかの床材トップコート用光硬化性塗料を木質系基材に塗布し、これを光照射して硬化してなることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、ダニや花粉などのアレルゲンを抑制することができ、しかも水や高湿度条件において、抗アレルゲン剤のブリードや溶け出しを防ぐなど優れた耐久性を有する塗膜とすることができる。
上記第2および第3の発明によれば、抗アレルゲン剤の性能をより発揮することができるとともに、無溶剤型の床材トップコート用光硬化性塗料を得ることができる。
上記第4の発明によれば、上記第1または第2の発明の効果に加え、より簡便に床材トップコート用光硬化性塗料を調製することができる。
上記第5の発明によれば、ダニや花粉などのアレルゲンを抑制し、かつ十分な塗膜耐久性を有する床材を得ることができる。
本発明の床材トップコート用光硬化性塗料は、抗アレルゲン剤(A)と光硬化性モノマー(B)と光硬化性オリゴマー(C)と重合開始剤(D)とを必須成分として含有している。さらに有機溶剤を含有させることもできるが、作業性、安全性を考慮する場合には、有機溶剤を含有しない無溶剤型であってもよい。
本発明における抗アレルゲン剤(A)としては、フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子を用いる。フェノール性水酸基は、アレルゲン物質の吸着補足とそのエネルギー活性の不活化(抑制)に寄与するものである。また、非水溶性高分子を用いることで、水や高湿度条件において、抗アレルゲン剤のブリードや溶け出しを防ぐことができる。フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子としては、例えば、ポリ3,4,5−ヒドロキシ安息香酸ビニル、ポリ―4−ビニルフェノールなどのポリビニルフェノール、ポリチロシン、ポリ(1−ビニル−5−ヒドロキシナフタレン)、ポリ(1−ビニル−6−ヒドロキシナフタレン)、ポリ(1−ビニル−5−ヒドロキシアントラセン)などが挙げられる。なかでも、ポリビニルフェノールは、モノフェノールであるため着色レベルが低く、素地の外観を損ねない。また加工性が高く、市販で容易に入手できることから好ましい。
抗アレルゲン剤(A)は、床材トップコート用光硬化性塗料の樹脂固形分量に対して、5〜50重量%、好ましくは20〜45重量%の割合で含有される。5重量%未満であると抗アレルゲン剤の効果が不十分であり、50重量%を超えると塗膜の耐久性を確保することができない場合がある。
本発明における光硬化性モノマー(B)は、反応性希釈剤や架橋剤として単独で、あるいは2種以上併用して用いられる。例えば、アクリル酸、メタアクリル酸、アクリロイルモルホリン、N−ビニルホルムアミド、2−エチルヘキシルアクリレート、ラウリルアクリレート、イソボニルアクリレート、3−メトキシジブチルアクリレート、エチルカルビトールアクリレート、メトキシトリプロピレングリコールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシポリエチレングリコールアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヒドロキシビバリン酸ネオペンチルグリコールアクリレート、2(2−エトキシエトキシ)エチルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−フェノキシエチルアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、1,10−デカンジオールジアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、グリセリントリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(ヘキサ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール#400アクリレートなどの各種モノマーが挙げられる。上記のような光硬化性モノマー(B)は、床材トップコート用光硬化性塗料の樹脂固形分量に対して、3〜45重量%、好ましくは5〜40重量%の割合で含有される。
本発明では、光硬化性モノマー(B)の全部またはその一部が、抗アレルゲン剤(A)を溶解することができるアクリレートモノマーとして、脂肪族系アクリレートモノマー(B1)を用いることができる。一般的に、フェノール性水酸基を多数持つ抗アレルゲン剤(A)は、水素結合能力の高い水酸基を持つため、カルボニル基やエーテル基を有するポリマーとの間に相互作用が働き、多くのポリマーと相溶する。しかし、アレルゲン物質を不活化する活性点であるフェノール性水酸基とポリマー間に水素結合による相互力が働くため、十分な抗アレルゲン性能が発現しにくくなるという場合がある。そこで、本発明においては、抗アレルゲン剤(A)を溶解することができる脂肪族系アクリレートモノマー(B1)を用いることにより、アレルゲン物質を不活化する活性点であるフェノール性水酸基との相互作用を抑えて、抗アレルゲン性能をより発揮できるようにした。具体的には、抗アレルゲン剤(A)をあらかじめ脂肪族系アクリレートモノマー(B1)に溶解し、その後、このものと脂肪族系アクリレートモノマー(B1)以外の光硬化性モノマー(B)と光硬化性オリゴマー(C)と重合開始剤(D)とを混合することで実現することができる。
脂肪族系アクリレートモノマー(B1)としては、例えば、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヒドロキシビバリン酸ネオペンチルグリコールアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、1,10−デカンジオールジアクリレート、グリセリントリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(ヘキサ)アクリレートなどの各種モノマーが挙げられる。これらは単独で、あるいは2種以上併用しても良い。なかでも、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、1,10−デカンジオールジアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレートなどの低分子量の2官能アクリレートが好ましい。これら低分子量の2官能アクリレートは、低粘度で希釈性が高く、抗アレルゲン剤を溶解させても塗料の粘度上昇を抑制することから好ましい。
この脂肪族系アクリレートモノマー(B1)は、光硬化性モノマー(B)中50重量%以上、好ましくは80重量%以上の割合で含有される。
本発明における光硬化性オリゴマー(C)は、1分子中に2個以上のアクリロイル基またはメタクリロイル基を有する光硬化性(メタ)アクリレートモノマーを重合して得られる樹脂である。例えば、従来公知のウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリプタジエン(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート、アクリル酸エステル共重合体の側鎖にアクリロイル基またはメタクリロイル基を導入した共重合系(メタ)アクリレートが挙げられる。例えば、フッ素含有オレフィンから誘導されるユニット、重合性不飽和基含有シリコーンから誘導されるユニット、および水酸基含有不飽和エーテルから誘導されるユニットを含有する共重合体などが挙げられる。これらは単独で、あるいは2種以上併用しても良い。上記のような光硬化性オリゴマー(C)は、床材トップコート用光硬化性塗料の樹脂固形分量に対して、15〜75重量%、好ましくは25〜55重量%の割合で含有される。
本発明における重合開始剤(D)としては、従来公知の水素引き抜き型と分子内開裂型のものが用いられる。例えば、水素引き抜き型としては、ベンゾフェノン/アミン系、ミヒラーケトン/ベンゾフェノン系、チオキサントン/アミン系が挙げられる。
分子内開裂型としては、ベンゾイン型、アセトフェノン型、ベンゾフェノン型、チオキサントン型、アシルフォスフィンオキサイド型の光重合開始剤が挙げられる。なかでも、反応性が高いアセトフェノン型の2,2−ジメトキシー2−フェニルアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシー2−メチルー1−フェニルプロパンー1−オン、1−〔4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル〕−2−ヒドロキシー2−メチルー1−プロパンー1−オン、フェニルグリオキシリックアシッドメチルエステル、長波長まで吸収端が伸びているアシルフォスフィンオキサイド型のモノアシルフォスフィンオキサイド、ビスアシルフォスフィンオキサイドが好ましい。
上記のような重合開始剤(D)は、床材トップコート用光硬化性塗料の樹脂固形分量に対して1〜10重量%、好ましくは3〜6重量%の割合で含有されるる。
本発明では、その他必要に応じて、ワックス、抗菌剤、防黴剤、非反応性希釈剤、重合禁止剤、艶消し剤、消泡剤、沈降防止剤、レベリング剤、分散剤、熱安定剤、紫外線吸収剤などを用いても良い。
本発明の床材トップコート用光硬化性塗料は、抗アレルゲン剤(A)を脂肪族系アクリレートモノマー(B1)にあらかじめ溶解させた後、これと光硬化性オリゴマー(C)と重合開始剤(D)とを混合することで、相溶性良く混合することができる。抗アレルゲン剤(A)をアクリレートモノマー(B1)に溶解させる際には、必要に応じて熱を加えることや、上記の消泡剤、沈降防止剤、レベリング剤、分散剤、熱安定剤、紫外線吸収剤などを添加してもよい。
また、本発明は、さらに有機溶剤が床材トップコート用光硬化性塗料に含有されていてもよい。これにより、脂肪族系アクリレートモノマー(B1)を用いなくても抗アレルゲン剤(A)を簡便に均一に相溶性良く混合することができる。
有機溶剤としては、抗アレルゲン剤(A)を溶解することができるものであればよく、例えば、アルコール、ケトン、エステル類、アミンなどが挙げられる。なかでも、アルコール、ケトン、エステル類などの電子供与性の高い溶剤は、より溶解しやすく好適である。なお、有機溶剤やアルカリ水溶液を含有する床材トップコート用光硬化性塗料を木質系基材に塗布する際には、有機溶剤を除去するための乾燥処理のセッティング時間が必要となる。
本発明の床材は、ダニや花粉などのアレルゲンを抑制し、かつ十分な塗膜耐久性を有するものである。この床材は、木質系基材に前述した床材トップコート用光硬化性塗料を塗布し、紫外線や電子線などの活性エネルギーを照射することで得られる。本発明の床材は、例えば、木質系基材に着色および目止め処理を施した後、下塗り塗膜、中塗り塗膜を順に施し、前述した床材トップコート用光硬化性塗料を塗布することで得られる。トップコート用光硬化性塗料の塗膜厚さは、硬化時で、1〜200μm、好ましくは1〜100μm程度になるように塗布することが望ましい。
上記範囲で被覆された床材は、高い抗アレルゲン性能を有し、かつ表面平滑性、表面硬度、耐久性、耐汚染性などの塗膜特性を有することができる。
トップコートの塗布回数は、特に制限はなく、一回または二回以上でもよい。塗布方式としては、従来公知のフローコーター、ロールコーター、吹き付け法、エアレススプレー法、エアスプレー法、刷毛塗り、コテ塗り、浸漬法、引き上げ法、ノズル法、巻き取り法、流し法、盛り付け、パッチング法などが挙げられ、自動化してもよく、手動にて塗布してもよい。
本発明における床材トップコート用光硬化性塗料の硬化方法は、従来公知の紫外線や電子線などの活性エネルギーの照射により行なうことができる。経済的観点からは、紫外線を用いることが好ましい。例えば高圧水銀ランプを用いた場合、照射量250〜400mJ/cmで硬化することができる。
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれらに制限されるものではない。
<実施例1>
フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子の抗アレルゲン剤(A)として、ポリ−4−ビニルフェノール(商品名:マルカリンカーS−2P、丸善石油化学社製)20重量部を、脂肪族系アクリレートモノマー(B1)として、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(商品名:ライトアクリレート1,6HXA、共栄社化学社製)30重量部に溶解させた後、光硬化性オリゴマー(C)として、ウレタンアクリレート(商品名:紫光7640B、日本合成化学社製)40重量部、光硬化性モノマー(B)として、N−ビニルホルムアミド(商品名:ビームセット770、荒川化学社製)10重量部、重合開始剤(D)として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア−184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ)6重量部を加え攪拌し、床材トップコート用光硬化性塗料(1)を得た。
<実施例2>
フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子の抗アレルゲン剤(A)として、ポリ−4−ビニルフェノール(商品名:マルカリンカーS−2P、丸善石油化学社製)20重量部を、脂肪族系アクリレートモノマー(B1)として、ネオペンチルグリコールジアクリレート(商品名:ライトアクリレートNP−A、共栄社化学社製)30重量部に溶解させた後、光硬化性オリゴマー(C)として、ウレタンアクリレート(商品名:紫光7640B、日本合成化学社製)40重量部、光硬化性モノマー(B)として、N−ビニルホルムアミド(商品名:ビームセット770、荒川化学社製)10重量部、重合開始剤(D)として、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア−184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ)6重量部を加え攪拌し、床材トップコート用光硬化性塗料(2)を得た。
<実施例3>
フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子の抗アレルゲン剤(A)として、ポリ−4−ビニルフェノール(商品名:マルカリンカーS−2P、丸善石油化学社製)20重量部を、脂肪族系アクリレートモノマー(B1)として、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(商品名:ライトアクリレート1,6HXA、共栄社化学社製)30重量部に溶解させた後、光硬化性オリゴマー(C)として、エポキシアクリレート(商品名:エポキシエステル3002M、共栄社化学社製)40重量部、光硬化性モノマー(B)として、N−ビニルホルムアミド(商品名:ビームセット770、荒川化学社製)10重量部、重合開始剤(D)として、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア−184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ)6重量部を加え攪拌し、床材トップコート用光硬化性塗料(3)を得た。
<実施例4>
フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子の抗アレルゲン剤(A)として、ポリ−4−ビニルフェノール(商品名:マルカリンカーS−2P、丸善石油化学社製)20重量部を、脂肪族系アクリレートモノマー(B1)として、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(商品名:ライトアクリレート1,6HXA、共栄社化学社製)10重量部に溶解させた後、光硬化性オリゴマー(C)として、ウレタンアクリレート(商品名:紫光7640B、日本合成化学社製)50重量部、光硬化性モノマー(B)として、メトキシポリエチレングリコール#400アクリレート(商品名:AM−90G、新中村化学社製)20重量部、重合開始剤(D)として、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア−184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ)6重量部、有機溶剤として、メチルエチルケトン(MEK)60重量部を加え攪拌し、床材トップコート用光硬化性塗料(4)を得た。
<実施例5>
実施例1において、脂肪族系アクリレートモノマー(B1)である1,6−ヘキサンジオールジアクリレートに代えて、2−ヒドロキシエチルアクリレート(商品名:ライトアクリレートHOA、共栄社化学社製)を用いた以外は実施例1と同様にして、床材トップコート用光硬化性塗料(5)を得た。
<実施例6>
フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子の抗アレルゲン剤(A)として、ポリ−4−ビニルフェノール(商品名:マルカリンカーS−2P、丸善石油化学社製)5重量部を、脂肪族系アクリレートモノマー(B1)として、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(商品名:ライトアクリレート1,6HXA、共栄社化学社製)5重量部に溶解させた後、光硬化性オリゴマー(C)として、ウレタンアクリレート(商品名:紫光7640B、日本合成化学社製)80重量部、光硬化性モノマー(B)として、メトキシポリエチレングリコール#400アクリレート(商品名:AM−90G、新中村化学社製)10重量部、重合開始剤(D)として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュアー184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ)6重量部、有機溶剤として、メチルエチルケトン(MEK)15重量部を加え攪拌し、床材トップコート用光硬化性塗料(6)を得た。
<実施例7>
フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子の抗アレルゲン剤(A)として、ポリ−4−ビニルフェノール(商品名:マルカリンカーS−2P、丸善石油化学社製)50重量部を、脂肪族系アクリレートモノマー(B1)として、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート(商品名:ライトアクリレート1,6HXA、共栄社化学社製)5重量部に溶解させた後、光硬化性オリゴマー(C)として、ウレタンアクリレート(商品名:紫光7640B、日本合成化学社製)40重量部、光硬化性モノマー(B)として、メトキシポリエチレングリコール#400アクリレート(商品名:AM−90G、新中村化学社製)5重量部、重合開始剤(D)として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュアー184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ)6重量部、有機溶剤として、メチルエチルケトン(MEK)120重量部を加え攪拌し、床材トップコート用光硬化性塗料(7)を得た。
<比較例1>
実施例1において、フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子の抗アレルゲン剤(A)であるポリ−4−ビニルフェノールに代えて、カテキン酸(商品名:酸カテキン、三井物産社製)を用いた以外は実施例1と同様にして、床材トップコート用光硬化性塗料(8)を得た。
<比較例2>
光硬化性オリゴマー(C)として、ウレタンアクリレート(商品名:紫光7640B、日本合成化学社製)70重量部、光硬化性モノマー(B)として、メトキシポリエチレングリコール(商品名:AM−90G、新中村化学社製)30重量部、重合開始剤(D)として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア−184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ)6重量部を加え攪拌し、床材トップコート用光硬化性塗料(9)を得た。
上記床材トップコート用光硬化性塗料(1)〜(9)をあらかじめ中塗り塗料まで塗布した木質系基材に刷毛で塗布し、紫外線照射(照度350〜400mj/cm)により硬化させることで床材(1)〜(9)を得た。なお、床材(4)、(6)、(7)に関しては、80℃10分セッティング時間を設けた。
<抗アレルゲン性評価>
ダニアレルゲン濃度は、免疫クロマトを用いた測定(マイティチェッカー:シントーファイン社製)により、抗体とアレルゲン不活化処理した抗原が抗原抗体反応するか否かを判定した。試験後のダニアレルゲン濃度が5ng/m以下(厚生労働省指針値)になっていればよく、具体的な評価判定基準およびダニアレルゲン濃度の測定条件は以下の通りである。
(抗アレルゲン性能の評価判定基準)
○:24時間後にダニアレルゲンレベルが5ng/m未満
△:48時間後にダニアレルゲンレベルが5ng/m未満
×:48時間後にダニアレルゲンレベルが5〜50ng/mレベル
床材(1)〜(9)に対し、あらかじめ調製したダニ抗原溶液(LSL社製、Mite−Extract Df)の水溶液1mlを滴下し乾燥させた。(初期濃度:50ng/m)。24時間後、48時間後、床材上のダニ抗原粉末を回収し、ダニアレルゲンレベルをマイティチェッカーにより判定した。
<塗膜物性評価(耐薬品性試験)>
床材(1)〜(9)に、5%水酸化ナトリウム水溶液を滴下し、6時間後、24時間後、水洗いし外観を確認した。
(判定基準)
○:24時間後に塗膜外観異常なし
△:6時間後は塗膜外観異常ないが、24時間後に塗膜外観異常(塗膜白化)
×:6時間後に塗膜外観異常(白化)
<総合判定>
床材(1)〜(9)のそれぞれの抗アレルゲン性評価および塗膜物性評価について、「○」を2点、「△」を1点、「×」を0点とし、それらの合計点を表1に示した。
Figure 0005037983
表1の結果より、実施例1〜7で作製した床材(1)〜(7)はいずれも総合判定が3点以上であり、抗アレルゲン性能を有しかつ塗膜耐久性を有することが確認できた。一方、比較例1〜2で作製した床材においては、総合判定が2点以下であり、抗アレルゲン性能あるいは塗膜耐久性に問題があることが確認できた。
<実施例8>
フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子の抗アレルゲン剤(A)の有機溶剤(MEK)溶液として、ポリビニルフェノールのメチルエチルケトン溶液(抗アレルゲン有効成分30wt%)(商品名:アレルバスターSSPA−ME、積水化学工業社製)100重量部(抗アレルゲン剤30重量部、有機溶剤70重量部)、光硬化性オリゴマー(C)として、ウレタンアクリレート(商品名:紫光7640B、日本合成化学社製)50重量部、光硬化性モノマー(B)として、メトキシポリエチレングリコール#400アクリレート(商品名:AM−90G、新中村化学社製)20重量部、重合開始剤(D)として、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア−184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ)6重量部を加え攪拌し、床材トップコート用光硬化性塗料(10)を得た。
<比較例3>
光硬化性オリゴマー(C)として、ウレタンアクリレート(商品名:紫光7640B、日本合成化学社製)50重量部、光硬化性モノマー(B)として、メトキシポリエチレングリコール#400アクリレート(商品名:AM−90G、新中村化学社製)20重量部、重合開始剤(D)として、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア−184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ)6重量部、を加え攪拌し、床材トップコート用光硬化性塗料(11)を得た。
表2に床材トップコート用光硬化性塗料(10)(11)の組成を示す。
Figure 0005037983
上記床材トップコート用光硬化性塗料(10)(11)をガラス基材(5.6cm×7.6cm)に刷毛で塗布し、紫外線照射(照度350〜400mj/cm)により硬化させることで、抗アレルゲン性評価のための評価用部材(10)(11)を得た。なお、床材(10)に関しては、80℃10分セッティング時間を設けた。
抗アレルゲン性評価は以下の通り行った。
<抗アレルゲン性評価(ELISA試験)>
コナヒョウヒダニの活性なアレルゲンをどの程度抑制することが出来るかを評価した。
効果の目安として、第54回日本アレルギー学会総会での研究発表(3か月間に3回行ったフローリングから採取されたダニアレルゲン(Der1)測定結果より、その最も多い数値が2,500ng/m程度であった)に基づき、一ヶ月間のフローリングのアレルゲン最大汚染量を2,500ng/mと考え、10年間のアレルゲン量(2,500ng/m×12ヶ月×10年=300μg/m)を対象として、この量を抑制することができるかどうかを評価した。300μg/m以上の抑制効果がある場合には「○」、300μg/m未満である場合には「×」とした。
評価手順は、以下の通りである。
1)コナヒョウヒダニアレルゲン(Mite Extract D f:LSL社製)をPBS(pH=7.6)にて、所定のアレルゲン濃度(約200ng/ml)になるように希釈した。
2)シャーレに1)で調製したアレルゲン溶液を20ml入れ、評価用部材(5.6cm×7.6cm)を浸漬し蓋をする。(評価用部材を入れないものを用意しこれをブランクとした)更にテープ等を用いて密閉し、7日間・25℃でゆっくり攪拌した。
3)攪拌後の活性なアレルゲン量の測定は、はダニアレルゲン(Der f1)測定キット(ELISA試験キット:Indoor社(英国)製)を用いて行った。
以上の結果を表3に示す。なお、アレルゲンの抑制効果は、ブランクからの抑制量をその効果とし、μg/mに換算して基準のアレルゲン量300μg/m以上の抑制効果があるかどうかを評価した。
Figure 0005037983
表3の結果より、実施例8の床材トップコート用光硬化性塗料(10)で作製した評価用部材(10)は、抗アレルゲン性に優れていることが確認できた。したがって、実施例8の床材トップコート用光硬化性塗料(10)は優れた抗アレルゲン性能を有していることがわかる。一方、比較例3の床材トップコート用光硬化性塗料(11)で作製した評価用部材(11)は、抗アレルゲン性能が劣ることが確認できた。

Claims (5)

  1. フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子の抗アレルゲン剤(A)と、光硬化性モノマー(B)と、光硬化性オリゴマー(C)と、重合開始剤(D)と、を必須成分として含有し、前記抗アレルゲン剤(A)は、床材トップコート用光硬化性塗料の樹脂固形分量に対して、5〜50重量%の割合で含有することを特徴とする床材トップコート用光硬化性塗料。
  2. 光硬化性モノマー(B)の全部または一部が、少なくとも脂肪族系アクリレートモノマー(B1)であることを特徴とする請求項1に記載の床材トップコート用光硬化性塗料。
  3. 抗アレルゲン剤(A)をあらかじめ溶解した脂肪族系アクリレートモノマー(B1)と、前記脂肪族系アクリレートモノマー(B1)以外の光硬化性モノマー(B)と、光硬化性オリゴマー(C)と、重合開始剤(D)と、が混合されてなることを特徴とする請求項2に記載の床材トップコート用光硬化性塗料。
  4. 請求項1または2の床材トップコート用光硬化性塗料において、有機溶剤がさらに含有されていることを特徴とする床材トップコート用光硬化性塗料。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の床材トップコート用光硬化性塗料を木質系基材に塗布し、これを光照射して硬化してなることを特徴とする床材。
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