JP5033398B2 - 監視カメラ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、監視カメラ装置に関する。
近年、金融業や小売業の店舗等や公共施設等では、監視カメラ装置が多用されている。この種の監視カメラ装置は、例えば所定の焦点(フォーカス)、焦点距離(ズーム)、チルト角度やパン角度等の撮影条件を満たすように備付のレンズ装置が設定された状態で天井や壁面等に設置される。そして、監視カメラ装置は、所定の撮影条件下で、または予め設定された範囲内で所定の撮影条件(例えば、パン角度等)を変化させながら撮影画像を記録する。また、監視カメラ装置は、妨害行為防止や威圧感抑制のために、例えばカバーやケース等の遮蔽部材により覆われていることが多い。
監視カメラ装置に対する妨害行為は、遮蔽部材を外した上でレンズ装置やカメラ本体を破損させる行為や、遮蔽部材と共にレンズ装置やカメラ本体を破損させる行為等、多岐に渡る。しかし、この種の妨害行為に際しても、監視カメラ装置は、異常を検知することなく予め設定された撮影条件で撮影画像を記録するのみである。すなわち、監視カメラ装置は、妨害行為に対して何らかの措置をとることもないので、妨害行為者を撮影・特定することができない場合が多々ある。
下記特許文献は、監視カメラ装置による異常検出手段として、画像認識処理により監視範囲内の異常を検出し、異常が検出された範囲をズームアップすることで、異常の対象を鮮明に撮影・特定するシステムを開示している。
特開平9−212770号公報
しかしながら、開示されたシステムは、監視範囲内の異常を検出するものであって、当該システムに対する妨害行為等の異常を検出するものではない。よって、当該システムでは、監視カメラ装置に対する妨害行為に対して何らかの措置をとり、妨害行為者を撮影・特定することができない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、監視カメラ装置に対する妨害行為者を撮影・特定することができる、新規かつ改良された監視カメラ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、レンズ装置と、前記レンズ装置を覆う透光性の遮蔽部材とを有する、天井又は壁面に設置される監視カメラ装置であって、前記レンズ装置は、ズームレンズ群を移動するためのズーム移動機構、及び、フォーカスレンズ群を移動するためのフォーカス移動機構を含むものであり、前記遮蔽部材を含む装置本体に加えられた衝撃を検出する衝撃検出部と、前記ズーム移動機構を介して前記ズームレンズ群を光軸上で移動させるズーム駆動部と、前記フォーカス移動機構を介して前記フォーカスレンズ群を光軸上で移動させるフォーカス駆動部と、前記レンズ装置をチルト回転させるためのチルト回転機構と、前記チルト回転機構を介して前記レンズ装置をチルト動作させるチルト駆動部と、前記衝撃検出部により検出された衝撃が所定の閾値を超えた場合に、所定の制御対象を作動させるための少なくとも1つの制御信号を出力する制御部とを備え、前記制御部は、前記衝撃検出部により検出された衝撃が閾値を超えた場合に、前記レンズ装置の光軸を所定の向きに調整させるように前記チルト駆動部を制御するための制御信号を前記チルト駆動部に出力し、前記ズームレンズ群を光軸上で所定の位置に移動させるように前記ズーム駆動部を制御するための制御信号を前記ズーム駆動部に出力し、前記フォーカスレンズ群を光軸上で所定の位置に移動させるように前記フォーカス駆動部を制御するための制御信号を前記フォーカス駆動部に出力して、前記レンズ装置の光軸、画角、及びピント位置が、前記レンズ装置によって、前記衝撃の原因となっている被写体を撮影するのに適した位置になるように制御することを特徴とする。
かかる構成によれば、妨害行為者により監視カメラ装置に加えられた衝撃が衝撃検出部により検出される。そして、検出された衝撃が所定の閾値を超えた場合には、所定の制御対象を作動させるための少なくとも1つの制御信号が制御部により出力される。すなわち、本構成ではズーム駆動部やフォーカス駆動部、チルト駆動部が制御対象とされる。ズーム駆動部は、ズームレンズ群を光軸上で所定の位置に移動させるように制御され、フォーカス駆動部は、フォーカスレンズ群を光軸上で所定の位置に移動させるように制御され、チルト駆動部は、レンズ装置の光軸を所定の向きに調整させるように制御される。これにより、光軸、画角及びピント位置が制御され、妨害行為者が撮影・特定される。
また、監視カメラ装置は、前記所定の制御対象を作動させるための制御信号が、前記レンズ装置の光軸を例えば下向きに調整させるようにチルト駆動部を制御するための制御信号と、前記ズームレンズ群を光軸上で例えばワイド端側に移動させるようにズーム駆動部を制御するための制御信号と、前記フォーカスレンズ群を光軸上で例えば至近端側に移動させるようにフォーカス駆動部を制御するための制御信号と、を含むようにしてもよい。これにより、予め設定された撮影条件(焦点距離)では撮影範囲内に捉えられない妨害行為者が撮影可能になり、焦点が監視カメラ装置の近傍に位置する被写体に合せられるので、妨害行為者が鮮明に撮影・特定される。
また所定の閾値を超える衝撃として衝撃検出部により検出される程度の衝撃が監視カメラ装置に加えられると、チルト保持機構は、レンズ装置の保持状態を解除する。これにより、レンズ装置の保持状態が解除されてレンズ装置の光軸が下向きに変更されるので、監視カメラ装置が高所に設置されている場合には、監視カメラ装置の下方に位置する妨害行為者が撮影・特定される。
また、監視カメラ装置は、レンズ装置をパン回転させるためのパン回転機構と、パン回転機構を介してレンズ装置をパン動作させるパン駆動部と、をさらに備え、制御信号が、レンズ装置に所定のパン動作をさせるようにパン駆動部を制御するための制御信号をさらに含むようにしてもよい。すなわち、本構成ではさらにパン駆動部が制御対象とされており、パン駆動部は、制御信号を介してレンズ装置に所定のパン動作をさせるように制御される。これにより、レンズ装置の光軸が所定のパン角度に制御されるので、予め設定された撮影条件(パン角度)では撮影範囲内に捉えられない妨害行為者が撮影・特定される。
また、監視カメラ装置は、撮影画像の画質を調整するための画質調整部をさらに備え、制御信号が、撮影画像の画質を高画質に調整するように画質調整部を制御するための制御信号をさらに含むようにしてもよい。すなわち、本構成ではさらに画質調整部が制御対象とされる。画質調整部は、制御信号を介して撮影画像の画質を高画質に調整するように制御される。これにより、撮影画像の画質が向上するので、妨害行為者が鮮明に撮影・特定される。
また、制御部が照明装置との接続を有し、制御信号が照明装置に対する電源供給を制御するための制御信号をさらに含むようにしてもよい。すなわち、本構成ではさらに監視カメラ装置自体またはその周辺に設置された照明装置が制御対象とされる。照明装置は、制御信号を介して電源供給を制御される。これにより、被写体に照明光が当てられるので、妨害行為者が鮮明に撮影・特定される。
また、制御部が警告装置および/または通報装置との接続を有し、制御信号が警告装置および/または通報装置を介した警告動作および/または通報動作を制御するための制御信号をさらに含むようにしてもよい。すなわち、本構成ではさらに警告および/または通報装置が制御対象とされる。警告および/または通報装置は、制御信号を介して警告および/または通報動作を制御される。これにより、所定の警告および/または通報動作が作動されるので、妨害行為者の特定に貢献することができる。
また、監視カメラ装置は、所定の制御対象の初期設定の状態を記憶するための記憶部をさらに備え、制御部は、所定の制御対象を作動させるための制御信号を出力した後に所定の時間が経過した場合、または当該制御対象を初期設定の状態に復帰させる信号が入力された場合に、当該制御対象を初期設定の状態に復帰させるための制御信号を出力するようにしてもよい。本構成によれば、所定の制御対象の初期設定の状態が記憶部に記憶される。そして、必要に応じて、当該制御対象を初期設定の状態に復帰させるための制御信号が制御部により出力される。これにより、地震時の衝撃や誤動作により所定の制御対象が作動された場合でも、所定の時間が経過する、または初期設定の状態に復帰させる信号が制御部に入力されれば、当該制御対象が初期設定の状態に復帰されるので、予め設定された撮影条件下での監視動作が継続される。
本発明によれば、監視カメラ装置に対する妨害行為者を撮影・特定することができる監視カメラ装置が提供される。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る監視カメラ装置100、100’を例示する斜視図である。また、図2は、この監視カメラ装置100、100’が天井に設置されている状態を例示する断面図である。
図1および図2に例示される監視カメラ装置100、100’は、ドーム状の外観を有し、基台2、必要に応じてパン台71および透光性の第1の遮蔽部材4を含むカメラ本体と、第1の遮蔽部材4の内側で基台2またはパン台71に搭載されるレンズ装置30と、を備える。図2に示すように、レンズ装置30は、基台2に対して角度θを可変(チルト動作)に搭載される。また、レンズ装置30は、基台2に対して中心線Cを回転軸として回転可能(パン動作)に搭載されるようにしてもよい。
図1および図2に例示するように、第1の遮蔽部材4の内側では、レンズ装置30が第2の遮蔽部材6により遮蔽されうる。第1および第2の遮蔽部材4,6は、妨害行為防止や威圧感抑制を目的としてレンズ装置30を隠蔽するために設けられる。第2の遮蔽部材6には、レンズ装置30のチルト動作範囲に対応する開口7が設けられる。第2の遮蔽部材6は、レンズ装置30およびパン台71とともに、基台2に対して中心線Cを回転軸として回転可能に搭載されるようにしてもよい。
レンズ装置30の外周には、焦点(フォーカス)調整のためのフォーカスリング16と、焦点距離(ズーム)調整のためのズームリング26とが設けられる。この場合、フォーカスリング16およびズームリング26は、レンズ装置30が備えるフォーカスレンズ群10、ズームレンズ群20に対応して設けられており、レンズ鏡筒(不図示)の例えば前側(被写体側)と後側に各々に配置される。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る監視カメラ装置100の構成を示すブロック図である。図3に示すように、監視カメラ装置100は、レンズ装置30とカメラ本体とに大別される。
レンズ装置30は、レンズ鏡筒に搭載されたフォーカスレンズ群10、ズームレンズ群20、フォーカス移動機構15およびズーム移動機構25を備える。フォーカスレンズ群10およびズームレンズ群20は、光軸P上に配置された少なくとも1つのレンズで各々に構成される。フォーカスおよびズーム移動機構15,25は、例えば、フォーカスレンズ群10およびズームレンズ群20を各々に保持するレンズ枠(不図示)、レンズ枠を移動可能な状態で収容する固定筒(不図示)および固定筒の外周に配置されたフォーカスおよびズームリング16、26等で構成される。
フォーカスおよびズーム移動機構15,25では、例えば、レンズ枠の外周面から突出する係合ピン(不図示)と、固定筒の外周に光軸P方向の直進溝(不図示)とが各々に設けられ、係合ピンと直進溝とが係合される。また、フォーカスおよびズームリング16,26は、固定筒の外周面に回転可能に配置され、その内周面に光軸Pに対して螺旋状に穿設されたカム溝(不図示)と、レンズ枠の係合ピンとが係合される。
ここで、フォーカス移動機構15では、フォーカスリング16の回転に応じて、フォーカスリング16のカム軸と固定筒の直進溝との交差位置が光軸P上で移動するとともに、その交差位置に応じて、係合ピン、レンズ枠およびフォーカスレンズ群10が直進溝にガイドされて光軸P上で移動する。このように、フォーカスリング16を回転させることで、フォーカスレンズ群10の設定位置が調整されて焦点が調整される。
なお、ズーム移動機構25も、フォーカス移動機構15と同様な構成を備え、ズームリング26を回転させることで、ズームレンズ群20の設定位置が調整されて焦点距離が調整される。
カメラ本体は、フォーカス駆動部40、ズーム駆動部45、チルト保持機構50、画像生成部82、画質調整部80、衝撃検出部85および制御部90を備える。以下では、カメラ本体について上記構成要素の順に説明する。
まず、フォーカス駆動部40およびズーム駆動部45について説明する。なお、両駆動部40,45は、互いに同様な構成を備えるものであるので、以下では、特にフォーカス駆動部40について説明する。
フォーカス駆動部40は、例えば、フォーカス移動機構15に駆動力を供給するモータ(不図示)およびモータの駆動力をフォーカスリング16に伝達する駆動ギア(不図示)等で構成される。この場合、フォーカスリング16の外周面には、駆動ギアに係合されるギア部(不図示)が設けられており、フォーカス駆動部40は、駆動ギアがフォーカスリング16のギア部に係合するように、例えば取付部(不図示)を介してレンズ装置30に装着される。
フォーカス駆動部40は、後述する制御信号を介して制御部90により制御される。フォーカス駆動部40は、制御信号に応じて、モータの駆動電圧を発生させることでモータを駆動させる。そして、フォーカス駆動部40は、モータの回転力が駆動ギアを介してギア部に伝達されることで、フォーカスリング16を回転させ、フォーカスリング16を介してフォーカスレンズ群10を光軸P上で移動させる。ここで、モータとしては、例えば直流モータが適用されうるが、かかる場合に限定されるものではない。
なお、ズーム駆動部45も、フォーカス駆動部40と同様な構成を備え、ズームリング26を回転させ、ズームリング26を介してズームレンズ群20を光軸P上で移動させる。
なお、フォーカスおよびズーム駆動部40,45の駆動力は、ギア機構を介してフォーカスおよびズーム移動機構15,25の各々に伝達される代わりに、例えばベルト機構等の他の機構を介して伝達されるようにしてもよい。
次に、チルト保持機構50について説明する。チルト保持機構50は、レンズ装置30のチルト角度を所定の角度で保持可能な機構であり、例えば、基台2から突設された支持部(不図示)、レンズ鏡筒の外周面に設けられた被支持部(不図示)、棒状の連結部(不図示)および係止部(不図示)等で構成される。ここで、例示されるチルト保持機構50を構成する支持部、被支持部および連結部の構造は、後述されるチルト駆動機構を構成する支持部61、被支持部31およびチルト軸部62の構造とほぼ同様である(図2参照)。
この場合、支持部および被支持部には連結部が挿通される連結孔(不図示)が設けられており、連結孔に挿通された連結部を介して、被支持部が支持部に対して回転可能な状態で支持される。そして、係止部は、例えば、連結部と連結孔との間に介在するように設けられ、接触抵抗により支持部に対する被支持部の回転に所定の抵抗力を付与する。ここで、係止部による抵抗力は、後述する衝撃検出部85により所定の閾値を超える衝撃として検出される程度の衝撃が監視カメラ装置100に加えられると、支持部に対する被支持部の回転を許容する程度に設定される。このため、チルト保持機構50には、係止部の抵抗力を任意に調整可能な調整機能が設けられることが望ましい。
これにより、チルト保持機構50は、通常時に際して、係止部の抵抗力によりレンズ装置30のチルト角度を所定の角度で保持する。一方、所定の閾値を超える衝撃として衝撃検出部85により検出される程度の衝撃が監視カメラ装置100に加えられると、チルト保持機構50では、係止部の抵抗力が失われることによりレンズ装置30の保持状態を解除し、レンズ装置30の自重や別途に設けられた弾性支持部からの付勢力等によりレンズ装置30の光軸Pが下向きに変更される。なお、レンズ装置30の保持状態が解除された後に、例えば手動によりレンズ装置30のチルト角度を再調整することで、係止部の抵抗力によりレンズ装置30のチルト角度を所定の角度に再び保持できる。
なお、チルト保持機構50の構成としては、前述のような構成が例示されるが、かかる構成に限定されるものではなく、他にも多様な構成が適用されうるものである。
次に、画像生成部82および画質調整部80について説明する。
画像生成部82は、例えば、レンズ装置30の後方に設けられた基板(不図示)に実装されたCCDやCMOS等の撮像素子(不図示)等で構成される。撮像素子では、レンズ装置30を介して撮像面(不図示)に焦合された被写体像の各部の明るさや色等の情報が電気的なデータ信号に変換され、そのデータ信号が監視カメラ装置100に接続された画像記録部110に出力され、画像データとして記録される。また、画像生成部82には、IRカットフィルタ等の付属装置が設けられるようにしてもよい。
画質調整部80は、画像生成部82から画像記録部110に出力されるデータ信号を一時的に処理する。画質調整部80では、例えばデータ信号に基づいて、撮像画素のサイズや解像度等が調整される。これにより、画像記録部110に記録される画像データのサイズや解像度等が調整される。
画質調整部80は、後述する制御信号を介して制御部90により制御される。画質調整部80は、制御信号に応じて、データ信号を高解像度モードで処理することで、通常時に比して鮮明な画像データが画像記録部110に記録される。
次に、本実施形態に係る監視カメラ装置100に特有の衝撃検出部85および制御部90について説明する。
衝撃検出部85は、例えば、第1の遮蔽部材4に設置された加速度センサーや振動センサー等のセンサーで構成されており、制御部90に接続される。ここで、センサーは、人が故意に行う基本衝撃を検出するものであり、瞬間的な衝撃の検出能力や、高周波成分を除いて誤動作を回避する能力等を有するようにしてもよい。衝撃検出部85は、監視カメラ装置100に加えられた衝撃を第1の遮蔽部材4の振動を介して検出し、衝撃の度合いに応じた検出信号を制御部90に出力する。
なお、衝撃検出部85は、衝撃検出部85に対する妨害行為や外気環境による影響を抑制するために、第1の遮蔽部材4の内側等に設けられようにしてもよい。もちろん、衝撃検出部85は、第1の遮蔽部材4に設置される代わりに、例えば、基台2に設置されるようにしてもよく、または監視カメラ装置100の他の箇所に設置されるようにしてもよい。さらに、1箇所のみならず、複数箇所に設置されるようにしてもよい。いずれにしても、衝撃検出部85は、監視カメラ装置100に加えられた衝撃を設置箇所の振動を介して検出する。
制御部90は、例えばMPUやCPU等の演算処理装置で構成されており、フォーカス駆動部40、ズーム駆動部45、画質調整部80および衝撃検出部85に接続される。なお、制御部90とフォーカス駆動部40、ズーム駆動部45、画質調整部80や衝撃検出部85とは、有線、無線、赤外線または光等、いかなる形式の信号で接続されるようにしてもよい。
制御部90では、衝撃検出部85から出力される検出信号が所定の閾値を超えた場合には、監視カメラ装置100に対する妨害行為等の異常を検知し、フォーカス駆動部40、ズーム駆動部45および画質調整部80等の所定の制御対象を制御する制御信号を出力する。
ここで、検出信号の閾値としては、例えば、設置環境に応じて変化する通常時の環境振動や地震時の振動の程度に相当する信号出力値が予め設定される。なお、検出信号の閾値は、設置環境に応じて慎重に設定され、例えば、遮蔽部材4,6の脱着時に生じる衝撃や遮蔽部材4,6の衝撃強度等を考慮して設定される必要がある。このため、衝撃検出部85には、検出信号の閾値を任意に調整可能な調整機能が設けられることが望ましい。
次に、本実施形態に係る監視カメラ装置100に特有の動作について説明する。
本実施形態に係る監視カメラ装置100によれば、制御部90は、妨害行為等の異常を検知すると、制御信号を介してズームレンズ群20を光軸P上でワイド端側に移動させるようにズーム駆動部45を制御する。ズーム駆動部45は、制御信号を入力されると、ズームレンズ群20を光軸P上でワイド端側に移動させるようにモータの駆動力を発生させる。そして、ズーム駆動部45の駆動力がズーム移動機構25に伝達されることで、ズームレンズ群20が光軸P上で移動される。なお、ズームレンズ群20の移動は、ワイド端側への所定の移動量として予め設定されるようにしてもよく、または、ワイド端に達するまで継続されるようにしてもよい。これにより、焦点距離が増加し画角が拡大するので、予め設定された撮影条件(焦点距離)では撮影範囲内に捉えられない妨害行為者が撮影・特定される。ここで、妨害行為者は、監視カメラ装置の近傍に位置した状態で妨害行為を行うものと想定される。
また、制御部90は、制御信号を介してフォーカスレンズ群10を光軸P上で至近端側に移動させるようにフォーカス駆動部40を制御する。フォーカス駆動部40は、制御信号を入力されると、フォーカスレンズ群20を光軸P上で至近端側に移動させるようにモータの駆動電圧を発生させる。そして、フォーカス駆動部40の駆動力がフォーカス移動機構15に伝達されることで、フォーカスレンズ群10が光軸P上で移動される。なお、フォーカスレンズ群10の移動量は、至近端側への所定の移動量として予め設定されるようにしてもよく、または、至近端に達するまで継続されるようにしてもよい。これにより、焦点が監視カメラ装置100の近傍に位置する被写体に合わされるので、妨害行為者が鮮明に撮影・特定される。ここでも、同様に妨害行為者は、監視カメラ装置の近傍に位置した状態で妨害行為を行うものと想定される。
さらに、制御部90は、制御信号を介して撮影画像の画質を高画質に調整するように画質調整部80を制御する。画質調整部80は、制御信号を入力されると、データ信号の処理モードを高解像度モードに切替る。これにより、撮影画像の画質が向上するので、妨害行為者が鮮明に撮影・特定される。
一方、所定の閾値を超える衝撃として衝撃検出部85により検出される程度の衝撃が監視カメラ装置100に加えられると、チルト保持機構50は、レンズ装置30の保持状態を解除する。チルト保持機構50では、所定の閾値を超える衝撃が監視カメラ装置100に加えられると、例えば、レンズ装置30のチルト角度を所定の角度に保持している係止部の抵抗力が失われる。これにより、レンズ装置30の保持状態が解除されてレンズ装置30の自重等により光軸Pが下向きに変更されるので、監視カメラ装置100が高所に設置されている場合には、監視カメラ装置100の下方に位置する妨害行為者が撮影・特定される。ここで、妨害行為者は、監視カメラ装置の近傍、特に下方に位置した状態で妨害行為を行うものと想定される。
制御部90は、監視カメラ装置100自体またはその外部に設置された照明装置120や警告・通報装置130等に接続されるようにしてもよい。なお、制御部90と照明装置120や警告・通報装置130とは、有線、無線、赤外線または光等、いかなる形式の信号で接続されるようにしてもよい。
照明装置120は、監視カメラ装置100自体またはその周辺に設置され、制御信号を介して電源供給を制御可能なように制御部90に接続されており、制御部90が監視カメラ装置100に対する妨害行為等の異常を検知すると、照明装置120に電源が供給される。これにより、被写体に照明光が当てられ、妨害行為者が鮮明に撮影・特定される。
ここで、レンズ装置100が昼夜対応型である場合には、照明装置120に対する電源供給とともに、画像生成部82に付属されるIRカットフィルタが連動するようにしてもよい。これにより、IRカットフィルタが作動するので、夜間対応モードで撮影されている場合でも、妨害行為者が鮮明に撮影・特定される。
警告・通報装置130は、監視カメラ装置100自体、その周辺または設置場所の外部に設置されており、制御信号を介して警告・通報動作を制御可能なように、制御部90に接続される。警告・通報装置130は、例えば、監視カメラ装置100の周辺に設置された警告ブザーや設置場所の外部(例えば、警察や警備会社等)に異常を通報する通報手段であるようにしてもよい。これにより、制御部90が監視カメラ装置100に対する妨害行為等の異常を検知すると、警告・通報装置130の所定の警告・通報動作が作動されるので、妨害行為者の特定に貢献することができる。
制御部90は、カメラ本体に設けられた記憶部92と、タイマー部94およびリセット部96の少なくともいずれかとに接続されるようにしてもよい。なお、制御部90と記憶部92、タイマー部94やリセット部96とは、有線、無線、赤外線または光等、いかなる形式の信号で接続されるようにしてもよい。
記憶部92は、フォーカス駆動部40、ズーム駆動部45および画質調整部80等、所定の制御対象の初期設定の状態を記憶する記憶手段で構成される。制御部90は、例えば、予め設定された所定の焦点(フォーカス)、焦点距離(ズーム)および撮影モード等の撮影条件を、記憶部92に予め記憶し、必要に応じて記憶部92から読出す。
タイマー部94は、制御部90により始動され、所定の時間が経過すると、その旨を制御部90に通知する。制御部90は、監視カメラ装置100に対する妨害行為等の異常を検知すると、所定の制御対象を作動させるための制御信号を出力するとともに、タイマー部94を始動させ、所定の時間が経過した旨が通知されると、当該制御対象の初期設定の状態を記憶部92から読取り、初期設定の状態に復帰させるための制御信号を出力する。なお、タイマー部94は、所定の制御対象の各々に対応するように複数設けられるようにしてもよい。
リセット部96は、タイマー部94の代わりに、またはタイマー部94とともに、例えば切替ボタンや切替スイッチ等の形式で設けられる。制御部90は、監視カメラ装置100に対する妨害行為等の異常を検知すると、所定の制御対象を作動させるための制御信号を出力するが、リセット部96が切替操作されると、タイマー部94の状態に係わらずに、当該制御対象の初期設定の状態を記憶部から読取り、初期設定の状態に復帰させるための制御信号を出力する。
これにより、誤動作や地震時の振動により所定の制御対象が作動された場合でも、所定の時間が経過する、または初期設定の状態に復帰させる信号が制御部90に入力されれば、当該制御対象が初期設定の状態に復帰されるので、予め設定された撮影条件下での監視動作が継続される。すなわち、制御部90は、異常を検知して所定の制御対象を作動させる場合とは逆に、例えば、ズーム駆動部45にはズームレンズ群20をテレ端側に移動させ、フォーカス駆動部40にはフォーカスレンズ群10を無限遠端側に移動させ、画質調整部80には撮影モードを通常解像度モードに変更するように、各々の制御対象を制御する。また、制御部90は、照明装置120に対する電源供給を遮断し、警告・通報装置130による警告・通報動作を停止するように制御するようにしてもよい。
なお、リセット部96は、リセット部96に対する妨害行為等を抑制するために、監視カメラ装置100の内側等に設けられるようにしてもよい。また、リセット部96は、切替操作の後に所定の時間が経過すると、当該制御対象を初期設定の状態に復帰させるための制御信号を出力するようにしてもよい。これにより、遮蔽部材4,6を外した直後にリセット部96を切替操作した場合でも、当該制御対象が初期設定の状態に復帰されるまでの所定の時間に亘って、予め設定された撮影条件では撮影範囲内に捉えられない妨害行為者が撮影・特定される。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る監視カメラ装置100’の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同様な構成要素についての重複説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態に係る監視カメラ装置100’は、第1の実施形態に係る監視カメラ装置100に備えられたチルト保持機構50の代わりに、チルト回転機構60、パン回転機構70、チルト駆動部65およびパン駆動部75を備える。
チルト回転機構60およびパン回転機構70は、レンズ装置30をチルトおよびパン回転させるための機構である。
チルト回転機構60は、図2に例示するように、基台2に搭載されるパン台71から突設された支持部61、レンズ鏡筒の外周面に設けられた被支持部31およびチルト軸部62等で構成される。この場合、支持部61にはチルト軸部62が挿通される軸孔63が設けられており、軸孔63に挿通されたチルト軸部62を介して、レンズ装置30の被支持部31が支持部61に対して回転可能な状態で支持される。また、パン回転機構70は、例えば、パン台71、パン台71が搭載される基台2およびパン軸部72等で構成される。この場合、パン台71にはパン軸部72が挿通される軸孔73が設けられており、軸孔73に挿通されたパン軸部72を介して、レンズ装置30を搭載したパン台71が基台2に対して回転可能な状態で支持される。
チルト駆動部65およびパン駆動部75は、互いに同様な構成を備えるものであるので、以下では、特にチルト駆動部65について説明する。
チルト駆動部65は、例えば、チルト回転機構60に駆動力を供給するモータ(不図示)およびモータの駆動力をチルト軸部62に伝達する駆動ギア(不図示)等で構成される。この場合、チルト軸部62の外周面には、駆動ギアに係合されるギア部(不図示)が設けられており、チルト駆動部65は、駆動ギアがチルト軸部62のギア部に係合するようにチルト回転機構60に連結される。この場合、チルト軸部62は、レンズ装置30の被支持部31に固設される。ここで、モータとしては、例えば直流モータやスリップモータ等が適用されうるが、かかる場合に限定されるものではない。
チルト駆動部65は、後述する制御信号を介して制御部90により制御される。チルト駆動部65は、制御信号に応じて、モータの駆動電圧を発生させることでモータを駆動させる。そして、チルト駆動部65は、モータの回転力が駆動ギアを介してギア部に伝達されることで、チルト軸部62を回転させ、レンズ装置30をパン台71に対してチルト回転させる。
なお、パン駆動部75も、チルト駆動部65と同様な構成を備え、パン軸部72を回転させ、レンズ装置30をパン台71とともに基台2に対してパン回転させる。
なお、チルトおよびパン駆動部65,75の駆動力は、ギア機構を介してチルトおよびパン回転機構60,70に伝達される代わりに、例えばベルト機構等の他の機構を介して伝達されるようにしてもよい。また、チルトおよびパン駆動部65,75の駆動力は、チルトおよびパン軸部62,72に各々に伝達される代わりに、回転対象であるレンズ装置30およびパン台71に伝達されるようにしてもよい。この場合、チルト軸部62およびパン軸部72は、パン台71および基台2に各々に固設される。
本実施形態に係る監視カメラ装置100’の制御部90’は、第1の実施形態の制御部90に比して一部を異にする。すなわち、制御部90’は、チルト駆動部65およびパン駆動部75にも接続される。なお、制御部90’とチルト駆動部65やパン駆動部75とは、有線、無線、赤外線または光等、いかなる形式の信号で接続されるようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る監視カメラ装置100’に特有の動作について説明する。
本実施形態に係る監視カメラ装置100’によれば、制御部90’は、レンズ装置30に所定のチルトおよび/またはパン動作をさせるようにチルトおよび/またはパン駆動部65,75を制御する。チルトおよび/またはパン駆動部65,75は、制御信号を入力されると、レンズ装置30に所定のチルトおよび/またはパン動作をさせるようにモータの駆動電圧を発生させる。そして、チルトおよび/またはパン駆動部65,75の駆動力がチルトおよび/またはパン回転機構60,70に伝達されることで、レンズ装置30に所定のチルトおよび/またはパン回転をさせる。
これにより、レンズ装置30の光軸Pが所定の角度に制御されるので、予め設定された撮影条件(チルト角度、パン角度)では撮影範囲内に捉えられない妨害行為者が撮影・特定される。この場合、チルトおよび/またはパン動作を制御するための制御データが予め制御部90’または記憶部92’に記憶されており、例えば、チルト動作によりレンズ装置30の光軸Pを下向きに調整した後、レンズ装置30を一定周期でパン動作させながら、監視カメラ装置100’の周辺を撮影するようにしてもよい。
また、制御部90’に接続される記憶部92’は、フォーカス駆動部40、ズーム駆動部45および画質調整部80とともに、チルト駆動部65およびパン駆動部75等、所定の制御対象の初期設定の状態を記憶する。この場合、制御部90’は、例えば、予め設定された所定の焦点(フォーカス)、焦点距離(ズーム)、撮影モード、チルト角度およびパン角度等の撮影条件を、記憶部92’に予め記憶し、必要に応じて記憶部92’から読出す。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、前述の説明では、監視カメラ装置100、100’がドーム状の遮蔽部材4,6を備える場合の実施形態が例示されているが、本発明の適用対象は係る場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、ドーム型に限定されない各種監視カメラ装置、または監視用途以外のカメラ装置にも、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明では、画像生成部82がCCDやCMOS等の撮像素子等で構成され、被写体の画像がデジタル信号として取扱われる場合について説明したが、本発明の適用対象は係る場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、被写体の画像がアナログ信号として取扱われる場合についても、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明図では、実施形態に係る監視カメラ装置100,100’を構成する各種構成要素間による一方向または双方向の情報伝達が例示されているが、本発明の適用対象は係る場合に限定されるものではない。すなわち、本発明に係る監視カメラ装置100,100’を構成する各種構成要素間により、例示されていない方向(例えば、一方向ではなく双方向)で情報伝達が行われる場合でも、同様に適用可能なものである。
また、前述の説明図では、画質調整部80、記憶部92、92’、タイマー部94、94’およびリセット部96、96’が制御部90,90’と独立して構成される場合が例示されているが、本発明の適用対象は係る場合に限定されるものではない。すなわち、本発明は、監視カメラ装置100,100’を構成する画質調整部80、記憶部92、92’、タイマー部94、94’およびリセット部96、96’の少なくとも1つが制御部90,90’と一体形成されている場合でも、同様に適用可能なものである。
本発明の実施形態に係る監視カメラ装置を例示する斜視図である。 本発明の実施形態に係る監視カメラ装置を例示する断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る監視カメラ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る監視カメラ装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 フォーカスレンズ群
15 フォーカス移動機構
20 ズームレンズ群
25 ズーム移動機構
30 レンズ装置
40 フォーカス駆動部
45 ズーム駆動部
50 チルト保持機構
60 チルト回転機構
65 チルト駆動部
70 パン回転機構
75 パン駆動部
80 画質調整部
85 衝撃検出部
90、90’ 制御部
92、92’ 記憶部
100、100’ 監視カメラ装置
120 照明装置
130 警告・通報装置

Claims (7)

  1. レンズ装置と、前記レンズ装置を覆う透光性の遮蔽部材とを有する、天井又は壁面に設置される監視カメラ装置であって、
    前記レンズ装置は、ズームレンズ群を移動するためのズーム移動機構、及び、フォーカスレンズ群を移動するためのフォーカス移動機構を含むものであり、
    前記遮蔽部材を含む装置本体に加えられた衝撃を検出する衝撃検出部と
    前記ズーム移動機構を介して前記ズームレンズ群を光軸上で移動させるズーム駆動部と、
    前記フォーカス移動機構を介して前記フォーカスレンズ群を光軸上で移動させるフォーカス駆動部と、
    前記レンズ装置をチルト回転させるためのチルト回転機構と、
    前記チルト回転機構を介して前記レンズ装置をチルト動作させるチルト駆動部と、
    前記衝撃検出部により検出された衝撃が所定の閾値を超えた場合に、所定の制御対象を作動させるための少なくとも1つの制御信号を出力する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記衝撃検出部により検出された衝撃が閾値を超えた場合に、前記レンズ装置の光軸を所定の向きに調整させるように前記チルト駆動部を制御するための制御信号を前記チルト駆動部に出力し、前記ズームレンズ群を光軸上で所定の位置に移動させるように前記ズーム駆動部を制御するための制御信号を前記ズーム駆動部に出力し、前記フォーカスレンズ群を光軸上で所定の位置に移動させるように前記フォーカス駆動部を制御するための制御信号を前記フォーカス駆動部に出力して、前記レンズ装置の光軸、画角、及びピント位置が、前記レンズ装置によって、前記衝撃の原因となっている被写体を撮影するのに適した位置になるように制御することを特徴とする監視カメラ装置。
  2. 前記所定の制御対象を作動させるための制御信号が、
    前記レンズ装置の光軸を下向きに調整させるように前記チルト駆動部を制御するための制御信号と、
    前記ズームレンズ群を光軸上でワイド端側に移動させるように前記ズーム駆動部を制御するための制御信号と、
    前記フォーカスレンズ群を光軸上で至近端側に移動させるように前記フォーカス駆動部を制御するための制御信号と、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の監視カメラ装置。
  3. 前記レンズ装置をパン回転させるためのパン回転機構と、前記パン回転機構を介して前記レンズ装置をパン動作させるパン駆動部と、をさらに備え、前記所定の制御対象を作動させるための制御信号が、前記レンズ装置に所定のパン動作をさせるように前記パン駆動部を制御するための制御信号をさらに含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の監視カメラ装置。
  4. 撮影画像の画質を調整するための画質調整部をさらに備え、前記所定の制御対象を作動させるための制御信号が、撮影画像の画質を高画質に調整するように画質調整部を制御するための制御信号をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の監視カメラ装置。
  5. 前記制御部が照明装置との接続を有し、前記所定の制御対象を作動させるための制御信号が前記照明装置に対する電源供給を制御するための制御信号をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の監視カメラ装置。
  6. 前記制御部が警告装置および/または通報装置との接続を有し、前記所定の制御対象を作動させるための制御信号が前記警告装置および/または通報装置を介した警告動作および/または通報動作を制御するための制御信号をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の監視カメラ装置。
  7. 前記所定の制御対象の初期設定の状態を記憶するための記憶部をさらに備え、前記制御部は、前記所定の制御対象を作動させるための前記制御信号を出力した後に所定の時間が経過した場合、または当該制御対象を初期設定の状態に復帰させる信号が入力された場合に、当該制御対象を初期設定の状態に復帰させるための制御信号を出力することを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の監視カメラ装置。
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