JP2005277698A - 監視カメラおよび監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】故障が発生しにくく、低価格化が可能で、しかもカメラ機能を低下させないで監視能力を従来と同等もしくは向上させること。
【解決手段】この監視カメラ10は、外部に露出している部分の形状が半球状とされ、その天頂部には光が透過不能とされると共に内部の光を反射する小円状の反射部2を設ける一方、その反射部2を囲む360度の光透過可能な部分を設けたレンズ体を使用した360度の全周囲を同時に撮影可能なカメラモジュール1と、反射部2の前方であってカメラモジュール1によって撮影できないこととなる撮影不能画角の範囲内に配置される少なくとも人間を感知する人感センサ3と、を有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、監視カメラおよび監視方法に関する。
全世界におけるテロの拡大や、違法移民の増大に伴う刑事事件の増加等によって日本や各国では道路や屋内等を監視するカメラが急増している。この種の監視カメラは、通常、カメラ部分(レンズ部分)を左右に振らせ、広範囲の撮影を可能としている。
しかし、カメラ部分が動く監視カメラは、故障しやすいという欠点がある。このため固定方式でかつ広範囲を撮影するものとして、魚眼レンズを使用したものが監視カメラの分野でも採用され始めている。しかしながら、この魚眼レンズは、価格が高く、監視カメラシステムが高価格化する大きな原因となっている。
このような状況下、最近では外部に露出している部分の形状が半球状とされ、その天頂部には光が透過不能とされると共に内部の光を反射する小円状の反射部を設ける一方、その反射部を囲む360度の光透過可能な部分を設けたレンズ体が現れている。そして、このレンズ体を使用して360度の全周囲を同時に撮像可能としたカメラモジュールが出現している(特許文献1参照)。このカメラモジュールを使用することで広範囲の撮影と低価格化を実現している。
特開2003−303335(要約書)
特許文献1記載のカメラモジュールを監視カメラに適用しようとすると、その天頂部に設けられている反射部の存在が問題とされる。すなわち、監視カメラとして天井部分等につり下げた場合、反射部の前方がカメラモジュールの非検知領域となり、完全な監視が行えないという問題が発生する。そのため、特許文献1記載のカメラモジュールは、監視カメラとして使用されることはほとんど無い状況である。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもので、故障が発生しにくく、低価格化が可能で、しかもカメラ機能を低下させないで監視能力を従来と同等もしくは向上させ得る監視カメラを提供することを目的とする。また、他の発明は、長期間、安定的に監視が行えるようになると共に監視力が向上する監視方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の監視カメラは、外部に露出している部分の形状が半球状とされ、その天頂部には光が透過不能とされると共に内部の光を反射する小円状の反射部を設ける一方、その反射部を囲む360度の光透過可能な部分を設けたレンズ体を使用して360度の全周囲を同時に撮影可能なカメラモジュールと、反射部の前方であってカメラモジュールによって撮影できないこととなる撮影不能画角の範囲内に配置される少なくとも人間を感知する人感センサとを有している。
本発明では、360度の全周囲を同時に撮影可能となっているので、カメラ部分を移動させる方式としないで済むため故障の発生が少なくなる。また、魚眼レンズのように高精度な非球面とする必要がないので、レンズ部分を低価格化でき、ひいては監視カメラの低価格化が可能となる。さらに、カメラモジュールで検知できない部分を人感センサで補うようにしたり、人感センサで人間等を感知したときのみ撮影することで、魚眼レンズのように前方に非検知部分が発生しないものと同等もしくはそれ以上の監視能力を持たせることができる。しかも、人感センサの配置位置がカメラモジュールの非撮影領域とされるので、カメラ機能が低下することはない。
また、他の発明は、上述の発明の監視カメラに加えて、反射部と人感センサとの間であって撮影不能画角の範囲内に局所を撮影する局所モニタカメラを配置している。この構成によれば、人感センサで検知した方向に局所モニタを向けることで、全体画像と共に本当に必要となる画像、たとえば詳細拡大画が得られる。
また、他の発明の監視カメラは、被写体側の天頂部に光が透過不能とされると共に内部の光を反射する小円状の反射部を設ける一方、その反射部を囲むように360度の光透過可能な部分を設けた球状のレンズ体を備え、そのレンズ体から入射される被写体からの光を合焦し360度の全周囲を同時に撮影可能なカメラモジュールと、反射部の前方であってカメラモジュールによって撮影できないこととなる撮影不能画角の範囲内に配置される監視用部材を有している。
本発明では、360度の全周囲の映像を同時に撮影可能となっているので、カメラ部分を移動させる方式としないで済むため故障の発生が少なくなる。また、魚眼レンズのように高精度な非球面とする必要がないので、レンズ部分を低価格化でき、ひいては監視カメラの低価格化が可能となる。さらに、カメラモジュールの非撮影領域に監視用部材を配置しているので、カメラ機能を低下させることなく、監視機能を従来と同等もしくは向上させ得るものとなる。
さらに、他の発明は、上述の発明の監視カメラに加えて、監視用部材は、人や動物を感知する人感センサ、音を検知するマイク、音を出力するスピーカ、画像を撮影する第2のカメラモジュールのいずれか1つまたは2つとしている。この構成を採用すると、人や動物の侵入を人感センサやマイクで検知したり、侵入してきた人や動物をスピーカを利用して排除したり、侵入してきた人や動物の画像を適切に撮影したりすることが可能となる。
また、本発明の監視方法は、被写体側の天頂部に光が透過不能とされると共に内部の光を反射する小円状の反射部を設ける一方、その反射部を囲むように360度の光透過可能な部分を設けた球状のレンズ体を備え、そのレンズ体から入射される被写体からの光を合焦し360度の全周囲を同時に撮影可能なカメラモジュールによって、常時、全周囲を監視し、反射部の前方であってカメラモジュールによって撮影できないこととなる撮影不能画角の範囲内に配置される少なくとも人間を感知する人感センサが何かを感知したときに、第2のカメラモジュールを動作させ、全周囲を撮影可能なカメラモジュールによる撮影画像に比べより詳細な画像を第2のカメラモジュールによって撮影している。
この監視方法を採用すると、長期間安定的に監視が行えるようになり、また、広い範囲の監視が、常時、行えると共に、観測画面中の必要な部分をより詳細に監視できることとなり、監視力が向上する。
さらに、他の発明の監視方法は、被写体側の天頂部に光が透過不能とされると共に内部の光を反射する小円状の反射部を設ける一方、その反射部を囲むように360度の光透過可能な部分を設けた球状のレンズ体を備え、そのレンズ体から入射される被写体からの光を合焦し360度の全周囲を同時に撮影可能なカメラモジュールが、反射部の前方であってカメラモジュールによって撮影できないこととなる撮影不能画角の範囲内に配置される少なくとも人間を感知する人感センサによる検知動作によって動作を開始し、全周囲を監視すると共に画像中の動いている物体を拡大して表示している。
この発明の監視方法では、長期間、安定的に監視が行えるようになり、また監視すべき対象が現れたときのみ、監視画像を得るので、必要となるメモリ容量を少なくできると共に、保存された監視画像を確認するに際しての時間が短縮される。しかも、広い範囲の監視画面と共に必要な部分の拡大画面が得られるので、監視を行う者や、監視画像を確認する者にとって扱いやすいものとなると共に監視力が向上する。
本発明の監視カメラによれば、故障が発生しにくく、低価格化が可能で、しかもカメラ機能を低下させずに監視能力を従来と同等もしくは向上させ得るものとなる。また、本発明の監視方法によれば、長期間、安定的に監視が行えるようになると共に監視力が向上するものとなる。
以下、本発明の実施の形態に係る監視カメラおよび監視方法について説明する。なお、まず初めに図1から図3に基づいて第1の実施の形態に係る監視カメラ10およびその監視カメラ10を使用した監視方法について説明する。
この監視カメラ10は、図1に示すように、周囲360度のパノラマ映像が同時に撮影可能なカメラモジュール1と、カメラモジュール1に設けられている反射部となる天頂反射部2に配置された人感センサ3とから主に構成されている。なお、カメラモジュール1は、支持部4によって天井5に取り付けられている。また、人感センサ3は、接続線6によって図示しない制御部に接続されている。
さらに、この第1の実施の形態では、天井5と壁7の交わる室の隅に第2のカメラモジュールとなるパンカメラ8が設置されている。パンカメラ8は、レンズ部9を水平方向に回転させることができるカメラで、人感センサ3で人や動物を検知した場合に、その検知方向にレンズ部9を動かし、検知した人物や動物を拡大画像として撮影するものとなっている。このパンカメラ8は、いわゆる局所を撮影する局所モニタカメラともなっている。
カメラモジュール1は、図2に示すように、球状のレンズ体11と、露出側の天頂部に設けられた天頂反射部2と、非露出側の全面を覆うように設けられた奥側反射部12と、レンズ体11を保持する保持体13と、画像を伝達するリレーレンズ14と、CCDからなる撮像素子15とを有している。各反射部2,12は、スパッタリングによって、反射材がレンズ体11に付着させることで形成されているが接着等他の方式を採用しても良い。
レンズ体11は、図2に示すように、断面が楕円状となる球状とされたガラス材からなるレンズである。レンズ体11は外部に露出している部分の形状が半球状とされており、その露出部の天頂部に小円状の天頂反射部2が設けられている。この天頂反射部2は、光が透過不能とされると共に、レンズ体11内に入力した光が外側に出射しないように反射させるものとなっている。天頂反射部2は、上述したように、レンズ体11の天頂部に設けられた円形の凹部の表面に反射部材をスパッタリングすることで形成されている。
天頂反射部2を除く露出部分、すなわち、天頂反射部2を囲む360度の範囲に渡る露出部分が光透過可能な部分となり、360度の全周囲の映像を同時に取り込むことが可能となっている。具体的には、この実施の形態では、水平方向を基準として天頂反射部2側への第1入射画角W1が60度で、水平方向を基準として天頂反射部2と反対側への第2入射画角W2が10度となっており、計70度の画角範囲の映像を撮影可能となっている。奥側反射部12は、その中央となる天頂部が円形孔となっており、レンズ体11に入力してきた光がリレーレンズ14側に通過できるようになっている。リレーレンズ14を通過した光は、撮像素子15の部分に届き、信号化される。
上述のような撮影可能な画角範囲をもっているということは、逆に言えば、天頂反射部2の前方に撮影できない撮影不能画角W3を有していることである。この第1の実施の形態では、撮影不能画角W3は60度とされている。各画角W1,W2,W3は適宜設定できるが、第1入射画角W1は50〜70度とするのが好ましい。第2入射画角W2は、5〜20度とするのが好ましい。なお、撮影不能画角W3からなる撮影不能領域は、円錐状で天頂反射部2から離れる程、広い領域をカバーするものとなっている。
図3に、このカメラモジュール1を使用して得られる画像のイメージを示す。撮像素子15から得られる撮像イメージは、図3(A)に示すとおりで、中央の円形部21が天頂反射部2の画像で、360度の全周囲の撮影画像は、円形部21を囲む環状部22に環状に映し出されている。この環状の画像を水平なパノラマ画像23に展開処理したイメージを、図3(B)に示す。環状部22に映し出されている画像24a,25a,26a,27aは、水平展開されたパノラマ画像23の中ではそれぞれ画像24b,25b,26b,27bとして映し出される。なお、水平展開する電子処理は、支持部4またはその他の部分に配置される画像処理部で行われる。
このようなカメラモジュール1は、特許文献1に記載されている全方位撮影レンズと同種のものとなっている。また、環状部22の画像からパノラマ画像23への処理は、特許文献1,特開2003−303342、特開2003−303347、特開2003−303348、特開2003−304434、特開2003−304532、特開2003−308526、特開2003−308539等の各文献に記載されている処理方法を使用することにより達成される。
人感センサ3は、赤外線または熱量の変化を検知することで人や動物を検知するセンサである。赤外線方式の場合は、感知領域に人や動物が入ってくると作動する。熱量変化方式の場合は、人や動物から放射される熱線の量の変化を検知する方式であるため、人や動物が感知領域で動いた場合に作動する。この実施の形態では、熱量変化検知方式の人感センサ3を使用しており、その円錐状の感知領域Vは、鉛直方向に対して各方向50度で計100度となっている。このようにこの実施の形態では、感知領域V>撮影不能画角W3となっているが、V=W3としたり、V<W3としても良い。
次に、この監視カメラ10を使用しての第1の監視方法について説明する。
監視カメラ10は、常時、室内の映像を自己内のメモリに環状のパノラマ画像として保存すると共に、別室のモニタ(図示省略)に水平展開したパノラマ画像として映し出している。一方、天頂反射部2の部分に設置されている人感センサ3も、常時、感知機能をオンとしている。たとえば、人間が人感センサ3の感知領域Vに入ってきた場合、人感センサ3は侵入してきた人や物を感知し、その検知信号を接続線6を介して制御部(図示省略)へ送る。すると制御部は、パノラマ画像中の移動する物体(侵入してきた人)をパノラマ画像中で特定すると共に、パンカメラ8をオンした後、その特定した物体にパンカメラ8を向ける。なお、移動物体の方向特定は、環状のパノラマ画像または水平展開したパノラマ画像のいずれかの処理によって行っているが、人感センサ3の検知方向から特定するようにしても良い。
侵入してきた人間の方向に向いたパンカメラ8は、その後、光学ズーミング(拡大と縮小)を行い、拡大画像と縮小画像を保存すると共にモニタに表示する。この光学ズーミング時の分解能は、少なくとも拡大時ではカメラモジュール1の分解能より高くなるように設定される。なお、パンカメラ8は、パン(左右方向)のみを行うものとしているが、パンとチルト(上下方向)の両方を行うものとしても良い。また、パンカメラ8は、人感センサ3で人等を感知した場合のみ駆動されるようにしているが、常時オンの監視状態とし、人感センサ3がオンしたときのみ上述した所定の動作を行わせるようにしても良い。また、パンカメラ8に光学ズーミング機能を持たせないようにしても良いが、その場合の分解能はカメラモジュール1より高くするのが好ましい。
次に、監視カメラ10を使用しての第2の監視方法について説明する。
監視カメラ10は、通常はオフされている。人感センサ3が感知領域Vに入ってきた人や動物等を感知してオンしたとき、監視カメラ10もオンされる。そして、監視カメラ10は、環状の画像をそのまま保存すると共に、画像処理または人感センサ3を利用して移動する物体を特定する。特定がなされると、制御部はパンカメラ8をオンし、その特定された物体の方向にパンカメラ8を向け拡大画像を取得して保存する。なお、この監視方法の場合、監視カメラ10のオンと同時にパンカメラ8をオンするようにしても良い。なお、監視カメラ10で十分な場合は、パンカメラ8を設けないようにしても良い。
第1の実施の形態に係る監視カメラ10を使用した第1の監視方法では、全周囲を常時モニタする一方、詳細に観測すべき画像が出現した場合には、その画像を特定し、その方向に第2のカメラモジュールとなるパンカメラ8を向け、詳細画像(分解能の高い画像)を得ることができる。カメラモジュール1で得られるパノラマ画像から電子処理により拡大画像を得ることができるが、カメラモジュール1は広範囲の情報を入力することに加え、補間等の電子処理では分解能に限界がある。上述の第1の監視方法では、拡大画像を光学ズームによって得ているため、分解能が格段に向上する。よって、監視カメラ10として好ましいものとなる。
また、監視カメラ10を使用した第2の監視方法では、異常人物等観測すべき画像が出現した場合のみ画像を取得する。すなわち、監視のためのトリガを人感センサ3で得るようにしている。この結果、画像のメモリ容量を抑えることが可能となり、また、取得した画像の確認時間を大幅に減少させることができる。また、光学ズーム方式のパンカメラ8を使用することで、パノラマ画像に加えてより分解能の良い、より詳細な拡大画像を得ることができる。なお、パンカメラ8を使用しない場合、観測すべき画像をデジタルズームによって拡大させて表示させるのが好ましい。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る監視カメラ30およびその監視カメラ30を使用した監視方法ならびに監視システムについて、図4から図7を参照しながら説明する。なお、第1の実施の形態の監視カメラ10と同一部材には同じ符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
この監視カメラ30は、天頂反射部2と人感センサ3の間に第2のカメラモジュールとなる局所モニタ31を配置したものである。局所モニタカメラ31は、カメラモジュール1の撮影不能画角W3内に位置するように配置され、第1の実施の形態におけるパンカメラ8と同様に、レンズが向けられた局所を撮影する。この局所モニタカメラ31は、パンや光学ズームの他に、チルトや電子ズームをも行えるようになっている。
局所モニタカメラ31は、姿勢制御部32によってその左右(パン)や上下(チルト)やズームの動作が制御される。局所モニタカメラ31は、姿勢制御部32の動作伝達部32aに取り付けられている。人感センサ3、局所モニタ31および姿勢制御部32は、レンズ体11から伸びる支持柱33に取り付けられている。
この第2の実施の形態では、第1入射画角W1が0度とされ、第2入射画角W2が70度とされている。この結果、撮影不能画角W3は40度とされている。一方、人感センサ3の感知領域Vは、鉛直方向に対して75度方向に広がっており、計150度となっている。図4では、感知領域Vは、撮影不能画角W3によって形成される撮影不能領域外へ飛び出ていないが、室内の床面から1m上方の所で感知領域Vが撮影不能領域外へ進出するように設定されている。このため、床面から上方1m以内にある全て物がカメラモジュール1または人感センサ3のいずれかで確認できることとなる。
図5は、この監視カメラ30を使用した監視システム40の構成を示す。監視カメラ30は、別室に配置してあるローカル制御パーソナルコンピュータ(以下、ローカル制御PCという。)41に無線または有線にて接続されている。また、ローカル制御PC41は、ローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネット等のネットワークによってリモート監視パーソナルコンピュータ(以下、リモート監視PCという。)42に接続されている。
カメラモジュール1によって撮影された環状のパノラマ画像A1、局所モニタカメラ31によって撮影されたより詳細な、すなわち分解能の高い局所画像A2および人感センサ3によって得られた検知信号となるセンサ信号A3は、いずれもローカル制御PC41に送られる。環状のパノラマ画像A1は、ローカル制御PC41によって処理され水平展開されたパノラマ画像となる。局所画像A2は、光学的分解能がカメラモジュール1に比べて高い局所モニタカメラ31によって撮影された画像で、ローカル制御PC41のモニタ部43やリモート監視PC42のモニタ部44に、パノラマ画像に比べ拡大された画像として表示される。人感センサ3のセンサ信号A3は、感知領域Vの範囲内に熱量変化を発生させるものが侵入してきたときに発生するものである。
次に、この監視システム40の動作について説明する。
監視カメラ30のカメラモジュール1は、常時、室内の映像を環状のパノラマ画像A1として撮影し、ローカル制御PC41に送信している。ローカル制御PC41は、記憶部に環状のパノラマ画像を一定期間保存すると共に、CPU等の制御部によって水平展開処理をし、モニタ部43の下方画面部51(図6参照)にその水平展開したパノラマ画像を表示する。一方、人感センサ3は、常時、オンとされ、不審人物等の侵入を感知できる状態となっている。
不審人物等が感知されないとき、すなわちセンサ信号がオンとされないときは、ローカル制御PC41のモニタ部43の上方画面部52には「不審者無し」等の安全表示がなされている。安全表示としては、文字の表示ではなく、何も表示しないようにしたり、「安全」の表示としたり、安全マークを表示したりしても良い。
侵入者M等が人感センサ3の感知領域V内に入ってきたとき、人感センサ3は検知信号となるセンサ信号A3をローカル制御PC41に送る。すると、ローカル制御PC41の制御部は、そのパノラマ画像から動いている物体、ここでは侵入者Mを特定し、その位置を特定する。その後、ローカル制御PC41の制御部は、姿勢制御部32を制御する制御信号B1を姿勢制御部32に送り、特定された位置の方向に局所モニタカメラ31のレンズ部分を向ける。そして、制御部は、局所モニタカメラ31による撮影を開始させる。なお、局所モニタカメラ31による撮影開始は、センサ信号A3をローカル制御PC41が受け取った時点または制御信号B1を局所モニタカメラ31が受け取った時点としても良い。
局所モニタカメラ31が取得した局所画像A2は、ローカル制御PC41に送られ、モニタ部43の上方画面部52に表示される(図6(B)参照)。この画像は、図6(B)に示されるように、下方画面部51に表示される水平展開されたパノラマ画像中の侵入者Mの画像より拡大されて表示される。また、局所画像A2の分解能は、パノラマ画像の分解能より高いものとなっている。なお、この実施の形態では、侵入者M等が感知された場合、上方画面部52の一部に「不審者発見」の文字が点滅表示されるようになっている。
ローカル制御PC41に入力された全てのデータは、リモート監視PC42に送信され、ローカル制御PC41のモニタ部43に表示される画像と同一の画像がリモート監視PC42のモニタ部44に表示される。なお、両モニタ部43,44の画像構成を同一とせず異ならせても良い。
たとえば、図7(A)に示すように、通常の監視状態では、モニタ部43の画面を上下2分割にして、各分割画面55,56は、180度範囲をカバーするようにし、侵入者Mを検知したときは、全画面を局所モニタカメラ31が取得した画像とする。一方、モニタ部44の画面は、図7(B)に示すように、通常の監視状態では、下方画面部51には水平展開したパノラマ画像を表示し、上方画面部52には、パノラマ画像中の一部、たとえば最も価値のある物品部分の画像57をデジタル処理にて拡大した画像を表示する。侵入者Mを検知したときは、上方画面部52を2分割し、一方の画面に局所モニタカメラ31の画像を表示し、他方の画面には、先程の画像57をわずかに縮小して表示し続けるようにする。
また、ローカル制御PC41に入力された全ての画像データを、時間の経過と共にリモート監視PC42へ送るのではなく、パノラマ画像に変化が無い場合は、所定時間間隔で画像を送信したり、一旦送信した後、パノラマ画像中に変化が無い限り送信しないようにして、送信データ量を減少させても良い。
この第2の実施の形態の監視カメラ30を使用した監視方法としては、カメラモジュール1で、常時、パノラマ画像を取得するのではなく、人感センサ3が何かを検知してセンサ信号A3を発信したときにカメラモジュール1の動作を開始させ局所モニタカメラ31の画像と併せてパノラマ画像を取得するようにしても良い。その場合、熱量変化が生じなくなってから、すなわち不審人物等が感知領域Vの外へ出てしまい、センサ信号A3をローカル制御PC41が受信しなくなってから、一定時間後に、カメラモジュール1の動作を終了させるようにするのが好ましい。
以上、本発明の各実施の形態に係る監視カメラ10,30および監視方法を説明したが、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更実施が可能である。たとえば、人感センサ3としては、感知領域Vが100度、150度の円錐状のものとしたが、他の角度、たとえば170度、130度、80度としても良い。また、人感センサ3の感知領域Vの形状が円錐状にならないものを採用しても良い。すなわち、方向性を持った人感センサを採用しても良い。
また、上述の各実施の形態では、監視カメラ10,30を天井から吊り下げる構造のものとし、カメラモジュール1や人感センサ3が鉛直下方を向くようにされたが、監視カメラ10,30を壁7等に取り付け、カメラモジュール1や人感センサ3の方向を斜め下方や水平方向や斜め上方等としても良い。また、床や机等に監視カメラ10,30を載置する構成としても良い。
さらに、カメラモジュール1の天頂反射部3の前方に配置するものとしては、人感センサ3の他に、音を検知するマイクや音を出力するスピーカとしても良い。マイクを配置した場合、侵入者の声や侵入者によって生ずる音をマイクが拾い、侵入者の存在を検知することになる。この検知を、先に示した人感センサ3の検知に代用することができる。また、スピーカを配置した場合、カメラモジュール1で取得したパノラマ画像中に動くものを検知したときに、自動的に所定の警報音や人の声をそのスピーカから出力するようにする。また、モニタで監視している人がパノラマ画像中に不審者を発見したときに、マイクから発声するようにしても良い。
また、上述の各実施の形態では、レンズ体11の露出部分の形状が完全は半球状ではなく、平らな半球状とされているが、この平らな半球状を含めて半球状とする。また、露出している部分を球の1/3や1/4程度としても良い。その場合は、水平方向からの光入射が覆い部材である保持体13に遮られることとなり、第1入射画角W1は60度以下の狭い画角となるが、パノラマ画像は十分得られる。なお、そのような場合も「半球状」に含むものとする。また、360度全周囲ではなく、その一部を塞ぐことで300度周囲や240度周囲を撮影可能とする場合もあるが、その場合も本質的には360度の全周囲と同等であり、「360度の全周囲」に含まれるものとする。
また、第1の実施の形態に係る監視カメラ10では、接続線6をレンズ体11の表面に沿って配置しているが、その配置位置は、図3(B)で示される水平展開したパノラマ画像23の側端(画像24bの左側の端部または画像24bの右側の端部)の位置にするのが好ましい。しかし、他の位置にくるように配置しても良い。また、接続線6をレンズ体11の中心を通るように、すなわち天頂反射部2の中心と、リレーレンズ14の中心とを結ぶ線に沿うように配置しても良い。
さらに、第2の実施の形態に係る監視カメラ30のシステム構成としては、リモート監視PC42を省略したり、ローカル制御PC41の機能をリモート監視PC42に持たせ、ローカル制御PC41を省いたりしても良い。また、監視カメラ30を使用した監視システム40を、監視カメラ10を使用してのシステムとして適用することもできる。
また、各実施の形態では、監視カメラ10,30を室内で使用することを考慮して説明したが、道路、公園等の屋外での監視用に使用しても良い。さらに、本発明は、監視用カメラとしてではなく、証拠画像の保存用や、インターネットを利用したWEB会議用や、家族間または仲間でのコミュニケーション用等にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態に係る監視カメラを示す図である。 図1の監視カメラに使用されているカメラモジュールの構造を説明するための端面図である。 図2のカメラモジュールで得られる画像をイメージ化した図で、(A)は撮像素子から得られる撮像イメージで、(B)は(A)で示す画像が処理されたもので水平展開されたパノラマ画像である。 本発明の第2の実施の形態に係る監視カメラを示す図である。 図4の監視カメラを使用した監視システムを示す図である。 図5の監視システム中のローカル制御PCやリモート監視PCのモニタ部に表示される画像を示す図で、(A)は人感センサが何も検知しないときの状態を示し、(B)は人感センサが侵入者を検知したときの状態を示す。 図5の監視システム中のローカル制御PCやリモート監視PCのモニタ部に表示される画像の他の例を示す図で、(A)はローカル制御PCのモニタ部を示し、(B)はリモート監視PCのモニタ部を示す。
符号の説明
1 カメラモジュール
2 天頂反射部(反射部)
3 人感センサ
4 支持部
5 天井
6 接続線
7 壁
8 パンカメラ(局所モニタカメラ、第2のカメラモジュール)
10 監視カメラ
11 レンズ体
12 奥側反射部
13 保持体
14 リレーレンズ
15 撮像素子
30 監視カメラ
31 局所モニタカメラ(第2のカメラモジュール)
32 姿勢制御部

Claims (7)

  1. 外部に露出している部分の形状が半球状とされ、その天頂部には光が透過不能とされると共に内部の光を反射する小円状の反射部を設ける一方、その反射部を囲む360度の光透過可能な部分を設けたレンズ体を使用した360度の全周囲を同時に撮影可能なカメラモジュールと、
    上記反射部の前方であって上記カメラモジュールによって撮影できないこととなる撮影不能画角の範囲内に配置される少なくとも人間を感知する人感センサと、
    を有することを特徴とする監視カメラ。
  2. 前記反射部と前記人感センサとの間であって前記撮影不能画角の範囲内に局所を撮影する局所モニタカメラを配置したことを特徴とする請求項1記載の監視カメラ。
  3. 被写体側の天頂部に光が透過不能とされると共に内部の光を反射する小円状の反射部を設ける一方、その反射部を囲むように360度の光透過可能な部分を設けた球状のレンズ体を備え、そのレンズ体から入射される被写体からの光を合焦し360度の全周囲を同時に撮影可能なカメラモジュールと、
    上記反射部の前方であって上記カメラモジュールによって撮影できないこととなる撮影不能画角の範囲内に配置される監視用部材と、
    を有することを特徴とする監視カメラ。
  4. 前記監視用部材は、人や動物を感知する人感センサ、音を検知するマイク、音を出力するスピーカ、画像を撮影する第2のカメラモジュールのいずれか1つまたは2つとしたことを特徴とする請求項3記載の監視カメラ。
  5. 被写体側の天頂部に光が透過不能とされると共に内部の光を反射する小円状の反射部を設ける一方、その反射部を囲むように360度の光透過可能な部分を設けた球状のレンズ体を備え、そのレンズ体から入射される被写体からの光を合焦し360度の全周囲を同時に撮影可能なカメラモジュールによって、常時、全周囲を監視し、
    上記反射部の前方であって上記カメラモジュールによって撮影できないこととなる撮影不能画角の範囲内に配置される少なくとも人間を感知する人感センサが何かを検知したときに、第2のカメラモジュールを動作させ、上記全周囲を撮影可能なカメラモジュールによる撮影画像に比べより詳細な画像を上記第2のカメラモジュールによって撮影することを特徴とする監視方法。
  6. 被写体側の天頂部に光が透過不能とされると共に内部の光を反射する小円状の反射部を設ける一方、その反射部を囲むように360度の光透過可能な部分を設けた球状のレンズ体を備え、そのレンズ体から入射される被写体からの光を合焦し360度の全周囲を同時に撮影可能なカメラモジュールが、上記反射部の前方であって上記カメラモジュールによって撮影できないこととなる撮影不能画角の範囲内に配置される少なくとも人間を感知する人感センサによる検知動作によって動作を開始し、全周囲を監視すると共に画像中の動いている物体を拡大して表示することを特徴とする監視方法。
  7. 前記撮影不能画角内にある物体を前記人感センサが感知できるように前記人感センサの感知領域を設定したことを特徴とする請求項5または6記載の監視方法。
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