JP5029223B2 - 仕切り板を備えた工作機械 - Google Patents

仕切り板を備えた工作機械 Download PDF

Info

Publication number
JP5029223B2
JP5029223B2 JP2007221293A JP2007221293A JP5029223B2 JP 5029223 B2 JP5029223 B2 JP 5029223B2 JP 2007221293 A JP2007221293 A JP 2007221293A JP 2007221293 A JP2007221293 A JP 2007221293A JP 5029223 B2 JP5029223 B2 JP 5029223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition plate
loader
machine tool
processing
posture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007221293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009050977A (ja
Inventor
千尋 伊藤
雅之 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2007221293A priority Critical patent/JP5029223B2/ja
Priority to CN2008101451667A priority patent/CN101376222B/zh
Publication of JP2009050977A publication Critical patent/JP2009050977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5029223B2 publication Critical patent/JP5029223B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Turning (AREA)

Description

この発明は、加工領域とその上側の空間とを仕切るための仕切り板を備えた工作機械に関する。
旋盤等の工作機械には、加工領域とその上側の空間とを仕切る開閉式の仕切り板が設けられている(例えば特許文献1)。この仕切り板は、切粉等が加工領域外に飛散するのを防ぐためのものであり、加工時には閉じられ、加工領域内の加工機器に対する段取り作業、および加工領域内の点検、清掃等を行う際に開かれる。特許文献1に開示された工作機械にも見られるように、従来の仕切り板は水平状に設けられていた。
なお、特許文献2には、加工領域とその前側の空間とを仕切るドアを、上端側ほど後方に位置するように傾斜して設けた構成が開示されている。
特開2002−370136号公報 実用新案登録第2531835号公報 実開昭62−198032号公報
加工領域内に複数の加工機器が前後に並べて配置されている工作機械、例えば、前側に刃物台、後側に主軸が配置されている旋盤(例えば特許文献3)において、前側の加工機器(刃物台)の上端位置よりも後側の加工機器(主軸)の上端位置の方が高い場合がある。その場合、前記仕切り板を前下がりに傾斜して設ければ、前記段取り作業、点検、清掃等を行いやすい。また、仕切り板に透明部材からなる窓、または開閉式の窓を設けて、機械の前方から上記窓越しに加工領域内を目視で点検できる構成とした場合にも、仕切り板が前下がりに傾斜していれば加工領域内を見やすいという利点がある。
しかし、仕切り板が前下がりに傾斜している場合、仕切り板をどのように開閉するかが問題となる。左右に開いて開閉する構造であると、開いたときに機械から左右にはみ出ないようにした場合、十分な左右幅の間口を確保できない。また、仕切り板の傾斜に沿う方向にスライドさせて開閉させる構造であると、後方にスライドさせて開いた状態では閉じた状態のときよりも仕切り板の位置が高くなるため、機械の上下寸法が大きくなる。特に、工作機械本体の上方に、加工機器に対してワークの供給および排出を行うローダが設けられている場合には、このローダを開き位置にある仕切り板との干渉を避けるために高い位置に設けなくてはならず、さらに機械の上下寸法が大きくなるとともに、ローダの昇降ストロークを大きくとらなければならなくなる。
この発明の目的は、仕切り板を開いたときに十分な間口が得られて、加工部に対する各種作業が容易で、かつ開き位置にある仕切り板をコンパクトに格納できる仕切り板を備えた工作機械を提供することである。
この発明の他の目的は、仕切り板を支持する支持機構を、構成が簡略で、仕切り板を容易に開閉できるものとすることである。
この発明のさらに他の目的は、開き位置にある仕切り板の好ましい格納位置を提示することである。
この発明の仕切り板を備えた工作機械は、前部に加工部が位置し、この加工部の周辺の空間である加工領域とその上側の空間とを仕切るための仕切り板を備える。前記仕切り板は、前記加工領域とその上側の空間とを仕切る前方位置と、前記加工領域とその上側の空間とを仕切らない後方位置とに開閉自在であり、前記前方位置では前下がりの傾斜姿勢になり、前記後方位置では水平姿勢になるように前記仕切り板を支持する支持機構が設けられている。
この構成であると、仕切り板が前後に移動することで開閉する。このため、左右幅を広めにとって十分な間口を得ることができる。閉じた前方位置における仕切り板の姿勢を前下がりの傾斜姿勢としたことにより、仕切り板が前方位置にあるときに、機械の前方から仕切り板越しに加工領域内を見やすくなる。また、前方位置にある仕切り板の前端を支持する機械前面部のフレームを低くすることができるため、仕切り板が後方位置に開いて行う加工領域内の加工機器に対する段取り作業、加工領域内の点検、清掃等を行いやすくなる。開いた後方位置では仕切り板が水平姿勢であるため、工作機械の他の部材と干渉させずにコンパクトに格納しやすくなる。
この発明において、前記支持機構は、前記仕切り板を前後方向に案内する前後案内機構部と、この前後案内機構部により前記仕切り板が前後に案内されるのに連動して、前記前方位置では前下がりの傾斜姿勢になり、前記後方位置では水平姿勢になるように前記仕切り板の姿勢を変更する姿勢変更機構部とでなる構成とすることができる。
この構成によれば、前後案内機構部によって仕切り板が前後方向に案内され、それに連動する姿勢変更機構部の作用によって、前方位置では前下がりの傾斜姿勢になり、後方位置では水平姿勢になるように仕切り板の姿勢が変更される。これにより、仕切り板の開閉動作を正確で滑らかに行える。仕切り板を前後方向に移動させるという一動作で仕切り板を開閉させられるため、開閉操作が簡単である。
この発明において、前記加工部はワークを把持して回転する主軸を有し、この主軸を支持する主軸台が前記加工領域の後方に設けられ、かつ前記主軸に対してワークの供給および排出を行うローダを有し、このローダにおける走行部が前記主軸および主軸台の上方を左右水平に移動するものである場合、前記仕切り板は、前記後方位置にあるときに、前記主軸台と前記ローダの走行部との間の空間に格納されるようにするのがよい。
後方位置にある仕切り板は水平姿勢であるため、主軸台とローダの走行部との間の空間に、仕切り板を主軸台およびローダの走行部との干渉を避けて格納することができ、それによって仕切り板のコンパクトな格納が可能となる。また、走行時のローダ走行部の下端を、前方位置において前下がりの傾斜姿勢にある仕切り板のすぐ上側、すなわち仕切り板の上端と下端との間に位置させれば、ローダと仕切り板との干渉を避けつつ、ローダを比較的低い位置に設けることが可能になり、機械の上下寸法を低く抑えることができるとともに、ローダの昇降ストロークを小さくすることができる。
この発明の仕切り板を備えた工作機械は、前部に加工部が位置し、この加工部の周辺の空間である加工領域とその上側の空間とを仕切るための仕切り板を備えたものであって、前記仕切り板は、前記加工領域とその上側の空間とを仕切る前方位置と、前記加工領域とその上側の空間とを仕切らない後方位置とに開閉自在であり、前記前方位置では前下がりの傾斜姿勢になり、前記後方位置では水平姿勢になるように前記仕切り板を支持する支持機構が設けられているため、仕切り板を閉じた状態では機械の前方から仕切り板越しに加工領域内を見やすく、かつ仕切り板を開いた状態では十分な間口が得られて、加工部に対する各種作業が容易であり、さらに開いた仕切り板をコンパクトに格納できる。
前記支持機構は、前記仕切り板を前後方向に案内する前後案内機構部と、この前後案内機構部により前記仕切り板が前後に案内されるのに連動して、前記前方位置では前下がりの傾斜姿勢になり、前記後方位置では水平姿勢になるように前記仕切り板の姿勢を変更する姿勢変更機構部とでなる場合は、仕切り板を支持する支持機構を、構成が簡略で、仕切り板を容易に開閉できるものとなる。
前記加工部はワークを把持して回転する主軸を有し、この主軸を支持する主軸台が前記加工領域の後方に設けられ、かつ前記主軸に対してワークの供給および排出を行うローダを有し、このローダにおける走行部が前記主軸および主軸台の上方を左右水平に移動するものであり、前記仕切り板は、前記後方位置にあるときに、前記主軸台と前記ローダの走行部との間の空間に格納される場合は、仕切り板を主軸台およびローダの走行部との干渉を避けてコンパクトに格納できる。
この発明の一実施形態を図1ないし図10と共に説明する。図1はこの発明にかかる仕切り板を備えた工作機械の斜視図、図2はその一部を省略した正面図、図3はその破断側面図である。この工作機械は、工作機械本体1と、この工作機械本体1にワークの供給および排出を行うローダ2とを備える。図4は工作機械本体1の平面図である。
工作機械本体1は、2つの加工部3A,3Bが左右並列に設けられた2軸旋盤である。工作機械本体1は、右ベッド4Aと左ベッド4Bとからなるベッド複合体4を有し、左右のベッド4A,4B上に、主軸5を支持した主軸台6が、それぞれ前後方向(Z軸方向)に進退自在に設置されている。主軸5は前後方向(Z軸方向)を向いており、その前端に主軸チャック5aが設けられている。主軸5の前方には、刃物台7が設けられている。主軸5および刃物台7は加工機器であり、前後に並ぶ主軸5と刃物台7との組がそれぞれ加工部3A,3Bを構成している。
各ベッド4A,4Bは、左右の側面板部4aと、これら左右の側面板部4a間に設けられた後台状部4bおよび前台状部4cとを有する構造で、箱型状とされている。後台状部4bと前台状部4cとの間の空間8は、旋削加工時に発生する切粉の排出空間になっている。また、後台状部4bおよび前台状部4cよりも下方の部分となるベッド下部には、左右一対の脚部4dが設けられている。各ベッド4A,4Bの互いに隣合う側の脚部4dは共有である。左右一対の脚部4dの間は、クーラントタンク配置空間になっている。
後側の加工機器である主軸5は、主軸台6に回転自在に支持されており、主軸台6の内部に設けた主軸モータ(図示せず)により回転させられる。主軸台6は、ベッド4A,4Bの後台状部4b上に前後方向に進退自在に設置されており、主軸台6の下方に設けた前後移動機構(図示せず)により前後に進退させる。主軸台6を前後方向に案内する主軸台案内手段9は、主軸台6の左右両側で前後方向に延びて設けられた一対の前後案内レール9aと、主軸台6の左右両側面に突出して設けられ、前後案内レール9a上を前後に移動自在な被案内体9bとでなる。被案内体9bは、例えば直動転がり軸受等からなる。
前側の加工機器である刃物台7は、ツール10と、このツール10を支持するツールホルダ11と、このツールホルダ11を支持するスライド部材12とからなる。スライド部材12は、スライド部材案内手段13を介して左右方向にスライド自在にベッド4A,4Bに設けられている。スライド部材案内手段13は、ベッド4A,4Bの前台状部4dの上に左右水平に設置された前後一対のスライド案内レール13aと、スライド部材12の下面に取付けられた被案内体13bとでなる。被案内体13bは、例えば直動転がり軸受等からなる。
スライド部材12を左右にスライドさせるスライド手段として、ねじ軸14、ナット15、スライドモータ16等が設けられている。ねじ軸14は、一対のスライド案内レール13a間に回転自在に支持されている。ナット15は、スライド部材12の下面に取付けられ、ねじ軸14に螺合している。スライドモータ16はねじ軸14の下方に設けられ、そのモータ軸に取付けた爪車16aとねじ軸14に取付けた爪車14aとに伝動チェーン17が掛けられている。スライドモータ16を回転させると、ねじ軸14が回転し、ナット15がねじ軸14に沿って移動する。これにより、スライド部材12が左右にスライドする。
ベッドA,4B4の下部には、床面Fから浮き上がり状態でクーラントタンク20が取付られている。クーラントタンク20は、ベッド4A,4Bの前端から後端まで延び、さらにベッド4A,4Bの後方に突出している。クーラントタンク20の後端には、内部のクーラントを循環させる循環用モータ21が設けられている。切粉が排出される前記空間8に面するクーラントタンク20の上面部は開放されている。
クーラントタンク20の内部には、ツールコンベア22が設けられている。ツールコンベア22は、油を通過して切粉の通過を阻止する網または孔付きベルト等からなる無端のコンベア回動体23を、コンベアケース24内にローラなどのガイド25を介して回動自在に設けたものである。コンベア回動体23は、ツールコンベア22の後端に設けられたコンベア駆動モータ26により回動駆動される。ツールコンベア22のコンベアケース24は、ベッド4A,4Bの前記空間8と対応する部分は、上面が開放されている。ツールコンベア22は、ベッド4A,4Bから後方に突出した部分が上方に傾斜する傾斜部22aとされ、傾斜部22aの上端からコンベア回動体23の切粉を外部に排出する。
ローダ2は、工作機本体1の上方に左右方向に設置された架設レール30と、この架設レール30に沿って走行する走行体31と、この走行体31に搭載された前後移動台32と、この前後移動台32に設けられた上下方向に2段で伸縮自在な伸縮支持体33と、この伸縮支持体33の下端に支持されたローダヘッド34とでなる。ローダヘッド34は、ワークを把持する2個のローダチャック35を取付けた回転台36を有し、この回転台36が水平に対して45度の角度をなす回転中心37回りに回転することにより、両ローダチャック35が、下向き位置と水平位置とに切り換わるようになっている。上記走行体31、前後移動台32、および伸縮支持体33が動作することにより、ローダチャック35がローダヘッド34と共に、左右(X軸方向)、前後(Z軸方向)、および上下(Y軸方向)に移動および昇降する。
前記架設レール30の前面部には、ワークの向きを反転させるワーク反転機38が設けられている。ワーク反転機38は、互いに対向姿勢をとることが可能な2つの反転用チャック39を有し、ローダ2から渡されたワークの一端部を第1の反転用チャック39がつかみ、そのワークの反対側の端部を第2の反転用チャック39がつかんで受け取り、第2の反転用チャック39からローダ2にワークを戻すことにより、ワークの向きを反転させるようになっている。
加工部3A,3Bの周辺の空間である加工領域S1A,S1Bとその上側の空間であるローダ走行領域S2との境界には、開閉式の仕切り板40A,40Bが設けられている。ローダ走行領域S2は、ローダ2が走行する領域、正確にはローダ2の走行体31からローダヘッド34までの走行部2aが左右に走行する領域であって、後述する機体カバー50によって囲われた空間のことである。図3に示されているように、通常は、前方位置P1にある仕切り板40A,40Bによって加工領域S1A,S1Bと走行領域S2とが仕切られている。このとき、仕切り板40A,40Bは、前下がりの斜め姿勢になっている。その傾斜角度θ(図6(A))は、45°以下、好ましくは10〜20°程度である。図3に示すローダ2は走行時の状態を表しており、走行時には、ローダ走行部2aの下端が、前方位置にある仕切り板40A,40Bの上側で、仕切り板40A,40Bの上端と下端との間を通るようになっている。
図5に示すように、仕切り板40A,40Bは、加工部3A,3Bに対するワークの供給および排出時にローダヘッド34が挿入される開口部41を有し、この開口部41に図示しない開閉機構により開閉するシャッタ42が取付けられている。図はシャッタ42が約半分開いた状態を示している。
仕切り板40A,40Bの支持機構70を図6に示す。支持機構70は、仕切り板40A(40B)を前後方向に案内する前後案内機構部71と、仕切り板40A(40B)の姿勢を変更する姿勢変更機構部72とでなる。
仕切り板40A(40B)は、仕切り板本体40aの左右両端から側面視で略三角形の側板40bが下方に延びており、この側板40bの後端下部に、回転ダンパ43を介してスライダ44が回動自在に取付けられている。回転ダンパ43はスライダ44に一定のトルクを与えるものである。スライダ44は、下方が開く断面U形をしており、ベッド4A,4Bの側面板部4aに支持された前後方向の案内レール45に摺動自在に跨っている。これら回転ダンパ43、スライダ44、および案内レール45により前記前後案内機構部71を構成している。
また、前記回転ダンパ43の近傍には、側板40bから水平に突出するピンからなるカムフォロア46が設けられている。このカムフォロア46は、ベッド4A,4Bの側面板部4aに設けられたカム溝形成部材47のカム溝47aに摺動自在に嵌合している。カム溝47aは、前後長の短い前水平部47aaと、この前水平部47aaの後端に続く後下がりの傾斜部47abと、この傾斜部47abの後端に続く前後長の長い後水平部47acとからなる。これらカムフォロア46およびカム溝形成部材47で前記姿勢変更機構部72を構成している。
仕切り板本体40aの上面前端部には、開閉操作用の把手48が取付けられている。この把手48は、後述するローダフェンス51A(51B)との干渉を避けるために、図6(A)に二点鎖線で示すように、使用しないときには仕切り板本体40a内に没入可能とされている。
前方位置P1(図6(A))にある仕切り板40A(40B)を開けるに際しては、作業者が把手48をつかんで、仕切り板40A(40B)を後方に押す。すると、案内レール45にスライダ44が案内されて仕切り板40A(40B)全体が後方へ移動するとともに、カムフォロア46がカム溝47aの前水平部47aaから傾斜部47abへ移行することにより、仕切り板40A(40B)の前側が持ち上げられる。カムフォロア46がカム溝傾斜部47abの後端に位置する中間位置P2(図6(B))では、仕切り板40A(40B)が水平状となる。さらに、仕切り板40A(40B)を後方に押せば、カムフォロア46がカム溝47aの後水平部47acを移動しつつ、仕切り板40A(40B)が水平状のまま後方位置P3(図6(C))まで移動する。後方位置P3にある仕切り板40A(40B)は、工作機械本体1の主軸台6とローダ2の架設レール30とに挟まれた上下に狭い空間49に格納される。
上記仕切り板40A(40B)の開き動作は、前後案内機構部71によって仕切り板40A(40B)が前後方向に案内され、それに連動する姿勢変更機構部72の作用によって、前方位置P1では前下がりの傾斜姿勢になり、後方位置P2では水平姿勢になるように仕切り板40A(40B)の姿勢が変更されることにより、正確で滑らかに行える。仕切り板40A(40B)を前後方向に移動させるという一動作で仕切り板40A(40B)を開閉させられるため、開閉操作が簡単である。
仕切り板40A(40B)を閉じる場合は、上記と逆の動作を行えばよい。回転ダンパ43によりスライダ44に一定のトルクが与えられているため、仕切り板40A(40B)が中間位置P2から前方位置P1へ移行するときに、仕切り板40A(40B)が自重で急激に前下がりに倒れることが防がれている。
工作機械本体1のベッド4の上側には、ローダ2の周囲を覆う機体カバー50が設けられている。機体カバー50は、上面カバー部50a、正面カバー部50b、左右の側面カバー部50c、および背面カバー部(図示せず)からなる箱状であり、工作機械本体1よりも左右に張り出した部分は下方が開放されている。機体カバー50における正面カバー部50bから上面カバー部50aの前部にかけての、工作機械本体1の各加工部3A,3Bに相当する左右幅の部分は、開閉可能なローダフェンス51A,51Bになっている。
図7は、機体カバー50の枠組の一部であるフェンス枠52とそれに取付けられたローダフェンス51A(51B)の斜視図であり、(A)〜(C)はそれぞれローダフェンス51A(51B)の異なる状態を示している。ローダフェンス51A(51B)は、機体カバー50における上面カバー部50aの一部を構成する水平カバー部51aと、正面カバー部50bの一部を構成する垂直カバー部51bとでなり、水平カバー部51aの基部でフェンス枠52の水平部52aの前後中央部に回動自在に取付けられ、水平カバー部51aと垂直カバー部51bとは図示しない蝶番により互いに回動自在に連結されている。水平カバー部51aおよび垂直カバー部51bには、透明部材が嵌め込まれた窓53が設けられている。機体カバー50のローダフェンス51A,51B以外の箇所にも同様の窓53が設けられている。正面カバー部50bの下部には、開閉操作用の把手部54が形成されている。
図8に示すように、フェンス枠52の左右の前側垂直部52bの下端にガイド溝形成部材55が後方に向けて設けられ、このガイド溝形成部材55の内面に第1のガイド溝56が形成されている。第1のガイド溝56は、全体的には後上がりに傾斜し、後端部56aが若干下方に落ち込んだ側面形状をしている。また、第1のガイド溝56の前端に連なる第2のガイド溝57が、フェンス前側垂直部52bの下端からフェンス枠水平部52aの前後中央部にかけての内面に形成されている。ローダフェンス垂直カバー部51bの左右端面の下端には、上記第1および第2のガイド溝55,56に沿って案内されるガイドローラ58が設けられている。
図7(A)はローダフェンス51A(51B)の閉じ状態Q1を示し、この閉じ状態Q1では、ローダフェンス51A(51B)の水平カバー部51aが機体カバー50の上面カバー部50aと同一平面上に位置し、かつローダフェンス51A(51B)の垂直カバー部51bが機体カバー50の正面カバー部50bと同一平面上に位置している。このとき、前記ガイドローラ58が前記第1のガイド溝56の前端に位置している。ローダフェンス51A(51B)が閉じ状態Q1にあるときは、図3に示すように、ローダフェンス51A(51B)により、前記ローダ走行領域S2とその前側の作業者空間S3とを仕切り、かつ加工領域S1A(S1B)と作業者空間S3とを仕切っている。
上記閉じ状態Q1から、前記把手部54に手を掛けてローダフェンス51A(51B)の垂直カバー部51bを後方に押すことにより、ガイドローラ58が第1のガイド溝56に沿って後方へ転動しつつ、垂直カバー部51bの下端側が後方に回動して、図7(B)に示す第1の開き状態Q2になる。水平カバー部51aは、前部が若干持ち上げられた姿勢となる。閉じ状態Q1から第1の開き状態Q2への切換えは、垂直カバー部51bを後方に移動させるだけであるので、操作が簡単である。第1の開き状態Q2は、ガイドローラ58が第1のガイド溝56の後端部56aに嵌まり込んで、垂直カバー部51bの移動が拘束されているため、安定した状態である。ローダフェンス51A(51B)が第1の開き状態Q2にあるときは、図9に示すように、ローダフェンス51A(51B)により、ローダ走行領域S2と作業者空間S3とを仕切る状態を保持し、かつ加工領域S1A(S1B)と作業者空間S3との間に開口部60が形成される。この実施形態の場合、図5のように、仕切り板40A(40B)のシャッタ42を半開き状態にすることで上記開口部60を形成するが、仕切り板40A(40B)自体を開放して上記開口部60を形成するようにしてもよい。
閉じ状態Q1から、垂直カバー部51bを始めは持ち上げ、途中から後方に押すことにより、ガイドローラ58が第2のガイド溝57に沿って案内されつつ、ローダフェンス51A(51B)が折畳まれて、図7(C)に示す第2の開き状態Q3になる。ローダフェンス51A(51B)が第2の開き状態Q3にあるときは、図10に示すように、ローダ走行領域S2と作業者空間S3とを仕切らず、かつ仕切り板40A(40B)の前記開閉操作が可能である。ローダフェンス51A(51B)が第2の開き状態Q3で、かつ仕切り板40A(40B)を後方位置P3にした場合、作業者空間S3に位置する作業者61により、ローダ走行領域S2越しに加工部3A(3B)の後側の加工機器である主軸5に対してチャック交換等の段取り作業を行える。
工作機械本体1の前方部は、前部カバー62により覆われている。この前部カバー62はベッド4A,4Bの前台状部4cよりも少し前方に離して設けられており、前部カバー62と刃物台7および前台状部4cとの間のスペース63は、切粉落下用スペースとなっている。前部カバー62の上には操作盤64が設置されている。操作盤64は垂直軸64a回りに回動自在であり、例えば、通常は操作盤64を右側のローダフェンス51Bの前側に位置させておき、右側の加工部3Bに対して段取り作業を行う場合には、図1に示すように操作盤64を中央部に位置させて、ローダフェンス51Bの前方の作業者空間S3を空けるようにする。また、ベッド複合体4の背面に沿って、このローダ付き工作機械を制御する制御盤65が設置されている。制御盤65は、ベッド複合体4に取付部材(図示せず)を介して取付けられたものであっても、また支持台(図示せず)を介して床面に設置されたものであっても良い。機体カバー50の工作機械本体1よりも左右両側に張り出した部分の下側はワーク搬入位置とワーク搬出位置とになっていて、ワーク搬入位置には素材ワーク載置台66、ワーク搬出位置には製品ワーク載置台(図示せず)がそれぞれ設置されている。
このローダ付き工作機械は、仕切り板40A,40Bを前方位置P1にし、かつローダフェンス51A,51Bを閉じ状態Q1にして、運転を行う。運転中は、ローダ2により、工作機械本体1の加工部3A,3Bに対してワーク(図示せず)の供給および排出を行う。詳しくは、走行体31が左右移動、前後移動台32が前後移動、および伸縮支持体33が伸縮動作することにより、ローダヘッド34がワーク搬入位置と加工部3A,3B間を移動し、ワーク搬入位置にて下向き位置にあるローダチャック35が素材ワーク載置台66のワークをつかみ、加工部3A,3Bにて水平位置にあるローダチャック35が主軸5にワークを供給する。また、ローダヘッド34が加工部3A,3Bとワーク搬出位置間を移動し、加工部3A,3Bにて水平位置にあるローダチャック35が主軸5から加工済みの製品ワークを受け取り、ワーク搬出位置にて下向き位置にあるローダチャック35が製品ワーク載置台の上に製品ワークを載置する。ローダヘッド34が加工領域S1A,S1B内まで下降する際には、ローダヘッド34の昇降に連動して仕切り板40A,40Bのシャッタ42が全開状態に開けられる。閉じ状態Q1のローダフェンス51A,51Bによってローダ走行領域S2と作業者空間S3とが仕切られた状態でローダ2の上記動作が行われるので、作業者空間S3の作業者61がローダ2に接触するおそれがなくて安全である。
加工部3A,3Bでは、主軸5に支持されたワークに対して旋削加工を行う。具体的には、主軸台6の前後移動によりワークをツール10の送り方向に移動させ、かつ刃物台7の左右スライドによりツール10を切り込み方向に移動させる。ワークの軸方向両側に加工を行う場合は、ワーク反転機38によりワークの向きを反転させる。旋削加工中は、仕切り板40A,40Bのシャッタ42が閉じられているため、切粉が加工領域S1A,S1Bの外に飛散しない。旋削加工の際に発生する切粉は、切粉排出空間8を通ってツールコンベア22の上に落下し、ツールコンベア22によって運ばれて外部に排出される。
加工するワークの種類、加工内容等の変更に応じて、ツール10および主軸チャック5aを交換する。ツール10を交換する場合は、該当する加工部S1A(S1B)の加工を停止させてから、その加工部S1A(S1B)の側のローダフェンス51A(51B)を第1の開き状態Q2にするとともに、仕切り板40A(40B)のシャッタ42を半開き状態にする(図9)。これにより、加工領域S1A(S1B)と作業者空間S3との間に開口部60が形成される。この開口部60から加工領域S1A(S1B)内に手を差し入れてツール10を交換する。図5は、開口部60周辺を作業者空間S3に立つ作業者61の目線で見た図である。図のように開口部60越しに刃物台7を見ることができるため、ツール交換作業を的確に行える。ローダフェンス51A(51B)により、ローダ走行領域S2と作業者空間S3とを仕切る状態が保持されているため、ローダ2を作動させていても安全にツール交換作業を行うことができる。この間、もう一方の加工部S1B(S1A)では、通常どおり加工を続けられる。
主軸チャック5aを交換する場合は、ローダ付き工作機械全体の運転を停止してから、該当する加工部S1A(S1B)の側のローダフェンス51A(51B)を第2の開き状態Q3にして、仕切り板40A(40B)を後方位置P3にする(図10)。これにより、ローダ走行領域S2と作業者空間S3との仕切りがなくなり、作業者空間S3に位置する作業者61によりローダ走行領域S2越しに主軸チャック5aの交換作業を行える。
このように、このローダ付き工作機械は、ローダフェンス51A,51Bを、閉じ状態Q1から第1の開き状態Q2および第2の開き状態Q3の2段階に開閉自在としたことにより、段取り作業の内容に応じてローダフェンス51A,51Bの開き度合いを変えることができる。例えば、一方の加工部3A(3B)の前側の加工機器である刃物台7に対してツール交換等の段取り作業を行う場合は、該当する加工部3A(3B)側のローダフェンス51A(51B)を第1の開き状態Q2にすることで、該当する加工部3A(3B)だけ加工を停止させて所定の段取り作業を行い、もう一方の加工部3B(3A)は通常どおり加工を続けることができる。ツール交換は比較的頻度が高い段取り作業であるため、他方の加工部の加工を停止させずにツール交換を行うことができれば、生産効率を大いに向上させることができる。
仕切り板40A,40Bは前後に移動して開閉する構成であるため、左右幅を広めにとって十分な間口を得ることができる。閉じた前方位置P1では仕切り板40A,40Bが前下がりの傾斜姿勢であるため、機械の前方から仕切り板40A,40B越しに加工領域S1A,S1B内を見やすい。また、前方位置にある仕切り板40A,40Bの前端を支持する機械前面部のフレーム(図示せず)を低くできるため、仕切り板40A,40Bを開けて行う加工領域S1A,S1B内の主軸5および刃物台7に対する段取り作業、加工領域S1A,S1B内の点検、清掃等を行いやすい。開いた後方位置P3では仕切り板40A,40Bが水平姿勢であるため、工作機械の他の部材と干渉させずにコンパクトに格納することができる。また、走行時のローダ走行部2aの下端を、前方位置において前下がりの傾斜姿勢にある仕切り板40A,40Bの上側で、かつ仕切り板40A,40Bの上端と下端との間に位置させることにより、ローダ2と仕切り板40A,40Bとの干渉を避けつつ、ローダ2を比較的低い位置に設けることが可能で、機械の上下寸法を低く抑えることができるとともに、ローダ2の昇降ストロークを小さくすることができる。
この実施形態ではローダ付きの工作機械としたが、この発明は、ローダが設けられていない工作機械にも適用できる。また、この実施形態では加工部が左右方向に2つ設けられているが、加工部は1つだけであってもよい。さらに、工作機械は旋盤に限定されない。
この発明の一実施形態にかかるローダ付き工作機械の斜視図である。 同ローダ付き工作機械の正面図である。 同ローダ付き工作機械の破断側面図である。 同ローダ付き工作機械の平面図である。 同ローダ付き工作機械の一部分を作業者目線で見た図である。 同ローダ付き工作機械の仕切り板開放動作の説明図である。 同ローダ付き工作機械のローダフェンス開放動作の説明図である。 同ローダフェンスのカムフォロアおよびガイド溝の側面図である。 同ローダ付き工作機械の刃物台に対して段取り作業を行っている状態を示す説明図である。 同ローダ付き工作機械の主軸に対して段取り作業を行っている状態を示す説明図である。
符号の説明
1…工作機械本体
2…ローダ
2a…走行部
3A,3B…加工部
5…主軸
6…主軸台
7…刃物台
40A,40B…仕切り板
42…シャッタ
50…機体カバー
51A,51B…ローダフェンス
70…支持機構
71…前後案内機構部
72…姿勢変更機構部
P1…前方位置
P2…中間位置
P3…後方位置
S1A,S1B…加工領域
S2…ローダ走行領域

Claims (3)

  1. 前部に加工部が位置し、この加工部の周辺の空間である加工領域とその上側の空間とを仕切るための仕切り板を備えた工作機械であって、
    前記仕切り板は、前記加工領域とその上側の空間とを仕切る前方位置と、前記加工領域とその上側の空間とを仕切らない後方位置とに開閉自在であり、前記前方位置では前下がりの傾斜姿勢になり、前記後方位置では水平姿勢になるように前記仕切り板を支持する支持機構が設けられている仕切り板を備えた工作機械。
  2. 前記支持機構は、前記仕切り板を前後方向に案内する前後案内機構部と、この前後案内機構部により前記仕切り板が前後に案内されるのに連動して、前記前方位置では前下がりの傾斜姿勢になり、前記後方位置では水平姿勢になるように前記仕切り板の姿勢を変更する姿勢変更機構部とでなる請求項1記載の仕切り板を備えた工作機械。
  3. 前記加工部はワークを把持して回転する主軸を有し、この主軸を支持する主軸台が前記加工領域の後方に設けられ、かつ前記主軸に対してワークの供給および排出を行うローダを有し、このローダにおける走行部が前記主軸および主軸台の上方を左右水平に移動するものであり、前記仕切り板は、前記後方位置にあるときに、前記主軸台と前記ローダの走行部との間の空間に格納される請求項1または請求項2記載の仕切り板を備えた工作機械。
JP2007221293A 2007-08-28 2007-08-28 仕切り板を備えた工作機械 Expired - Fee Related JP5029223B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007221293A JP5029223B2 (ja) 2007-08-28 2007-08-28 仕切り板を備えた工作機械
CN2008101451667A CN101376222B (zh) 2007-08-28 2008-08-04 具备间隔板的工作机械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007221293A JP5029223B2 (ja) 2007-08-28 2007-08-28 仕切り板を備えた工作機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009050977A JP2009050977A (ja) 2009-03-12
JP5029223B2 true JP5029223B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=40420045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007221293A Expired - Fee Related JP5029223B2 (ja) 2007-08-28 2007-08-28 仕切り板を備えた工作機械

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5029223B2 (ja)
CN (1) CN101376222B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5534324B2 (ja) * 2010-04-12 2014-06-25 株式会社岡本工作機械製作所 工作機械の加工液飛散防止カバー装置
US10316580B2 (en) 2013-01-31 2019-06-11 Fuji Corporation Openable/closeable cover device of a circuit board work machine
WO2015028460A1 (de) * 2013-08-28 2015-03-05 Siemens Aktiengesellschaft Klapptür
JP2017159379A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 株式会社ディスコ 開閉扉を有する装置
KR101829152B1 (ko) * 2016-11-30 2018-02-13 신복영 악기용 리드의 재가공장치
JP6956699B2 (ja) * 2018-09-28 2021-11-02 旭精機工業株式会社 工作機械の扉機構

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3513754C1 (de) * 1985-04-17 1986-04-30 Benz & Hilgers GmbH, 4000 Düsseldorf Vorrichtung zum Aufsetzen von Deckeln auf Behaelter
JPH06126585A (ja) * 1992-10-22 1994-05-10 Mekutoron:Kk 工作機械のローディング装置
DE29811016U1 (de) * 1998-06-19 1999-10-28 Meritor Automotive Gmbh Verstellvorrichtung für ein Sonnendach eines Fahrzeuges
JP2000176784A (ja) * 1998-12-08 2000-06-27 Niigata Eng Co Ltd 工作機械におけるスプラッシュカバーの開閉装置
JP2002344183A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp 制御盤
CN2505227Y (zh) * 2001-10-29 2002-08-14 益全机械工业股份有限公司 加工机台的多片式曲折护罩
CN2613339Y (zh) * 2003-02-28 2004-04-28 墩豐机械工业股份有限公司 台锯机锯片的护目盖保护装置
JP2005005783A (ja) * 2003-06-09 2005-01-06 Olympus Corp 蓋装置及びデジタルカメラ
JP2006123131A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Nippei Toyama Corp 立形マシニングセンタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN101376222B (zh) 2011-10-05
CN101376222A (zh) 2009-03-04
JP2009050977A (ja) 2009-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7721398B2 (en) Cutting machine with a workpiece changer
JP5029223B2 (ja) 仕切り板を備えた工作機械
US7226403B2 (en) Machine tool, in particular a drilling and milling machine
DE102010051866B4 (de) Werkzeugmaschine
US4999895A (en) Machine tool
EP2058082B1 (en) Machine tool
US7478720B2 (en) Workpiece changer for machining machines
CZ2003984A3 (cs) Obráběcí stroj
JP5497972B1 (ja) 立型マシニングセンタ
JP2006326803A (ja) 工作機械
US8505894B2 (en) Machine tool
JP2005103694A (ja) 工作機械
EP1795298B1 (de) Werkzeugmaschine mit Beladeeinrichtung
US6679369B2 (en) Machine tool and associated pallet changer
JP5332153B2 (ja) ローダ付き工作機械
JP5803756B2 (ja) 工作機械用カバー
WO2006063540A1 (de) Vertikaldrehmaschine mit zwei abwechselnd arbeitenden werkstückspindeln
JP2000061704A (ja) 工作機械のワーク搬出装置
JP2006255845A (ja) 工作機械
JP2009178831A (ja) ローダ装置
KR100649547B1 (ko) 공작기계의 도어 개폐 장치
JP4432738B2 (ja) 工作機械
JP2003200329A (ja) 複合加工用工作機械
JP6170845B2 (ja) 工作機械のカバー構造
JP4904961B2 (ja) 工作機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100617

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5029223

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees