JP5027789B2 - 光コネクタの組立方法及び光コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、裸光ファイバの外周に被覆を備えた被覆付き光ファイバに装着される光コネクタの組立方法及び光コネクタに関する。
被覆付き光ファイバに撓みを持たせ固定することで、接着剤を用いずに内蔵光ファイバに接合できる光コネクタが知られている。例えば特許文献1に開示される光コネクタを図9に示す。光コネクタ100は、短尺の内蔵光ファイバ101aを備えたフェルール101と、このフェルール101及びフェルール101の後端面から突き出た内蔵光ファイバ101aを保持するスプライス部材104とを備え、スプライス部材104に被覆付き光ファイバ102を後方から導入し、内蔵光ファイバ101aと被覆付き光ファイバ102を突き合わせ、スプライス部材104をクランプして被覆付き光ファイバ102に固定する。光コネクタ100の後部には、後方へ導出された被覆付き光ファイバ102を覆うブーツ103が取り付けられる。内蔵光ファイバ101aと被覆付き光ファイバ102の接合位置には、屈折率整合剤110が充填され、接合面における伝送光の低損失及び低反射を図っている。
被覆付き光ファイバ102は、ブーツ103の内部において撓むように余長を持たせてブーツ103の後端部に固定することで、接着剤を用いずに内蔵光ファイバ101aに接合させることができる。被覆付き光ファイバ102を撓ませておくことで、被覆付き光ファイバ102と内蔵光ファイバ101aの接合面に、被覆付き光ファイバ102の後方側から常に押圧力を付勢することができ、確実に接合状態を維持できる。また、被覆付き光ファイバ102に張力が作用した際には、接合面に作用する張力を低減することもできる。
特開2005−345753号公報
ところで、被覆付き光ファイバに撓みを持たせて固定する光コネクタには、簡易な接続作業で高精度に被覆付き光ファイバ102を接続するため、挿入力により被覆付き光ファイバ102を撓ませ、図10(a)に示す被覆除去部105にて、被覆付き光ファイバ先端の被覆を除去した裸光ファイバ107を光ファイバ保持孔108にさし通す光コネクタ100Aが提案されている。被覆付き光ファイバ102は、ブーツ103の内部において撓ませておくことで、被覆付き光ファイバ102の後方側から常に押圧力を付勢し、コネクタ未接続状態において被覆先端の被覆除去部105への当接状態を維持する。図中、110aは屈折率整合フィルムを示す。
しかしながら、この種の光コネクタ100Aでは、例えば、裸光ファイバ107の先端がフェルール101の先端面に一致している場合や突き出し量が不足していると、図10(b)に示すように高温時の光コネクタ100Aと裸光ファイバ107との熱膨張差により、被覆106が被覆除去部105によって後方側へ押し戻された。被覆106が押し戻されると、裸光ファイバ107がフェルール先端面から引き込まれ、光ファイバ先端同士が間隙111,111を介し開くことで、特性が不安定となり、光結合ロスが増加する虞があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ファイバ先端位置を制御して組み立てできる光コネクタの組立方法及び光コネクタを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) フェルールに貫通形成した光ファイバ保持孔の先端開口が透明体フィルムで塞がれ、前記光ファイバ保持孔の後端面より導出される被覆付き光ファイバを、前記光ファイバ保持孔の後方に装備した固定手段により固定して所定形状に撓ませる光コネクタの組立方法であって、
前記フェルールの先端面に、前記被覆付き光ファイバの前記光ファイバ保持孔への挿入により前記先端面より突出する光ファイバの突き出し量を規定する当て板を装着し、
前記光ファイバの先端を前記当て板に当接させた後、
前記当て板に代えて前記透明体フィルムを保持した板状部材を前記先端面に押圧させた状態で、前記被覆付き光ファイバを撓ませて組み立てることを特徴とする光コネクタの組立方法。
この光コネクタの組立方法によれば、フェルールに光ファイバを挿入する際、フェルールの先端面に当て板を用意し、光ファイバ先端を当て板に当接させる。光ファイバ先端がフェルールの先端面から突出し、且つ突出最大長が当て板にて規制される。これにより、裸光ファイバがフェルールの先端面より僅かに(使用状態において先端面より後退しない突き出し量にて)突出するよう制御される。その後、板状部材に貼り付けた透明体フィルムをフェルール端面に貼り付ける。これにより、透明体フィルムに加わる押圧負荷を軽減しながら、フェルールの先端面からの光ファイバ突き出し量を管理できる。
(2) (1)の光コネクタの組立方法において、
前記透明体フィルムを前記先端面に押し付ける荷重が1kgf以下であることを特徴とする光コネクタの組立方法。
この光コネクタの組立方法によれば、透明体フィルムをフェルールの先端面に押し付ける際、透明体フィルムが光ファイバ保持孔に過剰に喰い込み、損傷することが防止される。
(3) (1)の光コネクタの組立方法において、
前記透明体フィルムを保持した前記板状部材は、フィルム保持平面が前記先端面よりも小さく、且つ該フィルム保持平面と前記板状部材のフェルール当接面に段差が付けられていることを特徴とする光コネクタの組立方法。
この光コネクタの組立方法によれば、先端面による透明体フィルムの過剰な押し付けが生じない。
(4) (1)の光コネクタの組立方法において、
前記光ファイバが突き出すように前記当て板に段差が付けられていることを特徴とする光コネクタの組立方法。
この光コネクタの組立方法によれば、光ファイバ先端のフェルール先端面からの僅かな飛び出し量が、当て板に設けられた段差に応じて容易且つ正確に制御可能となる。
(5) (4)の光コネクタの組立方法において、
前記光ファイバ先端の突き出し量は、
200μm以下であり、
且つ前記フェルールに対する前記光ファイバの前進規制位置と前記先端面までの距離をL、前記フェルールの熱膨張係数をα1、前記光ファイバの熱膨張係数をα2、光コネクタ組立時の温度をT1、光コネクタ使用時の最高温度をT2としたとき、
(α1−α2)×(T2−T1)×L
以上であることを特徴とする光コネクタの組立方法。
この光コネクタの組立方法によれば、当て板の段差が200μm以上であるときの光ファイバ先端の飛び出しすぎによる透明体フィルムの破れが防止される。また、突き出し量が、上式の値未満であるときの高温時、熱膨張差が吸収不能となることによる裸光ファイバのフェルール内部への引き込みを防止できる。
(6) (1)から(5)のいずれか一つに記載の光コネクタの組立方法によって組み立てられた光コネクタであって、
前記光ファイバが、前記透明体フィルムを弾性変形させて前記先端面から突出していることを特徴とする光コネクタ。
この光コネクタによれば、光ファイバが透明体フィルムを弾性変形させて先端面より僅かに(使用状態において先端面より後退しない突き出し量にて)突出しているので、高温時に生じるコネクタの膨張に伴って光ファイバがコネクタ内部へ引き込まれる(後退する)ことがない。また、光ファイバ先端が適宜な突き出し量に制御され、透明体フィルムを破くことがない。
(7) (6)の光コネクタにおいて、
前記透明体フィルムが、ハード層とソフト層を有する少なくとも二層の多層構造からなり、前記ソフト層を前記フェルールに配置することを特徴とする光コネクタ。
この光コネクタによれば、ソフト層が光ファイバ先端側に配置され、光ファイバ先端面に発生する凹凸が吸収され、光ファイバ先端面を研磨する必要がなくなる。ハード層が外側となり、タック性を弱めることで、透明体フィルムの当て板あるいは相手コネクタヘの粘着が生じず、透明体フィルムのフェルールの先端面からの剥がれが防止できる。
(8) (6)の光コネクタにおいて、
前記透明体フィルムの厚みが、60μm以下であり、
前記ハード層の貯蔵弾性率が0.85MPa以下、前記ソフト層の貯蔵弾性率が0.04MPa以下であることを特徴とする光コネクタ。
この光コネクタによれば、ハード層の貯蔵弾性率を0.85MPa以下、ソフト層の貯蔵弾性率を0.04MPa以下とすることで、コネクタ同士を対向させて結合した際に、透明体フィルムが容易に弾性変形して結合される光ファイバ同士の間隙を60μm以下となり、損失の増大を抑止できる。また、ハード層の貯蔵弾性率を0.85MPa以下、ソフト層の貯蔵弾性率を0.04MPa以下とすることで、光ファイバ先端面の凹凸を吸収できるとともに、ファイバ先端による破れ強度を高め、連続着脱による透明体フィルムの損傷を抑止できる。
(9) (6)の光コネクタにおいて、
前記フェルールの先端を覆うキャップが被せられ、
前記当て板が、前記キャップの内部に設けられていることを特徴とする光コネクタ。
この光コネクタによれば、キャップをフェルールの先端に装着すれば、フェルールの先端面に当て板が当接し、突き出し量の制御作業が簡単となる。
(10) (9)の光コネクタにおいて、
前記当て板が、ジルコニア製であることを特徴とする光コネクタ。
この光コネクタによれば、当て板の剛性をフェルールと同一材料とすることができる。当て板が、耐腐食性に優れ、軽量且つ高強度となることから取り扱い性が良好となり、高精度を長期に維持できる。
(11) (6)の光コネクタにおいて、
前記透明体フィルムの貼り付けられる前記板状部材が、前記キャップの内部に設けられることを特徴とする光コネクタ。
この光コネクタによれば、キャップをフェルールの先端に装着すれば、フェルールの先端面に板状部材が当接し、保持した透明体フィルムの先端面への貼り付け作業が簡単となる。
(12) (11)の光コネクタにおいて、
前記板状部材が、ジルコニア製であることを特徴とする光コネクタ。
この光コネクタによれば、板状部材の剛性をフェルールと同一材料とすることができる。板状部材が、耐腐食性に優れ、軽量且つ高強度となることから取り扱い性が良好となり、高精度を長期に維持できる。
本発明に係る光コネクタの組立方法によれば、フェルールの先端面に用意した当て板に、光ファイバの先端を当接させ、光ファイバを規定する突き出し量に突出させた後、当て板に代えて透明体フィルムを保持した板状部材を先端面に押圧させ、被覆付き光ファイバを撓ませて組み立てるので、透明体フィルムに加わる押圧負荷を軽減しながら、ファイバ先端位置を制御して組み立てできる。
本発明に係る光コネクタによれば、光ファイバが規定する突き出し量に突出された後、透明体フィルムで押圧され、透明体フィルムを弾性変形させて光ファイバがフェルール先端面より突出しているので、光ファイバが、透明体フィルムを破くことがなく、また、コネクタ使用状態においてフェルールの先端面より後退せず、特性が安定する。
以下、本発明に係る光コネクタの組立方法及び光コネクタの好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る光コネクタの実施の形態の縦断面図である。
光コネクタ31は、被覆付き光ファイバ19に装着される光コネクタであって、被覆付き光ファイバ19を挿通し固定する本体部33と、この本体部33に嵌合すると共に、本体部33と同軸の光ファイバ保持孔37を連通させた例えばジルコニア製などのフェルール38と、本体部33及び該本体部33から突出しているフェルール38の一部を覆うハウジング41とから構成されている。
図2は図1に示した光コネクタの本体部の分解斜視図である。
本体部33は、先端にフェルール38が嵌合装着されるベース部材42と、該ベース部材42の後方の切欠部42a上に重ねられる余長収容部用蓋部材44及び固定手段である固定用蓋部材45と、ベース部材42上に重ねられた各蓋部材44,45をベース部材42と一体的に挟持固定するクランプ部材46とから構成されている。
ベース部材42は、被覆付き光ファイバ19を挿通するファイバ挿通部47が貫通形成されると共に、先端側にはフェルール38の基端部が嵌合するフェルール嵌合孔48(図1参照)が形成されている。
また、ベース部材42の後半部は、切欠部42aによりファイバ挿通部47の上方が開放した半割れ構造になっている。
切欠部42aの略前半部に被せられる余長収容部用蓋部材44は、図1に示すように内面側の中央部がえぐられた構造になっていて、ファイバ挿通部47の上方に、被覆付き光ファイバ19の余長(撓み部分)19aを収容する余長収容空間51を画成する。
固定用蓋部材45は、その内面45aによって、V溝構造を成すファイバ挿通部47に載置された被覆付き光ファイバ19の外周面を、V溝に押し付けて位置決めした状態で、被覆付き光ファイバ19の固定を果たす。
各蓋部材44,45は、それぞれの下面に突設した位置決め用の突条44b,45bを、切欠部42aの突き合わせ面に形成されたガイド溝42bに嵌合させることにより、突き合わせた際の幅方向(図1では紙面に直交する方向)の位置ずれが防止される。
クランプ部材46は、例えば、ばね用の金属板のプレス成形により形成されたもので、各蓋部材44,45の上面とベース部材42の下面とを挟持することにより、各蓋部材44,45をベース部材42に固定する。
図3は図1に示したフェルールの拡大図、図4は図3に示したフェルールの被覆除去部の構成を示す拡大図である。
フェルール38の光ファイバ保持孔37は、図1及び図3に示すように、被覆付き光ファイバ19の外径(図4の外径d1)と略同一(正確には、僅かに大きい)の内径を有する第1孔部53と、被覆付き光ファイバ19の先端の被覆19bを除去した裸光ファイバ20の外径(図4の外径d3)と略同一(正確には、僅かに大きい)の内径を有する第2孔部55と、第1孔部53と第2孔部55との間に位置して被覆付き光ファイバ19の先端部で除去した被覆19bを収容する空間である被覆受け部57とを備えている。図示のように、被覆受け部57は、第1孔部53よりも広い空間に形成されている。
また、被覆受け部57に臨む第2孔部55の端部は、図3及び図4に示すように、第1孔部53側より挿入される被覆付き光ファイバ19の被覆19b(第1被覆19b1と第2被覆19b2とで構成されている)が当接し、当該被覆19bを除去する被覆除去部61を形成している。
この被覆除去部61の先端は、図4に拡大して示すように、第2孔部55の端部内周面に形成したテーパ部61aと、第2孔部55の端部に連なる被覆受け部57側の壁面に形成したテーパ部61bとによって、鋭角状に形成されている。本実施形態では、被覆除去部61の先端は円錐状に設定されている。
さらに、被覆除去部61の形状について詳述すると、次のような形状になっている。
裸光ファイバ20の外径に略等しい(僅かに大きい)内径D1の第2孔部55の端部は、テーパ部61aにより、被覆付き光ファイバ19の第1被覆19b1の内径d3よりも大きく、第1被覆19b1の外径d2よりも小さい寸法D2に設定されている。
一方、第2孔部55の端部に連なる被覆受け部57側の壁面に形成したテーパ部61bは、D2よりも大きく、第1被覆19b1の外径d2よりも小さい寸法D3の位置から徐々に傾斜したテーパ面となっている。
したがって、被覆除去部61の先端部には、D2とD3で挟まれる僅かな幅ではあるが、被覆付き光ファイバ19との衝突を受ける平坦面61cが残された形状になっている。
上記構成を採ることにより、被覆除去部61の平坦面61cは、第1孔部53を挿通した被覆付き光ファイバ19の被覆位置に当接した際に、被覆19bの内、外周側の第2被覆19b2に比べ硬度の低い内周側の第1被覆19b1の位置に当接するため、容易に被覆除去を行うことができる。
また、第2孔部55はその端部内周面がテーパ部61aに設定されているため、被覆が除去された裸光ファイバ20を良好に第2孔部55内に案内することができる。
図3に示すように、裸光ファイバ20の端面が突出するフェルール38の先端面38aには、相手コネクタ等との接合時における伝送特性の低下を防止するために、透明体フィルムである屈折率整合フィルム63が貼付される。伝送特性の低下は、例えば光ファイバ19の先端面の反射光が接続相手コネクタの光共振モードに結合して戻り光雑音を発生させることで生じる。
光共振モードの結合を抑制するには、光ファイバ19の先端面からの反射光を低く抑えればよく、光ファイバ19の屈折率(約1.46)と周囲空気の屈折率(約1)の屈折率差をできるだけ小さくすればよい。これには、光ファイバ19と相手コネクタとの間隙に光ファイバ19の屈折率に近い透明材料を設けることが有効である。これにより、屈折率差の低下による反射率の低下で、等価的に光ファイバ19を相手コネクタから遠ざけた場合と同じような効果が得られる。屈折率整合フィルム63は、この効果を持たせることを兼ねる。したがって、屈折率整合フィルム63は、屈折率が光ファイバ19の等価屈折率に等しい、若しくはほぼ同等であることが望ましい。
また、屈折率整合フィルム63は、光ファイバ19が外力によって微少振動することを抑制する効果も有する。光ファイバ19は、外部で種々の物体に接しており、それらからの外力を内部に伝達する媒体にもなる。光ファイバ19が、外部の周期性振動を受け、その振動が機械的共鳴振動数近傍である場合、光ファイバ19の先端は共鳴振動を起こし、相手コネクタとの安定的な結合状態を低下させる。屈折率整合フィルム63は、このような振動の防止及び減衰にも有効となる。
さらに、屈折率整合フィルム63はフェルール38と光ファイバ19の熱膨張差を緩衝する効果も有し、相互の熱膨張係数差による応力や歪を光ファイバ19の先端と相手コネクタの接続部に集中させず、フェルール38の先端面38aの全体に分散させる効果を有する。つまり、熱サイクルの劣化等を防止するためにも有効となる。
本実施の形態による屈折率整合フィルム63は、ソフト層63aとハード層63b(図8参照)の二層構造からなり、ソフト層63a側をフェルール38に配置する。ソフト層63aがファイバ先端側に配置され、ファイバ先端面に発生する凹凸が吸収され、ファイバ先端面を研磨する必要がなくなる。また、ハード層63bが外側となり、タック性を弱めることで、屈折率整合フィルム63の相手コネクタ等ヘの粘着が生じず、屈折率整合フィルム63のフェルール先端面38aからの剥がれが防止できるようになされている。
屈折率整合フィルム63は、厚みが、60μm以下であり、ハード層63bの貯蔵弾性率が0.85MPa以下、ソフト層63aの貯蔵弾性率が0.04MPa以下である。ここで、貯蔵弾性率とは、フィルムのような粘弾性体(弾性と粘性の両方の性質をもつ物質)の性質の一つであり、試料の硬さを表す単位を言う。この貯蔵弾性率は、「加流ゴム及び熱可塑性ゴムの動的性質試験」(JIS K 6394)(ISO 4664)にて定める試験方法で求められる。上記厚み及び貯蔵弾性率とすることで、コネクタ同士を1kgf程度の荷重で対向させて結合した際に、透明体フィルムが容易に弾性変形して結合ファイバ同士の間隙が20μm以下となり、損失の増大を抑止できる。また、ソフト層63aとハード層63bの貯蔵弾性率を上記の値以下とすることで、ソフト層63aにて光ファイバ先端面の凹凸を吸収できるとともに、ハード層63bにてファイバ先端による破れ強度を高め、連続着脱による屈折率整合フィルム63の損傷を抑止できる。
図5は本実施の形態に係る光コネクタの組立に用いられる当て板を(a)、板状部材を(b)に示した要部断面図である。
光コネクタ31は、被覆付き光ファイバ19を組み付け、屈折率整合フィルム63を貼り付けるのに、当て板71及び板状部材75を用いる。当て板71及び板状部材75は、光コネクタ31を組み立てる必須の部材となる。当て板71は、被覆付き光ファイバ19の挿入によりフェルール先端面38aから突出する裸光ファイバ20の突き出し量を規定するために使用される。板状部材75は、屈折率整合フィルム63を保持し、裸光ファイバ20を突出させたフェルール先端面38aに押圧して屈折率整合フィルム63をフェルール先端面38aに貼り付けるために使用される。
当て板71は、フェルール先端面38aの外周38bに嵌る凹部77を有したキャップ73の内部に設けられる。当て板71は、凹部77が外周38bに嵌められると、フェルール当接面79がフェルール先端面38aと平行となって当接する。フェルール当接面79には第2孔部55に対応する位置に段差70が形成され、段差70は底面が裸光ファイバ20と当接する。キャップ73をフェルール38の先端外周38bに装着すれば、フェルール先端面38aに当て板71が当接し、裸光ファイバ20の突き出し量の制御作業が簡単に行えるようになっている。
板状部材75は、フェルール先端面38aの外周38bに嵌る凹部77を有したキャップ81の内部に設けられる。板状部材75は、凹部77が外周38bに嵌められると、フェルール当接面83がフェルール先端面38aと平行となって当接する。フェルール当接面83の光ファイバ保持孔37に対応する部分はフィルム保持平面83aとなり、フィルム保持平面83aには屈折率整合フィルム63が剥離容易に貼られ保持される。キャップ81をフェルール38の外周38bに装着すれば、フェルール先端面38aにフェルール当接面83が当接し、保持した屈折率整合フィルム63の先端面38aへの貼り付け作業が簡単に行えるようになっている。
当て板71及び板状部材75は、ジルコニア製とすることで、フェルール38と同一材料とできる。また、ジルコニア製とすることで、耐腐食性に優れ、軽量且つ高強度となることから取り扱い性が良好となり、高精度を長期に維持できる。
当て板71、板状部材75を用いて組み立てられた光コネクタ31は、裸光ファイバ20がフェルール先端面38aより僅かに(使用状態において先端面38aより後退しない突き出し量にて)突出しているので、光コネクタ31,31同士の接続時に、この突き出し量分裸光ファイバ20がフェルール38内に後退し、フェルール38と被覆19bの先端の間に間隙が発生する。この間隙により、高温時に生じるフェルール38と光ファイバ19の熱膨張差が吸収可能となる。つまり、フェルール38と被覆19bの先端が早期に接触し、フェルール38の膨張に伴って裸光ファイバ20が引き込まれる(後退する)ことがない。
したがって、当て板71、板状部材75を用いて組み立てられた光コネクタ31によれば、裸光ファイバ20が、屈折率整合フィルム63を破くことがなく、また、使用状態においてフェルール先端面38aより後退せず、特性が安定する。
次に、以上に説明した光コネクタ31と被覆付き光ファイバ19の組立方法を説明する。
図6は光コネクタと被覆付き光ファイバの組立過程を(a)〜(d)で表した工程説明図、図7は一部の組立過程と光結合までを(a)〜(d)で表した要部断面図である。
この組立方法では、光ファイバ保持孔37を形成したフェルール38と、フェルール38の後端面より導出される被覆付き光ファイバ19を所定の撓み形状に固定する固定用蓋部材45とを備える光コネクタ31において、被覆付き光ファイバ19の撓み力によって裸光ファイバ20を光ファイバ保持孔37の先端面38aに突出させ、その後に、屈折率整合フィルム63をフェルール先端面38aに貼り付ける。
先ず、図5(a)、図6(a)に示すように、フェルール38の外周38bにキャップ73を嵌め、凹部77に設けた当て板71のフェルール当接面79をフェルール先端面38aに当接する。これにより、フェルール当接面79に設けられた段差70が第2孔部55と一致する。図6(b)に示すように被覆付き光ファイバ19の先端を第2孔部55の後端の被覆除去部61に当接させて先端側の被覆19bを除去すると共に除去した被覆19bを被覆受け部57に収容する。被覆19bが除去された裸光ファイバ20は第2孔部55に進入する。
被覆付き光ファイバ19は、図7(a)に示すように、裸光ファイバ20の先端が段差70の底面70aに当接するまで挿入する。フェルール38の先端面38aから突出した裸光ファイバ20が底面70aに当接すると、それ以上の突出が規制される。裸光ファイバ20が規定の量で突出したなら、図6(c)に示すように、ベース部材42の切欠部42aに、各蓋部材44,45を被せ、被覆付き光ファイバ19を所定の撓み形状に固定する。これにより、裸光ファイバ20の先端面38aからの僅かな突き出し量が段差70に応じて容易且つ正確な規定量に制御される。なお、この状態において、被覆付き光ファイバ19は、被覆19bが被覆除去部61に当たるため、それ以上は前に出ないが、後方へは撓み部分19aが撓むので後退は可能となる。
図7(a)に示した裸光ファイバ20の先端の突き出し量Kは、200μm以下であり、且つフェルール38に対する裸光ファイバ20の前進規制位置である被覆除去部61と先端面38aまでの距離をL、フェルール38の熱膨張係数をα1、光ファイバ19の熱膨張係数をα2、光コネクタ組立時の温度をT1、光コネクタ使用時の最高温度をT2としたとき、
(α1−α2)×(T2−T1)×L
以上であることが望ましい。
これにより、当て板71の段差70が200μm以上であるときの裸光ファイバ20の先端の飛び出しすぎによる屈折率整合フィルム63の破れが防止される。また、突き出し量Kが、上式の値未満であるときの高温時、熱膨張差が吸収不能となることによる裸光ファイバ20のフェルール内への引き込みを防止できる。
裸光ファイバ20の先端を当て板71に当接させた後、キャップ73を脱着し、次に、図6(c)に示すように、キャップ73に代えて、屈折率整合フィルム63を保持したキャップ81をフェルール38の外周38bに嵌める。キャップ81は、所定の押し付け荷重でフェルール38に押し付けられる。図7(b)に示すように、板状部材75に装着した屈折率整合フィルム63をフェルール先端面38aに押し付ける。これにより、裸光ファイバ20は、一旦、光ファイバ保持孔37内へ後退する。この後退により、被覆除去部61と被覆19bの先端の間には間隙Kが生じる。
屈折率整合フィルム63をフェルール先端面38aに押し付ける荷重は1kgf以下であることが好ましい。これにより、屈折率整合フィルム63を先端面38aに押し付ける際、屈折率整合フィルム63が光ファイバ保持孔37に過剰に喰い込み、損傷することが防止される。
屈折率整合フィルム63がフェルール先端面38aに貼り付けられた後、図6(d)に示すように、キャップ81が脱着される。キャップ81が脱着されると、板状部材75に押されていた裸光ファイバ20が、撓み部分19aの弾性力によって突出し、図7(c)に示すように、第2孔部55を覆う屈折率整合フィルム63が少量押し出される。この際、裸光ファイバ20は、屈折率整合フィルム63が抵抗となり、後退量(間隙K)より小さい突き出し量t(K>t)で突出する。したがって、被覆除去部61と被覆19bの先端にはその差分の僅かな隙間s(s=K−t)が開く。
裸光ファイバ20の第2孔部55への挿入が完了したら、図6(d)に示すように、各蓋部材44,45をクランプ部材46によりベース部材42に固定した後、その外周にハウジング41を装着すれば、被覆付き光ファイバ19への光コネクタ31の装着作業が完了となる。
屈折率整合フィルム63を貼り付けた光コネクタ31,31同士が結合されると、図7(d)に示すように、それぞれの裸光ファイバ20が突き出し量t分後退し、被覆除去部61と被覆19bの先端との間には間隙Kが形成される。この間隙Kが確保されることにより、高温使用状態においてもフェルール先端面38aより裸光ファイバ20が後退しなくなる。
したがって、上記実施の形態による光コネクタ31の組立方法によれば、フェルール38の先端面38aに用意した当て板71に、裸光ファイバ20の先端を当接させ、裸光ファイバ20を規定する突き出し量Kに突出させた後、当て板71に代えて屈折率整合フィルム63を保持した板状部材75を先端面38aに押圧させ、被覆付き光ファイバ19を撓ませて組み立てるので、屈折率整合フィルム63に加わる押圧負荷を軽減しながら、ファイバ先端位置を制御して組み立てできる。
なお、上記実施の形態では、板状部材75のフィルム保持平面83aが平面である構成を説明したが、板状部材75Aは、図8(a)(b)に示すように、フィルム保持平面83aAが先端面38aよりも小さく、且つフィルム保持平面83aAがフェルール当接面79Aより低く、フィルム保持平面83aAとフェルール当接面79Aに段差が付けられていてもよい。但し、フィルム保持平面83aAとフェルール当接面79Aの段差Aは、屈折率整合フィルム63の厚さFより小さい。このような構成とすることで、図8(a)に示すキャップ81の装着時、フェルール先端面38aによる屈折率整合フィルム63の過剰な押し付けが生じない。なお、図中、63aは屈折率整合フィルム63のソフト層、63bはハード層を示す。
また、上記実施の形態では、被覆除去部61の設けられるフェルール38を例に説明したが、本発明に係る光コネクタの組立方法及び光コネクタは、予め先端の被覆が除去されている被覆付き光ファイバを使って組み立てる研磨レスの簡易組立光コネクタに適用しても、上記同様の効果を奏するものである。
本発明に係る光コネクタの実施の形態の縦断面図である。 図1に示した光コネクタの本体部の分解斜視図である。 図1に示したフェルールの拡大図である。 図3に示したフェルールの被覆除去部の構成を示す拡大図である。 本実施の形態に係る光コネクタの組立に用いられる当て板を(a)、板状部材を(b)に示した要部断面図である。 光コネクタと被覆付き光ファイバの組立過程を(a)〜(d)で表した工程説明図である。 一部の組立過程と光結合までを(a)〜(d)で表した要部断面図である。 フィルム保持平面が低い変形例の要部拡大視を(a)、キャップ挿入前を(b)、貼り付け時を(c)で表した断面図である。 従来の光コネクタの断面図である。 被覆除去部を備えたフェルールを(a)、被覆が押し戻され光ファイバ先端同士に間隙が形成された従来の光コネクタを(b)で表した要部断面図である。
符号の説明
19 被覆付き光ファイバ
31 光コネクタ
37 光ファイバ保持孔
38 フェルール
38a フェルールの先端面
45 固定用蓋部材(固定手段)
61 被覆除去部
63 屈折率整合フィルム(透明体フィルム)
63a ソフト層
63b ハード層
70 段差
71 当て板
73 キャップ
75 板状部材
83 フェルール当接面
83a フィルム保持平面
L 光ファイバの前進規制位置と先端面までの距離
K 突き出し量

Claims (9)

  1. フェルールに貫通形成した光ファイバ保持孔の先端開口が透明体フィルムで塞がれ、前記光ファイバ保持孔の後端面より導出される被覆付き光ファイバを、前記光ファイバ保持孔の後方に装備した固定手段により固定して所定形状に撓ませる光コネクタの組立方法であって、
    前記フェルールの先端面に、前記被覆付き光ファイバの前記光ファイバ保持孔への挿入により前記先端面より突出する光ファイバの突き出し量を規定する当て板を装着し、
    前記光ファイバの先端を前記当て板に当接させた後、
    前記当て板に代えて前記透明体フィルムを保持した板状部材を前記先端面に押圧させた状態で、前記被覆付き光ファイバを撓ませて組み立てることを特徴とする光コネクタの組立方法。
  2. 請求項1記載の光コネクタの組立方法において、
    前記透明体フィルムを前記先端面に押し付ける荷重が1kgf以下であることを特徴とする光コネクタの組立方法。
  3. 請求項1記載の光コネクタの組立方法において、
    前記透明体フィルムを保持した前記板状部材は、フィルム保持平面が前記先端面よりも小さく、且つ該フィルム保持平面と前記板状部材のフェルール当接面に段差が付けられていることを特徴とする光コネクタの組立方法。
  4. 請求項1記載の光コネクタの組立方法において、
    前記光ファイバが突き出すように前記当て板に段差が付けられていることを特徴とする光コネクタの組立方法。
  5. 請求項4記載の光コネクタの組立方法において、
    前記光ファイバ先端の突き出し量は、200μm以下であり、且つ前記フェルールに対する前記光ファイバの前進規制位置である被覆除去部と前記先端面までの距離をL、前記フェルールの熱膨張係数をα1、前記光ファイバの熱膨張係数をα2、光コネクタ組立時の温度をT1、光コネクタ使用時の最高温度をT2としたとき、
    (α1−α2)×(T2−T1)×L
    以上であることを特徴とする光コネクタの組立方法。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の光コネクタの組立方法に用いられる光コネクタ組立治具であって、
    前記フェルールの前記先端面を覆うキャップを備え、
    前記キャップの内部に、前記先端面と平行に当接する当接面を有する当て板が設けられていることを特徴とする光コネクタ組立治具。
  7. 請求項6記載の光コネクタ組立治具において、
    前記当接面には、前記光ファイバの先端と当接して前記光ファイバの突き出し量を制御する底面を有する段差が形成されていることを特徴とする光コネクタ組立治具。
  8. 請求項6または7記載の光コネクタ組立治具において、
    前記当て板が、ジルコニア製であることを特徴とする光コネクタ組立治具。
  9. 請求項1から5のいずれか一項に記載の光コネクタの組立方法に用いられる光コネクタ組立治具であって、
    前記フェルールの前記先端面を覆うキャップを備え、
    前記キャップの内部に、前記先端面と平行に当接するフェルール当接面を有する板状部材が設けられており、
    前記透明体フィルムが前記フェルール当接面に剥離可能に貼り付けられていることを特徴とする光コネクタ組立治具。
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