JP5027259B2 - 短いかつ/または棒状のワークピースを仕上げ研削するための方法および研削機械 - Google Patents

短いかつ/または棒状のワークピースを仕上げ研削するための方法および研削機械 Download PDF

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Description

本発明は、直線および/または曲線によって形成された非円形の横断面と、互いに平行に延びる平らな端面とを有する棒状のワークピースを研削するための方法に関する。
さらに、本発明は、特に前述した方法を実施するための、円形のかつ/または非円形のワークピースを仕上げ加工するための研削機械に関する。
さらに、本発明は、前述した方法を実施するための、直線および/または曲線によって形成された非円形の横断面と、互いに平行に延びる平らな端面とを有する棒状のワークピースを研削するための研削機械に関する。
「短いかつ/または棒状のワークピース」とは、Z方向、すなわち、ワークピースの長手方向への研削ディスクの調節による研削加工を要求しないかまたは、場合により、たとえば端面の領域に斜め面取り部を形成するために、Z方向への僅かな調節しか要求しないようなワークピースしか考えられていないことを意味している。したがって、研削ディスクの送りは、Z方向に対して垂直なX方向にしか行われない。ワークピースは、いずれにせよ、互いに平行に位置する2つの端面と、長さLの、両端面に対して、有利には垂直に位置する外側輪郭とを有している。この場合、長さLは、端面の有効な直径よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。したがって、任意であってよい横断面/外側輪郭を備えた棒状のワークピースも板状のワークピースも含まれている。簡潔のために、以下では、「棒状のワークピース」を使用する。この場合、板状のワークピースも含まれているものとする。
このような形式の短い棒状のワークピースの有利なかつ例として挙げられる使用分野は、機械的な作動装置、切換装置および制御装置である。これらの装置では、棒状の部材がアクチュエータとして運動および力を伝達する。この事例では、棒状のワークピースが、有利には10〜80mmの間の長さと、有利には2〜15mmの間の縁長さを備えた正方形の横断面とを有していてよい。材料として、種々異なる金属もセラミックス材料も考慮される。非円形の横断面によって、相応のガイドにおいて、棒状のアクチュエータが、組み付けられた状態でその長手方向にだけ運動させられるものの、回動させられないことが達成される。
この使用事例では、仕上げ研削される棒状のワークピースに極めて高い要求が課せられる。特に基本寸法の寸法安定性と、端面の平行性と、長手方向側面と端面との間の直角の正確な維持と、端面の平坦性と、最大高さRzとが挙げられる。
具体的な使用事例で要望される精度は、棒状のワークピースの各面が個々に水平平面研削により加工されることによって達成することができる。しかし、この方法は、真っ直ぐな縁部を備えた幾何学的な横断面に制限されている。この研削法では、研削ゾーンに、研削ディスクとの面接触に基づき、冷却潤滑剤を困難にしか供給することができない。この理由から、周面研削と同じ時間節約量を達成することができない。さらに、この場合、ワークピースが頻繁に反転させられ、締め換えられなければならず、これによって、経済的な大量生産が付与されていない。ワークピースの反転および締換えに基づき、本発明による方法のような狭い製造誤差を実現することができない。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第102006007055号明細書には、このような形式のワークピースを研削加工するための方法および装置が記載されている。この場合、ワークピースが、まず、その周面で保持され、研削ステーションに供給される。そこで、二重ディスクによって両端面が同時に前・精密研削される。二重ディスクでは、互いに間隔を置いて同軸的に配置された回転する2つの研削ディスクがワークピースを取り囲んだ状態に把持する。研削ディスクは、互いに向かい合った内面に、荒削りのための研削ライニングと、これに続く仕上げ削りのための研削ライニングとを支持している。これらの研削ライニングは、送り方向(X軸線)への研削主軸の移動によって連続して係合される。研削ディスクの仕上げ削り領域の間隔は、加工したいワークピースの研削寸法に相当している。端面の加工後、ワークピースが第2のチャックに引き渡される。このチャックでは、ワークピースがその端面を介して締め込まれる。そこで、ワークピースの外側輪郭が非円筒研削によって形成される。このためには、第2の研削主軸が加工位置に内方旋回させられる。この場合、第2の研削主軸と同一の旋回可能なハウジングに装着された、二重研削のための第1の研削主軸は、加工領域から外方旋回させられる。外側輪郭の加工後、仕上げ加工されたワークピースが取り出され、次のワークピースが、端面の二重研削に対する位置にもたらされる。このためには、第1の研削主軸が再度内方旋回させられ、送られなければならない。
実際の使用において、加工位置への両研削主軸の交互の内方旋回と送りとに対して、ワークピースの加工が行われ得ない著しい時間手間が必要となることが分かった。このことは、設備の生産性に対して問題となる。このことは、特に製作したいワークピースの、一般的に極めて大きな個数に関して著しく不利である。つまり、研削のために使用され得ない時間もしくは少なくとも部分的に時間平行に研削され得ない時間は、1つのワークピースに対する全加工時間の30%〜50%を使用し得る。
したがって、本発明の課題は、冒頭で述べた方法および研削機械を改良して、サイクル時間の減少が得られ、したがって、改善された経済的な大量生産が、極めて良好な研削結果に相俟って達成されるようにすることである。
この課題を解決するために本発明の方法では、当該方法が、以下の方法ステップ:すなわち、
a)加工されていない棒状のワークピースを、複数の緊締箇所を有する保持装置に引き渡し、第1の緊締位置においてワークピースをその長手方向側面で締め込み;
b)締め込まれた棒状のワークピースを保持装置によって第1の加工位置にもたらし;
c)棒状のワークピースの両端面を加工位置で同時に二重平面研削によって仕上げ研削し;
d)締め込まれた棒状のワークピースを保持装置によって、互いに間隔を置いて同軸的に位置する2つの緊締ジョーの間の第2の加工位置に移送し、両緊締ジョーによって第2の緊締位置においてワークピースを、すでに加工された端面で締め込み、その後、長手方向側面での第1の緊締を解消し;
e)緊締ジョーを同期的に制御して回転駆動させ、棒状のワークピースの長手方向側面を、CNC制御された周面研削によってC−X補間の原理により第2の加工位置で仕上げ研削し、この場合、C軸線が、両緊締ジョーの共通の回転・駆動軸線によって形成されるようになっており、X軸線が、C軸線に対して垂直に延びており;
f)第2の緊締を解除するために、棒状のワークピースを再度保持装置によって受け取り、緊締ジョーを互いに離れる方向に走行させ、
g)保持装置によってアンローディング位置にもたらし、次いで、アンローディング装置に引き渡す:
を備えているようにした。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、当該方法が、ステップc)を精密に行う以下の方法ステップ:すなわち、
c1)棒状のワークピースを、その端面の二重平面研削のために、第1の加工位置において、互いに軸方向の間隔Dを置いて同軸的に位置する回転する2つの第1の研削ディスクに供給するかまたは第1の両研削ディスクに相当する研削ライニングを有するただ1つの研削ディスクに供給し、この場合、棒状のワークピースの長手方向が、第1の研削ディスクの共通の回転軸線に対して平行に延びており;
c2)平面研削をX軸線の方向への第1の研削ディスクの運動によって行うかまたは第1の研削ディスクに対して相対的な、締め込まれたワークピースを備えた保持装置の運動によって行い;
c3)その都度の運動時に、棒状のワークピースの両端面が、第1の研削ディスクもしくは研削ディスクの、互いに向かい合った広幅面に研削有効に連続して配置された、研削ライニングを備えた外側の環状のゾーンを通走する:
を備えている。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、棒状のワークピースの長手方向側面を第2の加工位置において、両緊締ジョーの共通の回転・駆動軸線に対して平行に延びる回転軸線を備えた回転する第2の研削ディスクによって研削し、この場合、互いに平行に延びる回転軸線を備えた第1および第2の研削ディスクが、共通の研削主軸台にタンデム配置で上下にかつ互いに平行に側方にずらされて配置されており、この場合、上側の第1の研削ディスクが、第2の研削ディスクの前方に位置している。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、同時にそれぞれ1つのワークピースが、第1の加工位置と第2の加工位置とに存在しており、両ワークピースの研削を少なくとも時期にわたって同時に行う。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、棒状のワークピースを、可動の保持装置に位置する、棒状のワークピースの横断面に適合されていて、互いに反対の側に位置して棒状のワークピースの長手方向側面に当て付けられる少なくとも2つのローディンググリッパによって把持し、これによって、ワークピースを緊締する。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、保持装置が、3対よりも多くの対のローディンググリッパを有していて、回転軸線を中心として制御されて可動である。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、ローディンググリッパが、第2の緊締位置での周面研削の実行に対して重要である研削表面寸法を検出するためにも働くようになっている。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、当該方法が、以下の別の方法ステップ:すなわち、
−第2の加工位置において、まず、ワークピースの全ての側縁部を仕上げ寸法に研削し、
−これに続いて、ワークピースを収容するためのほぼ半円形の切欠きを備えた振れ止めをワークピースに当て付け、
−当て付けられた振れ止めによって、仕上げ寸法までのワークピースの側面の更なる加工を行い、
−次いで、振れ止めをワークピースから遠ざける:
を有している。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、当該方法が、以下の別の方法ステップ:すなわち、
−第2の加工位置において、まず、ワークピースの全ての側縁部をほぼ仕上げ寸法に研削し、
−これに続いて、ワークピースを収容するためのほぼ半円形の切欠きを備えた振れ止めをワークピースに当て付け、
−当て付けられた振れ止めによって、ほぼ仕上げ寸法までのワークピースの側面の更なる加工を行い、
−次いで、振れ止めをワークピースから遠ざけ、
−該ワークピースを仕上げ研削する:
を有している。
さらに、前記課題を解決するために本発明の第1の研削機械では、研削したいワークピースが、保持装置に保持されるようになっていて、タンデム構造で連続して配置された、ワークピースを研削するための少なくとも1つの第1および第2の研削ディスクに供給されるようになっており、該研削ディスクの平行な主軸軸線が、互いに不動に配置されており、研削主軸が、研削主軸台に配置されており、該研削主軸台のX軸線が、常に両研削ディスクの送りを生ぜしめるようになっており、第1の研削ディスクが、第2の研削ディスクの前方で、それぞれ対応配置されたワークピースに研削係合するように、タンデム配置が形成されているようにした。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、保持装置が、サイクルディスクであり、周面領域にワークピースが、互いに間隔を置いて保持されていて、研削ディスクにサイクルディスクの回転によって供給されるようになっている。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、第1の研削ディスクによって、サイクルディスクに緊締されたワークピースに対して各端面、特に1回の研削ステップで両端面が研削可能であり、第2の研削ディスクによって、サイクルディスクに設けられた緊締されたワークピースに先行しかつ回転可能に保持されたワークピースに対して外側輪郭が、非円筒研削の意味で研削可能である。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、第2の研削ディスクが、その研削作業を開始する前に、第1の研削ディスクが、その研削作業を終了するような間隔を研削ディスクが互いに有しており、第2の研削ディスクが、その研削作業を開始する前に、第1の研削ディスクが、その研削作業を終了するように、研削ディスクが互いに配置されている。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、少なくとも所定の期間の間、第1および第2の研削ディスクが、時間平行にその研削作業を実施するような間隔を研削ディスクが互いに有しており、少なくとも所定の期間の間、第1および第2の研削ディスクが、時間平行にその研削作業を実施するように、研削ディスクが互いに配置されている。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、研削ディスクの主軸軸線相互の相対的な位置が調整可能である。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、第2の研削ディスクが、少なくともワークピースの長さLと同じ大きさである幅Bを有している。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、第1の研削ディスクが、横断面で見てフォーク状に形成されていて、ワークピースの両端面を同時に研削するようになっている。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、サイクルディスクに設けられた各クランプ領域に、該クランプ領域に送り可能な振れ止めが対応配置されており、該振れ止めが、第2の研削ディスクによる研削の間、ワークピースを支持するために、該ワークピースに当付け可能である。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、振れ止めが、研削したいワークピースに当て付けるための支持領域としての、横断面で見て半円形の切欠きを有している。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、振れ止めが、電気的なまたはハイドロリック的なまたはニューマチック的な駆動装置を介して制御されてワークピースに当付け可能であるかまたはワークピースから離れる方向に運動可能である。
さらに、前記課題を解決するために本発明の第2の研削機械では、当該研削機械が、以下の特徴:すなわち、
a)機械ベッドに案内路が形成されており、該案内路に2つのワークピース主軸台が、個々にまたは一緒に移動可能にかつ位置固定可能に配置されており;
b)ワークピース主軸台に緊締ジョーが設けられており、該緊締ジョーの緊締面が、互いに向き合わされており;
c)各ワークピース主軸台が、該ワークピース主軸台に位置する緊締ジョーに対する電動モータ式の回転駆動装置を有しており、両緊締ジョーに対する回転・駆動軸線が、幾何学的に同一であり、研削過程のC軸線を形成しており;
d)両緊締ジョーを同期的に同位相で回転運動させるための可能な機能と、棒状のワークピースの端面に対する緊締ジョーの衝突によってワークピースを相互間に締め込むための別の可能な機能とを備えた制御装置が設けられており;
e)機械ベッドに、制御されて移動可能に研削主軸台が配置されており、該研削主軸台の移動方向が、研削過程のX軸線を規定しており;
f)研削主軸台が、第1の研削主軸と第2の研削主軸とを支持しており、両研削主軸が、タンデム配置で上下にかつ鉛直な平面に対して互いに平行に側方にずらされて配置されており、これによって、第1の研削主軸が、第2の研削主軸よりも高くかつ案内路の近くに位置しており;
g)第1の研削主軸に、共通の回転軸線を備えて2つの第1の研削ディスクが支承されているかまたは両研削ディスクに相当する研削ライニングを備えた1つの研削ディスクが支承されており、両研削ライニング相互の間隔Dが、棒状のワークピースの長さLに相当しており;
h)第2の研削主軸に第2の研削ディスクが配置されており、該第2の研削ディスクの軸方向の幅Bが、棒状のワークピースの長さLをカバーしており;
i)ワークピース主軸台の間に保持装置が配置されており、該保持装置が、z軸線に対して平行な回転軸線を中心として回転可能であり、センタリング式の少なくとも3対のローディンググリッパを有しており;
j)棒状のワークピースをその長手方向側面で締め込みかつワークピースを、C軸線に対して平行に延びる長手方向を備えてローディング位置から、ワークピースの露出した端面を、第1の研削ディスクの、互いに向かい合った広幅面によって平面研削するための第1の加工位置にもたらし、そこから、緊締ジョーの領域における引渡し・第2の加工位置にもたらすために、前記保持装置が形成されており、緊締ジョーによって、ワークピースが、締め込んだ状態で受け取られるようになっており;
k)C軸線に対して平行に延びる回転軸線を備えた第2の研削ディスクが、研削位置に位置している場合に、CNC制御された周面研削をC−X補間の原理により実施するために、前記制御装置が調整されている:
を備えているようにした。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、棒状のワークピースの長さLをカバーする第2の研削ディスクの周面輪郭が、円筒形状と異なる形状に形成されていて、仕上げ研削された棒状のワークピースの長手方向輪郭に相当している。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、第2の研削ディスクの周面輪郭が、棒状のワークピースに研削したい端面側の斜め面取り部の形状または端面側の丸み付け部の形状に相応に成形されている。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、緊締ジョーが、棒状のワークピースの端面に当て付けるための摩擦ライニングを備えている。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、第1の研削ディスクのもしくは相応の研削ライニングを備えた1つの研削ディスクの、互いに向かい合った両広幅面が、研削ディスクの外側の周面領域に、荒削りライニングを備えたそれぞれ1つの外側の環状のゾーンと、仕上げ削りライニングを備えたそれぞれ1つの内側の環状のゾーンとを有しており、外側の環状の両ゾーン相互の軸方向の間隔が、外向きに増大させられている。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、保持装置が、それぞれ2つの緊締ジョーを備えた少なくとも3つのローディンググリッパを有しており、緊締ジョーの把持面が、棒状のワークピースの横断面に適合されている。
本発明の研削機械の有利な構成によれば、保持装置が、1つの回転軸線を中心として回転可能なサイクルディスクとして形成されており、該サイクルディスクが、駆動装置を介して前進方向だけでなく後退方向にも駆動可能である。
本発明による方法によって、棒状のワークピースの完全な研削加工が2回の分割過程で実施され、これによって、仕上げ加工をただ1つの研削機械で1回の連続的な製造過程で行うことができる。この場合、クロック調整されて互いに移行する互いに異なる2つの締込み位置または締込み部が生ぜしめられる。まず、各ワークピースがその長手方向側面で、運動可能な保持装置の複数の緊締装置によって個々に締め込まれる、すなわち、たとえば単に支持ディスクの異形成形された切欠き内に挿入されるだけではない。これが、第1の緊締位置である。緊締装置は、有利にはローディンググリッパとして形成されている。このローディンググリッパは、互いに近づく方向にかつ互いに離れる方向に運動可能な2つのジョーを有している。両ジョーの間には、ワークピースを側面のクランピングによって位置固定することができる。ワークピースに接触させられる面は、有利にはワークピース中間製品の外側の形状に適合されており、これによって、このワークピース中間製品が研削機械による搬送および研削加工のために確実に保持される。ローディンググリッパは、ワークピースの両端面が側方でローディンググリッパから突出するように寸法設定されており、これによって、端面の研削加工が妨害されずに可能となる。ローディンググリッパは、仕上げ研削されたワークピースも受け取りかつアンローディング箇所への搬送のために保持することができるようにも成形されていなければならない。
この締込みでは、ワークピースが第1の加工領域に移送される。この第1の加工領域では、少なくとも両端面の仕上げ研削が行われる。一般的には、端面がこの締込みにおいて前・仕上げ研削される。しかし、別個の前研削がこの箇所で常に必要というわけではない。緊締装置の相応の構成では、二重平面研削が、端面における卓越した結果に繋がる。その後、相変わらず締め込まれている、すなわち、第1の緊締位置に位置するワークピースが、この緊締装置の運動によって、互いに間隔を置いて同軸的に位置する2つの緊締ジョーの間に移動され、両緊締ジョーによってワークピースの端面で締め込まれる。この端面はすでに仕上げ研削されていて、これによって、精密な後続加工に対する最良の前提条件を提供している。この場合、締換え時にワークピースの長手方向移動が生ぜしめられないことに厳密に注意を払わなければならない。この長手方向移動は、第2の研削ディスクの位置に対するワークピースの位置を、要求された目標位置から変化させる。ワークピースをその端面で締め込む緊締ジョーの運動の実施と、ローディンググリッパの、第1の研削加工に対する緊締を確保する緊締力の選択とによって、ワークピースが、その端面でのワークピース主軸台の緊締ジョーによる緊締時に長手方向に移動させられないことが生ぜしめられている。
緊締ジョーは、棒状のワークピースの第2の緊締位置を生ぜしめる。いま、第1の緊締位置が無効にされる。いま、両緊締ジョーが同期的にかつ同位相で制御されて回転させられることによって、ワークピースに、CNC制御された周面研削をC−X補間の原理により行うことができる。この場合、両緊締ジョーによって回転させられるワークピース(回転軸線C)の各回転位置には、X軸線の方向における研削ディスクの規定された間隔が相当している。これに対する詳細は、CNC制御された周面研削による研削技術の分野における当業者に周知であり、したがって、詳しく説明する必要はない。
棒状のワークピースが非円筒研削の原理により加工される場合には、平面研削と異なり、研削ディスクとワークピースとの間に線接触が付与される。これによって、冷媒供給が改善されており、より高い時間節約量が達成され、これによって、加工時間が著しく短縮される。
CNC制御された周面研削によって、種々異なる横断面、すなわち、丸み付けられた長手方向縁部または長手方向縁部における平らな斜め面取り部を備えた単純な正方形のまたは長方形の横断面ないし角柱状の横断面または異なる程度に湾曲させられた仕切り線を備えた横断面ないし全ての横断面から成る混合形状を備えた棒状のワークピースを前・仕上げ研削することができる。破断されたかまたは丸み付けられた縁部を備えた平らな長手方向側面ならびに一貫して湾曲させられた輪郭を備えた横断面も一気に研削するための単純な可能性によって、平面研削の結果としてのばり形成の問題が回避される。可能性の選択は、実施例の図1にまとめてある。
周面研削が、棒状のワークピースの全長をカバーする異形成形された研削ディスクによって行われる場合には、ワークピースの長手方向輪郭を種々異なる形状に形成することもできる。これに対する例は、実施例の図2にまとめてある。この種々異なる長手方向輪郭には、端面側の斜め面取り部および丸み付け部も所属している。
仕上げ研削後の緊締ジョー相互の離反走行によって、第2の緊締位置が解除されている。仕上がった棒状のワークピースが再び第1の締込みの緊締ジョーによって保持装置に緊締されていて、保持されている。この保持装置が引き続きクロック調整され、すなわち、緊締装置の個数(少なくとも3つ、有利には4つ、5つまたは6つ)によって予め規定された角度量αだけ回動させられ、仕上がったワークピースをアンローディング位置にもたらす。そこで、ワークピースがアンローディング装置に引き渡される。
1つのワークピースに連続して2回の研削加工が実施され、この場合、両研削ディスクが僅かな区間だけX方向に送られかつワークピースから遠ざけられさえすればよいことによって、ドイツ連邦共和国特許出願公開第102006007055号明細書に記載された方法による加工に比べて著しい時間節約が得られる。この時間節約は、1つのワークピースの研削加工に対する全サイクル時間の30%〜50%を上回り得る。時間節約は、すでに加工領域への研削主軸の内方・外方旋回に対する比較的長い時間が完全に省略されていることから明らかである。なぜならば、本発明によれば、両研削主軸がタンデム配置で所属の加工領域のすぐ近傍に常に位置しているからである。狭く仕切られた範囲の内部では、主軸台に一緒に配置された研削主軸と研削ディスクとが、X方向への運動しか実施しない。公知先行技術による研削主軸の手間のかかる旋回の代わりに、ワークピースが、第1の研削ディスクを備えた第1の加工位置から、第2の研削ディスクを備えた第2の加工位置に搬送されさえすればよい。このことは、極めて迅速に行うことができる。さらに、保持装置に同時に複数のワークピースを緊締することができ、クロック調整されて研削領域に供給することができる。これらのワークピースのうち、保持装置の各運動サイクルでその都度2つのワークピースが加工される。この場合、一方のワークピースは、第1の加工位置で両端面の仕上げ加工を受け、別の部材は、第2の加工位置で仕上げ研削される。これによって、スループットが著しく加速させられる。
更なる加速は、両ワークピースが加工位置で少なくとも一時的に同時に研削されることによって得ることができる。このことは、ワークピースの規定された外側輪郭に対して難なく可能となる。少なくとも、2つのワークピースの同時の加工は、加工サイクル内のより短い期間の間に獲得可能となり、これによって、たとえば第1の加工位置での端面の仕上げ研削が、第2の加工位置での非円筒研削の開始に一時的にオーバラップされる。公知先行技術に対するこの顕著な利点は、特に研削主軸台への両研削主軸のタンデム配置によって得られる。両研削主軸は、ここに記載した搬送・緊締装置と異なる搬送・緊締装置の使用時にも得ることができる。
請求項2には、第1の研削過程(端面の二重平面研削)に対する有利な詳細が記載してある。このためには、保持装置に締め込まれたワークピースが、個々の2つの研削ディスクから成る「二重研削ディスク」として形成されていてよい第1の研削ディスクにまで接近させられる。このことは、設定された角度量αだけの保持装置の回動によって行われる。平面研削自体の過程は、一般的に第1の研削主軸に支承された第1の研削ディスクの走行によって行われる。加工のためには、回転する第1の研削ディスク(二重研削ディスク)がX軸線の方向に走行可能となる。二重研削ディスクの両研削ディスクが研削過程時に棒状のワークピースを取り囲んだ状態に把持する。この場合、このワークピースはその長手方向で第1の研削ディスクの回転軸線に対して平行に延びている。以下、「複数の第1の研削ディスク」、「1つの第1の研削ディスク」および「二重研削ディスク」の概念を同義的に使用する。なぜならば、これにより考えられる研削ディスクが、同時にワークピースの両端面を研削することができる2つの研削ライニングを有しているだけのことであるからである。このことは、特許請求の範囲の理解にも有効となる。
択一的には、ワークピースを締め込んで支持する保持装置が第1の研削ディスク(二重研削ディスク)に対して相対的に送りの方向に運動させられるように、ワークピースの端面の二重平面研削が行われてもよい。この運動は、たとえばサイクルディスクの形の回転可能な保持装置の事例では、有利には回転として行われる。運動は、当然ながら、保持装置の線形の移動として実現されていてもよい。本発明による方法のこの変化態様によって、加工サイクルに対する更なる時間利点が可能となる。なぜならば、2つのワークピースを実際に同時に研削することができるからである。このためには、すでに端面で仕上げ加工された一方のワークピースが保持装置によって第2の加工位置にもたらされ、そこで、第2の緊締装置によって受け取られる。これに続いて、ワークピースをこれまで保持していた緊締ジョーが互いに離れる方向に走行させられる。したがって、ワークピースはもはや保持装置に接触しておらず、第2の緊締装置によって回転させられて、側面で研削することができる。保持装置からの該当するワークピースのこの分離によって、加工しなければならない端面を備えた別のワークピースを支持する保持装置を運動させることが可能となり、これによって、別のワークピースが第1の研削ディスクの研削領域に到達し、この第1の研削ディスクによって研削される。この二重平面研削は、当該方法のこの変化態様では、前者のワークピースの外側輪郭の非円筒研削とほぼ同時に行われる。両研削ディスクが、請求項3記載の特に有利な実施態様により、タンデム配置で共通の研削主軸台に配置されている事例では、第1の研削ディスクが非円筒研削時の第2の研削ディスクの運動に従動することが強制的に生ぜしめられる。ただし、このことは、説明した方法変化態様によれば、二重平面研削に対して重要ではない。なぜならば、運動範囲がほんの僅かであり、運動が、第1の研削ディスクの回転速度に比べて極めて緩速にしか行われないからである。これによって、第1の研削ディスクの研削結果が損なわれない。
しかし、当該方法は、この箇所では、ワークピースが定置にその位置にとどまり、第1の研削ディスクがワークピースに対して長手方向にかつ横方向に走行可能であるようにガイドされてもよい。長手方向への研削ディスクの走行は、有利には、ワークピースに対する研削ディスクの位置調整または外側輪郭を加工するための第2の研削ディスクに対する研削ディスクの位置調整のために働く。
請求項3記載の改良態様は、平面研削の第1の分割過程が周面研削の第2の分割過程にどのように移行するのかという有利な可能性を記載している。このためには、第1の研削ディスクと、少なくとも1つの第2の研削ディスクとを所属の研削主軸によって、x方向に移動することができる共通の1つの研削主軸台に支承する解決手段が選択される。保持装置の旋回によって、個々のワークピースが連続して、まず、第1の研削ディスクの作用領域に供給され、次いで、第2の研削ディスクに供給される。研削時に必要となる、X軸線の方向への送り運動に対して、共通の研削主軸台がX軸線の方向に制御されて走行させられる。
仕上げ研削後の緊締ジョー相互の離反走行によって、第2の緊締位置が解除されており、仕上がった棒状のワークピースが再度保持装置に引き渡される。ワークピースは保持装置によって次の作業サイクルで相応の回動によってアンローディング位置にもたらされる。そこで、ワークピースをアンローディング装置によって受け取ることができる。
請求項7によれば、有利には、センサが保持装置のローディンググリッパに組み込まれている。センサによって、緊締された個々のワークピースの研削表面寸法を検出することができる。こうして得られた値は研削機械の制御装置に伝送され、この制御装置によって、周面研削の実行の規定のために考慮される。これによっても、加工の加速を得ることができる。
ワークピースの外側輪郭の非円筒研削時には、ワークピースの曲がりに繋がる著しい圧力がワークピースの長手方向軸線に対して横方向に生ぜしめられ得るので、ワークピースを横方向力による曲がりに対して支持するための振れ止めが設けられるように、本発明による方法が請求項8により補足される。この振れ止めは、それぞれ1つがローディンググリッパ、すなわち、ワークピースに対する緊締箇所に対応配置されていて、保持装置にローディンググリッパと一緒に組み付けられている。振れ止めは保持装置でワークピースの位置に対して送ることができるかまたはこの位置から遠ざけることができ、第2の研削ディスクによる外側輪郭の研削のための第2の加工位置でしか使用されない。振れ止めの使用は、請求項8によれば、以下のように行われる。ワークピースが第2の加工位置で緊締ジョーによって受け取られ、緊締された後、ローディンググリッパのジョーが解放され、これによって、ワークピースが自由に回転することができ、第2の研削ディスクが加工に対して自由なスペースを有している。この状態において、まず、ワークピースの側縁部が仕上げ寸法に円筒研削される。これは、これによって、仕上がったワークピースの最大の直径が規定されていることを意味している。これに続いて、振れ止めが、ワークピースに少なくとも点状に当て付けられ、したがって、このワークピースを横方向力に対して支持するまで、ワークピースに送られる。振れ止めの運動は、有利にはハイドロック式のまたはニューマチック式の調節手段を介して行われる。この調節手段は当業者に周知である。振れ止めは、ワークピースとの係合面に、有利には横断面で見て半円形の切欠きを有している。この切欠きは、仕上げ加工されたワークピースの上述した最大の直径に適合されている。これによって、振れ止め内でのワークピースの回転時にワークピースの周面における少なくとも1つの領域が振れ止めに接触していることが達成され、これによって、この振れ止めが回転の全段階でその支持作用を発揮することができる。その後、当て付けられた振れ止めによって、ワークピースの外面の仕上げ加工が行われ、これによって、ワークピースの研削加工が終了されている。これに続いて、振れ止めがワークピースから遠ざけられ、保持装置のローディンググリッパがワークピースを再度把持しかつ緊締する。これに続いて、工具主軸台の緊締ジョーが互いに離れる方向に走行させられ、この緊締ジョーを保持装置による搬送のために解放する。その後、この保持装置が再度新規の作業サイクルの枠内で角度αだけ回動させられる。これによって、仕上がったワークピースが第2の加工領域から遠ざけられ、最終的にアンローディング装置に供給される。このアンローディング装置は、保持装置に設けられた緊締箇所の個数と、保持装置に対するアンローディングステーションの配置事例とに応じて、場合により後続の作業サイクル後に初めて到達させられる。
請求項9には、当該方法の変化態様が記載してある。この変化態様によれば、側縁部がほぼ仕上げ寸法にまでしか研削されない。「ほぼ」とは、ここでは、もはや数百分の一ミリメートル、たとえば1/100〜1/300mmが仕上げ寸法に研削されさえすればよいことを意味している。その後、振れ止めが、請求項8記載の方法において説明したように、ワークピースに当て付けられ、このワークピースが、同じくほぼ仕上げ寸法にまで研削される。これに続いて、振れ止めが遠ざけられ、全ての外側輪郭が仕上げ寸法に研削される。このためには、ほんの僅かな研削圧しか要求しない極めて僅かな除去加工しか必要とならないので、研削の精度が損なわれない。
以下には、振れ止めが、残表面寸法の仕上げ研削のために引き戻される必要がなく、この場合、ワークピースが仕上げ寸法の達成にまで支持され続けるように、振れ止めが制御されている可能性もある。
振れ止め使用によって、長くて細いワークピースの場合の高められた精度を達成することができるだけでなく、研削時の単位時間あたりのより高い切削量で作業することもできる。このことも、やはりワークピースにおける研削時間を減少させる。
請求項8および9記載の方法は、特に図1(図1gは除く)に示したようなワークピース横断面形状に対して適している。対称性を有するほぼ規則的な輪郭と横断面とを備えたこのような形式のワークピースに対して、製作の精度を著しく高めることができる。
特に請求項1から9までのいずれか1項記載の方法を実施するために適した研削機械が請求項10に記載してある。
特にこの研削機械は、平行な回転軸線を備えた2つの研削主軸が1つの研削主軸台に「タンデム配置」で組み付けられていて、この研削主軸台によって一緒に運動可能であることにある。「タンデム配置」という概念は、研削主軸もしくは研削ディスクの配置の形式に関連していて、両研削主軸の研削ディスクが少なくとも一時的に同時に1回の加工を2つのワークピースに対して実施することができ、ただし、このために、ただ1つの送り機構しか必要とならないことを表現するものである。この特徴は、タンデム配置と、個々の研削主軸が、1つの回転軸線を中心とした研削主軸台の部分からの旋回によって、ただ1つのワークピースに係合される、1つの研削主軸台への2つの研削主軸の公知の配置とを原理的に識別している。研削主軸の時間のかかる旋回がタンデム配置の場合には完全に省略される。特にたとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第102006007055号明細書に記載された公知の研削機械の場合でも、ワークピースが加工位置にもたらされ、再び導出されなければならないので、本発明による研削機械における一方の加工箇所から他方の加工箇所へのワークピースの接近に対する時間手間が従来のものに比べて僅かとなる。
さらに、請求項10記載の研削機械は、それぞれ複数の棒状のワークピースが同時に機械によって搬送され、加工されるという利点を提供する。この場合、ワークピースは第1の緊締位置で端面において平面研削され、第2の緊締位置で長手方向側面において周面研削によって加工される。研削機械の通走後、棒状のワークピースは仕上げ研削されている。ハンドリング時間が最小値に減少させられている。
請求項11によれば、ワークピースのための保持装置がサイクルディスクとして形成されていると特に有利である。保持装置は、ワークピースを緊締するために働くだけでなく、ワークピースを加工位置に搬送しかつ研削機械を通してローディング装置からアンローディング装置に搬送するためにも働く。有利には円形のプレートとして形成されたサイクルディスクは、水平な軸線を中心として回転可能であり、周面にまたは外側の縁部に配置された緊締位置を有している。この緊締位置は、有利には、互いに近づく方向に運動可能なかつ互いに離れる方向に運動可能な2つのグリッパジョーを備えたローディンググリッパとして形成されている。少なくとも3つ、有利には4つ、5つまたは6つの緊締位置は、同じ間隔を置いてサイクルディスクの周面に位置している。緊締位置は、個数に応じて、相互の間に所定の回動角αを成して配置されている。この回動角αは、360゜を緊締位置の個数によって除法したものとして得られる。運転において、サイクルディスクの1サイクルは角度αだけの1回動にある。この場合、有利には少なくとも1つのワークピース中間製品がローディング位置から第1の加工位置に移送され、端面で仕上げ研削されたワークピースが第2の加工位置にもたらされ、完全に仕上げ研削されたワークピースが研削機械の加工領域から取り出される。
請求項10および11記載の研削機械の別の構成は、従属請求項12〜20に記載してある。この場合、請求項18〜20は、振れ止めが必要となる請求項8および9記載の方法の実施に関連している。
請求項21は、特に請求項1から7までのいずれか1項記載の方法を実施するために形成された別の研削機械を記載している。請求項22〜26は、これに対する別の有利な構成に関する。
請求項22は、本発明による研削機械の第2の研削ディスクが、仕上がった棒状のワークピースの長手方向輪郭に適合されていて、ワークピースの端面側の斜め面取り部を一緒に有していてもよいことに向けられている。C−X補間の原理に準じた数値制御された周面研削によるワークピース側面の加工によって、縁部における丸み付け曲率半径部または斜め面取り部がサイクル時間延長なしに側面と一緒に研削されることが可能となる。このことは、研削ディスクの輪郭が相応に異形成形されている場合には、端面側の斜め面取り部にも当てはまる。この端面側の斜め面取り部は、同一の締込みで側面および長手方向に延びる斜め面取り部または丸み付け曲率半径部と同時に1つの輪郭列で研削される。締換えは省略される。プロセスは、全体的に、要求されたジオメトリデータ(寸法誤差;形状誤差および位置誤差)に相俟って著しく簡単にかつ確実に抑制可能となる。加工時間が節約されるだけでなく、特に締換えに相俟った不精度の危険も回避される。さらに、研削ディスクの輪郭をドレッシング加工時に、μm範囲内にある精度で調整することができることが生ぜしめられる。したがって、端面側の斜め面取り部が生ぜしめられる。この斜め面取り部はその全長にわたって互いに常に正確に同じ幅を有している。したがって、この観点でも、本発明によって、加工の迅速性と同時に結果の精度も改善される。さらに、相応に異形成形された、たとえば電気めっきにより被覆された研削ディスクを使用することも可能となる。この研削ディスクはドレッシング加工される必要はない。
請求項27は、前進方向(順回転方向)だけでなく、逆の後退方向(逆回転方向)にも駆動可能であるサイクルディスクの駆動装置の有利な構成に関する。これによって、それぞれ1つのワークピースに対する両研削ディスクのほぼ同時の研削使用を達成することが可能となる。このことは、以下に図10および図11につき説明するように、ワークピースの仕上げ加工に対する特に短いサイクル時間に繋がる。
本発明による研削機械は、最近の研削技術の有効な基本エレメントで作業する。しかし、この基本エレメントは、インテリジェント搬送・緊締システムによって新たな形式で互いに結合されている。研削機械の構造は簡単なままである。研削機械へのローディングはローディングセルでローディングハッチを通して行うことができ、これによって、たとえば、いわゆる「キーホール解決手段」が可能となる。このキーホール解決手段では、ワークピースが供給される。この場合、ワークピースを保持装置に供給しかつ保持装置から導出するための搬送システムの別の構成も可能となる。
本発明による研削機械によって、より小さなロットサイズを経済的に製造することもできる。なぜならば、研削機械が、規定されたワークピースタイプに仕上げ加工を行うために調整されているからである。すなわち、高い個数フレキシビリティが存在する。特にC−X補間の原理に準じた数値制御された周面研削によって、高いタイプフレキシビリティも付与されている。棒状のワークピースの別の横断面形状への変換時の準備時間を極めて短くすることができる。たとえば、正方形の横断面を備えた棒状のワークピースでは、斜め面取り部によって破断された長手方向縁部から、丸み付けられた長手方向縁部への変換を3分以内で行うことが可能となる。なぜならば、この変換が、単に形成したいワークピースに対する部分プログラムによって行われるからである。この場合、斜め面取り部も横断面と一緒に適合される。
本発明により研削したい棒状のワークピースの種々異なる非円形の横断面を示す図である。 研削したい棒状のワークピースが有することができる種々異なる長手方向輪郭を示す図である。 本発明による方法を実施するための研削機械の1つの実施形態を上方から見た図である。 Z方向で見た保持装置の高さにおける本発明による研削機械の概略的な側面図である。 第1の研削ディスクと第2の研削ディスクとの相対的な位置ならびに2つのワークピースの各加工位置を示す図である。 第1の研削ディスクと第2の研削ディスクとの相対的な位置ならびに2つのワークピースの各加工位置を示す図であり、この場合、両研削ディスクが少なくとも部分的に同時にワークピースに係合されている。 荒削りライニングと仕上げ削りライニングとを備えた二重研削ディスクの部分横断面と、加工したいワークピースとを示す図である。 回転するジョーの間に緊締されたワークピースに係合した第2の研削ディスクの詳細図である。 振れ止めによって支持された、外側輪郭に対する加工位置におけるワークピースの詳細図である。 図8による配置事例の平面断面図である。 2つのワークピースのほぼ同時の加工の第1の段階を示す図である。 図10による方法ガイドの後続の段階を示す図である。
次いで、本発明を、図面に示した実施例につきさらに詳しく説明する。
図1には、研削したい棒状のワークピース1の横断面を有していてよい形状の印象が例示してある。最も単純な形状では、棒状のワークピース1が、正方形の端面2と、側面縁部3aでぶつかる長方形の長手方向側面3とを備えた直方体状の棒である(図1a〜図1d参照)。このような形式の棒状のワークピース1の有利な使用分野は、機械的な切換装置または作動装置に設けられたアクチュエータである。このアクチュエータは、10〜80mmの間の長さLと、2〜15mmの間の横断面とを有していてよい。ただし、これは、ほんの一例に過ぎない。このような形式の棒状のワークピース1の材料として、種々異なる金属もセラミックス材料も考慮される。所望の機能に応じて、横断面は、幾何学的に厳密な正方形(図1d参照)の形状から逸脱していてもよい。したがって、長手方向縁部が丸み付けられていてもよいし(図1c参照)、平らな斜め面取り部を備えていてもよい(図1d参照)。正方形は、凸状の面を備えた正方形に変えられてもよいし(図1e参照)、凹状の面を備えた正方形に変えられてもよい(図1f参照)。さらに、単に湾曲させられた線によって仕切られた横断面を備えた輪郭(図1g参照)、すなわち、楕円形の輪郭(図1h参照)または各序数の多角形(図1k参照)も可能である。この多角形では、正方形の横断面に対して記載した変化形態が同じく当てはまる。
研削したい棒状のワークピース1の長手方向輪郭も決して幾何学的に厳密な長方形に規定されていない。このことは、再度図2aに示してある。
図2には、棒状のワークピース1の長手方向側面3が種々異なる変化形態で示してある。したがって、端面2への移行部に平らな斜め面取り部2a(図2b参照)または丸み付け部2b(図2c参照)が設けられていてもよい。厳密な長方形は球面形状に変えられてよい(図2d参照)。さらに、円錐形の長手方向輪郭(図2e参照)も、下降させられた中間部分(図2f参照)を備えた長方形の基本形状も可能である。
図3には、研削機械の本発明による実施形態が示してある。この研削機械によって、中間製品から出発して、棒状のワークピース1の仕上げ加工が可能となる。機械ベッド4には、案内路5を備えた研削テーブルが形成されている。保持装置6は案内路5の方向に走行可能となる。この走行可能性は、特に種々異なるワークピース1とその寸法とに対する適合のための保持装置6の位置の調整のために働く。図3と異なり、ワークピース1に対する研削ディスク14,15の移動運動が、Z軸線の方向にクロスキャリッジ解決手段としてX軸線の下方で機械ベッド4に配置されていてよいことも可能である。
保持装置6は、有利には円形のサイクルディスク6bを有している。このサイクルディスク6bはその中心点を中心として、Z方向(すなわち、案内路5の方向)に対して垂直な1つの平面に回転可能に配置されている。サイクルディスク6bはベース部分6aで案内路5に結合されていて、この案内路5のほぼ上方に位置している。サイクルディスク6bはその周面領域の近傍に、同じ角度間隔を置いて配置された、加工したいワークピース1,1’を収容するための複数の緊締箇所40を有している。このためには、これらの緊締箇所40がローディンググリッパ24として形成されている。このローディンググリッパ24はワークピース1の外周面を2つの緊締ジョー24aの間に固く締め込むことができるかまたは緊締ジョー24a相互の離反運動によって解放することができる。ローディンググリッパ24の、ワークピース1に面した側の緊締ジョー24aの形状は、有利には加工されていないワークピース1の外側の形状に適合されており、これによって、このワークピース1が研削に対して確実に位置固定される。当然ながら、ローディンググリッパ24は、仕上げ加工されたワークピース1も確実に保持することができなければならず、研削ディスク14,15に加工の間に衝突してはならない。
緊締箇所40の最小個数は3つである。この場合、運転中には、少なくとも1つ(基準符号43参照)の緊締箇所40が、それぞれワークピース1のローディングまたはアンローディングのために働き、別の両緊締箇所40は、第1の研削ディスク14と第2の研削ディスク15とのそれぞれ1つの加工位置41,42に位置している。しかし、有利には、3つよりも多くの緊締箇所40が設けられる。このことは、図4に示してある。そこには、6つの緊締箇所40が設けられている。これによって、ローディング領域とアンローディング領域とを互いに分離することもできる。しかし、ワークピースのローディングとアンローディングとが同じ位置43で行われることが有利となる。なぜならば、これによって、最も少なくスペースが必要になるからである。このためには、当然ながら、当業者に周知である任意のローディング・アンローディング装置が構想可能である。しかし、緊締箇所40の個数に依存せずに、常に多くとも2つのワークピース1,1’が加工下にある。なぜならば、本発明によれば、ただ2つの研削主軸12,13しか設けられていないからである。しかし、この両研削主軸12,13には、それぞれ1つまたは2つの研削ディスク14,14a,14b,15が装着されていてよい。
保持装置6の両側には、ワークピース主軸台7a,7bが位置している。このワークピース主軸台7a,7bも同じく案内路5に対して走行可能である。ワークピース主軸台7a,7bは個々にまたは一緒に走行可能であってよい。このワークピース主軸台7a,7bには、緊締ジョー8a,8bが支承されている。この緊締ジョー8a,8bは回転駆動することができる。この場合、制御装置が設けられている。この制御装置によって、互いに間隔を置いて同軸的に位置する両緊締ジョー8a,8bが厳密に同期的にかつ同位相で回転させられる。
緊締ジョー8a,8bはその外側の端部にそれぞれ1つの摩擦ライニング9a,9bを有している。この摩擦ライニング9a,9bで緊締ジョー8a,8bは、棒状のワークピース1の端面2に向かって押圧することができ、これによって、ワークピース1が締め込まれる(図7参照)。緊締ジョー8a,8bの摩擦ライニング9a,9bは、極めて耐摩耗性の材料、たとえば硬質金属から成っている。これによって、摩擦ライニング9a,9bの摩耗が減少させられる。
案内路5を備えた研削テーブルと、ワークピース主軸台7a,7bの側方の移動方向および/またはワークピース主軸台7a,7bの緊締ジョー8a,8bの側方の移動方向とに対して厳密に垂直に、研削主軸台10がX方向、すなわち、案内路5に対して垂直に移動可能となる。研削主軸台10は2つの研削主軸12,13を支持している。両研削主軸12,13は、案内路5からの高さと水平方向の間隔とに関して互いにずらされて配置されている。このことは、図4に示してある。第1の研削主軸12が2つの第1の研削ディスク14a,14bを支持しているのに対して、第2の研削主軸13は第2の研削ディスク15を備えている。研削主軸12,13は所属の研削ディスク14a,14b,15をその回転軸線14c,15aを中心として回転駆動する。
研削技術の慣用の呼称では、案内路5が、緊締ステーション6およびワークピース主軸台7a,7bの側方の移動方向と共にZ軸線を規定している。緊締ジョー8a,8bの共通の回転・駆動軸線16が、回転軸線Cを形成しているのに対して、研削主軸台10の、Z軸線およびC軸線に対して垂直に延びる移動方向は、X軸線である。
2つの研削ディスク14a,14bの双配置で設けられた第1の研削ディスク14(二重研削ディスク14)の詳細は、図6から明らかとなる。両研削ディスク14a,14bは第1の研削主軸12の共通の回転軸線14cに軸方向の間隔Dを置いて配置されている。この間隔Dはスペースディスク17によって規定されている。各研削ディスク14a,14bはベースボディ18a,18bを有している。このベースボディ18a,18bの、互いに向かい合った両広幅面19a,19bはその外側の周面領域にそれぞれ1つの凹部20a,20bを有している。この凹部20a,20b内には、荒削りライニングを備えた環状の外側のゾーン21a,21bと、仕上げ削りライニングを備えた環状の内側のゾーン22a,22bとが位置している。両ライニング21a,21b,22a,22bは、凹部20a,20bの内部の環状のボディを形成している。この場合、荒削りライニングを備えた環状の外側のゾーン21a,21bは、円錐形に外向きに拡幅された形状を有している。
図5Aには、両研削ディスク14,15相互の配置事例およびワークピース1を備えた保持装置6に対する両研削ディスク14,15の配置事例ひいては所属の研削主軸12,13の軸線の配置事例が明示してある。図5Aは、Z方向で見た側面図である。図示の時点では、第1の研削ディスク14がすでにワークピースの端面の加工を終了していて、X方向への走行によって、二重研削ディスクの両研削ライニングがもはやワークピース1に係合していない位置に到達している。この場合、まだ加工されていない外側輪郭を備えたワークピース1は、まだ緊締箇所のローディンググリッパ24によって保持される。
第2の研削ディスク15が、別のワークピース1に丁度接触し始める。このワークピース1の端面2は先行のサイクルで第1の研削ディスク14によって仕上げ加工されている。ワークピース1は緊締ジョー8a,8b(図示せず)によって長手方向に緊締され、両主軸台12,13(図示せず)の所属の駆動装置によってC方向を中心として同期的に回転させられる。ローディンググリッパ24の緊締ジョー24aは、ワークピース1が緊締ジョー8a,8bによって把持・緊締された後、ワークピース1から解離されている。
図5Bには、これに対する1つの変化形態が示してある。この変化形態では、第1の研削ディスク14がまだ1つのワークピース1の端面2に加工係合されているのに対して、第2の研削ディスク15は外側輪郭の研削を丁度開始している。したがって、主として、研削主軸12,13の両軸線の水平方向のより僅かな間隔に基づくこのような配置事例では、二種類のワークピース1の、少なくとも部分的に一時的にオーバラップ(重畳)する加工が行われる。このことは、サイクル時間の更なる減少ひいては高められた生産性に繋がる。
保持装置6には、各緊締箇所40で1つのローディンググリッパ24の2つの緊締ジョー24aが互いに直径方向に配置されていて、互いに逆方向に可動に制御される。ローディンググリッパ24はその緊締ジョー24aで棒状のワークピース1の横断面に適合されている。図4のローディング位置43では、ローディンググリッパ24の緊締ジョー24aが互いに離れる方向に走行させられている。位置41では、ローディンググリッパ24の緊締ジョーが棒状のワークピース1を把持していて、補償して両側でワークピース1に当て付けられている。このような把持と緊締とは、棒状のワークピース1の把持・締込み時にワークピース1の長手方向中心が、ワークピース1のそれぞれ異なる研削寸法でも、常に同一の水平な平面にとどまるという利点を有している。したがって、剛性的なワークピース支持と異なり、研削表面寸法が、ワークピース中心の位置に影響を与えない。のちの周面研削時には、表面寸法が均一に除去される。図4の位置41に示したように、保持装置6は、締め込まれた棒状のワークピース1を、二重研削ディスク14の第1の研削ディスク14a,14bに密接するまで接近させることができる。
以下に、図4による研削機械における研削過程の経過を詳しく説明する。
棒状のワークピース1の中間製品が、慣用の搬送システムによって保持装置6の緊締装置にローディング位置43で引き渡される。そこで、ワークピース1が、すでに説明したように、ローディンググリッパ24の緊締ジョー24aによって同心的に締め込まれる(図4の位置41参照)。その後、保持装置6が角度αだけ回転し、ワークピース1を第1の研削ディスク14の作用範囲に送る。第1の加工位置における、図4から明らかな第1の緊締位置では、棒状のワークピース1における両端面2の同時の二重平面研削が実行される。このためには、研削主軸台10がX軸線の方向で棒状のワークピース1に向かって送られる(図4参照)。荒削りライニングを備えた外側の環状のゾーン21a,21b(図6参照)が、棒状のワークピース1のそれぞれ1つの端面2を前研削する。その後、仕上げ削りライニングを備えた内側の環状のゾーン22a,22bが、それぞれ1つの端面2を擦過し、これによって、端面2が仕上げ研削される。
次いで、研削主軸台がさらにX方向に走行する。これによって、第2の研削ディスク15が別のワークピース1の表面に係合する。このワークピース1は、両ワークピース主軸台7a,7bによって保持されて、相応の加工位置に位置している。その後、ワークピース1の表面加工の終了後、研削主軸台10がX軸線の方向でその出発位置に戻され、これによって、全ての研削ディスク14,15がワークピース1から係合解除される。これに続いて、保持装置6のサイクルディスク6bが、緊締箇所の個数によって予め規定された角度量αだけさらに回転させられ、新たな作業サイクルが開始される。この開始は、まだ加工されていないワークピース1が第1の研削主軸12の加工領域にもたらされ、この箇所ですでに端面2において仕上げ研削されたワークピース1が、第2の研削ディスク15の加工領域に搬送されることにある。この場合、棒状のワークピース1は、両緊締ジョー8a,8bの共通の回転・駆動軸線16の領域に位置している。そこで、この部材が緊締ジョー相互の接近運動によって把持・緊締される。これに続いて、ローディンググリッパ24がワークピースを解放する。その後、研削ディスクがX方向への研削テーブルの再度の移動によって保持装置ひいてはワークピース1に送られることによって、新規の研削サイクルが開始される。平面研削は、すでに締換えの間に行われてもよい。これによって、更なるサイクル時間減少が達成される。なぜならば、締換えの間にすでに平面側で第1の加工位置41で研削されるからである。
第2の研削主軸13の加工領域42では、緊締ジョー8a,8bがその摩擦ライニング9a,9bで棒状のワークピース1をその端面2において締め込むまで、両ワークピース主軸台7a,7bが両側で棒状のワークピース1に接近する。しかし、ワークピース主軸台7a,7bの構成に応じて、緊締ジョー8a,8bが回転駆動可能であるだけでなく、軸方向に走行可能でもある場合には、端面2での棒状のワークピース1の締込みが単に緊締ジョー8a,8bによって行われてもよい。その後、緊締ステーション6のローディンググリッパ24が互いに離れる方向に走行させられる。
このような締換えの利点は、ワークピース1が両研削加工部の間でもはや別個にローディングハンドリング部材によって把持される必要がないことにある。これによって、緊締ジョー8a,8bの間での締込みに対して、最適な精度を達成することができる。なぜならば、もはやローディングハンドリング部材による更なる位置決め誤差が生ぜしめられ得ないからである。緊締ジョー8a,8bの運動とローディンググリッパ24の緊締力との構成によって、ワークピース1が締換えの間にその長手方向に移動させられないことが確保されている。
棒状のワークピース1は両緊締ジョー8a,8bによって、その第2の緊締位置で締め込まれるだけでなく、両緊締ジョー8a,8bによって、制御されて回転駆動される。この場合、両緊締ジョー8a,8bの共通の回転・駆動軸線16は研削過程のC軸線を成している。当然ながら、緊締ジョー8a,8bは棒状のワークピース1を、このワークピース1がローディンググリッパ24の外部に位置しており、したがって、第1の緊締位置が解消されている場合に初めて回転することができる。ちなみに、6aは、第2の研削ディスク15がX軸線の方向で棒状のワークピース1の周面にどのように接近させられ、送られるのかを示している。
図7には、第2の緊締位置での周面研削の状態を上方から見た図が示してある。この場合、緊締ジョー8a,8bが棒状のワークピース1を締め込むと同時に回転させる。共通の回転・駆動軸線16は研削過程のC軸線を形成している。第2の研削ディスク15はその軸方向の幅Bで棒状のワークピース1の長さLをカバーしている。
周面研削はC−X補間の原理により行われる。この場合、棒状のワークピース1の各回転位置には、C軸線と、X軸線の方向での第2の研削ディスクの回転軸線15aとの間の規定された間隔が相当している。この過程は、公知のCNC非円筒研削の原理で当業者に周知であり、ここで詳しく説明する必要はない。明らかに、この原理により、図1に示した類似の横断面を形成することができる。この場合、ワークピース1と第2の研削ディスク15との相関的な運動は、X軸線の方向への研削主軸台10の移動によって発生させられる。前研削および仕上げ研削は、ただ1つの第2の研削ディスク15によって行うことができる。
図2に示した種々異なる長手方向輪郭は、第2の研削ディスク15の周面輪郭15aが相応に異形成形されていることによって実現することができる(図2d参照)。特に棒状のワークピース1における端面側の斜め面取り部2aまたは丸み付け部2bは、1つの輪郭列でかつ同一の締込みで長手方向側面3の研削と同時に研削することができる。このためには、第2の研削ディスク15の周面輪郭15aが相応に成形されていなければならない(図2b参照)。
明らかに、保持装置6は、本発明による方法ガイドの経過において、変化する役割を果たしている。保持装置6は、まず、搬送装置として働き、棒状のワークピース1を二重研削ディスク14における第1の研削ディスク14a,14bの作用領域にまで搬送する。そこで、保持装置6は同時に緊締装置として働く。この緊締装置は、端面の研削時の棒状のワークピース1の第1の緊締位置を保証している。その後、緊締ステーション6が再び搬送手段として働く。この搬送手段は棒状のワークピース1を、図4に示した位置4に相応の両緊締ジョー8a,8bの領域に移送する。その後、周面研削を実施するための第2の緊締位置への締込みが、緊締ジョー8a,8bによって引き受けられる。保持装置6は、仕上げ研削されたワークピースを再びアンローディング位置に搬送する。そこから、ワークピースをアンローディング装置(図示せず)によって取り出すことができる。その後、こうして解放された緊締箇所に新たなワークピース中間製品を装着することができる。このことは、有利には固有のローディング位置43の近傍に配置されたローディング装置によって行われる。
図8および図9には、本発明の別の構成が示してある。この構成では、第2の研削ディスク15による外側輪郭の加工の間にワークピース1を支持するための装置としての振れ止め50を備えた保持装置6の個々の緊締箇所40が設けられている。このためには、保持装置6のサイクルディスク6bに、半径方向に移動可能なそれぞれ1つの構成部材が設けられている。この構成部材は、ローディンググリッパ24の把持面相互の離反走行時に、緊締ジョー8a,8bによって保持されかつ回転駆動されるワークピース1に当付け可能である。この構成部材は、図8による側面図に示したように、ワークピースに面した側の前面に、ワークピース1の寸法に適合されたほぼ半円形の切欠き51を有している。この切欠き51の寸法設定と、内側輪郭の形状とによって、ワークピース1がその長手方向軸線を中心とした回転時にC方向において少なくとも中間領域で常にワークピース1の外側輪郭の少なくとも一点で確実に支持されていることを達成することができる。これによって、研削圧の影響下でのワークピース1の曲がりが阻止され、これによって、特に高い研削精度と、より高い切削量とを達成することができる。
図9には、図8に示した配置事例の平面図が示してある。この平面図は、振れ止め50として働く構成部材の横断面図を示している。認めることができるように、この図面では、構成部材の内側輪郭を球面状に形成することができ、これによって、主として、振れ止めとワークピース1の中間領域との一点接触または一線接触しか行われ得ない。これによって、ワークピース1の回転の最小限の妨害と、ワークピースに対する溝形成またはその他の損傷のリスクの減少とが得られる。図8および図9に示した符号は、その他の図面と同じ意味を有している。
本発明による振れ止めは、請求項8および9に関連して詳しく説明したように、図8および図9に示していない操作装置によってハイドロリック的にまたはニューマチック的にまたは電気的な作動装置を介して制御されて、ワークピース1に当付けられるかまたはワークピース1から遠ざけられる。振れ止め50の必要となる運動量は、その都度使用される方法の要件から得られる。
ここで説明した周面研削は、数多くの使用事例に対して有利であるように、棒状のワークピース1が、横方向に積層された構造を有している場合に特別な利点を提供する。すなわち、種々異なる材料から成る交互に固く結合された層がワークピース1に設けられていてよい。平面長手方向研削と異なり、周面研削時には、個々の層の材料が側面の領域で互いにスミアリングされない。
図10には、本発明による方法ガイドの第1の段階が示してある。この段階では、ワークピース1,1’の端面の二重平面研削が保持装置6の運動によって行われる。当該方法のこの変化形態は、請求項2の特徴c2に記載した第2の変化形態に相当している。当該方法のこの構成によって、2つのワークピース1,1をほぼ同時に加工することが可能となる。このためには、ワークピース1,1’に対する、サイクルディスク6bとして形成された保持装置6が制御・運転され、これによって、前進方向(順方向)、すなわち、図4に示した方向Aだけでなく、一時的に後退方向(逆方向)にも回転させられる。図10には、方法経過における1つの状態が示してある。この状態では、第1のワークピース1が第2の加工位置42に位置していて、そこで、図示していない緊締ジョー8a,8b(図7参照)によって保持されて、第2の研削ディスク15によって周面研削される。この場合、ワークピースを搬送および端面の二重平面研削のために保持した緊締ジョー24aは、十分に互いに離れる方向に走行させられている。したがって、もはやサイクルディスク6bとの接触は存在していない。なぜならば、第1のワークピース1を第2の加工位置42で長手方向に緊締しかつ矢印Cにより回転させる前述した緊締ジョー8a,8bが、サイクルディスク6bから独立して配置されているからである。開放された緊締ジョー24aは、制限された角度範囲内での、緊締ジョー24aを支持するサイクルディスク6bの回転時にも、第2の研削ディスク15に接触しない。したがって、第1のワークピース1が研削ディスク15によって周面研削される間、サイクルディスク6bが自由に可動となる。別のワークピース1’はサイクルディスク6bに、所属の緊締ジョー24bによって固く締め込まれていて、第1の研削ディスク14との係合直前に位置している。この第1の研削ディスク14によって、両端面2が平面研削されるようになっている。このことは、別のワークピース1’が端面で仕上げ研削されている図11に示した状態が達成されるまで、サイクルディスク6bが前方に回転させられるように行われる。これに続いて、サイクルディスク6bは、第2の加工位置42で仕上げ研削された第1のワークピースを再度緊締ジョー24aによって把持することができるまで後方に回転させられる。このことは、図10に示した状態にほぼ相当している。把持後、別の緊締ジョーが第2の加工位置42で解離され、いまや完全に仕上げ研削されたワークピース1が、サイクルディスク6bによって、図示していないアンローディング位置43(図4参照)に移動可能となる。このことは、前進方向Aへのサイクルディスク6bの回転によって行われる。この場合、別のワークピース1’が第1の加工位置41から第2の加工位置42に走行させられる。そこでは、ワークピース1’自体が周面の非円筒研削による最終加工に供給される。同時に別のワークピース1;1’がローディング位置43(図示せず)から第1の加工位置41に前進する。そこでは、ワークピース1;1’が、二重研削ディスク14による両端面2の加工のために提供される。この過程は、加工したい全てのワークピースに対して順次実施される。
別のワークピース1’は、説明した方法では、強制的に複数回第1の研削ディスク14の作用領域を通走する。まず、比較的緩速に前進方向Aで両端面2の二重平面研削のためにもたらされ、次いで、一度、サイクルディスク6bが、仕上げ研削された第1のワークピース1に対する受取り位置に戻され、その後、再び前方に、端面で仕上げ研削されたワークピース1’が第2の加工位置42に移送される。これらの運動の、純粋な搬送ステップとして比較的迅速に行うことができる後者の両段階では、第1の研削ディスク14が、主として、もはやワークピース1’に対する研削作用を有していない。なぜならば、このワークピース1’が、当然ながら、すでに仕上げ研削されているからである。択一的には、研削主軸台10が、サイクルディスク6bの逆回転と再度の順回転との短い時間の間、研削ディスクがワークピースの運動路の外部に位置することになるまで、X方向(図4参照)で研削位置から遠ざけられてもよい。これによって、搬送の間のワークピース1の不利なあらゆる影響が排除される。
当該方法のこの変化形態では、両研削ディスク14,15が、同時にそれぞれ1つのワークピース1,1’を加工することによって、冒頭で説明した公知先行技術と、図5Aおよび図5Bにつき前述した、研削ディスクしかワークピースに送られない方法ガイドとに比べて、著しい時間利点が得られる。この時間利点は、特にそれぞれ別の研削ディスクによる仕上げ研削に対する待機に起因した無駄時間を研削ディスク14,15のいずれも有していないことにある。両研削ディスクは、実際には、ワークピースに対する比較的短い搬送・締換え時間を除いて、常に使用されている。
所属の研削主軸台10にタンデム配置された研削主軸14c;15aの軸線の側方のかつ鉛直方向の間隔が、この方法ガイドでは、特別な要件に適合されていなければならないことは自明である。したがって、両軸線14c,15aが、この事例では、図5Aおよび図5Bによる方法ガイドの別の変化形態よりも互いに接近していなければならない。この変化形態では、研削のために、研削主軸しか送られないのに対して、ワークピース1に対する搬送装置6、ここでは、サイクルディスク6bは送りの方向に運動させられない。軸線の間隔は、第2の緊締位置の緊締ジョーへの一方のワークピース1の引渡し時に別のワークピース1’が第1の緊締位置でまだ第1の研削ディスク14に接触しないように選択されなければならない。このことは、図10に見ることができる。
1,1’ 棒状のワークピース
2 端面
2a 斜め面取り部
2b 丸み付け部
3 長手方向側面
3a 側縁部
4 機械ベッド
5 案内路
6 保持装置
6a ベース部分
6b サイクルディスク
7a,7b ワークピース主軸台
8a,8b 緊締ジョー
9a,9b 摩擦ライニング
10 研削主軸台
11 軸線
12 第1の研削スピンドル
13 第2の研削スピンドル
14 二重研削ディスク
14a,14b 第1の研削ディスク
14c 回転軸線
15 第2の研削ディスク
15a 回転軸線
15b 周面輪郭
16 回転・駆動軸線
17 スペースディスク
18a,18b ベースボディ
19a,19b 広幅面
20a,20b 凹部
21a,21b 外側の環状のゾーン
22a,22b 内側の環状のゾーン
23 ベース部分
24 ローディンググリッパ
24a 緊締ジョー
30 回転・駆動軸線
31 研削表面寸法
40 緊締位置
41 第1の加工位置
42 第2の加工位置
43 ローディング・アンローディング位置
50 振れ止め
51 切欠き
A サイクルディスクの回転方向
B 第2の研削ディスクの軸方向の幅
C 周面研削時の棒状のワークピースの回転軸線
D 第1の研削ディスク相互の間隔
L 棒状のワークピースの長さ
X 棒状のワークピースの長手方向軸線に対して垂直な送り運動の軸方向
α 隣り合った緊締位置の間の角度

Claims (27)

  1. 直線および/または曲線によって形成された非円形の横断面と、互いに平行に延びる平らな端面(2)とを有する棒状のワークピース(1)を研削するための方法であって
    当該方法が、以下の方法ステップ:すなわち、
    a)加工されていない棒状のワークピースを可動の保持装置(6)に引き渡し、第1の締込みにおいてワークピースをその長手方向側面(3)で締め込み;
    b)締め込まれた棒状のワークピース(1)を保持装置(6)によって第1の加工位置(41)にもたらし;
    c)棒状のワークピース(1)の両端面(2)を第1の加工位置(41)で同時に二重平面研削によって仕上げ研削し;
    d)締め込まれた棒状のワークピース(1)を保持装置(6)によって、互いに間隔を置いて同軸的に位置する2つの緊締ジョー(8a,8b)の間の第2の加工位置(42)に移送し、両緊締ジョー(8a,8b)によって第2の締込みにおいてワークピース(1)を、すでに加工された端面(2)で締め込み、その後、長手方向側面(3)での第1の締込みを解消し;
    e)緊締ジョー(8a,8b)を同期的に制御して回転駆動させ、棒状のワークピース(1)の長手方向側面(3)を、CNC制御された周面研削によってC−X補間の原理により第2の加工位置(42)で仕上げ研削し、この場合、C軸線が、両緊締ジョー(8a,8b)の共通の回転・駆動軸線(30)によって形成されるようになっており、X軸線が、C軸線に対して垂直に延びており;
    f)第2の締込みを解除するために、緊締ジョー(8a,8b)を互いに離れる方向に走行させ、棒状のワークピース(1)をアンローディング位置にもたらし、次いで、アンローディング装置に引き渡す:
    を備えている、棒状のワークピースを研削するための方法において、以下の別の方法ステップ:すなわち、
    g)研削したいワークピース(1)を、複数の緊締箇所(40)を有する保持装置(6)によって保持して、ワークピース(1)を研削するための第1の研削ディスク(14)と第2の研削ディスク(15)とに供給し、両研削ディスク(14,15)が、タンデム構造で連続して配置されており、タンデム配置は、互いに平行に延びる回転軸線(14c,15a)を備えた第1の研削ディスク(14)と第2の研削ディスク(15)とが、上下にかつ互いに平行に側方にずらされて配置されていて、これによって、上側の第1の研削ディスク(14)が、第2の研削ディスク(15)の前方に位置していて、該第2の研削ディスク(15)の前方で、それぞれ対応配置されたワークピース(1)に研削係合するように形成されており;
    h)第2の締込みを解除した後、棒状のワークピース(1)を再度保持装置(6)によって受け取って、アンローディング位置にもたらす:
    が設けられていることを特徴とする、棒状のワークピースを研削するための方法。
  2. 当該方法が、ステップc)を精密に行う以下の方法ステップ:すなわち、
    c1)棒状のワークピース(1)を、その端面(2)の二重平面研削のために、第1の加工位置(41)において、二重研削ディスクとして形成された第1の研削ディスク(14)に供給し、該第1の研削ディスク(14)が、互いに軸方向の間隔Dを置いて同軸的に位置する回転する2つの個々の研削ディスク(14a,14b)から成っているかまたは第1の両研削ディスク(14a,14b)に相当する研削ライニングを有する、横断面で見てフォーク状に形成されたただ1つの研削ディスクから成っており、この場合、棒状のワークピース(1)の長手方向が、第1の研削ディスク(14)の共通の回転軸線(14c)に対して平行に延びており;
    c2)平面研削をX軸線の方向への第1の研削ディスク(14)の運動によって行うかまたは第1の研削ディスク(14)に対して相対的な、締め込まれたワークピース(1)を備えた保持装置(6)の運動によって行い;
    c3)その都度の運動時に、棒状のワークピース(1)の両端面(2)が、第1の研削ディスク(14)の、互いに向かい合った広幅面(19a,19b)に研削有効に連続して配置された、研削ライニングを備えた外側の環状のゾーンを通走する:
    を備えている、請求項1記載の方法。
  3. 棒状のワークピース(1)の長手方向側面(3)を第2の加工位置(42)において、両緊締ジョー(8a,8b)の共通の回転・駆動軸線(30)に対して平行に延びる回転軸線(15a)を備えた回転する第2の研削ディスク(15)によって研削し、この場合、互いに平行に延びる回転軸線(14c,15a)を備えた第1および第2の研削ディスク(14,15)が、共通の研削主軸台(10)に配置されている、請求項2記載の方法。
  4. 同時にそれぞれ1つのワークピース(1)が、第1の加工位置(41)と第2の加工位置(42)とに存在しており、両ワークピース(1)の研削を少なくとも時期にわたって同時に行う、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 棒状のワークピースを、可動の保持装置(6)に位置する、棒状のワークピース(1)の横断面に適合されていて、互いに反対の側に位置して棒状のワークピース(1)の長手方向側面(3)に当て付けられる少なくとも2つのローディンググリッパ(24)によって把持し、これによって、ワークピース(1)を緊締する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 保持装置(6)が、3対よりも多くの対のローディンググリッパ(24)を有していて、両緊締ジョー(8a,8b)の共通の回転・駆動軸線(30)に対して平行に延びる回転軸線を中心として制御されて可動である、請求項5記載の方法。
  7. ローディンググリッパ(24)が、第2の締込みでの周面研削の実行に対して重要である研削表面寸法(31)を検出するためにも働くようになっている、請求項5または6記載の方法。
  8. 当該方法が、以下の別の方法ステップ:すなわち、
    −第2の加工位置(42)において、まず、ワークピース(1)の全ての側縁部(3a)を仕上げ寸法に研削し、
    −これに続いて、ワークピース(1)を収容するためのほぼ半円形の切欠き(51)を備えた振れ止め(50)をワークピース(1)に当て付け、
    −当て付けられた振れ止め(50)によって、仕上げ寸法までのワークピースの長手方向側面(3)の更なる加工を行い、
    −次いで、振れ止め(50)をワークピースから遠ざける:
    を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 当該方法が、以下の別の方法ステップ:すなわち、
    −第2の加工位置(42)において、まず、ワークピース(1)の全ての側縁部(3a)をほぼ仕上げ寸法に研削し、
    −これに続いて、ワークピース(1)を収容するためのほぼ半円形の切欠き(51)を備えた振れ止め(50)をワークピース(1)に当て付け、
    −当て付けられた振れ止め(50)によって、ほぼ仕上げ寸法までのワークピースの長手方向側面(3)の更なる加工を行い、
    −次いで、振れ止め(50)をワークピース(1)から遠ざけ、
    −該ワークピース(1)を仕上げ研削する:
    を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  10. 求項1から9までのいずれか1項記載の方法を実施するための、直線および/または曲線によって形成された非円形の横断面と、互いに平行に延びる平らな端面(2)とを有する棒状のワークピース(1)を研削するための研削機械であって該研削機械が、以下の特徴:すなわち、
    a)第1の研削ディスクを備えた第1の研削主軸と、第2の研削ディスクを備えた第2の研削主軸とが、機械ベッドに対して制御されて移動可能である共通の研削主軸台にタンデム構造で配置されており、両研削主軸に所属の研削ディスクの軸線が、互いに平行に不変の間隔を置いて延びており;
    b)可動の保持装置が設けられており、該保持装置において、研削したいワークピースが、第1の研削主軸と第2の研削主軸とに配置された研削のための研削ディスクに連続して供給されるようになっており;
    c)案内路に個々にまたは一緒に移動可能にかつ位置固定可能に配置された2つの緊締ユニットが、共通の回転・駆動軸線を有しており、該回転・駆動軸線が、研削ディスクの軸線に対して平行に延びていて、両緊締ユニットの間にワークピースが締め込まれている研削過程のC軸線を形成しており;
    d)研削時に、研削主軸に位置する研削ディスクが、C軸線に対して垂直に延びるX方向でワークピースに向かって送られるようになっている:
    を備えている、棒状のワークピースを研削するための研削機械において、以下の別の特徴:すなわち、
    e)研削主軸台(10)の移動方向が、共通の回転・駆動軸線(30)に対して垂直に延びており;
    f)第1の研削主軸(12)と第2の研削主軸(13)とが、上下にかつ案内路(5)からの水平な間隔に関して互いに平行に側方にずらされて配置されており、第1の研削主軸(12)が、第2の研削主軸(13)よりも高くかつ案内路(5)の近くに位置しており;
    g)保持装置が、ワークピース主軸台(7a,7b)として形成された2つの緊締装置の間に、共通の回転・駆動軸線(30)に対して平行な回転軸線を中心として回転可能に配置されていて、保持装置の周面に、研削したいワークピース(1)を収容するための複数の緊締箇所(40)を有している:
    が設けられていることを特徴とする、棒状のワークピースを研削するための研削機械。
  11. 保持装置(6)が、円形のサイクルディスクとして形成されている、請求項10記載の研削機械。
  12. サイクルディスクが、駆動装置を介して前進方向(A)だけでなく後退方向にも駆動可能である、請求項10記載の研削機械。
  13. 保持装置(6)が、それぞれ2つの緊締ジョー(24a)を備えたローディンググリッパ(24)として形成された少なくとも3つの緊締箇所(40)を有している、請求項10から12までのいずれか1項記載の研削機械。
  14. a)ワークピース主軸台(7a,7b)に緊締ジョー(8a,8b)が支承されており、該緊締ジョー(8a,8b)の緊締面が、互いに向き合わされており;
    b)各ワークピース主軸台(7a,7b)が、該ワークピース主軸台(7a,7b)に位置する緊締ジョー(8a,8b)に対する電動モータ式の回転駆動装置を有しており;
    c)両緊締ジョー(8a,8b)を共通の回転・駆動軸線(30)を中心として同期的に同位相で回転運動させるための可能な機能と、棒状のワークピース(1)の端面(2)に対する緊締ジョーの衝突によってワークピース(1)を相互間に締め込むための別の可能な機能とを備えた制御装置が設けられており;
    d)両ワークピース主軸台(7a,7b)によって保持されたワークピース(1)が、第2の研削ディスク(15)の加工領域に位置している、請求項10から13までのいずれか1項記載の研削機械。
  15. 緊締ジョー(8a,8b)が、棒状のワークピース(1)の端面(2)に当て付けるための摩擦ライニング(9a,9b)を備えている、請求項14記載の研削機械。
  16. 第1の研削ディスク(14)と第2の研削ディスク(15)とは、第2の研削ディスク(15)がその研削作業を開始する前に、第1の研削ディスク(14)がその研削作業を終了しているような間隔を互いに有していて、第2の研削ディスク(15)がその研削作業を開始する前に、第1の研削ディスク(14)がその研削作業を終了しているように互いに配置されている、請求項10から15までのいずれか1項記載の研削機械。
  17. 第1の研削ディスク(14)と第2の研削ディスク(15)とは、少なくとも所定の期間の間、第1および第2の研削ディスク(14,15)が同時にその研削作業を実施するような間隔を互いに有していて、少なくとも所定の期間の間、第1および第2の研削ディスク(14,15)が同時にその研削作業を実施するように互いに配置されている、請求項10から16までのいずれか1項記載の研削機械。
  18. 第2の研削ディスク(15)の主軸軸線(15a)に対する第1の研削ディスク(14)の主軸軸線(14c)の相対的な位置が調整可能である、請求項10から17までのいずれか1項記載の研削機械。
  19. 第1の研削ディスクが、二重研削ディスクとして形成されていて、回転する個々の2つの研削ディスク(14a,14b)から成っており、両研削ディスク(14a,14b)が、互いに軸方向の間隔Dを置いて同軸的に位置していて、互いに向かい合った広幅面で研削過程時に棒状のワークピース(1)を取り囲んだ状態に把持しており、該ワークピース(1)が、研削過程時に第1の研削ディスクの回転軸線に対して平行に延びていて、端面(2)で二重平面研削によって研削されるようになっている、請求項10から18までのいずれか1項記載の研削機械。
  20. 第1の研削ディスク(14)が、二重研削ディスクとして横断面で見てフォーク状に形成されていて、研削ライニングを有しており、該研削ライニングが、研削過程時に棒状のワークピース(1)を取り囲んだ状態に把持しており、該ワークピース(1)が、研削過程時に第1の研削ディスクの回転軸線に対して平行に延びていて、端面(2)で二重平面研削によって研削されるようになっている、請求項10から18までのいずれか1項記載の研削機械。
  21. 二重研削ディスクの、ワークピース(1)の両端面(2)を研削する研削ライニングが、その外側の周面領域に、荒削りライニングを備えたそれぞれ1つの外側の環状のゾーン(21a,21b)と、仕上げ削りライニングを備えたそれぞれ1つの内側の環状のゾーン(22a,22b)とを有しており、外側の環状の両ゾーン相互の軸方向の間隔が、外向きに増大させられている、請求項20記載の研削機械。
  22. 第2の研削ディスク(15)が、少なくともワークピース(1)の長さLと同じ大きさである幅Bを有している、請求項10から21までのいずれか1項記載の研削機械。
  23. 棒状のワークピースの長さLをカバーする第2の研削ディスク(15)の周面輪郭(15b)が、円筒形状と異なる形状に形成されていて、仕上げ研削された棒状のワークピースの長手方向輪郭に相当している、請求項22記載の研削機械。
  24. 第2の研削ディスク(15)の周面輪郭(15b)が、棒状のワークピース(1)に研削したい端面側の斜め面取り部(2a)の形状または端面側の丸み付け部(2b)の形状に相応に成形されている、請求項22記載の研削機械。
  25. サイクルディスク(6b)に設けられた各緊締領域(40)に、該緊締領域(40)に送り可能な振れ止め(50)が対応配置されており、該振れ止め(50)が、第2の研削ディスク(15)による研削の間、ワークピース(1)を支持するために、該ワークピース(1)に当付け可能である、請求項10から24までのいずれか1項記載の研削機械。
  26. 振れ止め(50)が、研削したいワークピース(1)に当て付けるための支持領域としての、横断面で見て半円形の切欠き(51)を有している、請求項25記載の研削機械。
  27. 振れ止め(50)が、電気的なまたはハイドロリック的なまたはニューマチック的な駆動装置を介して制御されてワークピース(1)に当付け可能であるかまたはワークピース(1)から離れる方向に運動可能である、請求項25または26記載の研削機械。
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