JP5024776B2 - 大規模図形表示システムおよび図形表示制御親器ならびに図形表示制御子器 - Google Patents

大規模図形表示システムおよび図形表示制御親器ならびに図形表示制御子器 Download PDF

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Description

本発明は、ビル等の建築物の窓を利用し、室内の照明器具の点灯または消灯もしくは調光の状態(以下、点灯状態という)を制御することによって大規模な図形、文字等をビル等の壁面に表示する技術に関する。
建物の内部から窓越しに外部の人に向けて大画面のスクロール表示を行う方法として、多数の発光セルを建物の窓ガラスの内側に多数設け、発光セルを駆動して大画面をスクロールする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、ビルの窓毎に設けたブラインドと、各ブラインド毎に設けられ、それぞれのブラインドを指定された任意の開閉状態に設定するブラインド開閉器と、各ブラインド毎に設けられブラインド制御進行の入力に基づきブラインド開閉器にブラインド開閉状態設定信号を出力するブラインドコントローラと、複数のブラインドコントローラに伝送線で接続され、ブラインド制御信号をこれらブラインドコントローラに送出するブラインド制御端末機と、ブラインド開閉状態の制御によりビルの窓側壁面にディスプレイされる複数の文字あるいは絵パターンの元データが記憶部に格納され、記憶部から読み出されるパターンの元データに基づき、ブラインド制御信号を作成して伝送線で接続されるブランド制御端末機に送出する主操作盤を備えたビル景観演出用ブラインド制御システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1に記載の表示方法は、窓毎に発光セルを設けることが必要であり、さらに発光セルを順次スクロール制御するものである。また、特許文献2記載のシステムは、ブラインドの開閉制御であり、照明器具そのものの制御については触れるところがない。
以下に、窓からの漏れ光を制御して大規模図形を表示させる場合の問題点を列記する。
a.人手で行なう場合は、対象となるすべての照明について設定を行なう作業量が膨大なものとなっていた。
b.人手では作業量が多いことから、表示図形の変更も容易でなく、また図形の連続的な変化は実現不可能であった。
c.前項の問題点を解決するには、遠隔から自動で夫々の照明を制御するシステムを設置すればよいが、コスト的に高くなると設置・導入の阻害要因となる。
d.システムを安価に実現するには、通信路の敷設を必要としない電力線通信、無線通信、光空間通信が適当であり、特に制御対象である照明器具が接続される電力線を通信路として活用する電力線通信を使用する方法が、建物の構造に左右されないこと、移設が容易であること等から有効である。
これに対して、電力線通信は、通信信頼性を保証するために、数kbps程度の比較的低速度で運用する必要のある環境が多く、多数の照明を制御し、かつ連続的に表示図形を変化させる用途には適当でない。
e.また、システムの動作である照明器具の点灯・消灯(ON/OFF)制御・調光制御は、電力線に雑音を発生させる場合があることから、電力線通信による連続的な制御と協調しないことが想定される。
f.照明を制御して図形等を表示させた場合に、適切な時間経過後に消灯しないとエネルギーの無駄となり、また漏れ光が深夜まで継続することも環境的に適当でない。
特許第3542861号公報 特開平5−59876号公報
本発明は、上記問題にかんがみ、ビル等の建築物の窓を利用し、室内の照明器具の点灯状態を制御することによって大規模な図形、文字等をビル等の壁面に表示する大規模図形表示システムにおいて、低速度の電力線通信でも多数の照明器具を連続的に制御可能で、かつ照明器具の制御に起因する雑音の影響を受けないシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、建築物に2次元配置された複数の窓に対応して設けた複数の照明器具と、各照明器具の点灯状態を制御する複数の図形表示制御子器と、各図形表示制御子器に対する照明器具の点灯状態に関する点灯状態情報などを搭載した図形表示制御信号を作成するとともに通信路に送出する図形表示制御親器とからなる大規模図形表示システムであって、図形表示制御親器は、各図形表示制御子器の点灯状態情報を含む図形表示制御情報を搭載した図形表示制御信号を各図形表示制御子器に対して同報で送信し、各図形表示制御子器は、図形表示制御信号から自己に対する点灯状態情報を取り出して配下の照明器具の点灯または消灯を制御するようにした。
また、本発明は、上記大規模図形表示システムにおいて、図形表示制御親器は、外部から入力される図形データに基づいて各図形表示制御子器に対応する点灯状態情報および全ての図形表示制御子器(照明器具)に共通の通電時間情報を含む図形表示制御情報を作成し、各図形表示制御子器の点灯状態情報を図形表示制御信号のそれぞれの位置に搭載して、一斉同報するようにした。さらに、本発明は、上記大規模図形表示システムにおいて、図形表示制御親器から図形表示制御子器へ送信される図形表示制御信号は、夫々の図形表示制御子器に接続される照明器具毎の点灯状態情報と、すべての図形表示制御子器に共通の通電時間情報とを含んで構成されるとともに、各図形表示制御子器は、図形表示制御信号に含まれる通電時間情報を元に夫々の図形表示制御子器で計時した時間後に自動的に消灯させ、消灯後に図形表示制御親器から図形表示制御子器へ次の図形表示制御信号を送信するようにした。
また、本発明は、上記大規模図形表示システムにおいて、図形表示制御親器から予め複数の図形表示制御信号を送信し、各図形表示制御子器にそれぞれの点灯状態情報および通電時間情報を含む図形表示制御情報を順次蓄積しておき、図形表示制御親器からの一斉起動指令を受信した各図形表示制御子器が、蓄積した図形表示制御情報に基づいて順次照明器具の点灯を制御するようにした。さらに、本発明は、上記大規模図形表示システムにおいて、外部から入力される図形データは、ネットワークを介して接続されたサーバーから送信する構成とし、メールまたはウエブブラウザ画面上で表示内容をサーバーに設定することで、不特定多数の場所および操作者から運用することを可能とした。さらに、図形表示制御信号は、電力線通信または無線通信もしくは光空間通信のいずれかによって図形表示制御親器から図形表示制御子器へ送信されるようにした。
本発明は、上記大規模図形表示システムを構成する図形表示制御親器であって、外部からの図形データを受信する図形データインタフェースと、受信した図形データを蓄積する図形データ蓄積部と、図形データに基づいて図形表示制御信号を生成する図形表示信号生成部と、図形表示制御信号を複数の図形表示制御子器に送出する図形表示制御信号送出部を有するようにした。
本発明は、上記大規模図形表示システムを構成する図形表示制御子器であって、図形表示制御信号を受信する図形表示信号受信部と、受信した図形表示制御信号から自己に対する点灯状態情報(点灯状態データ)を検出する点灯状態データ検出部と、検出した点灯状態情報に基づいて照明器具の点灯状態を制御する照明器具制御部を有することを特徴とする。さらに、本発明は、上記図形表示制御子器において、複数の点灯状態情報を記憶するメモリと、図形表示制御親器からの一斉起動指令情報に基づいてメモリに記憶された点灯状態情報を順次読出し照明器具の点灯状態を順次制御する制御部を設けた。
本発明によれば、ビル等の2次元に配列された窓を持つ既存建築物を利用し、室内照明の漏れ光を表示すべき配列に応じた所定パターンで、照明器具の点灯状態を制御することで、大規模な図形、文字を外部に表示することができる。
以下、図面を用いて、本発明にかかる大型図形表示システムの構成を説明する。図10は、事務所ビル等の建築物9の各部屋の窓91側に照明器具を設置し、部屋毎(窓毎)に照明器具を点灯または消灯(ON/OFF)して図形を表示した例である。照明器具が白熱灯のように調光可能なものであれば、光の強弱を調整することによりグラデーションのある図形とすることも出来る。
図1を用いて、電力線通信を用いた大規模図形表示システムの構成の第1の実施例を説明する。このシステムによれば、ビルの室内の窓際等に設けた照明器具の点灯状態を制御することによって、大規模な図形を、人手を介さずに制御して表示することが可能となり、また特別な制御線を必要としないのでシステムの導入および移設が容易である。
すなわち、この大規模図形表示システムは、図形表示制御親器1と、建物内に設けられた低圧電力線3と、受電変圧器31と、低圧電力線3から分岐された低圧電力分岐線32−1,32−2…32−nと、各低圧電力分岐線に接続された図形表示制御子器5−1−1〜5−1−n、5−2−1〜5−2−n、…5―n−1〜5−n−nと、各図形表示制御子器5によって点灯状態が制御される照明器具7−1−1〜7−1−n、7−2−1〜7−2−n、…7―n−1〜7−n−nとから構成され、図形表示制御親器1と図形表示制御子器5との間の通信は、低圧電力線3および低圧電力分岐線32を介した電力線通信により行われる。
図形表示制御親器1の具体的な構成を、図2を用いて説明する。本発明にかかる図形表示制御親器1は、制御部11と、図形表示制御信号生成部12と、図形データインタフェース13と、図形データ蓄積部14と、図形表示制御信号送信部15と、タイマ16とを有している。
制御部11は、図形表示制御親器1の全体の動作を制御する働きを有している。図形表示制御信号生成部12は、図形データ蓄積部14に蓄積された図形データに基づいて、各図形表示制御子器5に対する照明器具の点灯状態制御を指示する点灯状態情報や通電時間情報などを含む図形表示制御情報を搭載した図形表示制御信号を生成する働きを有している。図形データインタフェース13は、例えばネットワークを介して接続されたサーバーや、別途設けた入力手段(図示を省略)からビルの窓等に表示する表示内容を示す表示データを受信するインタフェースであり、外部から入力される図形データは、ネットワークを介して接続されたサーバーから送信する構成とされ、メールまたはウエブブラウザ画面上で表示内容をサーバーに設定することで、不特定多数の場所および操作者から運用することを可能としている。図形データ蓄積部14は、図形データインタフェース13を介して受信した図形データを蓄積する働きを有している。図形表示制御信号送出部15は、図形表示制御信号生成部12で生成した図形表示制御信号を低圧電力線(通信路)3上に送出する働きを有している。
図形表示制御子器5の具体的な構成を、図3を用いて説明する。図形表示制御子器5は、制御部51と、図形表示制御信号受信部52と、点灯状態データ検出部53と、タイマ54と、照明器具制御部55とを有して構成される。
制御部51は、図形表示制御子器5の全体の動作を制御する働き、および点灯状態データ検出部53が検出した照明器具の点灯状態情報と通電時間情報とからなる図形表示制御情報を図示を省略したメモリに蓄積する働きを有している。図形表示制御信号受信部52は、低圧電力分岐線32から図形表示制御信号を受信する働きを有している。点灯状態データ検出部53は、図形表示制御信号から自己に対する点灯状態情報と通電時間情報を含む図形表示制御情報を検出する働きを有している。タイマ54は、例えば点灯開始時から商用電源の周波数をカウントし、点灯状態データ検出部53が検出した通電時間をカウントアップしたときに照明器具を消灯する信号を送出する働きを有している。照明器具制御部55は、点灯状態情報に基づいて各照明器具の点灯状態を制御する点灯制御信号を出力する働きを有している。
図4、図5を用いて、本発明で用いる図形表示制御信号の例およびこの図形表示制御信号を用いた照明器具の点灯状態制御の例を説明する。図4は、電力線通信を用いて各図形表示制御子器または各照明器具に対する図形表示制御信号を同報で送信する方式である。この方式では、図形表示制御親器1が1フレーム中に全ての図形表示制御子器5または各照明器具7に対する点灯状態情報を含む図形表示制御情報を搭載した図形表示制御信号を低圧電力線3上に送出し、各図形表示制御子器5において、自己に対する点灯状態情報および通電時間情報を取り出し、点灯制御信号を作成して各照明器具7の点灯状態を制御するようにしている。図形表示制御信号は、1フレーム中に、フレーム同期情報と、各図形表示制御子器5に割り当てられた位置に格納された各図形表示制御子器の点灯状態情報と、全ての図形表示制御子器5に共通の通電時間情報を含む図形表示制御情報が搭載されている。図形表示制御情報が、照明器具をON/OFF制御する情報である場合には各図形表示制御子器5に割り当てる位置は1ビット相当でよく、照明器具の調光度を制御する情報である場合には各図形表示制御子器5に割り当てる位置は複数ビット相当とすることができる。
図5に示すように、図形表示制御親器1は、入力された図形データに基づいて図形表示制御信号を作成し、各図形表示制御子器5へ同報にて送信する(S1)とともに、親器タイマの計時を開始する(S2)。図形表示制御信号を受信した各図形表示制御子器5は、それぞれ自己に対する点灯状態情報および通電時間情報を取り出し、これに基づいて各照明器具7の点灯の状態を制御する点灯制御信号を作成して各照明器具7へ送信する(S3)とともに、子器タイマの計時を開始する(S4)。子器タイマが通電時間の計時を終了すると、当該照明器具7の消灯制御信号を照明器具7に送信する(S5)。照明器具7は、ステップS3の点灯制御信号を受けて点灯を開始し、消灯制御信号を受けて消灯する(S6)。図形表示制御親器1は、図形表示制御子器5と同期して通電時間を例えば商用周波をカウントすることで計時し、所定時間が経過して全ての照明器具が消灯した後に、次の図形表示制御信号を送信する。
すなわち、図形表示制御親器1の親器タイマが計時を終了すると、次の図形データに基づいて図形表示制御信号を作成し、各図形表示制御子器5へ同報にて送信する(S7)とともに、親器タイマの計時を開始する(S8)。図形表示制御信号を受信した各図形表示制御子器5はそれぞれ自己に対する点灯状態情報および通電時間情報を取り出しこれに基づいて各照明器具7の点灯状態を制御する点灯制御信号を各照明器具7へ送信する(S9)とともに、子器タイマの計時を開始する(S10)。子器タイマが通電時間の計時を終了すると、当該照明器具7の消灯制御信号を照明器具7に送信する(S11)。照明器具7は、ステップS9の点灯制御信号を受けて点灯を開始し、消灯制御信号を受けて消灯する(S12)。
以下、同様の制御が行われ、それぞれ異なる図形を順次表示することが可能となる。すなわち、図形表示制御信号を受信した各図形表示制御子器5は、与えられた点灯状態情報で照明器具を制御した後、通電時間情報による一定時間が経過した後、自動的に全ての照明器具を消灯する。その後、図形表示制御親器は次の図形表示制御信号を送出する。このように、本発明では、図形表示制御信号を全ての照明器具消灯後に送信することにより、図形表示制御信号の送信時には照明器具が消灯されているので、図形表示制御子器5は調光制御に起因する雑音の影響を受けることなく安定した受信を実現することができ、調光によるノイズの影響を受けることなく図形表示制御信号を伝送することが可能となる。
図6から図8を用いて、図4に示した図形表示制御信号を拡張して連続制御を可能とした方式を、第2の実施例として説明する。この方式では、図形表示制御親器1が、1フレーム中に全ての図形表示制御子器5または各照明器具7に対する点灯状態情報および通電時間情報を含む図形表示制御情報をそれぞれ搭載した図形表示制御信号を複数個事前に順次低圧電力線3上に送出し、各図形表示制御子器5において、自己に対する図形表示制御情報を取り出し、例えば指令番号順に制御部51に設けた図示を省略したメモリに格納し、図形表示制御親器1から各図形表示制御子器5の一斉起動を指令する図7に示す一斉起動指令情報を搭載した図形表示制御信号を受けたときに、図形表示制御情報を指令番号順にメモリから順次取り出して、各照明器具の点灯状態を制御するようにしている。
この方式の図形表示制御信号は、1フレーム中に、フレーム同期情報と、指令番号情報と、各図形表示制御子器5に割り当てられた位置に格納された各図形表示制御子器5の点灯状態情報と、全ての図形表示制御子器5に共通の通電時間情報が搭載されている。点灯状態情報が、照明器具をON/OFF制御する情報である場合には各図形表示制御子器5に割り当てる位置は1ビット相当でよく、照明器具の調光度を制御する情報である場合には各図形表示制御子器に割り当てる位置は複数ビット相当とすることができる。この実施例では、点灯状態情報および通電時間情報を含む図形表示制御情報を搭載した図形表示制御信号と、一斉起動指令情報を搭載した図形表示制御信号とを識別するために、フレーム同期情報の後に信号の種別を示す信号種別情報を搭載し、各図形表示制御子器において信号種別情報に基づいていずれの図形表示制御信号かを識別してもよく、また各図形表示制御信号のフレームエンド情報に基づいて図形表示制御子器においてフレーム長を検出して、その長短によりいずれの図形表示制御信号であるかを識別してもよい。この図形表示制御信号の識別は他のいずれの方法によってもよい。
この方式では、図8の例に示すように、図形表示制御親器1から各図形表示制御子器5へ、予め制御パターンに応じた複数の図形表示制御信号を順次送信する(S20,S22,S24)。図形表示制御信号を受信した各図形表示制御子器5は、自己に対する図形表示制御情報(点灯状態情報および通電時間情報)を指令番号に従ってメモリに順次記憶する(S21,S23,S25)。図形表示制御親器1は、所定の数の図形表示制御信号の送信を終了した後、図7に示す全ての図形表示制御子器5に対する一斉起動指令情報を搭載した図形表示制御信号を送信する(S26)。一斉起動指令情報を搭載した図形表示制御信号を受信した図形表示制御子器5は、メモリに記憶した図形表示制御情報を順次読み出して、照明器具7の点灯状態の制御を行い(S27,S29、S31)、それぞれの点灯制御パターンで各照明器具7を連続制御した(S28,S30,S32)後、メモリに蓄積した図形表示制御情報の後がなくなると終了信号を送出して(S33)自動的に消灯する。
この方式では、これ以後、一旦メモリに記憶された点灯制御パターンと同一のパターンで点灯制御する場合は、一斉起動指令情報を搭載した図形表示制御信号を図形表示制御親器1から送信するのみで、各図形表示制御子器5を所定の点灯制御パターンで制御することができる。
図9を用いて、本発明の、第3の実施例を説明する。この実施例は、図1に示した実施例とは、図形表示制御親器と図形表示制御子器との間の図形表示制御信号を、電力線通信に変えて無線通信により送信するようにした点で相違している。このために、この実施例では、図形表示制御親器1に変えて図形表示制御親器(無線)2を、図形表示制御子器5に変えて図形表示制御子器(無線)6とした点に特徴がある。この実施例では、図形表示制御親器(無線)2は、図形表示制御信号送出部として無線送信部を用い、図形表示制御子器(無線)6は、図形表示信号受信部として無線受信部を備えればよい。
この実施例では、図形表示制御信号は、図4、図6、図7に例示した信号と同様の信号とすることができ、また、それぞれの図形表示制御子器(無線)6に対する図形表示制御信号を個別の信号として送信することもできる。また、無線送信部を光信号送信部に、無線受信部を光信号受信部とすることによって、無線通信に代えて、光空間通信を用いることもできる。
この実施例によれば、無線により図形表示制御信号を送信するので、照明器具点灯時のノイズの影響を受けにくくなり、図形表示制御信号を伝送することが可能となる。
本発明にかかる電力線通信を使用した大規模図形表示システムの構成の概要を説明する図。 図1に示した大規模図形表示システムを構成する図形表示制御親器の構成を説明する図。 図1に示した大規模図形表示システムを構成する図形表示制御子器の構成を説明する図。 本発明で用いる図形表示制御信号の構成を説明する図。 図1に示す大規模図形表示システムにおける制御の流れを説明する図。 本発明で用いる図形表示制御信号の第2の実施例を説明する図。 図6の図形表示制御信号を用いた第2の実施例における一斉起動指令の構成を説明する図。 図6、図7に示す図形表示制御信号を用いた大規模図形表示システムの第2の実施例における制御の流れを説明する図。 本発明にかかる無線通信を使用した大規模図形表示システムの第3の実施例にかかる構成の概要を説明する図。 ビルの窓に大規模図面を表示する例を説明する図。
符号の説明
1:図形表示制御親器、11:制御部、12:図形表示制御信号生成部、13:図形データインタフェース、14:図形データ蓄積部、15:図形表示制御信号送出部、16:タイマ、2:図形表示制御親器(無線)、3:低圧電力線、31:受電変圧器、5:図形表示制御子器、51:制御部、52:図形表示制御信号受信部、53:点灯状態データ検出部、54:タイマ、55:照明器具制御部、6:図形表示制御子器(無線)、7:照明器具

Claims (9)

  1. 建築物に2次元配置された複数の窓に対応して設けた複数の照明器具と、各照明器具の点灯状態を制御する複数の図形表示制御子器と、各図形表示制御子器の点灯状態情報を含む図形表示制御情報を搭載した図形表示制御信号を作成するとともに通信路に送出する図形表示制御親器とからなり、複数の図形表示制御子器はそれぞれ電力線に接続される大規模図形表示システムであって、
    図形表示制御親器は、外部からの図形データを受信する図形データインタフェースと、受信した図形データを蓄積する図形データ蓄積部と、図形表示制御信号生成部と、図形表示制御信号送信部と、タイマと、これらを制御する制御部を有しており、図形表示制御信号生成部は各図形表示制御子器に割り当てられた位置に格納された各図形表示制御子器の点灯状態情報やフレーム同期情報やすべての照明器具に共通の通電時間情報を含む図形表示制御情報を搭載した図形表示制御信号を生成し、図形表示制御信号送出部は図形表示制御信号を各図形表示制御子器に対して一斉同報で送信し、
    図形表示制御子器は、図形表示制御信号を受信する図形表示制御信号受信部と、受信した図形表示信号から自己に対する点灯状態情報を検出する点灯状態データ検出部と、検出した点灯状態データを蓄積するメモリと、タイマと、検出した点灯状態情報に基づいて照明器具の点灯状態を制御する点灯制御信号を出力する照明器具制御部と、これらを制御する制御部を有し、点灯状態データ検出部は一斉同報された図形表示制御信号からフレーム同期信号や通電時間情報や自己に対する図形表示制御情報を取り出し、メモリは検出した図形表示制御情報を格納し、照明器具制御部は図形表示制御情報情に基づいて照明器具を制御する点灯制御信号を送出し、図形表示制御情報に基づいて照明器具の点灯状態を制御する
    ことを特徴とする大規模図形表示システム。
  2. 請求項1記載の大規模図形表示システムにおいて、図形表示制御親器は、図形表示制御信号生成部が図形データ蓄積部に蓄積された図形データに基づいて各図形表示制御子器に対応する図形表示制御情報を作成し、図形表示制御信号の各表示制御子器に割り当てられたそれぞれの位置に搭載して、一斉同報することを特徴とする大規模図形表示システム。
  3. 請求項1または請求項2記載の大規模図形表示システムにおいて、図形表示制御子器が図形表示制御信号に含まれる通電時間情報を元に夫々の図形表示制御子器で計時した時間後に照明器具を消灯させ、消灯後に図形表示制御親器が図形表示制御子器へ次の図形表示信号を送信することを特徴とする大規模図形表示システム。
  4. 請求項3記載の大規模図形表示システムにおいて、図形表示制御親器から予め複数の図形表示制御信号を送信し、各図形表示制御子器に夫々の図形表紙制御情報を蓄積しておき、図形表示制御親器からの一斉起動指令を受信した各図形表示制御子器が蓄積した図形表示制御情報に基づいて順次照明装置の点灯を制御することを特徴とする大規模図形表示システム。
  5. 請求項記載の大規模図形表示システムにおいて、外部から入力される図形データは、ネットワークを介して接続されたサーバーから送信する構成とし、メールまたはウエブブラウザ画面上で表示内容をサーバーに設定することで、不特定多数の場所および操作者から運用することを可能とした大規模図形表示システム。
  6. 請求項1ないし請求項5いずれか1項記載の大規模図形表示システムにおいて、図形表示制御信号は、電力線を介した電力線通信または無線通信もしくは光空間通信のいずれかによって送信されることを特徴とする大規模図形表示システム。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項記載の大規模図形表示システムを構成する図形表示制御親器であって、
    外部からの図形データを受信する図形データインタフェースと、受信した図形データを蓄積する図形データ蓄積部と、図形データ基づいて図形表示制御信号を生成する図形表示信号生成部と、図形表示制御信号を複数の図形表示制御子器に送出する図形表示制御信号送出部と、タイマと、これらを制御する制御部を有することを特徴とする図形表示制御親器。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項記載の大規模図形表示システムを構成する図形表示制御子器であって、
    図形表示制御信号を受信する図形表示制御信号受信部と、受信した図形表示制御信号から自己に対する点灯状態情報を検出する点灯状態データ検出部と、検出した点灯状態データを蓄積するメモリと、検出した点灯状態情報に基づいて照明器具の点灯状態を制御する点灯制御信号を出力する照明器具制御部と、タイマと、これらを制御する制御部を有することを特徴とする図形表示制御子器。
  9. 請求項記載の図形表示制御子器において、複数の点灯状態情報を記憶するメモリと、図形表示制御親器からの一斉起動指令信号に基づいてメモリに記憶された点灯状態情報を順次読み出し照明器具の点灯状態を順次制御することを特徴とする図形表示制御子器。
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