JP5021470B2 - 4,4−ジフルオロ−3−オキソブタン酸エステルの調製方法 - Google Patents

4,4−ジフルオロ−3−オキソブタン酸エステルの調製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5021470B2
JP5021470B2 JP2007520754A JP2007520754A JP5021470B2 JP 5021470 B2 JP5021470 B2 JP 5021470B2 JP 2007520754 A JP2007520754 A JP 2007520754A JP 2007520754 A JP2007520754 A JP 2007520754A JP 5021470 B2 JP5021470 B2 JP 5021470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethyl
iii
formula
solvent
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007520754A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008506650A (ja
Inventor
バルター,ハラルト
コルシ,カミラ
エーレンフロイント,ヨゼフ
ランベルト,クレメンス
トブラー,ハンス
Original Assignee
シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト filed Critical シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2008506650A publication Critical patent/JP2008506650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5021470B2 publication Critical patent/JP5021470B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/30Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • C07C67/333Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
    • C07C67/343Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

本発明は、4,4-ジフルオロメチル-3-オキソブタン酸エステルを調製するための新規方法に関する。これらのエステルは、ピラゾールカルボキサニリド殺菌剤の製造のための重要な中間体である、3-ジフルオロメチル-4-ピラゾールカルボン酸エステルを調製するために有用である。
多様なピラゾールカルボキサニリド殺菌剤及びそれらの調製は、例えば、米国5,498,624及びWO01/42223に発表されている。それらの殺菌剤の多くの調製は、3-ジフルオロメチル-l-メチル-4-ピラゾールカルボン酸のエステルの使用を要求する。米国5,498,624では、このカルボン酸のエチルエステルは、エタノール中のメチルヒドラジンと2-(エトキシメチレン)-4,4-ジフルオロメチルアセト酢酸エチルの反応によって調製される。後者の化合物は、JACS, 73, 3684 (1951)に発表された方法によって調製され、それはオルトギ酸エチル及び無水酢酸の、ジフルオロアセト酢酸エチルとの縮合に関する。
塩基性条件下で対応のフッ素化エステルを酢酸エステルと反応させることによる、4,4-ジフルオロ-3-オキソブタン酸のメチル及びエチルエステルとしても公知であるジフルオロアセト酢酸メチル及びエチルの合成は、昔から知られており、そして例えば、JACS, 69, 1819 (1947)及びJACS, 75, 3152 (1953)に発表されている。より弱い塩基、例えばナトリウムエトキシドを使用する場合、この反応の収率は、商業的な大規模製造工程には十分でない。例えば、ナトリウムエトキシドを使用する場合の収率は、ほんの35%であると記載されている(JACS, 69, 1819 (1947))。これらのタイプの反応の収率は、より強い塩基、例えば、水素化ナトリウムの使用によって増加させることができることは文献において公知である。例えば、JACS, 75, 3152 (1953)を参照。そこでは、塩基として水素化ナトリムを使用する場合、この収率は75〜85%まで増加させることができると報告されている。しかしながら、商業生産のために水素化ナトリウムを使用することは所望されない。なぜなら、大規模での作業は危険であり、及び大量の爆発性の水素ガスの危険性が存在するからである。
代替の合成経路は、EP-A-694526で発表されている。ここでは、ポリフルオロ酢酸メチル及びエチルは、第三アミンの塩基、例えばピリジンの存在中で、ポリフルオロカルボン酸の塩化物または無水物をカルボン酸塩化物と反応させることによって調製される。この反応は、アルコール、例えばメタノールまたはエタノールの付加によって完了する。この反応経路は、平均収率52%でのトリフルオロアセトアセテートの生産に都合よく使用され得るが、ジフルオロアセトアセテートの生産には不十分である。ジフルオロ酢酸塩化物または無水物は、これらの条件下で十分な安定性を有さない。例えば、EP-A-694526は、無水ジフルオロ酢酸の塩化ブチリルとの反応による、メチル2-ジフルオロアセチルブタノエートの合成を発表する。本反応の収率は、理論値の僅か25%である。かかる低い収率は、化合物の商業生産に利用できない。
従って、本発明の目的は、単純な反応手順によって、且つ低い支出で、上記の公知方法の不都合がなく、かかる化合物を高収率且つ高品質で調製することが可能な手段によって、4,4-ジフルオロ-3-オキソブタン酸のエステルの新規の一般的な調製方法を提供することである。
従って、本発明により、ここに式(I)の化合物
Figure 0005021470
(式中、RはC1-12アルキルである)の調製方法を提供する。当該方法は、一般式(II)の化合物
Figure 0005021470
(式中、R1及びR2はそれぞれ独立してC1-12アルキル;またはR1及びR2がそれらが結合している窒素原子と一緒になって連結して、4〜7個の炭素原子を含む脂環式アミン環、またはホルモリン環を形成する)を一般式(III)の化合物
CH3COOR (III )
(式中、Rは上記の意味を有する)の酢酸エステルと、塩基の存在中で接触させることを含んで成る。
Rは、1〜12個の炭素原子を含む分岐した、または分岐していないアルキル基であり、例えば、メチル、エチル、n-プロピル、n-ブチル、iso-プロピル、sec-ブチル、iso-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチル、n-ノニル、n-デシル、n-ウンデシルまたはn-ドデシルである。都合が良いのはメチルまたはエチルである。
R1及びR2は、1〜12個の炭素原子を含む分岐した、または分岐していないアルキル基であり、例えば、メチル、エチル、n-プロピル、n-ブチル、iso-プロピル、sec-ブチル、iso-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチル、n-ノニル、n-デシル、n-ウンデシルまたはn-ドデシルである。それらは同一であっても異なっていてもよい。典型的に、それは共にメチルであるか、共にエチルである。
或いは、R1及びR2はそれらが結合する窒素原子と一緒になって連結して、4〜7個の炭素原子を含む脂環式アミン環またはモルホリン環を形成する。かかる脂環式アミン環の例は、ピロリジン及びピペリジンである。R1及びR2が、それらが結合する窒素原子によって連結して環を形成する場合、当該環はピロリジンまたはモルホリン環が都合がよい。
Rは好適にはC1-6アルキルであり、より好適にはメチルまたはエチルである。
好適な態様では、R1及びR2は、それぞれ独立して、C1-8アルキルであり;またはR1及びR2は、それらが結合する窒素原子と一緒になって連結して、4〜7個の炭素原子を含む脂環式アミン環、またはモルホリン環を形成する。
更に好適な1つの態様では、R1及びR2はそれぞれ独立して、C1-8アルキル、好適には共にメチルであるか、共にエチルである。
更に他の好適な態様では、R1及びR2は、それらが結合する窒素原子と一緒になって連結して、4〜7個の炭素原子を含む脂環式アミン環、またはモルホリン環を形成する。特に好適な態様では、R1及びR2は、それらが結合する窒素原子により連結し、ピロリジンまたはモルホリン環を形成する。
当該方法は溶媒中で都合よく実行され、その溶媒は、過剰な酢酸エステル(III)もしくはそれとは異なる1種の溶媒または両方の混合物であってよい。溶媒が両方の混合物である場合、酢酸エステルは、共溶媒として作用する。適切な'異なる'溶媒は、C1-C8アルコール;芳香族またはハロゲン化された芳香族溶媒、例えばトルエン、キシレン及びクロロベンゼン等;及びエーテル、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン及びtert-ブチルメチルエーテル等を含む。
酢酸エステル(III )が溶媒または共溶媒として使用される場合、大過剰量が使用され、典型的に、式(II)の化合物の10モル当量(好適には10-30モル当量)過剰で使用される。
任意の適切な塩基を本発明の方法において使用してよいが、通常、アルコキシド塩基、典型的にアルカリ金属アルコキシド塩基、例えばアルカリ金属C1-4アルコキシド塩基であるだろう。例示すると、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、及びナトリウムtert-ブトキシドである。好適には、当該塩基は、ナトリウムメトキシドまたはナトリウムエトキシドである。製品(I)の収率を最適化するために使用される塩基の量は、式(II)の化合物の1〜4モル当量である。
当該方法は、15℃〜8O℃の範囲の温度、例えば、45℃〜8O℃の温度、及び典型的には50℃〜7O℃の温度で都合よく実施される。従って、アルコキシド塩基のエタノール溶液が共溶媒としての酢酸エチルと共に使用される場合、当該方法は、組合せた溶媒の周囲温度から還流温度のいずれかで実施され得る。
当該方法にかかる時間は、とりわけ、それが実施される調製規模及び温度に依存するだろう。例えば、半時間から24時間かかり得る。典型的に、モル規模を下回る実験室調製では、1〜6時間かかり得る。
当該方法は、任意に他の溶媒の存在中において、式(II)の化合物を式(III )の酢酸エステルに溶かすことによって都合よく実施される。その後、アルコールまたは他の溶媒溶液の塩基を周囲温度または上昇させた温度で攪拌しながら付加する。その後、当該混合物を当該反応が完了するまで50〜7O℃に加熱する。冷却後、当該混合物を酸性化した氷水混合中に注ぎ、そして例えばジエチルエーテルまたは酢酸エチル等の適切な溶媒で抽出する。その後、製品はブラインで洗浄し、溶媒を蒸発させて、必要ならば減圧下での蒸留によって残りの製品を精製することにより有機抽出物から回収され得る。
更に本発明は、4,4-ジフルオロメチル-3-オキソブタン酸エステルの混合物が生産する態様も包含する。例えば、エステルとしての酢酸エチル及び塩基としてのナトリウムメトキシドの使用は、4,4-ジフルオロメチル-3-オキソブタン酸エチルエステルと4,4-ジフルオロメチル-3-オキソブタン酸メチルエステルの混合物を導く。
一般式(II)の化合物
Figure 0005021470
(式中、R1及びR2は、それぞれ独立して、C1-12アルキルであり;またはR1及びR2が、それらが結合する窒素原子と一緒になって連結して、4〜7個の炭素原子を含む脂環式アミン環、またはモルホリン環を形成する)は、JP-A-06228043に発表された方法によって調製され得る。これはN,N-ニ置換ジクロロ酢酸アミドのフッ素化に関与し、当該N,N-ニ置換ジクロロ酢酸アミドは、ジクロロアセチルクロライドの第ニ級アミンとの反応によって調製される。当該方法論は、以下の概略図に要約される。
Figure 0005021470
一般式(III)の酢酸エステル
CH3COOR (III)
(式中、RはC1-12アルキルである)は公知であり、商業的に入手し得る。
以下の限定的でない実施例は、本発明をより詳細に説明する。
2,2-ジクロロ-N,N-ジメチルアセトアミドの調製。
スルホン化フラスコ中で、ジクロロアセチルクロライド(11Og; 0.75mol)及びトルエン(100ml)から成る溶液を、最初は0℃で10℃未満の反応混合物の温度を維持しながら、1時間かけて、ジメチルアミン(68g;1.5mol)及びトルエン(1.21)の溶液にゆっくりと付加した。当該反応混合物を更に30分間、0〜5℃で攪拌し、その後、トルエン(11)で徐々に希釈した。有機相を連続して水(lx500ml)、塩酸(5%溶液;2x500ml)、水(lx500ml)、飽和した重炭酸ナトリウム溶液(2x500ml)及び最終的にブライン(lx500ml)で洗浄し、その後、硫酸ナトリウムで乾燥させた。蒸発は、高真空で蒸留された残渣を提供し、2,2-ジクロロ-N,N-ジメチルアセトアミドを無色のオイルとして産した。
収量78.6g (67.2%);0.3mbarでb.pt. 65-67℃。
2,2-ジフルオロ-N,N-ジメチルアセトアミドの調製。
スルホン化フラスコ中で、2,2-ジクロロ-N,N-ジメチルアセトアミド(23.4g; 0.15mol)、スプレー乾燥したフッ化カリウム(26.1g;0.45mol)及びジエチレングリコール(150ml)の混合物を、160 mbarで、VIGREUXカラム(10cm)を備え付けた蒸留装置中で、183℃に加熱した。これらの条件下で、所望される製品を無色のオイルとして、1時間かけて蒸留した。
収量12.3g (66.7%);160mbarで b.pt. 105-108℃。
4,4-ジフルオロ-3-オキソブタン酸エチルエステルの調製
エタノール性のナトリウムエトキシド(15mlの21%溶液;40.2mmol)を滴下付加する前に、スルホン化フラスコ中で、N,N-ジエチル-2,2-ジフルオロアセトアミド(1.51g; lOmmol)を酢酸エチル(20ml)に溶かした。得られた混合物を60℃で、6時間攪拌した。冷却後、当該混合物を氷水(20ml)に注ぎ、塩酸(10%)で酸性化し、そして酢酸エチルで抽出した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そしてウォータージェットバキューム中で蒸発させた。残渣を減圧下で蒸留することにより精製し、所望の4,4-ジフルオロ-3-オキソブタン酸エチルエステルを無色のオイルの形態で得た。
収量1.09g (66%); 18mbarでb.pt. 50-53℃。
他の4,4-ジフルオロ-3-オキソブタン酸エチルエステルの調製。
スルホン化フラスコ中で、エタノール中のナトリウムエトキシド(79mlの21%溶液;0.243mol)を、酢酸エチル(460ml)中の2,2-ジフルオロ-N,N-ジメチル-アセトアミド(27.2g; 0.22mol)の溶液に滴下付加した。当該反応混合物を還流温度で、l時間加熱し、そして出発原料の消失をGCでモニターした。その後、当該反応混合物を氷水(800ml)に注ぎ、塩酸(10%)で酸性化し、その後、酢酸エチルで2回抽出した(2x200ml)。分離後、有機層をブライン(200ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で(lOOmbarで4O℃)濃縮した。
エチル4,4-ジフルオロ-3-オキソブタン酸エチルエステルを、不純物として少量のエタノールを含む黒色がかった(dark)オイルとして得た(34.8g; 72%);当該製品の純度は、GCの使用によって約75%と確定された。
4,4-ジフルオロ-3-オキソブタン酸エチルエステル、及び4,4-ジフルオロ-3-オキソブタン酸メチルエステルの混合物の調製。
スルホン化フラスコ中で、メタノール中のナトリウムメトキシド(165.7 gの30 % 溶液;0.92 mol)中のナトリウムメトキシドを、酢酸エチル(1570 ml)中の2,2-ジフルオロ-N,N--ジメチル-アセトアミド(98.5 g;0.8 mol)の溶液に、60℃で滴下付加した。反応混合物を還流温度で、3時間加熱し、そして出発原料の消失をGCでモニターした。その後、当該反応混合物を冷却した塩酸氷水(3 %、1100 ml)に注ぎ、そして、その後、酢酸エチル(640ml)で2回抽出した。組合せた有機層を減圧下(150mbarで4O℃)で濃縮した。
4,4-ジフルオロ-3-オキソブタン酸エチルエステルと4,4-ジフルオロ-3-オキソブタン酸メチルエステルの混合物を、81%のエチルエステル及び19%のメチルエステル(121.8 g;両エステルを組合せた収率90%)を含み、不純物として少量の酢酸エチルを含む黒色がかった(dark)オイルとして得た。
本発明によれば、式Iの化合物を良好な収率で、且つ手間を殆どかけずに調製することが可能である。
本発明に係る方法の特別な利点は、式IIの出発化合物が容易に得られ、且つ取り扱いやすいことである。
本発明に係る方法の更に特別な利点は、式III の出発化合物が商業的に入手可能であり、安価であり、且つ取り扱いやすいことである。

Claims (10)

  1. 式(I)の化合物
    Figure 0005021470
    (式中RはC1-12アルキルである)の調製方法であって、一般式(II)の化合物
    Figure 0005021470
    (式中R1及びR2は、それぞれ独立してC1-12アルキルであり;またはR1及びR2はそれらが結合する窒素原子と一緒になって連結して、4〜7個の炭素原子を含む脂環式アミン環またはモルホリン環を形成する)を一般式(III)の酢酸エステル
    CH3COOR (III)
    (式中、Rは式Iで定義した通りである)と、塩基の存在中で接触させることを含んで成る方法。
  2. 前記Rが、メチルまたはエチルである請求項1に記載の方法。
  3. 前記R1及びR2が、共にメチルまたは共にエチルである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記R1及びR2が、それらが結合する窒素原子と一緒になって連結して、ピロリジンまたはモルホリン環を形成する、請求項1に記載の方法。
  5. 溶媒中で実施される請求項1に記載の方法であって、当該溶媒が過剰な酢酸エステル(III)もしくはそれとは異なる溶媒または両方の混合物である方法。
  6. 前記異なる溶媒が、C1-C8アルコール;芳香族もしくはハロゲン化された芳香族性溶媒;またはエーテルである、請求項に記載の方法。
  7. 前記使用される酢酸エステル(III)の量が、式(II)の化合物の10モル当量の過剰である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記塩基が、アルカリ金属アルコキシドである、請求項1に記載の方法。
  9. 前記アルカリ金属アルコキシドが、ナトリウムメトキシドまたはナトリウムエトキシドである、請求項に記載の方法。
  10. 15℃〜80℃の範囲の温度で実施される、請求項1に記載の方法。
JP2007520754A 2004-07-14 2005-07-13 4,4−ジフルオロ−3−オキソブタン酸エステルの調製方法 Expired - Fee Related JP5021470B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0415764.0 2004-07-14
GBGB0415764.0A GB0415764D0 (en) 2004-07-14 2004-07-14 Chemical process
PCT/EP2005/007635 WO2006005612A1 (en) 2004-07-14 2005-07-13 Process for the preparation of 4,4-difluoro-3-oxobutanoic acid esters

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008506650A JP2008506650A (ja) 2008-03-06
JP5021470B2 true JP5021470B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=32893564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007520754A Expired - Fee Related JP5021470B2 (ja) 2004-07-14 2005-07-13 4,4−ジフルオロ−3−オキソブタン酸エステルの調製方法

Country Status (16)

Country Link
US (1) US7355065B2 (ja)
EP (1) EP1765764B1 (ja)
JP (1) JP5021470B2 (ja)
CN (1) CN100532345C (ja)
AR (1) AR049668A1 (ja)
AU (1) AU2005261777B2 (ja)
BR (1) BRPI0513299B1 (ja)
CA (1) CA2572896C (ja)
EA (1) EA011019B1 (ja)
GB (1) GB0415764D0 (ja)
IL (1) IL180311A (ja)
MX (1) MX2007000347A (ja)
TW (1) TWI366562B (ja)
UA (1) UA84950C2 (ja)
WO (1) WO2006005612A1 (ja)
ZA (1) ZA200610637B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006039909A1 (de) * 2006-08-25 2008-03-13 Bayer Cropscience Ag Verfahren zum Herstellen von 3-Dihalomethyl-pyrazol-4-carbonsäurederivaten
DE102007005296A1 (de) * 2007-02-02 2008-08-07 Bayer Cropscience Ag Verfahren zum Herstellen von Dihaloacetessigsäurealkylestern
US8481778B2 (en) 2007-08-16 2013-07-09 Solvay (Societe Anonyme) Process for the preparation of esters of 4-fluorosubstituted 3-oxo-alcanoic acids
AR083482A1 (es) 2010-10-21 2013-02-27 Syngenta Ltd Concentrados agroquimicos con isopirazam
CN102875379A (zh) * 2012-11-01 2013-01-16 上海品沃化工有限公司 一种二氟乙酸酯的工业化合成方法
US20140130657A1 (en) * 2012-11-05 2014-05-15 Gordon Holdings, Inc. High strength, light weight composite structure, method of manufacture and use thereof
US8871947B2 (en) 2013-02-04 2014-10-28 KingChem LLC Preparation of alkyl 3-difluoromethyl-1-methyl-1H-pyrazole-4-carboxylic acid ester
US9139507B2 (en) 2013-12-09 2015-09-22 KingChem LLC. Process for the preparation of alkyl 3-difluoromethyl-1-methyl-1H-pyrazole-4-carboxylate and its analogs
WO2016128999A1 (en) * 2015-02-11 2016-08-18 Srf Limited Process of preparation of compounds having chf 2c(o) group

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07242587A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Asahi Glass Co Ltd ジフルオロ酢酸およびジフルオロ酢酸アミドの製造方法
US5493025A (en) 1994-07-27 1996-02-20 Rohm And Haas Company Process for preparation of fluorinated beta-keto ester
US5498624A (en) 1995-05-03 1996-03-12 Monsanto Company Selected pyrazolyl derivatives
JP3564982B2 (ja) * 1997-12-12 2004-09-15 宇部興産株式会社 4−フルオロ−3−オキソカルボン酸エステル及びその製法
IL149191A0 (en) 1999-12-09 2002-11-10 Syngenta Participations Ag Pyrazolecarboxamide and pyrazolethioamide as fungicide

Also Published As

Publication number Publication date
AU2005261777B2 (en) 2008-06-26
CN100532345C (zh) 2009-08-26
CN1984865A (zh) 2007-06-20
UA84950C2 (ru) 2008-12-10
US7355065B2 (en) 2008-04-08
EP1765764A1 (en) 2007-03-28
GB0415764D0 (en) 2004-08-18
TW200604161A (en) 2006-02-01
WO2006005612A1 (en) 2006-01-19
BRPI0513299A (pt) 2008-05-06
IL180311A (en) 2011-02-28
AU2005261777A1 (en) 2006-01-19
ZA200610637B (en) 2008-07-30
US20080004465A1 (en) 2008-01-03
IL180311A0 (en) 2007-06-03
MX2007000347A (es) 2007-03-07
CA2572896A1 (en) 2006-01-19
CA2572896C (en) 2013-02-26
BRPI0513299B1 (pt) 2015-03-10
EA011019B1 (ru) 2008-12-30
TWI366562B (en) 2012-06-21
EP1765764B1 (en) 2014-05-21
EA200700064A1 (ru) 2007-08-31
JP2008506650A (ja) 2008-03-06
AR049668A1 (es) 2006-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5021470B2 (ja) 4,4−ジフルオロ−3−オキソブタン酸エステルの調製方法
CN108698988B (zh) 制备氨基硫醇酯化合物及其盐的方法
KR101200294B1 (ko) 4,4-디플루오로-3-옥소부탄산 에스테르의 제조방법
JP2004524328A (ja) ビニル、アリールおよびヘテロアリール酢酸およびその誘導体の製造法
JPH0853395A (ja) フッ素化β−ケトエステルの製造方法
TWI309639B (ja)
JP5205971B2 (ja) テトラヒドロピラン化合物の製造方法
JPH11322643A (ja) クロロアルキン類およびアルキニルアミン類の製造方法
JP2007254293A (ja) α−メチレン−β−アルキル−γ−ブチロラクトンの製造法
US5508446A (en) Method for producing alkyl 3-phthalidylideneacetate
JP4509327B2 (ja) N,n−ジ置換−4−アミノクロトン酸エステルの製造方法
JP2007182426A (ja) テトラフルオロテレフタル酸ジフルオライドの製造方法
EP2514738B1 (en) Process for the preparation of alkyl 5-methyl-5-hexenoates
WO2020148780A1 (en) Process for preparation of 4,4,4- trifluorobut-2-en-1-ol and intermediate thereof
EA014690B1 (ru) Способ получения рацемических алкил-5-галогенопент-4-енкарбоновых кислот или алкил-5-галогенопент-4-енкарбоновых эфиров
JP2003160536A (ja) フェニル酢酸エステル化合物の製造法
JP2002226431A (ja) 液晶化合物の製造方法
JP2004043357A (ja) アシルアセトニトリル化合物の製造方法
JP2004331658A (ja) シス−4−シアノシクロヘキサンカルボン酸エステルの製造法
JPH0477454A (ja) アセチレンジカルボン酸エステルの製造方法
JPH0717578B2 (ja) ジハロゲノプロピオン酸エステルの製造方法
JP2004339074A (ja) 新規な2,6−デカヒドロナフタレンジカルボン酸ジエステル類とその製造方法
KR20010025244A (ko) 2-알콕시카르보닐 시클로펜타논 유도체의 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees