JPH0477454A - アセチレンジカルボン酸エステルの製造方法 - Google Patents

アセチレンジカルボン酸エステルの製造方法

Info

Publication number
JPH0477454A
JPH0477454A JP2191347A JP19134790A JPH0477454A JP H0477454 A JPH0477454 A JP H0477454A JP 2191347 A JP2191347 A JP 2191347A JP 19134790 A JP19134790 A JP 19134790A JP H0477454 A JPH0477454 A JP H0477454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general formula
reaction
formula
acetylene
derivative represented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2191347A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2893883B2 (ja
Inventor
Takaharu Ikeda
池田 隆春
Hideyuki Ikehira
秀行 池平
Seiichi Kai
甲斐 静一
Sachiko Imazu
今津 幸子
Masayoshi Minamii
正好 南井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2191347A priority Critical patent/JP2893883B2/ja
Priority to US07/648,893 priority patent/US5191109A/en
Priority to DE69112655T priority patent/DE69112655T2/de
Priority to EP91101352A priority patent/EP0440251B1/en
Publication of JPH0477454A publication Critical patent/JPH0477454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2893883B2 publication Critical patent/JP2893883B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は医薬品、特にプロスタグランデインの製造中間
体として有用なアセチレンジカルボン酸エステルの製造
方法に関する。
〈従来技術〉 一般式(1) C式中、RはC1〜Chのアルキル基を表す。)で示す
れるアセチレンジカルボン酸エステルを得る方法として
は下記の2つの製法が知られている。
■メタセシス反応による製法(Tetrahedron
 Letters、 23 (49)、 p、5139
−5140 (1982) )〔I 〕 ■マロン酸ジエチルを用いる製法(Journal o
fChemical 5ociety、 p、3208
 (1954))(TV ) −(EtooC) zc
HcHzc”’CCLCH(COOEt) 2(l(O
OC) 2C)Ic)12c三cc)12c)l (C
OOH) tHOOCCHzCHzC=CCHzCHz
COOHしかしながら、■の製法においては使用する原
料の合成が困難であること、また■の製法においては工
程数が多い等の欠点があり、いずれも工業的に満足でき
る方法ではなかった。
〈発明が解決しようとする課題〉 この様なことから、本発明者らは上記の課肚を解決する
ために、より工業的に有利な方法を鋭意検討した結果、
本発明に到達した。
〈課題を解決するための手段〉 すなわち、本発明は一般式〔1〕で示されるアセチレン
ジカルボン酸エステルの製造方法間するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
前記一般式(1)で示されるアセチレンジカルボン酸エ
ステルは、一般式(IV) (式中、Xl、X2はそれぞれ塩素原子、臭素原子、沃
素原子、メタンスルホニルオキシ基またはp−トルエン
スルホニルオキシ基を表す。〕で示されるアセチレン誘
導体と、一般式〔[[[](式中、Rは前記と同じ意味
を表す。)で示されるアセト酢酸エステル類とを、金属
アルコキシド類存在下反応させることにより製造できる
。また、一般式(TVIで示されるアセチレン誘導体と
、一般式(II[)で示されるアセト酢酸エステル類と
を、炭酸塩類存在下反応させて一般式[11) (式中、Rは前記と同し意味を表す、)で示されるアセ
ト酢M誘導体を得、さらに金属アルコキシド類存在下反
応させることにより製造することもできる。
一般式(IV)で示されるアセチレン誘導体と、一般式
(I[[)で示されるアセト酢酸エステル類とを、金属
アルコキシド類存在下反応させることによる一般式(1
)で示されるアセチレンジカルボン酸エステルの製造に
おいて、使用されるアセチレン誘導体(IV)としては
、1.4−ジクロロ−2−ブチン、14−ジブロモ−2
−ブチン、14−ショート−2−ブチン、1.4−ジメ
タンスルホニルオキシ−2−ブチン、1.4−ジP−ト
ルエンスルホニルオキシ−2−ブチン、1−フロモー4
−クロロ−2−ブチン、1−クロロ−4ヨード−2−ブ
チン、1−ブロモ−4−ヨード−2−ブチンなどをあげ
ることができる。
本反応において使用されるアセト酢酸エステル1t(I
[I)としては、7セト酢酸メチル、アセト酢酸エチル
、アセト酢酸n−プロピル、アセト酢酸イソプロピル、
アセト酢りn−ブチル、アセト酢mn−ペンチル、アセ
ト酢#In−ヘキシルなどをあげることができる。炭素
数7以上のアセト酢酸エステル類を使用しても基本的に
問題はないが、コスト面で不利である。
本反応において使用される金属アルコキシド類としては
、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリ
ウムメトキシド、カリウムt−ブトキシドなどをあげる
ことができる。
アセチレン誘導体〔■〕、アセト酢酸エステル類(II
I)および金属アルコキシド類の仕込み方法は特に制限
されない。また金属アルコキシド類は必要に応して反応
の途中で追加することもできる。
本反応の溶媒は反応を阻害するものでなければ必要に応
して加えることができる0例えば、ベンゼン、トルエン
、キシレンなどの芳香族系溶媒、ペンタン、ヘキサンな
どの炭化水素系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエ
ステル系溶媒、メタノール、エタノールなどのアルコー
ル系溶媒、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル
などのエーテル系溶媒等をあげることができ、これらの
溶媒を任意の割合で混合して使用することもてきる。
本反応で使用するアセト酢酸エステル類〔■〕の使用量
は、アセチレン誘導体CIV〕に対し、1〜10倍モル
であり、通常は2〜4倍モルである。
また使用する金属アルコキシド類の量は、アセト酢酸エ
ステル11(1)に対し、0.5〜10倍モルであり、
通常は1〜4倍モルである。
本反応の反応温度は20°C以上であればよく、通常は
50〜150 ’Cで行われる。
反応時間は特に制限されない。
反応終了後、溶媒留去、洗浄、抽出、濃縮等の通常の後
処理により、一般式(Nで示されるアセチレンジカルボ
ン酸エステルが得られ、減圧蒸留により精製することが
できる。
一般式(IV)で示されるアセチレン誘導体と、一般式
[111]で示されるアセト酢酸エステル類とを、炭酸
塩類存在下反応させることによる一般式(II)で示さ
れるアセト酢酸誘導体の製造において、アセチレン誘導
体CIV)とアセト酢酸エステル類は、前記反応と同じ
ものが使用される。
本反応において使用される炭酸塩類としては、炭酸カリ
ウム、炭酸ナトリウムなどがあげられる。
アセチレン誘導体〔■〕、アセト酢酸エステル類[11
1)および炭酸塩類の仕込み方法は特に制限されない、
また炭酸塩類は必要に応じて反応の途中で追加すること
もできる。
本反応の溶媒は反応を阻害するものでなければ必要に応
じて加えることができる6例えば、ベンゼン、トルエン
、キシレンなどの芳香族系溶媒、ペンタン、ヘキサンな
どの炭化水素系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエ
ステル系溶媒、メタノール、エタノールなどのアルコー
ル系溶媒、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル
などのエーテル系溶媒等をあげることができ、これらの
溶媒を任意の割合で混合して使用することもてきる。
本反応で使用するアセト酢酸エステル類[[[]の使用
量は、アセチレン誘導体〔■〕に対し、1〜10倍モル
であり、通常は2〜4倍モルである。
また使用する炭酸塩類の量は、アセト酢酸エステル類(
I[[)に対し、0.5〜10倍モルであり、通常は1
〜4倍モルである。
本反応の反応温度は20°C以上であればよく、通常は
50〜150°Cで行われる。
反応時間は特に制限されず、アセチレン誘導体(IV)
を反応系から検出しなくなったときを反応終点とするこ
とができる。
反応終了後、濾過、溶媒留去、洗浄、抽出、濃縮等の通
常の後処理により、一般式〔II〕で示されるアセト酢
酸誘導体が得られ、減圧蒸留により精製することができ
る。
一般式CIりで示されるアセト酢酸誘導体を金属アルコ
キシド類存在下反応させることによる一般式(1)で示
されるアセチレンジカルボン酸エステルの製造において
、使用される金属アルコキシド類としては、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシ
ド、カリウムt−ブトキシドなどをあげることができる
アセト酢酸誘導体〔■〕および金属アルコキシド類の仕
込み方法は特に制限されない、また金属アルコキシド類
は必要に応して反応の途中で追加することもできる。
本反応における金属アルコキシド類の使用量はアセト酢
酸誘導体(n)に対し0.01〜10倍モルであるが、
好ましくは0.1〜1倍モルである。
本反応の溶媒は反応を阻害するものでなければ必要に応
じて加えることができ、例えば、ヘンゼン、トルエン、
キシレンなどの芳香族系溶媒、ペンタン、ヘキサンなど
の炭化水素系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエス
テル系溶媒、メタノール、エタノールなどのアルコール
系溶媒、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテルな
どのエーテル系溶媒等をあげることができ、これらの溶
媒を任意の割合で混合して使用することもできる。
本反応の反応温度は0°C以上であればよく、通常は2
0〜100°Cで行われる。
反応時間は特に制限されず、アセト酢酸誘導体[n)を
反応系から検出しなくなったときを反応終点とすること
ができる。
反応終了後、溶媒留去、洗浄、抽出、濃縮等の通常の後
処理により、一般式(1)で示されるアセチレンジカル
ボン酸エステルが得られ、減圧芸留により精製すること
ができる。
〈発明の効果〉 本発明の方法により、−C代(1)で示されるアセチレ
ンジカルボン酸エステルを新規な方法で、しかも工業的
にも有利に製道することができる。
また、このアセチレンジカルボン酸エステル〔I)は、
下記反応式に示すルートによる4−ヒドロキシシクロベ
ンテノンff (V)合成の中間体として使用すること
ができる。そして#f4−ヒドロキシシクロベンテノン
ff(V)は医薬、特にプロスタグランデイン類の中間
体として有用である(J、 Med、 Cheta、、
 Vol、 26 (1983) p、786) 。
(式中、Rは前記と同し意味を表し、*印は不斉炭素原
子を表す、) 〈実施例〉 以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 1.4−ジクロロ−2−ブチン200g (1,63m
ol)中にトルエン796gを加えた。その中にアセト
酢酸メチル568g(4,89mol)および28χナ
トリウムメチラ一ト/メタノール溶液896g(4,6
5mol)の混合液を室温で加えた0反応温度を60″
Cとし、16時間攪拌した6反応終了後減圧下で濃縮し
メタノールを除去した後、水1.51およびトルエン1
ffiを加え攪拌した。水層を除去した後、さらに水1
.57!でトルエン層を洗浄した。その後トルエン層を
減圧下で濃縮後さらに減圧下で泉留し、4−オクチンジ
オイ、、り酸ジメチルエステル109.7g  (含量
95.8χ)を得た。
実施例2 アセト酢酸メチル757g (6,52(至)ol)中
に28χナトリウムメチラ一ト/メタノール溶液125
8g (6,52−01)を加え、室温まで冷却した。
その中に1.4ジクロロ−2−ブチン200g (1,
63+ol)を加えた。
その後反応温度を60°Cとし、16時間攪拌した0反
応終了後減圧下で濃縮しメタノールを除去した後、水2
1およびトルエン1!を加え攪拌した。水槽を除去した
後、さらに水21でトルエン層を洗浄した。その後トル
エン層を減圧下で濃縮し、さらに減圧下で蒸留を行い、
4−オクチンジオイック酸ジメチル96.4g (含量
93.01を得た。
実施例3 1.4−ジクロロ−2−ブチン200g(1,63mo
l)中にトルエン796gを加えた。その中にアセト酢
酸メチル568g (4,89mol)および28χナ
トリウムメチラート/メタノールン容H942g(4,
89mo+)のγ昆合液を室温で加えた。反応温度を6
4゛Cとし、9時間攪拌したとき、さらに28χナトリ
ウムメチラート/メタノール溶液94.2g(0,48
9蒙01)を加えた。その後6時間64°Cで攪拌した
。反応終了後減圧下で濃縮しメタノールを除去した後、
水1.5Eおよびトルエン11を加え攪拌した。水層を
除去した後、さらに水1.542でトルエン層を洗浄し
た。その後トルエン層を減圧下で濃縮後さらに減圧下で
蒸留し、4−オクチンジオインク酸ジメチル117.3
g(含量96.3χ)を得た。
実施例4 アセト酢酸メチル144.5g(1,245mol) 
、1. 4−ジクロロ−2−ブチン67.7g(0,5
50mol)およびトルエン500gをフラスコ内に入
れ、80°C=で加温した。その中に炭酸カリウム10
0gを加え、80″Cで1.5時間攪拌した。その後さ
らに炭酸カリウム104gを加え、80°Cで8時間攪
拌した。さらにアセト酢酸メチル21.5g(0,18
5mol)および炭酸カリウム51.1gを加え4時間
攪拌反応した。反応終了後反応混合物中の塩を濾過して
除いたのち、反応液を1oz塩酸で中和し、さらに水洗
したのち減圧下を10!塩酸で中和し、さらに水洗した
のち減圧下で濃縮した。濃縮物は減圧下で蒸留し、38
ジメトキシカルボニル−5−デシン−2,9−ジオン4
4.4g (含量84.3χ)を得た。
b、ρ、168〜172°C 実施例5 実施例4で得られた3、8−ジメトキシカルボニル−5
−デシン−2,9−ジオン11.7g (含量84.3
χ)およびトルエン60gをフラスコに入れ、その中に
28χナトリウムメチラ一ト/メタノール溶液60gを
加え70〜73°Cまで加熱し13時間反応させた0反
応終了後反応液は減圧下で濃縮したのちトルエン100
gおよび水100gを加え振とうしタノち、トルエン層
を分離した。トルエフFMハ水100gで洗浄したのち
減圧下で濃縮した。濃縮物は減圧下で蒸留し、4−オク
チンジオイ、7り酸ジメチル2.89g (含量94.
52)を得た。
参考例 1.6−シメトキシカルボニルー3−ヘキシ(含量83
.9%) 20.0 g  (0,0847mol)を
メタノール40gに溶解し5°Cまで冷却した。その中
に無水水酸化バリウム(2N ) 33.9gを加え攪
拌した。
17時間後反応液を濾過し減圧下で乾燥し結晶18.4
 gを1.2−ジクロロエタン100gに懸濁させ10
%HCj!16g水50gを加え40〜45℃として2
時間撹拌し分液とした。有機層は水50gで洗浄後減圧
濃縮し6−メドキシカルボニルー1−カルボキシ−3−
ヘキシン12.5gを得た。(収率80,2χ)  m
、’p、71.5〜72.0°C次にここで得た6−ノ
ドキシカルボニル−1カルボキシ−3−ヘキシン(IX
)27.6g (0,15モル)、フラン30.7g 
(0,45モル)およびジクロルメタン150紙の混合
液に室温にてトリフルオロ酢酸無水物37.8g (0
,18モル)を加え、30〜35°Cにて24時間反応
させた。
反応終了後、反応液を氷水中にあけ20%NaOH水に
て中和した。有機層を分液しさらに5%重曹水、水にて
順次洗浄した。存機層を減圧にてfA縮することにより
1−オキソ−1−フリル−6−メドキシカルボニルー4
−ヘフチン(■)32.3g(収率92%)を得た。 
 n P 1.5164次にここで得た(■) 30.
4g (0,13モル)、メタノール150dおよび2
8%ナトリウムメチラート/メタノール溶液1.5gの
混合溶液に水素化ホウ素ナトリウム2.46 g (0
,065モル)を5°Cにて加えた。同温度にて3時間
、さらに10〜15℃にて2時間反応させた。
反応終了後、反応液を氷水中にあけトルエンにて抽出し
た。有機層を分液後さらに水にて洗浄し、有機層を濃縮
することにより1−ヒドロキシ−1フリル−6−メドキ
シカルボニルー4−ヘフチン(■)29.2g(収率9
5%)を得た。
n B’ 1.5082 次にここで得た(■) 28.3g (0,12モル)
、水1200 g、酢酸1.5gを加え、5%NaOH
水にてpHを4.4に調整し、100″Cにて25時間
加熱攪拌した。反応終了後、反応液を冷却し、メチルイ
ソブチルケトン300dにて2回抽出、分液、濃縮する
ことにより4−ヒドロキン−2−(6−メドキシカルボ
ニルー3−ヘキソニル)−2−シクロベンテノン(IV
)および3−ヒドロキン−2(6−メドキシカルボニル
ー3−へキノニル)2−シクロベンテノン(Vl)の混
合物(組成比6 : 4)21.5g (収率76%)
を得た。
次にここで得た(TV)と(Vl)の混合物9.45g
(0,04モル)、酢酸14g、無水酢酸4gおよび酢
酸ナトリウム0.2 gの混合物を115〜】20°C
にて4時間反応させた0反応液をガスクロマトグラフィ
ーにてチエツクし、反応液中に反応原料が検出されない
ことを確認して反応を終了した。
反応液を減圧下にfA縮し、fi縮残渣にトルエン10
0jlIl!および水50dを加え、分液して有機層を
得た。有機層を8%重ソウ水にて洗浄後、さらに水洗し
、得られたを機層を無水硫酸マグ7シウムにて乾燥後、
濃縮して4−アセトキシ−2(6−メドキシカルボニル
ー3−へキシニル)2−シクロベンテノン(I[[) 
10.5g (収率94.5%)を得た。
b、p、170−175°C10,5〜0.6 mm)
1g上記で得られた4−アセトキン−2−(6−メドキ
シカルポニルー3−へキシニル)−2−シクロベンテノ
ン(I[)4.17g、ジクロルメタン2d。
アルスロバクタ−属リパーゼ(新日本化学製)60■及
び0.2モル濃度のリン酸バッファ(pH7,5)50
dをフラス14こ仕込み、35〜40°Cにて15時間
激しく攪拌した。
反応終了後、反応液をメチルイソブチルケトン40ae
にて2回抽出し、有機層を合わせて減圧下に濃縮し、濃
縮残渣4.02 gを得た。
濃縮残渣をトルエン:酢酸エチル(5:3)を用いてカ
ラムクロマト精製し、4R(+)−ヒドロキシ−2−(
6−メドキシカルボニルー3−ヘキシニル)−2−シク
ロベンテノン1.24 g(α) !’+18.1” 
 (C= 1. CHCl3)97.8χe、e。
および4S(−)−アセトキシ−2−(6−メドキシカ
ルポニルー3−ヘキシニル)−2−シクロベンテノン2
.59gを得た。
〔α)j’−29,2° (c =  1 、CHCl
1)(6−メドキシカルボニルー3−ヘキソニル)−2
−シクロベンテノン1.18 g、リンドラ−触媒(5
χPd−CaC0=−PbO)  60 mg、ヘキセ
ン0.5 gおよびトルエン3C1jlIi!を常圧水
添装置に仕込み室温下、常圧にて還元した。1時間ムご
て反応は終了した。
反応終了後、触媒を濾別して除き、f!A縮後、残渣を
シリカゲルカラム精製することにより4R(+)−ヒド
ロキシ−2−(6−メドキシカルポニルー3−シス−ヘ
キセニル)−2−シクロベンテノン1.14 gを得た
。(収率96%)Crx〕g’+19.4”  (c=
 1 、 CHC]x ) 97.8χe、e。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式中、X^1、X^2はそれぞれ塩素原子、臭素原子
    、沃素原子、メタンスルホニルオキシ基またはp−トル
    エンスルホニルオキシ基を表す。)で示されるアセチレ
    ン誘導体と、一般式〔III〕▲数式、化学式、表等があ
    ります▼〔III〕 (式中、RはC_1〜C_6のアルキル基を表す。)で
    示されるアセト酢酸エステル類とを、金属アルコキシド
    類存在下反応させることを特徴とする一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Rは前記と同じ意味を表す。) で示されるアセチレンジカルボン酸エステルの製造方法
  2. (2)一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、Rは前記と同じ意味を表す。) で示されるアセト酢酸誘導体を、金属アルコキシド類存
    在下反応させることを特徴とする一般式〔 I 〕で示さ
    れるアセチレンジカルボン酸エステルの製造方法。
  3. (3)一般式〔IV〕で示されるアセチレン誘導体と、一
    般式〔III〕で示されるアセト酢酸エステル類とを、炭
    酸塩類存在下反応させて一般式〔II〕で示されるアセト
    酢酸誘導体を得ることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  4. (4)一般式〔IV〕で示されるアセチレン誘導体と、一
    般式〔III〕で示されるアセト酢酸エステル類とを、炭
    酸塩類存在下反応させることを特徴とする一般式〔II〕
    で示されるアセト酢酸誘導体の製造方法。
  5. (5)一般式〔II〕で示されるアセト酢酸誘導体。
JP2191347A 1990-02-02 1990-07-18 アセチレンジカルボン酸エステルの製造方法 Expired - Fee Related JP2893883B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2191347A JP2893883B2 (ja) 1990-07-18 1990-07-18 アセチレンジカルボン酸エステルの製造方法
US07/648,893 US5191109A (en) 1990-02-02 1991-01-31 Process for preparing optically active cyclopentenones
DE69112655T DE69112655T2 (de) 1990-02-02 1991-02-01 Verfahren zur Herstellung von optisch aktiven Cyclopentenonen.
EP91101352A EP0440251B1 (en) 1990-02-02 1991-02-01 Process for preparing optically active cyclopentenones

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2191347A JP2893883B2 (ja) 1990-07-18 1990-07-18 アセチレンジカルボン酸エステルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0477454A true JPH0477454A (ja) 1992-03-11
JP2893883B2 JP2893883B2 (ja) 1999-05-24

Family

ID=16273062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2191347A Expired - Fee Related JP2893883B2 (ja) 1990-02-02 1990-07-18 アセチレンジカルボン酸エステルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2893883B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2893883B2 (ja) 1999-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11349536A (ja) 9,10―エンドエタノ―9,10―ジハイドロアントラセン―11,11―ジカルボン酸のモノエステルまたはジエステルの合成方法,この合成方法により得られる新規なモノエステルまたはジエステル、及びこれらの、均整または不整メチリデンマロネ―トの合成への応用
EA019431B1 (ru) Способ и промежуточные соединения для получения ингибиторов интегразы
JP2008506650A (ja) 4,4−ジフルオロ−3−オキソブタン酸エステルの調製方法
CN114539048B (zh) 一种卡龙酸酐中间体及卡龙酸酐的制备方法
JP2008222606A (ja) エステル、カルボン酸及びアミドの製造方法
CN109535120B (zh) 7-取代-3,4,4,7-四氢环丁烷并香豆素-5-酮的制备方法
JPS623141B2 (ja)
CN111518034A (zh) 他汀类化合物及其中间体的制备方法
JP3929545B2 (ja) 3−アセチル−シクロペンタンカルボン酸エステルの製造方法
JPS601150A (ja) シクロヘキサンジオン誘導体の製法
JPH0477454A (ja) アセチレンジカルボン酸エステルの製造方法
JP2001302658A (ja) 3−イソクロマノン類の製造方法
JPS629098B2 (ja)
JP4783519B2 (ja) 3−アシル−2−ブタノンの製造方法
JP2000119221A (ja) (2,4,5−トリフルオロ−3−メトキシベンゾイル)酢酸エステル誘導体の製造方法及びその製造中間体
JP3563424B2 (ja) 4h−ピラン−4−オンの製造方法
US20010011141A1 (en) Process for producing pivaloyl-acetic acid ester
JPS6232188B2 (ja)
JP2743198B2 (ja) シクロペンタン類
JP2002069026A (ja) (e)−3−メチル−2−シクロペンタデセノンの製造法
JP3777407B2 (ja) カルボン酸誘導体の製造法
JP2000256244A (ja) 4−メチルテトラフルオロベンジルアルコール誘導体の製造法
JPH0665245A (ja) ピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物の製造法
JP4165110B2 (ja) 4−オキシピリミジン誘導体の製法
JP4663105B2 (ja) 2−スルホニル−4−オキシピリジン誘導体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees