JPH0665245A - ピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物の製造法 - Google Patents

ピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物の製造法

Info

Publication number
JPH0665245A
JPH0665245A JP5072015A JP7201593A JPH0665245A JP H0665245 A JPH0665245 A JP H0665245A JP 5072015 A JP5072015 A JP 5072015A JP 7201593 A JP7201593 A JP 7201593A JP H0665245 A JPH0665245 A JP H0665245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dicarboxylic acid
pyridine
acid anhydride
diester
anhydride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5072015A
Other languages
English (en)
Inventor
B Franklin Gupton
ビー・フランクリン・ガプトン
John Saukaitis
ジョン・サウカイティス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CNA Holdings LLC
Original Assignee
Hoechst Celanese Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst Celanese Corp filed Critical Hoechst Celanese Corp
Publication of JPH0665245A publication Critical patent/JPH0665245A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/60Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D213/78Carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • C07D213/79Acids; Esters
    • C07D213/80Acids; Esters in position 3
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D491/00Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00
    • C07D491/02Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D491/04Ortho-condensed systems

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ピリジン−2,3−ジカルボン酸エステルを
加水分解し,得られたジカルボン酸中間体を単離・精製
することなく,対応する環状酸無水物に転化する方法を
提供する。 【構成】 (a)少くとも90重量%純度のピリジン−
2,3−ジカルボン酸エステル[式(1)]をアルカリ
性水性媒体中で加水分解し,該反応媒体を酸性にして式
(2)のピリジン−2,3−ジカルボン酸を形成させ,
(b)上記(a)で得られた水性反応媒体から式(2)
のジカルボン酸を有機溶媒で抽出し,(c)当該有機溶
媒溶液に,無水の条件下で,少くとも等モル量のアルカ
ン酸無水物を反応させて,対応するピリジン−2,3−
ジカルボン酸無水物を形成させる。 [式中,R,R,Rは水素,ハロゲン,C1〜6
ルキル基,(C1〜4アルキル置換)フェニル基;
,RはC1〜12の有機基;である]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピリジン−2,3−ジ
カルボン酸エステルの環状無水物への転化反応に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ピリジン−2,3−ジカルボン酸エステ
ルは、除草剤としての2−(2−イミダゾリン−2−イ
ル)ニコチン酸、そのエステル、およびその塩(例え
ば、米国特許第4,562,257号、第4,638,
068号、および第4,647,301号に記載のも
の)を製造する際の有用な中間体である。
【0003】除草剤としての2−(2−イミダゾリン−
2−イル)ニコチン酸をピリジン−2,3−ジカルボン
酸エステルから製造する1つの方法は、以下の流れ図に
よって示される方法である。
【0004】 ここで、R1はC1〜C4アルキルであり、R2はC1〜C4
アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり、R1
よびR2がそれらが結合している炭素原子と一緒に取り
込まれると、R1およびR2は必要に応じてメチルで置換
されたC3〜C6であってもよく;WはOまたはSであ
り;R3とR4は水素、ハロゲン、C1〜C6の直鎖状また
は枝分かれ鎖状アルキル、アルケニル、または必要に応
じて置換されたフェニルであり;そしてR5とR6はそれ
ぞれC1〜C4アルキルである。
【0005】ピリジン−2,3−ジカルボン酸エステル
の製造は種々の合成法にしたがって行うことができ、例
えば米国特許第4,723,011号;第4,798,
619号;および第5,047,542号に開示されて
いる方法がある。これらの特許に記載の合成法は、ある
選定された置換化合物を反応させて、ジカルボキシレー
ト置換基と他の置換基を有するピリジン環構造を形成さ
せることを含む。アンモニウム塩の存在下でのα−ハロ
−β−ケトエステルとα,β−不飽和アルデヒドまたは
α,β−不飽和ケトンとの反応が、合成法として示され
ている。別の合成法は、2−アミノマレイン酸ジエステ
ルと2−エタクロレイン(2−ethacrolei
n)との反応による方法である。好ましい合成法は、ジ
アルキル・N−ヒドロキシアスパルテートとケトン(例
えば2−エタクロレイン)との反応を経由する方法であ
る(本明細書の実施例Vにおいて説明している)。
【0006】ピリジン−2,3−ジカルボン酸ジエステ
ルを製造するためのこれらの合成法は、いずれも共通し
て高価な出発原料を使用しており、また純度の低いジエ
ステル生成物の混合物を回収する工程を含んでいる。ジ
エステルが対応する二酸に加水分解されるときに、さら
に生成物の損失が起こり、次いでこの二酸が、所望の環
状無水物中間体に転化させる前に回収・精製される。
【0007】米国特許第4,723,011号の実施例
1によれば、95%純度のジエチル・5−エチルピリジ
ン−2,3−ジカルボキシレートを生成する方法が説明
されている。実施例1の生成物の純度を倍に向上させよ
うとするあらゆる試みも失敗に終わっている。いずれに
しても、シリカゲルによるカラムクロマトグラフィーを
精製法として使用することは、工業的な規模での操作に
はなじまない。
【0008】2−(2−イミダゾリン−2−イル)ニコ
チン酸の除草剤としての工業的重要性から、ピリジン−
2,3−ジカルボン酸ジエステルを合成し、このジエス
テルを対応する環状無水物に転化させるための改良され
た新規方法に対し、相当の経済的な成果が得られるとい
う観点で強い関心が注がれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、ピリジン−2,3−ジカルボン酸ジエステルを、
二酸中間体の単離と精製を行うことなく対応する環状無
水物に転化するための方法を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、少なくとも約90重
量%の純度を有するピリジン−2,3−ジカルボン酸ジ
エステルを製造し、そしてこの高純度ジエステルを、二
酸中間体の回収と精製を行うことなく対応する環状無水
物に転化するための方法を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的や利点は、以下の説明お
よび実施例から明らかとなろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の1つ以上の目的
は、 (1) 少なくとも90重量%純度のピリジン−2,3
−ジカルボン酸ジエステルをアルカリ性水性媒体中で加
水分解し、そして反応媒体を酸性にして、式 (式中、R,R1,およびR2のそれぞれが、水素、ハロ
ゲン、C1〜C6アルキル基、フェニル基、またはC1
4アルキルで置換されたフェニル基である)で示され
る対応したピリジン−2,3−ジカルボン酸を形成させ
る工程; (2) 水性反応媒体を有機溶媒で抽出して、2,3−
ピリジンジカルボン酸の溶媒溶液を得る工程; (3) 残留している水を共沸蒸留によって除去する工
程;および (4) 有機溶媒中にて無水の条件下でピリジン−2,
3−ジカルボン酸と少なくとも等モル量のアルカン酸無
水物とを反応させて、ピリジン−2,3−ジカルボン酸
無水物を形成させる工程;を含む、ピリジン−2,3−
ジカルボン酸無水物の製造法が与えられることによって
達成される。
【0013】他の実施態様においては、本発明は、 (1) 約10重量%以上の有機不純物を含有し、式 (式中、R,R1,およびR2のそれぞれが、水素、ハロ
ゲン、C1〜C6アルキル基、フェニル基、またはC1
4アルキルで置換されたフェニル基であり、R3とR4
のそれぞれがC1〜C12の有機基である)に対応するピ
リジン−2,3−ジカルボン酸ジエステルを合成・回収
する工程; (2) 薄膜エバポレーターと蒸留塔とを含んだシステ
ムを介して前記ジエステルを循環して、少なくとも90
重量%純度のジエステル蒸留物を得る工程; (3) アルカリ性水性媒体中で前記の精製ジエステル
を加水分解し、そして反応媒体を酸性にして、式 (式中、R,R1,およびR2は前述にて規定したとおり
である)で示される対応した2,3−ピリジンジカルボ
ン酸を形成させる工程; (4) 前記水性反応媒体を有機溶媒で抽出して、ピリ
ジン−2,3−ジカルボン酸の溶媒溶液を得る工程; (5) 残留している水を共沸蒸留によって除去する工
程;および (6) 有機溶媒中にて無水の条件下でピリジン−2,
3−ジカルボン酸と少なくとも等モル量のアルカン酸無
水物とを反応させて、ピリジン−2,3−ジカルボン酸
無水物を形成させる工程;を含む、ピリジン−2,3−
ジカルボン酸無水物の製造法を提供する。
【0014】本発明の1つ重要な態様は、少なくとも9
0重量%純度のピリジン−2,3−ジカルボン酸ジエス
テルを得ることにある。
【0015】ピリジン−2,3−ジカルボン酸ジエステ
ルは、一般には置換ピリジン環構造を形成する反応物か
ら製造される。回収された粗製ジエステル生成物は通
常、20〜50重量%の範囲の不純物と副生物を含有し
ている。
【0016】純度の低いピリジン−2,3−ジカルボン
酸ジエステルが、二酸中間体の形成を経て環状無水物に
転化される。一般には、粗製の二酸中間体が回収され、
精製手順が施される。次いで高純度の二酸が環状無水物
に転化され、この無水物を2−アミノ−2,3−ジメチ
ルブチロニトリル等の試剤と反応させて2−(2−イミ
ダゾリン−2−イル)ニコチン酸タイプの除草剤生成物
を形成させる。
【0017】本発明を実施すると、ピリジン−2,3−
ジカルボン酸ジエステルの対応する環状無水物への転化
に関して重要な利点が得られる。すなわち、二酸中間体
を回収・精製する必要がない。なぜなら、本発明は、単
離しなくても二酸中間体を高純度の形で与えるからであ
る。
【0018】経済的な観点から、工業的な規模での操作
に適した、ピリジン−2,3−ジカルボン酸ジエステル
の精製手段を使用するのが望ましい。本明細書の実施例
VIIでは、薄膜エバポレーションと蒸留とを含んだシ
ステムを介してジエステルを循環させることによって、
ピリジン−2,3−ジカルボン酸ジエステル(>90%
純度)を多量に生成させることが可能となることを示し
ている。2回パス手順(two−pass proce
dure)により、必要とされるレベルの高純度を有し
たジエステルが得られる。
【0019】本発明の方法においては、高純度のジエス
テルを水性アルカリ性媒体中で加水分解して、二酸中間
体と対応するジエステルのアルコールを形成させる。
【0020】ジエステルの加水分解媒体のアルカリ度
は、塩基性のアルカリ金属化合物またはアルカリ土類金
属化合物(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、
カルシウム、およびマグネシウムの水酸化物や炭酸塩)
によって供給される。
【0021】酸性にする前に、ジエステルの加水分解に
よって形成されたアルコール成分を蒸留によって除去す
る。引き続き行われる酸性化工程は、測定量の無機酸も
しくは有機酸を加水分解媒体に加えて、二酸塩中間体を
二酸中間体に転化させることによって達成することがで
きる。適切な酸性試剤としては、塩酸、硫酸、硝酸、お
よびリン酸などがある。
【0022】二酸中間体の形成後、水性反応媒体を有機
溶媒で抽出して、ピリジン−2,3−ジカルボン酸中間
体の溶媒溶液を得る。抽出工程に適した有機溶媒として
は、ジエチルエーテル、エチルアセテート、ニトロメタ
ン、二塩化メチレン、トルエン、キシレン、クロロベン
ゼン、ニトロベンゼン、テトラヒドロフラン、ブタノー
ル、およびシクロヘキサノールなどがある。
【0023】二酸中間体の有機溶媒溶液に対して蒸留を
行って揮発成分(例えば、加水分解工程のアルコール副
生物)を除去し、そして必要に応じて有機溶媒の一部ま
たは全部を除去するのが好ましい。二酸中間体媒体から
すべての残留水を除去することが必須である。蒸留条件
下にて水と共沸混合物を形成する有機溶媒(例えばトル
エン)を加え、これによって残留水分を完全に除去する
のが適切かつ実際的である。
【0024】次いで、こうして得られる無水の二酸中間
体媒体を、少なくとも化学量論量のアルカン酸無水物
(例えば無水酢酸)で処理する。ピリジン−2,3−ジ
カルボン酸無水物の形成は、非プロトン性の塩基性アミ
ン化合物の存在下、有機溶媒中で約10〜40℃の温度
にて行うのが好ましい。
【0025】非プロトン性の塩基性アミン化合物として
は、トリエチルアミン、ピリジン、2−ピコリン、4−
ピコリン、およびキノリンなどがある。こうしたアミン
化合物は、環状無水物形成反応に対して触媒作用を及ぼ
す。アミン化合物の存在は、ピリジン−2,3−ジカル
ボン酸無水物から2−(2−イミダゾリン−2−イル)
ニコチン酸誘導体へのその後の転化に対してさらなる利
点を与える。なぜなら、アミン化合物が存在すると、環
状無水物と反応物(例えば2−アミノ−2,3−ジメチ
ルブチロニトリル)との相互作用を高め、所望の2−カ
ルバモイルニコチン酸異性体の形成を促進するからであ
る。
【0026】本発明の方法によるピリジン−2,3−ジ
カルボン酸無水物の無水溶液生成物は、工業的に重要な
除草剤である2−カルバモイルニコチン酸誘導体の合成
に直接使用することができる。
【0027】本発明の方法は、工業的規模での操作とい
う観点からみると大きな経済的利点を有する。工程中に
おいて二酸中間体を単離しないので、二酸中間体の結晶
化、濾過、および乾燥に対して通常使用される操作上の
装置が不要となる。本発明の方法は、より短いサイクル
時間で実施することができ、この結果生産性が増大す
る。より高い収率が得られ、廃棄物は最小限に抑えられ
る。なぜなら、結晶化の母液が形成されないからであ
る。
【0028】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。種々の成分や特定の構成成分は典型的なも
のとして与えられており、これまでの開示内容を考察す
れば、本発明の範囲内にて種々の変形や改良形を誘導す
ることができる。
【0029】
【実施例】実施例I 本実施例では、オキサロ酢酸ジエチル、2−エタクロレ
イン、およびスルファミン酸アンモニウムからのジエチ
ル・6−エチルピリジン−2,3−ジカルボキシレート
(5−EPDC)の製造について説明する。
【0030】サーモウォッチ(thermowatc
h)、還流冷却器、およびモーター駆動撹拌機を取り付
けた1リットル容量の3つ口モートンフラスコ(Mor
tonflask)に、94.0g(0.5モル)の蒸
留済みオキサロ酢酸ジエチル、68.4g(0.6モ
ル)のスルファミン酸アンモニウム、および200.0
gのメタノールを加えた。本混合物を還流し、還流を3
0分保持し、次いで58.8g(0.7モル)の蒸留済
み2−エタクロレインを30分にわたって滴下した。還
流温度をさらに1時間保持し、次いで約10℃に冷却し
てから濾過した。
【0031】46.19g収量のジエチル・5−EPD
Cが得られた(オクタノールを内部標準として、そして
高純度のジエチル・6−エチルピリジン−2,3−ジカ
ルボキシレートを外部標準として使用)。
【0032】実施例II 本実施例は、2−アミノマレイン酸ジメチルとフェニル
エチニルケトンからのジメチル・6−フェニルピリジン
−2,3−ジカルボキシレートの製造について説明す
る。
【0033】3.18g(20ミリモル)の2−アミノ
マレイン酸ジメチルと2.6g(20ミリモル)のフェ
ニルエチニルケトンを10mlのメタノール中に混合し
て得られる懸濁液を20時間加熱還流した。減圧にてメ
タノールを除去し、残留物をエーテルに温浸し、これを
濾過して2.52gのジエステル生成物を黄褐色の固体
として得た(融点124〜127℃)。
【0034】実施例III 本実施例は、ジエチル・3−クロロ−2−オキソ−ブタ
ンジカルボキシレート、2−エタクロレイン、およびス
ルファミン酸アンモニウムからのジエチル・5−エチル
ピリジン−2,3−ジカルボキシレートの製造について
説明する。
【0035】2−エタクロレイン(4.2g,0.05
モル)、ジエチル・3−クロロ−2−オキソ−ブタンジ
オエート(11.2g,0.05モル)、およびスルフ
ァミン酸アンモニウム(15.4g,0.135モル)
をエタノール(37ml)中に混合して得られた混合物
を撹拌しながら加熱還流した。15時間後に混合物を室
温に冷却し、減圧下での蒸留によって溶媒を除去した。
残留物を水で処理し、酢酸エチルで抽出した。有機相を
分離して減圧にて濃縮し、残留生成物を回収した。
【0036】実施例IV 本実施例は、2−アミノマレイン酸ジエチルと2−エタ
クロレインからのジエチル・5−エチルピリジン−2,
3−ジカルボキシレートの製造について説明する。
【0037】250ml容量のフラスコ中にて、2−ア
ミノマレイン酸ジエチル(18.7g,0.10モル)
をエタノール(38ml)に溶解して得られた溶液に酢
酸(10ml)を加えた(pH,3.9)。フラスコに
還流冷却器、温度計、加熱マントル、撹拌機、および滴
下ロートを取り付けた。フラスコ内容物に2−エタクロ
レイン(12.8g,0.13モル)を加え、反応混合
物を4時間加熱還流した。減圧ロータリーエバポレータ
ーにより溶媒を除去し、残留物を回収した(13.8
g)。
【0038】実施例V 本実施例は、ジエチル・N−ヒドロキシアスパルテート
と2−エタクロレインからのジエチル・5−エチルピリ
ジン−2,3−ジカルボキシレートの製造について説明
する。
【0039】ジエチル・N−ヒドロキシアスパルテート
(20.2g,0.1モル)をベンゼン(100ml)
中に溶解し、窒素雰囲気下で撹拌した。トリフルオロ酢
酸(2.0g,0.018モル)と2−エタクロレイン
(9.8g,0.11モル)を加え、反応混合物を72
〜75℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧にて濃
縮して、粗製のジエチル・5−EPDC(27.92
g)を得た。本生成物の気−液クロマトグラフィー(G
LC)分析により、反応が転化率91%(マレイン酸ジ
エチルを基準として)まで進行したこと、およびジエチ
ル・5−EPDCに対する収率が41%(外部標準を基
準として)であることがわかった。
【0040】実施例VI 本実施例は、マレイン酸ジエチル、2−エタクロレイ
ン、および硫酸ヒドロキシルアミンからのジエチル・5
−エチルピリジン−2,3−ジカルボキシレートの製造
について説明する。
【0041】還流冷却器、温度計、滴下ロート、機械的
撹拌機、および冷却浴を装備した2リットル容量の丸底
フラスコに、硫酸ヒドロキシルアミンの25%水溶液を
394.4g(0.60モル;1.20当量)仕込ん
だ。約30分間にわたって、水酸化ナトリウムの50%
水溶液94.1g(1.20モル)をフラスコ内容物に
加えた。フェノールフタレイン指示薬を加え、pHの終
点が9.5となるまでさらに水酸化ナトリウム水溶液を
滴下した。温度を40℃以下に保持した。400mlの
エタノールを加え、沈殿した硫酸ナトリウムを濾過によ
って除去した。次いで172.0g(1モル)のマレイ
ン酸ジエチルを加え、こうして得られた均一溶液を30
分間撹拌した。
【0042】酢酸(125ml)を加えてpHを6.7
6から4.1に下げ、次いで122.5g(90%純度
品の1.3モル)の2−エタクロレインを室温で30分
にわたって加えた。本混合物を80℃に加熱し、20時
間撹拌した。ジエチル・5−EPDCの収率は48.8
%であった。
【0043】実施例VII 本実施例では、実施例Vに記載の方法にしたがって合成
したジエチル・5−エチルピリジン−2,3−ジカルボ
キシレート(ジエチル・5−EPDC)を、薄膜エバポ
レーターと蒸留塔を含んだシステムを使用して2回パス
手順により精製することについて説明する。
【0044】精製システム 1. 複式パドルアジテーター(dual paddl
e agitator)を備えた60ガロン容量のS.
S.フィードケトル(feed kettle)中にジ
エチル・5−EPDC供給材料(55%純度)を仕込ん
だ。
【0045】2. 1/2”ストラーマン・ラム−タイ
プ(Strahman ram−type)の弁と外径
3/4”のS.S.供給ラインを介して、供給材料を3
−ギヤ容積式ゼニス計量ポンプの吸引側に重力供給し
た。
【0046】3. パラジャスト(Parajust)
電圧調整器に連結された1/2HPU.S.バリドライ
ブモーター(Varidrive motor)(ポン
プの速度と供給速度を制御する)によってポンプを駆動
させた。
【0047】4. 2回パス法に対する装置の集成およ
び操作状況は以下の通りであった。
【0048】a. ポンプ送りされた供給物を外径3/
4”のS.S.供給ラインを介して流し、1/2”のミ
ルトン・ロイ(Milton Roy)ダイアフラム背
圧弁を横切って、1.96ft2の熱伝達面積を有する
スチーム加熱されたライジング・フィルム・エバポレー
ター(rising film evaporato
r)の基部にフラッシュした。
【0049】b. ライジング・フィルム・エバポレー
ターを出た高温の供給物を、充填剤入り蒸留塔の中央部
に供給した。
【0050】c. 本蒸留塔は、ストリッピング部と精
留部の両方において、4フィートのメッシュタイプ低圧
ドロップのグッドロー(Goodloe)S.S.充填
剤を有した。
【0051】d. 蒸留塔のための再沸器は、アーチサ
ン水平薄膜ロトサームエバポレーター(Artisan
horizontal thin film Rot
otherm Evaporator)であった。ロト
サームのジャ ケット(0.88ft2 HT
A, #47787A)を流れる加熱媒 体はシ
ルサーム(Syltherm)800であった。
【0052】e. 2”ヒルズ−マッカンナ(Hill
s−McCanna)ボール弁を介して、システムから
底部の物質を取り出した。
【0053】f. 蒸気が塔を通って上昇し、スイング
ファンネル(swing funnel)タイプの還流
スプリッターを通過し、そして22.0ft2の熱伝達
面積を有するシェル・チューブ凝縮器のチューブ側にて
凝縮した。冷却したグリコールが冷却用媒体として作用
した。
【0054】5. 凝縮した液体は、システムから蒸留
物として取り出すか、あるいは還流液体として塔に戻し
た。蒸留物と還流液体との区分けはマイクロコンピュー
ターによって制御した。
【0055】6. 精留塔の頂部にて一次凝縮器をバイ
パスした未凝縮の蒸気は、直列に繋がっ た2つの
ドライアイス/アセトンの低温トラップによって凝縮さ
せた。
【0056】7. 温度はJ型熱電対を使用して記録
し、ベックマンデジタル表示装置から直接読み取った。
【0057】8. システムの圧力は、マクリード・ス
トークス(McLeod Stokes)真空計を使用
して読み取った。
【0058】9. システムの減圧は、KTC−60キ
ニー(Kinney)真空ポンプによっ て施し
た。
【0059】精製手順 1. 第1回のパスに対して以下のようなシステムパラ
メーターが求められた。
【0060】a. 供給速度は39.44pphから7
4.13pphに変化した。
【0061】b. 蒸発量%は6.98〜24.30%
の範囲であった。
【0062】c. 還流比は2または1であった。
【0063】d. 塔の頂部、塔の中央部(供給箇所よ
り6”上で充填剤中)、および塔の底部におけるシステ
ム圧力の読み取り値は、それぞれ高いほうで15,1
7,および25mmHg、低いほうで14,15,およ
び17.5mmHgであった。
【0064】2. 第2回のパスに対して以下のような
システムパラメーターが求められた。
【0065】a. 供給速度は11.91pphから3
7.98pphに変化した。
【0066】b. 蒸発量%は35.71〜56.68
%の範囲であった。
【0067】c. 還流比は1であった。
【0068】d. 塔の頂部、塔の中央部、および塔の
底部におけるシステム圧力の読み取り値は、それぞれ高
いほうで5,9,および12mmHg、低いほうで0.
9,4.5,および5mHgであった。
【0069】3. 第2回のパスに対する供給材料は、
第1回のパスにおいて生成した第1のパスボトム(pa
ss bottoms)であった。
【0070】4回の精製実験の結果が表にまとめてあ
る。2回パス手順後の最終的なジエチル・5−EPDC
生成物は91%であり、生成物の回収率は約95%であ
った。第1回パス後の生成物の純度は70%を越えなか
った。
【0071】 実施例VIII 本実施例は、本発明にしたがった、精製ジエチル・5−
エチルピリジン−2,3−ジカルボキシレートの対応し
た環状無水物への転化について説明する。
【0072】還流冷却器を取り付けた反応フラスコに、
111.0gの25%水酸化ナトリウム水溶液を加え
た。この水性媒体を55℃に加熱し、56.2gのジエ
チル・5−エチルピリジン−2,3−ジカルボキシレー
ト(91.2%純度)を、撹拌しながら15分間にわた
って滴下した。反応媒体を65℃にてさらに15分間加
熱した。
【0073】減圧下(120mmHg)にて反応媒体か
らエタノール−水を蒸留し、40℃のフラスコ内容物に
70gの水と318gのテトラヒドロフランを加えた。
50%硫酸水溶液を使用して、反応媒体のpHを1.6
5に調節した。水相を有機媒体から分離した。90℃の
温度にて、テトラヒドロフランを有機媒体から反応フラ
スコに蒸留した。
【0074】反応フラスコにディーン・シュタルク装置
を取り付け、フラスコ内容物にトルエン(300g)を
加えた。70〜75℃の温度でやや減圧にて、トルエン
−水共沸混合物を蒸留した。
【0075】反応フラスコ内容物に、室温にて無水酢酸
(50.4g)と4−ピコリン(19.1g)を加え
た。反応媒体中に懸濁していた固体が全て溶解して、褐
色の溶液が形成された。本溶液を30分間撹拌したとき
に、若干の発熱(3℃)が観察された。反応媒体の分析
により、生成物である環状無水物の収率が74%である
ことがわかった。
【0076】2−アミノ−2,3−ジメチルブチロニト
リル(0.15モル)と4−ピコリン(1.2モル)を
トルエン中に溶解して得られる溶液に、温度を10〜1
2℃に保持しながら環状無水物の溶液を滴下した。反応
媒体を10〜12℃で1時間撹拌した。高性能クロマト
グラフィーによる反応媒体の分析から、2−〔(1−シ
アノ−1,2−ジメチルプロピル)カルバモイル〕−5
−エチルニコチン酸の収率が約88%であることがわか
った。
【0077】米国特許第4,562,257号に記載の
手順にしたがって、上記ニコチン酸溶液を40℃にて水
酸化ナトリウム水溶液で処理し、生成した2−(4−イ
ソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダゾリ
ン−2−イル)−5−エチルニコチン酸を除草剤として
の用途に供するために回収した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・サウカイティス アメリカ合衆国ロード・アイランド州 02818,イースト・グリニッジ,グリー ン・ブッシュ・ロード 454

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1) 少なくとも90重量%純度のピ
    リジン−2,3−ジカルボン酸ジエステルをアルカリ性
    水性媒体中で加水分解し、そして反応媒体を酸性にし
    て、式 (式中、R,R1,およびR2のそれぞれが、水素、ハロ
    ゲン、C1〜C6アルキル基、フェニル基、またはC1
    4アルキルで置換されたフェニル基である)で示され
    る対応したピリジン−2,3−ジカルボン酸を形成させ
    る工程; (2) 水性反応媒体を有機溶媒で抽出して、2,3−
    ピリジンジカルボン酸の溶媒溶液を得る工程; (3) 残留している水を共沸蒸留によって除去する工
    程;および (4) 有機溶媒中にて無水の条件下でピリジン−2,
    3−ジカルボン酸と少なくとも等モル量のアルカン酸無
    水物とを反応させて、ピリジン−2,3−ジカルボン酸
    無水物を形成させる工程;を含む、ピリジン−2,3−
    ジカルボン酸無水物の製造法。
  2. 【請求項2】 工程(1)におけるジエステルがC1
    6ジアルキルエステルである、請求項1記載の製造
    法。
  3. 【請求項3】 前記ピリジン−2,3−ジカルボン酸の
    式におけるRとR2が水素であり、R1がC1〜C6アルキ
    ル、フェニル、またはC1〜C4アルキルで置換されたフ
    ェニル基である、請求項1記載の製造法。
  4. 【請求項4】 工程(3)におけるアルカン酸無水物が
    無水酢酸である、請求項1記載の製造法。
  5. 【請求項5】 工程(3)における反応媒体が非プロト
    ン性の塩基性アミン化合物を含有する、請求項1記載の
    製造法。
  6. 【請求項6】 本発明の製造法の生成物が5−エチルピ
    リジン−2,3−ジカルボン酸無水物である、請求項1
    記載の製造法。
  7. 【請求項7】 本発明の製造法の生成物が5−フェニル
    ピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物である、請求項
    1記載の製造法。
  8. 【請求項8】 (1) 約10重量%以上の有機不純物
    を含有し、式 (式中、R,R1,およびR2のそれぞれが、水素、ハロ
    ゲン、C1〜C6アルキル基、フェニル基、またはC1
    4アルキルで置換されたフェニル基であり、R3とR4
    のそれぞれがC1〜C12の有機基である)に対応するピ
    リジン−2,3−ジカルボン酸ジエステルを合成・回収
    する工程; (2) 薄膜エバポレーターと蒸留塔とを含んだシステ
    ムを介して前記ジエステルを循環して、少なくとも90
    重量%純度のジエステル蒸留物を得る工程; (3) アルカリ性水性媒体中で前記の精製ジエステル
    を加水分解し、そして反応媒体を酸性にして、式 (式中、R,R1,およびR2は前述にて規定したとおり
    である)で示される対応した2,3−ピリジンジカルボ
    ン酸を形成させる工程; (4) 前記水性反応媒体を有機溶媒で抽出して、ピリ
    ジン−2,3−ジカルボン酸の溶媒溶液を得る工程; (5) 残留している水を共沸蒸留によって除去する工
    程;および (6) 有機溶媒中にて無水の条件下でピリジン−2,
    3−ジカルボン酸と少なくとも等モル量のアルカン酸無
    水物とを反応させて、ピリジン−2,3−ジカルボン酸
    無水物を形成させる工程;を含む、ピリジン−2,3−
    ジカルボン酸無水物の製造法。
  9. 【請求項9】 工程(1)におけるジエステルの合成が
    ピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物への環形成反応
    を含む、請求項8記載の製造法。
  10. 【請求項10】 工程(1)におけるジエステルがC1
    〜C6ジアルキルエステルである、請求項8記載の製造
    法。
  11. 【請求項11】 前記ピリジン−2,3−ジカルボン酸
    の式におけるRとR2が水素であり、R1がC1〜C6アル
    キル、フェニル、またはC1〜C4アルキルで置換された
    フェニル基である、請求項8記載の製造法。
  12. 【請求項12】 工程(4)における抽出のための有機
    溶媒がテトラヒドロフランである、請求項8記載の製造
    法。
  13. 【請求項13】 工程(5)における共沸蒸留のための
    媒体がトルエンである、請求項8記載の製造法。
  14. 【請求項14】 工程(6)におけるアルカン酸無水物
    が無水酢酸である、請求項8記載の製造法。
  15. 【請求項15】 工程(6)における反応媒体が非プロ
    トン性の塩基性アミン化合物を含有する、請求項8記載
    の製造法。
  16. 【請求項16】 工程(6)における無水物形成反応が
    約10〜40℃の温度で行われる、請求項8記載の製造
    法。
  17. 【請求項17】 本発明の製造法の生成物が5−エチル
    ピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物である、請求項
    8記載の製造法。
  18. 【請求項18】 本発明の製造法の生成物が5−フェニ
    ルピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物である、請求
    項8記載の製造法。
JP5072015A 1992-03-30 1993-03-30 ピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物の製造法 Pending JPH0665245A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/860,093 US5208342A (en) 1992-03-30 1992-03-30 Conversion of pyridine-2,3-dicarboxylic acid esters to cyclic anhydrides
US860093 1992-03-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0665245A true JPH0665245A (ja) 1994-03-08

Family

ID=25332479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5072015A Pending JPH0665245A (ja) 1992-03-30 1993-03-30 ピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物の製造法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5208342A (ja)
EP (1) EP0564083A1 (ja)
JP (1) JPH0665245A (ja)
BR (1) BR9301114A (ja)
CA (1) CA2089136A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992016734A2 (de) * 1991-03-22 1992-10-01 Robert Bosch Gmbh Verfahren und vorrichtung zur tankentlüftung

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1013682C2 (nl) * 1999-11-26 2001-05-30 Purac Biochem Bv Werkwijze en inrichting voor het zuiveren van een waterige oplossing van melkzuur.
GB2454136B (en) * 2006-09-12 2011-11-30 Jubilant Organosys Ltd Eco-friendly process for recovery of pyridine and/or its derivatives

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4647301A (en) * 1984-06-04 1987-03-03 American Cyanamid Company Herbicidal 2-(2-imidazolin-2-yl)fluoroalkyoxy-, alkenyloxy- and alkynyloxypyridines
US4460776A (en) * 1982-05-25 1984-07-17 American Cyanamid Company Process for the preparation of 6-substituted-2,3-pyridinedicarboxylic acid diesters
US4748244A (en) * 1984-05-11 1988-05-31 Ciba-Geigy Corporation Process for the preparation of pyridine-2-3-dicarboxylic acid derivatives, and novel 1-amino-1,4-dihydropyridine-2-3-diarboxylic acid derivatives
US4723011A (en) * 1985-10-28 1988-02-02 American Cyanamid Company Preparation of substituted and disubstituted-pyridine-2,3-dicarboxylate esters
GB2174395A (en) * 1986-05-09 1986-11-05 American Cyanimid Co Herbicidal 2-(2-imidazolin-2-yl)pyridine derivatives
GB2192877A (en) * 1986-07-22 1988-01-27 Shell Int Research Herbicidal imidazolinyl compounds
DE3882055T2 (de) * 1987-01-06 1993-12-02 Sugai Chemical Ind Co Ltd Verfahren zur Herstellung von Pyridin-2,3-dicarboxylsäure-Verbindungen.
EP0296109A3 (de) * 1987-06-18 1989-12-20 Ciba-Geigy Ag 2-(Imidazolin-2-yl)nicotinsäurederivate
US5122608A (en) * 1990-12-19 1992-06-16 American Cyanamid Company Method for the preparation of substituted and unsubstituted 2,3-pyridine and quinolinedicarboxylic acids
US5206368A (en) * 1991-03-12 1993-04-27 American Cyanamid Company Process for extracting pyridine- and quinolinedicarboxylic acids from aqueous media

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992016734A2 (de) * 1991-03-22 1992-10-01 Robert Bosch Gmbh Verfahren und vorrichtung zur tankentlüftung

Also Published As

Publication number Publication date
EP0564083A1 (en) 1993-10-06
BR9301114A (pt) 1993-10-05
US5208342A (en) 1993-05-04
CA2089136A1 (en) 1993-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4147702A (en) 1,4-Dioxane polycarboxylates
CZ291440B6 (cs) Způsob výroby citalopramu
IL175488A (en) Process for resolving optionally substituted mandelic acids by salt formation with a chiral base cyclic amide
JPH0665245A (ja) ピリジン−2,3−ジカルボン酸無水物の製造法
US4393008A (en) 2-Cyano-2-(3-phenoxy-phenyl)-propionic acid amide and preparation thereof
JPH0696545B2 (ja) 3,5,6−トリフルオロ−4−ヒドロキシフタル酸の製造法
JP2005504019A (ja) イソクマリンを調製するための方法
JP3563424B2 (ja) 4h−ピラン−4−オンの製造方法
KR101686087B1 (ko) 광학 활성을 갖는 인돌린 유도체 또는 이의 염의 신규 제조 방법
KR100235376B1 (ko) 2-아미노나프티리딘 유도체 그의 제조 방법
KR860001545B1 (ko) 키랄 3-(치환된 페닐)-4-(3-하이드록시프로필) 시클로헥산올의 합성방법
JP3869531B2 (ja) ビフェニル誘導体の製造法
JPH06128205A (ja) ピリジン及びキノリン誘導体の製造方法
JPS5927343B2 (ja) 3−アミノイソオキサゾ−ル類の合成法
SU593657A3 (ru) Способ получени производных 1-пиридилокси-2-окси-3-аминопропана или их солей
JPH0335309B2 (ja)
JP2716243B2 (ja) N―ベンジル―3―ヒドロキシスクシンアミド酸およびその製造法
JP2002512210A (ja) 2−ヒドロキシアルキルハロフェノンの製造方法
JPS59148770A (ja) 2,4−ジクロロ−5−チアゾ−ルカルボキサルデヒドとその製造方法
JP3596262B2 (ja) 2,3,4−トリフルオロ−5−トリフルオロメチル安息香酸、そのエステル類及びその製造法
JPS61246176A (ja) アミノラクトンの調製方法
JPH10204084A (ja) 3−(3−ピリジルメチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2(1h)−キナゾリノン誘導体の製造方法及び中間体化合物
JP2003160576A (ja) 4h−ピラン−4−オンの簡便な製造
JPH0753704B2 (ja) フェニルマロン酸モノアニリド誘導体および3―フェニル―2―キノロン誘導体の製造方法
CN110903245A (zh) 一种合成1-烷基-2-三氟甲基-5-氨基-1h-咪唑的关键中间体及其制备方法