JP5019796B2 - 梁の接合構造 - Google Patents

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本発明は、梁と梁を直角に接合する際の接合構造に関し、特に、接合される梁の上下フランジとウエブとによって構成される空間に嵌合する接合金具を利用することで施工性の向上をはかると共に、気密材を介在させることで気密性を発揮することができる梁の接合構造に関するものである。
鉄骨造の躯体を有する建物では、一般的に躯体を構成する鉄骨梁どうしを直角に接合することが行われている。例えば、一方向に配置された梁(勝ち側の梁)に対し直角方向に配置された梁(負け側の梁)を接合するような場合、勝ち側の梁のウエブに固定される固定片と、負け側の梁のウエブに固定される起立片と、からなるT字型或いはL字型のジョイント金物を利用することが一般的である(例えば特許文献1参照)。
一方、特許文献1にも記載されるように、負け側の梁に沿って気密面を構成することがある。このような梁の接合部分では、勝ち側の梁の側面に於ける上下フランジとウエブからなる凹状の面とジョイント金物及び負け側の梁の上下フランジとウエブとの間に隙間が形成される。このため、接合端部を気密カバーで囲うと共に、発泡気密シートやアルミテープなどを利用して接合部分を覆うようにして隙間を塞ぐことで気密性を確保している。
特許第3422477号公報
特許文献1の技術では、気密性を確保し得るものの、接合部分を覆う気密カバーが必須となる。この気密カバーは、出隅部、入隅部、平部等の部位の違いや使用する梁の断面の違い等の納まり条件に応じて多様な形状を持った気密カバーが必要となり、部品の管理や施工の管理が煩雑になる虞がある。
また気密シートやアルミテープを貼る形状が複雑となり、施工が煩雑となる虞がある。特に、施工時期が鉄骨を組んだ後となるので、高所作業となって作業性が悪いという問題がある。この場合、躯体作業と気密作業の2工程作業になり、工期がかかるなどの問題が生じる虞がある。
本発明の目的は、一方の梁に直角に他方の梁を接合するに際の作業性を向上させることができ、また躯体作業中に接合部分の気密性を確保することができる梁の接合構造を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る梁の接合構造は、勝ち側の梁に負け側の梁を直角に接合する梁の接合構造であって、前記勝ち側の梁のウエブと当接して固定されるウエブ固定片と、前記負け側の梁の端部に固定された平板と当接して固定される平板固定片と、前記ウエブ固定片と前記平板固定片との間に介在して前記勝ち側の梁の上フランジおよび下フランジと対向する一対のフランジ対向片と、を有する接合金具と、前記接合金具と前記勝ち側の梁との間に介在するコ字状断面の接合部材と、を備え、前記勝ち側の梁のウエブと前記接合金具のウエブ固定片との間の気密性は、前記勝ち側の梁のウエブと前記接合金具のウエブ固定片とで前記接合部材の垂直片を挟んだ状態でボルトおよびナットで締結することで確保され、前記勝ち側の梁のフランジと前記接合金具のフランジ対向片との間の気密性は、前記接合部材の水平片に接着された弾性を有する気密材が前記勝ち側の梁のフランジと前記接合金具のフランジ対向片とで圧縮されることで確保された、ことを特徴とするものである。
上記梁の接合構造に於いて、前記接合金具の一対のフランジ対向片には、前記平板固定片側から前記ウエブ固定片側にかけて狭くなるように勾配が形成されていることが好ましい。
本発明に係る第1の接合構造では、勝ち側の梁に対して負け側の梁を直角に接合する際の作業を容易にすることができる。即ち、勝ち側の梁のウエブに固定されるウエブ固定片と、負け側の梁の端部に固定した平板に固定される平板固定片を有する接合金具を用意すると共に、負け側の梁の端部に平板を固定しておくことによって、接合金具のウエブ固定片を勝ち側の梁のウエブに固定したとき、平板固定片の位置を勝ち側の梁のフランジ小口と略同じ面内とし、これに負け側の梁の平板を固定することで直角を確保して取り付けることができる。
また第2の接合構造では、接合金具が、ウエブ固定片と平板固定片に加えて、勝ち側の梁に於ける上フランジ、下フランジと対向する対向片を有しており、上下の各フランジと対向片との間に気密材を配置することで、この気密材によって勝ち側の梁の側面と接合金具との間に形成された隙間を閉塞することができる。このため、勝ち側の梁に対し負け側の梁を直角に接合する部位に於ける気密性を確保することができる。
また第3の接合構造では、接合金具を構成する平板固定片が、勝ち側の梁の上フランジ小口、下フランジ小口と対向して近接し得るように構成されているので、平板固定片と各フランジ小口との間に気密材を挟み込むことができる。このため、より確実な気密性を確保することができる。
次に、本発明に係る梁の接合構造の最も好ましい形態について説明する。本発明の梁の接合構造は、建物の鉄骨躯体を構成するH形鋼からなる勝ち側の梁にH形鋼からなる負け側の梁を直角に接合する際に、ウエブ固定片と平板固定片を有する接合金具を用いることで作業性の向上をはかり、勝ち側の梁を構成する上下のフランジと接合金具を構成する対向片との間に気密材を介在させることで、気密性を確保したものである。
接合金物は、ウエブ固定片と平板固定片を有しており、これらの固定片が平行に配置されている。ウエブ固定片と平板固定片の距離は勝ち側の梁に於けるウエブ面とフランジ小口との距離と略等しいか或いは僅かに大きい寸法を有していることが好ましい。特に、勝ち側の梁と接合金具との間で高い気密性を保持するような場合には、ウエブ固定片と平板固定片とを上フランジ、下フランジに夫々対向する対向片を介して接合し、更に、平板固定片を勝ち側の梁の上下フランジ小口と対向して近接し得るような形状と寸法で構成することが好ましい。
接合金具を介して勝ち側の梁に負け側の梁を直角に接合する際に、接合金具のウエブ固定片と勝ち側の梁のウエブ面との接合面及び、平板固定片と負け側の梁の端部に固定した平板との接合面については、当接(面接合)することで気密を確保している。
接合金具を介して勝ち側の梁に負け側の梁を直角に接合する際に、接合金具のウエブ固定片と勝ち側の梁のウエブ面との間、平板固定片と負け側の梁の端部に固定した平板との間、に気密材を介在させると気密性を確保する上で好ましいが、弾性体を介して接合するのでは剛的な接合を阻害することになる。このため、ウエブ固定片、平板固定片は夫々固定対象となるウエブ、平板に対し隙間なく当接し得ることが好ましい。
上フランジ、下フランジに対向するフランジ対向片は、これらのフランジ対向片と各フランジとの間に気密材を挟み込んで気密性を確保し得るように構成される。このため、各フランジとの間に配置された気密材を確実に挟み込むことが可能なように、フランジ小口側からウエブ面側にかけての勾配を有することが好ましい。
また平板固定片の上下方向の寸法は、勝ち側の梁の上下フランジの対向面間の距離(ウエブの長さと略等しい)と略等しいか僅かに小さい、或いは上下フランジの表面間の距離と略等しいか僅かに小さいことが好ましい。平板固定片がこのような寸法を有することによって、接合金具が勝ち側の梁に於ける上下フランジとウエブとで構成される空間に入り込むか、或いは平板固定片の上下端部が勝ち側の梁に於ける上下フランジ小口と対向し、接合金具を勝ち側の梁のウエブに固定したとき、平板固定片と各フランジ小口との間に形成される間隙に気密材を挟み込むことが可能となる。
気密材の材質は特に限定するものではなく、適度な弾性と可撓性を有し且つ十分な気密性を有するものであれば用いることが可能である。この気密材の形状は特に限定するものではなく、適度な厚さを持ったシート状のものであって良い。シート状の気密材は、勝ち側の梁のフランジの長さ(ウエブから端面までの長さ)よりも長いことが好ましく、フランジの端面にはみ出した部分が、接合金具の平板固定片とフランジ小口との間に挟み込まれることで気密性を確保し得るように形成されることが好ましい。
気密材は、上フランジと接合金具の間、下フランジと接合金具の間に隙間なく配置される。このため、気密材は夫々の間に挟み込まれることが可能なシート片であって良い。しかし、予め極く薄いシート(例えば、軟鋼シートやアルミシート等)を上下フランジ、ウエブの形状に対応させたコ字状に成形しておき、このシートのフランジに対応する片に接着しておくことが好ましい。このような気密部材を用いることで、簡単に取り付けることが可能となり、気密工によることなく、躯体工のみによって気密作業を進行させることが可能となる。
次に、第1実施例に係る接合構造について図を用いて説明する。図1は第1実施例に係る接合構造を説明する展開図である。図2は勝ち側の梁に接合金具を固定した状態を説明する斜視図である。図3は勝ち側の梁に固定した接合金具に負け側の梁を接合する状態を説明する図である。
図に示す接合構造は、勝ち側の梁1(以下「梁1」という)に対し負け側の梁2(以下「梁2」という)を直角に接合するものであり、梁2の端部に固定した平板3を接合金具4に固定すると共に、接合金具4と梁1との間に気密材5を挟み込むことで、気密性をも確保し得るように構成されたものである。
図に示すように、梁1は上フランジ1a、ウエブ1b、下フランジ1cからなるH形鋼として構成されており、ウエブ1bの所定位置には複数のボルト穴1dが形成されている。また梁2も同様に上フランジ2a、ウエブ2b、したフランジ2cからなるH形鋼として構成されており、長手方向の端部には複数のボルト穴3aが形成された平板3が溶接等の手段で固定されている。
接合金具4は、梁1のウエブ1bに固定されるウエブ固定片4aと、梁2の平板3に固定される平板固定片4bと、を有しており、ウエブ固定片4aと平板固定片4bは互いに平行になるように構成されている。またウエブ固定片4aと平板固定片4bの表面間距離は、梁1に於ける各フランジ1a、1cのフランジ小口1e、1fとウエブ1bとの間の寸法に略等しいか、僅かに大きく形成されている。従って、接合金具4のウエブ固定片4aを梁1のウエブ1bに固定したとき、平板固定片4bの表面は各フランジ1a、1cのフランジ小口1e、1fを含む面と同一面か或いは突出した位置にある。
ウエブ固定片4aと平板固定片4bは、梁1の上フランジ1aと対向するフランジ対向片となる対向片4c、梁1の下フランジ1bと対向するフランジ対向片となる対向片4dを介して接合されている。従って、接合金具4は側面から見たとき図3に示すように略四角形に構成されている。対向片4c、4dはこれらの片と各フランジ1a、1cとの間に気密材5を容易に挟み込むことが可能なように、平板固定片4b側からウエブ固定片4a側にかけて狭くなるように勾配が形成されている。
接合金具4の幅寸法(平板固定片4bの幅寸法)は梁2の端部に固定した平板3の幅寸法と略等しく設定されており、この寸法は梁2のフランジ寸法と略等しい。また接合金具4の長さ寸法(平板4の長さ寸法)は梁1の上下フランジ1a、1cの内法寸法よりも小さく設定されており、該接合金具4を梁1に固定する際に容易にウエブ1bに固定し得るように構成されている。
またウエブ固定片4aには梁1のボルト穴1dに対向した位置にボルトのねじ部を通すボルト穴4eが形成され、平板固定片4bにはボルト穴4eと同心上にボルトそのものを通過させる穴4fが形成されると共に、平板3のボルト穴3aと対向した位置であってウエブ固定片4a側の面に複数のナット4gが溶接等の手段で固定されている。
尚、本実施例の接合金具4では、幅方向の略中央に補強片4hが配置されており、ウエブ固定片4a、平板固定片4b、対向片4c、4dの各内面に溶接等の手段で固定されている。
気密材5は弾性と可撓性を持ったシート状に形成され、梁1の各フランジ1a、1cに対応して設けられている。即ち、気密材5は各フランジ1a、1cのウエブ1bから各フランジ小口1e、1fまでの長さよりも若干長い長さを有し、且つ接合金具4のウエブ固定片4aに形成されたボルト穴4eの横方向の間隔寸法よりも僅かに小さい幅寸法を有している。
上記の如き気密材5では、接合金具4の対向片4c、4dと梁1の各フランジ1a、1cの間に挟み込む際に作業性を損なう虞がある。このため、本実施例では、薄い金属シートをコ字状に折り曲げた接合部材6を形成し、この接合部材6の両端部分に夫々気密材5を取り付けて気密部材7を構成している。
接合部材6は、例えば厚さが約1mm程度の極く薄い軟鋼シートやアルミシートを梁1の各フランジ1a、1c及びウエブ1bの形状、及び気密材5の厚さ、等の寸法を考慮して溝型に形成されている。そして、溝型の両フランジ部分に気密材5を接着することで、気密部材7が形成されている。
また、接合部材6の溝型部分に於ける両隅部の内側には、弾性を有し且つ気密性を発揮し得るような気密材6a(気密材5と同じ材質であっても良い)が接着されており、接合金具4を梁1に固定する際に、ウエブ固定片4aがウエブ1bに圧接したとき、該ウエブ固定片4aと各対向片4c、4dの角部が接触したときに気密性を確保し得るように構成されている。
次に本実施例に係る接合構造を構成する手順について説明する。図1に示すように、既に固定されている梁1に対し梁2を接合すべき位置に、気密部材7と接合部材金具4を配置する。先ず、気密部材7の接合部材6に形成されたボルト挿通穴を梁1のウエブ1bに形成されたボルト穴1dに略一致させてウエブ1bに沿わせる。次いで、接合金具4をウエブ固定片4aを梁1のウエブ1bに対向させて接近させ、平板固定片4bに形成した穴4fからボルト8aを通してねじ部をボルト穴4e、1dに挿通し、ナット8bを締結することで、該接合金具4を梁1に固定する。
接合金具4を梁1のウエブ1bに固定する過程で、気密部材7の気密材5は夫々対向片4c、4dと上フランジ1a、下フランジ1cの間に挟まれて圧縮し、これにより、高い気密性を発揮することが可能である。特に、接合金具4の対向片4c、4dが勾配を有することから、気密材5にしわを生じさせたり、破断させることがなく、確実に且つ容易に気密性を確保することが可能である。
次に、梁2の端部に固定した平板3を梁1のウエブ1bと平行になるようにしながら接合金具4に接近させ、平板3を接合金具4の平板固定片4bに対向させてボルト8aをボルト穴3aに挿通してナット4gに締結することで、梁2を梁1に直角に接合することが可能である。
上記接合構造に於いて、接合金具4のウエブ固定片4aと梁1のウエブ1bとの間には気密部材7を構成する接合部材6が介在することになるが、この接合部材6の厚さが1mm程度と薄く、且つ鋼材であるため、ウエブ固定片4aとウエブ1bとの隙間でなじみ気密性を損なうことがない。同様に平板固定片4bと梁2の端部に固定した平板3は直接面で接触して固定されるため、気密性を損なうことがない。
また、接合金具4が、平板状の平板固定片4bにウエブ固定片4aと対向片4c、4dを連続して成形した溝型の部材を溶接して構成したものである場合、ウエブ固定片4aと対向片4c、4dとの接合部位が曲面状に形成される。接合金具4がこのような形状を有する場合であっても、気密部材7に於ける角部に弾性を持った気密材6aが設けられているため、この気密材6aによって気密性を確保することが可能である。
次に、第2実施例に係る接合構造について説明する。図4は第2実施例の接合構造を説明する図である。尚、本実施例は接合金具の形状と気密材の長さ以外は前述の第1実施例と実質的に同じため、図4のみで説明する。
接合金具10は、ウエブ固定片10aと平板固定片10bを有し、これらの各片の間に対向片10c、10dが形成されている。平板固定片10bの長さは梁1の上フランジ1aの表面と下フランジ1cの表面との間に寸法に略等しく形成されている。また、ウエブ固定片10aと平板固定片10bとの間隔は、ウエブ固定片10aを梁1のウエブ1bに固定したとき、各フランジ1a、1cのフランジ小口1e、1fと平板固定片10bとの間に気密材5を挟み込んで圧縮するのに十分な間隙11を形成し得るような寸法に設定されている。
また気密材5は、長さが梁1の各フランジ1a、1cのウエブ1bからの寸法に、各フランジ1a、1cのフランジ小口1e、1fの寸法(各フランジ1a、1cの厚さ)を加えた寸法に設定されている。
上記の如く形成された接合金具10と気密材5を用いた接合構造では、気密部材7を梁1の上フランジ1a、ウエブ1b、下フランジ1cに沿わせたとき、気密材5は端部が各フランジ1a、1cからはみ出すことになる。そして、接合金具10のウエブ固定片10aを梁1のウエブ1bに固定する過程で、気密材5は接合金具4の対向片4c、4dと各フランジ1a、1cとの間に挟まれて気密性を発揮すると共に、各フランジ1a、1cからはみだした気材5は平板固定片10bの梁1側の面とフランジ小口1e、1fとの間に挟み込まれて圧縮し、気密性を発揮することが可能である。
次いで、梁1に固定された接合金具10の平板固定片10bに梁2の平板3を接合することで、該梁2を梁1に対し直角に接合すると共に気密性を確保することが可能である。
尚、本実施例では、接合金具10の平板固定片10bに梁2の平板3を接合するに際し、該接合金具10にはナットを固定しておくことなく、ボルト8a、ナット8bを利用して固定している。このように、予め接合金具4にナット4gを固定しておくか、接合金具10にナットを固定しないか、は全く限定するものではなく、梁1,2の寸法等の条件に応じて適宜設定することが好ましい。
本発明の接合構造では、接合金具4,10を利用して梁1に対し梁1を直角に接合することが可能であり、出隅部、入隅部、平部に於ける梁の直角接合の際に利用して有利である。
第1実施例に係る接合構造を説明する展開図である。 勝ち側の梁に接合金具を固定した状態を説明する斜視図である。 勝ち側の梁に固定した接合金具に負け側の梁を接合する状態を説明する図である。 第2実施例の接合構造を説明する図である。
1 梁(勝ち側の梁)
2 梁(負け側の梁)
1a、2a 上フランジ
1b、2b ウエブ
1c、2c 下フランジ
1d ボルト穴
1e、1f フランジ小口
3 平板
3a ボルト穴
4 接合金具
4a ウエブ固定片
4b 平板固定片
4c、4d 対向片
4e ボルト穴
4f 穴
4g ナット
4h 補強片
5 気密材
6 接合部材
6a 気密材
7 気密部材
8a ボルト
8b ナット
10 接合金具
10a ウエブ固定片
10b 平板固定片
10c、10d 対向片

Claims (2)

  1. 勝ち側の梁に負け側の梁を直角に接合する梁の接合構造であって、
    前記勝ち側の梁のウエブと当接して固定されるウエブ固定片と、前記負け側の梁の端部に固定された平板と当接して固定される平板固定片と、前記ウエブ固定片と前記平板固定片との間に介在して前記勝ち側の梁の上フランジおよび下フランジと対向する一対のフランジ対向片と、を有する接合金具と、
    前記接合金具と前記勝ち側の梁との間に介在するコ字状断面の接合部材と、を備え、
    前記勝ち側の梁のウエブと前記接合金具のウエブ固定片との間の気密性は、前記勝ち側の梁のウエブと前記接合金具のウエブ固定片とで前記接合部材の垂直片を挟んだ状態でボルトおよびナットで締結することで確保され、
    前記勝ち側の梁のフランジと前記接合金具のフランジ対向片との間の気密性は、前記接合部材の水平片に接着された弾性を有する気密材が前記勝ち側の梁のフランジと前記接合金具のフランジ対向片とで圧縮されることで確保された、ことを特徴とする梁の接合構造。
  2. 前記接合金具の一対のフランジ対向片には、前記平板固定片側から前記ウエブ固定片側にかけて狭くなるように勾配が形成されていることを特徴とする請求項1に記載した梁の接合構造。
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