JP3050793U - 屋外設置機器収納筐体のパネル接合構造 - Google Patents

屋外設置機器収納筐体のパネル接合構造

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JP3050793U
JP3050793U JP1998000400U JP40098U JP3050793U JP 3050793 U JP3050793 U JP 3050793U JP 1998000400 U JP1998000400 U JP 1998000400U JP 40098 U JP40098 U JP 40098U JP 3050793 U JP3050793 U JP 3050793U
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Japan
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panel
joining
assembling
pieces
piece
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Application number
JP1998000400U
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English (en)
Inventor
鐘司 佐藤
Original Assignee
シーメルテック・エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋外設置機器収納筐体のパネル接合構造におい
て、パネル組み立て後のシーリング材の削り取り作業を
不要にし、はみ出しシーリング材を隠蔽して筐体の内観
に高級感を付与するとともに、突き合わせ接合片間の隙
間をなくしボルトピッチを広く設定することでボルト本
数を削減し、筐体の組み立て作業時間の短縮を図るこ
と。 【解決手段】ウォールパネル(11、12)とルーフパ
ネル(13)のそれぞれを組み立てることで屋外設置機
器収納筐体(10)を構成し、これらパネルの組み立て
にあたり、隣り合うパネルの接合片(17)を突き合わ
せて接合固定するパネル接合構造において、隣り合うパ
ネルの一方接合片(17)に、他方接合片(17)の内
端を隠蔽するとともに、自方接合片の撓みを抑制する屈
曲片(20)を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋外に設置されて末端家庭等への供給ガスの流量や圧力を調整する ガス整圧器等、屋外設置機器を収納する筐体に関し、特に、筐体を構成するパネ ルの接合構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
屋外設置機器である、例えばガス整圧器は、安全対策、保守、管理等の面から 専用の筐体に収納されることが義務付けられている。このような筐体として、現 在では、パネル組み立て構造のものが提案されていれる。図6で示す筐体がその 代表例で、この筐体10は、それぞれ複数枚のフロントウォールパネル11、サ イドウォールパネル12、ルーフパネル13および図示しないリアウォールパネ ルを主要材として構成されている。上記各パネルには、それぞれ接合片17が形 成されており、ルーフパネル13以外のパネルをベースフレーム16に固定した うえで、隣り合うパネルの接合片17同士をシーリング材18を介在させて突き 合わせ、ボルト・ナット19により接合固定することで、筐体10が組み立てら れる。なお、フロントパネル11およびサイドパネル12の中央部分には、それ ぞれ開閉式のフロントドア14およびサイドドア15が組込まれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のパネル接合構造によると、接合片17同士をボルト・ナ ット19により締め付け固定するために、接合片17間にシーリングとして塗布 したシーリング材18が筐体10内側に向けてはみ出すので、組み立て後、はみ 出しシーリング材18の削り取り作業を別途必要としていた。また、固定の際、 ボルト・ナット19,19間の接合片17が外側に撓んで接合片17,17間に 隙間が生じることもあるため、この隙間を埋めるべく、固定のためのボルト・ナ ット19,19間のボルトピッチp1を狭くする必要があり、そのためにボルト 本数も多くなって組み立て作業時間を浪費する結果となっていた。
【0004】 本考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので、組み立て後のシーリング材の 削り取り作業を不要にし、はみ出しシーリング材を隠蔽して筐体の内観に高級感 を付与するとともに、突き合わせ接合片間の隙間を無くしてボルトピッチを広く 設定することでボルト本数を削減し、筐体の組み立て作業時間を短縮することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案による屋外機器収納筐体のパネル接合構造は、ウォ ールパネルとルーフパネルのそれぞれを組み立てることで屋外設置機器収納筐体 を構成し、当該パネルの組み立てにあたり、隣り合うパネルの接合片を突き合わ せて接合固定するパネル接合構造において、隣り合うパネルの一方接合片に、他 方接合片の内端側を隠蔽するとともに、自方接合片の撓みを抑制する屈曲片を形 成したことを特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、図示実施例につき本考案を説明する。説明の都合上、従来例と共通する 部材には、同一符号を付してある。 図1は、図6のA−A線に沿う拡大断面図である。この実施例では、主とし て、サイドウォールパネル12とフロントウォールパネル11との接合固定構造 が示されている。フロントウォールパネル11とサイドウォールパネル12はそ れぞれ複数枚で構成されており、筐体10の角部を構成するサイドウォールパネ ル12aは、その両側に接合片17aを有している。また、サイドウォールパネ ル12aの一方側と隣り合うフロントウォールパネル11a、及び他方側と隣合 うサイドウォールパネル12bには、接合片17bがそれぞれ形成されており、 これら接合片17b側に、屈曲片20が形成されている。この屈曲片20は、自 方の撓みを抑制し、かつ他方の接合片17aの内端側を隠蔽するものである。そ して、接合片17aと接合片17bとはシーリング材18を介在させて突き合わ され、ボルト・ナット19により接合固定されている。
【0007】 接合片17aと接合片17bがボルト・ナット19により接合固定されると、 ボルト・ナット19の締め付けにより、接合片17a、17b間に塗布したシー リング材18が筐体10内側方向にはみ出すことがある。しかし、接合片17b 側にには屈曲片20が形成されており、この屈曲片20が、接合片17aの内端 側を隠蔽しているので、筐体10内部からは、この屈曲片20がはみ出たシーリ ング材18を隠すことになる。また、屈曲片20は、自方の撓みを抑制するので 、接合片17a、17b間に隙間を作ることもなくなり、両者間の接合状態も良 好となる。したがって、はみ出したシーリング材の削り取り作業が不要となり、 隙間矯正のための新たなボルト止めも必要なく、広いボルトピッチp2の設定も 可能となり、筐体10の組み立て時間を短縮化することができ、かつ、筐体10 の内観に高級感を付与することができる。
【0008】 上記実施例では、サイドウォールパネル12とフロントウォールパネル11の パネル接合構造を説明したが、隣り合うパネルの一方側接合片17bに他方側の 折曲片17aの内端を隠蔽する屈曲片20が形成されていれば、フロントウォー ルパネル11同士、サイドウォールパネル12同士、ルーフパネル13同士、あ るいは上記実施例以外の異種パネル同士の接合構造にも本考案が適用されること は勿論である。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、隣り合うパネル同士の接合片の一方側 に、他方側の接合片の内端側を隠蔽するとともに、自方の接合片の撓みを抑制す る屈曲片を形成したので、この屈曲片が、突き合わせた接合片同士のボルト固定 時におけるシーリング材のはみ出しを隠し、接合片間の隙間をなくすことができ る。よって、はみ出したシーリング材の削り取り作業が不要となり、隙間矯正の ための新たなボルト止めも必要なく、広いボルトピッチの設定も可能となり、筐 体の組み立て時間を短縮化することができる。さらに、筐体の内観に高級感をも 付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本考案によるパネル接合構造の一実施例を示す
もので、図6における筐体のA−A線に沿う拡大断面図
である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】従来のパネル接合構造を示す断面図である。
【図4】接合片間に隙間の生じた状態の図3におけるB
矢視図である。
【図5】ボルトナットを増やした状態の図3におけるB
矢視図である。
【図6】代表的なパネル組み立て構造による筐体の斜視
図である。
【0011】
【符号の説明】
11 フロントウォールパネル 12 サイドウォールパネル 13 ルーフパネル 17 接合片 18 シーリング材 19 ボルト・ナット 20 屈曲片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウォールパネルとルーフパネルのそれぞれ
    を組み立てることで屋外設置機器収納筐体を構成し、当
    該パネルの組み立てにあたり、隣り合うパネルの接合片
    を突き合わせて接合固定するパネル接合構造において、
    隣り合うパネルの一方接合片に、他方接合片の内端側を
    隠蔽するとともに、自方接合片の撓みを抑制する屈曲片
    を形成したことを特徴とする屋外設置機器収納筐体のパ
    ネル接合構造。
JP1998000400U 1998-01-22 1998-01-22 屋外設置機器収納筐体のパネル接合構造 Expired - Lifetime JP3050793U (ja)

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