JP5017760B2 - 燃料電池の出力特性推定装置および出力特性推定方法、燃料電池システムおよびこれを搭載する車両、燃料電池出力制御方法並びに記憶媒体 - Google Patents

燃料電池の出力特性推定装置および出力特性推定方法、燃料電池システムおよびこれを搭載する車両、燃料電池出力制御方法並びに記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池の出力特性推定装置および出力特性推定方法、燃料電池システムおよびこれを搭載する車両、燃料電池出力制御方法並びに記憶媒体に関し、詳しくは、燃料電池の出力特性を推定する出力特性推定装置および出力特性推定方法、燃料電池を有する燃料電池システムおよびこれを搭載する車両、燃料電池の出力を制御する燃料電池出力制御方法並びにコンピュータを燃料電池の出力特性演算装置や燃料電池システムの制御装置として機能させるコンピュータ読みとり可能なプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の燃料電池システムとしては、燃料電池の出力の過不足を商用電源や他の発電源を整流して得られる電力により賄うものが提案されている(例えば、特開平3−80316号公報など)。このシステムでは、負荷の消費電力が燃料電池の供給可能な電力範囲内のときには負荷の消費電力のすべてを燃料電池による発電で賄い、負荷の消費電力が燃料電池の供給可能な電力範囲を超えるときには超える分だけ商用電源や他の発電源を整流して得られる直流電力により賄うことにより燃料電池を有効に利用するものとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした燃料電池システムでは、燃料電池の経年使用によりその出力特性が変化したときには、負荷の消費電力が燃料電池の供給可能な電力範囲と判定されても、負荷の消費電力のすべてを賄うことができない場合が生じる。また、燃料電池は、その出力特性により運転ポイントが異なるとエネルギ効率も異なるものとなり、システム全体のエネルギ効率を考慮すれば、燃料電池の出力特性を考慮する必要がある。
【0004】
本発明の燃料電池の出力特性推定装置および出力特性推定方法は、経年使用により変化する燃料電池の出力特性をより正確に推定することを目的とする。また、本発明の燃料電池システムおよび燃料電池出力制御方法は、燃料電池をより適正に運転して全体としてのエネルギ効率を向上させることを目的とする。本発明の車両は、よりエネルギ効率のよい車両を提供することを目的とする。さらに、本発明の記憶媒体は、コンピュータを経年使用により変化する燃料電池の出力特性をより正確に演算する燃料電池の出力特性演算装置としてや燃料電池をより適正に運転して全体としてのエネルギ効率を向上させる燃料電池システムの制御装置として機能させることを目的とする。
【0005】
なお、出願人は、燃料電池システムのエネルギ効率を向上させる目的で燃料電池の出力特性を考慮して燃料電池出力を決めるシステムを提案している(特願平10−196763号)。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明の燃料電池の出力特性推定装置および出力特性推定方法、燃料電池システムおよびこれを搭載する車両、燃料電池出力制御方法並びに記憶媒体は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の燃料電池の出力特性推定装置は、燃料電池の出力特性を推定する出力特性推定装置であって、前記燃料電池の出力電流と該燃料電池の端子間電圧とを検出する電流電圧検出手段と、燃料電池温度を与えて前記燃料電池の基本内部抵抗を導出し、内部抵抗のない燃料電池についての理論出力特性前記燃料電池への燃料供給圧または温度の少なくとも1つから求め、前記理論出力特性と前記燃料電池の基本内部抵抗とに基づいて前記基本内部抵抗を有する燃料電池の基本出力特性を推定し、前記推定された基本出力特性と、前記検出された出力電流と端子間電圧とに基づいて前記燃料電池の出力特性を推定する出力特性推定手段とを備えることを要旨とする。
【0008】
この本発明の燃料電池の出力特性推定装置では、経年使用される燃料電池のその時の出力特性を出力電流と端子間電圧と燃料電池の基本出力特性とに基づいて推定することができる。ここで、燃料電池の出力特性は、燃料電池の出力電流と燃料電池の出力電圧との関係をいう。
【0010】
また、本発明の燃料電池の出力特性推定装置において、前記出力特性推定手段は、前記検出された出力電流と端子間電圧と前記基本出力特性とに基づいて前記燃料電池の実際の内部抵抗を推定し、推定された前記実際の内部抵抗を用いて前記燃料電池の出力特性を推定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より適正な燃料電池の出力特性を推定することができる。
【0011】
本発明の燃料電池システムは、燃料電池を有する燃料電池システムであって、各態様のいずれかの本発明の燃料電池の出力特性推定装置と、該出力特性推定装置により推定された前記燃料電池の出力特性を用いて該燃料電池の目標出力を設定する目標出力設定手段と、該設定された目標出力が前記燃料電池から出力されるよう該燃料電池の出力を調整する出力調整手段とを備えることを要旨とする。
【0012】
この本発明の燃料電池システムでは、より適正な燃料電池の出力特性を用いて燃料電池からの出力を調整するから、燃料電池を効率よく運転することができる。この結果、システム全体のエネルギ効率を向上させることができる。
【0013】
こうした本発明の燃料電池システムにおいて、電力のやり取りが可能な電力受給手段を備え、前記目標出力設定手段は前記燃料電池システムへの要求出力に基づいて前記目標出力を設定する手段であり、前記出力調整手段は前記目標出力設定手段により設定された目標出力では前記システムへの要求出力に過不足が生じるときには前記過不足を前記電力受給手段の電力受給により調整する手段であるものとすることもできる。こうすれば、燃料電池を効率よく運転しながらシステムへの要求出力に見合う出力をシステムから出力することができる。この態様の本発明の燃料電池システムにおいて、前記出力調整手段は、前記電力受給手段の端子に接続され該電力受給手段の端子間電圧を変圧して前記燃料電池の出力端子に接続する変圧手段を備えるものとすることもできる。
【0014】
また、本発明の燃料電池システムにおいて、前記出力調整手段は、前記燃料電池の端子間電圧が前記目標出力に相当する電圧となるよう調整する手段であるものとすることもできる。より適正な燃料電池の出力特性を用いているから、燃料電池の端子間電圧を目標出力に相当する電圧に調整することにより燃料電池から目標出力を出力させることができる。
【0015】
本発明の車両は、各態様のいずれかの本発明の燃料電池システムを搭載することを要旨とする。本発明の燃料電池システムはより適正な燃料電池の出力特性を用いて燃料電池からの出力を調整することにより燃料電池を効率よく運転するから、これを搭載する本発明の車両は、エネルギ効率の高いものとなる。
【0016】
本発明の燃料電池の出力特性推定方法は、燃料電池の出力特性を推定する出力特性推定方法であって、(a)燃料電池温度を与えて前記燃料電池の基本内部抵抗を導出し、内部抵抗のない燃料電池についての理論出力特性前記燃料電池への燃料供給圧または温度の少なくとも1つから求め、前記理論出力特性と前記燃料電池の基本内部抵抗とに基づいて前記基本内部抵抗を有する燃料電池の基本出力特性を推定し、(b)前記推定された基本出力特性と、前記燃料電池の出力電流と端子間電圧とに基づいて前記燃料電池の出力特性を推定することを要旨とする。
【0017】
本発明の燃料電池の出力特性推定方法によれば、経年使用される燃料電池のその時の出力特性を燃料電池への燃料供給圧および該燃料電池の温度、または燃料電池の温度に基づいて得られる基本出力特性と燃料電池の出力電流と端子間電圧とに基づいて推定することができる。
【0019】
また、本発明の燃料電池の出力特性推定方法において、前記ステップ(b)は、前記出力電流と前記端子間電圧と前記基本出力特性とに基づいて前記燃料電池の実際の内部抵抗を推定し、推定された前記実際の内部抵抗を用いて該燃料電池の出力特性を推定するステップであるものとすることもできる。こうすれば、より適正な燃料電池の出力特性を推定することができる。
【0020】
本発明の燃料電池出力制御方法は、燃料電池の出力を制御する燃料電池出力制御方法であって、(c)各態様のいずれかの本発明の燃料電池の出力特性推定方法により推定された前記燃料電池の出力特性を用いて前記燃料電池の目標出力を設定し、(d)該設定された目標出力が前記燃料電池から出力されるように前記燃料電池の出力を制御することを要旨とする。
【0021】
この本発明の燃料電池出力制御方法によれば、より適正な燃料電池の出力特性を推定し、これを用いて燃料電池の出力を制御するから、燃料電池を効率よく運転することができる。
【0022】
こうした本発明の燃料電池出力制御方法において、前記ステップ(c)は前記燃料電池と電力のやり取りが可能な電力受給手段を含む燃料電池システムへの要求出力に基づいて前記目標出力を設定するステップであり、前記ステップ(d)は前記設定された目標出力では前記燃料電池システムへの要求出力に過不足が生じるときには該過不足を前記電力受給手段の電力受給により調整するステップであるものとすることもできる。こうすれば、燃料電池を効率よく運転しながら燃料電池システムへの要求出力に見合う出力を燃料電池システムから出力することができる。この態様の本発明の燃料電池出力制御方法において、前記ステップ(d)は、前記燃料電池の端子間電圧が前記目標出力に相当する電圧となるように前記燃料電池の出力端子に接続される前記電力受給手段の端子間電圧を変圧するステップであるものとすることもできる。
【0023】
本発明の第1の記憶媒体は、コンピュータを、燃料電池温度を与えて前記燃料電池の基本内部抵抗を導出し、内部抵抗のない燃料電池についての理論出力特性前記燃料電池への燃料供給圧または温度の少なくとも1つから求め、前記理論出力特性と前記燃料電池の基本内部抵抗とに基づいて前記基本内部抵抗を有する燃料電池の基本出力特性を演算する基本特性演算手段と、前記演算された基本出力特性と、前記燃料電池の出力電流と端子間電圧とに基づいて前記燃料電池の出力特性を演算する出力特性演算手段とを備える燃料電池の出力特性演算装置として機能させるコンピュータ読みとり可能なプログラムを記憶したことを要旨とする。
【0024】
この本発明の第1の記憶媒体によれば、コンピュータを、経年使用される燃料電池のその時の出力特性を出力電流と端子間電圧と燃料電池の基本出力特性とに基づいて演算することができる燃料電池の出力特性演算装置として機能させることができる。
【0026】
また、本発明の第1の記憶媒体において、前記プログラムは、前記出力特性演算手段が前記出力電流と前記端子間電圧と前記基本出力特性とに基づいて前記燃料電池の実際の内部抵抗を演算し、演算された前記実際の内部抵抗を用いて前記燃料電池の出力特性を演算する手段として機能するようプログラムされてなるものとすることもできる。
【0027】
本発明の第2の記憶媒体は、コンピュータを、各態様のいずれかの本発明の第1の記憶媒体に係る燃料電池の出力特性演算装置における基本特性演算手段と、各態様のいずれかの本発明の第1の記憶媒体に係る燃料電池の出力特性演算装置における出力特性演算手段と、前記演算された前記燃料電池の出力特性を用いて前記燃料電池の目標出力を設定する目標出力設定手段と、前記設定された目標出力が前記燃料電池から出力されるよう該燃料電池の出力を制御する出力制御手段とを備える燃料電池システムの制御装置として機能させるコンピュータ読みとり可能なプログラムを記憶したことを要旨とする。
【0028】
この本発明の第2の記憶媒体によれば、コンピュータを、より適正な燃料電池の出力特性を用いて燃料電池からの出力を調整することにより燃料電池を効率よく運転することができる燃料電池システムの制御装置として機能させることができる。
【0029】
こうした本発明の第2の記憶媒体において、前記プログラムは、前記目標出力設定手段が前記燃料電池と電力のやり取りが可能な電力受給手段を含む燃料電池システムへの要求出力に基づいて前記目標出力を設定する手段として機能し、前記出力制御手段が前記設定された目標出力では前記燃料電池システムへの要求出力に過不足が生じるときには前記過不足を前記電力受給手段の電力受給により調整する手段として機能するようプログラムされてなるものとすることもできる。この態様の本発明の第2の記憶媒体において、前記プログラムは、前記出力制御手段が前記燃料電池の端子間電圧を前記目標出力に相当する電圧にするように前記燃料電池の出力端子に接続される前記電力受給手段の端子間電圧を変圧する手段として機能するようプログラムされてなるものとすることもできる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である車載された燃料電池システム20の構成の概略を示す構成図である。実施例の燃料電池システム20は、図示するように、水素タンク22からの水素とブロア24からの空気中の酸素とにより発電する例えば固体高分子型燃料電池として構成された燃料電池26と、燃料電池26の出力端子に接続された電力ライン28の電圧を調整すると共に補機33に電力を供給するバッテリ30の充放電を行なうDC/DCコンバータ32と、電力ライン28に接続されたインバータ34と、インバータ34のスイッチング素子のスイッチングにより駆動制御され駆動軸38と動力のやり取りを行なうモータ36と、システム全体をコントロールする電子制御ユニット40とを備える。なお、駆動軸38は、減速ギヤ12を介して駆動輪14に接続されており、モータ36から駆動軸38に出力された動力は最終的には、駆動輪14に出力されるようになっている。
【0031】
電子制御ユニット40は、CPU42を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶したROM44と、一時的にデータを記憶するRAM46と、入出力ポート(図示せず)とを備える。この電子制御ユニット40には、水素タンク22から燃料電池26への供給管に取り付けられた圧力センサ50からの水素供給圧Phや燃料電池26に取り付けられた温度センサ52からの燃料電池温度Tfc,燃料電池26の出力端子間に取り付けられた電圧センサ54からの燃料電池26の出力電圧Vfc,燃料電池26の出力端子に取り付けられた電流センサ56からの燃料電池26の出力電流Ifc,インバータ34内に取り付けられた図示しない電流センサからのモータ36に印加している各相の電流,モータ36に取り付けられた図示しない角度センサからのモータ36の回転子の回転角,車速センサ58からの車速V,シフトレバー60の位置を検出するシフトポジションセンサ61からのシフトポジションSP,アクセルペダル62の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ63からのアクセルペダルポジションAP,ブレーキペダル64の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ65からのブレーキペダルポジションBPなどが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット40からは、ブロア24への駆動信号やDC/DCコンバータ32への制御信号,インバータ34への制御信号,減速ギヤ12への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。
【0032】
次に、こうして構成された実施例の燃料電池システム20の動作、特に燃料電池26の出力特性を推定する動作と出力制御の際の動作について説明する。まず、燃料電池26の出力特性を推定する動作について説明する。図2は燃料電池26の出力特性の推定処理の原理を説明する出力特性推定処理ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図3は実施例の燃料電池システム20の電子制御ユニット40により実行される出力特性補正処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。なお、図2の出力特性推定処理ルーチンは、単に出力特性を説明するためのものではなく、燃料電池温度Tfcが変化したときや水素供給圧Phが変化したときに実施例の燃料電池システム20の電子制御ユニット40により実行される。
【0033】
図2の出力特性推定処理ルーチンが実行されると、電子制御ユニット40のCPU42は、まず、圧力センサ50からの水素供給圧Phと温度センサ52からの燃料電池温度Tfcとを読み込み(ステップS100)、燃料電池26の基本内部抵抗R0と理論出力特性とを導出する処理を実行する(ステップS102)。基本内部抵抗R0の導出は、実施例では、燃料電池温度Tfcと基本内部抵抗R0との関係を実験などにより求めて予めマップとしてROM44に記憶しておき、燃料電池温度Tfcが与えられると、マップから対応する基本内部抵抗R0を導出するものとした。図4に燃料電池温度Tfcと基本内部抵抗R0との関係を示すマップの一例を示す。また、理論出力特性の導出は、実施例では、内部抵抗のない燃料電池26に対して水素供給圧Ph毎の燃料電池26の出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係を求めて予めマップとしてROM44に記憶しておき、水素供給圧Phが与えられると、マップから対応する出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係を理論出力特性として導出するものとした。図5に内部抵抗のない燃料電池26に対する水素供給圧Phと燃料電池26の出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係を示すマップの一例を示す。
【0034】
こうして基本内部抵抗R0と理論出力特性とを導出すると、基本内部抵抗R0と理論出力特性とを用いて基本出力特性を計算する(ステップS104)。基本出力特性は、理論出力特性に基本内部抵抗R0を考慮したものとして計算され、具体的には、次式(1)により計算される。ここで、V0は出力電流Iに対応する理論出力特性の出力電圧であり、V1は出力電流Iに対応する基本出力特性の出力電圧である。
【0035】
V1=V0−R0・I (1)
【0036】
そして、求めた基本出力特性上の所定のポイントVs0,Is0を燃料電池26の運転ポイントVfc*,Ifc*として設定し(ステップS106)、その運転ポイントで燃料電池26が運転されるようDC/DCコンバータ32を制御する(ステップS108)。DC/DCコンバータ32の制御は、具体的には、電力ライン28の電圧が設定された運転ポイント電圧Vfc*となるように行なわれる。
【0037】
次に、電圧センサ54により検出される出力電圧Vfcと電流センサ56により検出される出力電流Ifcとを読み込み(ステップS110)、読み込んだ出力電流IfcとステップS104により計算した基本出力特性とを用いて出力電流Ifcに対応する基本出力特性上の出力電圧Vfc0を導出する(ステップS112)。続いて、基本出力特性上の出力電圧Vfc0と電圧センサ54により検出された出力電圧Vfcとの偏差を出力電流Ifcで割って内部抵抗偏差ΔRを計算し(ステップS114)、この内部抵抗偏差ΔRを基本内部抵抗R0に加えて燃料電池26の内部抵抗R1を求める(ステップS116)。そして、求めた内部抵抗R1を用いて次式(2)により燃料電池26の出力特性を計算して(ステップS118)、本ルーチンを終了する。ここで、V2は出力電流Iに対応する燃料電池26の出力特性の出力電圧である。図6に、基本出力特性から燃料電池26の出力特性を求める様子の一例を示す。
【0038】
V2=V0−R1・I (2)
【0039】
実施例の燃料電池システム20では、燃料電池温度Tfcや水素供給圧Phに変更がないときには、上述の出力特性推定処理ルーチンを実行した後に図3に例示する出力特性補正処理ルーチンを繰り返し実行して燃料電池26の出力特性を補正する。この出力特性補正処理ルーチンは、基本的には、図2の出力特性推定処理ルーチンのステップS110〜S118に相当する処理であるが、基本出力特性に代えて前回の出力特性を用いている点および内部抵抗R1を比例項と積分項とを用いて求めている点が異なる。
【0040】
即ち、出力特性補正処理ルーチンが実行されると、電子制御ユニット40のCPU42は、電圧センサ54からの出力電圧Vfcと電流センサ56からの出力電流Ifcとを読み込み(ステップS200)、読み込んだ出力電流Ifcと前回このルーチンが実行されたときに計算された燃料電池26の出力特性とを用いて出力電流Ifcに対応する出力特性上の出力電圧Vfc1を導出する(ステップS202)。そして、出力特性上の出力電圧Vfc1と出力電圧Vfcとの偏差を出力電流Ifcで割って内部抵抗偏差ΔRを計算し(ステップS204)、次式(3)を用いて燃料電池26の内部抵抗R1を計算する(ステップS206)。ここで、Kpは比例項におけるゲインであり、Kiは積分項におけるゲインである。
【0041】
R1=R0+KpΔR+Ki∫ΔRdt (3)
【0042】
そして、求めた内部抵抗R1を用いて上述の式(2)により燃料電池26の出力特性を計算し(ステップS208)、本ルーチンを終了する。図7に、燃料電池26の出力特性を補正している様子の一例を示す。
【0043】
以上説明した実施例の燃料電池システム20によれば、電子制御ユニット40が実行する出力特性推定処理や出力特性補正処理を行なうことにより、経年使用される燃料電池26のより適正な出力特性を得ることができる。
【0044】
実施例の燃料電池システム20では、こうして得られた燃料電池26の出力特性を用いてシステムの出力制御を行なっている。図8は、実施例の燃料電池システム20の電子制御ユニット40により実行される出力制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実行される。
【0045】
出力制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット40のCPU42は、まず、車速センサ58により検出される車速Vやアクセルペダルポジションセンサ63により検出されるアクセルペダルポジションAP,ブレーキペダルポジションセンサ65により検出されるブレーキペダルポジションBPなどの各種データを読み込む処理を実行する(ステップS300)。続いて、読み込んだアクセルペダルポジションAPやブレーキペダルポジションBP,車速Vに基づいて駆動軸38に出力すべき出力、即ちシステムへの要求出力P0を計算する(ステップS302)。要求出力P0の計算は、実施例では、アクセルペダルポジションAPとブレーキペダルポジションBPと車速Vと要求出力P0との関係を予め定めたマップをROM44に記憶しておき、アクセルペダルポジションAPやブレーキペダルポジションBP,車速Vが与えられると、マップから対応する要求出力P0を導出するものとした。
【0046】
要求出力P0が計算されると、要求出力P0を、燃料電池26から出力する燃料電池出力Pfcとバッテリ30から出力するバッテリ出力Pbとに分配する(ステップS304)。要求出力P0の分配は、具体的には、図2の出力特性推定処理ルーチンや図3の出力特性補正処理ルーチンにより推定または補正された燃料電池26の出力特性を用いて出力可能な範囲から燃料電池26を効率よく運転できる出力として燃料電池出力Pfcを設定し、要求出力P0に対して設定した燃料電池出力Pfcでは過不足する出力をバッテリ出力Pbに割り当てることにより行なわれる。
【0047】
こうして要求出力P0の分配が行なわれると、燃料電池出力Pfcに基づいて燃料電池26の運転ポイントVfc*,Ifc*を設定し(ステップS306)、電力ライン28の電圧が設定した運転ポイント電圧Vfc*となるようDC/DCコンバータ32を制御すると共に(ステップS308)、要求出力P0がモータ36から駆動軸38に出力されるようインバータ34を制御して(ステップS310)、本ルーチンを終了する。なお、インバータ34の制御については通常の制御であり、本発明の中核をなさないから、これ以上の詳細な説明は省略する。
【0048】
以上説明した実施例の燃料電池システム20によれば、より適正な燃料電池26の出力特性を用いて燃料電池出力Pfcを配分するから、燃料電池26を効率よく運転することができる。この結果、システム全体のエネルギ効率を向上させることができる。しかも、燃料電池出力Pfcでは要求出力P0に対して過不足する分はバッテリ30からの出力Pbにより賄うから、駆動軸38に要求出力P0を出力することができる。
【0049】
実施例の燃料電池システム20では、水素供給圧Phから理論出力特性を導出するものとしたが、燃料電池温度Tfcから理論出力特性を導出するものとしてもよい。このときの理論出力特性は、この変形例では、図2のルーチンのステップS102における理論出力特性の導出に代えて、燃料電池26の燃料電池温度Tfc毎の内部抵抗のない燃料電池26の出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係を予め求めてマップとしてROM44に記憶しておき、燃料電池温度Tfcが与えられるとマップから対応する出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係を理論出力特性として導出するものとした。図9に燃料電池温度Tfcと内部抵抗のない燃料電池26の出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係を示すマップの一例を示す。
【0050】
このように理論出力特性を燃料電池温度Tfcから導出するのは、燃料電池温度Tfcを利用すれば低出力域(高出力電圧低出力電流域)における誤差が特に小さい理論出力特性、即ち低出力域においても高精度な理論出力特性が得られることに基づいている。例えば、図10に示すように、水素供給圧Phから導出された理論出力特性に基づいて推定等された出力特性(図10の破線で示した前回の出力特性)と、燃料電池26をその出力特性上の低出力域(図10の設定ポイント)で運転させたときに電圧センサ54および電流センサ56により検出された出力電圧Vfcおよび出力電流Ifc(図10の測定ポイント)とに基づいて図2のルーチンや図3のルーチンを用いて燃料電池26の出力特性を計算すると、図10の破線で示す補正された出力特性となる。この補正された出力特性は、図10の実線で示した真の出力特性に対して大きくずれていることが分かる。このように、水素供給圧Phから導出された理論出力特性を用いて燃料電池26を低出力域で運転させたときの出力電圧Vfcおよび出力電流Ifcから燃料電池26の出力特性を計算すると、真の出力特性に対して大きなずれが生じることがある。これに対してこの変形例では、燃料電池温度Tfcを利用して低出力域においても高精度な理論出力特性を導出することができるので、燃料電池26を低出力域で運転させたときでも、真の出力特性により近い出力特性を計算することができるのである。なお、燃料電池温度Tfcから理論出力特性を導出する場合、図2のルーチンのステップS100において水素供給圧Phを入力しないものとしても差し支えない。
【0051】
上記変形例では、燃料電池温度Tfcから理論出力特性を導出するものとしたが、水素供給圧Phと燃料電池温度Tfcの両方を用いて理論出力特性を導出するものとしてもよい。このときの理論出力特性の導出は、この変形例では、図2のルーチンのステップS102における理論出力特性の導出に代えて、燃料電池26の燃料電池温度Tfc毎および燃料電池26に対する水素供給圧Ph毎の内部抵抗のない燃料電池26の出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係を予め実験などにより求めてマップとしてROM44に記憶しておき、燃料電池温度Tfcと水素供給圧Phとが与えられるとマップから対応する出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係を理論出力特性として導出するものとした。図11に燃料電池26の燃料電池温度Tfcと燃料電池26に対する水素供給圧Phと内部抵抗のない燃料電池26の出力電流Ifcと出力電圧Vcfとの関係を示すマップの一例を示す。
【0052】
実施例の燃料電池システム20では、燃料電池温度Tfcから基本内部抵抗R0を導出すると共に水素供給圧Phから内部抵抗のない理論出力特性を導出するものとしたが、水素供給圧Phから所定の内部抵抗を考慮した理論出力特性を導出するものとしてもよい。同様に、燃料電池システム20の変形例では、燃料電池温度Tfcから基本内部抵抗R0を導出すると共に燃料電池温度Tfcから内部抵抗のない理論出力特性を導出したり、燃料電池温度Tfcから基本内部抵抗R0を導出すると共に燃料電池温度Tfcおよび水素供給圧Phから内部抵抗のない理論出力特性を導出するものとしたが、それぞれ燃料電池温度Tfcから予め所定の内部抵抗を考慮した理論出力特性を導出するものとしてもよいし、水素供給圧Phおよび燃料電池温度Tfcから予め所定の内部抵抗を考慮した理論出力特性を導出するものとしても構わない。
【0053】
また、実施例の燃料電池システム20では、燃料電池温度Tfcや水素供給圧Phが変更されたときに図2の出力特性推定処理ルーチンを実行し、その後、図3の出力特性補正処理ルーチンを繰り返し実行するものとしたが、燃料電池温度Tfcや水素供給圧Phの変更に拘わらず、図2の出力推定処理ルーチンを繰り返し実行するものとしてもよい。この場合、図3の出力特性補正処理ルーチンは実行してもしなくても差し支えない。
【0054】
実施例では、燃料電池システム20を車載されるものとして説明したが、車両以外の船舶や航空機などの移動体あるいは移動しない据え置き型の動力装置などに燃料電池システム20を用いるものとしても差し支えない。
【0055】
実施例の燃料電池システム20では、モータ36の駆動源としての燃料電池26の出力特性を推定したり補正するものとしたが、電力を消費する一般的な負荷に電力を供給する電源としての燃料電池の出力特性を推定したり補正するものに適用するものとしてもよい。また、燃料電池の出力特性推定処理や出力特性補正処理を行なう出力特性推定装置や出力特性補正装置としてコンピュータを機能させるプログラムを記載したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えばCD−ROMやフレキシブルディスクなどの種々の記憶媒体とする態様も好適である。このような記憶媒体を用いることで、本発明の実施の形態に関わるプログラムを燃料電池システムにインストールし、本発明の効果を得ることも可能となる。
【0056】
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である車載された燃料電池システム20の構成の概略を示す構成図である。
【図2】 燃料電池26の出力特性の推定処理の原理を説明する出力特性推定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図3】 実施例の燃料電池システム20の電子制御ユニット40により実行される出力特性補正処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図4】 燃料電池温度Tfcと基本内部抵抗R0との関係の一例を示すマップである。
【図5】 内部抵抗のない燃料電池26に対する水素供給圧Phと燃料電池26の出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係の一例を示すマップである。
【図6】 基本出力特性から燃料電池26の出力特性を求める様子の一例を示す説明図である。
【図7】 燃料電池26の出力特性を補正している様子の一例を示す説明図である。
【図8】 実施例の燃料電池システム20の電子制御ユニット40により実行される出力制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図9】 燃料電池26の燃料電池温度Tfcと燃料電池26の出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係の一例を示すマップである。
【図10】 燃料電池出力Pfcが低出力であるときに燃料電池26の出力特性を補正している様子の一例を示す説明図である。
【図11】 燃料電池26の燃料電池温度Tfcと内部抵抗のない燃料電池26に対する水素供給圧Phと燃料電池26の出力電流Ifcと出力電圧Vfcとの関係の一例を示すマップである。
【符号の説明】
12 減速ギヤ、14 駆動輪、20 燃料電池システム、22 水素タンク、24 ブロア、26 燃料電池、28 電力ライン、30 バッテリ、32 DC/DCコンバータ、33 補機、34 インバータ、36 モータ、38 駆動軸、40 電子制御ユニット、42 CPU、44 ROM、46 RAM、50 圧力センサ、52 温度センサ、54 電圧センサ、56 電流センサ、58 車速センサ、60 シフトレバー、61 シフトポジションセンサ、62 アクセルペダル、63 アクセルペダルポジションセンサ、64 ブレーキペダル、65 ブレーキペダルポジションセンサ。

Claims (17)

  1. 燃料電池の出力特性を推定する出力特性推定装置であって、
    前記燃料電池の出力電流と端子間電圧とを検出する電流電圧検出手段と、
    燃料電池温度を与えて前記燃料電池の基本内部抵抗を導出し、内部抵抗のない燃料電池についての理論出力特性前記燃料電池への燃料供給圧または温度の少なくとも1つから求め、前記理論出力特性と前記燃料電池の基本内部抵抗とに基づいて前記基本内部抵抗を有する燃料電池の基本出力特性を推定し、前記推定された基本出力特性と、前記検出された出力電流と端子間電圧とに基づいて前記燃料電池の出力特性を推定する出力特性推定手段と、
    を備える燃料電池の出力特性推定装置。
  2. 前記出力特性推定手段は、
    前記検出された出力電流と端子間電圧と前記基本出力特性とに基づいて前記燃料電池の実際の内部抵抗を推定し、推定された前記実際の内部抵抗を用いて前記燃料電池の出力特性を推定する手段である請求項1記載の燃料電池の出力特性推定装置。
  3. 燃料電池を有する燃料電池システムであって、
    請求項1または2に記載の燃料電池の出力特性推定装置と、
    前記出力特性推定装置により推定された前記燃料電池の出力特性を用いて前記燃料電池の目標出力を設定する目標出力設定手段と、
    前記設定された目標出力が前記燃料電池から出力されるように前記燃料電池の出力を調整する出力調整手段と、
    を備える燃料電池システム。
  4. 請求項3記載の燃料電池システムであって、
    電力のやり取りが可能な電力受給手段を備え、
    前記目標出力設定手段は、前記燃料電池システムへの要求出力に基づいて前記目標出力を設定する手段であり、
    前記出力調整手段は、前記目標出力設定手段により設定された目標出力では前記システムへの要求出力に過不足が生じるときには前記過不足を前記電力受給手段の電力受給により調整する手段である燃料電池システム。
  5. 前記出力調整手段は、前記電力受給手段の端子に接続され前記電力受給手段の端子間電圧を変圧して前記燃料電池の出力端子に接続する変圧手段を備える請求項4記載の燃料電池システム。
  6. 前記出力調整手段は、前記燃料電池の端子間電圧が前記目標出力に相当する電圧となるように調整する手段である請求項3ないし5のいずれか1に記載の燃料電池システム。
  7. 請求項3ないし6のいずれか1に記載の燃料電池システムを搭載する車両。
  8. 燃料電池の出力特性を推定する出力特性推定方法であって、
    (a)燃料電池温度を与えて前記燃料電池の基本内部抵抗を導出し、内部抵抗のない燃料電池についての理論出力特性前記燃料電池への燃料供給圧または温度の少なくとも1つから求め、前記理論出力特性と、前記燃料電池の基本内部抵抗とに基づいて前記基本内部抵抗を有する燃料電池の基本出力特性を推定し、
    (b)前記推定された基本出力特性と、前記燃料電池の出力電流と端子間電圧とに基づいて前記燃料電池の出力特性を推定する燃料電池の出力特性推定方法。
  9. 前記ステップ(b)は、
    前記出力電流と前記端子間電圧と前記基本出力特性とに基づいて前記燃料電池の実際の内部抵抗を推定し、推定された前記実際の内部抵抗を用いて前記燃料電池の出力特性を推定するステップである請求項8記載の燃料電池の出力特性推定方法。
  10. 燃料電池の出力を制御する燃料電池出力制御方法であって、
    (c)請求項8または9に記載の燃料電池の出力特性推定方法のステップ(a)と(b)により推定された前記燃料電池の出力特性を用いて前記燃料電池の目標出力を設定し、
    (d)前記設定された目標出力が前記燃料電池から出力されるように前記燃料電池の出力を制御する燃料電池出力制御方法。
  11. 請求項10記載の燃料電池出力制御方法であって、
    前記ステップ(c)は、前記燃料電池と電力のやり取りが可能な電力受給手段を含む燃料電池システムへの要求出力に基づいて前記目標出力を設定するステップであり、
    前記ステップ(d)は、前記設定された目標出力では前記燃料電池システムへの要求出力に過不足が生じるときには前記過不足を前記電力受給手段の電力受給により調整するステップである燃料電池出力制御方法。
  12. 前記ステップ(d)は、前記燃料電池の端子間電圧が前記目標出力に相当する電圧となるように前記燃料電池の出力端子に接続される前記電力受給手段の端子間電圧を変圧するステップである請求項11記載の燃料電池出力制御方法。
  13. コンピュータを、
    燃料電池温度を与えて前記燃料電池の基本内部抵抗を導出し、内部抵抗のない燃料電池についての理論出力特性前記燃料電池への燃料供給圧または温度の少なくとも1つから求め、前記理論出力特性と前記燃料電池の基本内部抵抗とに基づいて前記基本内部抵抗を有する燃料電池の基本出力特性を演算する基本特性演算手段と、
    前記演算された基本出力特性と、前記燃料電池の出力電流と端子間電圧とに基づいて前記燃料電池の出力特性を演算する出力特性演算手段と、
    を備える燃料電池の出力特性演算装置として機能させるコンピュータ読みとり可能なプログラムを記憶した記憶媒体。
  14. 前記プログラムは、
    前記出力特性演算手段が、前記出力電流と前記端子間電圧と前記基本出力特性とに基づいて前記燃料電池の実際の内部抵抗を演算し、演算された前記実際の内部抵抗を用いて前記燃料電池の出力特性を演算する手段として機能するようにプログラムされてなる請求項13記載の記憶媒体。
  15. コンピュータを、
    請求項13に記載の基本特性演算手段と、
    請求項13または14に記載の出力特性演算手段と、
    前記演算された前記燃料電池の出力特性を用いて前記燃料電池の目標出力を設定する目標出力設定手段と、
    前記設定された目標出力が前記燃料電池から出力されるよう該燃料電池の出力を制御する出力制御手段と、
    を備える燃料電池システムの制御装置として機能させるコンピュータ読みとり可能なプログラムを記憶した記憶媒体。
  16. 前記プログラムは、
    前記目標出力設定手段が、前記燃料電池と電力のやり取りが可能な電力受給手段を含む燃料電池システムへの要求出力に基づいて前記目標出力を設定する手段として機能し、
    前記出力制御手段が、前記設定された目標出力では前記燃料電池システムへの要求出力に過不足が生じるときには前記過不足を前記電力受給手段の電力受給により調整する手段として機能するようにプログラムされてなる請求項15記載の記憶媒体。
  17. 前記プログラムは、
    前記出力制御手段が、前記燃料電池の端子間電圧を前記目標出力に相当する電圧にするように前記燃料電池の出力端子に接続される前記電力受給手段の端子間電圧を変圧する手段として機能するようにプログラムされてなる請求項16記載の記憶媒体。
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