JP5016417B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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本発明は、半導体ウエハW、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイパネル用ガラス基板、磁気ディスク又は光ディスク用のガラス基板又はセラミック基板等の各種基板を処理する基板処理装置に関する。
半導体デバイスの製造プロセスには、不要となったレジスト膜を半導体ウエハの表面から剥離するレジスト剥離工程が含まれている。ただ、レジスト膜に多量(例えば、1014atms/cm2以上)のイオンが注入されている場合、半導体ウエハを薬液で処理するウエット処理のみではレジスト膜を完全に剥離することは困難である。このため、レジスト膜に多量のイオンが注入されている場合、レジスト膜を灰化するアッシング処理を行った後に、ウエット処理でレジスト膜を剥離することが行われている。
しかし、アッシング処理に続いてウエット処理を行う従来のレジスト膜の剥離技術では、アッシング処理により半導体ウエハに不具合が発生するおそれがあった。例えば、半導体ウエハを許容できる以上に酸化してしまったり、半導体ウエハにチャージダメージを与えてしまうおそれがあった。また、従来のレジスト膜の剥離技術では、アッシング処理及びウエット処理の2工程が必要であり、半導体デバイスの生産性を低下させてしまうという問題があった。
このため、アッシング処理を行うことなくウエット処理のみで半導体ウエハの表面からレジスト膜を剥離できるようにすることが望まれている。
なお、特許文献1は、回転する半導体ウエハの表面に濃硫酸と過酸化水素水とを順次に供給する枚葉式のウエット処理に関する先行技術文献である。
特開2004−349669号公報
しかしながら、硫酸と過酸化水素水とを混合したSPM(Sulfuric acid hydrogen Peroxide Mixture)に半導体ウエハを浸漬するバッチ式のウエット処理では、硫酸と過酸化水素水とを混合してから半導体ウエハを浸漬するまでにの間に、レジスト膜の剥離に寄与するカロ酸(ペルオキソ一硫酸)の濃度が低下してしまうので、半導体ウエハの表面からレジスト膜を完全に剥離することは困難である。このようなカロ酸の濃度の低下は、反応性を高めるためにSPMの液温を高くすると特に問題となる。
一方、回転する半導体ウエハの表面にSPMを供給する枚葉式のウエット処理では、耐熱性の低いノズルを保護する必要があり、SPMの液温を十分に高くすることができないので、半導体ウエハの表面からレジスト膜を完全に剥離することは困難である。
また、特許文献1に示すような、回転する半導体ウエハの表面に硫酸と過酸化水素水とを順次に供給する枚葉式のウエット処理では、半導体ウエハの表面で過酸化水素水と硫酸とを均一に混合することができないため、やはり、半導体ウエハの表面からレジスト膜を完全に剥離することは困難である。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたもので、半導体ウエハ等の基板の表面からレジスト膜を効果的に剥離できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、基板の表面に過酸化水素水の液膜を形成する形成手段と、硫酸を貯留する硫酸槽と、前記形成手段により過酸化水素水の液膜が形成された基板を保持しつつ前記形成手段から前記硫酸槽内の硫酸中に基板を搬送する搬送手段と、前記硫酸槽に貯留された硫酸の液温を上昇させる上昇手段と、前記硫酸槽の開口部を開閉する槽カバーと、を備え、前記形成手段は、前記硫酸槽の上方位置に配置され、かつ前記槽カバーを閉じた状態で、基板に過酸化水素水を吹き付ける吹き付け手段を備えることを特徴とする基板処理装置である。
請求項2の発明は、前記硫酸槽から排出された硫酸を再び前記硫酸槽へ供給する循環経路と、前記循環経路に設けられ、硫酸中の浮遊物を粉砕させる粉砕槽と、前記粉砕槽よりも下流の前記循環経路に設けられ、前記粉砕槽による粉砕された浮遊物を濾過するフィルタと、をさらに備え、前記上昇手段は、前記循環経路に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置である。
請求項3の発明は、前記形成手段により基板の表面に過酸化水素水の液膜を形成する前に、基板の表面を親水化させる親水化手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板処理装置である。
請求項4の発明は、前記硫酸槽が前記親水化手段を兼用し、かつ前記搬送手段が、基板を保持しつつ前記硫酸槽から前記形成手段へ基板を搬送することを特徴とする請求項3に記載の基板処理装置である。
請求項5の発明は、薬液を貯留するとともに、薬液に浸漬させられた基板に超音波振動を付与する超音波槽をさらに備え、前記搬送手段が、基板を保持しつつ前記硫酸槽から前記超音波槽へ基板を搬送することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の基板処理装置である。
請求項6の発明は、薬液を貯留する容器と、前記容器に貯留された硫酸の液温を前記硫酸槽に貯留された硫酸の液温と同一に調整する調整手段と、前記容器から前記硫酸槽へ硫酸を供給する硫酸供給手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装置である。
請求項1の発明によれば、形成手段により過酸化水素水の液膜が形成されるので、すぐに搬送手段により基板を保持しつつ形成手段から硫酸槽内の硫酸中に基板を搬送され、このとき硫酸槽に貯留された硫酸の液温を上昇手段により上昇させられているので、過酸化水素水と硫酸との混合直後の高温SPMが基板に接触することとなり、基板の表面からレジスト膜を効果的に剥離できる。また、請求項1の発明によれば、硫酸槽の開口部を開閉する槽カバーを設ければ、硫酸槽に貯留された硫酸と基板に付着した過酸化水素水との混合反応による液体の飛散やミストの舞い上がりを防止できる。
請求項2の発明によれば、循環経路に設けられた粉砕槽により硫酸中の浮遊物を粉砕させ、粉砕槽よりも下流にも受けられたフィルタにより粉砕槽による粉砕された浮遊物を濾過しているので、フィルタの目詰まりを防止しながら、硫酸中の浮遊物を除去できる。
請求項3の発明によれば、形成手段により基板の表面に過酸化水素水の液膜を形成する前に、親水化手段により基板の表面を親水化させているので、基板の表面に均一な過酸化水素水の液膜形成が容易できる。
請求項4の発明によれば、硫酸槽が親水化手段を兼用しているので、簡易な構成で基板の表面に均一な過酸化水素水の液膜形成が容易にできる。
請求項5の発明によれば、搬送手段が基板を保持しつつ硫酸槽から超音波槽へ基板を搬送し、この超音波槽において薬液に浸漬させられた基板に超音波振動を付与しているので、基板の表面に付着した微細なレジスト残渣を効果的に除去できる。
請求項6の発明によれば、容器に貯留された硫酸の液温を硫酸槽に貯留された硫酸の液温と同一に調整し、硫酸供給手段により容器から硫酸槽へ硫酸を供給しているので、硫酸の液交換直後の液温を液交換直前の液温と同一になり、硫酸の液交換直後から基板の処理を再開することができる。
<1 基板処理の概略>
図1は、低温(ここでは、80℃)の硫酸(H2SO4)と常温の過酸化水素水H22とを混合したSPM(以下、「低温SPM」ともいう)における酸化剤濃度及び液温の時間変化を示すグラフであり、図2は、高温(ここでは、180℃)の硫酸と液温が常温の過酸化水素水とを混合したSPM(以下、「高温SPM」ともいう)における酸化剤濃度及び液温の時間変化を示す図である。図1及び図2においては、横軸は、硫酸と過酸化水素水とを混合してからの経過時間を示している。
また、図3は、低温SPM及び高温SPMにおける活性の時間変化を示すグラフである。ここで、「活性」とは、酸化剤濃度と液温との積を意味する。「活性」は、基板の表面からレジスト膜を剥離する能力を示す指標となる。図3においても、横軸は、硫酸と過酸化水素水とを混合してからの経過時間を示している。
図1及び図2を対比すると、低温SPMにおいては、酸化剤濃度は緩やかに減少し、液温は硫酸の希釈熱によって約140℃まで上昇した後に低下に転じ、高温SPMにおいては、酸化剤濃度は急に減少し、液温は酸化剤の希釈熱によって約200℃まで上昇した後に低下に転じる。
このような酸化剤濃度及び液温の時間変化により、図3に示すように、混合から約15秒が経過するまでは低温SPMよりも高温SPMの方が活性が高いが、低温SPMよりも高温SPMの方が急に活性が低下するため、混合から約15秒が経過すると高温SPMよりも低温SPMの方が活性が高くなる。したがって、基板の表面からレジスト膜を効果的に剥離するためには、混合直後の高温SPMを基板に接触させることが望ましい。なお、低温SPMよりも高温SPMの方が活性が高い状態を維持することができる時間は、硫酸の液温や硫酸と過酸化水素水との混合比等によって変化するため、常に「混合から約15秒」であるわけではないが、混合直後の高温SPMを基板に接触させることが望ましいという事情は変化しない。
この知見に基づき、本願出願人は、混合直後の高温SPMを基板に接触させて基板の表面からレジスト膜を効果的に剥離するべく、以下で説明する基板処理に想到した。
図4及び図5は、この基板処理の途上における基板の断面模式図である。
この基板処理においては、まず、図4に示すように、基板502の表面に常温の過酸化水素水の液膜504を形成する。続いて、図5に示すように、過酸化水素水の液膜504が表面に形成された基板502を高温の硫酸506に浸漬する。これにより、基板502の表面の近傍において高温の硫酸と過酸化水素水とが混合され、混合直後の高温SPMを基板502の表面に接触させることができる。このとき、高温SPMの化学的な作用が基板502の表面からのレジスト膜の剥離に寄与するのはもちろんであるが、そればかりではなく、硫酸と過酸化水素水とが混合されたときの混合熱によって起こる沸騰現象の物理力も基板502の表面からのレジスト膜の剥離に寄与することになる。
ここで、硫酸の液膜が表面に形成された基板を過酸化水素水に浸漬するのではなく、過酸化水素水の液膜が表面に形成された基板を硫酸に浸漬するようにしたのは、前者の場合、(i)基板を過酸化水素水に浸漬するまでの間に基板に付着した硫酸の液温が低下してしまう、(ii)基板に付着した硫酸よりも基板が浸漬される過酸化水素水の量の方が多いため、基板を過酸化水素水に浸漬したときに液温が低下してしまう、という問題を生じるからである。このような問題が生じるのは、揮発性の過酸化水素水の液温を常温付近に維持せざるを得ないことによるものである。
また、基板を硫酸に浸漬している時間については、硫酸の液温が高くなるほど短くする必要がある。これは、硫酸の液温が高いほど酸化剤濃度が急に低下し、図6に示すように、硫酸の液温が180℃であれば約20秒で酸化剤濃度が半分になり、硫酸の液温が160℃であれば約50秒で酸化剤濃度が半分になり、硫酸の液温が140℃であれば約200秒で酸化剤濃度が半分になることによるものである。なお、図6は、SPMにおける酸化剤濃度の時間変化を硫酸の液温が180℃、160℃及び140℃の場合について示すグラフである。図6においても、横軸は、硫酸と過酸化水素水とを混合してからの経過時間を示している。
<2 第1実施形態>
第1実施形態は、半導体ウエハWを過酸化水素水に浸漬することにより半導体ウエハWの表面に過酸化水素水の液膜を形成し、表面に過酸化水素水の液膜が形成された半導体ウエハWを高温の硫酸に浸漬することにより、混合直後の高温SPMを半導体ウエハWに接触させる基板処理装置1に関する実施形態である。基板処理装置1は、複数枚の半導体ウエハWを同時に処理することができるバッチ式の装置となっている。
以下では、半導体ウエハWの表面から不要となったレジスト膜を剥離するレジスト剥離工程に基板処理装置1を採用した場合を例として説明を行う。
<2.1 基板処理装置の構成>
{全体構成}
図7は、本発明の第1実施形態に係る基板処理装置1の模式図である。
図7に示すように、基板処理装置1は、主に、硫酸槽102、過酸化水素水槽142、超音波槽162、往行リフタ171、リフタ172、搬送ロボット173及び制御部182を備える。
{硫酸槽及びその附属物}
図7に断面を示す硫酸槽102は、硫酸103を貯留しており、基板処理装置1において同時に処理される複数枚の半導体ウエハWを貯留している硫酸103に浸漬することができる容器形状を有している。
硫酸槽102の内底面の近傍には、供給された硫酸を硫酸槽102の内部に向かって吐出する一対のノズル104が設けられ、硫酸槽102の外側面の上端の近傍には、あふれ出した硫酸を回収する外槽106が設けられている。
また、硫酸槽102の内部には、硫酸103の液温を測定する温度計108が設けられ、硫酸槽102の上方には、硫酸槽102の開口部を開閉する一対の槽カバー110が設けられている。温度計108の測定結果は制御部182によって取得され、槽カバー110の開閉動作は制御部182によって制御されている。
基板処理装置1では、往行リフタ171に保持された半導体ウエハWを硫酸103に浸漬した直後に槽カバー110を閉じるとともに、硫酸103から半導体ウエハWを引き上げる直前に槽カバー110を開くことにより、硫酸103に半導体ウエハWが浸漬されている間、硫酸槽102が槽カバー110により閉じられた状態になる。このように半導体ウエハWの硫酸103への浸漬及び硫酸からの引き上げに同期して槽カバー101を開閉すれば、硫酸103と半導体ウエハWに付着した過酸化水素水とが反応したときに、薬液が硫酸槽102の外部に飛散したり、ミストが硫酸槽102の外部に舞い上がったりすることを防ぐことができる。
基板処理装置1は、硫酸槽102を出てノズル104を介して硫酸槽102へ戻る硫酸の循環経路を構成する配管112を備える。配管112には、上流側から順に硫酸中のレジスト等の浮遊物をキロヘルツ帯の超音波で粉砕する粉砕槽114と、硫酸中の浮遊物を濾過するフィルタ116と、硫酸を加熱するヒータ118と、硫酸を送液するポンプ120とが設けられている。粉砕槽114、ヒータ118及びポンプ120の動作は、制御部182によって制御されている。ポンプ120で硫酸を送液することにより、当該循環経路に硫酸を循環させ、外槽106において回収した硫酸をノズル104へ再供給される。
粉砕槽114には、超音波振動版(図示省略)が設けられており、粉砕槽114での浮遊物の粉砕は、浮遊物によるフィルタ116の目詰まりを防ぐことができる程度であって、浮遊物がフィルタ116を通過してしまわない程度に行うことが望ましい。このように、粉砕槽114の下流にフィルタ116を設け、粉砕槽114を経由した硫酸中の浮遊物をフィルタ116で濾過するようにすれば、浮遊物によるフィルタ116の目詰まりを防ぎながら、硫酸中の浮遊物を除去することができる。これにより、フィルタ116の保守の回数を増やすことなく、硫酸槽102に貯留されている硫酸が清浄な状態を長時間維持することができる。
基板処理装置1では、制御部182が、温度計108の測定結果を取得し、当該測定結果に基づいてヒータ118の動作を制御することにより、硫酸103の液温を設定された液温に調整する。硫酸103の液温は、140℃以上とすることが望ましい。140℃未満となると、半導体ウエハWの表面からレジスト膜を剥離する能力が低下する傾向にあるからである。なお、硫酸103の液温を他の方法で上昇させてもよい。
基板処理装置1は、清浄な硫酸を硫酸槽102へ直接供給する供給経路を構成する配管120を備える。配管120の上流側には、清浄な硫酸を貯留するバッファタンク122が接続されており、配管120には、硫酸を送液するポンプ124と、配管120を開閉するバルブ126とが設けられている。ポンプ124及びバルブ126の動作は、制御部182によって制御されている。硫酸槽102に貯留された硫酸103の濃度が低下した場合や硫酸103がレジストのスカムで汚染された場合等に、バルブ126を開いてポンプ124で硫酸を送液することにより、バッファタンク122から配管120を介して硫酸槽102へ清浄な硫酸を送液する。
また、基板処理装置1は、バッファタンク122を出てバッファタンク122へ戻る硫酸の循環経路を構成する配管128を備える。配管128には、硫酸を加熱するヒータ130と、硫酸を送液するポンプ132とが設けられている。ヒータ130及びポンプ132の動作は、制御部182によって制御されている。基板処理装置1では、ポンプ132で硫酸を送液することにより、当該循環経路に硫酸を循環させる。
バッファタンク122の内部にも、貯留している硫酸の液温を測定する液温センサ134が設けられている。液温センサ134の測定結果も制御部182によって取得される。
基板処理装置1では、制御部182が、液温センサ134の測定結果を取得し、当該測定結果に基づいてヒータ130の動作を制御することにより、バッファタンク122に貯留されている硫酸の液温を設定された液温に調整する。これにより、バッファタンク122に貯留されている硫酸の液温を硫酸槽102に貯留されている硫酸103の液温と同一にすることができるので、交換直後の硫酸103の液温を交換直前の硫酸103の液温と同一にすることができ、硫酸103の交換直後から半導体ウエハWの処理を再開することができる。
{過酸化水素水槽及びその附属物}
図7に断面を示す過酸化水素水槽142は、過酸化水素水143を貯留しており、基板処理装置1において同時に処理される複数枚の半導体ウエハWを過酸化水素水143に浸漬することができる容器形状を有している。
過酸化水素水槽142の上方には、不活性ガスを半導体ウエハWに向かって吐出する一対のノズル144が設けられている。不活性ガスとしては、例えば、窒素ガス(N2)を用いることができる。
基板処理装置1は、不活性ガスをノズル144に供給する供給経路を構成する配管146を備える。配管146の上流側には、不活性ガスを供給する不活性ガス供給源148が接続されており、配管146には、上流側から不活性ガスを加熱するヒータ150と、不活性ガスの流量を制御する流量制御器152と、配管146を開閉するバルブ154とが設けられている。ヒータ150、流量制御器152及びバルブ154の動作は、制御部182によって制御されている。
基板処理装置1では、過酸化水素水143に浸漬された半導体ウエハWを引き上げるときにバルブ154を開くことにより、ノズル144から半導体ウエハWに向かって不活性ガスを吹きつけ、半導体ウエハWに付着している過酸化水素水の一部を吹き飛ばす。ここで、吹き飛ばされる過酸化水素水の量、別の見方をすれば、半導体ウエハWに付着して硫酸槽102に持ち込まれる過酸化水素水の量は、バルブ154の開閉のタイミングや流量制御器152における流量を調整することにより、調整することができる。なお、往行リフタ171で半導体ウエハWを引き上げる速度を調整することにより、半導体ウエハWに付着して硫酸槽102に持ち込まれる過酸化水素水の量を調整してもよい。
ヒータ150は、半導体ウエハWに加熱した不活性ガスを吹きつけることにより半導体ウエハWを加温し、硫酸103に半導体ウエハWを浸漬したときに、硫酸103の液温が極端に低下しないようにする。
{超音波槽及びその附属物}
図7に断面を示す超音波槽162は、硫酸163を貯留しており、基板処理装置1において同時に処理される複数枚の半導体ウエハWを硫酸163に浸漬することができる容器形状を有している。なお、音波槽162において、SPM等の硫酸以外の薬液を用いることもできる。
超音波槽162の下方には、超音波槽162に超音波振動を伝搬する伝搬水165を貯留する伝搬槽164と、メガヘルツ帯の超音波振動を発生する超音波振動子166とが設けられている。超音波槽162の底部は伝搬水165に浸漬されており、超音波振動子166は、伝搬槽164の外底面に取り付けられている。超音波振動子166の動作は、制御部182によって制御されている。
超音波振動子166が発生した超音波振動は、伝搬槽164の底部、伝搬水165、超音波槽162の底部及び硫酸163を介して、硫酸163に浸漬された半導体ウエハWに到達する。これにより、硫酸の化学的な作用及び超音波振動の物理的な作用が半導体ウエハWに加わり、半導体ウエハWに付着した微細なレジストの残渣を除去することができる。なお、以下では、このような半導体ウエハWの超音波洗浄を「メガソニック洗浄」と呼ぶ。
{搬送機構}
往行リフタ171、リフタ172及び搬送ロボット173は、基板処理装置1において同時に処理される複数の半導体ウエハWを間隔を置いて保持しつつ搬送する搬送機構である。往行リフタ171、リフタ172及び搬送ロボット173の動作は、制御部182によって制御されている。
往行リフタ171は、複数の半導体ウエハWを保持した状態で垂直方向及び水平方向に搬送するとともに、硫酸槽102の上方位置において半導体ウエハWを搬送ロボット173との間で受け渡しする。往行リフタ171は、硫酸103に浸漬されている半導体ウエハWを引き上げて過酸化水素水槽142の上方位置に水平方向に搬送してから過酸化水素水143に浸漬するとともに、過酸化水素水143に浸漬されている半導体ウエハWを引き上げて硫酸槽102の上方位置に水平方向に搬送してから硫酸103に浸漬する。また、行リフタ171は、硫酸槽102の上方位置で搬送ロボット173から半導体ウエハWを受け取って硫酸103に浸漬するともに、硫酸103に浸漬されている半導体ウエハWを引き上げて搬送ロボット173に受け渡す。
リフタ172は、複数の半導体ウエハWを保持した状態で垂直方向に搬送するとともに、超音波槽162の上方位置において半導体ウエハWを搬送ロボット173との間で受け渡しする。リフタ172は、超音波槽162の上方位置において搬送ロボット173から半導体ウエハWを受け取って硫酸163に浸漬するとともに、硫酸163に浸漬されている半導体ウエハWを引き上げて搬送ロボット173に受け渡す。
搬送ロボット173は、複数の半導体ウエハWを保持した状態で水平方向に搬送する。搬送ロボット173は、前工程から搬入された半導体ウエハWを往行リフタ171へ受け渡すとともに、リフタ172から受け渡された半導体ウエハWを後工程へ搬出する。また、搬送ロボット173は、往行リフタ171から受け取った半導体ウエハWを水平方向に搬送してからリフタ172へ受け渡す。
{制御部}
制御部182は、組み込みコンピュータを含んで構成され、基板処理装置1の各構成を統括制御する。
<2.2 基板処理装置の動作>
図8は、不要となったレジスト膜を半導体ウエハWの表面から剥離するレジスト剥離工程における基板処理装置1の動作を説明する流れ図である。
図8の流れに沿って説明すると、レジスト剥離工程においては、最初に、往行リフタ171が、制御部182からの制御を受けて、搬送ロボット173から受け取った半導体ウエハWを硫酸槽102の硫酸103に浸漬する(ステップS101)。このように、過酸化水素水槽142の過酸化水素水143に浸漬するのに先立って半導体ウエハWを硫酸103に浸漬すれば、半導体ウエハWの表面のレジスト膜が親水化される。これにより、半導体ウエハWの表面に過酸化水素水の液膜を形成するのに先立って半導体ウエハWの表面の過酸化水素水に対する濡れ性を改善することができ、半導体ウエハWの表面に均一な過酸化水素水の液膜を形成することが容易になる。なお、硫酸103に半導体ウエハWを浸漬するのに代えて、アンモニア水と過酸化水素水との混合物に半導体ウエハWを浸漬することにより、半導体ウエハWの表面の過酸化水素水に対する濡れ性を改善することもできる。ただし、親水化処理に硫酸槽102の硫酸103を利用することには、親水化処理のための槽を省略することができ、基板処理装置1のフットプリントを減らすことができるという利点がある。
次に、往行リフタ171は、制御部182からの制御を受けて、硫酸槽102の硫酸103から半導体ウエハWを引き上げる(ステップS102)。
続いて、往行リフタ171は、半導体ウエハWを過酸化水素水槽142の過酸化水素水143及び硫酸槽102の硫酸103に交互に浸漬する(ステップS103〜S107)。
すなわち、往行リフタ171は、まず、制御部182からの制御を受けて、過酸化水素水槽142の上方位置に半導体ウエハWを水平方向に搬送した後、過酸化水素水槽142の過酸化水素水143に半導体ウエハWを浸漬させる(ステップS103)。
次に、往行リフタ171は、制御部182からの制御を受けて、過酸化水素水143から半導体ウエハWを引き上げ(ステップS104)、硫酸槽102の上方位置に半導体ウエハWを水平方向に搬送した後、硫酸槽102の硫酸103に半導体ウエハWを浸漬する(ステップS105)。なお、往行リフタ171が半導体ウエハWを過酸化水素水103から引き上げるときには、制御部182からの制御を受けてバルブ154が開かれ、ノズル144から引き上げ途上の半導体ウエハWに向かって不活性ガスが吹き付けられる。半導体ウエハWに付着している過酸化水素水の量を適正化するためである。
しかる後に、往行リフタ171は、制御部182からの制御を受けて、硫酸103から半導体ウエハWを引き上げる(ステップS106)。
この後、半導体ウエハWの過酸化水素水143及び硫酸103への所定回数の浸漬が終了していれば(ステップS107で"YES")、メガソニック洗浄を行う(ステップS108)。すなわち、制御部182の制御を受けて、往行リフタ171が搬送ロボット173に半導体ウエハ173を受け渡し、搬送ロボット173が半導体ウエハWを水平方向に搬送してリフタ172に受け渡し、リフタ172が硫酸163に半導体ウエハWを浸漬し、超音波振動子166が超音波振動を発生する。しかる後に、リフタ172は、硫酸163から半導体ウエハWを引き上げて(ステップS109)、レジスト剥離工程の処理を終了する。
一方、所定回数の浸漬が終了していなければ(ステップS107で"NO")、ステップS103に戻って、往行リフタ171は、制御部182の制御を受けて、過酸化水素水槽102の過酸化水素水143に半導体ウエハWを再び浸漬する。
このように、半導体ウエハWを過酸化水素水143及び高温の濃硫酸103に交互に浸漬することにより、半導体ウエハWの表面からレジスト膜を効果的に剥離することができる。
<3 第2実施形態>
第2実施形態は、半導体ウエハWに向かって過酸化水素水を噴射することにより半導体ウエハWの表面に過酸化水素水の液膜を形成し、表面に過酸化水素水の液膜が形成された半導体ウエハWを高温の硫酸に浸漬することにより、混合直後の高温SPMを半導体ウエハWに接触させる基板処理装置2に関する実施形態である。
なお、基板処理装置2の構成は基板処理装置1の構成と類似している。このため、以下では、基板処理装置1の構成と基板処理装置2の構成との相違点を中心に説明し、基板処理装置1と共通する構成については同じ参照符号を付して詳細な説明を省略する。
<3.1 基板処理装置の構成>
図9は、本発明の第2実施形態に係る基板処理装置2の模式図である。
図9に示すように、基板処理装置2には、過酸化水素水槽142及びその附属物が設けられておらず、その代わりに、過酸化水素水を半導体ウエハWに向かって吐出する一対のノズル242が硫酸槽102の上方に設けられている。
また、基板処理装置2は、過酸化水素水をノズル242に供給する供給経路を構成する配管244を備える。配管244には、過酸化水素水を供給する過酸化水素水供給源246が接続されており、配管244には、配管244を開閉するバルブ248が設けられている。バルブ248の動作は、制御部182によって制御されている。
基板処理装置2では、半導体ウエハWが硫酸槽102の上方にあるときにバルブ248を開くことにより、ノズル242から半導体ウエハWに向かって過酸化水素水を噴射し、半導体ウエハWの表面に過酸化水素水の液膜を形成する。もちろん、半導体ウエハWに向かって過酸化水素水を噴射しているときには、槽カバー110を閉じ、過酸化水素水が硫酸槽102の内部に滴下しないようにしている。
また、基板処理装置2には、往行リフタ171に代えて、半導体ウエハWを保持しつつ垂直方向に搬送するリフタ271が設けられている。リフタ271は、半導体ウエハWを垂直方向に搬送するとともに、硫酸槽102の上方で半導体ウエハWを搬送ロボット173との間でやりとりする。リフタ271は、硫酸槽102の上方で搬送ロボット173から半導体ウエハWを受け取って硫酸103に浸漬するとともに、硫酸103に浸漬されている半導体ウエハWを引き上げて搬送ロボット173に受け渡す。
<3.2 基板処理装置の動作>
図10は、不要となったレジスト膜を半導体ウエハWの表面から剥離するレジスト剥離工程における基板処理装置2の動作を説明する流れ図である。
図10の流れに沿って説明すると、レジスト剥離工程においては、最初に、リフタ271が、制御部182からの制御を受けて、搬送ロボット173から受け取った半導体ウエハWを硫酸槽102の硫酸103に浸漬させる(ステップS201)。第1実施形態の場合と同様に、半導体ウエハWの表面のレジスト膜を親水化するためである。そして、リフタ271は、制御部182からの制御を受けて、硫酸103から半導体ウエハWを引き上げる(ステップS202)。
続いて、基板処理装置2では、半導体ウエハWへの過酸化水素水の噴射及び半導体ウエハWの硫酸槽102の硫酸103への浸漬を交互に行う(ステップS203〜S206)。
すなわち、制御部182からの制御を受けて、バルブ248が開かれ、ノズル242から半導体ウエハWに向かって過酸化水素水が噴射される(ステップS203)。そして、リフタ271は、表面に過酸化水素水の液膜が形成された半導体ウエハWを硫酸槽102の硫酸103に浸漬させる(ステップS204)。
しかる後に、リフタ271は、制御部182からの制御を受けて、硫酸103から半導体ウエハWを引き上げる(ステップS205)。
この後、半導体ウエハWへの過酸化水素水の噴射及び半導体ウエハWの硫酸103への浸漬が所定回数終了していれば、(ステップS206で"YES")、メガソニック洗浄を行う(ステップS207)。すなわち、制御部182の制御を受けて、リフタ271が搬送ロボット173に半導体ウエハWを受け渡し、搬送ロボット173が半導体ウエハWを水平方向に搬送してリフタ172に受け渡し、リフタ172が超音波槽162の硫酸163に半導体ウエハWを浸漬し、超音波振動子166が超音波振動を発生する。しかる後に、リフタ172は、硫酸163から半導体ウエハWを引き上げて(ステップS208)、レジスト剥離工程の処理を終了する。
一方、所定回数の浸漬が終了していなければ(ステップS206で"NO")、ステップS203に戻って半導体ウエハWに向かって過酸化水素水が再び噴射される。
このように、半導体ウエハWへの過酸化水素水の噴射及び半導体ウエハWの高温の硫酸103への浸漬を交互に行うことにより、半導体ウエハWの表面からレジスト膜を効果的に剥離することができる。
<4 その他>
第1実施形態では、硫酸槽102と過酸化水素水槽142とを一個ずつ設け、硫酸103と過酸化水素水143とに半導体ウエハWを交互に浸漬したが、図11に示すように、3個の硫酸槽302,304,306と、1個の過酸化水素水槽308とを設け、過酸化水素水槽308、硫酸槽302、過酸化水素水槽308、硫酸槽304、過酸化水素水槽308、硫酸槽306の順序で半導体ウエハWを浸漬してもよい。もちろん、この場合において、硫酸槽の数を2個に減らすこと又は4個以上に増やすことも許される。また、図12に示すように、3個の硫酸槽312,314,316と、3個の過酸化水素水槽318,320,322とを設け、過酸化水素水槽318、硫酸槽312、過酸化水素水槽320、硫酸槽314、過酸化水素水槽322、硫酸槽316の順序で半導体ウエハWを浸漬してもよい。もちろん、この場合においても、硫酸槽の数及び過酸化水素水槽の数を2個に減らすこと又は4個以上に増やすことも許される。
低温SPMにおける酸化剤濃度及び液温の時間変化を示す図である。 高温SPMにおける酸化剤濃度及び液温の時間変化を示す図である。 低温SPM及び高温SPMにおける活性の時間変化を示す図である。 基板処理の途上における基板の断面模式図である。 基板処理の途上における基板の断面模式図である。 SPMにおける酸化剤濃度の時間変化を示す図である。 第1実施形態に係る基板処理装置の模式図である。 第1実施形態に係る基板処理装置の動作を説明する流れ図である。 第2実施形態に係る基板処理装置の模式図である。 第2実施形態に係る基板処理装置の動作を説明する流れ図である。 半導体ウエハの浸漬順序の別例を説明する図である。 半導体ウエハの浸漬順序の別例を説明する図である。
符号の説明
1、2 基板処理装置
102 硫酸槽
103 硫酸
108 液温センサ
110 槽カバー
112 配管
114 粉砕槽
116 フィルタ
118 ヒータ
122 バッファタンク
142 過酸化水素水槽
143 過酸化水素水
162 超音波槽
163 硫酸
164 伝搬槽
166 超音波振動子
242 ノズル

Claims (6)

  1. 基板の表面に過酸化水素水の液膜を形成する形成手段と、
    硫酸を貯留する硫酸槽と、
    前記形成手段により過酸化水素水の液膜が形成された基板を保持しつつ前記形成手段から前記硫酸槽内の硫酸中に基板を搬送する搬送手段と、
    前記硫酸槽に貯留された硫酸の液温を上昇させる上昇手段と、
    前記硫酸槽の開口部を開閉する槽カバーと、
    を備え
    前記形成手段は、前記硫酸槽の上方位置に配置され、かつ前記槽カバーを閉じた状態で、基板に過酸化水素水を吹き付ける吹き付け手段を備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記硫酸槽から排出された硫酸を再び前記硫酸槽へ供給する循環経路と、
    前記循環経路に設けられ、硫酸中の浮遊物を粉砕させる粉砕槽と、
    前記粉砕槽よりも下流の前記循環経路に設けられ、前記粉砕槽による粉砕された浮遊物を濾過するフィルタと、をさらに備え、
    前記上昇手段は、前記循環経路に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記形成手段により基板の表面に過酸化水素水の液膜を形成する前に、基板の表面を親水化させる親水化手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記硫酸槽が前記親水化手段を兼用し、かつ
    前記搬送手段は、基板を保持しつつ前記硫酸槽から前記形成手段へ基板を搬送することを特徴とする請求項3に記載の基板処理装置。
  5. 薬液を貯留するとともに、薬液に浸漬させられた基板に超音波振動を付与する超音波槽をさらに備え、
    前記搬送手段は、基板を保持しつつ前記硫酸槽から前記超音波槽へ基板を搬送することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 薬液を貯留する容器と、
    前記容器に貯留された硫酸の液温を前記硫酸槽に貯留された硫酸の液温と同一に調整する調整手段と、
    前記容器から前記硫酸槽へ硫酸を供給する硫酸供給手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装置。
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