JP5016202B2 - 照明装置および画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置および画像処理装置に関する。
従来、ハロゲンランプなどの白色光源において発生された白色光から、カラーフィルタによって所定色の成分を抽出して、照明対象に照射する照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の図1に記載の照明装置では、光源ユニットにおける4つの白色光源に、4群に分割された光ファイバのそれぞれの入射端が対向配置されている。このうち3つの白色光源と、これらに対向配置されている3群の光ファイバのそれぞれの入射端との間には、RGB各色のカラーフィルタが固定配置されている。このような構成において、例えばR色のカラーフィルタに対応する白色光源から白色光を出射させると、R色のカラーフィルタを介して白色光からR色の照明光を生成することができる。
しかしながら、特許文献1の図1に記載の照明装置では、光源ユニットの発光能力を4つの白色光源に4分割している。すなわち、個々の白色光源は、光源ユニットの発光能力の1/4を利用して発光できるにすぎず、RGB各色の照明光の強度が弱くなってしまうという問題があった。
そこで、特許文献1の図6に記載の照明装置では、光源ユニットにおける白色光源を1つとし、かつ、光ファイバを1群とし、さらに、光源ユニットと光ファイバとの間に、RGB各色のカラーフィルタを有するフィルタ切替機構を設けている。フィルタ切替機構によって光源ユニットと光ファイバとの間に配置するカラーフィルタを切り替えることができ、例えばR色のカラーフィルタを光源ユニットと光ファイバとの間に配置すれば、R色の照明光を生成することができる。この際、特許文献1の図1に記載の照明装置のように光源ユニットの発光能力を分割していないので、光源ユニットの発光能力を最大限に活用してRGB各色の照明光を生成することができる。
特開2003−254718号公報(第3頁〜第5頁,図1,図6)
ところで、特許文献1の図6に記載の照明装置において光源ユニットと光ファイバとの間に配置されるフィルタ切替機構は、RGB各色のカラーフィルタが貼設される回動可能な円板状の基板を備えている。そして、この基板の厚みのために、光源ユニットと光ファイバとの間にはギャップが生じてしまっている。このギャップのために、光源ユニットから出射された光のうち発散角度の比較的大きい光は光ファイバの入射端に照射されなくなってしまう。このように、フィルタ切替機構を設けることによって光の損失が生じてしまうため、照明光の照度が小さくなってしまうという問題があった。
この問題は、カラーフィルタによって白色光をフィルタリングする場合に限らず、光をフィルタによってフィルタリングする場合一般に生じる問題である。
本発明の目的は、光をフィルタリングする際の光の損失を減らすことができる照明装置および画像処理装置を提供することである。
本発明の照明装置は、光を導入可能な光導入部と、前記光導入部から導入された光を導出可能な光導出部と、互いに異なる複数のフィルタおよび光透過部を有し、前記複数のフィルタおよび光透過部の何れかを前記光導入部と前記光導出部との間の光路上に切り替えて配置可能なフィルタ切替機構と、前記光導入部から導入された光を前記光導出部に伝送する伝送光学系と、前記光導入部に光を導入する光源であって、ハロゲンランプにより白色光を発生する白色光源、および、LEDにより色光を発生する色光源、を含む光源と、前記光導出部から導出された光を照明対象に照射する照射部と、を備えた照明装置であって、前記フィルタは、前記白色光から所定色の成分を抽出可能なカラーフィルタとして構成され、前記光導入部は、前記白色光を導入可能な白色光導入部と、少なくとも前記カラーフィルタの抽出色と同色の光を導入可能な色光導入部と、で構成され、前記伝送光学系は、前記白色光導入部によって導入される光、および、前記色光導入部によって導入される光、を切り替えて前記光導出部に伝送可能な光切替機構を有することを特徴とする。
このような構成の照明装置では、光導入部から導入された光源からの光が、フィルタによってフィルタリングされた後、光導出部から導出され、照射部から照明対象に照射される。このとき、伝送光学系によって、光導入部から導入された光が光導出部に伝送されるようになっているので、光導入部と光導出部との間のギャップにおける光の損失を減らすことができ、光を効率的に光導出部に伝送することができる。また、フィルタ切替機構によって、複数のフィルタの何れかまたは光透過部を切り替えることにより、ユーザのニーズに合わせたフィルタリングを簡単に行うことができる。
また、前記光導入部は、白色光を導入可能な白色光導入部として構成され、前記フィルタは、前記白色光から所定色の成分を抽出可能なカラーフィルタとして構成されるため、カラーフィルタによるフィルタリングによって、白色光から色付きの光を簡単に生成することができる。
また、少なくとも前記カラーフィルタの抽出色と同色の光を導入可能な色光導入部と、前記白色光導入部によって導入される光、および、前記色光導入部によって導入される光、を切り替えて前記光導出部に伝送可能な光切替機構と、が設けられるため、白色光導入部とカラーフィルタとを利用して色付きの光を生成することもできるし、色光導入部によって色付きの光を生成することもできる。そして、光切替機構によって、光導出部に伝送する光を、白色光導入部とカラーフィルタとによって生成された色付きの光と、色光導入部によって生成された色付きの光と、の間で切り替えることができる。
このような照明装置によれば、色付きの光を生成したい場合に、白色光導入部とカラーフィルタによって生成するか、色光導入部によって生成するか、を選択することができる。この選択は、例えば、白色光導入部に白色光を導入する白色光源と、色光導入部に色付きの光を導入する色光源と、の性質の違いに基づいて行うことができる。
本発明では、白色光源として発光輝度の大きいハロゲンランプを用い、色光源として応答性の高いLEDを用いることで、高輝度の色付きの光を生成したいときに白色光導入部とカラーフィルタとを利用し、迅速に色付きの光を生成したいときに色光導入部を利用することができる。このように、ユーザの使用目的に合わせて、光切替機構によって光を切り替えることができるので、汎用性の高い照明装置を提供することができる。
また、本発明の照明装置では、複数の前記光導入部と、当該複数の光導入部に対応する複数の前記光導出部と、が設けられることが好ましい。
このような構成の照明装置によれば、光導入部および光導出部の各対間を伝送される互いに異なる複数の光束をフィルタによって一遍にフィルタリングすることができるので、利便性を高めることができる。
また、本発明の照明装置では、前記伝送光学系は、前記光導入部から焦点距離分隔たって配置され、当該光導入部から導入された光を受けて伝送する第1レンズと、前記光導出部から焦点距離分隔たって配置され、前記第1レンズから伝送された光を受けて当該光導出部に伝送する第2レンズと、を備えることが好ましい。
このような構成の照明装置では、光導入部(=第1レンズの焦点位置)から導入された光束が、第1レンズによって略平行な光束に形成される。そして、第2レンズが、この略平行な光束を集光して、光導出部(=第2レンズの焦点位置)に伝送する。従って、このような照明装置によれば、伝送光学系を、簡素な2つのレンズを用いて構成することができるので、製造コストを低減することができる
また、本発明の照明装置では、当該照明装置は、複数の照明方式によって照明対象を照明可能であり、前記光源,前記光導入部,前記光導出部,前記照射部は、それぞれ前記各照明方式ごとに複数設けられる、ことが好ましい。
このような構成の照明装置によれば、各照明方式ごとに設けられた光源の発光強度を個別に調整することによって、各照明方式による照明強度を個別に調整することができる。なお、照明方式としては、垂直落射照明方式,斜め照明方式,透過照明方式などが例示される。
また、本発明の画像処理装置は、前記照明装置と、前記照明装置によって照明された照明対象を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって取得される画像データに基づいて所定の画像処理を行う画像処理手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成の画像処理装置は、前記照明装置を備えているので、当該照明装置、あるいは、当該照明装置が備えるフィルタリングユニットについて前述した作用・効果を奏することができる。なお、画像処理装置は、画像データに対して強調・変形・着色などの加工処理を行う装置だけではなく、画像データに基づいて照明・撮像対象の検査・測定・分類などの非加工処理を行う装置も含む。
次に、本発明の実施形態に係る画像測定装置を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明の画像処理装置としての画像測定装置1は、ステージ2上に載置された被測定物(図示せず)を照明する照明装置3と、照明装置3によって照明された被測定物を撮像する撮像手段としてのCCDカメラ4と、CCDカメラ4によって取得される画像データに基づいて被測定物についての各種測定を行う画像測定手段5(本発明における画像処理手段に相当)と、を備えて構成されている。
照明装置3は、ステージ2に対して垂直に照明光を照射する垂直落射照明方式と、ステージ2とCCDカメラ4とを結ぶ光軸Lを中心とする矩形状照明光をステージ2に対して斜めに照射する斜め照明方式と、の2つの照明方式によって被測定物を照明可能な装置である。照明装置3は、白色光を発生する白色光源を含む白色光源ユニット31と、RGB各色の光を発生する各色光源を含む色光源ユニット32と、白色光源ユニット31において発生された白色光および色光源ユニット32において発生された色光を導入して、白色光をフィルタリングして導出し、色光をそのまま導出するフィルタリングユニット33と、フィルタリングユニット33から導出された照明光をステージ2に載置された測定対象に照射する照射ユニット34と、を備えて構成されている。
白色光源ユニット31は、ハロゲンランプによって構成される白色光源311と、白色光源311からの白色光を集光する1対の集光レンズ312と、集光レンズ312によって集光された光が入射される入射端を有し当該入射光をフィルタリングユニット33に伝送する光ファイバによって構成される白色光伝送路313と、を備えて構成されている。
白色光源311は5つ設けられており、その発生光の強度が個々に調節可能に構成されている。5つの白色光源のうち1つは垂直落射照明方式用の白色光源311Aであり、残りの4つは斜め照明方式用の白色光源311B〜311Eである。ここで、斜め照明方式用の白色光源が4つ設けられているのは、後述するように、斜め照明方式の矩形状照明光における前後左右の4つの部分の照明強度を個々に調節できるようにするためである。以下、符号『A』は、垂直落射照明方式に関係することを表すものとし、符号『B』,『C』,『D』,『E』は、それぞれ、斜め照明方式の矩形状照明光における前後左右の各部分に関係することを表すものとする。
集光レンズ312は、垂直落射照明用および斜め照明用(前後左右)に5対(312A〜312E)設けられている。
白色光伝送路313は、垂直落射照明用および斜め照明用(前後左右)に5群(313A〜313E)に分割されている。
色光源ユニット32は、RGB各色の光を発生可能な各色光源としての各LED(Light Emitting Diode)、および、各LEDからの光を合成するダイクロイックミラーを含んで構成されるLEDユニット321と、LEDユニット321から出射される光をフィルタリングユニット33に伝送する光ファイバによって構成される色光伝送路322と、を備えて構成されている。
LEDユニット321は、垂直落射照明用および斜め照明用(前後左右)に5つ(321A〜321E)設けられている。各LEDユニット321A〜321Eに設けられている各LEDは、その発生光の強度を個々に調節可能に構成されている。したがって、各LEDユニット321A〜321Eでは、RGB各色のLEDにおいて発生される光をダイクロイックミラーによって合成することにより所望の色の光を生成することが可能である。
色光伝送路322は、垂直落射照明用および斜め照明用(前後左右)に5群(322A〜322E)に分割されている。
フィルタリングユニット33は、図2にも示されるように、外装ケース331の壁面に設けられた白色光導入部群332によって白色光伝送路313から伝送されてきた白色光を外装ケース331内に導入し、外装ケース331の壁面に設けられた色光導入部群333によって色光伝送路322から伝送されてきた色光を外装ケース331内に導入する。
白色光導入部群332は、円形状の断面を有し、当該円形状断面における円周方向に沿った各等間隔位置に設けられて5群の白色光伝送路313A〜313Eを接続可能な5つの白色光導入部3321A〜3321Eを有する。そして、白色光伝送路313A〜313Eから伝送されてきた白色光は、それぞれ、白色光導入部3321A〜3321Eの光出射端部3322A〜3322E(図2では、3322Aのみを表示)から外装ケース331内に出射される。
色光導入部群333は、白色光導入部群332と同様に、円形状の断面を有し、当該円形状断面における円周方向に沿った各等間隔位置に設けられて5群の色光伝送路322A〜322Eを接続可能な5つの色光導入部3331A〜3331Eを有する。そして、色光伝送路322A〜322Eから伝送されてきた色光は、それぞれ、色光導入部3331A〜3331Eの光出射端部3332A〜3332E(図2では、3332Aのみを表示)から外装ケース331内に出射される。
白色光導入部群332または色光導入部群333から外装ケース331内に導入された光は、伝送光学系335によって光導出部群334まで伝送され、当該光導出部群334によって外装ケース331外に導出される。
光導出部群334は、白色光導入部群332および色光導入部群333と同様に、円形状の断面を有し、当該円形状断面における円周方向に沿った各等間隔位置に設けられて5群の光伝送路341A〜341E(後述)を接続可能な5つの光導出部3341A〜3341Eを有する。そして、伝送光学系335によって伝送されてきた光は、それぞれ、光導出部群334の光入射端部3342A〜3342E(図2では、3342Aのみを表示)に入射され、光導出部3341A〜3341Eを介して、光伝送路341A〜341Eによって外装ケース331外に伝送される。
伝送光学系335は、3つのレンズ3351,3352,3353と、反射ミラー3354と、を備えて構成されている。
レンズ3351は、本発明の第1レンズを構成し、白色光導入部3321A〜3321Eの光出射端部3322A〜3322Eから焦点距離分隔たって配置されている。
レンズ3352は、色光導入部3331A〜3331Eの光出射端部3332A〜3332Eから焦点距離分隔たって配置されている。
レンズ3353は、本発明の第2レンズを構成し、光導出部3341A〜3341Eの光入射端部3342A〜3342Eから焦点距離分隔たって配置されている。
反射ミラー3354は、色光導入部群333から導入された色光を光導出部群334に向けて反射するミラーである。反射ミラー3354は、その位置が切替可能に設けられている。すなわち、反射ミラー3354を、色光導入部群333と光導出部群334とを結ぶ光路上の所定位置(以下、反射位置、という)に配置して光の反射に用いることもできるし、当該光路上から避けた位置(以下、退避位置、という)に配置して光の反射に用いないこともできる。なお、反射ミラー3354の反射位置は、白色光導入部群332と光導出部群334とを結ぶ光路上の位置でもある。
反射ミラー3354が反射位置にある場合には、白色光導入部群332から導入された光が反射ミラー3354に遮られて光導出部群334に到達することができない一方で、色光導入部群333から導入された光は反射ミラー3354に反射されて光導出部群334に到達することができる。また、反射ミラー3354が退避位置にある場合には、色光導入部群333から導入された光が反射ミラー3354に反射されずに光導出部群334に到達することができない一方で、白色光導入部群332から導入された光はそのまま光導出部群334に到達することができる。このように、反射ミラー3354の位置を反射位置と退避位置との間で切り替えることによって、白色光導入部群332から導入された光、および、色光導入部群333から導入された光、を切り替えて光導出部群334に伝送することができる。したがって、反射ミラー3354は、本発明の光切替機構を構成している。
図2には、白色光導入部3321Aの光出射端部3322Aから出射された光が、レンズ3351,レンズ3353を介して、光導出部3341Aの光入射端部3342Aに伝送される際の光路と、色光導入部3331Aの光出射端部3332Aから出射された光が、レンズ3352,反射ミラー3354,レンズ3353を介して、光導出部3341Aの光入射端部3342Aに伝送される際の光路を一点鎖線によって示している。
光出射端部3322Aがレンズ3351から焦点距離分隔たっているので、光出射端部3322Aから出射された光束は、レンズ3351によって略平行な光束に形成される。そして、この略平行な光束は、レンズ3353によって集光されて、当該レンズ3353から焦点距離分隔たった光入射端部3342Aに入射される。なお、光入射端部3342Aは、レンズ3351およびレンズ3353の中心同士を結ぶ軸を回転軸として、光出射端部3322Aに対して180°の回転対称位置に配置されている。これにより、光出射端部3322Aから出射された光が光入射端部3342Aに効率的に入射されるようになっている。
光出射端部3332Aがレンズ3352から焦点距離分隔たっているので、光出射端部3332Aから出射された光束は、レンズ3352によって略平行な光束に形成される。そして、この略平行な光束は、反射ミラー3354で反射された後、レンズ3353によって集光されて、当該レンズ3353から焦点距離分隔たった光入射端部3342Aに入射される。ここで、光学的に見れば、光出射端部3332Aおよび光入射端部3342Aの相互位置関係は、前述した光出射端部3322Aおよび光入射端部3342Aの相互位置関係と同等である。したがって、光出射端部3332Aから出射された光が光入射端部3342Aに効率的に入射されるようになっている。
以上、符号『A』について光路を説明したが、以上の説明は、その他の符号『B』〜『E』についてもほとんどそのまま当てはまるので、これらについての説明は省略する。
白色光導入部群332および色光導入部群333から導入された光が光導出部群334に伝送される光路上には、当該光路上にフィルタを切り替えて配置するフィルタ切替機構336が設けられている。
フィルタ切替機構336は、図3に良く示されているように、略円輪形状の筐体3361と、筐体3361に支持されながら中心軸周りに回動可能に設けられた略円板形状の回動基板3362を有している。回動基板3362の円周方向に沿った各等間隔位置には、4つの貫通孔が穿設されている。そして、RGB各色のカラーフィルタ336R,336G,336Bが、それぞれ、各貫通孔を覆うようにして設けられている。このように、回動基板3362における4つの貫通孔のうち、3つの貫通孔がカラーフィルタ336R,336G,336Bによって覆われ、かつ、1つの貫通孔がそのままの状態で置かれている。カラーフィルタに覆われていない1つの貫通孔は、光がそのまま通過される光通過部336Wを構成している。
このようなフィルタ切替機構336において、回動基板3362を手動または電動で回動させると、RGB各色のカラーフィルタ336R,336G,336B、および、光通過部336Wを、白色光導入部群332および色光導入部群333から導入された光が光導出部群334に伝送される光路上に切り替えて配置することができる。当該光路上にカラーフィルタ336R,336G,336Bのいずれかを配置すると、光導出部群334に向けて伝送される光から当該カラーフィルタに対応する色成分が抽出されて、光導出部群334に伝送される。また、当該光路上に光通過部336Wを配置すると、光導出部群334に向けて伝送される光は、光通過部336W内を通過して光導出部群334にそのまま伝送される。
照射ユニット34は、図1に示すように、フィルタリングユニット33の光導出部群334から導出された光を伝送する光ファイバによって構成される光伝送路341と、光伝送路341から伝送されてきた光をステージ2に載置された被測定物に照射する照射部342と、を備えて構成されている。
光伝送路341は、垂直落射照明用および斜め照明用(前後左右)に5群(341A〜341E)に分割されている。
照射部342は、光伝送路341Aから伝送されてきた光をステージ2に対して垂直に照射する垂直落射照明ユニット3421と、光伝送路341B〜341Eから伝送されてきた光をステージ2に対して斜めに照射する斜め照明ユニット3422と、を備えて構成されている。
垂直落射照明ユニット3421は、光伝送路341Aの端部から出射された光を伝送する1対の伝送レンズ34211と、この光をステージ2に対して垂直な方向に反射するハーフミラー34212と、を備えて構成されている。
斜め照明ユニット3422は、光伝送路341B〜341Eから伝送されてきた光を、それぞれ、矩形状の前後左右の各部分からステージ2に対して斜めに照射する斜め照射部3422B〜3422Eを有している。
図4に、ステージ2の方向から見た斜め照射部3422B〜3422Eを示す。各斜め照射部3422B〜3422Eに描かれている複数の○(白丸)は、それぞれ、光伝送路341B〜341Eを構成する各光ファイバの端部を模式的に示すものである。この各光ファイバの端部から光が出射され、ステージ2に載置された被測定物が照明されるようになっている。
照明装置3によって照明された被測定物からの反射光は、ハーフミラー34212を透過してCCDカメラ4によって受光される。
画像測定手段5は、CCDカメラ4で取得された被測定物の画像データに基づいて、被測定物についての各種測定を行う。
続いて、以上のような構成を備える画像測定装置1における照明装置3の動作について説明する。
<白色光源ユニットを用いて照明を行う場合>
白色光源ユニット31を用いて照明を行う場合、フィルタリングユニット33における反射ミラー3354を退避位置に切り替え、白色光導入部群332から導入される光が光導出部群334に到達できるようにしておく。
そして、生成したい照明光の色に応じてフィルタ切替機構336における回動基板3362を回動させ、カラーフィルタ336R,336G,336B、および、光通過部336Wのいずれかを、白色光導入部群332と光導出部群334とを結ぶ光路上に配置する。具体的には、R色の照明光を生成したい場合にはカラーフィルタ336Rを、G色の照明光を生成したい場合にはカラーフィルタ336Gを、B色の照明光を生成したい場合にはカラーフィルタ336Bを、白色(W色)の照明光を生成したい場合には光通過部336Wを、それぞれ、光路上に配置する。
そして、所望の照明方式に応じた白色光源311を発光させることにより、当該照明方式に従って被測定物の照明を行う。すなわち、垂直落射照明を行いたい場合は白色光源311Aを発光させ、図4における前側の斜め照射部3422Bから斜め照明を行いたい場合は白色光源311Bを発光させ、図4における後側の斜め照射部3422Cから斜め照明を行いたい場合は白色光源311Cを発光させ、図4における左側の斜め照射部3422Dから斜め照明を行いたい場合は白色光源311Dを発光させ、図4における右側の斜め照射部3422Eから斜め照明を行いたい場合は白色光源311Eを発光させる。なお、各白色光源311A〜311Eは、単独で発光させてもよいし、同時に発光させてもよい。同時に発光させる場合、各白色光源311A〜311Eからの発光量を個々に調節することにより、照明状態を精密に制御することが可能である。
以上のように、白色光源ユニット31によって発生された白色光は、白色光導入部群332を介してフィルタリングユニット33に導入される。導入された白色光は、その光路上に配置されているカラーフィルタ336R,336G,336B、あるいは、光通過部336Wによって、フィルタリング、あるいは、そのまま通過される。すなわち、カラーフィルタ336Rが光路上に配置されている場合には、白色光からR色の成分が抽出されてR色の照明光が生成され、カラーフィルタ336Gが光路上に配置されている場合には、白色光からG色の成分が抽出されてG色の照明光が生成され、カラーフィルタ336Bが光路上に配置されている場合には、白色光からB色の成分が抽出されてB色の照明光が生成され、光通過部336Wが光路上に配置されている場合には、白色光はそのまま通過されてW色の照明光となる。この際、各白色光源311A〜311Eを同時に発光させていた場合であっても、カラーフィルタ336R,336G,336Bおよび光通過部336Wによって、各白色光源311A〜311Eからの白色光から一度に同色(RGBWのいずれか1色)の照明光を生成することができる。
このようにフィルタリングユニット33によって生成された照明光は、照射ユニット34によってステージ2に載置された被測定物に照射される。
<色光源ユニットを用いて照明を行う場合>
色光源ユニット32を用いて照明を行う場合、フィルタリングユニット33における反射ミラー3354を反射位置に切り替え、色光導入部群333から導入される光が反射ミラー3354によって反射されて光導出部群334に到達できるようにしておく。
そして、フィルタ切替機構336における回動基板3362を回動させ、光通過部336Wを、色光導入部群333と光導出部群334とを結ぶ光路上に配置する。
そして、所望の照明方式に応じたLEDユニット321から光を出射させることにより、当該照明方式に従って被測定物の照明を行う。すなわち、垂直落射照明を行いたい場合はLEDユニット321Aから光を出射させ、図4における前側の斜め照射部3422Bから斜め照明を行いたい場合はLEDユニット321Bから光を出射させ、図4における後側の斜め照射部3422Cから斜め照明を行いたい場合はLEDユニット321Cから光を出射させ、図4における左側の斜め照射部3422Dから斜め照明を行いたい場合はLEDユニット321Dから光を出射させ、図4における右側の斜め照射部3422Eから斜め照明を行いたい場合はLEDユニット321Eから光を出射させる。なお、各LEDユニット321A〜321Eにそれぞれ格納されているRGB各色のLEDの発光量を個々に調節することにより、各LEDユニット321A〜321Eからの出射光を所望の量および色に調節することが可能である。ここで、各LEDユニット321A〜321Eからは、単独で光を出射させてもよいし、同時に光を出射させてもよい。同時に光を出射させる場合、各LEDユニット321A〜321Eからの出射光の量および色を個々に調節することにより、照明状態を精密に制御することが可能である。
以上のように、色光源ユニット32によって発生された色光は、色光導入部群333を介してフィルタリングユニット33に導入される。導入された色光は、その光路上に配置されている光通過部336Wをそのまま通過して光導出部群334に到達してフィルタリングユニット33外に導出される。
このようにフィルタリングユニット33から導出された照明光は、照射ユニット34によってステージ2に載置された被測定物に照射される。
<実施形態の効果>
以上のような実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
レンズ3351が白色光導入部3321A〜3321Eの光出射端部3322A〜3322Eから焦点距離分隔たって配置されており、かつ、レンズ3353が光導出部3341A〜3341Eの光入射端部3342A〜3342Eから焦点距離分隔たって配置されているので、光出射端部3322A〜3322Eから出射された光を損失なく効率的に光入射端部3342A〜3342Eに伝送することができる。
また、レンズ3352が色光導入部3331A〜3331Eの光出射端部3332A〜3332Eから焦点距離分隔たって配置されており、かつ、レンズ3353が光導出部3341A〜3341Eの光入射端部3342A〜3342Eから焦点距離分隔たって配置されているので、光出射端部3332A〜3332Eから出射された光を損失なく効率的に光入射端部3342A〜3342Eに伝送することができる。
また、伝送光学系335を、簡素なレンズ3351,3352,3353を用いて構成することができるので、フィルタリングユニット33の製造コストを低減することができる。
また、フィルタ切替機構336によってカラーフィルタ336R,336G,336Bを切り替えることにより、ユーザのニーズに合わせた白色光のフィルタリングを簡単に行って色付きの光を生成することができる。
また、フィルタ切替機構336における光通過部336Wによって、白色光導入部群332からフィルタリングユニット33に導入された白色光を、カラーフィルタ336R,336G,336Bによってフィルタリングすることなく、そのまま光導出部群334から導出させて被測定物の照明に用いることができる。
また、フィルタ切替機構336における光通過部336Wによって、色光導入部群333からフィルタリングユニット33に導入された色光を、カラーフィルタ336R,336G,336Bによってフィルタリングすることなく、そのまま光導出部群334から導出させて被測定物の照明に用いることができる。
また、色付きの光を生成したい場合に、白色光源311とカラーフィルタ336R,336G,336Bとによって生成するか、LEDユニット321によって生成するか、を、反射ミラー3354の位置(反射位置/退避位置)によって切り替えることができる。
ここで、一般に、ハロゲンランプなどの白色光源は、発光輝度が大きい一方で応答性が低いことが知られており、LEDなどの色光源は発光輝度が小さい一方で応答性が高いことが知られている。
そこで、大きな輝度の色付きの照明光を生成したいとき(例えば、照明対象としての被測定物の反射率が著しく低いようなとき)には、反射ミラー3354を退避位置に切り替えて白色光源311とカラーフィルタ336R,336G,336Bとを利用し、迅速に色付きの照明光を生成したいときには、反射ミラー3354を反射位置に切り替えてLEDユニット321を利用すれば、ユーザの目的に合わせて適切な照明光を生成することができる。
また、5つの白色光導入部3321A〜3321Eおよび5つの光導出部3341A〜3341Eの各対間を伝送される互いに異なる複数の光束を1枚のカラーフィルタ336R,336G,336Bによって一遍にフィルタリングすることができるので、利便性を高めることができる。
また、垂直落射照明用および斜め照明用(前後左右)に設けられた白色光源311A〜311EあるいはLEDユニット321A〜321Eの発光強度(LEDユニットでは発光色も)を個別に調整することによって、各照明方式『A』〜『E』による照明強度(LEDユニットでは照明色も)を個別に調整することができ、照明状態を精密に制御することができる。
また、カラーフィルタ336R,336G,336Bが、熱を発する白色光源ユニット31や色光源ユニット32から所定距離以上離隔されてフィルタリングユニット33の外装ケース331内に配置されているので、白色光源ユニット31や色光源ユニット32において発生される熱によってカラーフィルタ336R,336G,336Bの特性が変化してしまうのを防止することができ、安定した精度でフィルタリングを行うことができる。
また、フィルタリングユニット33に白色光導入部群332と色光導入部群333とを設けることによって、白色光源ユニット31と色光源ユニット32とをフィルタリングユニット33に接続することができる。この際、白色光導入部群332と色光導入部群333とを同じ構成とすることができ、また、白色光源ユニット31と色光源ユニット32とを互いに似た構成とすることができる。したがって、これらの製造コストを低く抑えることができる。
また、1つのフィルタリングユニット33によって、白色光源ユニット31に基づく照明光と、色光源ユニット32に基づく照明光と、を生成することができるので、フィルタリングユニット33の汎用性を高めることができる。
<変形例>
本発明は、以上で説明した実施形態によって限定されるものではなく、この実施形態を、本発明の目的を達成できる範囲内において変形したものであれば、本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、前記実施形態では画像測定装置1について説明したが、画像測定装置1に設けられている照明装置3は、単独でも本発明の技術的範囲に含まれる。
また、前記実施形態では本発明におけるフィルタをRGB各色のカラーフィルタ336R,336G,336Bとして説明していたが、フィルタはこれに限られず、例えば、所定方向に振動する偏光のみを抽出する偏光フィルタ、光量カットに用いられるND(Neutral Density)フィルタ、透光部と遮光部とを有し透光部で光を透過させ遮光部で光を遮断する一部透光(一部遮光)フィルタなどを用いてもよい。
また、前記実施形態では、フィルタがカラーフィルタ336R,336G,336Bであったため、色光源ユニット32において発生される色光をフィルタリングする必要性が小さかったが、特にフィルタとして前記のようなカラーフィルタ以外のものを用いた場合には、色光源ユニット32において発生された光をフィルタリングする必要性も生じうる。
また、前記実施形態では、RGB各色の3枚のカラーフィルタ336R,336G,336Bを用いていたが、カラーフィルタを用いる場合、その色は任意の色(例えば、シアン,マゼンタ,イエロー)でよく、また、枚数も3枚に限られない。
また、前記実施形態では、フィルタリングユニット33に色光導入部群333を設け、色光源ユニット32をフィルタリングユニット33に接続することができるようにしていたが、前記実施形態でも説明したように色光源ユニット32において発生された色光はカラーフィルタ336R,336G,336Bによってフィルタリングされない(光通過部336Wを通過される)ので、色光導入部群333をフィルタリングユニット33に設けなくてもよい。この場合、フィルタリングユニット33の外側において、色光源ユニット32において発生された色光を導入する色光導入部を設け、かつ、フィルタリングユニット33において白色光から生成された光と、色光源ユニット32において発生された光と、の間で照明光を切り替える光切替機構を設けることにより、前記実施形態と同等の照明を行うことができる。
また、前記実施形態では、フィルタリングユニット33において光を導入する光導入部として、白色光導入部3321A〜3321Eおよび色光導入部3331A〜3331Eの合計10個の光導入部を設けていたが、光導入部を白色光導入用と色光導入用とに分ける必要はなく、また、光導入部の数も10に限定されず、1個でも10以外の複数個であってもよい。これと同様に、光導出部の数も前記実施形態における5個(3341A〜3341E)に限定されない。
また、前記実施形態では、伝送光学系335を3つのレンズ3351,3352,3353によって構成していたが、フィルタリングユニット33における光導入部から導入された光を光導出部に伝送することができるのであれば、伝送光学系335の構成は問わない。
また、前記実施形態では、照明装置3の照明方式として垂直落射照明方式と斜め照明方式(前後左右)を採用していたが、斜め照明方式の1態様としてのリング照明方式や、透過照明方式(透光性を有するステージ2の下方から照明光を照射する方式)などを採用してもよい。
また、前記実施形態では、3枚のフィルタ336R,336G,336Bを切り替えるフィルタ切替機構336を設けていたが、1枚のフィルタのみによって光をフィルタリングするのであれば、フィルタ切替機構336を設ける必要はなく、当該1枚のフィルタをフィルタリングユニット内の光路上に定常的に配置させればよい。
また、前記実施形態では、フィルタ切替機構336において、回動基板3362を回動させることによってフィルタ336R,336G,336Bおよび光通過部336Wの切り替えを行っていたが、切替方式はこれに限られない。例えば、基板の長尺方向に沿って直線状にフィルタや光通過部を順次配置することによってフィルタ切替機構を構成し、基板のスライド操作によってフィルタや光通過部の切り替えを行うようにしてもよい。
また、前記実施形態では、LEDユニット321に、それぞれ、RGB各色の光を発光可能な3つのLEDを格納していたが、LEDの数は3つに限られず、また、LEDの発光色はRGBの各色に限られない。例えば、シアン,マゼンタ,イエローの3色でもよいし、それ以外の色でもよい。しかしながら、RGBや、シアン,マゼンタ,イエローのような、3原色に相当する3色のLEDを設ければ、当該3色のLEDの個々の発光輝度を調節することにより所望輝度および所望色の光を生成することが可能である。なお、前記実施形態では、カラーフィルタ336R,336G,336Bの色と、LEDの発光色とが、RGBで揃っていたが、揃える必要はない。
また、前記実施形態では、白色光導入部群332に1つの白色光源ユニット31を接続している状態について説明したが、白色光導入部群332から白色光源ユニット31を取り外して、他の光源ユニット(白色光を発生するものに限られない)を接続し、当該他の光源ユニットにおいて発生される光をフィルタリングユニット33によってフィルタリングすることもできる。このように、白色光導入部群332には各種の光源ユニットを着脱することができる。同様に、色光導入部群333にも各種の光源ユニット(色光を発生するものに限られない)を着脱することができる。これにより、フィルタリングユニット33の汎用性を高めることができる。
また、前記実施形態では、フィルタ切替機構336を光導出部群334の前に配置し、白色光導入部群332と光導出部群334とを結ぶ光路上、および、色光導入部群333と光導出部群334とを結ぶ光路上、の2つの光路上にフィルタ切替機構336が配置されるようになっていたが、カラーフィルタ336R,336G,336Bによって白色光のフィルタリングを行う前記実施形態では、フィルタ切替機構336は、白色光導入部群332と光導出部群334とを結ぶ光路上にあればよく、色光導入部群333と光導出部群334とを結ぶ光路上にある必要はない。この限りにおいて、フィルタリングユニット33内におけるフィルタ切替機構336の位置は変更可能である。
本発明は、光のフィルタリングに利用することができる。
本発明の実施形態に係る画像測定装置の構成を示す図である。 画像測定装置におけるフィルタリングユニットの構成を示す断面図である。 フィルタリングユニットにおけるフィルタ切替機構の構成を示す斜視図である。 画像測定装置におけるステージの方向から見た斜め照射部を示す図である。
符号の説明
1…画像測定装置(画像処理装置)
2…ステージ
3…照明装置
4…CCDカメラ
5…画像測定手段
31…白色光源ユニット
32…色光源ユニット
33…フィルタリングユニット
34…照射ユニット
311…白色光源
321…LEDユニット
332…白色光導入部群
333…色光導入部群
334…光導出部群
335…伝送光学系
336…フィルタ切替機構
3351,3352,3353…レンズ
3354…反射ミラー
3421…垂直落射照明ユニット
3422…斜め照明ユニット

Claims (5)

  1. 光を導入可能な光導入部と、
    前記光導入部から導入された光を導出可能な光導出部と、
    互いに異なる複数のフィルタを有し、前記複数のフィルタおよび光透過部の何れかを前記光導入部と前記光導出部との間の光路上に切り替えて配置可能なフィルタ切替機構と、
    前記光導入部から導入された光を前記光導出部に伝送する伝送光学系と、
    前記光導入部に光を導入する光源であって、ハロゲンランプにより白色光を発生する白色光源、および、LEDにより色光を発生する色光源、を含む光源と、
    前記光導出部から導出された光を照明対象に照射する照射部と、
    を備えた照明装置であって、
    前記フィルタは、前記白色光から所定色の成分を抽出可能なカラーフィルタとして構成され、
    前記光導入部は、前記白色光を導入可能な白色光導入部と、少なくとも前記カラーフィルタの抽出色と同色の光を導入可能な色光導入部と、で構成され、
    前記伝送光学系は、前記白色光導入部によって導入される光、および、前記色光導入部によって導入される光、を切り替えて前記光導出部に伝送可能な光切替機構を有することを特徴とする照明装置
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記伝送光学系は、
    前記光導入部から焦点距離分隔たって配置され、当該光導入部から導入された光を受けて伝送する第1レンズと、
    前記光導出部から焦点距離分隔たって配置され、前記第1レンズから伝送された光を受けて当該光導出部に伝送する第2レンズと、
    を備えることを特徴とする照明装置
  3. 請求項1または請求項に記載の照明装置において、
    複数の前記光導入部と、
    当該複数の光導入部に対応する複数の前記光導出部と、
    が設けられることを特徴とする照明装置
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載の照明装置において、
    当該照明装置は、複数の照明方式によって照明対象を照明可能であり、
    前記光源,前記光導入部,前記光導出部,前記照射部は、それぞれ前記各照明方式ごとに複数設けられる、
    ことを特徴とする照明装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載の照明装置と、
    前記照明装置によって照明された照明対象を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって取得される画像データに基づいて所定の画像処理を行う画像処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
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