JP5012212B2 - 野菜収穫機 - Google Patents
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Description
また、圃場の起伏や石等により周回履帯(9)が撓んでも、走行装置(1)の前側で周回履帯(9)を圃場に接地させる第1の支持転輪(3)が周回履帯(9)を後方に送ると共に、前外側補助輪(11)と第1の支持転輪(3)の前後距離(L1)を前外側補助輪(11)と第2の支持転輪(4)の前後距離(L2)よりも短くしたことにより、周回履帯(9)が横ずれし始める前に前外側補助輪(11)が周回履帯(9)を後方に送るため、周回履帯(9)の脱落を防止することができる。
さらに、後外側補助輪(12)が周回履帯(9)を後方に送ると共に、後外側補助輪(12)と第4の支持転輪(6)の前後距離(L3)を後外側補助輪(12)と第3の支持転輪(5)の前後距離(L4)よりも短くしたことにより、周回履帯(9)が横ずれし始める前に走行装置(1)の後側で周回履帯(9)を圃場に接地させる支持転輪(6)が周回履帯(9)を後方に送るため、周回履帯(9)の脱落を確実に防止することができる。
前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)を設けた補助フレーム(13)を、第1から第4の支持転輪(3,4,5,6)よりも機体外側で且つ周回履帯(9)の左右幅内に配置したことにより、野菜収穫機が畝溝上を走行する際、前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)が周回履帯(9)を作業中の畝条の端部あるいは隣接の畝条の端部に接地させるため、機体が畝溝方向に傾くことを防止できる。
また、前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)を第1から第4の支持転輪(3,4,5,6)よりも上方位置に配置したことにより、野菜収穫機が畝溝状を走行しないときは前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)が周回履帯(9)に接触することを防止できる。
また、圃場の起伏や石等により周回履帯(9)が撓んでも、走行装置(1)の前側で周回履帯(9)を圃場に接地させる第1の支持転輪(3)と第4の支持転輪(6)が周回履帯(9)を後方に送る構成とし、前外側補助輪(11)と第1の支持転輪(3)の前後距離(L1)を前外側補助輪(11)と第2の支持転輪(4)の前後距離(L2)よりも短くすると共に、後外側補助輪(12)と第4の支持転輪(6)の前後距離(L3)を後外側補助輪(12)と第3の支持転輪(5)の前後距離(L4)よりも短くしたことにより、周回履帯(9)が横ずれし始める前に前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)が周回履帯(9)を後方に送るため、周回履帯(9)の脱落を確実に防止することができるので、収穫作業の能率が向上すると共に、作業の安全性が向上する。
また、前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)を第1から第4の支持転輪(3,4,5,6)よりも上方位置に配置したことにより、野菜収穫機が畝溝状を走行しないときは前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)が周回履帯(9)に接触することを防止できるので、前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)と補助フレーム(13)にかかる負荷が軽減される。
本発明の構成例に係る野菜収穫機は、機体を走行させる無限軌道式の左右の走行装置1と、機体の左右一側に搭載した引抜搬送装置Pとを備えて構成され、該引抜搬送装置Pが圃場に植生する根菜類を引き抜き、機体後部へ搬送するものである。
上記走行装置1は、詳細には、その左側面図および要部平面図を図1、図2に夫々示すように、機体フレーム2の前後方向に並ぶ複数軸(図例は4軸)の支持転輪3〜6とミッション軸から動力を受ける駆動ホイール7をクローラフレーム8に軸支し、これら支持転輪3〜6および駆動ホイール7を周回履帯9によって巻回する。
この周回履帯9は肉厚のゴム材に芯金を埋め込んで駆動ホイール7と咬み合うように駆動構成され、支持転輪3〜6の側端の外側方に及ぶ所定の幅寸法Wに形成する。
また、前外側補助輪11が周回履帯9と接触していないことにより、前外側補助輪11の取付け及び取外しが容易となり、機体のメンテナンス性が向上する。
また、後外側補助輪12が周回履帯9と接触していないことにより、前外側補助輪11の取付け及び取外しが容易となり、機体のメンテナンス性が向上する。
次に、走行装置の補助フレーム13は、その要部平面図(a)、側面図(b)を図4に、図4(b)のC矢視図を図5に夫々示すように、荷重による圧縮は前後連結アーム21,22により受け、荷重による曲げは前後のステー23、24によって受けるように構成する。上記のように補助フレーム13を構成することにより、機体荷重に耐えることができる。
また、前連結アーム21は機体フレーム2の角パイプ25に差込式とすることによって取付け及び取外しが容易となり、メンテナンス性が向上する。また、前後連結アーム21,22は、隣接条の根菜類の茎等に接触しないように下部を機体内側方向に傾斜させて構成し、さらに、全体を左右にスライド可能に構成することで、幅の異なる周回履帯9にも対応することができる。
次に、走行装置1の別の構成例として、図6a、6bに示すように、機体の未掘り側、通常は機体の進行方向左側に配置の引抜搬送装置Pの側について、第1〜第3の支持転輪3,4,5の外側方に外側延長部3a,4a,5aを延長形成し、これら第1〜第3の支持転輪3,4,5は、受ける荷重を低減するために、キャリアと反対側に取付ける。
また、外側延長部3a、4a,5aは、通常の走行時は周回履帯9と接触せず、曲げモーメントの増加に伴うシャフトヘの負担を低減するために、その径が支持転輪3〜5の径より小さく形成する。
次に、走行装置の別の構成例の側面図および平面図を図7、図8にそれぞれ示す。走行装置1と隣接条のニンジンとの接触を防止するために、前後外側補助輪11,12を支持する補助フレーム13を周回履帯9の幅内に設ける。また、周回履帯9の撓みによっても接触しないように、前後外側補助輪11,12の中間部13bを上に逃がして高く配置する。
次に、前後外側補助輪11,12は、別例の平面図を図9に示すように、その補助フレーム13の前後位置に左右の支持プレート13c,13cによって両持ち支持に構成する。前後支持転輪11,12を上記構造とすることにより、片持ち支持による捻り剛性を要しないので、補助フレーム13の厚さ寸法を小さくすることができ、前後外側補助輪11,12の幅を大きくすることができる。
また、前部の前外側補助輪11の前方に支持プレート13cの延長部13dを設けてシャフトに茎等が巻き付くのを防止し、後外側補助輪12は、茎等が絡みつこうとした場合の抜けをよくするために、支持プレート13cの長さはシャフト端までとする。
次に、第4支持転輪6については、図10a、10bに示すように、第1支持転輪3の外側延長部3aと共に、外側延長部6aを形成する。
第4支持転輪6はテンションローラとして他の支持転輪より周回履帯9の巻き付け角度が180°近くあることから、周回履帯9が外れることが防止される。また、第1支持転輪3はその前方で周回履帯9が上方に向かって引っ張られていることから、その張力の分力により周回履帯9が外れることが防止される。
既刈り側の機体前方には、図11の機体要部の平面図(a)および側面図(b)に示すように、ゲージ輪31で支持されて圃場の土を内側に向けて寄せる排土板32を配置する。ゲージ輪31の支持アーム31aと排土板32の支持アーム32aはスライド構造によって長さ調節可能に構成し、その取付部33aを機体から延びる支持フレーム33に対して回動可能に支持することにより、ゲージ輪31によって畝に追従可能に構成する。
次に、伝動系について、図13〜図16において説明する。
油圧変速機構(HST)45のベベルギア46に駆動軸47を軸着し、該駆動軸47の他端を引抜搬送装置Pの搬送ベルト44やカッタ43に駆動力を伝達するベベルギア48に軸着する。また、前記駆動軸47に第1スプロケット49を装着し、クリーンコンベア41aにクリーンコンベア駆動スプロケット50を装着すると共に、第1スプロケット49とクリーンコンベア駆動スプロケット50との間に第1チェーン51を無端状に巻き掛ける。そして、クリーンコンベア駆動スプロケット50に軸52を装着し、該軸52に第2スプロケット53を装着し、くみ上げコンベア41bに連結軸56を介してくみ上げコンベア駆動スプロケット54を装着すると共に、第2スプロケット53とくみ上げコンベア駆動スプロケット54との間に第2チェーン55を無端状に巻き掛けて、クリーンコンベア41aとくみ上げコンベア41bとを引抜搬送フレーム42に連結させる連結ユニット57を構成する。
3 第1支持転輪
3a 外側延長部
4,5 中間支持転輪
6 第4支持転輪
6a 外側延長部
7 駆動ホイール
8 クローラフレーム
9 周回履帯
11 前外側補助輪
12 後外側補助輪
13 補助フレーム
13b 中間部
B 畝問
L1〜L4 距離
P 引抜搬送装置
W 幅寸法
Claims (2)
- 機体の前後方向に並ぶ複数の第1から第4の支持転輪(3,4,5,6)に、該第1から第4の支持転輪(3,4,5,6)の側端よりも機体外側に及ぶ幅寸法(W)を有する周回履帯(9)を巻回して構成する無限軌道式の走行装置(1)と、該走行装置(1)により圃場を走行する機体の左右一側に圃場に植生する野菜を引き抜き機体後部へ搬送する引抜搬送装置(P)とを備える野菜収穫機において、
前記第1から第4の支持転輪(3,4,5,6)にそれぞれ軸を設け、
前記第1から第4の支持転輪(3,4,5,6)の側端部よりも機体外側に前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)を設け、
該前外側補助輪(11)と第1の支持転輪(3)の距離(L1)を、該前外側補助輪(11)と第2の支持転輪(4)の距離(L2)よりも短くすると共に、該後外側補助輪(12)と第4の支持転輪(6)の距離(L3)を、該後外側補助輪(12)と第3の支持転輪(5)の距離(L4)よりも短くしたことを特徴とする野菜収穫機。 - 前記第1から第4の支持転輪(3,4,5,6)よりも機体外側で且つ周回履帯(9)の左右幅内に補助フレーム(13)を設け、該補助フレーム(13)に前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)を設け、該前外側補助輪(11)と後外側補助輪(12)を前記第1から第4の支持転輪(3,4,5,6)よりも上方位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の野菜収穫機。
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