JP5009122B2 - チップ型固体電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

チップ型固体電解コンデンサおよびその製造方法 Download PDF

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本発明は、チップ型固体電解コンデンサ、その製造方法に関する。
従来から弁作用金属として、タンタル、ニオブなどを用いた固体電解コンデンサは、小型で静電容量が大きく、周波数特性に優れ、CPUの電源回路などに広く使用されている。また、携帯型電子機器の発展に伴い、特にチップ型固体電解コンデンサの小型化及び薄型化が進行している。その中で、電極端子を製品の実装面に限定することで、コンデンサの内部構造を効率化しコンデンサ素子の体積をより大きくする、下面電極構造タイプの製品が登場している。
このような下面電極構造のチップ型固体電解コンデンサとしては、たとえば、特許文献1に開示された技術がある。この技術によるチップ型固体電解コンデンサは、コンデンサ素子の夫々の電極を実装端子に変換する電極端子を備えた変換基板を用いている。この変換基板の電極端子は、絶縁基板の上面にコンデンサ接続端子面を下面に実装端子面を有し、上下面を電気的に接続して構造を有している。この下面電極構造タイプについて断面図である図6を用いて説明する。
図6は、従来の一例によるチップ型固体電解コンデンサを示す断面図である。図6を参照すると、従来の一例によるチップ型固体電解コンデンサ50は、陽極リードが導出された弁作用金属からなる多孔質の焼結体からなる陽極体表面に誘電体、電解質、陰極層を順次形成し、陰極部1aとしたコンデンサ素子1と、コンデンサ素子1の陽極リード線2に抵抗溶接によって接続された金属片からなる支持部材3と、支持部材3に導電性接着剤を介して接合される陽極側接続端子面4aを有する陽極接続端子4を有するとともにコンデンサ素子1の陰極部1aに導電性接着剤12を介して接続される陰極側接続端子面6aを有する陰極接続端子6を有する変換基板13と、これらを覆うとともに、変換基板13の陽極接続端子4及び陰極接続端子6に夫々接続された陽極実装端子5及び陰極実装端子の夫々の外部実装面5a,7aを露出させるように覆う外装樹脂9とを備えている。ここで、変換基板13は、絶縁性のガラスエポキシ層18を有している。陽極接続端子4は、支持部材3に導電性接着剤12接合させるために陽極側接続端子面4aを有する。陰極接続端子6はコンデンサ素子1と導電性接着剤12を介して接合させるために陰極側接続端子面6aを有する。陽極側および陰極側接続端子面4a,6aを有する陽極接続端子4及び陰極接続端子6と、外部実装面5a,7aを夫々有する陽極実装端子及び陰極実装端子5,7とをそれぞれを導通化するために、基板の絶縁性のガラスエポキシ層18内に、数箇所のスルーホール8が形成されている。
また、たとえば、特許文献2に開示された下面電極構造のチップ型固体電解コンデンサのように、変換基板のかわりにリードフレームを電極端子としたタイプもある。
図7は従来のこの種のタイプのチップ型固体電解コンデンサの完成品を示す断面図である。
図7を参照すると、従来の他の例によるチップ型固体電解コンデンサ51は、図6に示すものと同様のコンデンサ素子1と、コンデンサ素子1の陽極リード線2に溶接によって接続された金属片からなる支持部材3と、支持部材3に溶接によって接合される陽極端子14と、コンデンサ素子1の陰極部に導電性接着剤12を介して接続される陰極端子15と、これらを覆うとともに、陽極端子14及び陰極端子15の夫々の外部実装面14a,15aを夫々露出させるように覆う外装樹脂9とを備えている。ここで、陰極端子14及び陽極端子15について説明する。
図7に示すように、陽極端子14は、支持部材3と抵抗溶接するための陽極側接続端子面14bを有する。陰極端子15はコンデンサ素子1の陰極部1aと導電性接着剤12を介して接合させるために陰極側接続端子面15bを有する。陽極端子14及び陰極端子15の夫々の陽極側および陰極側接続端子面14b,15bの反対側の面には、外部実装面14aおよび15aが夫々形成されている。これらの陽極端子14及び陰極端子15は、リードフレームの一部を夫々なしている。
次に、製造に際しては、公知の技術によってコンデンサ素子1を作製する。これとは別にコンデンサ素子1に用いる支持部材3を作製する。コンデンサ素子1のに陽極リード2に支持部材3の一端を溶接によって接続し、次に他端と陽極端子4を溶接によって接続する。そして、導電性接着剤12を乾燥硬化することでコンデンサ素子2と陰極端子15を接続する。その後、コンデンサ素子1を覆うように外装樹脂9を形成し、外装樹脂9を所定の寸法に切断することで、チップ型固体電解コンデンサ51が得られる。
特開2002−110458号公報 特開2001−006977号公報
これら特許文献1及び2の下面電極構造のチップ型固体電解コンデンサ50,51において、コンデンサ素子1から導出した陽極リード線2と陽極側接続端子面4a,14bは、金属片からなる支持部材3を介して接続されており、陽極側接続端子面4a,14bと支持部材3との接続は導電性接着剤12あるいは抵抗溶接で接続されている。
しかし、陽極側接続端子面4a,14bと支持部材3との接続を導電性接着剤で行った場合では、導電性接着剤が酸化劣化して接続強度が低下し、これによって剥離が発生する懸念がある。また、陽極側接続端子面4a,14bと支持部材3との接続を抵抗溶接で行った場合では、溶接時の圧力または熱で端子が変形する恐れがある。
この状況において、本発明の課題は、コンデンサ素子と電極端子との接続信頼性に優れた下面電極構造のチップ型固体電解コンデンサおよびその製造方法を提供することにある。
本発明によれば、陽極リード線が導出された弁作用金属からなる陽極体に誘電体、電解質、陰極層を順次形成したコンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の陰極側が接続される陰極側接続端子面および陰極側接続端子面に対向する外部実装端子面を有する陰極端子と、前記コンデンサ素子の前記陽極リードが接続された支持部材と、前記支持部材が接続される陽極側接続端子面および前記陽極側接続端子面と対向する外部実装端子面とを有する陽極端子とを含み、前記陰極端子の外部実装端子面及び前記陽極端子の外部実装端子面がコンデンサ素子の下面に配置されたチップ型固体電解コンデンサにおいて、前記陽極側接続端子面と前記支持部材との間に配置した高温はんだを有し、前記支持部材は、前記陽極リードが接続される面に設けられた光吸収層を有し、前記支持部材の前記陽極リードが接続される面側からレーザー光を入射するように、前記光吸収層にレーザー照射することによって、前記支持部材を介して前記高温はんだを加熱することで、前記支持部材の前記光吸収層と対向する面と前記陽極側接続端子面とを前記高温はんだを介して溶融接合したことを特徴とするチップ型固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記チップ型固体電解コンデンサにおいて、前記陽極体は、前記弁作用金属からなる多孔質の焼結体を有することを特徴とするチップ型固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体コンデンサにおいて、前記陽極端子及び前記陰極端子は、夫々上面と下面を接続することが可能な変換基板に設けられていることを特徴とするチップ型個体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体コンデンサにおいて、前記陽極端子は、一端が前記支持部材を介して前記陽極リード線と接続されて他端を前記外部実装端子面とするリードフレームの一部をなし、前記陰極端子は、前記コンデンサ素子の陰極部に一端が接続されて他端を前記外部実装端子面とするリードフレームの一部をなすことを特徴とするチップ型固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体電解コンデンサにおいて、前記支持部材は、レーザー光が照射される面に前記光吸収層を有する形状が多角柱状または円柱状の金属片からなることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体電解コンデンサにおいて、前記光吸収層は、Ni及びCrの少なくとも一つを含む膜により形成されていることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体電解コンデンサにおいて、前記光吸収層は、カーボンを含む樹脂を塗布することにより形成されていることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体コンデンサにおいて、前記レーザー光の波長が、810から1064nmであることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体電解コンデンサにおいて、前記高温はんだの再溶融温度が、300℃以上であることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、陽極リード線が導出された弁作用金属からなる陽極体に誘電体、電解質、陰極層を順次形成したコンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の陰極側が接続される陰極側接続端子面および陰極側接続端子面に対向する外部実装端子面を有する陰極端子と、前記コンデンサ素子の前記陽極リードが接続された支持部材と、前記支持部材が接続される陽極側接続端子面および前記陽極側接続端子面と対向する外部実装端子面とを有する陽極端子とを含み、前記陰極端子の外部実装端子面及び前記陽極端子の外部実装端子面がコンデンサ素子の下面に配置されたチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記陽極側接続端子面と前記支持部材との間に配置した高温はんだを設け、前記支持部材には、前記陽極リードが接続される面に光吸収層を形成し、前記支持部材の前記陽極リードが接続される面側から、レーザー光を入射するように、前記光吸収層にレーザー照射することによって、前記支持部材を介して前記高温はんだを加熱し、前記支持部材の前記光吸収層と対向する面と前記陽極側接続端子面とを前記高温はんだを介して溶融接合することを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、前記チップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記陽極体は、前記弁作用金属からなる多孔質の焼結体を有することを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのチップ型固体コンデンサの製造方法において、前記陽極端子及び前記陰極端子を夫々一面と他面を接続することが可能な変換基板に設けることを特徴とするチップ型個体電解コンデンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのチップ型固体コンデンサの製造方法において、前記陽極端子は、一端が前記端子接続部材を介して前記陽極リード線と接続されて他端を前記外部実装端子面とするリードフレームの一部をなし、前記陰極端子は、前記コンデンサ素子の陰極層に一端が接続されて他端を前記外部実装端子面とするリードフレームの一部をなすものを用いることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記支持部材として、レーザー光が照射される面に前記光吸収層を有する形状が多角柱状または円柱状の金属片を用いることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記光吸収層は、Ni及びCrの少なくとも一つを含む膜により形成されていることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記光吸収層は、カーボンを含む樹脂を塗布することにより形成されていることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一項に記載のチップ型固体コンデンサの製造方法において、前記レーザー光の波長が、810から1064nmであることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つに記載のチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記高温はんだの再溶融温度が、300℃以上であることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法得られる。
本発明によれば、金属片とリードフレームあるいは変換基板が高温はんだによって接続されるため、優れた接続信頼性を得られる。また、高温はんだの溶融に必要な熱がレーザー光の照射により供給されるため、支持部材の接続にかかる時間を短縮することができる。さらに、支持部材のレーザー光照射面にレーザー光吸収層を設けることで、低いエネルギーのレーザー光を照射することが可能となり、レーザー光によるコンデンサ素子の特性劣化を防止することができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るチップ型固体電解コンデンサの一例を示す断面図である。図1を参照すると、チップ型固体電解コンデンサ20は、陽極リード2が導出された弁作用金属からなる多孔質の焼結体からなる陽極体表面に誘電体、電解質、陰極層を順次形成した陰極部1aを有するコンデンサ素子1と、コンデンサ素子1の陽極リード線2に抵抗溶接によって接続された金属片からなる支持部材3と、支持部材3に高温はんだ11を介して接合される陽極側接続端子面4aを有する陽極接続端子4を備えるとともにコンデンサ素子1の陰極部1aに導電性接着剤12を介して接続される陰極側接続端子面6aを有する陰極接続端子6を備える変換基板13と、これらを覆うとともに、変換基板13の陽極接続端子4及び陰極接続端子6に夫々接続された陽極実装端子5及び陰極実装端子の夫々の外部実装面5a,7aを露出させるように覆う外装樹脂9とを備えている。
支持部材3の高温はんだ11への接続部3aと反対側の素子接続端子面3bには、レーザー光吸収層10が設けられている。
ここで、変換基板13は、図1に示すように、コンデンサ素子1の夫々の電極を実装端子に変換する陽極及び陰極電極端子14,15と、これらを有する絶縁性のガラスエポキシ層18を有している。
陽極端子14は、コンデンサ素子1側に陽極接続端子4を有し、陽極接続端子4は、金属片からなる支持部材3と高温はんだ11を介して接合させるために陽極側接続端子面4aを有する。また、実装面側には、外部実装面5aを有する陽極実装端子5を有している。
一方、陰極端子15は、陰極部1a側に陰極側端子面6aを有する陰極接続端子6を備え、陰極接続端子6は、コンデンサ素子1の陰極部と導電性接着剤12を介して接合させるためにコンデンサ素子接続面6aを有し、また、実装面側には、外部実装面7aを有する陰極実装端子7を有している。
陽極側および陰極側接続端子面4a,6aを夫々有する陽極接続端子4及び陰極接続端子5と、外部実装面5a,7aを夫々有する陽極実装端子5及び陰極実装端子7とをそれぞれを導通化するために、変換基板13の絶縁性のガラスエポキシ層18内に、数箇所のスルーホール8が形成されている。
次に、本発明の一例によるチップ型固体電解コンデンサ20を製造工程に沿って説明する。
まず、公知の技術によってコンデンサ素子1を作製する。並行して、本発明のチップ型固体電解コンデンサに用いる支持部材3を作製する。
支持部材3について、図2に基づいて説明する。図2(a)は図1の支持部材3の接続状態を示す正面図、図2(b)は図2(a)の支持部材3の接続状態を示す側面図、図2(c)は支持部材3の接続状態を示す平面図である。
図2(a),(b)及び(c)を参照すると、レーザー光が照射される面3b(図2の上側)にレーザー光吸収層10を形成する。このレーザー光吸収層10は、Ni、Crからの少なくとも1つを含む金属膜を用いるか、またはカーボンを含む樹脂を塗布することにより形成する。
このように作製した金属片からなる支持部材3にコンデンサ素子1から導出した陽極リード線2を抵抗溶接により接続する。そして、変換基板13の陽極接続端子4の陽極側接続端子面4aに高温はんだ11を塗布し、また変換基板13の陰極接続端子6の陰極側接続端子面6aに導電性接着剤12を塗布する。
高温はんだ11上に支持部材3を搭載するように、また、導電性接着剤12上にコンデンサ素子1を搭載し、支持部材3のレーザー光照射面3b(図2の上側)の黒点で示されるレーザ光照射位置17a,17bにレーザー光を照射する。
レーザー光の熱が支持部材3を通して高温はんだ11に伝わり、その熱によって高温はんだを溶融することで、支持部材3と陽極接続端子4とを半田接合部11aを介して接続する。
また、レーザー光照射面4bにレーザー光吸収層10を形成することで、レーザー光の熱を効率よく高温はんだ11へ伝えることができる。そして導電性接着剤12を乾燥硬化することでコンデンサ素子1と陰極接続端子6を接続する。その後、変換基板13上のコンデンサ素子1を覆うように外装樹脂9を形成し、変換基板13と外装樹脂9を所定の寸法に切断することで、本発明の一例によるチップ型固体電解コンデンサ20が得られる。
図3は、本発明に係るチップ型固体電解コンデンサの他の一例を示す内部透視図を示す断面図である。図3を参照すると、本発明の他の一例によるチップ型固体電解コンデンサ21は、図1の例と同様に、陽極リード2が導出された弁作用金属からなる多孔質の焼結体からなる陽極体表面に誘電体、電解質、陰極層を順次形成したコンデンサ素子1と、コンデンサ素子1の陽極リード線2に接続された金属片からなる支持部材3と、支持部材3に高温はんだ11を介して接合される陽極端子14と、コンデンサ素子1の陰極部に導電性接着剤12を介して接続される陰極端子15と、これらを覆うとともに、陽極端子14及び陰極端子15の夫々の外部実装面14a,15aを夫々露出させるように覆う外装樹脂9とを備えている。
金属片3の高温はんだ11への接続部3aと反対側の端面(レーザー光照射面)3bには、レーザー光吸収層10が設けられている。
ここで、陽極端子14及び陰極端子15についてさらに、詳しく説明する。図3に示すように、陽極端子14は、支持部材3と高温はんだ11を介して接合させるために陽極側接続端子面14bを有する。一方、陽極端子15はコンデンサ素子1と導電性接着剤12を介して接合させるために陰極側接続端子面15bを有する。
陽極端子14及び陰極端子15の夫々の陽極側接続端子面14bおよび陰極側接続端子面15bの反対側の面には、外部実装面14aおよび15bが夫々形成されている。これらの陽極端子14及び陰極端子15は、リードフレームの一部を夫々なしている。
次に、本発明のチップ型固体電解コンデンサ21の他の例の製造を製造工程に沿って説明する。まず、公知の技術によってコンデンサ素子1を作製する。並行して、本発明のチップ型固体電解コンデンサ21に用いる支持部材3である金属片を作製する。この支持部材3は、先に図2を用いて説明したものと同様である。
レーザー光が照射される端面3b(図2の上側)にレーザー光吸収層10を形成し、支持部材3にコンデンサ素子1から導出した陽極リード線2を抵抗溶接により接続する。そして、陽極端子14の素子接続面14aに高温はんだ11を塗布し、陰極端子15の素子接続面15aに導電性接着剤12を塗布する。高温はんだ11上に支持部材3、導電性接着剤12上にコンデンサ素子1を搭載し、図2を用いて説明したものと同様に、支持部材3のレーザー光照射面3bの黒点で示されるレーザ光照射位置17a,17bにレーザー光を照射する。レーザー光の熱が金属片である支持部材3を通して高温はんだ11に伝わり、その熱によって高温はんだを溶融することで、支持部材3と陽極端子4と半田接合部11aを介して接続する。このように、支持部材3のレーザー光照射面3bにレーザー光吸収層10を形成することで、レーザー光の熱を効率よく高温はんだ11へ伝えることができる。そして導電性接着剤12を乾燥硬化することでコンデンサ素子2と陰極端子15を接続する。その後、コンデンサ素子1を覆うように外装樹脂9を形成し、外装樹脂9を所定の寸法に切断することで、本発明のもう一つの例によるチップ型固体電解コンデンサ21が得られる。
次に、実施例を挙げて、本発明を詳細に説明する。
(実施例1)
まず、コンデンサ素子1の作製については、公知の技術であるので、タンタルを弁作用金属として用いた場合について、簡略化して説明する。タンタル線のまわりに、タンタル粉末をプレス機で成型し、高真空・高温度で焼結する。次に、タンタル金属粉末の表面にTaの酸化被膜を形成する。さらに、硝酸マンガンに浸漬した後、熱分解して、MnOを形成し、引き続き、グラファイト及びAgによる陰極層を形成して、コンデンサ素子1を得る。
なお、陰極層のMnOに換えて、ポリチオフェンあるいはポリピロールなどの導電性高分子を用いると、1つのコンデンサ素子として低ESRを得るのが容易になる。
また、弁作用金属として、タンタルの他に、ニオブ、アルミニウム、チタンなどを用いることができる。アルミニウム板もしくは箔を弁作用金属として用いる場合には、焼結せず、アルミニウム板を電解等によって誘電体層を形成して作製する。
次に、変換基板13の構造について説明する。本実施例1で用いる変換基板13としては、図1に示すように、絶縁性の基板13の上面に、金属片からなる支持部材3と高温はんだ11、およびコンデンサ素子1と導電性接着剤12を介して接続させるための陽極側接続端子面4a及び陰極側接続端子面6aを夫々有する陽極および陰極接続端子4,6が形成されており、また、反対のコンデンサ実装面には、外部実装面5a,7aを夫々備えた陽極および陰極実装端子5,7が形成されている。そして、陽極接続端子4及び陰極接続端子6と陽極実装端子5及び陰極実装端子7をそれぞれを導通化するようにするために、基板13内に、数箇所のスルーホール8を形成している。
そして、陽極側の接続について図2に基づいて説明する。まず陽極リード2と支持部材3を抵抗溶接によって接続した。支持部材3をなす金属片の材料としては鉄−42%Ni42合金片や銅などがあげられる。また支持部材3のレーザー光照射面3bにレーザー光吸収層10としてNiめっきを形成した。その後、陽極接続端子4の陽極側接続端子面4a上に、例えば、Sn、Ag、Cuを含む高温はんだ11を塗布し、その上に支持部材3を載せた。レーザー光の照射には、波長940nmの半導体レーザーを用い、レーザービーム径は0.35mmとして、レーザー光を17a,17bの2箇所同時照射した。このように金属片からなる支持部材3にレーザー光を照射し、レーザー光の熱により高温はんだ溶融し、支持部材3と陽極接続端子4とを半田接合部11aを介して接続した。
陰極側については、コンデンサ素子1の陰極部1aと変換基板13の陰極接続端子6を、素子接続面6aにAgを含む導電性接着剤12を塗布して接続した。次いで、外装樹脂9としてガラス含有エポキシ樹脂、または液晶ポリマー、またはトランスファーモールド樹脂、または液状エポキシ樹脂を用いて熱成型して外装を行った後、ダイシングソーにより、チップ型固体電解コンデンサ20の外側面となる四面を切断して、本実施例1のチップ型固体電解コンデンサ20を得た。
(実施例2)
本実施例2においては、支持部材3のレーザー光照射面3bに形成したレーザー光吸収層は、水溶性カーボンペーストを用いた。他は図1に示すように、実施例1と同様の方法で本実施例2のチップ型固体電解コンデンサ20を得た。
本発明の効果を確認するため、実施例1および実施例2のレーザー光吸収層10を形成した支持部材3を、比較例としてレーザー光照射面にレーザー光吸収層10を形成しない支持部材3をそれぞれ用い、レーザー光の照射時間を50msとし、レーザー光の照射出力を変えて支持部材3の接続歩留を調べた。その結果を比較し、図4に示した。図4のデータにおいて、各水準の試料数を20個用意とした。
図4を参照すると、本発明による実施例1および実施例2は比較例に比べ接続歩留が高く、低い出力のレーザー光でも支持部材3の接続が可能となる。また、これによってレーザー光によるコンデンサ素子1への影響を抑制することもできる。
また、照射出力6Wにおける支持部材3の接続強度を図5に示した。図5を参照すると、本発明による実施例1および実施例2は、比較例に比べ接続強度にばらつきが少ない。
すなわち、比較例においては、支持部材3に照射したレーザー光が反射することにより、レーザー光の熱を効率よく高温はんだに伝えることができないが、実施例1においては反射率の低い材料および実施例2においては光を反射しない黒色の材料で金属片からなる支持部材3にレーザー光吸収層10を形成することで、レーザー光の熱を効率よく高温はんだに伝えることができる。
なお、本発明の実施例1において、レーザー光吸収層10としてNiを用いたが、Niと同様に低い反射率を示すCrを用いても良い。
また、実施例1および実施例2において、変換基板13のかわりに、図3に示すように、リードフレームを外部実装面を有する陽極端子14および陰極端子15としても良い。
以上、この発明の実施例1,2について説明したが、この発明は、この実施例1,2に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれる。すなわち、当業者であれば、なしえるであろう各種変形、修正を含むことはもちろんである。
以上の説明の通り、本発明によるチップ型固体電解コンデンサは、電子機器、電気機器や、携帯電話等の基板に、表面実装される固体電解コンデンサに適用される。
本発明の一例におけるチップ型固体電解コンデンサの断面図で、外部実装端子に変換基板を用いている(実施例1、実施例2)。 図1のチップ型固体電解コンデンサの支持部材を主に示す三面図,(a)正面図、(b)側面図,(c)平面図である。 本発明の他の一例におけるチップ型固体電解コンデンサの断面図で、外部実装端子にリードフレームを用いている。 本発明の実施例1および実施例2と比較例との支持部材の接続歩留を比較した図である。 本発明の実施例1および実施例2と比較例とのレーザー光出力6Wにおける支持部材の接続強度を比較した図である。 従来の一例におけるチップ型固体電解コンデンサの断面図で、外部実装端子に変換基板を用いている。 従来の他の一例におけるチップ型固体電解コンデンサの断面図で、外部実装端子にリードフレームを用いている。
符号の説明
1 コンデンサ素子
2 陽極リード線
3 支持部材
4 陽極接続端子
4a 陽極側接続端子面
5 陽極実装端子
6 陰極接続端子
6a 陰極側接続端子面
7 陰極実装端子
8 スルーホール
9 外装樹脂
10 光吸収層
11 高温はんだ
12 導電性接着剤
13 変換基板
14 陽極端子
15 陰極端子
16 レーザー光
17a、17b レーザー光照射位置

Claims (18)

  1. 陽極リード線が導出された弁作用金属からなる陽極体に誘電体、電解質、陰極層を順次形成したコンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の陰極側が接続される陰極側接続端子面および陰極側接続端子面に対向する外部実装端子面を有する陰極端子と、前記コンデンサ素子の前記陽極リードが接続された支持部材と、前記支持部材が接続される陽極側接続端子面および前記陽極側接続端子面と対向する外部実装端子面とを有する陽極端子とを含み、前記陰極端子の外部実装端子面及び前記陽極端子の外部実装端子面がコンデンサ素子の下面に配置されたチップ型固体電解コンデンサにおいて、
    前記陽極側接続端子面と前記支持部材との間に配置した高温はんだを有し、前記支持部材は、前記陽極リードが接続される面に設けられた光吸収層を有し、
    前記支持部材の前記陽極リードが接続される面側からレーザー光を入射するように、前記光吸収層にレーザー照射することによって、前記支持部材を介して前記高温はんだを加熱することで、前記支持部材の前記光吸収層と対向する面と前記陽極側接続端子面とを前記高温はんだを介して溶融接合したことを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
  2. 請求項1に記載のチップ型固体電解コンデンサにおいて、前記陽極体は、前記弁作用金属からなる多孔質の焼結体を有することを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
  3. 請求項1又は2に記載のチップ型固体コンデンサにおいて、前記陽極端子及び前記陰極端子は、夫々上面と下面を接続することが可能な変換基板に設けられていることを特徴とするチップ型体電解コンデンサ。
  4. 請求項1又は2に記載のチップ型固体コンデンサにおいて、前記陽極端子は、一端が前記支持部材を介して前記陽極リード線と接続されて他端を前記外部実装端子面とするリードフレームの一部をなし、前記陰極端子は、前記コンデンサ素子の陰極部に一端が接続されて他端を前記外部実装端子面とするリードフレームの一部をなすことを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
  5. 請求項1乃至4の内のいずれか一項に記載のチップ型固体電解コンデンサにおいて、前記支持部材は、レーザー光が照射される面に前記光吸収層を有する形状が多角柱状または円柱状の金属片からなることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
  6. 請求項1乃至5の内のいずれか一項に記載のチップ型固体電解コンデンサにおいて、前記光吸収層は、Ni及びCrの少なくとも一つを含む膜により形成されていることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
  7. 請求項1乃至5の内のいずれか一項に記載のチップ型固体電解コンデンサにおいて、前記光吸収層は、カーボンを含む樹脂を塗布することにより形成されていることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
  8. 請求項1乃至7の内のいずれか一項に記載のチップ型固体コンデンサにおいて、前記レーザー光の波長が、810から1064nmであることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
  9. 請求項1乃至8の内のいずれか一項に記載のチップ型固体電解コンデンサにおいて、前記高温はんだの再溶融温度が、300℃以上であることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
  10. 陽極リード線が導出された弁作用金属からなる陽極体に誘電体、電解質、陰極層を順次形成したコンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の陰極側が接続される陰極側接続端子面および陰極側接続端子面に対向する外部実装端子面を有する陰極端子と、前記コンデンサ素子の前記陽極リードが接続された支持部材と、前記支持部材が接続される陽極側接続端子面および前記陽極側接続端子面と対向する外部実装端子面とを有する陽極端子とを含み、前記陰極端子の外部実装端子面及び前記陽極端子の外部実装端子面がコンデンサ素子の下面に配置されたチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、
    前記陽極側接続端子面と前記支持部材との間に配置した高温はんだを設け、前記支持部材には、前記陽極リードが接続される面に光吸収層を形成し、前記支持部材の前記陽極リードが接続される面側から、レーザー光を入射するように、前記光吸収層にレーザー照射することによって、前記支持部材を介して前記高温はんだを加熱し、前記支持部材の前記光吸収層と対向する面と前記陽極側接続端子面とを前記高温はんだを介して溶融接合することを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法。
  11. 請求項10に記載のチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記陽極体は、前記弁作用金属からなる多孔質の焼結体を有することを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法。
  12. 請求項10又は11に記載のチップ型固体コンデンサの製造方法において、前記陽極端子及び前記陰極端子を夫々一面と他面を接続することが可能な変換基板に設けることを特徴とするチップ型体電解コンデンサの製造方法。
  13. 請求項10乃至11の内のいずれか一項に記載のチップ型固体コンデンサの製造方法において、前記陽極端子は、一端が前記端子接続部材を介して前記陽極リード線と接続されて他端を前記外部実装端子面とするリードフレームの一部をなし、前記陰極端子は、前記コンデンサ素子の陰極層に一端が接続されて他端を前記外部実装端子面とするリードフレームの一部をなすものを用いることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法。
  14. 請求項10乃至13の内のいずれか一項に記載のチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記支持部材として、レーザー光が照射される面に前記光吸収層を有する形状が多角柱状または円柱状の金属片を用いることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法。
  15. 請求項10乃至14の内のいずれか一項に記載のチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記光吸収層は、Ni及びCrの少なくとも一つを含む膜により形成されていることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法。
  16. 請求項10乃至14の内のいずれか一項に記載のチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記光吸収層は、カーボンを含む樹脂を塗布することにより形成されていることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法。
  17. 請求項10乃至16の内のいずれか一項に記載のチップ型固体コンデンサの製造方法において、前記レーザー光の波長が、810から1064nmであることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法。
  18. 請求項10乃至17の内のいずれか一項に記載のチップ型固体電解コンデンサの製造方法において、前記高温はんだの再溶融温度が、300℃以上であることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法。
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