JP5004282B2 - リレー - Google Patents

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Description

本発明は、ベース板を画定するベースと、ベース上に配置され、アーマチュア、ベースに対して直交して又は平行に配置された可動ばねコンタクト及び固定ばねコンタクトを具備する単安定又は双安定磁石システムとを有するリレーに関する。ここで、可動ばねコンタクトは、固定ばねコンタクトと、ベース板に対してほぼ水平又は垂直に移動できるスライダとの間に配置されていると共に、可動ばねコンタクトに作用するスライダを介してアーマチュアに積極的に接続されている。
ベース板と平行に配置されると共にアーマチュアの運動をリレーのコンタクトシステムに伝達するスライダを有するこの種の(単安定)リレーは、例えば特許文献1で公知である。この公知のリレーにおいて、アーマチュアはアーマチュア突起を介してスライダの凹部に係止するので、アーマチュア板の閉成又は開放の運動は、スライダの前後方向の水平移動に直接変換される。従来、スライダはほぼ矩形板の形態であり、アーマチュアは一狭側領域に配置され、コンタクトシステムは反対側の狭側領域に配置されている。単安定リレーにおいて、コンタクトシステムは、最も簡単な場合、1対のばねコンタクトすなわち、アーマチュアが閉まる際にスライダから固定ばねコンタクトの方へ移動する可動ばねコンタクトからなる。磁石システムが励磁されていない状態では、スライダは、例えばアーマチュアばねの復元力により、或いは双安定リレーにおいてはコイルの反励磁により、休止位置へ引っ張られる。可動ばねコンタクトに固有の復元力は可動ばねを固定ばねコンタクトから分離させ、可動ばねコンタクトはその休止位置へ迅速に戻る。
例えば特許文献2及び特許文献3で公知であるようなH形アーマチュアを具備する双安定リレー又は磁石システムは、一般的に公知の単安定リレー又は磁石システムとは対照的に、磁石システムの極性を反転させることにより、2つの安定した切替え位置を行ったり来たりする。このタイプの磁石システムは切替えの両方向で力を与えるので、閉成時のみならず開放時にもリレーのばねコンタクトに力が印加される。これは、リレーの耐用年数の間に生ずる溶着部の引き裂きに関連して特に有利である。
単安定リレーにおいて、可動ばねコンタクトが固定ばねコンタクトに比較的頻繁に溶着する場合、スライダは(アーマチュアばねの力の結果として)休止位置に戻るが、可動ばねコンタクトは固定ばねコンタクトに溶着したままであるので、リレーは正常に機能しない。
スライダを有する市販されているリレーの場合、開状態で溶着部を引き裂くために、ベースから離れた可動ばねコンタクトの端部をスライダのスロット内に固定して囲むことが知られている。図1は、リレーのベース4のベース板により区画されたベース平面1に対して水平に移動可能な作動スライダ2を示す。ベース平面1から離れた可動ばねコンタクト3の端部は、スライダ2のスロット凹部5内で固定して囲まれる。溶着の際、単安定リレーの場合は、磁石システムが一旦開状態になると、アーマチュアばね(図示せず)の復元力が可動ばねコンタクト3に印加されるという結果になる。アーマチュアばね、スライダ及びアーマチュア6が可動ばねコンタクト3に全て固定接続されると、開状態にする目的のために、溶着部を引き裂くと共に固定ばねコンタクト11から可動ばねコンタクト3を開かせるには多くの場合不十分な、一様で比較的小さいアーマチュア復元力が利用できるのみである。この状況は双安定磁石システムの場合でも問題である。というのは、アーマチュアが固定され、公知であるようにアーマチュア引き締め移動の端部のみの方へ相当の開離力が印加される領域に入らない。
欧州特許出願公開第1244127号明細書 独国特許第19715261号明細書 独国実用新案第9320696号明細書 独国特許第3000681号明細書
本発明は、固定ばねコンタクトへの可動ばねコンタクトの溶着がリレーの作動の際に引き裂かれるように最初に述べたタイプのリレーを開発することを目的とする。
本発明によれば、上記目的は請求項1に従ったリレーにより達成される。付加請求項は、本発明の利点のある実施形態及び発展形を開示する。
本発明によれば、溶着したコンタクト同士を開離するための少なくとも1個のコンタクト開離要素がスライダに一体化され、これを用いて、スライダが固定ばねコンタクトに面する側に可動ばねコンタクトに係止し、磁石システムが開く際、磁石システムが完全に開状態になる直前にコンタクト開離要素が溶着可動ばねコンタクトを叩くように、スライダが固定ばねコンタクトに接近配置される際に間隔が形成される。
本発明は、スライダ及びアーマチュアの復元力エネルギーにより溶着部が引き裂かれるという技術思想に基づいている。可動ばねコンタクトに印加される可能な引き裂き力すなわちエネルギーを最大にするために、コンタクト開離要素と、固定ばねコンタクトに面する可動ばねコンタクトの端面との間の距離(間隙)は、溶着にもかかわらずスライダ/磁石システムを殆ど完全に開離させ、この後にのみ可動コンタクトから浮いた状態にすることを可能にするのには十分に大きくなければならない。開離移動の間、溶着した可動ばねコンタクトへのこのスライダ/アーマチュアの遅延動作の結果、反動部のエネルギー、又は双安定リレーの場合はアーマチュア引き締め移動の端部の完全開離力は、溶着部を引き裂くために十分に利用可能である。
本発明の一実施形態によれば、コンタクト同士は、ベース平面に対して直交して立つようにベースに固定され、ベース平面と平行に移動可能であるスライダ上に構成されたコンタクト開離要素はベース平面から離れた可動ばねコンタクトの端部を介して上から係合するフックの形態であるという利点がある。
「平行」スライダにも関連する特定の好適な一実施形態によれば、コンタクト開離要素は、可動ばねコンタクトの凹部を通って案内されると共に凹部上に配置される可動ばねコンタクトの一部に係止するフックの形態である。この場合、特にリレーの組立体に関して、コンタクト開離要素が、可動ばねコンタクト内で横方向に配置された凹部を通ってそれぞれ案内された2個のフックにより形成されると有利である。
別の一実施形態において、ベース平面に直交して延びると共にベース平面から離れた可動ばねコンタクトの端部を囲む凹部が平行スライダ内に設けられる。コンタクト開離要素は、固定ばねコンタクトに面する凹部の一縁により形成される。再度、重要なことは、縁及び可動ばねコンタクト間に十分な間隙があることである。
別の一実施形態によれば、本発明は、コンタクト同士がベース平面と平行に配置されるようにベース内に固定されるリレーにも使用することができる。この場合、ベース平面に対して直交して移動可能であるスライダとして構成されたコンタクト開離要素は、可動ばねコンタクトの凹部を通って案内されると共に、凹部の周囲に配置された可動ばねコンタクトの自由端の一部に係止するフックの形態である。この実施形態も、アーマチュアがアーマチュア戻りばねを有していないリレーにも使用できるという利点がある。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図2は、H形アーマチュア6を有する、本発明に従った双安定リレーの第1実施形態を示す。図2に示されるリレーは、接続側に向かって平坦であって電気端子7,8が延びるベース平面を区画するベース側面を有する絶縁材料製のベース4を有する。ベース4は磁石システムを受容する平坦な飼い葉桶状の凹部を有するのに対し、立ち上がった側壁9及び任意の横壁10を具備する残余部は、例えば個々のコンタクト担持室に分割できる。図示の実施形態において構成が非常に簡単であるリレーコンタクトシステムは、可動ばねコンタクト3及び固定ばねコンタクト11からなる。可動ばねコンタクト3は水平方向に撓むことができ、ベース平面1と平行に配置された櫛状スライダ2により移動可能である。可動ばねコンタクト3及び固定ばねコンタクト11とは反対側の端部に、スライダ2はアーマチュア突起受容凹部12を有する。この凹部12には、コイルから離れたアーマチュアプレート13と一体のアーマチュア突起14(図3参照)が係止する。H形アーマチュア6の軸受15はベース4の支持点で両側に実装され、回転移動はヨーク脚16,17(図7参照)の自由端が当たることにより境界が定められるが、H形アーマチュア6が支持点の回りを回転することを可能にする。
図3は、切替えの開位置の磁石システム及びリレーを示す。磁石システムの極性が反転すると、H形アーマチュア6は閉じて、アーマチュア突起14はスライダ2に直接伝達される左に向かったほぼ水平方向に移動し、スライダ2から可動ばねコンタクト3への移動は、固定ばねコンタクト11と可動ばねコンタクト3の切替えを閉位置にする。本発明に従ったリレーはまた、例えば独国特許出願公開第19847831号明細書に記載されたより複雑なシステムで構成されてもよい。特に、別のコンタクトに過ぎない休止コンタクト(図示せず)も設けることができるので、固定ばねコンタクトリレーを具備する図示の実施形態と対照的に、転換(changeover)リレーを製造することを可能にする。
H形アーマチュア6(図7参照)は、互いに平行に配列されると共に代表的なH形断面が形成されるように間に配置される永久磁石により公知の方法で結合された2個のアーマチュア板13,18からなる。その中央領域において、H形アーマチュア6は、図7に見えるプラスチック材料製の被覆19を具備することができる。ここで、軸受15も両側に一体形成することができる。2枚のアーマチュア板13,18が反対側のヨーク脚16,17の自由端の両側の空隙を越えて延びるので、極性がコイルの極性に依存する永久磁石とヨーク脚16,17の極面との協働は、コイルの極性の第1状態に対応するH形アーマチュア6の第1切替え位置では、コイルに近接するアーマチュア板18の上端がヨーク脚16を叩くと同時にコイルから離れたアーマチュア板13の下端がヨーク脚17を叩く結果となる。他方、第2切替え位置では、コイルの極性の第2状態に対応して、コイルから離れたアーマチュア板13の上端がヨーク脚16を叩くと同時に、コイルに近接するアーマチュア板18の下端がヨーク脚17を叩く。特に図4及び図5に見られるように、コイルから離れたアーマチュア板13の少なくとも一端は、H形アーマチュア6の切替え位置の変更の際にベース平面1とほぼ平行に前後に移動するアーマチュア突起14を有する。
従って、H形アーマチュア6を具備し、極性が反転可能な磁石システムは、公知の方法で、リレーの閉成時のみならず切替えの両方向に力を与える。磁石システムが一方の切替え位置から他方に一旦転換すると、コイルが逆方向に再度帯磁するまでその切替え位置が維持されるので、コイル電圧を止めることができる。
図2に戻ると、本発明に従った、本実施形態の場合はベース平面1から離れた可動ばねコンタクト3の端部を介して上から係止するフックであるコンタクト開離要素20が設けられたスライダ2が示される。図に見ることができるように、スライダ2と平行に延びるコンタクト開離要素20の部分は、固定ばねコンタクト11に向かって比較的遠くへ延びるので、リレーの開離時、すなわちスライダ2が右に移動する際、コンタクト開離要素20が可動ばねコンタクト3を叩く前に所定距離(間隙)が最初に克服され、要求どおり可動ばねコンタクト3に比較的激しい引張り力が突然印加され、溶着部の引き裂きをもたらす。溶着部が無い場合、可動ばねコンタクト3の復元力はまた、可動ばねコンタクト3を右に向かって移動させるので、コンタクト開離要素20は通常通り、可動ばねコンタクト3を叩かない。
図2は、本発明に従ったコンタクト開離要素20を具備すると共に横方向に折り曲げられないように組み立てられたスライダ2を有するリレーの組立状態を示す。可動ばねコンタクト3の一側にスライダ2と一体化されているのは、スライダ2が案内されると共に可動ばねコンタクト3の凹部22に実装される第1ラグ21である。スライダ2の反対側に一体化されているのは、組立状態で組立に必要という理由でベアリングの無いときのみ本実施形態では可動ばねコンタクト3上に休止可能であるラグすなわち肩である。このため、本実施形態において、上方を向く電気端子7,8を有するリレーの組立体は、スライダ2がベース4に当接して載置されるという結果となる。そして、これは、或る程度まで、リレーの耐用年数の観点から望ましくない摩耗という結果となる。
図3は、可動ばねコンタクト3を通って各々が案内されると共に固定ばねコンタクト11に面する可動ばねコンタクト3の端面の背後に上方向に係止する2個のコンタクト開離要素20を含む別の実施形態を示す。この解決策において、スライダ2は図に見えるように、可動ばねコンタクト3の両側に実装される。これはまた、図4及び図5に示されるように、スライダ2が約90°直立した組立を容易にし、リレーを直立(すなわち、電気端子7,8を下方に向け)して配置し、次に、下方へ折り曲げられ、2個のコンタクト開離要素は可動ばねコンタクト3の凹部22内へ回転する。
図6及び図7は、若干異なる方向から見た上述の実施形態を再度示す。リレーは、溶着した接触領域25(図8参照)を有する状態で図示されている。単安定システムでは、スライダ2は、アーマチュア戻りばね、スライダ2及びアーマチュア6の質量により右に向かって進む。磁石システムが完全に開離する直前に、コンタクト開離要素20は、溶着部を剥がすよう意図された可動ばねコンタクト3に対して突然の引張り力を印加する。双安定磁石システムでは、アーマチュア引き締め移動の端部でコイルの逆励磁時に発生する開離力は、溶着部を開離するために印加されるより大きな力を生ずる。また、リレーの閉成時にスライダ2の両側で可動ばねコンタクト3に作用し、固定ばねコンタクト11に向かって可動ばねコンタクト3を移動させる肩23が、コンタクト開離要素20に見える。
図8ないし図12は、本発明に従ったリレーの一実施形態を異なる方向から見た図として示す。ここで、可動ばねコンタクト3及び固定ばねコンタクト11はベース4内に配置されるよう固定されるのに対し、スライダ2はベース平面1に対して直交して配置される。図8は、まだ完全には嵌っていないリレーのベース側を斜めに見ている。下端において、可動ばねコンタクト3に面して、ベース平面1に対して直交して移動できるスライダ2は、可動ばねコンタクト3の自由端に位置する凹部22を通って案内されるコンタクト開離要素20を有する。このため、コンタクト開離要素20は、固定ばねコンタクト11に面する可動ばねコンタクト3の側部の背後に係止する。図9はリレーのベース側を示す図であり、ベース平面1と平行に配置されるようにベース4に固定された可動ばねコンタクト3及び固定ばねコンタクト11を有する配置がより明確に示されている。図に見られるように、可動ばねコンタクト3の自由端は、可動ばねコンタクト3及び固定ばねコンタクト11が接触領域25で溶着する際に、アーム24の溶着をも防止するように配置されたアーム24を有する。図10は、組立完了後のリレーの図である。溶着した可動ばねコンタクト3及び固定ばねコンタクト11の引き裂きのために下部領域にコンタクト開離要素20が設けられ、上部領域でアーマチュア6に対して積極的に結合されたスライダ2の機能は、ベース平面1と平行に配置されたスライダ2を具備する本発明の実施形態とほぼ同じである。磁石システムの開離の間、スライダ2が上方へ移動すると、切替えの閉状態では固定ばねコンタクト11に下方へ押圧される可動ばねコンタクト3の復元力は、可動ばねコンタクト3を自動的に上方へ移動させるので、コンタクト開離要素20の補助無しで接触は取り消される。しかし、可動ばねコンタクト3及び固定ばねコンタクト11が接触領域25で溶着すると、最初に(アーム24のため)スライダ2が上方に移動するのみであり、コンタクト開離要素20が最終的に可動ばねコンタクト3を叩くまで可動ばねコンタクト3の下側と平行に延びるコンタクト開離要素20の部分及び可動ばねコンタクト3の下側との間の距離が連続的に減少し、システムのスライダ2/アーマチュア6の反動エネルギーにより溶着部が引き裂かれる。
図8ないし図10に示される実施形態は磁石システムを使用し、そのアーマチュア6(図11及び図12の断面参照)は、アーマチュア戻りばねを有していない。アーマチュア戻りばねの機能は、可動ばねコンタクト3及び固定ばねコンタクト11が溶着しているかどうかにかかわらず、磁石システムが励磁されていない場合にスライダ2を上方へ自動的に押圧するアーム24(図9参照)の復元力により置換されているので、スライダ2は、リレーに配置された回転中心26(図12参照)を介して軸受位置へアーマチュア6を押圧して戻す。
アーマチュアの移動を伝達するスライダを有する、従来技術のリレーを示す概略斜視図である。 ベース平面と平行に移動可能なスライダを有する、本発明によるリレーの組立状態を示す斜視図である。 平行スライダを有するリレーの別の実施形態を示す斜視図である。 図3のリレーの組立状態を示す斜視図である。 図4のリレーをさらに組み立てた状態を示す斜視図である。 コンタクトが溶着した作動段階の図3ないし図5のリレーを示す図である。 図6のリレーの側面図である。 ベース平面に対して直交して配置されたスライダを有するリレーの実施形態を示す斜視図である。 ベース平面に対して直交して配置されたスライダを有するリレーの実施形態を別の方向から見た斜視図である。 ベース平面に対して直交して配置されたスライダを有するリレーの実施形態をさらに別の方向から見た斜視図である。 ベース平面に対して直交して配置されたスライダを有するリレーの実施形態を示す部分断面した斜視図である。 ベース平面に対して直交して配置されたスライダを有するリレーの実施形態を示す部分断面した側面図である。
符号の説明
1 ベース平面
2 スライダ
3 可動ばねコンタクト
4 ベース
5 凹部
6 アーマチュア
11 固定ばねコンタクト
20 コンタクト開離要素
21 ラグ
22 凹部
23 肩
24 アーム
25 接触領域
26 回転中心

Claims (8)

  1. ベース板を画定するベースと、該ベース上に配置され、アーマチュア、前記ベースに対してそれぞれ直交して又は平行に配置された可動ばねコンタクト及び固定ばねコンタクトを具備する単安定又は双安定磁石システムとを有するリレーであって、前記可動ばねコンタクトは、前記固定ばねコンタクトと、前記ベース板に対してほぼ水平又は垂直に移動できるスライダとの間に配置されていると共に、前記可動ばねコンタクトに作用する前記スライダを介して前記アーマチュアに接続されているリレーにおいて、
    溶着した前記コンタクト同士を開離するための少なくとも1個のコンタクト開離要素が前記スライダに一体化され、
    前記スライダは、前記固定ばねコンタクトに面する側に前記コンタクト開離要素を用いて前記可動ばねコンタクトに係止し、
    前記磁石システムが開く際、該磁石システムが完全に開状態になる直前に前記コンタクト開離要素が前記可動ばねコンタクトを叩くように、前記スライダが前記固定ばねコンタクトに接近配置される際に間隔が形成され
    前記コンタクト同士は、前記ベース平面と平行に配置されるように前記ベースに固定され、
    前記ベース平面に対して直交して移動可能である前記スライダとして構成された前記コンタクト開離要素は、前記可動ばねコンタクトの凹部を通って案内されると共に、該凹部の周囲に配置された前記可動ばねコンタクトの自由端の一部に係止するフックの形態であることを特徴とするリレー。
  2. 前記コンタクト同士は、前記ベース平面に対して直交して立つように前記ベースに固定され、
    前記ベース平面と平行に移動可能である前記スライダ上に構成された前記コンタクト開離要素は、前記ベース平面から離れた前記可動ばねコンタクトの端部を介して上から係止するフックの形態であることを特徴とする請求項1記載のリレー。
  3. 前記固定ばねコンタクトの方向を指すと共に、前記可動ばねコンタクトにおいて前記スライダを案内するラグが、前記スライダ上で横方向に構成されていることを特徴とする請求項2記載のリレー。
  4. 前記コンタクト同士は、前記ベース平面に対して直交して立つように前記ベースに固定され、
    前記ベース平面と平行に移動可能な前記スライダに構成された前記コンタクト開離要素は、前記可動ばねコンタクトの凹部を通って案内されると共に該凹部上に配置される前記可動ばねコンタクトの一部に係止するフックの形態であることを特徴とする請求項1記載のリレー。
  5. 前記コンタクト開離要素が、前記可動ばねコンタクト内で横方向に配置された凹部を通ってそれぞれ案内された2個のフックにより形成されることを特徴とする請求項4記載のリレー。
  6. 前記コンタクト開離要素は、前記固定ばねコンタクトに向かう前記スライダの移動及び、前記可動ばねコンタクト上の、前記固定ばねコンタクトから離れた側面に作用する肩を前記スライダの前記側面に有して構成されることを特徴とする請求項4又は5記載のリレー。
  7. 前記コンタクト同士は、前記ベース平面に対して直交して立つように前記ベースに固定され、
    前記ベース平面と平行に移動可能な前記スライダに、前記ベース平面に対して直交して延びると共に該ベース平面から離れた前記可動ばねコンタクトの端部を囲む凹部が設けられ、
    前記コンタクト開離要素は、前記固定ばねコンタクトに面する前記凹部の一縁により形成されることを特徴とする請求項1記載のリレー。
  8. 前記可動ばねコンタクトは、前記アーマチュアを開くために、前記コンタクト同士の接触領域の外側に配置されたアームを前記可動ばねコンタクトの自由端領域に有し、
    前記アームの復元力は、前記スライダが前記リレー内に位置する回転中心を介して前記アーマチュアを開くように前記磁石システムが開く際に前記スライダを移動させることを特徴とする請求項記載のリレー。
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