JP2012199135A - リレー装置 - Google Patents

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裕亮 森口
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Abstract

【課題】接点を接触させる際に大きな衝突音が発生することを抑制できるリレー装置を提案すること。
【解決手段】リレー装置1は、2つの接点5,5と、接点5,5に接触し接点5,5間を電気的に接続する閉位置と、接点5,5から離れる開位置との間で移動可能な可動子6と、可動子6が閉位置にあるときに接触するように可動子6の移動に伴って互いに接離する一対のダミー接点8,8とを備え、ダミー接点8,8間のギャップH2が可動子6と接点5,5との間のギャップH1より狭く、少なくとも一方のダミー接点8が接点5,5より軟質の材料からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気回路の接点の開閉を行うリレー装置に関する。
従来から、例えば特許文献1に示すようなリレー装置が提案されており、このリレー装置は、固定接点と、可動接点を設けた可動接触子と、固定接点と可動接点とが接離するよう可動接触子を可動させる電磁石装置とを備える。
このリレー装置では、電磁石装置内のコイルの励磁前は、可動接点と固定接点とが接点ギャップを有して対向している。このコイルを励磁することで、可動接触子が駆動されて、可動接点は、接点ギャップを徐々に小さくしていき、固定接点に当接する。
特開平10−162676号公報
しかし、上述したようなリレー装置では、可動接点と固定接点とを接触させる際に、可動接点と固定接点とが衝突して、大きな衝突音が発生してしまうおそれがある。
そこで、上記事情を鑑みて、本発明は、接点を接触させる際に大きな衝突音が発生することを抑制できるリレー装置を提案することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明のリレー装置は、2つの接点と、前記接点に接触し前記接点間を電気的に接続する閉位置と、前記接点から離れる開位置との間で移動可能な可動子と、前記可動子が前記閉位置にあるときに接触するように前記可動子の前記移動に伴って互いに接離する一対のダミー接点とを備え、前記ダミー接点間のギャップが前記可動子と前記接点との間のギャップより狭く、少なくとも一方の前記ダミー接点が前記接点より軟質の材料からなることを特徴とする。
また、前記一対の前記ダミー接点のうち少なくとも一方が、前記接点に対して電気的に絶縁されていることが好ましい。
また、前記可動子は、板状であって、一面が前記2つの前記接点と前記一対の前記ダミー接点のうち一方の前記ダミー接点とに対向し、前記一面に他方の前記ダミー接点を備え、前記2つの前記接点が並ぶ方向に沿った直線回りで回転可能に支持されており、前記他方の前記ダミー接点は、前記可動子の前記一面のうち、前記可動子が前記閉位置にあるときに前記2つの前記接点が接触する2つの位置を通る直線上とは異なる位置に配置されていることが好ましい。
本発明のリレー装置は、接点を接触させる際に大きな衝突音が発生することを抑制できる。
本発明の実施形態のリレー装置の接点部を示す斜視図である。 同上のリレー装置の接点部を示し、(a)は可動子が開位置にあるときの側面図であり、(b)は可動子が閉位置にあるときの側面図である。 同上のリレー装置全体を示す断面図である。 本発明の他の実施形態のリレー装置の接点部を示し、(a)は図3のA−A線から上方を視た図であり、(b)はA−A線から下方を視た図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。本発明の実施形態のリレー装置は、例えば、EV(電気自動車)のバッテリーの電流をモータ等に送るための、電気回路の接点の開閉に用いられる。なお、EVに限らず、他の装置に用いてもよい。
本実施形態のリレー装置1の基本的な構成について、まず説明する。本実施形態のリレー装置1は、図3に示すように、2つの接点5,5と2つの可動接点7,7とを有する接点部3と、接点5,5と可動接点7,7とを接離させる駆動部14と、接点部3を収納する接点容器37とを備える。以下、リレー装置1について、図3の上下左右を上下左右とし、図3の図面に直交する方向を前後方向として説明する。なお、この各方向の設定は、説明の便宜を図るものであって、リレー装置1の配置する向きを限定するものではない。
接点容器37は、接点部3を囲むケース10と、金属部とからなる。ケース10は、絶縁材料で形成されており、下方に開口した箱状をなす。金属部は、金属材料で形成されており、後述するヨーク40の上端部と、ヨーク40の上端部とケース10の下端部とを結合する筒状の結合部材29とで構成される。この接点部3が収納される接点容器37の内側の空間Sは、本実施形態では気密空間となっている。
ケース10の上部11(底部11)には、第一固定端子45と第二固定端子46とを固定してあり、各固定端子45,46の下面にはそれぞれ接点5が設けられている。そして、駆動部14には、可動子6が上下動自在に取り付けてあって、この可動子6は上面に2つの可動接点7,7を有している。この2つの可動接点7,7は、可動子6の上面のうち、可動子6を上方に移動させた際に2つの接点5,5が接触する位置にそれぞれ形成されている。なお、以下では、この可動接点7,7を、上下方向に厚みを持たない、可動子6の上面の一部として説明する。
駆動部14は、可動接点7,7と接点5,5とが接触する閉位置から、可動接点7,7と接点5,5とが所定距離離れる開位置との間で、可動子6を上下に移動させる。各固定端子45,46と可動子6とは、導電性材料で形成されており、接点5,5と可動接点7,7とは接点材料で形成されている。2つの接点5,5と2つの可動接点7,7とが接触した状態で、2つの固定端子4,4は可動子6を介して電気的に接続した状態となり、このとき本実施形態のリレー装置1は、電気回路の接点を閉じた状態となる。
この接点を閉じた通電状態から、接点を開く(つまり2つの可動接点7,7を2つの接点5,5から離す)と、一方の可動接点7と一方の接点5との間と、他方の可動接点7と他方の接点5との間に、それぞれアークが生じる場合がある。このアークを引き伸ばして消滅させるための構成として、接点容器37の外側には、アークを接点容器37の壁12側に引き伸ばす永久磁石等からなる磁力発生部36が設けられている。詳しくは、ケース10の、2つの接点5,5が並ぶ方向の外側(ケース10の左右外側)にそれぞれ、磁力発生部36,36が設けられている。この磁力発生部36,36が、一方の接点5と一方の可動接点7との間に生じたアークと、他方の接点5と他方の可動接点7との間に生じたアークとを、ケース10の左右の壁12側に引き伸ばす。また、本実施形態では、アークを効率良く消滅させるために、空間Sに、水素を主体とするガスを例えば2気圧程度で注入して、空間S内の冷却効果を向上させている。
駆動部14は、ヨーク40と、コイル28と、コイルボビン27と、固定鉄心23と、可動鉄心24と、鉄心ケース22と、可動軸15と、復帰バネ26とを備える。ヨーク40と固定鉄心23と可動鉄心24とは磁性体の金属材料で形成され、鉄心ケース22と可動軸15とは非磁性体で形成されている。
鉄心ケース22は、有底筒状であり、鉄心ケース22の内側上部には可動鉄心24が上下動自在に配置され、鉄心ケース22の内側下部には固定鉄心23が固定されている。この固定鉄心23及び可動鉄心24には、可動軸15が上下方向に貫通している。可動軸15は、上端部にフランジ部31を備え、このフランジ部31の下面に可動子6の上面60が接圧バネ9のバネ力によって押し付けられている。可動軸15は、可動鉄心24に固定されていて、可動鉄心24の上下移動に伴って上下に移動する。コイルボビン27は円筒状に形成されていて、その内側に鉄心ケース22が挿入されている。コイル28は、コイルボビン27に巻きつけられている。固定鉄心23の上端部と可動鉄心24の下端部との間には、復帰バネ26が配置されていて、固定鉄心23と可動鉄心24とを互いに離れる方向に付勢する。
本実施形態では、コイル28に電流を流すことで、固定鉄心23と可動鉄心24とが磁化され、固定鉄心23に可動鉄心24が吸着する。このとき、可動子6が下方に移動して可動接点7が接点5から離れる。また、コイル28への電流供給を停止すると、復帰バネ26の付勢力によって、固定鉄心23から可動鉄心24が離れる。このとき、可動子6が上方に移動して可動接点7,7が接点5,5から離れる。なお、駆動部14は、接点5,5と可動接点7,7とを接離可能に移動させることができればよく、上述の構成に限定されない。
空間Sには、さらに、接点部3と金属部(ヨーク40の上端部と結合部材29)との間の放電経路を遮断するように接点部3とこの金属部との間に絶縁板20が設けられている。絶縁板20は、板状であり、ヨーク40の上端部と、接点部3との間に位置する。絶縁板20によって、接点部3に生じたアークが駆動部14のこの金属部に接触してアークがこの金属部を破損することを防止する。
続いて、本実施形態の接点部3の構成についてさらに詳しく説明する。図1は、可動子6が図3に示す開位置にあるときの接点部3を示す斜視図である。
接点部3には、可動子6の移動に伴って互いに接触する一対のダミー接点8,8が設けられている。ダミー接点8は、接点5,5、可動接点7,7よりも軟質の材料で形成されている。
図1の例では、第一固定端子45の下面に、円盤状の1つの接点5と、円盤状の1つのダミー接点8(以下これを固定ダミー接点80とする)とが前後方向に並んで固定されている。ここで、第一固定端子45の下面と、第二固定端子46の下面と、2つの接点5,5の下面と、固定ダミー接点80の下面とは、略平行となっている。
可動子6は、平板状に形成されており、可動子6の上面60は、第一固定端子45及び第二固定端子46に固定した2つの接点5,5と固定ダミー接点80とに対向している。可動子6の上面60には、円盤状の1つのダミー接点8(以下これを可動ダミー接点81とする)が固着されている。可動ダミー接点81は、可動子6の上面60のうち、固定ダミー接点80に対向する位置に配置されている。ここで、可動ダミー接点81は、可動子6の上面60のうち、2つの可動接点7,7を通る直線S2上とは異なる位置に配置しており、後述する直線S1を挟んで2つの可動接点7,7とは異なる側に配置されている。
可動子6には、図2(a)に示すように、貫通孔62が設けられている。図2(a),(b)は、図1に示す接点部3を可動子6の長手方向の側方から視た図である。この貫通孔62には、駆動部14によって上下移動する可動軸15が貫通している。可動軸15は丸棒状であり、外周には接圧バネ9が巻かれている。可動軸15は、上端部のフランジ部31の下面に可動子6の上面60が接圧バネ9によって押し当てられている。可動子6は、可動軸15の上下移動に伴って、上下に移動する。
加えて、本実施形態では、可動子6は、図1に示すように、可動軸15と接圧バネ9とによって、2つの可動接点7,7が並ぶ方向に沿った直線S1回りで回転可能に支持されている。直線S1とは、2つの可動接点7,7が並ぶ方向に平行な直線であって、可動子6の下面61に位置し、可動軸15の中心軸、つまりは接圧バネ9の中心軸を通過する直線である。ちなみに、この2つの可動接点7,7が並ぶ方向と、2つの接点5,5が並ぶ方向とは平行である。このように可動子6を直線S1回りで回転可能に支持するために、本実施形態では、可動子6の貫通孔62を、左右方向の長さは可動軸15の径と同じ長さに形成し、前後方向の長さは可動軸15の径より若干長く形成して、楕円形状としている。なお、他の構成で、可動子6を直線S1回りで回転可能に支持してもよい。
本実施形態では、図1に示すように、可動子6が開位置にあるとき、固定ダミー接点80と可動ダミー接点81との間の上下方向のギャップH2が、可動接点7とこれに対向する接点5との間の上下方向のギャップH1より狭くなるように形成されている。なお、固定ダミー接点80と可動ダミー接点81と接点5,5と可動接点7,7それぞれの上下長さは、ギャップH2<ギャップH1となるように様々な長さで組み合わせ可能である。
上述した構成で接点部3が構成される本実施形態のリレー装置1では、以下のように接点部3の開閉動作が行われる。
駆動部14によって、可動子6を開位置から閉位置へ移動させていくと、可動子6が閉位置に到達する前に、可動子6に固定した可動ダミー接点81が、第一固定端子45に固定した固定ダミー接点80に衝突する。ここで、可動ダミー接点81及び固定ダミー接点80は、接点5(可動接点7)と比べて軟質の材料で形成されているので、このとき可動ダミー接点81と固定ダミー接点80とが衝突することで発生する衝突音は小さい。そして、可動ダミー接点81と固定ダミー接点80とが衝突した後、可動子6はさらに閉位置方向に移動する。このとき、可動子6は、固定ダミー接点80に押されて、直線S1回りに、2つの接点5,5に近づく方向にゆっくりと回転する。すると、2つの可動接点7,7の各々が第一固定端子45の接点5と、第二固定端子46の接点5とに接触する(図2(b)参照)。ここで、2つの可動接点7,7と2つの接点5,5とは、可動ダミー接点81と固定ダミー接点80とによって衝突する勢いが緩衝された状態で衝突するので、この際発生する衝突音はダミー接点8が無い場合と比べ小さくなっている。以上のようにして、接点部3の閉動作は行われる。
また、接点部3を開く際には、駆動部14によって、可動子6を閉位置から開位置へと移動させていく。このとき、可動子6は、固定ダミー接点80から受ける力が減少して、直線S1回りに、2つの接点5,5から離れる方向に回転する。すると、2つの接点5,5と、2つの可動接点7,7とが略同時に離れる。このように略同時に離れることで、一方の接点5と一方の可動接点7との間に、偏ってアークが発生することを抑制できるので、接点の消耗の偏りを防止することができる。そして2つの接点5,5と、2つの可動接点7,7とが離れた後、可動子6はさらに開位置の方向へと移動する。すると、可動ダミー接点81と固定ダミー接点80とが離れて、可動子6は開位置へと戻る。以上のようにして、接点部3の開動作は行われる。
ここで、本実施形態ではさらに、可動子6が閉位置にある状態で固定ダミー接点80と可動ダミー接点81とのうち少なくとも一方が、2つの接点5,5に対して電気的に絶縁されている。詳しくは、固定ダミー接点80または可動ダミー接点81のうちいずれか一方または両方が、絶縁材料で形成されている。
そのため、固定ダミー接点80と可動ダミー接点81とが離れる際に、固定ダミー接点80と可動ダミー接点81との間にアークが発生することを防止できる。よって、固定ダミー接点80及び可動ダミー接点81は、アークにより消耗しにくくなるので、前述したギャップ差を長く維持することができる。
なお、図示しないが、例えば、第一固定端子45の一部を絶縁材料で形成して、固定ダミー接点80と接点5とを絶縁してもよい。また、可動子6の一部を絶縁材料で形成して、可動ダミー接点81と可動接点7とを絶縁してもよい。
また、上述した本実施形態において、2つの接点5,5の下面あるいは2つの可動接点7,7の上面あるいはその両方を、閉位置にあるときの可動子6の傾きに対応させて傾きをつけて形成してもよい。このようにすれば、接点5,5と可動接点7,7との接触面積を広く取ることができるので、接触抵抗を小さくできる。
また、上述した本実施形態では、固定ダミー接点80を、接点5を備えた第一固定端子45に固定したが、図4(a)に示すように、ケース10に固定してもかまわない。このとき、この固定ダミー接点80に接触する可動ダミー接点81は、図4(b)に示すように、可動子6の上面60のうち、固定ダミー接点80に対向する位置に固定する。このようにすれば、ケース10は絶縁材料で形成されているので、固定ダミー接点80と可動ダミー接点81との間にアークが生じることを抑制できる。
以上まとめると、本発明の実施形態のリレー装置1は、2つの接点5,5と、接点5,5に接触し接点5,5間を電気的に接続する閉位置と、接点5,5から離れる開位置との間で移動可能な可動子6を備える。そしてさらに、可動子6が閉位置にあるときに接触するように可動子6の移動に伴って互いに接離する一対のダミー接点8,8を備える。そして、ダミー接点8,8間のギャップH2が可動子6と接点5,5との間のギャップH1より狭く、少なくとも一方のダミー接点8が接点5より軟質の材料からなる。
以上のような構成とすることで、本実施形態のリレー装置1は、可動子6が開位置から閉位置に移動する際、一対のダミー接点8,8が互いに衝突してから、可動子6と2つの接点5,5とが衝突する。ここで、一対のダミー接点8,8は少なくとも一方が接点5よりも軟質の材料からなるので、ダミー接点8,8が互いに衝突する際に発生する衝突音は小さくなる。加えて、この一対のダミー接点8,8の衝突により、可動子6の2つの接点5,5に衝突する方向への移動速度が小さくなるので、可動子6と2つの接点5,5とが衝突する際に発生する衝突音も小さくなる。よって、本実施形態のリレー装置1は、接点5,5を接触させる際に大きな衝突音が発生することを抑制できる。
また、本実施形態のリレー装置1は、一対のダミー接点8,8のうち少なくとも一方が、接点5,5に対して電気的に絶縁されている。
以上のような構成とすることで、可動子6を閉位置から開位置へと移動させる際に、一対のダミー接点8,8間にアークが生じることを防止し、一対のダミー接点8,8がアークによって消耗することを抑制できる。よって、一対のダミー接点8,8間のギャップH2が可動子6と接点5,5との間のギャップH1より狭い状態を維持できるので、接点5,5を衝突させる際に大きな衝突音が発生することを長期的に抑制できる。
また、本実施形態のリレー装置1においては、可動子6は、板状であって、一面60が2つの接点5,5と、一対のダミー接点8,8のうち一方のダミー接点8とに対向し、この一面60に他方のダミー接点8を備えている。さらに可動子6は、2つの接点5,5が並ぶ方向に沿った直線S1回りで回転可能に支持されている。そして、他方のダミー接点8は、可動子6の一面60のうち、可動子6が閉位置にあるときに2つの接点5,5が接触する2つの位置を通る直線S2上とは異なる位置に配置されている。
以上のような構成とすることで、可動子6が開位置から閉位置に移動する際に、一対のダミー接点8,8が接触した後、可動子6が2つの接点5,5に接触する方向に傾いて、可動子6が2つの接点5,5に接触する。よって、本実施形態のリレー装置1では、一対のダミー接点8,8の接触により、可動子6が2つの接点5,5のうちいずれか一方にのみ接触する方向に傾くことを防止して、可動子6と2つの接点5,5とを確実に接触させることができる。また、可動子6が閉位置から開位置に移動する際に、可動子6と2つの接点5,5の各々との離れるタイミングが略同時となるので、一方の接点5と可動子6の間にだけアークが集中して発生し、一方の接点5だけがアークにより消耗することを抑制できる。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されず、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 リレー装置
5 接点
6 可動子
60 一面
8 ダミー接点
H1 ギャップ
H2 ギャップ
S1 直線
S2 直線

Claims (3)

  1. 2つの接点と、前記接点に接触し前記接点間を電気的に接続する閉位置と、前記接点から離れる開位置との間で移動可能な可動子と、前記可動子が前記閉位置にあるときに接触するように前記可動子の前記移動に伴って互いに接離する一対のダミー接点とを備え、前記ダミー接点間のギャップが前記可動子と前記接点との間のギャップより狭く、少なくとも一方の前記ダミー接点が前記接点より軟質の材料からなることを特徴とするリレー装置。
  2. 前記一対の前記ダミー接点のうち少なくとも一方が、前記接点に対して電気的に絶縁されていることを特徴とするリレー装置。
  3. 前記可動子は、板状であって、一面が前記2つの前記接点と前記一対の前記ダミー接点のうち一方の前記ダミー接点とに対向し、前記一面に他方の前記ダミー接点を備え、前記2つの前記接点が並ぶ方向に沿った直線回りで回転可能に支持されており、
    前記他方の前記ダミー接点は、前記可動子の前記一面のうち、前記可動子が前記閉位置にあるときに前記2つの前記接点が接触する2つの位置を通る直線上とは異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のリレー装置。
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