JP5003190B2 - 車両機器制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばシートを移動させるシート移動装置や空調装置などの車両機器の制御を車両の搭乗者に応じて実行する車両機器制御装置に関する。
従来、車両の搭乗者が所定の電子キーを所持していれば、キーをキーシリンダに挿入することなく車両ドアをロック、アンロックさせることができるスマートエントリシステムが知られている。このスマートエントリシステムでは、車載器から定期的に送信されるリクエスト信号に応答して、電子キーがその電子キー固有のIDコードを含んでいるレスポンス信号をその車載器に送信する。車載器は、電子キーから送信されてきたレスポンス信号に含まれるIDコードが正当か否かの照合を実行し、照合可の場合には車両ドアをロック、アンロックさせる。
特許文献1には、このようなスマートエントリシステムをドアロック、アンロック以外の制御に発展させた技術が記載されている。具体的には、IDコードが異なる複数の電子キーを用意しており、シート位置やハンドル位置などを各IDコードに対応させて制御している。このようにすることにより、各電子キーを所持するユーザーを予め決めておけば、搭乗者に応じて車両機器を制御することができる。
特開平11−101034号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、車両の搭乗者は電子キーを所持していなければならず、搭乗者にとっては所持する物が増えて煩わしいと思うこともある。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、車両の搭乗者に応じて車両機器の制御を行う車両機器制御装置において、簡易に車両の搭乗者を特定することができるようにすることを目的とする。
上記問題点を解決するために、請求項1の車両機器制御装置は、携帯電話から発信される電波に含まれる識別情報と照合するための照合用情報を記憶する照合用情報記憶手段と、前記照合用情報記憶手段が記憶した前記照合用情報に対応させて、所定の車両機器の設定値を記憶する設定値記憶手段と、受信範囲が前記車両の近傍の所定範囲とされており、前記携帯電話からの電波を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された電波に含まれている前記識別情報を、前記照合用情報記憶手段に記憶されている前記照合用情報と照合する照合手段と、前記照合手段の照合結果が可の場合、照合に用いた前記照合用情報に対応して前記設定値記憶手段に記憶されている設定値で前記所定の車両機器を制御する車両機器制御手段とを備え、前記受信手段として、前記車両の幅方向中心線に対して左側を受信範囲とする左側指向性アンテナおよび右側を受信範囲とする右側指向性アンテナを、前記車両の幅方向中心線上に備えるとともに、前記携帯電話からの電波がいずれの前記指向性アンテナによって受信されたかを特定することによって、前記車両の運転席側、助手席側のドアのどちらに前記携帯電話からの電波が到来したかを判定する判定手段を備え、前記車両機器制御手段は、前記判定手段によって前記携帯電話からの電波が運転席側のドアに到来したと判定された場合には予め運転席と関連付けられている車両機器を制御し、前記判定手段によって前記電波が助手席側のドアに到来したと判定された場合には予め助手席と関連付けられている車両機器を制御することを特徴とする。
また、請求項2の車両機器制御装置は、携帯電話から発信される電波に含まれる識別情報と照合するための照合用情報を記憶する照合用情報記憶手段と、前記照合用情報記憶手段が記憶した前記照合用情報に対応させて、所定の車両機器の設定値を記憶する設定値記憶手段と、前記携帯電話からの電波を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された電波に含まれている前記識別情報を、前記照合用情報記憶手段に記憶されている前記照合用情報と照合する照合手段と、前記照合手段の照合結果が可の場合、照合に用いた前記照合用情報に対応して前記設定値記憶手段に記憶されている設定値で前記所定の車両機器を制御する車両機器制御手段と、前記車両のシートに人が着座しているか否かを検出する着座検出手段とを備え、前記所定の車両機器が、前記識別情報により着座者を推定できるシートの位置を移動させるシート移動装置であり、前記車両機器制御手段は、前記シート移動装置を制御するものであって、前記シート移動装置が移動させるシート以外のシートに人が着座していることを前記着座検出手段が検出した場合には、前記シート移動装置が移動させるシート以外のシートに人が着座していないときよりも遅い速度でシートを移動させることを特徴とする。
今日、極めて多くの人が携帯電話を所持しており、通常、携帯電話は他人が利用することはない。しかも、携帯電話は識別情報を含む電波を定期的に発信している。請求項1、2の発明では、この電波を利用するために、照合用情報を記憶しており、また、その照合用情報に対応させて所定の車載機器の設定値を記憶している。そして、受信手段によって携帯電話からの電波が受信されると、照合手段において、携帯電話からの電波に含まれる識別情報を、識別情報記憶手段に記憶されている照合用情報と照合し、照合結果が可の場合には、照合に用いた照合用情報に対応して記憶されている設定値で所定の車両機器を制御する。このようにすることで、携帯電話を所持している個人個人に応じた設定で車両機器を制御することができ、しかも、多くの人が所持している携帯電話を利用しているので、簡易な構成とすることができる。
また、請求項1の発明では、受信手段の受信範囲が車両の近傍の所定範囲とされているので、車両に搭乗しないのに所定の車両機器を誤って制御してしまうことを防ぐことができる。
また、判定手段によって携帯電話からの電波が運転席側のドアに到来したのか、助手席側のドアに到来したのかを判定して、その判定結果に基づいて、制御する車両機器を決定するので、運転席と助手席とにそれぞれ設けられたシート移動装置など、運転席と助手席とを区別して制御する必要がある車両機器を制御することができる。
ところで、シートの位置を移動させる場合、そのシートに人が着座する前にシートの移動を完了させるために、速い速度でシート位置を移動させるほうが好ましい。しかし、移動させるシートの周囲に人が存在する場合には、あまり速い速度でシートを移動させてしまうと、シートの周囲にいる人が驚いてしまう可能性もある。そこで、請求項2の発明では、シート移動装置が移動させるシート以外のシートに人が着座していることを検出した場合には、移動させるシート以外のシートに人が着座していないときよりも遅い速度でシートを移動させるのである。
請求項の車両機器制御装置は、前記車両のドアの解錠を検出し、又は前記車両のドアが所定期間内に解錠される可能性があることを検出するドア解錠検出手段を備え、前記照合手段は、前記ドア解錠検出手段が前記車両のドアの解錠を検出し、又は前記車両のドアが所定期間内に解錠される可能性があることを検出した場合に、前記電波に含まれている前記識別情報と前記識別情報記憶手段が記憶した前記照合用情報とを照合することを特徴とする。
ドア解錠検出手段が車両のドアの解錠を検出し、又は車両のドアが所定期間内に解錠される可能性があることを検出したということは、車両に人が乗り込む可能性が大きいことを意味する。したがって、請求項2のようにすることにより、車両に乗り込まないのに誤って車両機器を制御してしまうことを防止することができる。
請求項の車両機器制御装置は、前記車両のドアの開閉を検出するドア開閉検出手段を備え、前記車両機器制御手段は、前記ドア開閉検出手段が前記車両のドアが開いたことを検出しない場合には、前記所定の車両機器の制御を行わないことを特徴とする。
ドア開閉検出手段が車両のドアが開いたことを検出したということは、車両に人が乗り込む可能性がさらに大きくなることを意味する。したがって、車両に乗り込まないのに誤って車両機器を制御してしまうことをより確実に防止することができる。
請求項の車両機器制御装置は、前記指向性アンテナを前記車両の各ドアに設けるとともに、各指向性アンテナの受信範囲をその指向性アンテナが設けられている各ドア付近の所定範囲とし、前記携帯電話からの電波を受信した指向性アンテナを特定することによって、前記車両のどのドアに前記携帯電話からの電波が到来したかを判定する判定手段を備え、前記車両機器制御手段は、前記判定手段によって携帯電話からの電波が到来したと判定されたドアと予め関連付けられている車両機器を制御することを特徴とする。
これによれば、携帯電話を所持した人が車両のドアに近づいたならば、そのドアに設置された指向性アンテナによってその携帯電話から発信される電波が受信され、その電波を受信した指向性アンテナを特定することによって、どのドアに携帯電話からの電波が到来したかが判定される。そして、判定されたドアと予め関連付けられている車両機器が制御されるので、後部シートのシート位置移動装置など、後部シートを特定して制御する必要がある車両機器を制御することができる。また、前部シートおよび後部シートを問わず、左右いずれのシートであるかを特定して制御する必要がある車両機器を制御することも可能となる。
請求項の車両機器制御装置は、前記車両機器制御手段は、前記照合手段の照合結果が可となる複数の電波を同一の指向性アンテナで受信した場合、前記所定の車両機器の制御を中止することを特徴とする。
同一の指向性アンテナで照合結果が可となる複数の携帯電話からの電波を受信した場合、誰が車両に乗り込むのかを把握できないので、車両機器の制御を中止している。これにより、誤って他人の設定値で車両機器が制御されてしまうのを防止できる。
請求項の車両機器制御装置は、ユーザーの操作に基づいて、前記所定の車両機器の設定値を設定する設定手段を備え、前記設定値記憶手段は、前記設定手段によって設定された設定値を記憶することを特徴とする。
このようにユーザーの操作に基づいて設定値を設定、記憶できるようにすることにより、よりユーザーの嗜好に合うように車両機器を制御することができる。
請求項の車両機器制御装置は、前記設定値が、ユーザーの操作実行日時情報を属性情報として持つことを特徴とする。このようにすれば、本制御装置を備えた複数の車両の中のひとつに乗車する際にも、常に最新の設定値により車両機器を制御することができる。
請求項の車両機器制御装置は、前記設定値を前記携帯電話に記憶させるために、前記設定値を送信する設定値送信手段を備えることを特徴とする。
このように、ユーザーの操作に基づいた設定値を携帯電話に記憶させることで、本制御装置を備えた他の車両に乗車する際にもユーザーの嗜好に合うように車両機器を制御するための設定値を持ち運ぶことができる。
請求項10の車両制御装置は、前記設定値記憶手段は、前記携帯電話から前記設定値が送信され、その設定値が前記受信手段によって受信された場合には、その受信された設定値を記憶するようになっていることを特徴とする。このようにすれば、本制御装置を備えた車両に初めて乗車する際にもシート位置や空調装置の設定操作をすることなく、ユーザーの嗜好に合うように車両機器を制御することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る車両機器制御装置の第1実施形態について図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の車両機器制御装置100の概略構成を示したブロック図、図2は、図1の車両機器制御装置100と通信をする携帯電話200の概略構成を示したブロック図である。図1に示すように、車両機器制御装置100は、指向性アンテナ101、受信部102、メモリ103、ドアロック制御装置104、ドアロック部105、アクチュエータ制御装置106、アクチュエータ107、着座センサ108、ドア開閉検出部109及びECU110を備えている。
指向性アンテナ101としては例えばセクタアンテナが用いられる。図3は、指向性アンテナ101の設置位置及び電波の受信範囲を説明するための図である。同図に示すように、指向性アンテナ101は、車両幅方向の中心部に2つ設けられている。それら2つの指向性アンテナ101のうち、右側指向性アンテナ101aは、車両進行方向に対して車両の右側面に到来する電波を受信するように設置されており、左側指向性アンテナ101bは車両進行方向に対して車両の左側面に到来する電波を受信するように設置されている。なお、本実施形態では、車両進行方向に対して右シートが運転席、左シートが助手席となっている。
受信部102は、指向性アンテナ101が受信した電波を所定の増幅率で増幅し、さらに、増幅した信号を復調してECU110に出力する。上記増幅率の設定によって指向性アンテナ101の受信範囲は、図3に示すように、各指向性アンテナ101a、bが設置されている位置から、半径3〜4mの半円状の範囲300a、bに設定される。なお、指向性アンテナ101と受信部102は受信手段として機能する。
メモリ103は、識別情報記憶手段および設定値記憶手段として機能し、携帯電話200から送られる識別情報を照合するための照合用情報と、その照合用情報と対応させて運転席、助手席の位置を定めるシート位置設定情報を記憶する。メモリ103には、例えばフラッシュメモリやEEPROMなど、不揮発性で書換え可能なメモリが使用される。
ドアロック制御装置104は、ドアをロック、アンロックするロック機構であるドアロック部105をECU110からの指示に従って制御する。
アクチュエータ制御装置106は、ECU110からの指示に基づいて運転席、助手席に設けられたアクチュエータ107を制御する装置である。また、アクチュエータ制御装置106には、シート位置設定手段として機能するシート位置設定スイッチが設けられ、運転席、助手席に座った人がそのシート位置設定スイッチを操作しても、アクチュエータ107を制御することができる。そのアクチュエータ107は、シート移動装置である運転席、助手席のシートトラック、リクライニング機構、シート位置を上下動させるリフターにそれぞれ設けられ、アクチュエータ制御装置106の指示に基づいて、それぞれを所定方向に移動させる。
着座センサ108は、着座検出手段として機能し、運転席、助手席、後部シートに人が着座しているかを検出するセンサであり、例えば座面に歪ゲージを設けて、その歪ゲージの歪の変化量を検出する。なお、車室内にカメラを設けて、そのカメラの撮像画面を解析することによって座席に人が着座しているかを判断してもよい。
ドア開閉検出部109は、ドア開閉検出手段として機能し、運転席のドア、助手席のドアそれぞれの開閉を検出する。運転席のドア、助手席のドアが開いたときには、ドア開閉検出部109は、ECU110にドアが開いたことを示す信号を出力する。
ECU110は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスライン(いずれも不図示)が備えられている。ECU110は、メモリ103、ドアロック制御装置104、アクチュエータ制御装置106、着座センサ108、ドア開閉検出部109と接続されており、それらから出力される信号を受けて携帯電話200の所持者に応じて運転席、助手席の位置を制御する処理を行う。
なお、本実施形態の車両はスマートエントリシステムに対応している。したがって、前述したように車両から定期的にリクエスト信号が送信されている。電子キーを所持した人が車両に接近すると、電子キーはリクエスト信号を受信し、リクエスト信号に応答してレスポンス信号を車両に送信する。このように、車両と電子キーとの双方向通信によって、車両ドアのロック、アンロックを実施している。この際、図示しないスマートエントリシステム用のECUは、そのリクエスト信号を送信するように図示しない送信部に指示したり、レンスポンス信号に含まれるIDコードを予め登録してあるIDコードと照合したりする。なお、車両から送信されるリクエスト信号は、指向性アンテナ101とは別に各ドアに設けられたアンテナから送信される。その送信範囲は、各ドアからおよそ0.7m〜1.0mに設定されている。
一方、携帯電話200は、本発明のための特別の構成を有しているものではなく、一般的な構成のものである。すなわち、図2に示すように、アンテナ210、送受信部220、メモリ230及びECU240を備えている。通話時の電波及び自身の存在を知らせるための電波(以下、報知電波と称する)がアンテナ210から外部に発信される。また、外部から到来した電波をアンテナ210は受信する。なお、報知電波は定期的に外部に発信されており、その報知電波には自身を識別するための識別情報が含まれている。
送受信部220は、アンテナ210で受信した電波を増幅および復調してECU240へ出力するとともに、ECU240から供給された信号を変調してアンテナ210から送信させる。
メモリ230は、他の携帯電話と通信するために必要な情報やその携帯電話の所有者に関する情報などが記憶されるものであって、書換え可能なメモリである。
ECU240は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスライン(いずれも不図示)が備えられている。このECU240は、図示しないマイクから入力された音声信号を通信先に送信するために送受信部220に出力するとともに、送受信部220から入力された音声信号を図示しないスピーカに出力する。
次に、携帯電話200の所持者に応じて運転席、助手席の位置を制御する処理を図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、このフローチャートに示す処理は、一定期間ごとに実行される。また、ステップS11はドアロック制御装置104及び前述したスマートエントリシステム用ECUが実行し、その他の処理はECU110が実行する。また、ステップS12の処理に進むまでは、ECU110は消費電力を抑えるためにスリープ状態にある。
ステップS11は、ドア解錠検出手段として機能し、車両ドアが解錠されたこと、又は所定期間内に解錠される可能性があることを検出したか否かを判定する。具体的には、車両ドアが解錠された場合には、ドアロック部105からドアロック制御装置104に解除したことを示す解除信号が出力される。ドアロック制御装置104は、その解除信号が出力されたことをもって、車両ドアが解除されたと判定する。この場合、ドアロック制御装置104は、車両ドアが解除されたことを示す信号をECU110に出力する。
一方、所定期間内に車両ドアが解除されるか否かの判定は、スマートエントリシステムにおける電子キーと車両との双方向通信がされているか否かによって行う。具体的には、スマートエントリシステム用ECUは定期的にリクエスト信号を外部に発信する。この際、リクエスト信号が届く範囲に電子キーを所持したユーザーがいれば、電子キーがリクエスト信号に応答してレスポンス信号を車両に送信するので、スマートエントリシステム用ECUはそのレスポンス信号を受信したことをもって、所定期間内に車両ドアが解除されると判定する。この場合、スマートエントリシステム用ECUは、所定期間内に車両ドアが解除されることを示す信号をECU110に出力する。
ステップS11において、肯定判定した場合は処理をステップS12に進み、否定判定した場合は処理をステップS24に進む。ステップS12では、ECU110は、ドアロック制御装置104からの信号またはスマートエントリシステム用ECUからの信号をウェイクアップ信号として、自身をスリープ状態から起動させる。
続くステップS13では、携帯電話200から発信された報知電波を受信したか否かを判定する。報知電波を受信した場合は肯定判定し、処理をステップS14に進め、受信していない場合は否定判定し、処理をステップS24に進める。
ステップS14は、判定手段として機能し、報知電波が運転席側に到来したのか助手席側に到来したのかを判定する。これは、報知電波がどちらの指向性アンテナ101a、bから出力されたかによって判定することができる。
続くステップS15は、シートへの着座者を推定できたかを判定する。具体的には、まず、受信した報知電波に含まれている識別情報とメモリ103に記憶されている照合用情報とを照合する。従って、ステップS15は照合手段としても機能する。照合可の場合は、照合する際に用いた照合用情報から携帯電話200を特定する。この場合、着座者を推定できたと判定し、処理をステップS16に進める。これに対し、照合不可の場合は、着座者を推定できないと判定し、処理をステップS24に進める。
ステップS16では、ステップS15にて推定した推定着座者が一人か否かを判定する。これは、受信した報知電波が一つであり、かつ、ステップS15にて肯定判定された場合に、推定着座者が一人と判定する。一方、受信した報知電波が複数であり、かつ、ステップS15において、その複数の報知電波に対して2つ以上照合可となった場合に、推定着座者は一人ではないと判定する。ここで、推定着座者が一人と判定した場合は肯定判定し、処理をステップS17に進め、推定着座者が一人ではないと判定した場合は否定判定し、処理をステップS24に進める。
ステップS17では、制御対象シートのドアが開けられたか否かをドア開閉検出部109を用いて判定する。なお、報知電波を運転席側の指向性アンテナ101aで受信した場合には運転席が制御対象シートとなり、報知電波を助手席側の指向性アンテナ101bで受信した場合には助手席が制御対象シートとなる。ここで、制御対象シートのドアが開けられた場合は肯定判定し、処理をステップS18に進め、制御対象シートのドアが開けられていない場合は否定判定し、処理をステップS24に進める。
ステップS18では、報知電波を受信した携帯電話200に対応するシート位置設定情報がメモリ130に記憶されているか否かを判定する。記憶されている場合は肯定判定し、処理をステップS19に進め、記憶されていない場合は否定判定し、処理をステップS23に進める。
ステップS19では、制御対象シート以外のシートに人が着座しているか否かを着座センサ108から出力される信号に基づいて判定する。この判定が肯定判定である場合には処理をステップS21に進め、否定判定の場合には処理をステップS20に進める。
ステップS20では、速度V1で制御対象シートの位置を移動させて、メモリ103に記憶されているシート位置になるように、アクチュエータ制御装置106に指示信号を出力する。また、ステップS21では、速度V1よりも遅い速度V2で制御対象シートを移動させて、メモリ103に記憶されているシート位置になるように、アクチュエータ制御装置106に指示信号を出力する。このように、制御対象シート以外のシートに人が着座しているときとそうでないときとで制御対象シートの移動速度に差を付けている以下の理由による。すなわち、その制御対象シートに人が着座する前に制御対象シートの移動を完了させるためには、速い速度でシート位置を移動させるほうが好ましいのであるが、制御対象シートの周囲に人が存在する場合には、あまり速い速度で制御対象シートを移動させてしまうと、制御対象シートの周囲にいる人が驚いてしまう可能性もあるからである。なお、ステップS20とステップS21は車両機器制御手段として機能する。
続くステップS22では、制御対象シートの移動後の位置をメモリ103に更新して記憶し、処理をステップS23に進める。
ステップS23では、制御対象シートの位置を手動調整するシート位置設定スイッチがユーザーによって操作されたか否かを判定する。これは、アクチュエータ制御装置106から出力される信号に基づいて判定する。ここで、シート位置設定スイッチが操作された場合は肯定判定し、処理をステップS21に戻って速度V2で制御対象シートの位置を移動させる。これに対し、シート位置設定スイッチが操作されていない場合は否定判定し、処理をステップS24に進める。
ステップS24では、イグニッションキーがアクセサリー位置(ACC)を経てオフされたか否かを判定する。ここで、ACCスイッチがオフされた場合は肯定判定し、この処理を終了する。これに対し、ACCスイッチがオフされていない場合は否定判定し、処理をステップS23に戻す。
以上、本実施形態の車両機器制御装置100は、携帯電話200からの電波に含まれる識別情報を照合するために照合用情報を記憶しており、また、その照合用情報に対応させてシート移動装置の設定値を記憶している。そして、携帯電話200からの電波が受信されると、S15において、携帯電話200からの電波に含まれる識別情報を、メモリ103に記憶されている照合用情報と照合し、照合結果が可の場合には、照合に用いた照合用情報に対応して記憶されている設定値でシート制御装置を制御する。このようにすることで、携帯電話200を所持している個人個人に応じた設定でシート移動装置を制御することができ、しかも、多くの人が所持している携帯電話200を利用しているので、簡易な構成とすることができる。
また、推定着座者が一人ではないときには、誰が制御対象シートに着座するかわからないので、制御対象シートの位置の制御を実行しないようになっている。従って、誤って他人の設定値でシート移動装置が制御されてしまうのを防止できる。
また、シート移動装置を手動で操作して制御対象シートを移動させた場合には、その移動後のシート位置を新たなシート位置設定情報としてメモリ103に記憶している。これにより、より着座者の嗜好に合ったシート位置にすることができる。
また、車両ドアが解錠されたこと、又は所定期間内に解錠される可能性があることを示す情報がドアロック制御装置104から受信するまではECU110がスリープ状態になっているので、車両機器制御装置100の消費電力を低減できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る車両機器制御装置の第2実施形態について図面に基づいて説明する。図5は本実施形態の車両機器制御装置150の概略構成を示したブロック図であり、図6は、その車両機器制御装置150と通信する携帯電話201の概略構成を示したブロック図である。なお、第1実施形態と同一の働きをするものには同一の符号を付してある。以下、第1実施形態と異なる部分を中心に各構成部材を説明する。
図5に示す車両機器制御装置150において、近距離通信装置111は、設定値送信手段として機能し、Bluetooth(登録商標)通信や赤外線通信などによって、携帯電話201と近距離間(数メートル)で、制御対象シートの位置を定めるシート位置設定情報を無線通信する。
ECU112は、第1実施形態と同様に、内部に周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている通常のコンピュータであるが、ROMに記憶されているプログラムが異なっている。それに伴い、CPUが実行する処理も第1実施形態と異なっている。この処理については、フローチャートを用いて後述する。
図6に示す携帯電話201において、送受信部221は、第1実施形態の送受信部220の働きに加えて、車両機器制御装置150と近距離間で無線通信するための構成を備えている。
メモリ231は、第1実施形態のメモリ230に記憶される情報に加えて、制御対象シートの位置を定めるシート位置設定情報を記憶するようになっている。そのシート位置設定情報をメモリ231に記憶させる方法としては、図示しない携帯電話201のプッシュボタンをユーザーが操作することによって記憶させる方法や、後述するように車両機器制御装置150から無線通信でシート位置設定情報を取得して記憶させる方法がある。
ECU241は、車両機器制御装置150と無線通信を行うための処理を実行する点、制御対象シートの位置を定めるシート位置設定情報をメモリ231に記憶する処理を実行する点で、第1実施形態のECU240と異なっている。なお、車両機器制御装置150、携帯電話201について、第1実施形態と同一の符号の構成部材については説明を割愛する。
次に、携帯電話201の所持者に応じて運転席、助手席の位置を制御する処理を図7のフローチャートに基づいて説明する。なお、第1実施形態と同一の処理には同一の符号が付してある。また、このフローチャートに示す処理は、一定期間ごとに実行される。さらに、ステップS11はドアロック制御装置104及び前述したスマートエントリシステム用ECUが実行し、その他の処理はECU112が実行する。また、ステップS12の処理に進むまでは、ECU112は消費電力を抑えるためにスリープ状態にある。
ステップS11〜ステップS17の処理を経て、着座者を推定することができ、かつ制御対象シートのドアが開けられた場合には、ステップS25において、携帯電話と近距離無線通信できるか否かを判定する。この判定を行う理由は、携帯電話の種類によっては、近距離無線通信するための構成を備えていないものもあるからである。この判定は、具体的には、先ず近距離通信装置111から携帯電話201を探知するための電波を送信する。所定範囲内に携帯電話201があれば、携帯電話201は、近距離通信装置111が送信した電波を受信し、受信したことを示す情報を近距離通信装置111に送信する。その後、近距離通信装置111と携帯電話201との間で通信を確立させるための情報のやりとりが行われる。このようにして、近距離通信装置111が携帯電話201と通信ができる状態になったときには、近距離通信装置111はそのことを示す情報をECU112に出力する。そして、ECU112はその情報を受信したことをもって、携帯電話と通信できると判定する。
これに対し、近距離通信装置111は、携帯電話機201から応答がなかった場合には、携帯電話機201と通信できないことを示す情報をECU112に出力する。そして、ECU112はその情報を受信したことをもって、携帯電話と通信できないと判定する。このようにして、携帯電話と通信できると判定した場合は肯定判定し、処理をステップS26に進め、携帯電話と通信できないと判定した場合は否定判定し、処理をステップS24に進める。
ステップS26は、設定値取得手段として機能し、制御対象シートの位置を定めるシート位置設定情報が車両機器制御装置150のメモリ103または、携帯電話201のメモリ231に記憶されているか否かを判定する。具体的には、メモリ103、231のどちらかにシート位置設定情報が記憶されている場合には、肯定判定し、そのシート位置設定情報を取得して、処理をステップS19に進め、記憶されていない場合は否定判定し、処理をステップS24に進める。
ここで、車両機器制御装置150のメモリ103と携帯電話201のメモリ231の両方にシート位置設定情報が記憶されている場合、後述するようにシート位置設定情報の属性情報として記憶している日時情報が新しいほうのシート位置設定情報を採用する。
そして、ステップS19→ステップS20又はステップS19→ステップS21を経て制御対象シートを移動させた後、ステップS28において、制御対象シートの移動後のシート位置を新たなシート位置設定情報としてメモリ103に記憶し、処理をステップS27に進める。この際、この時点での日時となる、制御対象シートの位置調節操作を実行した日時を示す操作実行日時情報を属性情報として付加して記憶し、処理をステップS27に進める。
ステップS27では、現在の制御対象シートの位置におけるシート位置設定情報を、近距離通信装置111を用いて携帯電話201に送信する。その後の処理については、第1実施形態と同じなので説明を割愛する。
以上、本実施形態の車両機器制御装置150は、携帯電話201のメモリ231に制御対象シートの位置を定めるシート位置設定情報を記憶させるため、シート位置設定情報を携帯電話201に送信しているので、ユーザーの所望するシート位置設定情報を持ち運ぶことができる。
また、携帯電話201からシート位置設定情報が送信され、その設定値が取得できた場合には、携帯電話201の所持者は、車両機器制御装置150を装備している他の車両に乗るときにも、設定操作をすることなく、所望するシート位置で着座することができる。
(変形例1)
前述した第1、第2実施形態では、制御対象シートを運転席か助手席に設定していた。しかし、運転席のみを制御対象シートに設定してもよい。この場合、図8に示すように、運転席側のドアの側方に位置している携帯電話200のみを検出するように、右側指向性アンテナ101aのみを車両に設置することが好ましい。これにより、指向性アンテナを一つにすることができるので、コストを低減することができる。
(変形例2)
これとは反対に、後部シートについても制御対象シートに含めてもよい。この場合、図9に示すように、各ドアに指向性アンテナ101c〜101fを設置する。そして、各指向性アンテナ101c〜101fが携帯電話を検出する検出範囲300c〜300fを各指向性アンテナ101c〜101fに対応するドア付近に設定する。また、どの指向性アンテナ101c〜101fで報知電波を受信したのかを判定する判定部(判定手段)を設ける必要がある。これにより、後部シートについても携帯電話の所持者に応じたシート位置にすることができる。
(変形例3)
前述した第1、第2実施形態では、制御する車両機器をシート移動装置としていたが、例えば空調装置、シートベルトの位置を制御する装置、オーディオ機器など他の車両機器を制御するようにしてもよい。シート移動装置以外の車両機器についてもユーザーに応じて、それぞれ設定値が異なる場合があるからである。
第1実施形態の車両機器制御装置100の概略構成を示したブロック図である。 図1の車両機器制御装置100と通信をする携帯電話200の概略構成を示したブロック図である。 指向性アンテナ101a、bの設置位置と、各指向性アンテナ101a、bが携帯電話を検出できる検出範囲300a、bを説明するための図である。 第1実施形態において、携帯電話200の所持者に応じて運転席、助手席の位置を制御する処理を示したフローチャートである。 第2実施形態の車両機器制御装置150の概略構成を示したブロック図である。 図5の車両機器制御装置150と通信する携帯電話201の概略構成を示したブロック図である。 第2実施形態において、携帯電話201の所持者に応じて運転席、助手席の位置を制御する処理を示したフローチャートである。 制御対象シートを運転席のみにした場合における指向性アンテナ101aを車両に設置した例を示した図である。 各ドアに指向性アンテナ101c〜101fを設置した例を示した図である。
符号の説明
100、150…車両機器制御装置、101…指向性アンテナ、102…受信部、103…メモリ(識別情報記憶手段、設定値記憶手段)、104…ドアロック制御装置、105…ドアロック部、106…アクチュエータ制御装置、107…アクチュエータ、108…着座センサ(着座検出手段)、109…ドア開閉検出部(ドア開閉検出手段)、110、112…ECU、111…近距離通信装置(設定値送信手段)、200、201…携帯電話、210…アンテナ、220、221…送受信部、230、231…メモリ、240、241…ECU

Claims (10)

  1. 携帯電話から発信される電波に含まれる識別情報と照合するための照合用情報を記憶する照合用情報記憶手段と、
    前記照合用情報記憶手段が記憶した前記照合用情報に対応させて、所定の車両機器の設定値を記憶する設定値記憶手段と、
    受信範囲が前記車両の近傍の所定範囲とされており、前記携帯電話からの電波を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された電波に含まれている前記識別情報を、前記照合用情報記憶手段に記憶されている前記照合用情報と照合する照合手段と、
    前記照合手段の照合結果が可の場合、照合に用いた前記照合用情報に対応して前記設定値記憶手段に記憶されている設定値で前記所定の車両機器を制御する車両機器制御手段とを備え
    前記受信手段として、前記車両の幅方向中心線に対して左側を受信範囲とする左側指向性アンテナおよび右側を受信範囲とする右側指向性アンテナを、前記車両の幅方向中心線上に備えるとともに、
    前記携帯電話からの電波がいずれの前記指向性アンテナによって受信されたかを特定することによって、前記車両の運転席側、助手席側のドアのどちらに前記携帯電話からの電波が到来したかを判定する判定手段を備え、
    前記車両機器制御手段は、前記判定手段によって前記携帯電話からの電波が運転席側のドアに到来したと判定された場合には予め運転席と関連付けられている車両機器を制御し、前記判定手段によって前記電波が助手席側のドアに到来したと判定された場合には予め助手席と関連付けられている車両機器を制御することを特徴とする車両機器制御装置。
  2. 携帯電話から発信される電波に含まれる識別情報と照合するための照合用情報を記憶する照合用情報記憶手段と、
    前記照合用情報記憶手段が記憶した前記照合用情報に対応させて、所定の車両機器の設定値を記憶する設定値記憶手段と、
    前記携帯電話からの電波を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された電波に含まれている前記識別情報を、前記照合用情報記憶手段に記憶されている前記照合用情報と照合する照合手段と、
    前記照合手段の照合結果が可の場合、照合に用いた前記照合用情報に対応して前記設定値記憶手段に記憶されている設定値で前記所定の車両機器を制御する車両機器制御手段と
    前記車両のシートに人が着座しているか否かを検出する着座検出手段とを備え、
    前記所定の車両機器が、前記識別情報により着座者を推定できるシートの位置を移動させるシート移動装置であり、
    前記車両機器制御手段は、前記シート移動装置を制御するものであって、前記シート移動装置が移動させるシート以外のシートに人が着座していることを前記着座検出手段が検出した場合には、前記シート移動装置が移動させるシート以外のシートに人が着座していないときよりも遅い速度でシートを移動させることを特徴とする車両機器制御装置。
  3. 前記車両のドアの解錠を検出し、又は前記車両のドアが所定期間内に解錠される可能性があることを検出するドア解錠検出手段を備え、
    前記照合手段は、前記ドア解錠検出手段が前記車両のドアの解錠を検出し、又は前記車両のドアが所定期間内に解錠される可能性があることを検出した場合に、前記電波に含まれている前記識別情報と前記識別情報記憶手段が記憶した前記照合用情報とを照合することを特徴とする請求項1または2に記載の車両機器制御装置。
  4. 前記車両のドアの開閉を検出するドア開閉検出手段を備え、
    前記車両機器制御手段は、前記ドア開閉検出手段が前記車両のドアが開いたことを検出しない場合には、前記所定の車両機器の制御を行わないことを特徴とする請求項1または2に記載の車両機器制御装置。
  5. 前記指向性アンテナを前記車両の各ドアに設けるとともに、各指向性アンテナの受信範囲をその指向性アンテナが設けられている各ドア付近の所定範囲とし、
    前記携帯電話からの電波を受信した指向性アンテナを特定することによって、前記車両のどのドアに前記携帯電話からの電波が到来したかを判定する判定手段を備え、
    前記車両機器制御手段は、前記判定手段によって携帯電話からの電波が到来したと判定されたドアと予め関連付けられている車両機器を制御することを特徴とする請求項に記載の車両機器制御装置。
  6. 前記車両機器制御手段は、前記照合手段の照合結果が可となる複数の電波を同一の指向性アンテナで受信した場合、前記所定の車両機器の制御を中止することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両機器制御装置。
  7. ユーザーの操作に基づいて、前記所定の車両機器の設定値を設定する設定手段を備え、
    前記設定値記憶手段は、前記設定手段によって設定された設定値を記憶することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両機器制御装置。
  8. 前記設定値は、ユーザーの操作実行日時情報を属性情報として持つことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両機器制御装置。
  9. 前記設定値を前記携帯電話に記憶させるために、前記設定値を送信する設定値送信手段を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両機器制御装置。
  10. 前記設定値記憶手段は、前記携帯電話から前記設定値が送信され、その設定値が前記受信手段によって受信された場合には、その受信された設定値を記憶するようになっていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両機器制御装置。
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