JP5001893B2 - リモコン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リモートコントロール装置(以下「リモコン装置」と称する。)に関し、特に、無指向性リモコン装置に関する。
リモコン装置は、一般的に、赤外線によるリモコン信号をテレビジョン受信装置などの制御対象機器に照射して遠隔操作を行うものであり、ある程度の指向性を有している。
例えば、下記特許文献1に記載の構成では、電波を利用した無線RFリモコン装置が提案されている。この装置は、無指向な電波を利用するため、赤外線リモコン装置のように、リモコン装置自体をテレビジョン受信装置に向ける必要はない。
また、例えば、下記特許文献2に記載の装置では、リモートコントローラは、ケース部と、電子機器を遠隔操作させる入力部とを備え、ケース部と入力部とで外観形状が略球状に形成する共に、入力部が、摺接やタッチによって情報入力可能なパッド状に構成する。そして、入力部の略中央から、上方向、下方向、左方向、右方向に向かって摺接したり、入力部の略中央をタッチすることで情報入力されるように構成されている。
特開2007−88835号公報 特開2006−203755号公報
特許文献1に記載のリモコン装置は、リモコン装置自体においては向きが決められており、ユーザとリモコン装置との関係においては、ユーザは必ずリモコン装置を、ある一定方向の向きから使用するデザインとなっている。このため、無線RFリモコンではテレビジョン受信装置に向ける必要はないが、ユーザが使いやすい方向に向ける必要があった。この点は、特許文献2に記載のリモコン装置でも同様である。
本発明は、制御対象機器に対しても、また、操作するユーザにとっても指向性を意識させない新しいリモコン装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、入力を感知する入力感知部と、前記入力感知部により感知された位置又は方向に基づいて、被制御機器における操作の基準となる操作軸を決定する操作軸決定部と、前記被制御機器に対して前記操作軸を基準にして操作を行うためのリモコン信号を送信する信号送信部と、を有することを特徴とするリモコン装置が提供される。さらに、前記操作軸に沿った動きを検出するセンサ部を有しており、該センサ部により検出された動きに応じた操作が前記被制御機器において行われるように前記信号送信部からの信号を生成することが好ましい。前記操作軸を表示する表示部を有することが好ましい。前記表示部には、多数の光源が配置され、該光源のうちから前記操作軸に沿って点灯されることにより操作軸が示されるようにしても良い。前記操作軸は、前記入力感知部に入力された位置又は方向を基準にして、直交する2方向に光源が点灯することにより表示されることが好ましい。
上記のいずれかに記載のリモコン装置において、前記入力感知部が円柱状の形状の表面に配置されているのが好ましい。この際、前記入力感知部により感知されなかった位置に基づいて、被制御機器における操作の基準となる操作軸を決定するようにしても良い。
また、上記に記載のリモコン装置において、ジョイスティック部を具備し、該ジョイスティック部の倒された方向を入力として感知する入力感知部を備えているようにしても良い。
或いは、上記に記載のリモコン装置において、方向ボタンを含む操作部を具備し、該方向ボタンに入力を感知する入力感知部を備えているようにしても良い。
さらに、上記に記載のリモコン装置において、タッチパネル式の表示部を具備し、該タッチパネル式の表示部には前記被制御機器を操作するためのGUI表示機能および操作機能が具備され、該タッチパネル式の表示部が前記入力感知部となっているようにしても良い。
前記入力感知部により感知される方向又は位置により、操作軸を決定する基準となる位置と、なぞる方向と前記被制御装置を操作する方向との対応関係と、が決められるようにすると良い。
上記リモコン装置において、複数のマルチファンクションキーを具備し、前記操作軸決定部により決定された操作軸に応じて前記複数のマルチファンクションキーの機能を変化させる機能を具備するようにしても良い。さらに、設定開始ボタンを有しており、前記操作軸の設定が可能となるタイミングを、前記設定開始ボタンを押したタイミングとすることが好ましい。
前記操作軸の設定が可能となるタイミングを、前記被制御機器のスイッチがオンされたタイミングとするようにしても良い。尚、この際、両方のタイミングが必ずしも一致していなくても良い。さらに、移動を感知する移動感知センサを有しており、前記操作軸の設定がリセットされるタイミングを、前記移動感知センサが移動を感知したタイミングとするようにしても良い。さらに、前記操作軸の設定がリセットされるタイミングを、前記被制御機器のスイッチがオフされたタイミングとするようにしても良い。上記において、前記信号送信部は、無指向なリモコン信号を送信するようにするのが好ましい。
本発明の他の観点によれば、入力を感知する入力感知部を備えたリモコン装置によるリモコン操作軸決定方法であって、前記入力感知部により感知された位置又は方向に基づいて、被制御機器における操作の基準となる操作軸を決定することを特徴とするリモコン操作軸決定方法が提供される。本発明は、この方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、該プログラムを記録する記録媒体であってもよく、このプログラムは伝送媒体によって取得されるようにしても良い。
本発明のリモコン装置は、被制御機器に対して向きを自由にして操作を行うことができる。また、操作する本人に対しても無指向であるため、リモコンの上下左右を確認する必要がなく、持ち替える必要がない。
暗所でも操作可能であり、また身体の動きに制限があっても簡単に操作でき、操作の自由度が上がるとともに、リモコンのデザイン性も向上し、よりユニバーサルデザインと言える。
以下、本発明の実施の形態によるリモコン装置について図面を参照しながら説明を行う。図1は、本実施の形態によるリモコン装置を利用した様子を示す図である。図1(a)は、操作方向の例を示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)の様子を真上から見た図である。図1(a)・(b)に示すように、例えばベッドに仰向けに寝ている操作者101は、本実施の形態によるリモコン装置102を操作してテレビジョン装置103を遠隔制御しようとしている。リモコン装置102は、例えば向きを決める特徴がない円形(又は半球形)の外観を有しており、無指向な信号送信部をもち、タッチした位置又は方向を感知する入力操作部をもち、リモコン信号に基づく遠隔制御の方向性を決める操作軸(上下左右)を自由に設定できるように構成されている。
このリモコン装置102の指向性について説明する。このリモコン装置の指向性には2つの意味がある。まず、第1の指向性とは、被制御装置であるテレビジョン受信装置に対する指向性である。一般的な赤外線送信によるリモコンでは、テレビジョン受信装置本体の受光部にリモコンの正面(赤外線送信部)を向ける必要がある。これに対して、本実施の形態によるリモコン装置をテレビジョン装置本体に向ける必要がなく、テーブルや床などに意識せずに単にポンと置いた状態のまま操作することができる。
第2の指向性は、操作者が意識する指向性である。一般にはリモコン装置の上下左右がデザインされている(決まっている)ので、それに合わせて持たなくてはならない。図1に示すリモコン装置では、上下左右がはっきりするようにはデザインされておらず、操作者がその都度設定することにより方向性が自由に設定されるようになっており、リモコン装置の方向を確認して持ち替える必要がない。
図3は、本実施の形態によるテレビジョン受信装置103の一構成例を示す機能ブロック図であり、図5は、リモコン装置102aの一構成例を示す機能ブロック図である。図3に示すように、テレビジョン受信装置103は、アンテナからの信号を入力とするフロントエンド51と、デマルチプレクサ53と、番組情報デコード部61と、番組表データ生成部65と、映像・音声デコード部55と、映像信号と番組表信号とを合成する画面合成部67と、音声を出力する音声出力部57と、表示部71と、制御部75と、メモリ部77と、リモコン信号受光部73と、を有している。リモコン信号受光部73から取得したリモコン信号に基づいて、制御部75が、テレビの各種機能を制御するように構成されている。
一方、図5に示すリモコン装置102aは、入力感知部として機能するタッチセンサ401と、制御部402と、情報記憶部403と、電波信号送信部404と、LED表示部405と、を有している。
図2は、リモコン装置の形状と操作方向との関係を示すいくつかの例を示す図である。図2(a)は、タッチセンサ型のリモコン装置102aであり、略円柱状の台部14と、台部14上に設けられた略半球状の部分16であって表面にタッチセンサが設けられている半球状の部分16とを有している。符号13は、無指向性の無線信号をリモコン信号として発信する電波信号送信部である。例えば、位置P2をタッチすると、この位置P2が基準位置となる。タッチセンサは、台部14又は半球部16の表面に多数配置されている。
図1を参照して、P2を基準点として、リモコン装置102aの座標軸が確定される手順について説明する。例えば、P2を円周上の接点とする接線又はそれに平行な線105と法線104とが確定される。これらの線104・105が、リモコン装置102の現在の操作軸(水平操作軸105・垂直操作軸104)となる。これらの軸104・105は、リモコン装置102がテレビジョン受信装置103を向いている方向の軸106及びそれに垂直な軸107とは関係がない。例えば、操作者101は、水平操作軸105・垂直操作軸104のみを意識すれば良いので、リモコン装置102とテレビジョン受信装置103との位置関係は意識する必要がない。
図2に戻って、リモコン装置102aの操作方向表示例について説明する。本実施の形態によるリモコン装置102において、その操作方向は、リモコン装置とテレビジョン受信装置との位置関係とは無関係になっている。操作方向は、上述のようにタッチした基準位置P2により決定される。このタッチ位置P2を基準として、例えば垂直操作軸が垂直方向の操作方向ガイドライン11aで示され、これと直交する水平操作軸が水平方向の操作方向ガイドライン11bで示される。これらの軸11a・11bに沿ったタッチセンサが、方向キーと同じ機能を発揮する。これらのガイドラインは、操作者に明示しておくことが好ましい。そこで、例えば、略半球状の部分16に多数のLED(図示せず)などの光源を配置しておき、タッチ位置P2を基準にして確定される水平操作軸105・垂直操作軸104を明示する操作方向ガイドライン11a・11bが光るようになっている。この光により形成されるガイドラインにより、方向に関する操作を行うことができる。また、ユーザは自己の操作の方向を、テレビジョン受信装置の方向に依存しない軸を見ることで知ることができる。
図2(b)は、リモコン装置の別の例を示す図である。図2(b)に示すリモコン装置102bは、ジョイスティック型のリモコン装置である。ジョイスティック型のリモコン装置102bは、略円柱形の台部17と、その上に垂直方向に起立するように形成された台部17よりも小径の円柱状の可倒部(ジョイスティック部)21とを有しており、可倒部21は、垂直方向から傾けることができるように構成されている。例えば、符号AR1に示される方向に倒すと、その方向が、操作者が垂直操作軸21aとしたい方向となり、それと直交する方向が水平走査軸21bとしたい方向となる。例えば、可倒部21の上面において、この軸が、例えば台部17の上面に配置されるLEDなどを光らせることで明示させることができる。
図2(c)は、ボタン型のリモコン装置を示す図である。このボタン型のリモコン装置102cは、円柱状の平板31の上面に操作ボタンが設けられている。操作ボタンは、4方向の方向ボタン35a〜35dまでと、決定ボタン33と、を有している。例えば、方向ボタン35aが押されると、この位置が基準位置となる。この際、方向キーのうち35aと35cとの結線が垂直操作軸(L1)と一致するため、例えばこれらのキーに設けられているLEDが点灯し、垂直操作軸である旨を明示することができる。
図2(d)は、LCD画面にGUI表示されているボタン型リモコン102dである。画面タッチパネル式のLCD画面にタッチすると、図2(a)と同様にタッチされた位置P2が基準位置となり、図示するように、方向キー45a〜45dと決定キー43とがタッチパネル式のLCD画面に表示されるようになっている。位置P2がタッチされると、ボタン45a及びその対向位置にあるボタン45cを通る線L2が垂直操作軸になり、方向キー45a〜45dと決定キー43とがタッチパネル式のLCD画面に表示される。
尚、タッチセンサ型では、静電センサを用い、タッチや摺動を感知する。ジョイスティック型では、スティックの傾きを感知する。ボタン型では、ボタンが放射状に並んでおり、押されたボタンを感知する。タッチ液晶型では、ボタン型を表示するため、方向ガイド光源(LED)はなくても良い。
ここで、リモコン装置に設定された方向(軸)と、テレビジョン受信装置における操作画面との関係について説明する。図4は、本実施の形態によるリモコン装置102aを利用して、テレビジョン受信装置103に対する操作を行っている際の、操作と操作画面との関係を示す図である。
図4(a)は、上下方向に画面操作を行った例を示す図である、図4(b)は、左右方向に画面操作を行った例を示す図である。図2(a)に示すリモコン装置を用いた例を示す。位置P2をタッチすると、半球状の部分16に符号11aで示される垂直操作軸を示す光ガイドと、符号11bで示される垂直操作軸を示す光ガイドと、が、表示される。
テレビジョン受信装置のEPG画面やメニュー画面等を操作する際、表示画面上で上方向にカーソルを動かしたいときには、リモコン装置102a上で決められた垂直方向に対応する光ガイド11aに沿ってなぞると、垂直方向への移動操作である旨のリモコン信号がリモコン装置102aから送信される。このリモコン信号がテレビジョン受信装置内のリモコン受信部73により受信され、表示部71に表示されているEPG内の1つの番組にフォーカス75が当てられている状態から、矢印77a・77bに示すように、フォーカス(カーソル)位置がリモコン信号の指示に基づいて変更される。
同様に、フォーカスを左右77c・77dに移動したいときは、図4(b)に示すように、水平方向(11bに沿って)にリモコン装置をなぞればよい。
リモコン装置102a上の上下左右(垂直軸、水平軸)は、EPGやメニューといったGUIを操作するだけでなく、音量調整やチャンネル切り替えなどの操作にも用いることができる。例えば、上になぞると、音量アップ、下になぞると音量ダウンなどとすることができる。このように、操作対象となる機能を変更する場合は、例えば機能選択ボタンを押すなどの処理を行った後に、タッチする操作を行うようにするのが好ましい。
次に、リモコン装置における操作軸の決定方法について図6を参照しながら説明する。図6(a)に示すように、リモコン装置102aの半球状の部分16のうちのいずれかの点P2点に手Hをふれると、その点を半球の断面が形成する円の1点P2を接点とする接線を水平操作軸、接線に垂直な線(法線)を垂直操作線とする座標軸が確定する。これが、リモコンにおける操作の基準方向となる。この例ではタッチした方が下方向になるように決められている。図6(b)に示すように、台部17上の可倒部21のP2の位置を手Hで逆側に倒すと、その倒した方が、上となるように決められている。上下などの決められ方は、予め決められていても良いし、ユーザ設定により変更できるようになっていても良い。方向は図2(a)に示すような両矢印の光ガイドの代わりに、矢印を一方向のみ有する光ガイド表示とすることで、その方向性により認識できるようにしても良い。
その他の形態のリモコン装置においても同様である。図7Aは、図6(a)に示したリモコン装置102aにおいて、タッチして軸が決まった様子を示す図である。手Hでタッチした点P2とすると、下図に示すように、タッチした点P2で切られた断面である円が確定され、そのタッチした点P2をその円の接点とし、その接点P2を含む接線から垂直方向に延びる垂直線を上下方向とし、それと直交する線を水平軸とするように操作軸が決定される。図7Bは、リモコン装置と、図5に示す情報記憶部に記憶される座標軸とタッチ位置との関係を示す図であり、より詳細なテーブルが情報記憶部に記憶される。
Figure 0005001893
表1と図7Bとを対応させてみると、位置1)から16)までのいずれの位置にタッチしたかによって、表1に示すように、真上の位置と、真下、右、左の位置がそれぞれ情報記憶部の情報に基づいて一意に決まるようになっている。尚、簡単な演算手段として、以下のような演算を制御部(CPU)402により行わせるようにしても良い。
総数がn個のLED(表1では16個)を備えているとし、真上をxとすると、以下の式で真下、右、左が決定できる。
真下:(n/2+x)/nの余りの値の位置
右:(n/4+x)/nの余りの値の位置
左:(3n/4+x)/nの余りの値の位置
例えば、x=13であれば、真下は、5)の位置になる。右は、1)、左は9)である。
尚、方向の決定方法としては、例えば図7Cに示すように、半球状の部分16の表面又は台部14の側面に熱センサあるいは静電センサTを多数配置しておき、リモコン装置にかぶさるように手Hをのせると、それを感知し、手のかかっていない位置131を例えばリモコン上の”上”とするようにしても良い。尚、タッチセンサは、周知のセンサを用いることができ、センサの種類を限定するものではない。また、上記のようにタッチしなかった位置を基準としても良い。
図8は、設定した軸のガイド例を示す図である。リモコン装置102aを例にして説明する。図8(a)は、十字にガイド軸が浮かび上がる例を示す図である。半円球状部16には、下の図に示すように放射状にLED16が配置されている。そのうち、上記の手順で確定されたガイド軸11a・11bに対応するLED16aが光り、十字の軸がガイド軸として浮かび上がるようになっている。図8(b)は、下又は上とした点に近い台部14のLEDが点灯することで、基準点を示すように構成されている。
次に、本実施の形態によるリモコン装置における処理について図9を参照しながら説明を行う。この処理は、例えば、リモコン装置の情報記憶部403に記憶されている。ステップS1において処理を開始し(Start)、ステップS2において、リモコン装置のタッチセンサにタッチされたか否かを検出する。ここで、タッチが検出されると(Yes)、ステップS3に進みタッチ位置に基づいて操作軸を決定する。次いで、ステップS4に進み、LEDなどにより操作ガイドを生成する。この操作ガイドに沿って指でなぞるなどにより被制御機器のカーソルの位置を変更することができる。次いで、ステップS5において、ある一定時間だけ経過した場合には(Yes)、処理を終了する(ステップS7:操作軸をキャンセルしても良いし、何らかの操作により操作軸を次回更新されるまで記憶しておくようにしても良い)。一定時間経過までに他の点がタッチされると(ステップS6)、軸の変更がなされ、ステップS3に戻る。
尚、ガイド軸の位置と、タッチすると軸が確定する処理が行われる位置とは、異なるようにするのが好ましい。例えば、操作軸の確定処理が生じるのは、台部14のいずれかのセンサにタッチされた場合にしておき、軸上での実際の操作処理が行われるのは、半円球状部16においてガイド軸に沿ってセンサがなぞられたことを感知した場合にしておくようにすると良い。
尚、リモコンの軸を決めるタイミング(いつ設定するのか/いつリセットされてしまうのか)については、例えば、以下のように決めることができる。
例えば、リモコン装置に設けられる専用ボタンを押してから(或いは押しながら)、設定する(ポンとタッチするなどの操作を行う)。これにより、いつでも設定することができる。
或いは、内部に振動センサ等を持たせておき、リモコン装置を持ち上げてポンと置き直したりすると、リモコン装置上の軸がリセットされるような仕組みにしても良い。例えば置き直して初めてタッチしたポイントがリモコンの“下”となるようにすることが可能である。但し、リモコン装置を移動するたびに設定が必要である。テレビジョン受信装置のスイッチをオフするとリモコン軸も消える(リセットされる)ようにしてしまう。受信装置のスイッチをオンすると、初めに軸を設定することができるようにしても良い。
図10は、本発明の実施の形態の変形例によるリモコン装置の一構成例を示す図である。図10は、軸決定と同時に、良く使用されるボタン(16d、ここでは4つ)を指示するようにLEDを発光させる。周囲に複数のLEDとタッチセンサを埋設し、軸が設定されると同時に、タッチセンサの一部をアクティブにし、LEDを光らせ、よく使うボタンの位置も設定する。
このように、複数のマルチファンクションキーを具備し、操作軸決定部により決定された操作軸に応じて複数のマルチファンクションキーの機能を変化させるようにすると便利である。例えば、テレビジョン受信装置の操作に使われるカラーボタン(青/赤/緑/黄)をリモコン装置の手前(“下”)となるように規定しておくようにする。操作者はリモコン上の方向軸を設定するためにタッチし、”下”を決める。すると、リモコン手前(“下”)のLED16dの4つがアクティブとなり、カラーボタンの機能が割り付けられるようにする。同時に、4つのLEDが機能に合わせて青、赤、緑、黄に光る。このようにして操作者の操作しやすい位置に、軸の設定と同時にカラーボタンを配置することができる。
以上に説明したように、本実施の形態によるリモコン装置によれば、テレビジョン受信装置に対して無指向であり、置く向きが自由である上に、操作する本人に対しても無指向であり、リモコンの上下左右を確認する必要がなく、持ち替える必要もないという利点がある。また、暗所でも操作可能であり、寝ている時などの身体の動きに制限があっても簡単に操作できるという利点がある。つまり、操作の自由度が上がるとともに、リモコンのデザイン性も上がり、よりユニバーサルデザインである。
本発明は、リモコン装置に利用可能である。
本発明の一実施の形態によるリモコン装置を利用した様子を示す図である。 リモコン装置の形状と操作方向との関係を示すいくつかの例を示す図である。 本実施の形態によるテレビジョン受信装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態によるリモコン装置を利用して、テレビジョン受信装置に対する操作を行っている際の、操作と操作画面との関係を示す図である。 リモコン装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 リモコン装置における操作軸の決定方法を示す図である。 図6(a)に示したリモコン装置において、タッチして軸が決まった様子を示す図である。 リモコン装置と、図5に示す情報記憶部に記憶される座標軸とタッチ位置との関係を示す図である。 軸の決定方法の他の例を示す図である。 設定した軸のガイド例を示す図である。 本実施の形態によるリモコン装置における処理を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例によるリモコン装置の一構成例を示す図である。
符号の説明
101:操作者
102:リモコン
103:テレビ
104:操作者の垂直操作軸としたい方向
105:操作者の水平操作軸としたい方向
106:テレビ側に向いている方向
107:106の方向に直角な方向

Claims (16)

  1. 入力を感知する入力感知部と、
    前記入力感知部により感知された第1の位置又は前記入力感知部により感知されなかった第2の位置のいずれかを検知し前記第1の位置又は前記第2の位置を通る直線又は該直線に対して平行な平行線を、被制御機器における操作の基準となる操作軸として決定する操作軸決定部と、
    前記被制御機器に対して前記操作軸を基準にして操作を行うためのリモコン信号を送信する信号送信部と
    を有することを特徴とするリモコン装置。
  2. さらに、前記操作軸に沿った動きを検出するセンサ部を有しており、該センサ部により検出された動きに応じた操作が前記被制御機器において行われるように前記信号送信部からの信号を生成することを特徴とする請求項1に記載のリモコン装置。
  3. 前記操作軸を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のリモコン装置。
  4. 前記表示部には、多数の光源が配置され、該光源のうちから前記操作軸に沿って点灯されることにより操作軸が示されることを特徴とする請求項3に記載のリモコン装置。
  5. 前記操作軸は、前記第1の位置又は前記第2の位置を基準にして、直交する2方向に光源が点灯することにより表示されることを特徴とする請求項4に記載のリモコン装置。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項に記載のリモコン装置において、
    前記入力感知部が円柱状の形状の表面に配置されていることを特徴とするリモコン装置。
  7. 請求項1から5までのいずれか1項に記載のリモコン装置において、
    方向ボタンを含む操作部を具備し、該方向ボタンに入力を感知する入力感知部を備えていることを特徴とするリモコン装置。
  8. 請求項1から5までのいずれか1項に記載のリモコン装置において、
    タッチパネル式の表示部を具備し、該タッチパネル式の表示部には前記被制御機器を操作するためのGUI表示機能および操作機能が具備され、該タッチパネル式の表示部が前記入力感知部となっていることを特徴とするリモコン装置。
  9. 前記第1の位置又は前記第2の位置により、前記操作軸を決定する基準となる位置と、前記操作軸に沿ってなぞる方向と前記被制御装置を操作する方向との対応関係と、が決められることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  10. 複数のマルチファンクションキーを具備し、前記操作軸決定部により決定された操作軸に応じて前記複数のマルチファンクションキーの機能を変化させる機能を具備していることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  11. さらに、設定開始ボタンを有しており、前記操作軸の設定が可能となるタイミングを、前記設定開始ボタンを押したタイミングとすることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  12. 前記操作軸の設定が可能となるタイミングを、前記被制御機器のスイッチがオンされたタイミングとすることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  13. さらに、移動を感知する移動感知センサを有しており、前記操作軸の設定がリセットされるタイミングを、前記移動感知センサが移動を感知したタイミングとすることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  14. 前記操作軸の設定がリセットされるタイミングを、前記被制御機器のスイッチがオフされたタイミングとすることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  15. 前記信号送信部は、無指向なリモコン信号を送信することを特徴とする請求項1から14までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  16. 入力を感知する入力感知部を備えたリモコン装置によるリモコン操作軸決定方法であって、
    前記入力感知部により感知された第1の位置又は前記入力感知部により感知されなかった第2の位置のいずれかを検知し前記第1の位置又は前記第2の位置を通る直線又は該直線に対して平行な平行線を、被制御機器における操作の基準となる操作軸として決定することを特徴とするリモコン操作軸決定方法。
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