JP2015053546A - 遠隔制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易な操作により所望の操作対象機器を選択することが可能な遠隔制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】筐体と、操作対象機器の動作を遠隔制御するための入力操作を行う操作部と、前記筐体の中心と前記操作対象機器とを結ぶ直線を回転軸とした側方回転方向に、前記筐体を回転させたときの水平面からの傾きを示す回転角を検出する角度検出部と、前記操作対象機器と前記回転角が取り得る角度範囲とを予め対応づけ、操作対象機器ごとに異なる角度範囲が設定された角度機器対応情報を記憶した記憶部と、前記角度検出部によって検出された回転角が、前記角度機器対応情報に設定された角度範囲のいずれかに属する場合、前記角度機器対応情報から、その属する角度範囲と対応づけられた操作対象機器を制御すべき機器として選択する機器選択部とを備える。
【選択図】図5

Description

この発明は、遠隔制御装置に関し、特に、複数の制御対象機器の動作を制御することが可能な遠隔制御装置に関する。
今日、テレビ、DVDレコーダ、エアコンなど、家庭内で使用する電気製品には、専用の遠隔制御装置(リモコン)が付属されており、それぞれ専用のリモコンを用いて、対応する製品の電源ON、OFFや機能の選択等の操作を行っているものが多い。
また、1台で複数種類の電気製品の動作を制御することのできるリモコンも市販されている。
たとえば、特許文献1では、操作対象機器の接続機器名を切り替え表示するための表示画面を設け、ユーザが操作対象機器の選択ボタンを操作して、操作したい所望の機器の接続機器名を表示画面に表示させ、操作メニューボタンを操作することによって、操作対象機器を決定した後、決定した操作対象機器を制御することのできるリモコン信号を送信するマルチリモコンが提案されている。
また、制御したい電気機器をリモコン装置で指し示す操作をすることによって、指し示した方向に位置する電気機器を特定した後に、その電気機器の動作を制御する信号を送信するリモコン装置も提案されている(特許文献2、3参照)。
たとえば、特許文献2では、超音波の受信時間差によってリモコン装置から複数の超音波受信機までの距離を求めてリモコン装置の室内位置座標を検出し、さらに、地磁気センサによってリモコン装置の方向を検出し、室内位置座標と方向とに基づいて、リモコン装置によって指し示された方向にある電気機器をリモート制御の対象機器として特定する。
また、特許文献3では、水平方向の角度を検出する地磁気センサと、垂直方向の角度を検出する加速度センサと、機器操作装置(リモコン)によって指し示された操作対象機器までの距離を検出する赤外線距離センサを備えて、ユーザが操作対象機器を指し示す動作をすることによって検出される水平角、垂直角および距離を用いて、予め設置位置が計測されていた操作対象機器の中から、指し示した方向にある操作対象機器を決定する。
特開2003−78779号公報 特開2005−354543号公報 特開2007−266772号公報
しかし、電気製品ごとに専用のリモコンを利用する場合、制御対象の電気製品を確実に制御することができるが、遠隔制御する電気製品が多数ある場合、専用リモコンの数も同数だけあるので、リモコンを使い分けることが煩雑となり、リモコンの置き場所の確保も必要となる。
また、1台のリモコンで複数の機器を制御しようとすると、機器ごとに固有の操作ボタンを多数設けるか、あるいは、1つの操作ボタンに複数の機能を割り当てる必要があり、所望の操作をするのが複雑となる場合があり、ユーザの操作負担が大きかった。
たとえば、特許文献1では、所望の制御対象機器の名称を表示画面に表示させる操作が必要となり、対象機器の制御ができるようになるまでに、多数回の操作が必要である。
また、特許文献2および3の場合、リモコンの方向を、常にユーザが制御しようとする対象機器に対して向けていなければならない。対象機器が、エアコンとテレビというように、それらの設置場所が大きく異なる場合は、対象機器の判別は可能であるが、たとえば、テレビとDVDレコーダ、あるいはCDプレーヤとオーディオアンプというように同時に使用されることの多い機器は、通常隣接して設置されることが多いので、ユーザは所望の機器を指し示すために、リモコンの向きを微妙に調整する必要があり、その機器の方向に向けたままリモコンを保持しつづけるのも困難であり、ユーザの操作負担が大きい。
さらに、特許文献2では、複数の超音波受信機を室内に設置する必要があるので、設置場所の確保と、装置全体のコストも高価なものとなる。
また、特許文献3では、対象機器が設置されている部屋の形状情報や、対象機器が設置されている位置の情報を予め計測しておく必要があり、対象機器を実際に制御することができるようになる前に、煩雑な設定作業が必要である。
そこで、この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、遠隔制御装置に対して容易な操作手順を行うことにより、ユーザが操作したい操作対象機器を選択し、その操作対象機器が実際に操作できるようになるまでのユーザの操作負担を軽減することを課題とする。
この発明は、筐体と、操作対象機器の動作を遠隔制御するための入力操作を行う操作部と、前記筐体の中心と前記操作対象機器とを結ぶ直線を回転軸とした側方回転方向に、前記筐体を回転させたときの水平面からの傾きを示す回転角を検出する角度検出部と、前記操作対象機器と前記回転角が取り得る角度範囲とを予め対応づけ、操作対象機器ごとに異なる角度範囲が設定された角度機器対応情報を記憶した記憶部と、前記角度検出部によって検出された回転角が、前記角度機器対応情報に設定された角度範囲のいずれかに属する場合、前記角度機器対応情報から、その属する角度範囲と対応づけられた操作対象機器を制御すべき機器として選択する機器選択部とを備えたことを特徴とする遠隔制御装置を提供するものである。
また、前記操作部によって行われた入力操作に対応づけられた無線信号を送信する発信部をさらに備え、ユーザによって操作対象機器を制御するための所望の入力操作が行われたときに、前記機器選択部によって選択されていた操作対象機器に対して、前記所望の入力操作に対応づけられ、かつ前記選択されていた操作対象機器を制御する無線信号を、前記発信部が送信することを特徴とする。
これによれば、所望の入力操作を行うことによって選択された操作対象機器に対して、その機器を制御することが可能な無線信号が送信されるので、複数の操作対象機器が選択可能な状態から、1つの特定の操作対象機器が実際に制御されるまでの間において、ユーザは、特別な操作をすることなく、容易な操作をするだけで、所望の機器を動作させることができる。
また、前記操作部が、複数個の入力可能要素からなり、前記記憶部に、前記1つの入力可能要素に対して入力操作がされたときに制御すべき操作対象機器の動作内容を特定するリモコンコードであって、前記入力可能要素および前記操作対象機器に対応づけられたリモコンコードが予め設定された機器コード対応情報が記憶され、第1の入力可能要素に対する入力操作が行われた場合、前記機器選択部によって選択されていた操作対象機器と、前記入力操作が行われた第1の入力可能要素とに対応づけられたリモコンコードを、前記機器コード対応情報から取得する発信コード取得部をさらに備え、前記発信部は、取得されたリモコンコードに予め対応づけられていた無線信号を送信することを特徴とする。
これによれば、ユーザが、所望の第1の入力可能要素に対する入力操作を行うことによって、すでに選択されていた操作対象機器と第1の入力可能要素に対応づけられたリモコンコードに対応する無線信号が送信されるので、容易な操作手順によって、所望の操作対象機器を実際に制御させることができるようになり、ユーザの操作負担を軽減できる。
また、前記操作部が、タッチパネルから構成され、前記複数個の入力可能要素が、タッチパネルに重ね合わせて配置された表示画面の所定位置にそれぞれ表示された画像情報であることを特徴とする。
また、前記機器選択部が選択した操作対象機器が、現在制御することの可能な機器であることを示す情報を、ユーザに通知する通知部をさらに備えたことを特徴とする。
これによれば、通知部によって、現在制御することの可能な機器の情報が通知されるので、ユーザは、現在選択されている操作対象機器が自己が制御したい機器であるか否かを容易に確認できる。また、確認した後に、機器の動作を制御するための入力操作をすることにより、意図しない機器を制御する信号が送信されるのを防止できる。
この発明によれば、角度検出部によって、上記側方回転方向に筐体を回転させたときの回転角を検出し、その検出した回転角が属する角度範囲に予め対応付けられた操作対象機器を、制御すべき機器として選択しているので、ユーザは容易な操作をすることにより、ユーザの意図した操作対象機器を選択することができ、ユーザの操作負担を軽減することができる。
この発明の遠隔制御装置の一実施例の構成ブロック図である。 この発明の遠隔制御装置の一実施例の外観図である。 この発明の遠隔制御装置を傾けたときの回転角の一実施例の説明図である。 この発明の遠隔制御装置の記憶部に記憶される情報の一実施例の説明図である。 この発明の機器選択処理の一実施例のフローチャートである。 この発明の機器名称表示処理の一実施例のフローチャートである。 この発明の機器操作処理の一実施例のフローチャートである。
以下、図面を使用して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の実施例の記載によって、この発明が限定されるものではない。
<遠隔制御装置の構成>
図1に、この発明の遠隔制御装置の一実施例の構成ブロック図を示す。
遠隔制御装置1(以下、リモコンとも呼ぶ)は、操作対象機器100の動作の開始および停止、あるいは、その機器が有する所定の機能を実行させるための制御信号(以下、リモコン信号RSと呼ぶ)を操作対象機器100の方向へ送信するものである。
リモコン信号としては、たとえば、赤外線信号、既存の無線通信方式に対応した無線電波信号などが用いられる。
操作対象機器100は、この発明のリモコン1によって制御することが可能な機器であり、リモコンによって制御可能な機器は特定の1つの種類の機器に限定されない。
操作対象機器100としては、たとえば、テレビ、ビデオレコーダ、CDプレーヤ、DVDレコーダ、アンプ、エアコン、照明装置などである。
この発明では、1台のリモコン1によって、予め設定された複数種類の操作対象機器を制御できるものとし、機器の設定情報を追加、変更あるいは削除することにより、制御する対象機器を追加、変更あるいは削除することができるものとする。
また、ユーザが、所望の操作対象機器に対して、所望の機能を実行させようとする場合、この発明では、まず、操作対象となる機器を選択する操作および処理(機器選択処理)を行い、その結果選択された操作対象機器に対して、所望の機能を実行させる操作(操作ボタン入力操作)およびリモコン信号送信処理を行う。
また、この発明では、機器を選択する操作を、リモコンの筐体の中心と操作対象機器とを結ぶ直線を回転軸とした側方回転方向に、リモコンの傾きを変更させることにより行うことを特徴とする。
遠隔制御装置(リモコン)1は、主として、制御部11、操作部12、表示部13、角度検出部14、機器選択部15、発信コード取得部16、発信部17、記憶部20とを備える。
制御部11は、この発明のリモコン1の動作を制御する部分であり、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータにより実現される。また、CPUが、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、各種ハードウェアを有機的に動作させることによって、この発明の機器選択処理等を実行させる。
操作部12は、リモコン1に対して、ユーザが所定の入力を行う部分であり、特に、操作対象機器の動作を遠隔制御するための入力操作を行う部分である。
操作部12は、複数個の入力可能要素からなり、入力可能要素は、たとえば、後述する図2に示すように、複数の操作ボタン31から構成される。操作部としては、キーボード、ポインティングデバイス、表示部13の表示画面に重ね合わせて配置されたタッチパネルなどを用いてもよい。タッチパネルが用いられる場合、複数個の入力可能要素は、タッチパネルに重ね合わせて配置された表示画面の所定の位置にそれぞれ表示された画像情報である。
表示部13は、文字、記号、図形等を表示する部分であり、特に、現在選択されている操作対象機器を、視覚的にユーザに知らせる部分である。
たとえば、機器選択部15によって選択された操作対象機器の機器名称を表示させる。
表示部13としては、LCD、有機ELデバイスなどが用いられる。
表示部13は、通知部の一つの機能ブロックに相当し、通知部は、機器選択部15が選択した操作対象機器が、現在制御することの可能な機器であることを示す情報を、ユーザに通知するものである。ユーザへの通知は、その他の方法を用いてもよく、たとえば、機器選択部15によって選択された操作対象機器を特定する情報を、表示、光、振動および音声のうち、いずれか1つ以上の方法を用いて、ユーザに通知すればよい。
角度検出部14は、上記したようにリモコンの側方回転方向に、リモコン1の筐体を回転させリモコンの傾きを変更させる操作をしたときに、そのリモコンの傾きを画定する水平面からの角度(以下、回転角、またはロール角と呼ぶ)を検出する部分である。
すなわち、後述する図2や図3に示すような水平面からの傾きを示す回転角(ロール角)を検出する部分である。
この回転角を検出する角度検出部14としては、たとえば、加速度センサ、あるいは地磁気センサなどが用いられる。加速度センサの場合、重力加速度の方向を側方回転軸に直交する面へ射影することにより、回転角を検出することができる。
機器選択部15は、角度検出部14によって検出された角度(回転角)を用いて、後述する角度機器対応情報21から、その回転角に対応する操作対象機器を選択する部分である。
具体的には、機器選択部15は、角度検出部14によって検出された回転角が、角度機器対応情報21に設定された角度範囲のいずれかに属する場合、その角度機器対応情報21から、その属する角度範囲と対応づけられた操作対象機器を制御すべき機器として選択する。
発信コード取得部16は、操作部12を構成する複数の操作ボタン31のうち、いずれかの操作ボタン31が押し下げられた場合、ユーザが行ったこの入力操作に対応したリモコンコードを取得する部分である。
具体的には、入力可能要素である操作ボタンに対する入力操作が行われた場合、機器選択部15によって選択された操作対象機器の機器番号と、入力操作が行われた操作ボタンとによって対応づけられたリモコンコードを、後述する機器コード対応情報22から、取得する。
機器選択部15と発信コード取得部16は、主としてソフトウェアによって実現され、制御部11によって実行される一機能でもある。
発信部17は、操作部12によって行われた入力操作に対応づけられた無線信号を送信する部分であり、いわゆるリモコン信号を送信する部分である。また後述するように、発信コード取得部16によって取得されたリモコンコードに予め対応づけられていた信号パターンを持つ無線信号(リモコン信号)を送信する。
発信部17としては、たとえば、赤外線を送信する赤外線発光素子(赤外線LED)、所定の無線通信方式の無線電波を送信する通信用LSIなどが用いられる。発信部から送信される無線信号としては、赤外線信号、電波信号などがある。
図2に、この発明のリモコンの一実施例の外観図を示す。
図2(a)は、リモコン1の筐体の平面図であり、リモコンの表示部13や操作部12が配置された表面を上から見た平面図である。
リモコンの表面は、たとえば、図に示すような長方形状であり、表面を形成する一方の短辺のほぼ中央部分に、リモコン信号RSを送信する発信部17を備える。
一般的に、操作対象機器に対する何らかの操作を行う場合、ユーザは、リモコンを手に持って、発信部17を、その操作対象機器が存在する方向に向けてから、所定の操作ボタンを押す。したがって、リモコンの通常使用時においては、図2(a)の場合、発信部17よりも紙面の上方向に、操作対象機器が存在する。
図2(b)は、発信部17が形成されていない短辺側の側面から見たリモコンの側面図である。すなわち、操作ボタン31が上方にある状態で、図2(a)のリモコンの下方側面を、紙面の下方側から見た図である。
図2(b)では、通常、紙面の手前側にユーザがおり、紙面の奥側に、操作対象機器が存在することになる。
ここで、回転軸Rは、表面を形成する長方形の2つの短辺の中央部分を結んだ直線の位置にあり、リモコンと操作対象機器とを結んだ直線とほぼ一致する。
図2の円形矢印Cで示したこの回転軸Rのまわりの回転方向を、側方回転方向と呼ぶ。
また、リモコンを側方回転方向に所定角度だけ回転させたとき、水平面からのリモコンの傾きを示す角度aを、回転角(ロール角)と呼ぶ。
図3に、リモコンの回転角の一実施例の説明図を示す。
図3(a)は、操作ボタン31が上方にある状態で、リモコンの下方側面を水平面に平行となるように保持した場合を示しており、このときの回転角(ロール角)を、ゼロ度とする。
また、図3(a)において、リモコンの下方側面の左端が上方向に、右端が下方向に移動するように、リモコンを回転軸Rのまわりに、右回り回転させたときの回転角を正方向の角度(+a)とする。逆に、下方側面の左端が下方向、右端が上方向に移動するように左回り回転させたときの回転角を負方向の角度(−a)とする。
図3(b)は、リモコンを回転軸Rのまわりに左回り回転させて、a1度だけ傾けた場合を示している。ユーザが、リモコンを、図3(a)の状態から図3(b)の状態となるまで傾けた場合、角度検出部14に相当する加速度センサから得られる信号を測定することにより、回転角がa1度であることが検出される。
図3(c)は、リモコンを回転軸のまわりに右回り回転させて、a2度だけ傾けた場合を示している。
後述するように、ユーザがリモコンを所定の回転角aだけ傾けて保持する操作をすることにより、その回転角aが属する角度範囲に予め対応づけられた操作対象機器が選択される。
また、ユーザが、リモコンを所定の回転角だけ傾けて保持した状態で、所望の操作ボタンを押し下げる操作をすることにより、選択された操作対象機器に対して、その機器の所定の機能を実行させるためのリモコン信号が送信される。
図1の記憶部20は、この発明のリモコンの機能を実行するのに必要な情報やプログラムを記憶する部分であり、主として、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの半導体記憶素子、HDDやSSDなどの記憶装置、あるいはその他の記憶媒体が用いられる。
記憶部20には、たとえば、角度機器対応情報21、機器コード対応情報22、コードパターン情報23、選択機器情報24、入力操作情報25、発信コード情報26が記憶される。
角度機器対応情報21は、リモコンを傾ける角度(回転角)が取り得る角度範囲と、操作対象機器とを予め対応付け、操作対象機器ごとに異なる角度範囲を設定したものである。この角度機器対応情報21は、機器選択部15が、現在の操作対象とすべき機器を選択するときに用いる。
図4に、記憶部20に記憶される各情報の一実施例の説明図を示す。
図4(a)は、角度機器対応情報21の一実施例を示したものであり、情報21−1は、1つのリモコン1で、3つの操作対象機器を操作する場合を示しており、情報21−2は、1つのリモコン1で、5つの操作対象機器を操作する場合を示している。
角度機器対応情報21−1では、3つの角度範囲(K1、K2、K3)とそれぞれの角度範囲に対応する操作対象機器の機器番号(1、2、3)を示している。
図3(d)に、この角度機器対応情報21−1の3つの角度範囲(K1、K2、K3)の説明図を示す。
1番目の角度範囲K1では、角度検出部14によって検出された回転角aが、−30度≦a<−10度の範囲内にあった場合、現在のリモコンの傾き状態で制御可能な操作対象機器としては、機器1が選択されることを示している。
同様に、角度範囲K2では、現在のリモコンの回転角aが、−10度≦a<+10度であった場合、現在の操作対象機器は機器2であることを意味し、角度範囲K3では、回転角aが、+10度≦a<+30度であった場合、現在の操作対象機器は機器3であることを意味する。
たとえば、図3(a)に示すように、リモコンの回転角aが0度であった場合、情報21−1を参照すると、現在の回転角aは、角度範囲K2に属するので、現在の操作対象機器として、機器2が選択されることを意味する。
また、図3(b)の場合、リモコンの回転角a1が、a1=−20度であったとすると、この回転角a1は、情報21−1の角度範囲K1に属するので、機器1が選択されることを意味する。
同様に、図3(c)の場合、リモコンの回転角a2が、a2=+15度であったとすると、この回転角a2は情報21−1の角度範囲K3に属するので、機器3が選択されることを意味する。
このように、リモコンの回転角aが所望の角度範囲に属するようにリモコンを傾けることにより、制御対象の機器が選択され、その角度範囲内でリモコンの傾きを保持したままの状態で、所望の操作ボタン31を押し下げることにより、選択された機器のみを制御するリモコン信号が送信される。
図4(a)の角度機器対応情報21−2は、5つの操作対象機器(1−5)に対して、それぞれ異なる5つの角度範囲(K1〜K5)が設定されている。
一般に、1つのリモコンで制御する機器がn個あったとすると、n個の機器ごとに異なる角度範囲(K1〜Kn)を予め設定しておけばよい。
各角度範囲の上限値と下限値は、予め固定的に設定してもよいが、ユーザが利用しやすいように、ユーザ自らが設定変更できるようにしてもよい。
機器コード対応情報22は、操作対象機器および操作ボタンに対応付けて設定され、複数の操作ボタン31に対してそれぞれ割り当てられたリモコンコードを予め記憶したものである。たとえば、10個の操作ボタンがあれば、各操作ボタンには、それぞれ異なるリモコンコードが割り当てられ、操作対象機器が異なれば、同じ操作ボタンであっても異なるリモコンコードが割り当てられる場合がある。
リモコンコードは、1つの操作ボタンに対して入力操作がされたときに制御すべき操作対象機器の動作内容を特定する情報であり、発信部17から送信されるリモコン信号を識別する数値情報である。
リモコン信号は、例えば0と1の2値に対応する信号を組み合わせた信号パターンで表される赤外線信号である。各リモコンコードと信号パターンとは1対1に対応するので、リモコンコードの代わりに、信号パターンそのものを記憶してもよい。
図4(b)の各行に示した機器コード対応情報22は、識別番号(No)と、機器番号と、機器名称と、複数個の操作ボタンに割り当てられたリモコンコードとから構成されるものを示している。ここで、機器名称は、後述するように、現在選択されている操作対象機器を表示部に表示するための情報であり、選択機器を表示以外の方法で、ユーザに通知する場合は、記憶しなくてもよい。
たとえば、識別番号No=K2の機器2は、「テレビ」であり、操作ボタンの「ボタン1」には、リモコンコード「2−1」が予め設定され、操作ボタンの「ボタン2」には、リモコンコード「2−2」が予め設定されていることを示している。
テレビの場合、たとえば、「ボタン1」がチャンネル番号「1」の番組選択用のボタンであったとすると、チャンネル番号「1」に切り替えるための信号パターンに対応するリモコンコード「2−1」が、この「ボタン1」に設定される。
このリモコンコードは、予め初期設定されることが好ましいが、ユーザが、設定変更できるようにしてもよい。
この機器コード対応情報22は、操作対象機器が選択された状態で、ユーザが所定の操作ボタンを押下げたときに、発信コード取得部16が、その操作ボタンに割り当てられたリモコンコードを取得するときに利用するものである。
また、現在選択されている操作対象機器の機器名称を表示させる場合にも利用する。
コードパターン情報23は、リモコンコードと、送信されるリモコン信号の信号パターンとの対応関係を、予め記憶したものである。
たとえば、取得されたリモコンコードが「1−1」の場合、対応する「00001」の信号パターンが選択され、発信部17から、この信号パターンを持つリモコン信号が送信される。
ただし、機器コード対応情報22の中のリモコンコードの部分に、対応する信号パターンそのものを記憶する場合には、この情報23はなくてもよい。
選択機器情報24は、現在、機器選択部15によって選択されている操作対象機器の情報を、一時的に記憶したものである。たとえば、操作対象機器の機器番号や機器名称が記憶される。ただし、機器名称がない場合は、機器番号のみを記憶してもよい。
図4(d)では、機器番号が「機器2」である機器が、現在選択されていることを示している。
入力操作情報25は、現在ユーザによって入力された最新の操作ボタンの情報を、一時的に記憶したものである。たとえば、操作ボタンの識別番号や操作ボタン名が記憶される。
図4(e)では、操作ボタン名が「ボタン1」である操作ボタンが現在ユーザによって入力操作されたことを示している。
発信コード情報26は、発信コード取得部16によって取得された最新のリモコンコードを、一時的に記憶したものである。
ユーザによって所望の操作ボタンが押し下げられた場合、機器コード対応情報22において、現在選択されている機器に対応する操作ボタンのうち、押し下げられた操作ボタンに割り当てられていたリモコンコードが、発信コード情報26に記憶される。
図4(f)では、図4(d)のように現在「機器2」が選択されている状態で、図4(e)のように「ボタン1」が押し下げられた場合、機器コード対応情報22を参照することにより、発信すべきリモコンコードとして、リモコンコード「2−1」が選択されたことを示している。
記憶部20に記憶される情報には、これ以外の情報もあり、たとえば、選択された機器をユーザに通知する方法が複数ある場合、どの方法で通知するかを、予め設定記憶しておいてもよい。
<操作対象機器の構成>
操作対象機器100は、リモコンから送信されるリモコン信号を受信して、受信したリモコン信号に対応する機能を実行するものであればよく、たとえば、テレビやエアコンなどの電子機器に限定するものではない。
図1に示すように、操作対象機器100は、少なくとも、受信部101、解析部102、動作実行部103という機能ブロックを備えればよい。
受信部101は、発信部17から送信されるリモコン信号RSを受信する部分である。リモコン信号RSに、赤外線信号が用いられる場合には、赤外線受光素子が用いられる。
解析部102は、受信したリモコン信号RSを解析する部分である。
たとえば、所定の信号パターンを持つリモコン信号RSを受信した場合には、その信号パターンをデコードして、信号パターンに対応して予め設定されている機能を取得する。
動作実行部103は、取得された機能を実際に実行する部分であり、その機器に備えられた各種ハードウェアやソフトウェアを動作させる。
この発明では、操作対象機器100には、機器選択処理等をするために新たな機能や構成を備える必要はなく、機器ごとの設置場所等の情報を事前に取得しておく必要もない。
<機器選択処理>
図5に、この発明の機器選択処理の一実施例のフローチャートを示す。
ここでは、主として、ユーザがリモコンを持って、図3に示したような側方回転方向に、リモコンの傾きを変化させた場合に行われる処理について説明する。
ただし、この処理は、常時あるいは、所定の時間間隔で定期的に行ってもよい。
ステップS1において、制御部11が、角度検出部14によって検出されている信号から、回転軸Rのまわりの回転角(ロール角)aを、取得する。
ステップS2において、角度機器対応情報21から、取得された回転角aが属する角度範囲を検索する。
ステップS3において、上記検索により、回転角aが属する角度範囲が存在したか否かをチェックする。
角度機器対応情報21の中に、回転角が属する角度範囲がある場合は、ステップS4へ進み、ない場合はステップS1へ戻る。
ただし、ステップS1へ戻る前に、ユーザに対して、所望の機器を選択するためには、リモコンを傾ける角度を変化させる必要があることを示すような警告表示を通知してもよい。
ステップS4において、機器選択部15が、検索された角度範囲に対応する機器番号を、角度機器対応情報21から取得し、取得した機器番号を、選択機器情報24に記憶する。その後、ステップS1へ戻る。
ステップS4において、機器番号に加えて、機器コード対応情報22の中から、その機器番号に対応づけられた機器名称を取得して、選択機器情報24に記憶してもよい。
<機器名称表示処理>
図6に、この発明の機器名称表示処理の一実施例のフローチャートを示す。
ここでは、選択された操作対象機器の名称を表示部に表示することによって、現在選択されている機器をユーザに通知する処理について説明する。
ステップS11において、制御部11が記憶部20の選択機器情報24に記憶されている機器番号を読み出す。
ステップS12において、機器コード対応情報22から、読み出された機器番号に対応する機器名称を取得する。
ステップS13において、取得された機器名称を、表示部13に表示する。その後、ステップS11へ戻る。
ただし、この一連の処理は、一定時間ごとに定期的に行ってもよく、操作ボタンを押し下げられる操作が行われるごとに行ってもよく、あるいは、機器選択処理によって選択された機器が変化した場合に行ってもよい。
<機器操作処理>
図7に、この発明の機器操作処理の一実施例のフローチャートを示す。
ここでは、所望の操作対象機器が選択されている状態で、その選択機器にユーザが意図した機能を実行させるために、所望の操作ボタンを入力することによって、その意図した機能に対応するリモコン信号を送信する処理について、説明する。
ステップS21において、制御部11は、ユーザの入力操作に対応する操作部12からの入力信号の有無をチェックする。
ステップS22において、何らかの入力信号があった場合、ステップS23へ進み、そうでない場合ステップS21へ戻る。
このステップS21およびS22の処理の実行中においても、図5に示した機器選択処理が実行されて、選択機器情報24に、現在の選択機器の情報(機器番号)が記憶されているものとする。
ステップS23において、制御部11は、入力信号を解析し、入力された操作ボタンを特定する。
入力された操作ボタンの情報(操作ボタン名)を、入力操作情報25に記憶する。
ステップS24において、発信コード取得部16が、機器コード対応情報22を用いて、記憶部20の選択機器情報24に記憶されている機器番号と、入力操作情報25に記憶されている操作ボタン名とに対応するリモコンコードを取得する。
取得したリモコンコードを、発信コード情報26に記憶する。
たとえば、図4(d)に示したように、現在選択されている選択機器の機器番号が「機器2」であり、図4(e)に示したように、入力操作がされた操作ボタンの名称が「ボタン1」である場合には、図4(b)の機器コード対応情報22から、「機器2」と「ボタン1」とによって特定されるリモコンコード「2−1」が取得され、図4(f)にように発信コード情報26に記憶される。
ステップS25において、コードパターン情報23を用いて、取得されたリモコンコードに対応する信号パターンを取得する。
たとえば、図4(f)のように取得されたリモコンコードが「2−1」の場合、図4(c)のコードパターン情報23から、「2−1」に対応する信号パターン「00100」が取得される。
ステップS26において、制御部11が、取得された信号パターンを有するリモコン信号(たとえば赤外線信号)を、発信部17から送信させる。その後、ステップS21へ戻る。
これにより、リモコンを傾ける操作をすることによって選択されていた所望の操作対象機器に対して、ユーザが所望の機能を実行させるための操作ボタンを押し下げる入力操作をしたときに、その所望の入力操作に対応付けられ、かつ選択されていた操作対象機器を制御することが可能なリモコン信号が発信部から送信され、その操作対象機器においてユーザの意図した機能が実行される。
ユーザが所定の操作ボタンを押し下げる入力操作をするとき、リモコン信号が進行していく空間領域の中に、所望の操作対象機器が入っていればよく、リモコンの発信部17を、正確にその操作対象機器の方向に向ける必要はない。
したがって、複数台の操作対象機器が隣接して配置されている場合でも、リモコンから送信されるリモコン信号が対象機器のみに進行するように、ユーザが意図的にリモコンの向きを調整する必要はないので、ユーザの操作負担が軽減される。
また、所望の操作対象機器が選択された後に、その機器のみに対応したリモコン信号が送信されるので、リモコンの発信部17の延長線上の方向に、正確に、所望の機器がなく、リモコン信号が届く空間領域内に、その所望の機器と他の操作対象機器が入っていたとしても、所望の機器を制御することができ、ユーザの操作負担を軽減できる。
さらに、所望の操作対象機器を制御するために、ユーザは、リモコンを傾ける操作をして回転角aが所定の角度範囲内に入るようにする必要があるが、表示部13に選択対象の機器名称を表示させる等の方法によって、現在選択されている機器をユーザに通知するので、ユーザは、どの角度範囲がどの操作対象機器であるかを、記憶しておく必要はない。
ユーザは、表示部13に表示される機器名称を確認しながら、リモコンを適当に傾きを変化させてみて、所望の機器名称が表示されている状態で、リモコンの傾きを変化させる操作を停止すればよく、この機器選択のために必要な操作もユーザの負担は少ない。
また、対象機器を選択するためのリモコンの傾きを変化させる操作そのものは、ユーザが制御しようとしている機器の方向にリモコンを向けて行う必要はなく、任意の方向を向けて行うことにより、対象機器を選択することができる。
また、この発明では、所望の操作対象機器に対して、リモコン信号を送信する操作をする場合、リモコンの傾きを変化させて対象機器を選択する操作、表示された機器名称を見て現在選択されている対象機器を確認する操作、所望の機能を実行させるための操作ボタンの押下操作という少なくとも3つの操作が必要である。これらの操作のうち、押下操作はリモコンで通常行われる操作であり、選択操作と確認操作は、隣接する他の操作対象機器が近くにある場合に、正確にリモコンを操作対象機器の方向に向けようとする操作に比べれば、比較的負担の少ない操作と考えられる。したがって、3つの一連の操作は、専用リモコンを用いて機器を制御する場合と比べても、大きな操作負担を強いるものではなく、比較的容易な操作手順により、複数の操作対象機器の中から所望の機器を特定して、その機器のみを制御することができ、1台のリモコンを用いて多数の操作対象機器を制御する場合のユーザの操作負担を軽減することができる。
<その他の実施例>
以下のように、実施の形態に示した構成や処理内容を、他のものに変更してもよい。
(1)選択機器のユーザへの通知方法
図6では、現在選択されている機器をユーザに通知する方法として、表示部に、その機器名称を表示する実施例を示したが、以下の通知方法を用いてもよい。
(1−a)リモコンで制御する操作対象機器の数と同数の発光部を設け、各発光部と操作対象機器とを予め対応づけておき、選択された機器に対応する発光部のみから、光を出射するようにしてもよい。
発光部としては、たとえば、LEDを用いればよい。
(1−b)また、多色光を発光することのできるLEDを1つ設け、LEDの発光色と操作対象機器とを予め対応づけておき、選択された機器に対応した色で、そのLEDを発光させるようにしてもよい。
(1−c)リモコン本体に多様な振動パターンで微小振動を与える振動部(バイブレータ)を設け、振動パターンと操作対象機器とを予め対応づけておき、選択機器が変更された直後に、所定時間だけ、選択された機器に対応した振動パターンで、振動させるようにしてもよい。
振動部としては、微小な振動モータを用いればよい。
(1−d)リモコン本体に、音声合成装置とスピーカを設け、選択可能な操作対象機器の機器名称を予め記憶しておき、選択機器が変更された直後に、選択された機器の名称を、合成音声でスピーカから報知してもよい。
(2)操作部の構成
図2では、操作部12として、物理的な複数の操作ボタンからなるものを図示したが、次のような構成を用いてもよい。
操作部12として、指などによる接触入力が可能なタッチパネルを設け、表示部13をリモコン表面に拡大配置し、タッチパネルを配置する部分に、複数の操作ボタンにそれぞれ対応する画像情報を表示する表示領域を設ける。
タッチパネルは、LCDの表示画面と重なるように配置するか、あるいは、LCDと一体成形すればよい。この場合は、操作ボタンの押下操作に対応する操作として、その操作ボタンを意味する表示領域に接触する操作をすればよい。
1 遠隔制御装置(リモコン), 11 制御部, 12 操作部, 13 表示部, 14 角度検出部, 15 機器選択部, 16 発信コード取得部, 17 発信部, 20 記憶部, 21 角度機器対応情報, 22 機器コード対応情報, 23 コードパターン情報, 24 選択機器情報, 25 入力操作情報, 26 発信コード情報, 31 操作ボタン, 100 操作対象機器, 101 受信部, 102 解析部, 103 動作実行部, a 回転角(ロール角), R 回転軸, RS リモコン信号

Claims (5)

  1. 筐体と、
    操作対象機器の動作を遠隔制御するための入力操作を行う操作部と、
    前記筐体の中心と前記操作対象機器とを結ぶ直線を回転軸とした側方回転方向に、前記筐体を回転させたときの水平面からの傾きを示す回転角を検出する角度検出部と、
    前記操作対象機器と前記回転角が取り得る角度範囲とを予め対応づけ、操作対象機器ごとに異なる角度範囲が設定された角度機器対応情報を記憶した記憶部と、
    前記角度検出部によって検出された回転角が、前記角度機器対応情報に設定された角度範囲のいずれかに属する場合、前記角度機器対応情報から、その属する角度範囲と対応づけられた操作対象機器を制御すべき機器として選択する機器選択部とを備えたことを特徴とする遠隔制御装置。
  2. 前記操作部によって行われた入力操作に対応づけられた無線信号を送信する発信部をさらに備え、
    ユーザによって操作対象機器を制御するための所望の入力操作が行われたときに、前記機器選択部によって選択されていた操作対象機器に対して、前記所望の入力操作に対応づけられ、かつ前記選択されていた操作対象機器を制御する無線信号を、前記発信部が送信することを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御装置。
  3. 前記操作部が、複数個の入力可能要素からなり、
    前記記憶部に、前記1つの入力可能要素に対して入力操作がされたときに制御すべき操作対象機器の動作内容を特定するリモコンコードであって、前記入力可能要素および前記操作対象機器に対応づけられたリモコンコードが予め設定された機器コード対応情報が記憶され、
    第1の入力可能要素に対する入力操作が行われた場合、前記機器選択部によって選択されていた操作対象機器と、前記入力操作が行われた第1の入力可能要素とに対応づけられたリモコンコードを、前記機器コード対応情報から取得する発信コード取得部をさらに備え、
    前記発信部は、取得されたリモコンコードに予め対応づけられていた無線信号を送信することを特徴とする請求項2に記載の遠隔制御装置。
  4. 前記操作部が、タッチパネルから構成され、
    前記複数個の入力可能要素が、タッチパネルに重ね合わせて配置された表示画面の所定位置にそれぞれ表示された画像情報であることを特徴とする請求項3に記載の遠隔制御装置。
  5. 前記機器選択部が選択した操作対象機器が、現在制御することの可能な機器であることを示す情報を、ユーザに通知する通知部をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の遠隔制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019180035A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 カシオ計算機株式会社 遠隔操作装置、撮像装置、制御方法及びプログラム

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