JP4996526B2 - リモコン装置 - Google Patents

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本発明は、リモートコントロール装置(以下「リモコン装置」と称する。)に関し、特に、指向性を選択可能なリモコン装置に関する。
リモコン装置は、一般的に、1カ所の赤外線照射部から出射される赤外線によるリモコン信号をテレビジョン受信装置などの制御対象機器に照射して遠隔操作を行うものであり、指向性を有している。
例えば、下記特許文献1に記載の装置では、リモートコントローラは、ケース部と、電子機器を遠隔操作させる入力部とを備え、ケース部と入力部とで外観形状が略球状に形成する共に、入力部が、摺接やタッチによって情報入力可能なパッド状に構成する。そして、入力部の略中央から、上方向、下方向、左方向、右方向に向かって摺接したり、入力部略中央をタッチすることで情報入力されるように構成されている。
特開2006−203755号公報
特許文献1に記載のリモコン装置は、リモコン装置自体においては向きが決められており、ユーザとリモコン装置との関係においては、ユーザは必ずリモコン装置を、ある一定方向の向きから使用するデザインとなっている。このため、ユーザが使いやすい方向に向ける必要があった。
本発明は、制御対象機器に対して指向性を意識させない新しいリモコン装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、異なる方向に向けてリモコン信号を出射する位置に設けられる複数のリモコン信号出射部と、入力を感知する入力感知部と、該入力感知部により感知された位置情報に基づいて、被制御機器における操作の基準となる操作軸を確定するとともに、前記リモコン信号出射部のうちの前記操作軸上に位置するリモコン信号出射部を選択し、アクティブなリモコン信号出射部として決定する操作軸生成・リモコン信号出射部決定部と、を有することを特徴とするリモコン装置が提供される。さらに、前記操作軸に沿った動きを検出するセンサ部を有しており、該センサ部により検出された動きに応じた操作が前記被制御機器において行われるように前記リモコン信号出射部からの信号を生成することが好ましい。前記操作軸を表示する表示部を有することが好ましい。
また、前記表示部には、多数の光源が配置され、該光源のうちから前記操作軸に沿って点灯されることにより操作軸が表示されることが好ましい。前記操作軸は、前記入力された位置を基準にして、直交する2方向に沿って点灯する光源により表示されることが好ましい。前記リモコン信号出射部と、入力感知部が円柱状の形状の表面に配置されていることが好ましい。また、前記入力感知部により感知されなかった位置に基づいて被制御機器における操作の基準となる操作軸を決定するようにすることが好ましい。
また、ジョイティック部を具備し、該ジョイティック部の倒された方向を入力として感知する入力感知部を備えているようにしても良い。また、方向ボタンを含む操作部を具備し、該方向ボタンに入力を感知する入力感知部を備えているようにしても良い。タッチパネル式の表示部を具備し、該タッチパネル式の表示部には前記被制御機器を操作するためのGUI表示機能および操作機能が具備され、該タッチパネル式の表示部が前記入力感知部となっているようにしても良い。前記入力感知部により感知される方向又は位置により、操作軸を決定する基準となる位置と、なぞる方向と前記被制御装置を操作する方向とアクティブなリモコン信号出射部の対応関係と、が決められることが好ましい。複数のマルチファンクションキーを具備し、前記操作軸決定部により決定された操作軸に応じて前記複数のマルチファンクションキーの機能を変化させる機能を具備していることが好ましい。さらに、設定開始ボタンを有しており、前記操作軸の設定が可能となるタイミングを、前記設定開始ボタンを押したタイミングとすることが好ましい。前記操作軸の設定が可能となるタイミングを、前記被制御機器のスイッチがオンされたタイミングとすることが好ましい。さらに、移動を感知する移動感知センサを有しており、前記操作軸の設定がリセットされるタイミングを、前記移動感知センサが移動を感知したタイミングとするようにすると良い。また、前記操作軸の設定がリセットされるタイミングを、前記被制御機器のスイッチがオンされたタイミングとしても良い。
本発明のリモコン装置は、後から指向性を決めることができる仕組みを有しているため、被制御機器に対して設置する向きを自由にすることができる。また、操作する本人に対しても無指向であるため、リモコンの上下左右を確認する必要がなく、持ち替える必要がない。
暗所でも操作可能であり、また身体の動きに制限があっても簡単に操作でき、操作の自由度が上がるとともに、リモコンのデザイン性も向上し、よりユニバーサルデザインと言える。
以下、本発明の実施の形態によるリモコン装置について図面を参照しながら説明を行う。図1は、本実施の形態によるリモコン装置を利用した様子を示す図である。図1(a)は、操作方向の例を示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)の様子を真上から見た図である。図1(a)・(b)に示すように、例えばベッドに仰向けに寝ている操作者101は、本実施の形態によるリモコン装置102を操作してテレビジョン装置103を遠隔制御しようとしている。リモコン装置102は、例えば向きを決める特徴がない円形(又は半球形)の外観を有しており、指向性を有するリモコン信号出射部と、入力された方向を感知する入力操作部と、をもち、操作軸(上下左右)を自由に設定できるように構成されている。
このリモコン装置102の指向性について説明する。このリモコン装置の指向性には2つの意味がある。まず、第1の指向性とは、被制御装置であるテレビジョン受信装置に対する指向性である。一般的な赤外線送信によるリモコンでは、テレビジョン受信装置本体の受光部にリモコンの正面(赤外線送信部)を向ける必要がある。本実施の形態によるリモコン装置では、ユーザのタッチ操作により、後からリモコン信号出射部の位置をテレビジョン受信装置本体の受光部に向けられるように決めることができるため、リモコン装置をテレビジョン装置本体に向ける必要がなく、テーブルや床などに意識せずに単にポンと置いた状態のまま操作することができる。
第2の指向性は、操作者に対する指向性である。一般にはリモコン装置の上下左右がデザインされている(決まっている)ので、それに合わせて持たなくてはならない。図1に示すリモコン装置では、上下左右がはっきりするようにはデザインされておらず、操作者がその都度タッチして設定することにより方向性が自由に設定されるようになっており、リモコン装置の方向を確認して持ち替える必要がない。
図2は、本実施の形態によるリモコン装置の外観構成例を示す図である。本実施の形態によるリモコン装置は、操作軸の決定とともに、使用する赤外線送信部の位置も決定されるようになっている。
図3は、本実施の形態によるテレビジョン受信装置103の一構成例を示す機能ブロック図であり、図6は、リモコン装置の一構成例を示す機能ブロック図である。図3に示すように、テレビジョン受信装置103は、アンテナからの信号を入力とするフロントエンド51と、デマルチプレクサ53と、番組情報デコード部61と、番組表データ生成部65と、映像・音声デコード部55と、映像信号と番組表信号とを合成する画面合成部67と、音声を出力する音声出力部57と、表示部71と、制御部75と、メモリ部77と、リモコン信号受光部73と、を有している。制御部(CPU)75がテレビの各種機能を制御するとともに、リモコン信号受光部73から取得したリモコン信号に基づいて、種々の操作ができるように構成されている。
一方、図6に示すリモコン装置102aは、入力感知部として機能するタッチセンサ401と、制御部402と、情報記憶部403と、信号送信部404と、LED表示部405と、を有している。より詳細には、例えば、リモコン装置102aは、略円柱状の台部14と、その上に形成されている半球状の表示部16と、を有している。例えば、台部14の側面には、多数のリモコン信号出射部10aが放射状に外側を向けて光線が出射するように配置されている。また、これらの各リモコン信号出射部10aには、それぞれと対応付けされたタッチセンサが配置されている。各リモコン信号出射部10aとタッチセンサとが、情報記憶部403に記憶されている。さらに、表示部16には、その表面近傍に多くのLEDが配置されている。さらに、半球状の表示部16にも、タッチセンサなどのセンサが配置される。このセンサは、例えばパーソナルコンピュータなどのタッチパッドと同様の機能を有しており、ユーザがなぞる方向によってリモコン信号を介して、テレビジョン受信装置におけるGUIのフォーカスなどの方向を変更したり移動させたりすることができるようになっている。
図4は、リモコン装置の形状と操作方向との関係を示すいくつかの例を示す図である。図4は、タッチセンサ型のリモコン装置102aであり、略円柱状の台部14と、台部14上に設けられた略半球状の部分16とを有している。符号10aは、台部14の側面(周面)に設けられ指向性のあるリモコン信号を発信する赤外線信号送信部である。例えば、台部14の側面のある位置をタッチすると、この位置又はその近傍に設けられているリモコン信号出射部10bのみがアクティブになり、他のリモコン信号出射部10aは休止状態になる。また、リモコン装置内においても、この位置が基準位置となる。
図1を参照して、タッチした位置P2を基準点として、リモコン装置の座標軸が確定される手順について説明する。ユーザは、テレビジョン受信装置103(より詳細には、リモコン信号受光部P3)の位置を意識して、P3とリモコン装置102の中心点P1とを結ぶ線106が、リモコン装置102が確定する円(上から見た時の円)とその後方において交わる点P2近傍をタッチする。すると、リモコン装置102の制御部402において、例えば、P2と点P3とを結ぶ結線106とそれと垂直な線107とが確定される。これらの線106・107が、リモコン装置102の現在の操作軸(垂直操作軸106・水平操作軸107)となる。その後は、操作者101は、垂直操作軸106・水平操作軸107のみを意識すれば良く。リモコン装置102とテレビジョン受信装置103との位置関係を特に意識する必要がない。
図4に戻って、リモコン装置102aの操作方向表示例について説明する。本実施の形態によるリモコン装置102aにおいて、その操作方向は、上述のようにタッチした基準位置P2により決定される。このタッチ位置P2を基準として、垂直操作軸が垂直方向の操作方向ガイドライン11aで示され、水平操作軸が水平方向の操作方向ガイドライン11bで示される。これらの軸11a・11bは、操作者に明示しておくことが好ましい。そこで、例えば、略半球状の部分16に多数のLEDなどの光源を配置しておき、タッチ位置P2を基準にして確定される垂直操作軸106・水平操作軸107を明示する操作方向ガイドライン11a・11bが光るようになっている。この光りにより形成されるガイドライン11a・11bにより、ユーザは自己の操作の方向を身近において知ることができる。
図4(b)は、リモコン装置の別の例を示す図である。図4(b)に示すリモコン装置102bは、ジョイスティック型のリモコン装置である。ジョイスティック型のリモコン装置102bは、略円柱形の台部17と、その上に垂直方向に起立するように形成された台部17よりも小径の例えば円柱状の可倒部21とを有しており、可倒部21は、台部17の上面の法線方向(垂直方向)から傾けることができるように構成されている。例えば、符号AR1に示される方向又はそれと反対の方向に倒すと、その方向AR1が、操作者が垂直操作軸21aとしたい方向となり、それと直交する方向が水平走査軸21bとしたい方向となる。さらに、符号AR1で示される方向に位置するリモコン信号出射部10bが多数のリモコン信号出射部10aのうちの、現在選択され、アクティブになっているリモコン信号出射部となる。例えば、可倒部21の上面において、これらの軸をLEDなどにより光るようにして明示させるようにしても良い。
図4(c)は、ボタン型のリモコン装置の一例を示す図である。このボタン型のリモコン装置102cは、円柱状の平板部31の上面に操作ボタンが設けられている。操作ボタンは、4方向の方向ボタン35a〜35dまでと、決定ボタン33と、を有している。方向ボタン35aが押されると、この位置が基準位置となる。また、平板部31の側面(周面)には、複数のリモコン信号出射部10aが設けられており、決定ボタン35aが押される前に押された方向ボタン35a〜35dのいずれかと円の中心とを通る線L1等上に位置するリモコン信号出射部10bのいずれかがアクティブになり、その他のリモコン信号出射部10aは休止状態になる。上記線上の位置するリモコン信号出射部は2つ存在するが、2つのうちいずれをアクティブにするかは、予め決めておくことが好ましい。一般的には、押されたボタンとは反対側に位置するリモコン信号出射部がアクティブになるのが好ましい。この際、方向キーのうち35aと35cとが垂直操作軸(L1)を確定する基準となるため、これらのキーに設けられているLEDが点灯し、垂直操作軸L1の位置を明示することができる。
図4(d)は、例えば、タッチパネルを有するLCD画面上にボタン型リモコン状のGUIが表示されているリモコン装置102dであり、画面タッチパネル式のLCD画面にタッチすると、図4(a)と同様にタッチされた位置P2が基準位置となり図示するように、方向キー45a〜45dと決定キー43とがGUI表示されるようになっている。位置P2がタッチされると、ボタン45a及びその対向位置にあるボタン45cを通る線L2が垂直操作軸になり、方向キー45a〜45dと決定キー43とがタッチパネル式のLCD画面に表示される。さらに、この垂直操作軸上に位置する信号出射部10bが、アクティブになる。
尚、タッチセンサ型では、静電センサを用い、タッチや摺動を感知する。ジョイスティック型では、スティックの傾きを感知する。ボタン型では、ボタンが放射状に並んでおり、押されたボタンを感知する。タッチ液晶型では、ボタン型を表示するため、方向ガイド光源(LED)は不要である。
ここで、リモコン装置に設定された方向(軸)と、テレビジョン受信装置における操作画面との関係について説明する。図5は、本実施の形態によるリモコン装置102aを利用して、テレビジョン受信装置に対する操作を行っている際の、操作と操作画面との関係を示す図である。
図5(a)は、上下方向に画面操作を行った例を示す図である、図5(b)は、左右方向に画面操作を行った例を示す図である。図4(a)に示す半球状のリモコン装置102aを用いた例を示す。台部14の位置P2がタッチされると、台部14の側面(周面)に配置されている多数のリモコン信号出射部10aのうちからタッチにより選択された位置に基づいてリモコン信号出射部10bが決定される。また、半球状の部分16に符号11aで示される垂直操作軸を示す光ガイドと、符号11bで示される水平操作軸を示す光ガイドと、が、表示される。
テレビジョン受信装置のEPG画面やメニュー画面等を操作する際、表示画面上で上方向にカーソルを動かしたいときには、リモコン装置102a上で決められた垂直方向を符号11aに沿ってなぞると、タッチセンサを介してリモコン制御部に伝えられた移動に関する情報がリモコン信号に変換されて上記リモコン信号出射部10aから送信される。このリモコン信号が、テレビジョン受信装置内のリモコン受信部73により受信され、表示部71に表示されているEPG72内の1つの番組にフォーカス75が当てられている状態から、矢印77a・77bに示すように、フォーカス(カーソル)位置が変更される。
同様に、フォーカスを左右77c・77dに移動したいときは、図5(b)に示すように、水平方向にリモコン装置をなぞればよい。
尚、リモコン装置102a上の上下左右(垂直軸、水平軸)は、EPGやメニューといったGUIを操作するだけでなく、音量調整やチャンネル切り替えなどの操作にも用いることができる。例えば、リモコン装置を上方向になぞると、音量アップ、下方向になぞると音量ダウンなどとすることができる。このように、操作対象となる機能を変更する場合は、例えば機能選択ボタンを押すなどの処理を行った後に、タッチする操作を行うようにするのが好ましい。
次に、リモコン装置における操作軸の決定方法について図7を参照しながら説明する。図7(a)に示すように、リモコン装置102aの台部14のうちのいずれかの点P2に手Hをふれると、その点P2を台部14の断面が形成する円の1点P2を接点とする接線を水平操作軸、接線に垂直な線(法線)を垂直操作線とする座標軸が確定される。これが、リモコンにおける操作の基準方向となる。この例ではタッチした方が下方向になるように決められている。
図7(b)に示すように、台部17上の可倒部21のP2の位置を手Hで逆側に倒すと、その倒した方が、上となるように決められている。上下などの決められ方は、予め決められていても良いし、ユーザ設定により変更できるようになっていても良い。方向は図4に示すような光ガイドにおいて矢印を一方向にして、その方向性により認識できるようにしても良い。その他の形態にリモコン装置においても同様である。
図8Aは、図7(a)に示したリモコン装置102aにおいて、タッチして軸が決まった様子を示す図である。手Hでタッチした点P2とすると、下図に示すように、タッチした点P2で切られた断面である円が確定され、そのタッチした点P2をその円の接点とし、その接点P2を含む接線から垂直方向に延びる垂直線を上下方向とし、それと直交する線を水平軸とするように操作軸が決定される。リモコン信号出射部も同様に決められる。
図8Bは、リモコン装置と、図5に示す情報記憶部に記憶される座標軸とタッチ位置との関係を示す図であり、より詳細なテーブルが情報記憶部に記憶される。
Figure 0004996526
表1と図8Bとを対応させてみると、位置1)から16)までのいずれの位置にタッチしたかによって、表1に示すように、真上(アクティブ)の位置と、真下、右、左の位置がそれぞれ情報記憶部の情報に基づいて一意に決まるようになっている。尚、簡単な演算手段として、以下のような演算を行っても良い。
総数がn個のLED(表1では16個)を備えているとし、真上をxとすると、以下の式で真下、右、左が決定できる。
真下:(n/2+x)/nの余りの値の位置
右:(n/4+x)/nの余りの値の位置
左:(3n/4+x)/nの余りの値の位置
例えば、x=13であれば、真下は、5)の位置になる。右は、1)、左は9)である。
尚、方向の決定方法としては、図7(c)に示すように、例えば半球状の部分16の表面又は台部14の側面に熱センサあるいは静電センサTを多数配置しておき、リモコン装置にかぶさるように手Hをのせると、それを感知し、手のかかっていない位置131を例えばリモコン上の”上”とするようにしても良い。尚、タッチセンサは、周知のセンサを用いることができ、センサの種類を限定するものではない。また、タッチしなかった位置を基準としても良い。
図9は、設定した軸のガイド表示例を示す図である。図4(a)に示すリモコン装置102aを例にして説明する。図9(a)は、半球部16において十字にガイド軸11a・11bが光って浮かび上がるように表示される例を示す図である。半円球状部16には、放射状にLEDが配置されている。そのうち、上記の手順で確定されたガイド軸11a・11bに対応するLEDが光り、十字の軸がガイド軸として浮かび上がるようになっている。図9(b)は、上とした点に近い台部14のLED(ここでは、リモコン信号出射部の近くに配置されているLEDを想定している)が点灯することで、基準点を示すように構成されている。ガイド軸は光らないが、点灯する1つのLED10bが基準になってユーザにガイド軸を想定させる助けになる。
次に、本実施の形態によるリモコン装置における処理について図10を参照しながら説明を行う。この処理は、例えば、リモコン装置の情報記憶部403に記憶されている。ステップS1において処理を開始し(Start)、ステップS2において、リモコン装置のタッチセンサにタッチされたか否かを検出する。ここで、タッチが検出されると(Yes)、ステップS3に進みタッチ位置に基づいて操作軸を決定するとともに、使用する(アクティブにする)リモコン信号出射部を決定する。
次いで、ステップS4に進み、LEDなどにより操作ガイドを生成する。この操作ガイドに沿って指でなぞるなどにより被制御機器におけるカーソルの位置などを変更することができる。次いで、ステップS5において、ある一定時間だけ経過した場合には(Yes)、処理を終了する(ステップS7:操作軸とアクティブなリモコン信号出射部とをキャンセルしても良いし、何らかの操作により操作軸とアクティブなリモコン信号出射部の位置とを、次回更新されるまで記憶しておくようにしても良い)。一定時間経過までに他の点がタッチされると(ステップS6)、操作軸とアクティブなリモコン信号出射部との変更がなされ、ステップS3に戻る。
尚、ガイド軸の位置と、タッチすると軸が確定する処理が行われる位置及びリモコン信号出射部の位置とは、異なるようにするのが好ましい。例えば、操作軸とアクティブなリモコン信号出射部の確定処理が生じるのは、台部14のいずれかのセンサにタッチされた場合にしておき、軸上での実際の操作処理が行われるのは、半円球状部16においてガイド軸に沿ってセンサがなぞられたことを感知した場合にしておくようにすると良い。尚、リモコンの軸とアクティブなリモコン信号出射部を決めるタイミング(いつ設定するのか/いつリセットされてしまうのか)については、例えば、以下のように決めることができる。
例えば、リモコン装置に設けられる専用ボタンを押してから(或いは押しながら)、設定する(ポンとタッチするなどの操作を行う)。これにより、いつでも設定することができる。
或いは、内部に振動センサ等を持たせておき、リモコン装置を持ち上げてポンと置き直したりすると、リモコン装置上の軸がリセットされるような仕組みにしても良い。例えば置き直して初めてタッチしたポイントがリモコンの“下”となるようにすることが可能である。但し、リモコン装置を移動するたびに設定が必要である。テレビジョン受信装置のスイッチをオフするとリモコン軸も消える(リセットされる)ようにしてしまう。受信装置のスイッチをオンすると、初めに軸を設定することができるようにしても良い。
図11は、本発明の実施の形態の変形例によるリモコン装置の一構成例を示す図である。図11は、軸及びアクティブなリモコン信号出射部の決定処理と同時に、良く使用されるボタン(16d、ここでは4つ)を指示するようにLEDを発光させる。ここでは、リモコン信号出射部を図示していないが、ボタン16a・16dとは異なる位置に配置するのが好ましい。このように、台部14の周囲(側面)に複数のLEDとタッチセンサとを埋設し、軸とアクティブなリモコン信号出射部が設定されると同時に、タッチセンサの一部をアクティブにし、LEDを光らせ、よく使うボタンの位置も設定することができる。
例えば、テレビジョン受信装置の操作に使われるカラーボタン(青/赤/緑/黄)をリモコン装置の手前(“下”)となるように規定しておくようにする。操作者はリモコン上の方向軸を設定するためにタッチし、”下”を決める。すると、リモコン手前(“下”)のLED16dの4つがアクティブとなり、カラーボタンの機能が割り付けられるようにする。同時に、4つのLEDが機能に合わせて青、赤、緑、黄に光る。このようにして操作者の操作しやすい位置に、軸の設定と同時にカラーボタンを配置することができる。
以上に説明したように、本実施の形態によるリモコン装置によれば、テレビジョン受信装置に対して無指向であり、置く向きが自由である上に、操作する本人に対しても無指向であり、リモコンの上下左右を確認する必要がなく、持ち替える必要もないという利点がある。また、暗所でも操作可能であり、寝ている時などの身体の動きに制限があっても簡単に操作できるという利点がある。つまり、操作の自由度が上がるとともに、リモコンのデザイン性も上がり、よりユニバーサルデザインである。
尚、上記の実施の形態では、指向性のないリモコンを実現するために周囲に赤外線送信部を複数配置しているが、これらを全灯するのではなく、操作軸を決めると、赤外線送信部1つを決定することができるため、1つの赤外線送信部のみをアクティブにすることができる。従って無指向リモコンを実現しつつ、その消費電力を抑えることができるという利点がある。
本発明は、リモコン装置に利用可能である。
本発明の一実施の形態によるリモコン装置を利用した様子を示す図である。 本実施の形態によるリモコン装置の外観構成例を示す図である。 本実施の形態によるテレビジョン受信装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 リモコン装置の形状と操作方向との関係を示すいくつかの例を示す図である。 本実施の形態によるリモコン装置を利用して、テレビジョン受信装置に対する操作を行っている際の、操作と操作画面との関係を示す図である。 リモコン装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 リモコン装置における操作軸の決定方法を示す図であり、(c)は、リモコン装置における操作軸の決定方法の別の例を示す図である。 図7(a)に示したリモコン装置において、タッチして軸が決まった様子を示す図である。 リモコン装置と、図5に示す情報記憶部に記憶される座標軸とタッチ位置との関係を示す図である。 設定した軸のガイド例を示す図である。 本実施の形態によるリモコン装置における処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態の変形例によるリモコン装置の一構成例を示す図である。
符号の説明
101:操作者
102:リモコン
103:テレビ
104:操作者の垂直操作軸としたい方向
105:操作者の水平操作軸としたい方向
106:テレビ側に向いている方向
107:106の方向に直角な方向

Claims (15)

  1. 異なる方向に向けてリモコン信号を出射する位置に設けられる複数のリモコン信号出射部と、
    入力を感知する入力感知部と、
    該入力感知部により感知された位置情報に基づいて、被制御機器に対する操作方向を示す操作軸を確定するとともに、前記リモコン信号出射部のうちの前記操作軸上に位置するリモコン信号出射部を選択し、アクティブなリモコン信号出射部として決定する操作軸生成・リモコン信号出射部決定部と
    を有し、
    さらに、前記操作軸に沿った動きを検出するセンサ部を有しており、該センサ部により検出された動きに応じた操作が前記被制御機器において行われるように前記リモコン信号出射部からの信号を生成することを特徴とするリモコン装置。
  2. 前記操作軸を表示する表示部を有することを特徴とする請求項に記載のリモコン装置。
  3. 前記表示部には、多数の光源が配置され、該光源のうちから前記操作軸に沿って点灯されることにより操作軸が表示されることを特徴とする請求項に記載のリモコン装置。
  4. 前記操作軸は、前記入力された位置を基準にして、直交する2方向に沿って点灯する光源により表示されることを特徴とする請求項に記載のリモコン装置。
  5. 前記リモコン信号出射部と、
    入力感知部が円柱状の形状の表面に配置されていることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  6. 前記入力感知部により感知されなかった位置に基づいて被制御機器における操作の基準となる操作軸を決定することを特徴とする請求項に記載のリモコン装置。
  7. ジョイティック部を具備し、該ジョイティック部の倒された方向を入力として感知する入力感知部を備えていることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  8. 方向ボタンを含む操作部を具備し、該方向ボタンに入力を感知する入力感知部を備えていることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  9. タッチパネル式の表示部を具備し、該タッチパネル式の表示部には前記被制御機器を操作するためのGUI表示機能および操作機能が具備され、該タッチパネル式の表示部が前記入力感知部となっていることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  10. 前記入力感知部により感知される方向又は位置により、操作軸を決定する基準となる位置と、前記基準軸に対してなぞる方向と前記被制御装置を操作する方向とアクティブなリモコン信号出射部の対応関係と、が決められることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  11. 複数のマルチファンクションキーを具備し、前記操作軸決定部により決定された操作軸に応じて前記複数のマルチファンクションキーの機能を変化させる機能を具備していることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  12. さらに、設定開始ボタンを有しており、前記操作軸の設定が可能となるタイミングを、前記設定開始ボタンを押したタイミングとすることを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  13. 前記操作軸の設定が可能となるタイミングを、前記被制御機器のスイッチがオンされたタイミングとすることを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  14. さらに、移動を感知する移動感知センサを有しており、前記操作軸の設定がリセットされるタイミングを、前記移動感知センサが移動を感知したタイミングとすることを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
  15. 前記操作軸の設定がリセットされるタイミングを、前記被制御機器のスイッチがオンされたタイミングとすることを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載のリモコン装置。
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