JP2012094011A - タッチリモコン - Google Patents

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Abstract

【課題】
制御対象である電子機器に対してタッチ検出素子の識別情報を送信し、制御対象である電子機器において動作情報を算出させるのはデータ通信の観点においては無駄な場合があった。
【解決手段】以上の課題を解決するために、本発明は、タッチ面と、タッチ面に規則的に配列された複数のタッチ検出素子と、各タッチ検出素子からタッチ検出素子の識別情報に関連付けられた検出信号を取得する検出信号取得部と、取得した検出信号に基づいてタッチ検出素子の識別情報を捨象した指の動作情報を取得する動作情報取得部と、取得した動作情報を他の電子機器に対して送信する動作情報送信部と、からなるタッチリモコンを提案する。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御対象である電子機器に対して操作データを送信可能なタッチリモコンに関する。
従来のタッチリモコンでは、近接/接触などを検知したタッチ検出素子の識別情報を制御対象である電子機器に対して送信し、制御対象である電子機器においていずれのタッチ検出素子に対して近接/接触などが行われたかを認識していた。
例えば特許文献1においては、制御対象である電子機器に対して操作キーの識別情報を含む遠隔制御信号を送信するタッチリモコン装置が開示されている。
特開2010−88069
しかしながら、タッチ検出素子の識別情報を制御対象である電子機器において必要とせず、タッチ検出素子の識別情報に基づいて算出される動作情報を必要とする場合、制御対象である電子機器に対してタッチ検出素子の識別情報を送信し、動作情報を算出させるのはデータ通信の観点においては無駄であった。
以上の課題を解決するために、本発明は、タッチ面と、タッチ面に規則的に配列された複数のタッチ検出素子と、各タッチ検出素子からタッチ検出素子の識別情報に関連付けられた検出信号を取得する検出信号取得部と、取得した検出信号に基づいてタッチ検出素子の識別情報を捨象した指の動作情報を取得する動作情報取得部と、取得した動作情報を他の電子機器に対して送信する動作情報送信部と、からなるタッチリモコンを提案する。
以上のような構成をとる本発明によって、制御対象である電子機器において動作情報を算出する必要がなく、かつ、通信データ量を減らすことが可能になる。
実施形態1のタッチリモコンの概要を示す図 実施形態1のタッチリモコンの機能ブロックの一例を示す図 タッチリモコンの全体形状の一例を示す図 タッチリモコンのタッチ面の形状の一例を示す図 タッチ検出素子の配列方法の一例を示す図 タッチ検出素子の識別情報と位置情報の関連付け方法の一例を示す図 検出信号種別と動作情報算出タスクの関連付け方法の一例を示す図 実施形態1のタッチリモコンのハードウェア構造の一例を示す図 実施形態1のセンサコントローラの動作処理の一例を示す図 実施形態1のMPUの動作処理の一例を示す図 実施形態2のタッチリモコンの概要を示す図 実施形態2のタッチリモコンの機能ブロックの一例を示す図 実施形態2のMPUの動作処理の一例を示す図 実施形態3のタッチリモコンの概要を示す図 実施形態3のタッチリモコンの機能ブロックの一例を示す図 実施形態3のMPUの動作処理の一例を示す図
以下に、本発明の実施形態を説明する。実施形態と請求項の相互の関係は、以下のとおりである。実施形態1では主に請求項1、4、5について説明し、実施形態2では主に請求項2、4、5について説明し、実施形態3では主に請求項3、4、5について説明する。なお、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる態様で実施しうる。
<実施形態1>
<概要>
本実施形態のタッチリモコンは、タッチ面に規則的に配列された複数のタッチ検出素子からタッチ検出素子の識別情報に関連付けられた検出信号を取得し、タッチ検出素子の識別情報を捨象した指の動作情報を制御対象である電子機器に対して送信する構成を有する。例えば、図1に示すように、タッチ面においてスライド操作を行った場合、タッチ検出素子の識別情報(位置情報)を捨象した指の動作情報であるベクトル情報を算出して制御対象である電子機器に対して送信することが可能である。当該構成により、制御対象である電子機器において動作情報を算出する必要がなく、かつ、通信データ量を減らすことが可能になる。
<構成>
図2は、本実施形態のタッチリモコンの機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「タッチリモコン」0200は、「タッチ面」0201と、「複数のタッチ検出素子」0202a〜0202nと、「検出信号取得部」0203と、「動作情報取得部」0204と、「動作情報送信部」0205と、から構成される。
なお、以下に記載する各機能は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方により実現され得る。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現することが可能である。
本実施形態の「タッチリモコン」は、基本的な機能として制御対象である「電子機器」を遠隔制御する機能を備えており、タッチ操作に応じて制御対象である電子機器に対して操作データを送信する。ここで、「電子機器」は種々のものが考えられるが、例えば映像表示装置や映像記録装置、音声出力装置、印刷装置、照明装置、家電機器、カーナビゲーション装置、ゲーム機器などが挙げられる。また、制御対象である電子機器は一つである必要はなく、複数の電子機器を制御対象とすることも考えられる。なお、「電子機器」の制御は、有線又は無線の通信手段を介して行うことが考えられる。
また、本実施形態の発明は、「タッチリモコン」とこのタッチリモコンにて制御される「電子機器」とからなる「電子機器システム」として特定することも可能である(以下の実施形態においても同様である)。
タッチリモコンは、例えば図3に示すように正面が卵形で奥行幅が薄い形状とし、手と同程度の大きさとすることが考えられる。当該形状・大きさとすることで、容易に操作を行うことが可能になる。ただし、本実施形態のタッチリモコンの形状・大きさはこれに限定されるものではなく、他の形状・大きさとすることも可能である。
「タッチ面」は、操作を行うために指などを近接/接触させるための領域をいう。タッチ面の大きさや形状は種々考えられるが、例えば図3の「タッチ面」0301のような四角形状のタッチ面とすることや、楕円形状のタッチ面とすることが考えられる。ここで、タッチ面は必ずしも平面的である必要はなく、立体的にすることも可能である。例えば図4に示すようにタッチ面を円柱状にし、「円柱平面部分」0401においては平面方向の指の動きを検出し、「円柱側面部分」0402においては奥行方向の指の動きを検出する構成とすることも可能である。また、タッチ面はタッチパネルのようにディスプレイ機能を備えていてもよいし、タッチ面の一部にLEDなどの発光素子を埋め込む構成も可能である。なお、タッチ面に近接/接触などするものは指に限られず、タッチペンなど指の代役となる道具も含まれるものである。
「複数のタッチ検出素子」は、タッチ面に規則的に配列される。タッチ面に複数のタッチ検出素子を規則的に配列することにより、各タッチ検出素子の識別子と位置とを対応づけることが可能になる。タッチ検出素子の配列情報は、タッチリモコンの内部記憶装置においてタッチ検出素子の識別情報と関連付けて予め保持しておくことが考えられる。
タッチ検出素子の配列方法としては種々考えられるが、図1に示したようにマトリクス状に各タッチ検出素子を配置することも可能であるし、図5に示すように複数の同心円を放射状に区切った領域に各タッチ検出素子を配置することも可能である。
また、タッチ検出素子としては、例えば静電容量方式の検出素子や抵抗膜方式の検出素子が考えられるが、指などの近接/接触検出機能を備えるものであれば可能であり、特に限定されるものではない。また、指などの圧力や温度、指などの接触面積の大きさをさらに検知することが可能な構成も可能である。
「検出信号取得部」は、各タッチ検出素子からタッチ検出素子の識別情報に関連付けられた検出信号を取得する機能を有する。検出信号取得部としては、デジタル方式の制御回路(プロセッサ)又はアナログ方式の制御回路を用いることが挙げられる。例えば、データレジスタを備えたセンサコントローラなどが主として考えられる。
ここで、タッチ検出素子の識別情報に関連付けられた検出信号としては、特定のタッチ検出素子に対する指の近接/接触を検知したことを示す信号が主として考えられる。例えばタッチ検出素子Aにおいて近接/接触信号を検知した場合は、検出信号取得部は「A:近接/接触」を検出信号として取得する。なお、例えば図6に示すように、タッチ検出素子の識別情報は配列情報と関連付けることが可能である。これにより、検出信号に基づいて近接/接触を検知したタッチ検出素子の位置を特定することが可能になる。ここで、タッチ検出素子の位置は行列で特定することも可能であるが、各タッチ検出素子の中心位置などを種々の座標系で特定することも可能である。また、特定の時間間隔で検出信号をサンプリングすることによって近接/接触のタイミングを把握することが可能である。
「動作情報取得部」は、取得した検出信号に基づいてタッチ検出素子の識別情報を捨象した指の動作情報を取得する機能を有する。動作情報取得部としては、デジタル方式の制御回路(プロセッサ)又はアナログ方式の制御回路を用いることが挙げられる。デジタル方式の制御回路としては、MPUやCPUなどが主として考えられる。
タッチ検出素子の識別情報を捨象した指の動作情報とは、タッチ検出素子の識別情報を含まない指の動作情報をいうものである。指の動作情報としては、指の動作方向の情報や、動作変位の情報、動作速度の情報、動作加速度の情報、指の間隔の拡大・縮小率の情報、拡大・縮小速度の情報、拡大・縮小加速度の情報など種々のものが考えられる。これらの動作情報の取得方法としては、検知信号に基づいて指の動作種別を判断し、当該動作種別に関連付けられたパラメータを動作情報として算出する構成が考えられる。
例えば、図6の例において、タッチ検出素子D1:(4,1)からタッチ検出素子B2:(2,2)へと連続的に指を移動させる動作を行った場合は、スライド操作が行われたと解釈して、「移動ベクトル:(―2,1)」を動作情報として算出することが考えられる。また、2つの指をタッチ検出素子B2:(2,2)、C2:(3,2)からそれぞれタッチ検出素子A2:(1,2)、D2:(4,2)へと連続的に移動させる動作を行った場合は、縦の拡大操作が行われたと解釈して、「縦拡大率:3」を動作情報として算出することが考えられる。また、タッチ検出素子B2:(2,2)を1回叩く動作を行った場合は、タップ操作が行われたと解釈して、「タップ回数:1」を動作情報として算出することが考えられる。これらの処理のために、例えば図7に示すように、検出信号種別と各動作情報を算出するためのタスク種別を関連付けてタッチリモコンの内部記憶装置に保持しておくことが考えられる。
なお、タッチリモコンの制御対象となる電子機器が複数存在する場合は、タッチリモコンを向けている電子機器に応じて取得する指の動作情報を変える構成も可能である。例えば、音楽再生機器に対してタッチリモコンを向けてスライド操作を行った場合はスライドさせた動作変位の値を算出して音楽再生機器に対して送信し、テレビに対してタッチリモコンを向けて同じスライド操作を行った場合はスライドさせた動作方向を算出してテレビに対して送信する、といったことが考えられる。これらの対応関係は、タッチリモコンの内部記憶装置においてあらかじめデータとして保持しておくことも可能であるし、制御対象となる電子機器から通信器を介して取得する構成も可能である。
また、タッチリモコンのタッチ面に接触している対象(指やタッチペンなど)の形状や大きさに応じて取得する指の動作情報を変える構成も可能である。例えば、タッチ面に対して一定以上の大きさの接触対象でスライド操作を行った場合は動作方向と動作変位の値を算出して制御対象となる電子機器に送信し、タッチ面に対して一定未満の大きさの接触対象でスライド操作を行った場合はさらに動作速度の値を算出して制御対象となる電子機器に合わせて送信する、といったことが考えられる。これらの対応関係は、タッチリモコンの内部記憶装置においてあらかじめデータとして保持しておくことも可能である。
「動作情報送信部」は、取得した動作情報を制御対象である電子機器に対して送信する機能を有する。動作情報送信部としては、無線方式の通信器が主として考えられるが、有線方式の通信器を用いることも可能である。
なお、タッチ検出素子の識別情報を捨象しない指の動作情報を必要に応じて制御対象である電子機器に対して送信することも可能である。例えば、制御対象である電子機器においてタッチ検出素子の識別情報を必要としている場合はタッチ検出素子の識別情報を送信し、制御対象である電子機器においてタッチ検出素子の識別情報を必要としない場合はタッチ検出素子の識別情報を捨象した指の動作情報を送信する構成とすることが考えられる。
また、タッチリモコンのタッチ面がディスプレイ機能を備えている場合は、制御対象となる電子機器に対して送信する動作情報の内容に応じてディスプレイ表示を行う構成も可能である。例えば、制御対象となる電子機器に対して指の動作方向の情報を送信する場合は当該動作方向を示す記号などを表示し、指の動作変位の情報を送信する場合は当該動作変位を示す数字などを表示することが考えられる。
<具体的な構成>
図8は、上記タッチリモコンをハードウェアとして実現した際の具体的な構成の一例を示す図である。この図を利用して、各ハードウェア構成の働きについて説明する。
この図にあるように、タッチリモコンは、「MPU」0801と、と、「RAM」0802と、「不揮発性メモリ」0803、「複数のタッチ検出素子」0804と、「センサコントローラ」0805と、「通信器」0806と、「通信用インターフェイス」0807と、から構成される。当該構成は、「システムバス」0808のデータ通信経路により相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
タッチリモコンの機能を実現するためのプログラムやデータは「不揮発性メモリ」に記憶されており、必要に応じて「RAM」に展開される。「MPU」は、「RAM」に展開されたプログラムを順次読み出して実行する。
図9は、「センサコントローラ」の動作処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS0901において、いずれかの「タッチ検出素子」に対する指の近接/接触を示すアナログ信号を検知するまでアイドル状態で待機する。ステップS0902において、「センサコントローラ」は、いずれかの「タッチ検出素子」から指の近接/接触を示すアナログ信号を検知すると、デジタル信号への変換を行い、タッチ検出素子のIDを近接/接触タイミングと関連付けて「センサコントローラ」のデータレジスタに格納する。次にステップS0903において、「センサコントローラ」は「MPU」に対してデータレディ信号を送信する。次にステップS0904において、引き続きいずれかの「タッチ検出素子」から指の近接/接触を示すアナログ信号が検知されるか否か判断する。ここでの判断が検知されるとの判断である場合はステップS0902に戻る。ここでの判断が検知されないとの判断である場合は、ステップS0905に進む。ステップS0905において、「MPU」に対してデータエンド信号を送信し、ステップS0901に戻る。なお、上記動作処理の例では、近接/接触位置データがデータレジスタに格納されるごとに「MPU」に対してデータレディ信号を送信する構成としているが、複数の近接/接触位置データがデータレジスタに格納された段階で「MPU」に対してデータレディ信号を送信する構成も可能である。
図10は、「MPU」の動作処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS1001において、「センサコントローラ」からデータレディ信号を受信するまでアイドル状態で待機するか、他のタスクを実行して待機する。次にステップS1002において、「センサコントローラ」からデータレディ信号を受信すると、「センサコントローラ」のデータレジスタからタッチ検出素子のIDと近接/接触タイミングの情報を「RAM」に読み出す。次にステップS1003において、これまでに読みだされたタッチ検出素子のIDと近接/接触タイミングの情報に基づいて指の動作情報を算出する処理を行う。次にステップS1004において、制御対象である「電子機器」に対してタッチ検出素子のIDの情報を捨象した指の動作情報を「通信器」を介して送信する処理を行う。なお、「センサコントローラ」において複数タイミングの近接/接触データがデータレジスタに格納された段階で「MPU」に対してデータレディ信号が送信される場合は、上記ステップS1002においては複数タイミングの近接/接触データをまとめて読み出す処理を行う。また、「センサコントローラ」からデータエンド信号を受信した場合は、「RAM」における近接/接触データに係る記憶領域を解放する。
制御対象である「電子機器」は、指の動作情報を受信し、当該情報の解釈を行って、実行すべき処理を決定する。例えば、「電子機器」を「GUI」を有している場合は、上記「タッチリモコン」から送信される動作情報に応じて「GUI」の表示態様を制御したり、選択項目を決定したりすることが可能である(以下の実施形態でも同様である)。
<効果>
本実施形態のタッチリモコンにより、制御対象である電子機器において動作情報を算出する必要がなく、かつ、通信データ量を減らすことが可能になる。
<実施形態2>
<概要>
本実施形態のタッチリモコンは、制御対象である電子機器から取得するタッチ面上にて行うことが可能な操作の種類の情報に応じて動作情報の取得処理や動作情報の送信処理を制御する構成を有する。例えば、図11に示すように、制御対象であるテレビから指の動作方向、動作変位を特定する操作のみタッチ面上にて行うことが可能であるとの情報を受信した場合は、タッチリモコンにおいて指の近接/接触したタッチ検出素子の識別情報から指の動作方向、動作変位の情報を算出し、当該情報のみを制御対象であるテレビに送信することが可能である。
<構成>
図12は、本実施形態のタッチリモコンの機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「タッチリモコン」1200は、「タッチ面」1201と、「複数のタッチ検出素子」1202と、「検出信号取得部」1203と、「動作情報取得部」1204と、「動作情報送信部」1205と、「ステータス情報取得部」1206と、「制御部」1207と、から構成される。以下、実施形態1との相違点である「ステータス情報取得部」と「制御部」について説明する。
「ステータス情報取得部」は、前記電子機器からタッチ面上にて可能な操作の種類を示すステータス情報を取得する機能を有する。ステータス情報取得部としては、無線方式の通信器が主として考えられるが、有線方式の通信器を用いることも可能である。また、動作情報送信部と同一のハードウェア構成により実現することも可能であるし、別々のハードウェア構成により実現することも可能である。
ここで、タッチ面上にて可能な操作の種類としては、指の動作方向を特定する操作や指の動作変位を特定する操作、拡大率・縮小率を特定する操作、タッチ面に対する近接/接触回数を特定する操作、指の位置を特定する操作など種々のものが考えられる。
例えば、制御対象である電子機器において指の動作方向のみの情報を取得する必要がある場合は当該電子機器から指の動作方向を特定する操作(例えばスライド操作)のみがタッチ面上にて可能な操作の種類であることを示すステータス情報を取得し、制御対象である電子機器において指の位置のみの情報を取得する必要がある場合は当該電子機器から指の位置を特定する操作(例えば、タップ操作)のみがタッチ面上にて可能な操作の種類であることを示すステータス情報を取得することが考えられる。
「制御部」は、取得したステータス情報に応じて動作情報取得部又は/及び動作情報送信部を制御する機能を有する。制御部としては、デジタル方式の制御回路(プロセッサ)又はアナログ方式の制御回路を用いることが挙げられる。デジタル方式の制御回路としては、MPUやCPUなどが主として考えられる。
ここで、取得したステータス情報に応じて動作情報取得部を制御する方式としては、取得したステータス情報に応じて動作情報取得部にて取得する動作情報を変える方式が主として考えられる。
例えば、指の動作方向を特定する操作のみがタッチ面上にて可能な操作の種類であるとのステータス情報を受信した場合は、動作情報取得部を制御して、検出信号に基づいて指の動作方向の情報のみを算出することが考えられる。また、指の位置を特定する操作のみがタッチ面上にて可能な操作の種類であるとのステータス情報を受信した場合は、動作情報取得部の機能を実行せず、指の近接/接触が検知されたタッチ検出素子の識別情報から位置情報を取得することが考えられる。
また、取得したステータス情報に応じて動作情報送信部を制御する方式としては、取得したステータス情報に応じて動作情報送信部にて送信する動作情報を選択する方式が主として考えられる。
例えば、指の動作方向を特定する操作のみがタッチ面上にて可能な操作の種類であるとのステータス情報を受信した場合は、動作情報送信部を制御して、指の動作方向の情報のみを送信することが考えられる。また、指の位置を特定する操作のみがタッチ面上にて可能な操作の種類であるとのステータス情報を受信した場合は、動作情報送信部の機能を実行せず、指の位置情報のみを制御対象である電子機器に対して送信することが考えられる。なお、制御対象である電子機器においてタッチ検出素子の識別情報と指の位置情報を関連付けるデータが存在する場合は、近接/接触を検知したタッチ検出素子の識別情報を位置情報に代えて送信することも考えられえる。
<具体的な構成>
本実施形態のタッチリモコンの具体的な構成は、図8で示した実施形態1の具体的な構成と同様である。以下、実施形態1との相違点について説明する。
図13は、「MPU」の動作処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS1301において、制御対象である「電子機器」からタッチ面上にて可能な操作の種類を示すステータス情報を受信するまでアイドル状態で待機するか、他のタスクを実行して待機する。次に、ステップS1302において、「通信器」を介して制御対象である「電子機器」からステータス情報を受信すると、その情報を解読する処理を行い、処理結果を「RAM」に格納する。次にステップS1303において、「センサコントローラ」からデータレディ信号を受信するまでアイドル状態で待機するか、他のタスクを実行して待機する。次にステップS1304において、「センサコントローラ」からデータレディ信号を受信すると、「センサコントローラ」のデータレジスタからタッチ検出素子のIDと近接/接触タイミングの情報を「RAM」に読み出す。次にステップS1305において、ステータス情報の解読処理の結果に応じて、これまで読み出したタッチ検出素子のIDと近接/接触タイミングの情報に基づいて指の動作情報を算出する処理を行う。次にステップS1306において、制御対象である「電子機器」に対してタッチ検出素子のIDの情報を捨象した指の動作情報を「通信器」を介して送信する処理を行う。その他の処理については、実施形態1で示した処理と同様である。
<効果>
本実施形態のタッチリモコンにより、実施形態1の効果に加えて、制御対象である電子機器のステータス状態に応じて動作情報を取得して送信することが可能になる。
<実施形態3>
<概要>
本実施形態のタッチリモコンでは、基本的に実施形態2のタッチリモコンと同様であるが、取得したステータス情報が所定の複数の軌跡を描く操作のみをタッチ面上にて可能であるとのステータス情報である場合には、取得した動作が前記所定の複数の軌跡を描く操作のいずれにも完全に一致しなくても、いずれの軌跡を描く操作にもっとも近いかを判断する構成を有する。例えば、図14に示すように、水平方向のスライド操作と垂直方向のスライド操作のみをタッチ面上にて行うことが可能である場合において、水平方向と垂直方向のいずれの方向にも完全に一致しないスライド動作が行われた場合、いずれの方向に近いかを判断し、当該情報を他の電子機器に対して送信することが可能である。
<構成>
図15は、本実施形態のタッチリモコンの機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「タッチリモコン」1500は、「タッチ面」1501と、「複数のタッチ検出素子」1502と、「検出信号取得部」1503と、「動作情報取得部」1504と、「動作情報送信部」1505と、「ステータス情報取得部」1506と、「制御部」1507と、から構成され、「動作情報取得部」は「判断手段」1508を有する。以下、実施形態1、2との相違点である「判断手段」について説明する。
「判断手段」は、前記取得したステータス情報が所定の複数の軌跡を描く操作のみをタッチ面上にて行うことが可能であるとのステータス情報である場合には、取得した動作が前記所定の複数の軌跡を描く操作のいずれにも完全に一致しなくても、いずれの軌跡を描く操作にもっとも近いかを判断する機能を有する。ここで、所定の軌跡としては、所定の方向に伸びる軌跡や、所定の長さを有する軌跡などが考えられ、曲線状のものも含まれる。
いずれの軌跡を描く操作にもっとも近いかを判断する処理としては、タッチ面上での指の動作の方向と所定の軌跡の方向を対比演算して判断することも可能であるし、タッチ面上での指の動作と所定の軌跡との距離を算出して判断することも可能である。
例えば、タッチ面上にて水平方向の伸びる軌跡と垂直方向に伸びる軌跡を描く操作のみを行うことが可能である場合において、指の動作からその方向を算出し、水平方向と垂直方向のいずれの角度に近いかを判断することが考えられる。また、タッチ面上の軌跡1と軌跡2を描く操作のみを行うことが可能である場合は、指の動作に対する軌跡1及び軌跡2との距離を算出し、いずれの軌跡との距離の方が小さいかを判断することが考えられる。
また、ステータス情報がタッチ面上にて所定の複数の選択領域を選択する操作のみをタッチ面上にて行うことが可能であるとのステータス情報である場合には、取得した動作が前記所定の複数の選択領域を選択する操作のいずれにも完全に一致しなくても、いずれの選択領域にもっとも近い位置を選択したかを判断する手段を設けることも可能である。当該判断手段により決定された選択領域の情報を制御対象である電子機器に対して送信することになる。
<具体的な構成>
本実施形態のタッチリモコンの具体的な構成は、図8で示した実施形態1の具体的な構成と同様である。以下、実施形態1、2との相違点について説明する。
図16は、「MPU」の動作処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS1601において、制御対象である「電子機器」からタッチ面上にて可能な所定の複数の軌跡を描く操作の種類を示すステータス情報を受信するまでアイドル状態で待機するか、他のタスクを実行して待機する。次に、ステップS1602において、「通信器」を介して制御対象である「電子機器」からステータス情報を受信すると、その情報を解読する処理を行い、タッチ面上にて可能な所定の複数の軌跡の情報を「RAM」に格納する。次にステップS1603において、「センサコントローラ」からデータレディ信号を受信するまでアイドル状態で待機するか、他のタスクを実行して待機する。次にステップS1604において、「センサコントローラ」からデータレディ信号を受信すると、「センサコントローラ」のデータレジスタからタッチ検出素子のIDと近接/接触タイミングの情報を「RAM」に読み出す。次にステップS1605において、これまでに読みだしたタッチ検出素子のIDと近接/接触タイミングの情報に基づいて指の動作が上記所定の複数の軌跡のうちいずれの軌跡にもっとも近いかを判断する処理を行う。次にステップS1606において、制御対象である「電子機器」に対して指の動作情報を「通信器」を介して送信する処理を行う。その他の処理については、実施形態1,2で示した処理と同様である。
<効果>
本実施形態のタッチリモコンにより、実施例2の効果に加えて、ユーザが厳密な操作を行わなくても、適切な動作情報を制御対象である電子機器に対して送信することが可能になる。
0200…タッチリモコン、0201…タッチ面、0202a〜0202n…タッチ検出素子、0203…検出信号取得部、0204…動作情報取得部、0205…動作情報送信部、0801…MPU、0802…RAM、0803…不揮発性メモリ、0804…複数のタッチ検出素子、0805…センサコントローラ、0806…通信機、0807…通信用インターフェイス、0808…システムバス、1206…ステータス情報取得部、1207…制御部、1508…判断手段

Claims (5)

  1. タッチ面と、
    タッチ面に規則的に配列された複数のタッチ検出素子と、
    各タッチ検出素子からタッチ検出素子の識別情報に関連付けられた検出信号を取得する検出信号取得部と、
    取得した検出信号に基づいてタッチ検出素子の識別情報を捨象した指の動作情報を取得する動作情報取得部と、
    取得した動作情報を制御対象である電子機器に対して送信する動作情報送信部と、
    からなるタッチリモコン。
  2. 前記電子機器からタッチ面上にて可能な操作の種類を示すステータス情報を取得するステータス情報取得部と、
    取得したステータス情報に応じて動作情報取得部又は/及び動作情報送信部を制御する制御部と、
    を有する請求項1に記載のタッチリモコン。
  3. 動作情報取得部は
    前記取得したステータス情報が所定の複数の軌跡を描く操作のみをタッチ面上にて行うことが可能であるとのステータス情報である場合には、取得した動作が前記所定の複数の軌跡を描く操作のいずれにも完全に一致しなくても、いずれの軌跡を描く操作にもっとも近いかを判断する判断手段を有する請求項2に記載のタッチリモコン。
  4. 前記電子機器と請求項1から3のいずれか一に記載のタッチリモコンとからなる電子機器システム。
  5. 前記電子機器はGUIを有し、請求項1から3のいずれか一に記載のタッチリモコンから送信される動作情報は前記GUI操作に利用される情報である請求項4に記載の電子機器システム。
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