JP5000368B2 - 生産計画改善装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、製造業において工場や製造プロセスの生産計画を立案する際に用いて好適な技術であり、特に、金属製品の連続鋳造機の鋳造キャスト計画や、圧延機の圧延ロット計画を立案するときに利用可能な技術に関する。
製造業において、工場で複数オーダーの製品を製造する際、製品の品質向上やコスト低減、スループット向上などを考慮して、オーダーの製造順番を決めたり、複数オーダーを適切な規模で適切な数の複数ロットにまとめたりなど、工場の作業指示として、生産計画を立案している。
例えば製鋼プラントにおいて、図20の連続鋳造機の断面図に示すように、精錬後の溶鋼20は溶鋼鍋21で搬送され、取鍋22に注がれる。取鍋22の溶鋼は中間容器であるタンディッシュ23を経由して、所定のサイズに制御された鋳型24へ浸漬ノズル29によって上側から連続的に注がれて、鋳型24下方から表面が凝固した鋼材が連続的に引き抜かれる。そして当該鋼材はサポートロール25で支えられながら移動していき、スプレーノズル26から噴出される水により徐々に内部が冷却・凝固され、切断機27で所定の長さに切断されて、スラブ、ビレット、又はブルームと呼ばれる鋼片28が連続鋳造される。本明細書では、鋼片28をスラブと呼ぶ。
溶鋼鍋21の一杯分である鋳造単位はチャージと呼ばれているが、連続鋳造機では、複数チャージを連続して連続鋳造可能である(連続して連続鋳造することを連続連続鋳造、略して連々鋳と呼ぶ)。鋳型24は通常四面の鋳型壁で周囲を囲む構成になっている。巾が異なるサイズのスラブ28を鋳造するときには、連々鋳の途中に鋳型24の巾(鋳型壁の間隔:鋳造巾)を変更することができる。なお、この連々鋳単位はキャストと呼ばれており、耐火物の溶損や鋼片の品質上の問題等から、通常、2〜15チャージで1キャストが構成される場合が多い。
このようなキャストとキャストの切れ目では、鋳型24やタンディッシュ23、浸漬ノズル29の交換の後、ダミーバー(図示せず)と呼ばれる治具を鋳型24に挿入し、鋳型24の底からダミーバーを引き抜きつつ、溶鋼の鋳型24への注入を開始する必要がある。そのため、段取り替えにかなりの時間が掛かったり、キャストの先頭と最後の部分は製造安定性の低下や不純物巻き込みなどにより品質が下がったりして、生産能力が低下したり、歩留まりが低下してしまったりする。そこで、生産能力や歩留まり向上のためには、連々鋳回数(キャストのチャージ数)を極力多くすることが望ましい。しかしながら、鋳造巾や溶鋼成分(鋼種とも呼ばれる)が異なるチャージを連々鋳すると、チャージの切れ目部分の品質が低下し、歩留まりが低下してしまったり、鋳造巾や溶鋼成分が大きく異なるときには連々鋳できなくなってしまったりなどの問題がある。そのために、各チャージの鋳造巾や溶鋼成分などを考慮して、適切なキャストを計画しなければならない。言い換えると、チャージと呼ばれるオーダーをキャストと呼ばれるロットに鋳込む順序を考慮して適切にまとめ、生産能力と歩留まりを共に向上させる製造計画(キャスト計画)を立案する必要がある。
従来、キャスト計画を立案するための方法としては、熟練者が殆ど手作業で行うことが一般的であった。しかしながら、適切なキャスト計画を立案する為には、長い経験を積んだ熟練者でも、例えば週のはじめに1週間分のキャスト計画を立案するために数時間掛かるのが一般的であり、このため、週の後半になって、実操業とのずれが拡大し、適切なキャスト計画でないと知りつつも、キャスト計画を見直すことがなされないという問題点があった。
このような問題を解決するため、特許文献1では、コンピュータシステム等を用い、表示画面に未計画のチャージを表す矩形と、計画済みキャストを表す矩形を表示し、前記熟練者がチャージを表す矩形をマウスでクリックし、連々鋳するキャスト表示部までドラッグ&ドロップする操作を繰り返すことで、立案作業に要する時間を短縮化する手法が開示されている。
しかしながら、特許文献1の手法では、キャスト計画作業は全て熟練者の判断に委ねているため、熟練者の技能レベルにより、立案されたキャスト計画の質(製品の品質やコスト・スループットなどの評価指標)が大きく異なってしまう場合がある。また、技能レベルの高い熟練者が立案したキャスト計画であったとしても、少なからず見落としやミスがあったりする場合もある。これらの点を鑑みると、熟練者のみに依存したキャスト計画が最善であるとは必ずしも言い難いという問題もある。
このような問題を解決するため、特許文献2〜特許文献5では、コンピュータシステム等を用い、キャスト計画を自動的に立案する手法が開示されている。例えば、特許文献2では、人手もしくはエキスパートシステム等で初期のキャスト計画を立案した後、各キャストの中で、同一溶鋼成分と同一サイズのチャージのまとまりを1つのグループとして交換可能とし、異なるキャストのグループ同士を交換する手段を、設定された評価関数の値が改善されなくなるまで繰り返すという手順で、キャスト計画を自動的に立案している。特許文献3〜特許文献5も手法は異なるものの、特許文献2と同様に、コンピュータシステム等を用いて、設定されたルールや、設定された評価関数の値を最適とするキャスト計画を自動的に立案する手法である。
特開2003−286514号公報 特開平7−88605号公報 特開平11−314146号公報 特開2004−348436号公報 特開平7−210606号公報
しかしながら、数日間のキャスト計画を立案するために、特許文献2〜特許文献5のように、設定された評価関数の値が最適となるキャスト計画をコンピュータシステム等で自動的に立案する手法では、立案されたキャスト計画を熟練者に提示したとしても、チャージ数が数百も存在する場合には、提示されたキャスト計画の良否を熟練者が判断することは容易ではない。そのため、「なんとなく不満」、「何故このような計画になるのか理解できない」、「もっと良い計画があるのでは」等の理由から、熟練者は自動立案システムを使用しないケースが多く、折角苦労して開発したシステムが無駄になることが殆どである。その原因としては、例えば百チャージ/週からなる大掛かりなキャスト計画を提示されたとしても、自動立案システムからは、評価関数の値以外は全く説明がない(できない)からであり、熟練者は自動立案されたキャスト計画を1つ1つ丹念に確認し、良否判断を行わなくてはならない。このように自動立案システムから押し付けられた生産計画に対して、苦労をするぐらいであれば、手作業で時間を掛けてもいいから、初めから自分で作ったほうが納得できると感じることが多い。なお、特許文献5では、生産計画を自動立案するためのルールを熟練者が変更可能な手段を提供し、熟練者が望むような生産計画が立案されるまでルール変更を繰り返すという手法が開示されているが、自動的に立案された計画では、前記のような本質的な原因の解決になっておらず、結局は使われなくなってしまうことが多い。
そこで、本発明は、上記のような背景に鑑みてなされたものであり、手作業で立案した生産計画の質(製品の品質やコスト・スループット等の評価指標)を向上させ、当該装置利用者(例えば生産計画を立案する熟練者)が納得する生産計画を短時間で立案可能とすることを目的とする。
本発明の生産計画改善装置は、製造プロセスの生産計画を改善するための生産計画改善装置であって、改善対象生産計画を入力する計画入力手段と、前記計画入力手段で入力される改善対象生産計画を初期計画として、該初期計画と該初期計画を改善した後の生産計画である複数の改善後計画とを管理する計画管理手段と、前記計画管理手段で管理されている改善前後の生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を表示する計画表示手段と、前記製造プロセスの製造制約を管理する制約管理手段と、生産計画の良否を表す評価値を算出するための関数である評価関数を管理する評価関数管理手段と、前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を改善前計画とし、該改善前計画の一部分を変更した生産計画を複数作成し、該変更した生産計画が前記製造制約を満足する場合、前記評価関数を用い、該変更した生産計画に対する評価値を算出し、該評価値が前記改善前計画の評価値より改善される場合、該変更した生産計画を改善後計画として、前記計画管理手段へ追加する計画改善手段と、前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した複数の生産計画の改善前計画からの変更点を組み合せた生産計画を作成し、該組み合せた生産計画が前記製造制約を満足する場合、前記評価関数を用い、該組み合せた生産計画に対する評価関数の評価値を算出し、該評価値が前記改善前計画の評価値より改善される場合、該生産計画を新たな改善後計画として、前記計画管理手段へ追加する計画組合手段と、前記改善前計画と前記改善後計画の異なる部分を表示する差異表示手段と、前記制約管理手段で管理されている製造制約を、当該装置利用者が変更するための制約変更手段と、前記評価関数管理手段で管理されている評価関数を、当該装置利用者が変更するための評価関数変更手段と、前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を出力する計画出力手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、製造プロセスの生産計画を改善するための生産計画改善装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、改善対象生産計画を入力する計画入力手段と、前記計画入力手段で入力される改善対象生産計画を初期計画として、該初期計画と該初期計画を改善した後の生産計画である複数の改善後計画とを管理する計画管理手段と、前記計画管理手段で管理されている改善前後の生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を表示する計画表示手段と、前記製造プロセスの製造制約を管理する制約管理手段と、生産計画の良否を表す評価値を算出するための関数である評価関数を管理する評価関数管理手段と、前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を改善前計画とし、該改善前計画の一部分を変更した生産計画を複数作成し、該変更した生産計画が前記製造制約を満足する場合、前記評価関数を用い、該変更した生産計画に対する評価値を算出し、該評価値が前記改善前計画の評価値より改善される場合、該変更した生産計画を改善後計画として、前記計画管理手段へ追加する計画改善手段と、前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した複数の生産計画の改善前計画からの変更点を組み合せた生産計画を作成し、該組み合せた生産計画が前記製造制約を満足する場合、前記評価関数を用い、該組み合せた生産計画に対する評価関数の評価値を算出し、該評価値が前記改善前計画の評価値より改善される場合、該生産計画を新たな改善後計画として、前記計画管理手段へ追加する計画組合手段と、前記改善前計画と前記改善後計画の異なる部分を表示する差異表示手段と、前記制約管理手段で管理されている製造制約を、当該装置利用者が変更するための制約変更手段と、前記評価関数管理手段で管理されている評価関数を、当該装置利用者が変更するための評価関数変更手段と、前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を出力する計画出力手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、手作業で立案した生産計画の質(製品の品質やコスト・スループット等の評価指標)を向上させ、当該装置利用者(例えば生産計画を立案する熟練者)が納得する生産計画を短時間で立案することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態に係る生産計画改善装置を図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る生産計画改善装置の機能構成を示すブロック図である。
図1において、計画入力手段1は、本装置利用者から起動され、本装置利用者が手作業、もしくは、本装置とは別の装置で立案した生産計画を、初期計画としてネットワーク等で接続された外部機器(図示せず)から入力する手段である。入力された初期計画は、計画管理手段9へ送られ、計画管理手段9は入力された初期計画を管理する。初期計画は、外部機器からではなく、キーボード等のデータ入力装置やマウス等のポインティング入力装置を用いて入力しても構わない。また、計画入力手段1は、生産計画を評価する上で必要な情報を入力する手段でもある。
計画管理手段9は、計画入力手段1で入力される初期計画、及び、後述の計画改善手段6又は計画組合手段5により算出された複数の改善後計画を管理する手段である。計画管理手段9は、管理イメージを明確化するために、前記初期計画及び改善後計画を、初期計画を頂点とし、該初期計画に複数の改善後計画が枝分かれして接続する木構造のデータとして管理している。つまり、1つの改善後計画から見て、上側に線で接続されている改善後計画(もしくは初期計画)が改善前計画として表現されて管理されている。
計画表示手段2は、本装置利用者から起動され、計画管理手段9で管理されている生産計画(初期計画又は改善後計画)のうち、本装置利用者が指定した生産計画を表示する手段である。表示方法としては、従来から用いられている生産計画の帳票と同じ形式で表示しても良いし、製品の種類に応じて色分けして、本装置利用者にとって、より理解しやすい形式で表示するようにしても良い。
制約管理手段10は、後述の計画改善手段6で用いられ、生産計画を立案する上で、守らなければならない複数の製造制約(例えば、製品Aの次に製品Bの製造は不可等)を管理する手段である。この製造制約は、生産計画を評価する上で必要な情報である。製造制約に関しては、予め入力しておいて管理するようにしてもよいし、計画入力手段1の初期計画の入力と同時に入力して管理するようにしてもよい。
制約変更手段7は、本装置利用者から起動され、本装置利用者からの製造制約の変更要求を受付ける手段であり、制約管理手段10へその変更要求を送る。制約管理手段10は、この変更要求に応じて、管理している製造制約の変更を行う。
評価関数管理手段11は、後述の計画改善手段6で用いられ、生産計画の良否を表す評価値(例えば、キャスト数等)を算出するための評価関数を管理する手段である。この評価関数は、生産計画を評価する上で必要な情報である。評価関数に関しては、予め入力しておいて管理するようにしてもよいし、計画入力手段1の初期計画の入力と同時に入力して管理するようにしてもよい。
評価関数変更手段8は、本装置利用者から起動され、本装置利用者からの評価関数の変更要求を受付ける手段であり、評価関数管理手段11へその変更要求を送る。評価関数管理手段11は、この変更要求に応じて、管理している評価関数の変更を行う。
計画改善手段6は、本装置利用者から起動され、計画管理手段9で管理されている生産計画のうち、本装置利用者が指定した生産計画を改善前計画とし、制約管理手段10で管理されている全ての製造制約を満足し、評価関数管理手段11で管理されている評価関数のうち、本装置利用者が指定した評価関数の評価値が、改善前計画より改善される改善後計画を、改善前計画の一部分を変更することで複数算出し、計画管理手段9へ送る手段である。計画管理手段9は、送られた改善後計画を新たに追加して管理する。前記一部分の変更とは、例えば、ある製品Aとある製品Bの製造順番を単純に入れ替える等、本装置利用者にとって、改善前計画と改善後計画との違いが短時間で理解できる程度の小規模な変更を意味している。
差異表示手段4は、本装置利用者から起動され、計画管理手段9で管理されている改善後計画のうち、本装置利用者が指定した改善後計画と、その改善前計画とを表示し、両者の異なる部分(変更された部分)を強調して表示する手段である。
計画組合手段5は、本装置利用者から起動され、計画管理手段9で管理されている改善後計画のうち、本装置利用者が指定した複数の改善後計画を組合せ、新たな改善後計画を算出し、計画管理手段9へ送る手段である。計画管理手段9は、送られた改善後計画を新たに追加して管理する。
計画出力手段3は、本装置利用者から起動され、計画管理手段9で管理されている生産計画(初期計画又は改善後計画)のうち、本装置利用者が指定した生産計画を、ネットワーク等で接続された外部機器(図示せず)へ出力する手段である。外部機器はフレキシブルディスク等の記憶装置やプリンタ等の印刷装置でも構わない。
次に本実施の形態に係る生産計画改善装置の標準的な使い方を表すフローチャートを図2に示す。先ず、本装置使用前に、本装置利用者である熟練者は現在の注文状況(オーダーの数や品種・納期等)や設備稼働状況(休止設備の有無等)を勘案して、初期の生産計画(初期計画)を立案する。ここで、初期計画は従来通り細緻に時間を掛けて立案しても、短時間で粗に計画(品質・コスト・スループット上、無駄が残る計画)しても構わない。初期計画を熟練者が立案することにより、オーダーに製造が難しい製品や短納期の製品が多い等、生産計画を立案する上での重要ポイントを熟練者が理解できる。
ステップS1において、熟練者は前記初期計画を、計画入力手段1を用いて本装置に入力する。
次にステップS2において、熟練者は計画表示手段2を用いて、前記初期計画が本装置に正常に読込まれていることを確認する。
次にステップS3において、熟練者は前記重要ポイントから製造制約の変更をするか否かを判断する。必要と判断すれば、ステップS4において、制約変更手段7を用いて製造制約の変更を行う。
次にステップS5において、熟練者はステップS3同様に前記重要ポイントから評価関数の変更をするか否かを判断する。必要と判断すれば、ステップS6において、評価関数変更手段8を用いて評価関数の変更を行う。
次にステップS7において、熟練者は初期計画を改善前計画として指定し、計画改善手段6を用いて複数の改善後計画を本装置に算出させる。
次にステップS8において、熟練者は改善後計画があるか否かを判断し、ある場合はステップS10において、差異表示手段4を用いて、改善前計画(初回は初期計画)と改善後計画との差異を確認し、ステップS11において改善後計画の良否を判断する。ここで、改善前計画と改善後計画は、一部分が異なるだけであり、改善前計画(初回は初期計画)は熟練者が既に理解できているため、熟練者は改善後計画の良否も容易に判断することができる。
ステップS11において、熟練者は複数の改善後計画の中に、納得できる計画があると判断した場合には、ステップS7に戻り、その計画を改善前計画として、更に計画改善手段6を用いて、複数の改善後計画を算出させる。
また、複数の改善後計画の中に、納得できる計画がない場合には、ステップS3に戻り、再び制約変更手段7や評価関数変更手段8を用いて、製造制約や評価関数を変更した後、再び計画改善手段6を用いて、複数の改善後計画を算出させる。
また、複数の改善後計画の中に、納得できる計画が複数存在する場合には、ステップS12において、計画組合手段5を用いて、納得できる複数の改善後計画を組み合せた、新たな改善後計画を本装置に算出させ、ステップS7に戻り、その計画を改善前計画として、更に計画改善手段6を用いて、複数の改善後計画を算出させる。
上記の処理を繰り返すことで、初期計画を徐々に段階的に改善し、ステップS7にて、改善後計画が1つも算出されなかった場合には、ステップS8において、熟練者は最後に指定した納得済みの改善前計画を、計画出力手段3を用いて本装置から出力させる。なお、計画組合手段5を用いて、納得できる複数の改善後計画を組み合せた、新たな改善後計画を本装置に算出させ、ステップS7に戻り、その計画を改善前計画として、更に計画改善手段6を用いて、複数の改善後計画を算出させることで、上記の繰り返しの回数を少なくすることができる。
以上のように生産計画改善装置を用いることで、従来通り細緻に時間を掛けて立案した初期計画を用いた場合には、本装置が1つでも納得できる改善後計画を算出しさえすれば、当然ながら、初期計画より質の高い生産計画が得られたことになる。このため、熟練者の見落としを防止でき、かつ、技能レベルの差も縮めることができる。
図3は、本発明の生産計画改善装置を実現するためのパーソナルコンピュータの構成例を示す図である。図3において、中央処理装置30は演算装置31及び記憶媒体である主記憶装置32を備えている。また、中央処理装置30に対して、例えばCRTのような表示装置33、例えばキーボードのようなデータ入力装置34、例えばマウスのようなポインティング入力装置35、例えば磁気ディスクのような記憶媒体である補助記憶装置36、例えばイーサネット(登録商標)カードのようなネットワーク通信装置37が接続されている。
ここで、図3に示した各ハードウェアモジュールと図1に示した各手段との対応関係を示す。計画入力手段1は、ネットワーク通信装置37、データ入力装置34及びポインティング入力装置35に対応する。計画表示手段2及び差異表示手段4は、表示装置33に対応する。計画出力手段3は、ネットワーク通信装置37に対応する。計画組合手段5及び計画改善手段6は、演算装置31と主記憶装置32に対応する。制約変更手段7及び評価関数変更手段8は、データ入力装置34、ポインティング入力装置35及び表示装置33に対応する。計画管理手段9と制約管理手段10と評価関数管理手段11は、主記憶装置32と補助記憶装置36に対応する。
また、本発明を適用した生産計画改善装置を用いて利用者が行う操作は、以下の8つに分けることができる。以下に示す各操作の括弧内の内容は、各操作と図1に記載の各手段との対応を示すものである。
(1)計画入力操作(計画入力手段1と計画管理手段9)
(2)計画表示操作(計画表示手段2と計画管理手段9)
(3)制約変更操作(制約変更手段7と制約管理手段10)
(4)評価関数変更操作(評価関数変更手段8と評価関数管理手段11)
(5)計画改善操作(計画改善手段6と計画管理手段9と制約管理手段10と評価関数管理手段11)
(6)差異表示操作(差異表示手段4と計画管理手段9)
(7)計画組合操作(計画組合手段5と計画管理手段9)
(8)計画出力操作(計画出力手段3と計画管理手段9)
上記の8つの操作を、図3で示したパーソナルコンピュータ上で行う場合には、該パーソナルコンピュータ上において各操作に対応するプログラムが実行される。このプログラムは、図4に示すように、上述の8つの操作に対応して、ステップS41〜ステップS48の8つに分けられている。
図5はパーソナルコンピュータを起動させた直後の表示装置33のメイン画面40であるが、上記8つの操作は、図5のメイン画面40に表示されているボタン41〜ボタン48に対応する。図4に示す操作選択ステップS40は、本装置利用者がポインティング入力装置35を使用して、これらのボタンの中から所望の操作に対応するボタンをクリックすることにより行われる。また、メイン画面40の終了ボタン49をポインティング入力装置35でクリックすることにより、プログラムは終了する。
また、図5のメイン画面40において、ウィンドウ50は計画管理手段9で管理されている生産計画を表示するエリアである。ウィンドウ51は改善前計画を表示するエリアである。ウィンドウ52は改善後計画を表示するエリアである。
以下、上記8つの操作の詳細を説明するが、説明にあたっては、本発明の生産計画改善装置を連続鋳造機のキャスト計画を立案する場合に用いた例を説明する。そして、本例においてキャスト計画の対象となる製品(スラブ)の品種は4種類とし(A,B,C,Dの鋼種コードで区別する)、鋳造巾(スラブ巾)は1000mmと1200mmとの2種類とする。
また、製造制約及び評価関数を定める。鋼種コードが異なるチャージを連々鋳する場合(異鋼種連々鋳と呼ばれ、例えば鋼種Aと鋼種Bのチャージを連続で連続鋳造する場合に相当)は、そのチャージの切れ目の品質が劣化したり、鋳造巾が異なるチャージを連々鋳する場合(巾変更と呼ばれ、例えば鋳造巾1000mmと1200mmのチャージを連続で連続鋳造する場合に相当)は、巾変化部分を切り捨てる必要があったりする。このような事態は、品質やコストの観点から望ましくなく、なるべく同一鋼種で同一鋳造巾のチャージを連々鋳した方が望ましい。加えて、1つの連々鋳単位であるキャストで多くのチャージを連々鋳した方が、段取り替えの手間や段取り替え時間、品質上の観点から望ましく、キャスト計画中のキャスト数は少ない方が望ましい。
そこで、本例では、製造制約として、下記の式(1)と式(2)、及び表1の異鋼種連々鋳テーブルを定める。この製造制約において、本装置利用者は、式(1)と式(2)の右辺の係数C1、C2と、表1の数値(0又は1)を変更可能であるものとする。式(1)の製造制約は、複数チャージを1つのキャストとして連々鋳する際のチャージ数の上限制約を意味しており、式(2)の製造制約は、キャスト計画中のキャスト数の上限制約を意味している。また、表1の異鋼種連々鋳テーブルは、連々鋳可能な鋼種の組合せを表し、「1」は連々鋳可能、「0」は連々鋳不可を意味する(A,B,C,Dは鋼種コード)。
連々鋳可能チャージ数 ≦ C1 …(1)
キャスト数 ≦ C2 …(2)
Figure 0005000368
また、本例では、評価関数として、下記の式(3)を定める。この評価関数において、本装置利用者は、評価関数の係数であるK1,K2,K3を変更可能であるものとする。
評価関数 = K1×キャスト数 + K2×異鋼種連々鋳回数 + K3×巾変更回数 …(3)
ここで、式(3)の「キャスト数」とは、キャスト計画中のキャストの数である。「異鋼種連々鋳回数」とは、キャスト計画中の異鋼種連々鋳を行った回数であり、例えば、鋼種Aと鋼種Bのチャージを連々鋳した場合に、1回とカウントする。「巾変更回数」も同様に、キャスト計画中の巾変更を行った回数であり、例えば、鋳造巾1000mmと1200mmのチャージを連々鋳した場合に、1回とカウントする。
また、本装置の計画改善手段6では、式(1)と式(2)及び表1の異鋼種連々鋳テーブルの製造制約を満足し、式(3)の評価関数の値が、改善前計画より小さくなる改善後計画を、改善前計画の一部分を変更することにより複数算出する。この一部分の変更は図9〜図11に例示する以下の変更操作1〜変更操作3を意味しているが、改善前計画と改善後計画との違いが短時間で理解できる程度の小規模な変更であれば、これら以外の変更操作でも構わない。
(変更操作1)2つのチャージを交換(図9に例示)
(変更操作2)2つのキャストを分割(図10に例示)
(変更操作3)2つのキャストを結合(図11に例示)
以上の条件を踏まえ、上記8つの操作について、図を用いて詳述する。
<計画入力操作>
本装置利用者がポインティング入力装置35で計画入力操作ボタン41をクリックすると、計画入力操作ステップS41が起動され、計画入力手段1は、ネットワークで接続された外部機器からネットワーク通信装置37を介して、初期計画を本装置内に読込む。計画入力手段1は、読込んだ初期計画を計画管理手段9へ送り、計画管理手段9は、主記憶装置32と補助記憶装置36に初期計画を記憶・管理する。
次に、計画入力手段1は、図6のように、ウィンドウ50の最上段に、初期計画ボタン53を表示させ、初期計画からキャスト数と異鋼種連々鋳回数及び巾変更回数を自動的に計算し、初期計画ボタン53内に、それらの値を、各々「キャスト数」、「異連々」、「巾変更」文字と共にその右部に表示する。
<計画表示操作>
本装置利用者がポインティング入力装置35で、図6に示すメイン画面40の初期計画ボタン53をクリックし、続いて、計画表示操作ボタン42をクリックすると、計画表示操作ステップS42が起動され、計画表示手段2は、計画管理手段9から初期計画を取得し、図6のように、初期計画をウィンドウ51に表示させる。ここで、初期計画はキャスト54〜キャスト59の6つのキャストから構成されており、各キャストには、1つのチャージに相当する四角形が水平に並んでおり(四角形内部は鋼種コードと鋳造巾を表示)、左のチャージから順番に鋳造することを意味している。キャスト54〜キャスト57にはそれぞれ異鋼種連々鋳が1回(鋼種Aと鋼種Bの異鋼種連々鋳)で合計4回の異鋼種連々鋳、キャスト56とキャスト57にはそれぞれ巾変更が1回(鋳造巾1200mmと1000mmの巾変更)で合計2回の巾変更が存在している。
<制約変更操作>
本例では、キャスト計画の製造制約は式(1)と式(2)及び表1であり、制約管理手段10は、式(1)と式(2)の右辺の係数であるC1とC2の値、及び、表1の異鋼種連々鋳テーブルの値を主記憶装置32又は補助記憶装置36に記憶・管理している。本装置利用者がポインティング入力装置35で、制約変更操作ボタン43をクリックすると、制約変更操作ステップS43が起動され、制約変更手段7は、図7のように、表示装置33に制約変更ウィンドウ60を表示させる。次に、本装置利用者がデータ入力装置34で、データ入力エリア61にC1の値、データ入力エリア62にC2の値、データ入力エリア63に異鋼種連々鋳テーブルの値を入力し、閉じるボタン64をポインティング入力装置35でクリックすると、制約変更手段7は、入力された数値を制約管理手段10へ送り、制約管理手段10は記憶・管理しているC1とC2及び異鋼種連々鋳テーブルの値を変更する。最後に、制約変更手段7は、ウィンドウ60を非表示とする。
例えば、本例では、本装置利用者が、鋼片の品質上の問題から、連々鋳可能チャージ数の上限値として、データ入力エリア61に「6」を入力し、初期計画のキャスト数以下の改善後計画を求めるため、キャスト数の上限値として、データ入力エリア62に「6」を入力し、異鋼種連々鋳テーブル63は表1の数値のまま変更せずに、閉じるボタン64クリックしたとして説明する。
<評価関数変更操作>
本例では、キャスト計画の評価関数は式(3)であり、評価関数管理手段11は、右辺の係数であるK1、K2及びK3の値を主記憶装置32又は補助記憶装置36に記憶・管理している。本装置利用者がポインティング入力装置35で、評価関数変更操作ボタン44をクリックすると、評価関数変更操作ステップS44が起動され、評価関数変更手段8は、図8のように、表示装置33に評価関数変更ウィンドウ70を表示させる。次に、本装置利用者がデータ入力装置34で、データ入力エリア71〜データ入力エリア73に数値を入力し、閉じるボタン74をポインティング入力装置35でクリックすると、評価関数変更手段8は、入力された数値を評価関数管理手段11へ送り、評価関数管理手段11は記憶・管理しているK1、K2及びK3の値を変更する。最後に、評価関数変更手段8は、ウィンドウ70を非表示とする。
例えば、本例では、本装置利用者が、キャスト数と異鋼種連々回数と巾変更回数の全てが改善する計画を求めようと考え、データ入力エリア71〜データ入力エリア73に全て「1」を入力して、閉じるボタン74をクリックしたとして説明する。
<計画改善操作>
本装置利用者がポインティング入力装置35で、図6の初期計画ボタン53をクリックし、続いて、計画改善操作ボタン45をクリックすると、計画改善操作ステップS45が起動され、計画改善手段6は、計画管理手段9から初期計画を改善前計画として取得し、前記変更操作1〜変更操作3に従って、改善前計画を変更した生産計画を自動的に複数作成する。そして、変更した生産計画が制約管理手段10で記憶・管理されている製造制約(本例の場合、式(1)、式(2)及び表1の異鋼種連々鋳テーブル)を満足しているか否かを確認し、満足している場合、評価関数管理手段11で記憶・管理されている評価関数(本例の場合、式(3))を用いて変更した生産計画の評価値を算出し、この評価値が改善前計画の評価値より改善されていれば、変更した生産計画を改善後計画として計画管理手段9へ送る。計画管理手段9は、送られた複数の改善後計画を主記憶装置32又は補助記憶装置36に記憶・管理する。次に、計画改善手段1は、図12のように、ウィンドウ50に、複数の改善後計画の各々に対応した改善後計画ボタンとして、改善後計画ボタン90〜改善後計画ボタン92を表示させ(改善後計画は3つとしている)、各々の改善後計画からキャスト数と異鋼種連々鋳回数及び巾変更回数を自動的に計算し、それらの値を、対応する改善後計画ボタン内に、各々「キャスト数」、「異連々」、「巾変更」文字と共にその右部に表示する。なお、本例では、図12に参照されるように初期計画ボタン53に対して改善後計画ボタン90、91及び92が1段ずれるようにして表示されている。これにより、視認性の向上を図っている。また、図12のウィンドウ52に表示された改善後計画は、改善後計画ボタン90に対応するものである。
本例では、変更操作1〜変更操作3により、図13(a)〜(c)の3つの改善後計画が算出されたとする。図13(a)〜(c)に示される改善後計画は、各々改善後計画ボタン90〜改善後計画ボタン92に対応した改善後計画であり、図6に表示されている初期計画と異なっている部分を太枠で明示している。
<差異表示操作>
本装置利用者がポインティング入力装置35で、図12の改善後計画ボタン90をクリックし、続いて、差異表示ボタン46をクリックすると、差異表示操作ステップS46が起動され、差異表示手段4は、計画管理手段9から改善後計画ボタン90に対応する改善後計画と改善前計画(この場合初期計画)を取得し、それぞれ、ウィンドウ52とウィンドウ51に表示する。この際、本装置利用者が改善前計画と改善後計画との差異が短時間で理解できるよう、差異表示手段4は、図12のウィンドウ51とウィンドウ52のように、異なっている部分(変更された部分)を太枠で表示する。
本装置利用者が図12の改善後計画ボタン91をクリックした場合には、差異表示手段4は、図13(b)の改善後計画をウィンドウ52に表示する。同様に、改善後計画ボタン92をクリックした場合には、図13(c)の改善後計画をウィンドウ52に表示する。なお、改善前計画と改善後計画の異なる部分に応じてウィンドウ51に表示している改善前計画の太枠も変更する。
本装置利用者が、図12の差異表示操作ボタン46を用いて、改善後計画ボタン90に対応する改善後計画(図13(a)の改善後計画であり、図12のウィンドウ52に表示されている計画)と改善前計画(初期計画であり、図12のウィンドウ51に表示されている計画)との差異を確認後、納得できたとし、再び、改善後計画ボタン90をクリックして、計画改善操作ボタン45をクリックすると、前記「計画改善操作」に記載された手順に従って、図13(a)の改善後計画を改めて改善前計画として、図15(a)と(b)の改善後計画が自動的に算出され、これら計画に対応して、図14のように、ウィンドウ50に、改善後計画ボタン93と改善後計画ボタン94とが表示される。なお、本例では、図14に参照されるように改善前計画(ここでは、改善後計画ボタン90)に対して改善後計画ボタン93及び94が1段ずれるようにして表示されている。これにより、視認性の向上を図っている。
本装置利用者が、図14の差異表示操作ボタン46をクリックして、改善後計画ボタン93に対応する改善後計画(図15(a)の改善後計画であり、図14のウィンドウ52に表示されている計画)と改善前計画(図14のウィンドウ51に表示されている改善後計画)との差異を確認後、納得できたとし、再び、改善後計画ボタン93をクリックして、計画改善操作ボタン45をクリックすると、前記「計画改善操作」に記載された手順に従って、図15(a)の改善後計画を改めて改善前計画として、図17(a)の改善後計画が自動的に算出され、その計画に対応して、図16のように、ウィンドウ50に、改善後計画ボタン95が表示される。
次に、例えば本装置利用者が、鋼種Cと鋼種Dのチャージを異鋼種連々鋳することは品質上望ましくないと考え、改善後計画ボタン95に対応する改善後計画(図17(a)の改善後計画)に納得できなかったとする。そこで、本装置利用者が図16の制約変更操作ボタン43をクリックすると、制約変更操作ステップS43が起動され、制約変更手段7は、図7の制約変更ウィンドウ60を表示装置33に表示させる。本装置利用者が異鋼種連々鋳テーブル63の鋼種Cと鋼種Dに関わる部分を下記の表2のように修正し、再び、図16の改善後計画ボタン93をクリックして、計画改善操作ボタン45をクリックしたとすると、今度は、改善後計画が1つも算出されず、計画改善手段6は、図18のダイアログウィンドウ100を表示装置33に表示させる。ダイアログウィンドウ100の閉じるボタン101を本装置利用者がポインティング入力装置35でクリックすると、計画改善手段6は、ダイアログウィンドウ100を非表示にする。
Figure 0005000368
<計画組合操作>
上記のように、本装置利用者は複数の改善後計画の中から1つを選択して、計画改善操作を繰り返し、徐々に初期計画を改善しても構わないが、複数の改善後計画とその改善前計画との差異を確認したとき、納得できる改善後計画が複数存在することもある。このような場合には、例えば、図12のウィンドウ50において、本装置利用者が納得できた図13(a)と図13(b)の改善後計画に対応した、改善後計画ボタン90と改善後計画ボタン91を順にポインティング入力装置35で順にクリックし、計画組合操作ボタン47をクリックすると、計画組合操作ステップS47が起動され、計画組合手段5は、改善後計画ボタン90と改善後計画ボタン91に対応した、図13(a)と図13(b)の改善後計画を計画管理手段9から取得し、改善前計画(この場合は初期計画)からの変更点を自動的に組み合せた生産計画を算出する。そして、組み合せた生産計画が制約管理手段10で記憶・管理されている製造制約(本実施例の場合、式(1)、式(2)及び表1の異鋼種連々鋳テーブル)を満足しているか否かを確認し、満足している場合、評価関数管理手段11で記憶・管理されている評価関数(本例の場合、式(3))を用いて組み合せた生産計画の評価値を算出し、この評価値が改善前計画の評価値より改善されていれば、組み合せた生産計画を新たな改善後計画として計画管理手段9へ送り、ウィンドウ50に改善後計画ボタン96を表示させる。計画組合手段5で算出された改善後計画は、図19のウィンドウ52に表示されている改善後計画であり、図15(a)の改善後計画(図14の改善後計画ボタン93に対応)と同じである。上述の差異表示操作の説明においては、図15(a)の改善後計画の算出までには、計画改善手段6を2回繰り返したす必要があったが、計画組合手段5により、1回の計画改善手段6で同じ改善後計画が得られた。このように計画改善手段6を用いれば、計画改善手段6の繰り返し回数を少なくすることができる。
<計画出力操作>
本装置利用者は、図18のダイアログウィンドウ100により、更なる改善後計画が存在しないことを確認し、ポインティング入力装置35を用いて、図16の改善後計画ボタン93をクリックした後、計画出力操作ボタン48をクリックすると、計画出力操作ステップS48が起動され、計画出力手段3は、改善後計画ボタン93に対応した図15(a)の改善後計画を、計画管理手段9から取得し、ネットワーク通信装置37を介して、外部機器へ出力する。
そして、本装置利用者がポインティング入力装置35で終了ボタン49をクリックすると、本装置を実行するためのプログラムが終了する。
以上説明したように、本装置利用者は、予め立案した初期計画を、計画入力操作ボタン41を用いて本装置内に入力し、計画表示操作ボタン42〜計画組合操作ボタン47を繰返し用い、変更箇所を確認しながら、初期計画を段階的に改善し、計画出力操作ボタン48を用いて、改善後計画を出力する。つまり、従来の自動立案システムのように、予め設定されたロジックや評価関数に基づき、初期計画から最終的な改善後計画をダイレクトに算出する手法ではなく、本願発明の生産計画改善装置では、本装置が算出した改善後計画の変更箇所を本装置利用者が逐次確認しながら、段階的に改善後計画を立案する手法で最終的な改善後計画を得る。本装置が算出した改善後計画の変更箇所を本装置利用者が逐次確認しながら、段階的に改善後計画を立案する手法で質を向上させた改善後計画を得ることができるため、計画立案時の熟練者の見落としを防止でき、かつ、技能レベルの差も縮めることができる。また、たとえ本装置が納得できる改善後計画を出力できないとしても、本装置を用いることにより、熟練者は見落としが無いことの確認や、生産計画の妥当性の確証を得ることができる。
また、本装置では、短時間で立案した粗の初期計画を用いた場合においても、品質・コスト・スループット上、無駄が残る部分を自動的に改善した改善後計画を複数算出してくれるため、手作業で立案するよりは、最終的な生産計画を立案するまでの時間が短縮させることができる。
更に、初期計画は熟練者が考えたものであり、改善前計画(初回は初期計画)と改善後計画は常に一部分の差異しかないため、特許文献2〜特許文献5のように、自動立案結果を1つ1つ丹念に確認する必要はない。しかも、改善後計画の採用可否は熟練に任せているため、自動立案された理解し難い改善後計画を本装置利用者に押し付けるイメージはなく、本装置とその利用者が協力して改善後計画を立案するイメージであるため、本装置利用者が常に納得できる生産計画を立案でき、熟練者が常に納得できる生産計画を立案でき、本装置が使われなくなることもない。
なお、本実施形態においては、連続鋳造機のキャスト計画を立案する場合に本発明の生産計画改善装置を用いた例を挙げたが、圧延機の圧延ロット計画を立案する場合等にも本発明の生産計画改善装置を好適に用いることができる。また、本発明の生産計画改善装置は、特に熟練者によって使用されることが好適であるが、熟練者でない利用者であっても好適に使用することができ、この場合においても、本発明の生産計画改善装置は、熟練者が使用した場合と同様の効果を発揮する。
本発明の実施の形態に係る生産計画改善装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る生産計画改善装置の標準的な使い方を表すフローチャートである。 本発明の生産計画改善装置を実現するためのパーソナルコンピュータの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において、プログラムにより本発明の生産計画改善装置による処理を実行する際の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される起動直後のメイン画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される初期計画入力後のメイン画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される製造制約を変更するための製造制約変更ウィンドウを示す図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される評価関数を変更するための評価関数変更ウィンドウを示す図である。 本発明の生産計画改善装置において実行される2つのチャージを交換する変更操作1を説明するための図である。 本発明の生産計画改善装置において実行される2つのキャストを分割する変更操作2を説明するための図である。 本発明の生産計画改善装置において実行される2つのキャストを結合する変更操作3を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される初期計画を1回改善したときのメイン画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される初期計画を1回改善したときの改善後計画を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される初期計画を2回改善したときのメイン画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される初期計画を2回改善したときの改善後計画を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される初期計画を3回改善したときのメイン画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される初期計画を3回改善したときの改善後計画を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において改善後計画が算出されなかった場合に表示されるダイアログウィンドウを示す図である。 本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュータ上において表示される改善後計画を組合せた後のメイン画面を示す図である。 連続鋳造機の断面図である。
符号の説明
1 計画入力手段
2 計画表示手段
3 計画出力手段
4 差異表示手段
5 計画組合手段
6 計画改善手段
7 制約変更手段
8 評価関数変更手段
9 計画管理手段
10 制約管理手段
11 評価関数管理手段
30 中央処理装置
31 演算装置
32 主記憶装置
33 表示装置
34 データ入力装置
35 ポインティング入力装置
36 補助記憶装置
37 ネットワーク通信装置
40 メイン画面
41〜49 操作選択ボタン
50、51、52 ウィンドウ
53 初期計画ボタン
54〜59 キャスト
60 制約変更ウィンドウ
61、62、71、72、73 データ入力エリア
63 異鋼種連々鋳テーブルのデータ入力エリア
64、74、101 閉じるボタン
70 評価関数変更ウィンドウ
90〜96 改善後計画ボタン

Claims (2)

  1. 製造プロセスの生産計画を改善するための生産計画改善装置であって、
    改善対象生産計画を入力する計画入力手段と、
    前記計画入力手段で入力される改善対象生産計画を初期計画として、該初期計画と該初期計画を改善した後の生産計画である複数の改善後計画とを管理する計画管理手段と、
    前記計画管理手段で管理されている改善前後の生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を表示する計画表示手段と、
    前記製造プロセスの製造制約を管理する制約管理手段と、
    生産計画の良否を表す評価値を算出するための関数である評価関数を管理する評価関数管理手段と、
    前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を改善前計画とし、該改善前計画の一部分を変更した生産計画を複数作成し、該変更した生産計画が前記製造制約を満足する場合、前記評価関数を用い、該変更した生産計画に対する評価値を算出し、該評価値が前記改善前計画の評価値より改善される場合、該変更した生産計画を改善後計画として、前記計画管理手段へ追加する計画改善手段と、
    前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した複数の生産計画の改善前計画からの変更点を組み合せた生産計画を作成し、該組み合せた生産計画が前記製造制約を満足する場合、前記評価関数を用い、該組み合せた生産計画に対する評価関数の評価値を算出し、該評価値が前記改善前計画の評価値より改善される場合、該生産計画を新たな改善後計画として、前記計画管理手段へ追加する計画組合手段と、
    前記改善前計画と前記改善後計画の異なる部分を表示する差異表示手段と、
    前記制約管理手段で管理されている製造制約を、当該装置利用者が変更するための制約変更手段と、
    前記評価関数管理手段で管理されている評価関数を、当該装置利用者が変更するための評価関数変更手段と、
    前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を出力する計画出力手段と、を備えることを特徴とする生産計画改善装置。
  2. 製造プロセスの生産計画を改善するための生産計画改善装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    改善対象生産計画を入力する計画入力手段と、
    前記計画入力手段で入力される改善対象生産計画を初期計画として、該初期計画と該初期計画を改善した後の生産計画である複数の改善後計画とを管理する計画管理手段と、
    前記計画管理手段で管理されている改善前後の生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を表示する計画表示手段と、
    前記製造プロセスの製造制約を管理する制約管理手段と、
    生産計画の良否を表す評価値を算出するための関数である評価関数を管理する評価関数管理手段と、
    前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を改善前計画とし、該改善前計画の一部分を変更した生産計画を複数作成し、該変更した生産計画が前記製造制約を満足する場合、前記評価関数を用い、該変更した生産計画に対する評価値を算出し、該評価値が前記改善前計画の評価値より改善される場合、該変更した生産計画を改善後計画として、前記計画管理手段へ追加する計画改善手段と、
    前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した複数の生産計画の改善前計画からの変更点を組み合せた生産計画を作成し、該組み合せた生産計画が前記製造制約を満足する場合、前記評価関数を用い、該組み合せた生産計画に対する評価関数の評価値を算出し、該評価値が前記改善前計画の評価値より改善される場合、該生産計画を新たな改善後計画として、前記計画管理手段へ追加する計画組合手段と、
    前記改善前計画と前記改善後計画の異なる部分を表示する差異表示手段と、
    前記制約管理手段で管理されている製造制約を、当該装置利用者が変更するための制約変更手段と、
    前記評価関数管理手段で管理されている評価関数を、当該装置利用者が変更するための評価関数変更手段と、
    前記計画管理手段で管理されている生産計画のうちの当該装置利用者が指定した生産計画を出力する計画出力手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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