JPH07210606A - スケジューリング・システム - Google Patents

スケジューリング・システム

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JPH07210606A
JPH07210606A JP572294A JP572294A JPH07210606A JP H07210606 A JPH07210606 A JP H07210606A JP 572294 A JP572294 A JP 572294A JP 572294 A JP572294 A JP 572294A JP H07210606 A JPH07210606 A JP H07210606A
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JP
Japan
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allocation
production process
process plan
plan
display
Prior art date
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Application number
JP572294A
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English (en)
Inventor
Yuji Hara
祐司 原
Yukihiko Harada
幸彦 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH07210606A publication Critical patent/JPH07210606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スケジューリング・システムにおいて、作成
された生産工程計画を、制約条件及び割付ルールに基づ
いて何回でも修正できるようにする。 【構成】 制約条件及び割付ルールはプログラムにロジ
ックとして予め組み込まない。オペレータは、割付条件
設定部13bにより表示装置12の表示画面に表示され
た生産工程計画を見て、満足しない場合は修正する。修
正する場合は、オペレータが割付条件設定部13bに制
約条件及び割付ルールの設定をキーボード等で指示す
る。生産工程立案部13aはその設定に基づいて、生産
計画データから生産工程計画を作成して、表示装置12
に再表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータにより
計画を立てるスケジューリング・システムに関し、例え
ば、工場の生産ラインにおいて、製品を生産する工程を
立案する場合に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】近年、工場の生産ラインにおいては、品
質の良い製品をより安く生産するためにムダ、ムリ、ム
ラのない生産工程の管理が要求されている。その生産工
程の管理とは、ガントチャート、PERT等の生産管理
技法を用いて、例えば技術的な難易度の面から生産ライ
ンを現実的に評価したり、その生産ラインの作業の計画
(目標)に対する進捗管理をしたり、その生産ラインの
計画と実績とのギャップを検討したり、計画の途中で内
外の変化が生じた場合に原案の計画を修正、追加、削除
したりすることである。
【0003】そして、それらのことをより速く、確実に
行うために、計算機を用いたスケジューリング・システ
ムが工場の生産ラインに導入されている。従来のスケジ
ューリング・システムとしては、例えば特開平4−28
2761号公報記載のものがある。これは、オペレータ
が計画を修正する際に、生産工程計画を変更しながら負
荷の変化を観察し、また、負荷の変化を評価しながら生
産工程計画の変化をリアルタイムで見ることにより、複
数の評価指標を同時に考慮しながら計画を作成するもの
である。また、他のスケジューリング・システムとし
て、特開昭64−76360号公報記載のものがある。
これは変更が多い計画条件や立案のノウハウを知識工学
手法により計画し実現する手段と、具体的な最適割付や
各種計算等の変更が少なく処理時間のかかる部分を数理
計画手法により記述し実現する手段、及び上記両手段を
組み合わせて活用する手段とから成り、計画条件や立案
のノウハウ等が変化しても容易に対処できるようにした
ものである。
【0004】上述したスケジューリング・システムの共
通する処理概要を図8に示している。同図において、記
憶装置80は工程を立案するための予め入力された生産
計画データを格納する。生産工程計画作成部81は生産
工程計画を立案する部分であり、工程を立案する基とな
る制約条件及び割付ルールを全て自己のプログラムの中
にロジックとして予め組み込んでいる。表示装置82は
割付結果すなわち生産工程計画を表示する。ここで、制
約条件とは、例えば生産ラインで使用する機械が旋盤で
ある場合、その旋盤の刃を変える回数の制限等である。
また、割付ルールとは生産する製品を複数の機械に割り
付ける場合に、どのような順序で割付するか等の規則で
ある。オペレータは、生産工程計画作成部81に対し
て、制約条件及び割付ルールに基づいて、予め入力され
た記憶装置80の生産計画データから生産工程計画を作
成させる。そして、割付された生産工程計画(割付結
果)を表示装置82に表示させ、生産ラインの生産工程
に活用する。この結果、作成された計画は全てプログラ
ム中に組み込まれた制約条件及び割付ルールに従うこと
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスケジュー
リング・システムでは、制約条件及び割付ルールが全て
プログラム化されているため、工程の立案の基となる制
約条件及び割付ルールを容易に変更できない。また、通
常、ユーザーが工程を立案して生産工程計画をを作成す
る場合、その生産工程計画における評価指標(納期優
先、稼働率優先、割付率優先)はユーザー毎に異なり、
また同じユーザーでもその都度変化することが多い。し
たがって、ユーザーの望むフレキシブルな生産工程計画
が得られない。また、評価指標の変化の都度、割付ルー
ルを変更して生産工程計画を作成することは、割付ルー
ルがプログラム化されているため困難である。このた
め、ユーザーはスケジューリング・システムで作成され
た生産工程計画を手で修正する必要がある。また、評価
指標はいつも同じではないため、その都度変化する場合
が多いため、生産工程計画を修正する回数も多くなる。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、オペレータが制約条件及び割付ルールを設定す
る毎に、生産工程計画を何度でも修正できるスケジュー
リング・システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のスケジューリング・システムは、制
約条件及び割付ルールに基づいて、生産計画データから
生産工程計画を作成し表示するスケジューリング・シス
テムであって、制約条件及び割付ルールを含む割付条件
を指示に従って設定する割付条件設定手段と、上記割付
条件に基づいて生産工程計画を作成するとともに、上記
割付条件が再入力される毎に、上記生産工程計画を修正
する生産工程立案手段と、上記生産工程計画を表示する
表示手段とを備えることを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載のスケジューリング・
システムは、制約条件及び割付ルールを含む割付条件が
予めカードに印字され、上記カードから上記割付条件を
入力して上記割付条件設定手段に指示するカ−ド読取手
段を備えてなることを特徴としている。
【0009】さらにまた、請求項3のスケジューリング
・システムは、音声により入力された制約条件及び割付
ルールを含む割付条件を上記割付条件設定手段に指示す
る音声入力手段と、上記生産工程立案手段で作成及び修
正された生産工程計画を含む内容を音声として出力する
音声出力手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の構成においては、(制約条件及
び割付ルールが予めプログラムに組み込まれているので
はなく)、始めに、オペレータによって、制約条件及び
割付ルールを含む割付条件が割付条件設定手段に指示さ
れる。割付条件設定手段は上記制約条件及び上記割付ル
ールを含む割付条件を生産工程立案手段に出力し、生産
工程立案手段はその割付条件に基づいて生産計画データ
から生産工程計画を作成する。そして、表示手段により
その生産工程計画が表示される。オペレータは、表示手
段に表示された生産工程計画を見て、その生産工程計画
が満足したものでない場合に、割付条件設定手段に再度
割付条件を指示し、1度作成された生産工程計画を修正
する。それ故、請求項1記載の構成によれば、制約条件
及び割付ルールの設定ができ、生産工程計画が何度でも
修正できるため、ユーザーが希望するフレキシブルな生
産工程の立案が可能となる。
【0011】請求項2記載の構成においては、上記制約
条件及び上記割付ルールを含む割付条件を、予め作成さ
れたカードを用いてカ−ド読取手段から上記割付条件設
定手段に指示する。それ故、請求項2記載の構成によれ
ば、システムの操作の不慣れの人でも簡単に取り扱え
る。
【0012】請求項3記載の構成において、音声により
入力された上記制約条件及び上記割付ルールを含む割付
条件を、音声入力手段から上記割付条件設定手段に指示
するとともに、上記割付条件設定手段で作成された生産
工程計画を含む内容を音声出力手段から音声で出力す
る。それ故、請求項3記載の構成によれば、身体障害の
人でも、簡単に取り扱うことができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例によるスケジューリング
・システムの機能ブロック図、図2は、同スケジューリ
ング・システムによる生産工程計画の表示例を示す図、
また、図3は、同スケジューリング・システムによる修
正後の生産工程計画の表示例を示す図である。この例の
スケジューリング・システムは、例えば、パソコンやワ
ークステーション等の小型コンピュータ・システムから
成り、図1に示すように、記憶装置10と、キーボード
11と、生産工程立案部13aと割付条件設定部13b
とから成るCPU(中央処理装置)13と、表示装置1
2とから構成されている。記憶装置10は、磁気ドラ
ム、磁気テープ、磁気ディスク、フロピィディスク、磁
気バブルメモリ、光ディスク(CDROM)等の外部記
憶装置から成り、予め入力された生産計画データをその
磁気ディスク等に格納する。この生産計画データとは、
例えば、図2(a),(b)、及び図3(a),(b)
に示すように、生産ラインの機械名(機械1〜機械
n)、ロット名、期間の年月日や時間、各機械に各ロッ
トを割付するための計算式等である。生産工程立案部1
3aは割付条件設定手段13bで設定された制約条件、
割付ルールに基づいて、記憶装置10の生産計画データ
から生産工程計画を作成し、表示装置12に表示する。
【0014】また、生産工程立案部13aは、割付条件
設定部13bにより制約条件及び割付ルールが設定変更
される毎に再割付を行い、その生産工程計画(割付結
果)を表示装置12に表示する。表示装置12は、例え
ば、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プラズマ
ディスプレイ等から成り、生産工程立案部13aで作成
された生産工程計画を図2及び図3に例示するフォーマ
ットで表示する。割付条件設定部13bは生産工程を立
案する規則となる制約条件や割付ルールをオペレータの
指示により設定する。この設定は、オペレータがキーボ
ード11、図示せぬマウス等を用いて表示装置12の表
示画面を見ながら行う。
【0015】次に、表示装置12に表示される生産工程
計画、割付条件設定部13bで設定される制約条件、割
付ルールについて詳細に説明する。図2(a)及び図3
(a)に、は、割付され作成された生産工程計画が表示
された表示画面20a,20bを例示し、また、図2
(b)及び図3(b)には、割付ルールのパラメータを
入力する表示画面例30a,30bを例示している。な
お、表示画面30a,30bは、必要があるときは、表
示画面20a,20bの任意の場所にウインドウによ
り、表示させることができる。表示画面20aは、生産
工程計画の表示領域21と、制約条件等の表示領域22
と、プライオリティの順番を表示する表示領域23(図
2のみ)とからなる。表示領域21a,21bには、生
産工程計画が表示され、1週間の期間で機械1〜機械n
のn台の機械を用いて製品をロット生産する場合、どの
機械でどのロットを何曜日に生産すべきかということが
表示されている。また、表示中、段取回数とは、その機
械がプレス加工用のものであれば、金型を交換する段取
の回数であり、また、その機械が旋盤であれば、材料を
削る刃の取り替えをする段取の回数である。
【0016】表示領域22には、制約条件及び割付ルー
ルの内容が表示され、制約条件の段取回数における「1
0回/日」、段取替え時間帯における「日勤帯」につい
て、データの書き替えができる。ここで、段取替え時間
帯とは、上記の機械の段取を行う時間帯であり、日勤
帯、夜勤帯等である。また、基本割付ルールは、割付を
行う際に、どのような割付ルールを優先とするかを示し
ている。これらの内、プライオリティ順は優先度の高い
ロットから割り付ける割付ルールであり、生産工程計画
の割付を行う前の段階でロット毎に予め設定され、その
割付の際の順序決定の指標となるものであり、次の計算
式から算出される。すなわち、プライオリティ=現在の
在庫量/過去3カ月の平均月間出荷量である。
【0017】また、稼働率は、機械の稼働が最も高くな
ることを優先するルール、また、割付率とは所定の期間
内において、各機械にどれだけのロットを割付するかを
優先するルールである。表示領域23には、上述した式
で算出された値が小さいもの、すなわち現在の在庫量が
過去3カ月の平均月間出荷量よりも小さくすぐに製品を
作る必要のあるロットを優先度高、また現在の在庫量が
過去3カ月の平均月間出荷量よりも大きくすぐに製品を
作る必要がないロットを優先度低として並べてある。こ
の図の例では、ロットAが最も優先度が高く、ロットJ
が最も優先度が低い。また、ロットJについては未割付
となっている。
【0018】表示画面30a,30bは割付パラメータ
の設定画面である。オペレータは割付ルールを変更した
い場合、表示画面30a,30bからキーボードやマウ
スを用いてデータ入力する。すなわち、オペレータは
「割付期間」の日数や「空き時間」の時間のデータ変
更、金型マルメ、小ロット優先、原料制約の「ON」又
は「OFF」の選択を行う。ここで、上記の割付パラメ
ータとその効果について説明すると次のようになる。
【0019】(1)割付期間とは、生産工程計画の対象
期間(図では1週間なので月〜日)を変えるパラメータ
であり、このパラメータにより、割付期間の変更を行う
ことができる。したがって、30日にすれば1カ月の生
産工程計画、365日にすれば1年間の生産工程計画と
なる。 (2)空き時間とは、工程と工程との間に許される空き
時間を変えるパラメータであり、小にすると空き時間が
小さくなる。この場合、図の表示領域21a,21bで
は左詰めの割付となり、上記の稼働率を大きくする効果
がある。 (3)金型マルメとは同一金型を使用するロットをマル
メで割付するパラメータであり、同一金型をできるだけ
用いることで、金型を交換する回数を減少させ段取回数
を減少させることが可能である。したがって、この金型
マルメを用いることにより、上記の割付率を大きくする
ことができる。 (4)小ロット優先とは、生産時間の短いロットを期間
の始めに割付するパラメータであり、この結果多くのロ
ットの割付が可能となる。したがって、金型マルメのパ
ラメータと同様に割付率を大きくすることができる。 (5)原料制約のパラメータとは、原料使用量を制約す
ることであり、原料使用量が限定される場合の割付を行
う。 以上(1)〜(5)の割付パラメータを表示画面30
a,30bから入力して設定することにより、変更され
た制約条件及び割付ルールに従って、一度作成された生
産工程計画が図3のように部分修正される。
【0020】次に、この第1実施例によるスケジューリ
ング・システムの処理について説明する。図4は、この
スケジューリング・システムで生産工程計画を作成する
処理を説明するフローチャートである。ここで、オペレ
ータはキーボード等から予め上記の生産計画データを記
憶装置10(図1)に格納しているものとする。また、
制約条件については段取回数が10回/日、段取替え時
間が日勤帯であるとする。図4において、まず、表示装
置12により表示画面30がCRTディスプレイに表示
され、入力するデータの項目を指示する。オペレータ
は、キーボード等から割付期間7日、空き時間24時間
をデータ入力するとともに、金型マルメ、小ロット優
先、原料制約の「OFF」を選択して、割付条件設定部
13bに割付パラメータを設定する(ステップS1
0)。この結果、割付条件設定部13bは生産計画デー
タに基づいて、生産工程計画を作成する(ステップS1
1)。そして表示画面20aのフォーマットで生産工程
計画を表示する。オペレータはその生産工程計画(割付
結果)が満足するものか否かを判断し(ステップS1
2)、満足するものであれば(YES)、その生産工程
計画を確定し(ステップS21)、満足するものでなけ
れば(NO)、その生産工程計画の割付を変更するため
所定の操作を行う(ステップS13)。
【0021】例えば、割付期間を変更したければ、表示
画面30a(図2)の割付期間を書き替える。次に、オ
ペレータは表示領域21aで再割付をする機械、例えば
機械1、機械2、機械3、機械nを選択する(ステップ
S14)。次に、金型マルメのパラメータを「OFF」
から「ON」に変更する。この表示例の場合、制約条件
は変更なく(ステップS15でYES)、また、稼働率
は上げであるため(ステップS17でYES)、空き時
間の制約を縮小する。また、割付率は上げとなり(ステ
ップS19でYES)、金型マルメ又は小ロット優先の
選択となる(ステップS20)。この結果、割付パラメ
ータの表示画面は、表示画面30aから表示画面30b
に変更される。そして、ステップS11に戻り、それら
の割付パラメータの変更による生産工程計画が再表示さ
れる。その表示結果が表示画面20bである。ここで、
多少プライオリティ順を前後させても、稼働率、割付率
を上げた場合は、空き時間を短くするとともに、金型マ
ルメを「ON」する(ステップS19でYES)。ま
た、もし制約条件を変更する必要がある場合は(ステッ
プS15でYES)、オペレータが図2(a)の表示領
域の段取回数等を変更する(ステップS16)。
【0022】次に、生産工程計画を割付するときの処理
について詳細に説明する。上記のような制約条件、割付
ルールが入力された後、生産工程立案部13aは生産工
程計画を図5のフローチャートに従って作成する。ま
ず、プライオリティ順で最も優先度の高いロットAから
各機械に割付を行う(ステップS30)。すなわち、期
間の最初の月曜日から、機械1にロットA、次に機械2
にロットBというように順番に割付を行う。そして、制
約(制約条件の段取替え、割付ルールの原料制約)に引
っ掛からないか否かを判断し(ステップS31)、引っ
掛かかる場合は(YES)、次の可能時間から割付を行
い(ステップS32)、引っ掛かからない場合は(N
O)、ステップS33の処理を行う。そして、全てのロ
ットに割付を行うまで(ステップS33)、ステップS
30からステップS32までの処理を繰り返し行う。こ
のようにして、生産工程立案部13aの表示領域21b
(図3)に示すような生産工程計画を作成して表示装置
12に表示する。また、オペレータは表示された生産工
程計画に満足しない場合は、上記の割付パラメータを再
度設定して生産工程計画を修正する。
【0023】このように修正された生産工程計画におい
て、再割付前の生産工程計画(図2の表示画面20aの
表示領域21a)と再割付後の生産工程計画(図3の表
示画面20bの表示領域21b)とを比較すると、次の
部分の表示が異なっている。まず、機械3において、ロ
ットFとロットCとが入れ替えられることにより、空き
時間が埋まり、稼働率は上がっているが、プライオリテ
ィ順は逆転している。また、未割付のロットJが機械1
に割付され、割付率や稼働率は上がっている。また、ロ
ットI2が機械2から機械nのロットI1の後(木曜
日)移動することにより、段取回数が減少し、またプラ
イオリティ順も逆転している。
【0024】以上説明したように、この第1実施例のス
ケジューリング・システムでは、オペレータが表示され
た生産工程計画を見て満足しない場合は、何回でもその
生産工程計画をフレキシブルに修正できる。したがっ
て、ユーザーの満足する生産工程計画を作成することが
できる。また、プログラムの変更等の必要がないため、
より短い時間でユーザーの希望する生産工程計画を作成
できる。
【0025】◇第2実施例 次に、この発明の第2実施例について説明する。図6
は、この発明の第2実施例によるスケジューリング・シ
ステムの機能ブロック図である。上記第1実施例では、
割付条件設定部13bから制約条件や割付ルールを入力
する場合、オペレータがCRTディスプレイ等の表示画
面を見ながらキーボードやマウス等で行ったが、この第
2実施例では図2、図3の表示画面20a,20bで示
す制約条件の内容や、表示画面30a,30bの割付パ
ラメータの内容を予めカードに印刷しておき、オペレー
タがその印刷されたカードを用いて、カードリーダから
制約条件及び割付ルールをスケジューリング・システム
に設定するようにした。なお、この図6において、第1
実施例(図1)と同じ機能のものには、同符号を付して
いる。同図において、カ−ドリーダ60は、例えば、手
書きの文字や印刷した文字を直接読み取り、判別してC
PUに入力するためのOCR(光学文字読取装置:Opti
cal Character Recognition)等から成り、制約条件及
び割付ルールが予め印字された カードからデ ータを読
取り、この読取ったデータを割付条件設定部13bに出
力 する。その印字されたカードは、例えば制約条件用
と割付ルール用とに分けられる。
【0026】これらのカードの内、制約条件用のカード
は、段取回数のデータと段取替え時間のデータとが組み
合わされたものであり、最も多く使用するデータが印字
されたものが何枚か用意してある。例えば、8回〜10
回/日の日勤帯、夜勤帯のものを何枚か用意する。ま
た、追加の場合も考えて予備のカードも用意する。ま
た、割付ルールについても、図2の表示画面30aで示
すように、割付期間、空き時間、金型マルメ、小ロット
優先、原料制約の割付パラメータの項目を組み合わせ
て、よく使用するカードを用意する。もちろん、追加を
考えて予備カードも用意する。
【0027】以上説明したように、この第2実施例のス
ケジューリング・システムでは、上述の第1実施例の効
果に加えて、そのシステムの取扱いに慣れない人でも希
望とするカードを選択してカ−ド読取手段に読み込ませ
るだけで、制約条件や割付ルールをシステムに設定し、
その制約条件や割付ルールに基づいて作成された生産工
程計画を修正できる。したがって、システムの操作が不
慣れな人でも簡単にシステムの操作ができる。
【0028】◇第3実施例 次に、この発明の第3実施例について説明する。図7
は、この発明の第3実施例によるスケジューリング・シ
ステムの機能ブロック図である。上記第2実施例のスケ
ジューリング・システムでは、割付条件設定部13bに
制約条件及び割付ルールを設定する場合、予め印字され
たカードを用いてリーダで読み込ませたが、この第3実
施例のスケジューリング・システムでは制約条件及び割
付ルールを音声で入力して設定し、また、作成された生
産工程計画等を音声で出力するようにした。同図におい
て、音声入力装置70はオペレータが声で答えた制約条
件及び割付ルールをマイクロホンから入力してデータに
変換し、そのデータを割付条件設定部13bに指示す
る。その音声入力装置70には、予め声の周波数成分
(周波数スペクトル)がデータとして、登録されてい
る。そして、オペレータの音声が入力されると、その音
声を周波数成分に分け、その登録されているデータと比
較して入力された音声が何を意味するのかを分析する。
【0029】もちろん、多くの言葉をを分析するには、
大規模なシステムが必要であるが、この実施例の場合
は、制約条件及び割付ルールが数字や「ON」又は「O
FF」の選択だけなので、小規模なシステムで十分対応
できる。音声出力装置72は生産工程立案部13aから
の生産工程計画のデータ、又は制約条件及び割付ルール
の質問のデータを、音声合成用IC等で音声信号に替
え、スピーカから音声として出力する。この場合、生産
工程計画については、例えば機械毎に各ロットの期間を
読み上げる。また、制約条件及については、『制約条件
を変更しますか?』と質問し、オペレータが『はい』と
答えれば、『それでは段取回数について答えて下さい
?』と質問して段取回数を答えさせる。また、割付ルー
ルについても同様である。以上説明したように、この第
3実施例の構成によれば、上述の第1実施例の効果に加
えて、例えば目の不自由な人でも、システムの操作が簡
単にできる。
【0030】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、表示画面
において、機械名の数、割付期間についてはこれに限定
されない。もし、表示が多く画面に一度に表示できない
場合は、画面をスクロールさせることにより表示させ
る。また表示はCRTディスプレイ等の画面表示装置だ
けでなく、プリンタでもよい。また、カードは、文字を
印刷又は手書きしたカードに限らず、データが穿孔記録
されたパンチカード、磁気よって書き込まれている磁気
カード、電子記録されたICカード等を用いても良く、
その他、各種のカードを用いても良い。もちろん、例え
ば、パンチカードを用いる場合には、透過光の有無から
データを読み込む透過型光カードリーダを用いるように
し、また、ICカードを用いる場合には、ICカードに
組み込まれた書換可能なEPROMに記録されたデータ
を読み取れるように、ICカードリーダを用いるように
する。また、音声入力については、回答を『はい』と
『いいえ』になるような質問内容にしても良い。例え
ば、『制約条件を次の内、どれにしますか?』、『段取
回数を1日10回』、『段取回数を1日9回』の質問に
対し、『はい』と『いいえ』で答える。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のス
ケジューリング・システムは、制約条件及び割付ルール
を含む割付条件を指示に従って設定する割付条件設定手
段と、上記割付条件に基づいて生産工程を作成する生産
工程立案手段と、その生産工程計画を表示する表示手段
とを備えるものなので、制約条件及び割付ルールの変化
に対応したユーザーが希望するフレキシブルな生産工程
計画を作成することができる。
【0032】また、請求項2記載のスケジューリング・
システムは、予め作成されたカードから制約条件及び割
付ルールを含む割付条件を入力して上記割付条件設定手
段に指示する上記カ−ド読取手段を備えて成るものなの
で、全くシステムの操作がわからない人でも、設定する
カードを選択してカ−ド読取手段に読み取らせるだけで
生産工程計画を作成できる。したがって、システムの操
作を簡単にできる。
【0033】また、請求項3記載のスケジューリング・
システムは、制約条件及び割付ルールを含む割付条件を
音声で入力して上記割付条件設定手段に指示する音声入
力手段と、作成された生産工程計画等を音声で出力する
音声出力手段とを備えて成るものなので、身体に障害を
持つ人でも、システムを簡単に扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例によるスケジューリング
・システムの概要を示す機能ブロック図である。
【図2】同スケジューリング・システムの表示例を示す
図である。
【図3】同スケジューリング・システムによる修正後の
生産工程計画の表示例を示す図である。
【図4】同スケジューリング・システムで生産工程計画
を作成する処理を説明するフローチャートである。
【図5】同生産工程計画の割付処理を説明するフローチ
ャートである。
【図6】この発明の第2実施例によるスケジューリング
・システムの概要を示す機能ブロック図である。
【図7】この発明の第3実施例によるスケジューリング
・システムの概要を示す機能ブロック図である。
【図8】従来のスケジューリング・システムを示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 記憶装置(記憶手段) 11 キーボード 12 表示装置(表示手段) 13 CPU(生産工程立案手段、割付条件設定手
段) 13a 生産工程立案部(生産工程立案手段) 13b 割付条件設定部(割付条件設定手段) 60 カードリーダ(カ−ド読取手段) 70 音声入力装置(音声入力手段) 72 音声出力装置(音声出力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/21 R

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制約条件及び割付ルールに基づいて、生
    産計画データから生産工程計画を作成し表示するスケジ
    ューリング・システムであって、制約条件及び割付ルー
    ルを含む割付条件を指示に従って設定する割付条件設定
    手段と、前記割付設定条件に基づいて生産工程計画を作
    成するとともに、前記割付条件が再入力される毎に、前
    記生産工程計画を修正する生産工程立案手段と、前記生
    産工程計画を表示する表示手段とを備えてなることを特
    徴とするスケジューリング・システム。
  2. 【請求項2】 制約条件及び割付ルールを含む割付条件
    が予めカードに印字され、前記カードから前記割付条件
    を入力して前記割付条件設定手段に指示するカ−ド読取
    手段を備えてなることを特徴とする請求項1記載のスケ
    ジューリング・システム。
  3. 【請求項3】 音声により入力された制約条件及び割付
    ルールを含む割付条件を前記割付条件設定手段に指示す
    る音声入力手段と、前記生産工程立案手段で作成及び修
    正された生産工程計画を含む内容を音声として出力する
    音声出力手段とを付加したことを特徴とする請求項1記
    載のスケジューリング・システム。
JP572294A 1994-01-24 1994-01-24 スケジューリング・システム Pending JPH07210606A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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