JP4997901B2 - 気化装置及びその駆動制御方法 - Google Patents

気化装置及びその駆動制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、気化装置に係り、特に液体燃料、水を加熱して気化する気化装置及びその駆動制御方法に関する。
近年、ノート型PCや携帯電話等の携帯機器に搭載が期待される発電装置が開発されている。発電装置には、メタノールと水とが混合された燃料を貯留する燃料タンクと、燃料を化学反応させて水素ガスを生成する反応器と、反応器により生成された水素ガスを基に発電を行う発電セル等が設けられている。反応器には、燃料と水とを加熱して気化する気化装置が設けられていて、この気化装置への燃料供給は、気化装置の上流側に設けられた流量センサの検出結果に基づいて制御されるようになっている(例えば特許文献1,2参照)。
特開平7−227535号公報 特開2001−338665号公報
ところで、従来から他の電子機器と同様に発電装置自体も小型化が望まれている。このため、発電装置に備わる各構成部を小型化することが必須であり、気化装置においても同様である。例えば、気化装置であると流量センサを省略すれば小型化は実現できるが、燃料供給量の制御が困難となり、現実的ではないのが現状であった。
本発明の課題は、気化装置への燃料の供給量の制御を可能としながら、小型化、簡略化を図ることができる気化装置及びその駆動制御方法を提供することである。
請求項1記載の発明における気化装置は、
供給された電力に応じて加熱されて液体を気化する加熱部と、
前記加熱部に前記液体を供給する供給部と、
前記加熱部の温度を検出する温度センサと、
前記温度センサの検出値に基づいて所望の設定温度に維持するよう加熱部に電力を供給し、前記設定温度における電力流量テーブルに基づいて液体の流量が所望の設定流量であるときの供給電力を算出し、前記加熱部に供給する電力が前記算出された供給電力の値となるよう前記供給部の動作を制御する制御部と、
を備えることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1記載の気化装置において、
前記電力流量テーブルは、前記加熱部の温度をパラメータとして前記供給電力の値と前記供給流量との関係を記憶していることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1又は2に記載の気化装置において、
前記供給部から供給される前記液体を一端部から吸収し、吸収した前記液体を他端部へ浸透する吸液部をさらに備え、
前記加熱部は、前記吸液部の前記他端部側を加熱する発熱体を有することを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の気化装置において、
前記吸液部の前記他端部側及び前記発熱体を覆う断熱ケースをさらに備えることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項又は記載の気化装置において、
前記吸液部の前記他端部側に設けられ、前記発熱体の熱を前記吸液部に伝導する熱伝導部をさらに備えることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の気化装置において、
前記温度センサは、前記熱伝導部に設けられていることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、
液体が供給され、供給された電力に応じて加熱されて前記液体を気化する加熱部を有する気化装置の駆動制御方法であって、
前記加熱部の温度を検知する温度センサの検出値に基づいて所望の設定温度に維持するよう加熱部に電力を供給し、前記設定温度における電力流量テーブルに基づいて液体の流量が所望の設定流量であるときの供給電力を算出し、前記加熱部に供給する電力が前記算出された供給電力の値となるよう前記供給部の動作を制御することを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の駆動制御方法において、
前記液体の供給流量の制御は、予め記憶された、前記加熱部の温度をパラメータとして前記供給電力の値と前記供給流量との関係を示す前記電力流量テーブルに基づいて行われることを特徴としている。
本発明によれば、加熱部を有する気化装置において、供給部から加熱部へ供給する液体の供給流量を検知する流量センサを省略することができて、気化装置の小型化、簡略化を図ることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図を参照し説明する。図1は、本発明に係わる気化装置における気化部100の概略構成を表す断面図である。気化部100は、例えばメタノールからなる液体の燃料と液体の水が混合された液体状の燃料が供給され、これを加熱して気化した燃料ガスを生成するものである。図1に示すように、気化部100には、吸液部2、収縮性チューブ3、排出部4、弾性チューブ5、加熱部6、断熱ケース7及び温度センサ8が設けられている。気化装置1は、例えば後述する図2に示すポンプ10から弾性チューブ5を介して吸液部2に燃料が供給され、排出部4において加熱部6の熱により吸液部2内の燃料を加熱し、気化した燃料を排出部4の排出口42から排出して、図示しない反応器に供給するものである。そして、例えば反応器で水素ガスが生成されて、発電セルに供給される。
吸液部2は、棒状、具体的には例えば円柱状に形成された多孔質体からなる芯材であり、排出部4の嵌入部41に挿入されている。吸液部2は、例えば後述する図2に示すポンプ10から弾性チューブ5を介して供給される液体状の燃料を吸収し、排出部4の排出口42側へ浸透させるものである。多孔質体としては、例えば、アクリル系繊維等の無機繊維又は有機繊維を結合材(例えばエポキシ樹脂)で固めたものや、無機粉末を焼結したもの、無機粉末を結合材で固めたもの、グラファイトとグラッシーカーボンの混合体、無機繊維又は有機繊維からなる多数本の糸材を束ねて結合材で固めたものなどを適用することができる。また、上記の材料を複数種類混合したものを多孔質体として用いることも可能である。
収縮性チューブ3は、その内部に吸液部2が嵌入されていて、収縮性チューブ3の内周面と吸液部2の外周面とが密着している。収縮性チューブ3の長さは、吸液部2の長さよりも短く、吸液部2の基端部が収縮性チューブ3の基端部から突き出た位置に配置されている。収縮性チューブ3は、加熱前に熱収縮性を有する材料(例えばポリオレフィン、ポリフッ化ビニリデン等)により形成されている。加熱前に予め収縮性チューブ3内に吸液部2を挿入してから加熱することで、収縮性チューブ3を収縮させ、収縮性チューブ3と吸液部2とを隙間なく密着させている。なお、上記において、吸液部2は円柱状としたが、これに限らず、例えば四角柱、六角柱等の角柱状であってもよい。
排出部4は、吸液部2の基端部側に設けられ、後述する発熱体61の熱を吸液部2に伝導する本発明に係る熱伝導部である。この排出部4は、例えば金属により形成されていて、吸液部2の収縮性チューブ3により覆われていない部分を覆うように、吸液部2が嵌入されている。この排出部4には、吸液部2が嵌入される嵌入部41と、嵌入部41に連なって基端側(他端側)に位置する排出口42と、嵌入部41及び排出口42の継ぎ目外縁から突出したフランジ部43とが一体的に設けられており、吸液部2の嵌入部41の基端側へ浸透した燃料が加熱部6によって加熱され、気化されて排出口42から排出される。嵌入部41は吸液部2が嵌入されるよう筒状に形成されていている。排出口42は、嵌入部41の基端側略中央に形成されており、嵌入部41の内径よりも小さい直径となっている。フランジ部43には、温度センサ8が挿入される挿入穴44が径方向に沿って形成されている。なお、上記において、排出部4は金属により形成されるとしたが、排出部4は嵌入された吸液部2に加熱部6による熱を供給するとともに、挿入穴44に挿入される温度センサ8に吸液部2の温度を良好に伝熱する役割を有しており、金属の他、熱伝導率が比較的高い材料で形成するようにしてもよい。
弾性チューブ5は、その一端部の内部に排出部4の先端部及び収縮性チューブ3が嵌入されていて、排出部4の先端部及び収縮性チューブ3の外周面と弾性チューブ5の内周面とが密着している。そして、弾性チューブ5の他端部は、収縮性チューブ3の先端部から延出していて、燃料が送出される例えば図2のポンプ10に連結されている。
加熱部6は、排出部4における嵌入部41の基端部を覆い、吸液部2の嵌入部41の基端側へ浸透した燃料を加熱するように配置されている。加熱部6は、例えば加熱コイルからなる発熱体61と、発熱体61を被覆する耐熱性の接着剤62とから構成されている。発熱体61は嵌入部41の基端部周囲に巻かれており、接着剤62によって被覆されている。なお、上記において、加熱部6は加熱コイルからなる発熱体61と接着剤62とからなるとしたが、嵌入部41を加熱して排出部4に嵌入された吸液部2を加熱する機能を有するものであればよく、例えばシート状の発熱体を嵌入部41に巻き付けた構成を有するものであってもよい。
断熱ケース7は、例えば樹脂からなり、内部の温度を維持するために、弾性チューブ5の基端部及び排出部4の先端側(一端側)を覆って、加熱部6を覆っている。これにより、断熱ケース7の先端部からは弾性チューブ5の先端部が突出していて、断熱ケース7の基端部からは排出部4の排出口42が露出している。また、断熱ケース7には、フランジ部43の挿入穴44と連通する連通口71が形成されている。
温度センサ8は、熱電対、サーミスタ又は測温抵抗体であり、断熱ケース7の連通口71を介して排出部4の挿入穴44に埋め込まれている。これにより温度センサ8は、排出部4のフランジ部43を介して伝わる吸液部2の先端部分の温度を検出するようになっている。
図2は、本実施形態における気化部100を備えた気化装置1の制御を行うための構成を表すブロック図であり、図3は、本実施形態における気化装置1の制御部で用いられる電力流量テーブルの一例を表す図である。図2に示すように、気化装置1には、燃料タンク9から気化部100の弾性チューブ5を介して気化部100の吸液部2に燃料を供給するポンプ(供給部)10と、ポンプ10と気化部100における発熱体61とを温度センサ8の検出結果に基づいて制御する制御部11とが備えられている。制御部11には、CPU12と、各種制御プログラムや制御データを格納するROM13と、CPU12によりROM13内の制御プログラムが実行される際に、展開されるRAM14とが備えられている。また、制御部11には、CPU12の制御に基づき発熱体61の温度調節をするヒータドライバ15と、CPU12の制御に基づきポンプ10の流量調節をするポンプドライバ16とが備えられている。ここで、図2においては、燃料を供給する機構としてポンプ10を備え、制御部11がポンプ10の動作を制御することによってポンプ10から供給される燃料の流量を制御するものとしたが、これに限らず、例えばポンプとバルブを備え、制御部11がポンプとバルブの双方又は一方を制御して、燃料の流量を制御するものであってもよい。
ここで、制御データには、図3に示すような、加熱部6の温度をパラメータとして、発熱体61に対する供給電力と、ポンプ10の流量との関係を表す電力流量テーブルが含まれている。この電力流量テーブルは、気化部100の吸液部2において、発熱体61により燃料を加熱して、吸液部2を所望の設定温度に設定するようにしたとき、ポンプ10から供給される燃料の流量が増加すると燃料を設定温度に維持するために発熱体61から供給しなければならない発熱量が増加し、発熱体61に供給しなければならない供給電力の量が増加するという相関関係を示したものである。なお、図3の電力流量テーブルは、室温26.3〜26.4℃の室内でメタノール60重量%、水40重量%の燃料を気化装置1によって160℃(設定温度)に加熱する際の消費電力と流量との関係を表している。加熱温度を一定温度としたとき、発熱体61の消費電力とポンプ10から供給される燃料の流量とは一定の相関関係を有しており、図3は加熱温度を160℃としたときの消費電力と流量との相関関係を示しているが、加熱温度が異なると、この相関関係も異なるため、加熱温度の複数の設定条件について、予め実験若しくはシミュレーション等を行って、各条件に対応する電力流量テーブルを作成し、制御データとしてROM13内に格納しておく。
そして、制御部11は、温度センサ8の検出結果を基に発熱体61の温度を所望の設定温度に維持するようにヒータドライバ15から発熱体61に電力を供給し、発熱体61に供給する供給電力の値が、対応する電力流量テーブルより算出される、所望の設定温度においてポンプ10から供給する燃料の流量が所望の設定流量であるときの供給電力の値に近づくように、ポンプ10から供給する燃料の流量を制御する。
なお、本実施形態では、燃料としてメタノール60重量%、水40重量%の混合液を例示して説明したが、混合比はこれに限定されるものではない。また、エタノール、ギ酸、ヒドラジン、エチレングリコールなどの液体燃料も適用できる。
次に、気化装置1の駆動制御方法について説明する。
制御部11は、燃料供給開始タイミングになると、ポンプドライバ16によりポンプ10を制御して燃料の供給を開始する。この際、制御部11は、温度センサ8の検出結果に基づいて、発熱体61に電力を供給して、加熱部6内を通過する燃料の温度が予め設定された設定温度となるように温度調節を実行する。
燃料供給時においては、制御部11は、この設定温度に対応する電力流量テーブルに基づいて、ポンプ10から供給する燃料の流量を所望の設定流量に設定したときに発熱体61に供給するべき供給電力を算出し、発熱体61に対する供給電力が算出された供給電力の値になるようにポンプ10の動作を制御する。これにより、気化部100への燃料の供給量を制御することができるとともに、気化部100に供給された燃料を所望の温度に加熱することができる。
以上のように、本実施形態によれば、制御部11が温度センサ8の検出結果を基に発熱体61に電力を供給して発熱体61の温度を所望の設定温度に設定する際に、供給される燃料の流量を所望の設定流量としたときに発熱体61に供給するべき供給電力を算出し、発熱体61に供給する供給電力が算出された供給電力の値に近づくようにポンプ10における流量を制御しているので、温度センサ8が実質的に流量センサとして使用されることになる。これにより、流量センサを省略することができ、気化装置1自体の小型化を向上させることができる。そして、流量センサを省略できると、システム自体が簡略化されるので、消費電力を低減することができる。
ここで、本実施形態では、燃料が液体で存在する温度範囲の環境に気化装置1がおかれている場合を前提としている。このため、燃料の温度状態に依存する顕熱や、外気温の変化に依存する断熱ケース7からの放熱量の変化は、燃料の気化熱に比して微小であるため、気化熱を補う発熱体61の消費電力に依存した燃料流量制御が可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、発熱体61に供給する電力が温度センサ8の検出結果に基づいて算出された供給電力となるように、制御部11がポンプ10を制御する場合を例示して説明したが、これ以外の方式で流量調整を行うことも可能である。例えば、制御部11は、電力流量テーブルを基にして、所望の設定流量に対応する供給電力を決定し、当該供給電力により発熱体61を制御し、その後、温度センサ8の検出結果が所望の設定温度に近づくようにポンプ10の流量を制御する場合が挙げられる。このような方式においても流量センサを省略することが可能である。
本発明に係る気化装置における気化部の概略構成を表す断面図である。 本実施形態における気化部を備えた気化装置の制御を行うための構成を表すブロック図である。 本実施形態における気化装置の制御部で用いられる電力流量テーブルの一例を表す図である。
符号の説明
1 気化装置
2 吸液部
3 収縮性チューブ
4 排出部(熱伝導部)
5 弾性チューブ
6 加熱部
7 断熱ケース
8 温度センサ
9 燃料タンク
10 ポンプ(供給部)
11 制御部
15 ヒータドライバ
16 ポンプドライバ
41 嵌入部
42 排出口
43 フランジ部
44 挿入穴
61 発熱体
62 接着剤
71 連通口
100 気化部

Claims (8)

  1. 供給された電力に応じて加熱されて液体を気化する加熱部と、
    前記加熱部に前記液体を供給する供給部と、
    前記加熱部の温度を検出する温度センサと、
    前記温度センサの検出値に基づいて所望の設定温度に維持するよう加熱部に電力を供給し、前記設定温度における電力流量テーブルに基づいて液体の流量が所望の設定流量であるときの供給電力を算出し、前記加熱部に供給する電力が前記算出された供給電力の値となるよう前記供給部の動作を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする気化装置。
  2. 請求項1記載の気化装置において、
    前記電力流量テーブルは、前記加熱部の温度をパラメータとして前記供給電力の値と前記供給流量との関係を記憶していることを特徴とする気化装置。
  3. 請求項1又は2に記載の気化装置において、
    前記供給部から供給される前記液体を一端部から吸収し、吸収した前記液体を他端部へ浸透する吸液部をさらに備え、
    前記加熱部は、前記吸液部の前記他端部側を加熱する発熱体を有することを特徴とする気化装置。
  4. 請求項3記載の気化装置において、
    前記吸液部の前記他端部側及び前記発熱体を覆う断熱ケースをさらに備えることを特徴とする気化装置。
  5. 請求項3又は4記載の気化装置において、
    前記吸液部の前記他端部側に設けられ、前記発熱体の熱を前記吸液部に伝導する熱伝導部をさらに備えることを特徴とする気化装置。
  6. 請求項5記載の気化装置において、
    前記温度センサは、前記熱伝導部に設けられていることを特徴とする気化装置。
  7. 液体が供給され、供給された電力に応じて加熱されて前記液体を気化する加熱部を有する気化装置の駆動制御方法であって、
    前記加熱部の温度を検知する温度センサの検出値に基づいて所望の設定温度に維持するよう加熱部に電力を供給し、前記設定温度における電力流量テーブルに基づいて液体の流量が所望の設定流量であるときの供給電力を算出し、前記加熱部に供給する電力が前記算出された供給電力の値となるよう前記供給部の動作を制御することを特徴とする駆動制御方法。
  8. 請求項7記載の駆動制御方法において、
    前記液体の供給流量の制御は、予め記憶された、前記加熱部の温度をパラメータとして前記供給電力の値と前記供給流量との関係を示す前記電力流量テーブルに基づいて行われることを特徴とする駆動制御方法。
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