JP4995765B2 - 画像記録装置及び画像記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像記録装置及び画像記録方法に係り、特に画像の加工を行うことが可能な画像記録装置及び画像記録方法に関する。
特許文献1には、編集画像の属性データとして元画像へのリンク情報を保存する画像管理システムが開示されている。
特開2005−78162号公報
画像を加工した後に、加工後の画像をオリジナルの画像とは別の画像ファイルに保存すると、加工後の画像と元画像とを相互に参照したい場合に、対応する画像ファイルを探し出すのが困難であった。
特許文献1は、編集画像に元画像へのリンク情報を保存することにより、編集画像から元画像を呼び出すことを可能にしたものである。しかしながら、特許文献1では、編集画像を保存した後に元画像の保存場所が変更されると、元画像を呼び出すことができなくなるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、加工後の画像と元画像とを相互に参照することを容易にした画像記録装置及び画像記録方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る画像記録装置は、画像ファイルを記録する第1の記録手段と、前記画像ファイルに含まれる画像データの加工指示を受け付ける加工指示受付手段と、前記加工指示を受け付けた場合に、前記画像ファイルに含まれる画像データであって、前記加工指示に基づく加工前の画像ファイルに含まれる画像データを一時記憶する一時記憶手段と、前記加工指示に基づいて前記第1の記録手段に記録されている前記画像ファイルに含まれる画像データを加工する加工手段と、前記加工指示に基づく加工後の画像データの保存指示を受け付ける保存指示受付手段と、前記保存指示を受け付けた場合に、前記一時記憶した加工前の画像ファイルに含まれていたすべての画像データと、前記加工後の画像データとを同一の画像ファイルに格納して、該画像ファイルを第2の記録手段に記録する記録制御手段とを備える。
上記第1の態様によれば、加工前の画像ファイルに含まれる画像データと、加工後の画像データを1つの画像ファイル(マルチピクチャファイル)に格納するようにしたので、加工前後の画像データを読み出して相互に参照することが容易になる。また、本態様によれば、加工前後の画像データの移動及び削除を同時に行うことができるので、画像データの管理が容易になる。
本発明の第2の態様に係る画像記録装置は、上記第1の態様において、前記一時記憶手段が、前記加工指示が入力されるごとに、該加工指示に応じて加工された各段階の画像データを一時記憶し、前記記録制御手段が、前記加工後の画像データの保存指示を受け付けると、各段階の画像データを、前記一時記憶した画像データ、及び前記加工後の画像データとともに同一の画像ファイルに格納するように構成したものである。
上記第2の態様によれば、加工後の画像データと、加工前の画像ファイルに含まれる画像データとともに、画像の加工途中の各段階の画像データを1つの画像ファイル(マルチピクチャファイル)に格納するようにしたので、加工前後及び加工途中の画像データを読み出して相互に参照することが容易になる。
本発明の第3の態様に係る画像記録装置は、上記第1又は第2の態様において、前記記録制御手段が、前記加工後の画像データを前記画像ファイルの先頭に格納するように構成したものである。
上記第3の態様は、加工後の画像データを、例えば、一覧表示用画像(サムネイル画像)とすることができる。
本発明の第4の態様に係る画像記録装置は、上記第1又は第2の態様において、前記記録制御手段が、前記画像ファイルの先頭から、前記画像データを加工された順番に格納するように構成したものである。
上記第4の態様は、画像データを加工したときの変遷を時系列順で確認するのに好適である。
本発明の第5の態様に係る画像記録装置は、上記第1又は第2の態様において、前記記録制御手段が、前記画像ファイルの先頭から、前記画像データを加工された順番の逆の順番に格納するように構成したものである。
上記第5の態様は、画像データを最新の加工結果から遡って検索するのに好適である。
本発明の第6の態様に係る画像記録装置は、上記第1から第5の態様において、前記画像データを前記画像ファイルに記録するときの順序の指定を受け付ける順序指定受付手段を更に備える。
上記第6の態様によれば、画像データの保存順序を指定することができる。
本発明の第7の態様に係る画像記録装置は、上記第1から第6の態様において、前記記録制御手段が、前記画像データの記録順序を前記画像ファイルの付加情報として記録するように構成したものである。
上記第7の態様によれば、付加情報を読み込むことで、画像データの加工順序を利用して画像ファイルを利用することができる。
本発明の第8の態様に係る画像記録方法は、第1の記録手段に記録された画像ファイルに含まれる画像データの加工指示を受け付けると、前記画像ファイルに含まれる画像データであって、前記加工指示に基づく加工前の画像ファイルに含まれる画像データを一時記憶し、前記加工指示に基づいて前記第1の記録手段に記録されている前記画像ファイルに含まれる画像データを加工し、前記加工指示に基づく加工後の画像データの保存指示を受け付けると、前記一時記憶した加工前の画像ファイルに含まれていたすべての画像データと、前記加工後の画像データとを同一の画像ファイルに格納して、該画像ファイルを第2の記録手段に記録するように構成したものである。
本発明の第9の態様に係る画像記録方法は、上記第8の態様において、前記加工指示が入力されるごとに、該加工指示に応じて加工された各段階の画像データを一時記憶し、前記加工後の画像データの保存指示を受け付けると、各段階の画像データを、前記一時記憶した画像データ、及び前記加工後の画像データとともに同一の画像ファイルに格納するように構成したものである。
本発明の第10の態様に係る画像記録方法は、上記第8又は第9の態様において、前記加工後の画像データを前記画像ファイルの先頭に格納するように構成したものである。
本発明の第11の態様に係る画像記録方法は、上記第8又は第9の態様において、前記画像ファイルの先頭から、前記画像データを加工された順番に格納するように構成したものである。
本発明の第12の態様に係る画像記録方法は、上記第8又は第9の態様において、前記画像ファイルの先頭から、前記画像データを加工された順番の逆の順番に格納するように構成したものである。
本発明の第13の態様に係る画像記録方法は、上記第8から第12の態様において、前記画像データを前記画像ファイルに記録するときの順序の指定を受け付けるように構成したものである。
本発明の第14の態様に係る画像記録方法は、上記第8から第13の態様において、前記画像データの記録順序を前記画像ファイルの付加情報として記録するように構成したものである。
本発明によれば、加工後の画像データと、加工前の画像ファイルに含まれる画像データとを1つの画像ファイル(マルチピクチャファイル)に格納するようにしたので、加工前後の画像データを読み出して相互に参照することが容易になる。また、本発明によれば、加工前後の画像データの移動及び削除を同時に行うことができるので、画像データの管理が容易になる。
以下、添付図面に従って本発明に係る画像記録装置及び画像記録方法の好ましい実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置の主要構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像記録装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)によって構成されており、撮影装置又はメモリカード24からの記録用画像ファイルの読み込み、記録用画像ファイルの保存、編集等を行うための装置である。
図1に示すように、中央処理装置(CPU)12は、バス14を介して画像記録装置10内の各ブロックに接続されており、各ブロックの動作を制御する。
主メモリ16は、制御プログラムが格納される記憶領域や、プログラム実行時の作業領域を含んでいる。
ハードディスク装置18には、画像記録装置10のオペレーティングシステム(OS)や、各種のアプリケーションソフト、カメラ100又はメモリカード24から読み込まれた画像ファイルが格納される。
CD−ROM装置20は、図示せぬCD−ROMからのデータの読み込みを行う。
カードインターフェース部(カードI/F)22は、メモリカード24から画像データを読み取る。
表示メモリ26は、表示用データを一時記憶する。モニタ28は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)モニタや液晶モニタにより構成され、この表示メモリ26から出力される画像データ、文字データ等に基づいて画像や文字等を表示する。
画像記録装置10は、ユーザからの操作入力を受け付ける操作部としてキーボード30及びマウス32を備えている。キーボード30及びマウス32はユーザからの操作入力に応じた信号をCPU12に入力する。マウスコントローラ34は、マウス32の状態を検出してモニタ28上のマウスポインタの位置や、マウス32の状態等の信号をCPU12に出力する。なお、ポインティングデバイスとしては、マウス32のほか、タッチパネルやタッチパッド等を用いることができる。
オーディオ入出力回路36には、マイク38及びスピーカ40が接続され、各種の音声信号が入力されるとともに、キーボード30等からの操作入力に応じて各種動作音が再生出力される。
通信インターフェース部(通信I/F)42は、ネットワークNWを介した通信を行う際に所定の信号変換及び信号の受け渡しを行う。
カメラ接続インターフェース部(カメラ接続I/F)44は、カメラ100との間でデータの送受信を行う際に所定の信号変換及び信号の受け渡しを行う。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置による画像の加工処理を示す機能ブロック図である。なお、下記の各ブロックの機能は、例えば、CPU12によって実現される。
操作解析部52は、操作部50から画像データの加工指示及び加工後の画像の保存指示の入力を受け付ける。
画像加工部54は、操作部50から入力された画像データの加工指示に従って画像の加工を行う。
一時記憶部56は、操作部50から画像データの加工指示が入力された場合に、加工前の画像ファイルに含まれる画像データを一時記憶する。
保存制御部58は、操作部50から加工後の画像データの保存指示が入力された場合に、一時記憶部56に一時記憶された加工前の画像データと加工後の画像データとを同一の画像ファイル(マルチピクチャファイル)F10に格納し、当該マルチピクチャファイルF10を画像記録部60(例えば、ハードディスク装置18又はメモリカード24)に記録する。
図3は、加工後の画像ファイルのデータ構造を示す図であり、図4は、そのヘッダ情報のデータ構造を示す図である。
図3に示すように、加工後の画像ファイルF10は、複数の画像データを含む画像ファイルであり、主画像領域A10と、拡張データ領域A12とを含んでいる。主画像領域A10には、加工後の画像データP(n)が主画像データ(代表画像データ)として格納される。拡張データ領域A12には、加工前の画像ファイルに含まれていた画像データP(n−1),…,P(0)が格納される。
図4に示すように、画像ファイルF10の主画像領域A10には、付加情報(APPx Header)が含まれている。付加情報(APPx Header)のIFD0領域には、画像ファイルに固有の(ユニークな)ID情報、及びマルチピクチャファイル管理情報D10が格納されている。ここで、マルチピクチャファイル管理情報D10は、画像ファイルF10がマルチピクチャファイルであること、即ち、主画像領域A10の後に拡張データ領域A12を含むことを示す情報及び画像データの記録順序を示す情報が含まれている。画像記録装置10は、このマルチピクチャファイル管理情報D10を取得すると、当該画像ファイルF10がマルチピクチャファイルであると判断し、各画像データP(n),P(n−1),…,P(0)を読み込んで表示する。
拡張データ領域A12内の画像データP(n−1),…,P(0)には個別に付加情報(Header)が付加されている。
なお、図中のSOI(Start of Image)及びEOI(End of Image)は、それぞれ各画像データの読み込み開始位置及び終了位置を示すマーカである。
本実施形態に係る画像記録装置10は、加工前の画像ファイルがマルチピクチャファイルF10の場合、当該画像ファイルに含まれる画像データP(n),P(n−1),…,P(0)のうち所望のものを指定して画像を加工することが可能となっている。
マルチピクチャファイルF10中の主画像データP(n)を加工して保存した場合、加工して得られた画像データP(n+1)が主画像領域A10に格納され、加工前の画像データP(n),…,P(0)が拡張データ領域A12に格納されたマルチピクチャファイルF10′が生成される。これにより、図3及び図4に示すように、元画像データP(n−1)から加工指示及び保存指示が入力された画像データが順番に記録されたマルチピクチャファイルが生成される。
次に、マルチピクチャファイルF10中の画像データP(i)(0≦i<n)を加工して保存した場合について説明する。
図5から図7は、マルチピクチャファイルF10中の画像データP(i)(0≦i<n)を加工して保存した場合に新たに生成されるマルチピクチャファイルのデータ構造の実施例を模式的に示す図である。
図5に示す例では、マルチピクチャファイルF10中の画像データP(i)(0≦i<n)を加工して保存した場合に、画像データP(i)を加工して得られた画像データP′(i+1)を主画像領域A10に格納し、加工前の画像データP(i)を拡張データ領域A12に格納するマルチピクチャファイルF10′が生成される。
図6に示す例では、マルチピクチャファイルF10中の画像データP(i)(0≦i<n)を加工して保存した場合に、画像データP(i)を加工して得られた画像データP′(i+1)を主画像領域A10に格納し、加工前の画像データP(0),…,P(i)を拡張データ領域A12に格納するマルチピクチャファイルF10′が生成される。
図7に示す例では、マルチピクチャファイルF10中の画像データP(i)(0≦i<n)を加工して保存した場合に、画像データP(i)を加工して得られた画像データP′(i+1)を主画像領域A10に格納し、加工前の画像データP(0),…,P(n)を拡張データ領域A12に格納するマルチピクチャファイルF10′が生成される。更に、図7に示す例では、マルチピクチャファイル管理情報D10に、画像データP′(i+1)がP(i)を加工したものであることを示す情報が格納される。
図8は、本発明の第1の実施形態に係る画像の加工処理の流れを示すフローチャートである。
まず、操作部50から画像を加工する指示が入力されると(ステップS10のYes)、加工前の画像ファイルに含まれる画像データが一時記憶部56に一時記憶される(ステップS12)。そして、上記の画像の加工指示に応じて画像データが加工される(ステップS14)。
次に、加工された画像データの保存指示が入力されると(ステップS16のYes)、加工前の画像のファイルがマルチピクチャファイルでない場合には(ステップS18のNo)、一時記憶部56に保存されていた画像データと加工後の画像データとが同一のマルチピクチャファイル内に格納される(ステップS20)。一方、加工前の画像のファイルがマルチピクチャファイルの場合には(ステップS18のYes)、一時記憶部56に保存されていたすべての画像データと加工後の画像データとが同一のマルチピクチャファイル内に格納される(ステップS22)。
一方、画像データが加工された後(ステップS14)、加工された画像の保存しない旨の指示が入力された場合(ステップS16のNo)、加工された画像が破棄される(ステップS24のYes、S26)。そして、一時記憶部56に保存されていた画像データが読み込まれ(ステップS28)、画像の加工が再開される(ステップS10)。また、加工された画像の保存しない旨の指示が入力され(ステップS16のNo)、且つ画像の加工を終了する旨の指示が入力された場合には(ステップS24のNo)、画像ファイルに変更は加えられずに終了する。
本実施形態によれば、加工後の画像データと、加工前の画像ファイルに含まれる画像データとを1つの画像ファイル(マルチピクチャファイル)に格納するようにしたので、加工前後の画像データを読み出して相互に参照することが容易になる。また、本実施形態によれば、加工前後の画像データの移動及び削除を同時に行うことができるので、画像データの管理が容易になる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る画像の加工処理の流れを示すフローチャートである。
まず、操作部50から画像を加工する指示が入力されると(ステップS30のYes)、加工前の画像ファイルに含まれる画像データが一時記憶部56に一時記憶される(ステップS32)。そして、上記の画像の加工指示に応じて画像データが加工される(ステップS34)。ステップS30からS34では、加工前の画像ファイルがマルチピクチャファイルの場合、当該画像ファイルに含まれる画像データのうち所望のものを指定して画像を加工することが可能となっている。
次に、加工された画像に対して更に加工(編集)指示が入力された場合には(ステップS36のYes、S30のYes)、加工前の途中段階画像が一時記憶部56に一時記憶された後(ステップS34)、画像が加工される(ステップS36)。
次に、加工された画像の保存指示が入力されると(ステップS38のYes)、加工前の画像のファイルがマルチピクチャファイルでない場合には(ステップS40のNo)、一時記憶部56に保存されていた画像データと加工後の画像データとが同一のマルチピクチャファイル内に格納される(ステップS42)。一方、加工前の画像のファイルがマルチピクチャファイルの場合には(ステップS40のYes)、一時記憶部56に保存されていたすべての画像データと加工後の画像データとが同一のマルチピクチャファイル内に格納される(ステップS44)。また、画像データの格納順序に関する情報がマルチピクチャファイル管理情報に格納される。
一方、画像データが加工された後、加工された画像の保存しない旨の指示が入力された場合(ステップS38のNo)、加工された画像が破棄される(ステップS46のYes、S48)。そして、一時記憶部56に保存されていた加工前の画像データが読み込まれ(ステップS50)、画像の加工が再開される(ステップS30)。また、加工された画像の保存しない旨の指示が入力され(ステップS38のNo)、且つ画像の加工を終了する旨の指示が入力された場合には(ステップS46のNo)、画像ファイルに変更は加えられずに終了する。
本実施形態によれば、加工後の画像データと、加工前の画像ファイルに含まれる画像データとともに、画像の加工途中の各段階の画像データを1つの画像ファイル(マルチピクチャファイル)に格納するようにしたので、加工前後及び加工途中の画像データを読み出して相互に参照することが容易になる。また、本実施形態によれば、加工前後の画像データの移動及び削除を同時に行うことができるので、画像データの管理が容易になる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る画像記録装置による画像の加工処理を示す機能ブロック図である。
本実施形態に係る画像記録装置10は、保存順序制御部62を備えている。保存順序制御部62は、操作部50からの保存順序の指定入力に従って、画像データの保存順序を指定する。
保存制御部58は、操作部50から加工後の画像データの保存指示が入力された場合に、上記保存順序の指定に従って、一時記憶部56に一時記憶された加工前の画像データと、加工後の画像データとをマルチピクチャファイルF10に格納する。
図11に示す例では、マルチピクチャファイルF10の先頭の主画像領域A10に元画像データ(加工前の画像データ)P(0)が格納されており、拡張データ領域A12には加工の各段階の画像データP(1),…,P(n)が時系列順に格納されている。図11に示す例は、画像データを加工したときの変遷を時系列順で確認するのに好適である。
図12に示す例では、マルチピクチャファイルF10の先頭の主画像領域A10に最新の加工結果が反映された画像データP(n)が格納されており、拡張データ領域A12には加工の各段階の画像データP(n−1),…,P(0)が加工された順序とは逆の順序で格納されている。画像データの加工は後の工程ほど微調整が多くなる傾向がある。例えば、回転、トリミング、色調補正の順で行われる。このため、画像の加工を途中からやり直す場合には、最新の画像から遡る方が効率的な検索が可能になる。図12に示す例は、画像データを最新の加工結果から遡って検索するのに好適である。
図13は、本発明の第3の実施形態に係る画像の加工処理の流れを示すフローチャートである。
まず、操作部50から画像を加工する指示が入力されると(ステップS60のYes)、加工前の画像ファイルに含まれる画像データが一時記憶部56に一時記憶される(ステップS62)。そして、上記の画像の加工指示に応じて画像データが加工される(ステップS64)。ステップS60からS64では、加工前の画像ファイルがマルチピクチャファイルの場合、当該画像ファイルに含まれる画像データのうち所望のものを指定して画像を加工することが可能となっている。
次に、加工された画像を更に加工(編集)する指示が入力された場合には(ステップS66のYes、S60のYes)、加工前の途中段階画像が一時記憶部56に一時記憶された後(ステップS64)、画像が加工される(ステップS66)。
次に、加工された画像の保存指示が入力されると(ステップS68のYes)、操作部50からの保存順序の指定入力に従って、拡張データ領域A12における画像データの保存順序が指定される(ステップS70)。なお、保存順序の指定は、保存指示の都度行うようにしてもよいし、事前に保存順序の指定を記憶しておくようにしてもよい。
次に、加工前の画像のファイルがマルチピクチャファイルでない場合には(ステップS72のNo)、一時記憶部56に保存されていた画像データと加工後の画像データとが同一のマルチピクチャファイル内に格納される(ステップS74)。一方、加工前の画像のファイルがマルチピクチャファイルの場合には(ステップS72のYes)、一時記憶部56に保存されていたすべての画像データと加工後の画像データとが同一のマルチピクチャファイル内に格納される(ステップS76)。ステップS74及びS76では、一時記憶部56に保存されていた画像データが、ステップS70において指定された保存順序でマルチピクチャファイルの拡張データ領域A12内に格納される。
一方、画像データが加工された後、加工された画像の保存しない旨の指示が入力された場合(ステップS68のNo)、加工された画像が破棄される(ステップS78のYes、S80)。そして、一時記憶部56に保存されていた加工前の画像データが読み込まれ(ステップS82)、画像の加工が再開される(ステップS60)。また、加工された画像の保存しない旨の指示が入力され(ステップS68のNo)、且つ画像の加工を終了する旨の指示が入力された場合には(ステップS78のNo)、画像ファイルに変更は加えられずに終了する。
本実施形態によれば、画像データの保存順序を指定することができる。
なお、本発明は、PC以外の画像記録装置(例えば、撮像装置)にも適用することができる。また、本発明は、上記画像記録装置に適用するアプリケーションプログラムとしても提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置の主要構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置による画像の加工処理を示す機能ブロック図 加工後の画像ファイルのデータ構造を示す図 加工後の画像ファイルのヘッダ情報のデータ構造を示す図 マルチピクチャファイルF10中の画像データP(i)(0≦i<n)を加工して保存した場合に新たに生成されるマルチピクチャファイルのデータ構造の第1の実施例を模式的に示す図 マルチピクチャファイルF10中の画像データP(i)(0≦i<n)を加工して保存した場合に新たに生成されるマルチピクチャファイルのデータ構造の第2の実施例を模式的に示す図 マルチピクチャファイルF10中の画像データP(i)(0≦i<n)を加工して保存した場合に新たに生成されるマルチピクチャファイルのデータ構造の第3の実施例を模式的に示す図 本発明の第1の実施形態に係る画像の加工処理の流れを示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る画像の加工処理の流れを示すフローチャート 本発明の第3の実施形態に係る画像記録装置10による画像の加工処理を示す機能ブロック図 画像の保存順序の一実施例を示す図 画像の保存順序の別の実施例を示す図 本発明の第3の実施形態に係る画像の加工処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
10…画像記録装置、12…CPU、14…バス、16…主メモリ、18…ハードディスク装置、20…CD−ROM装置、22…カードインターフェース部(カードI/F)、24…メモリカード、26…表示メモリ、28…モニタ、30…キーボード、32…マウス、34…マウスコントローラ、36…オーディオ入出力回路、38…マイク、40…スピーカ、42…通信インターフェース部(通信I/F)、44…カメラ接続インターフェース部(カメラ接続I/F)、100…カメラ、50…操作部、52…操作解析部、54…画像加工部、56…一時記憶部、58…保存制御部、60…画像記録部、62…保存順序制御部

Claims (14)

  1. 画像ファイルを記録する第1の記録手段と、
    前記画像ファイルに含まれる画像データの加工指示を受け付ける加工指示受付手段と、
    前記加工指示を受け付けた場合に、前記画像ファイルに含まれる画像データであって、前記加工指示に基づく加工前の画像ファイルに含まれる画像データを一時記憶する一時記憶手段と、
    前記加工指示に基づいて前記第1の記録手段に記録されている前記画像ファイルに含まれる画像データを加工する加工手段と、
    前記加工指示に基づく加工後の画像データの保存指示を受け付ける保存指示受付手段と、
    前記保存指示を受け付けた場合に、前記一時記憶した加工前の画像ファイルに含まれていたすべての画像データと、前記加工後の画像データとを同一の画像ファイルに格納して、該画像ファイルを第2の記録手段に記録する記録制御手段と、
    を備える画像記録装置。
  2. 前記一時記憶手段は、前記加工指示が入力されるごとに、該加工指示に応じて加工された各段階の画像データを一時記憶し、
    前記記録制御手段は、前記加工後の画像データの保存指示を受け付けると、各段階の画像データを、前記一時記憶した画像データ、及び前記加工後の画像データとともに同一の画像ファイルに格納する、請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記記録制御手段は、前記加工後の画像データを前記画像ファイルの先頭に格納する、請求項1又は2記載の画像記録装置。
  4. 前記記録制御手段は、前記画像ファイルの先頭から、前記画像データを加工された順番に格納する、請求項1又は2記載の画像記録装置。
  5. 前記記録制御手段は、前記画像ファイルの先頭から、前記画像データを加工された順番の逆の順番に格納する、請求項1又は2記載の画像記録装置。
  6. 前記画像データを前記画像ファイルに記録するときの順序の指定を受け付ける順序指定受付手段を更に備える請求項1から5のいずれか1項記載の画像記録装置。
  7. 前記記録制御手段は、前記画像データの記録順序を前記画像ファイルの付加情報として記録する、請求項1から6のいずれか1項記載の画像記録装置。
  8. 第1の記録手段に記録された画像ファイルに含まれる画像データの加工指示を受け付けると、前記画像ファイルに含まれる画像データであって、前記加工指示に基づく加工前の画像ファイルに含まれる画像データを一時記憶し、
    前記加工指示に基づいて前記第1の記録手段に記録されている前記画像ファイルに含まれる画像データを加工し、
    前記加工指示に基づく加工後の画像データの保存指示を受け付けると、前記一時記憶した加工前の画像ファイルに含まれていたすべての画像データと、前記加工後の画像データとを同一の画像ファイルに格納して、該画像ファイルを第2の記録手段に記録する、画像記録方法。
  9. 前記加工指示が入力されるごとに、該加工指示に応じて加工された各段階の画像データを一時記憶し、
    前記加工後の画像データの保存指示を受け付けると、各段階の画像データを、前記一時記憶した画像データ、及び前記加工後の画像データとともに同一の画像ファイルに格納する、請求項8記載の画像記録方法。
  10. 前記加工後の画像データを前記画像ファイルの先頭に格納する、請求項8又は9記載の画像記録方法。
  11. 前記画像ファイルの先頭から、前記画像データを加工された順番に格納する、請求項8又は9記載の画像記録方法。
  12. 前記画像ファイルの先頭から、前記画像データを加工された順番の逆の順番に格納する、請求項8又は9記載の画像記録方法。
  13. 前記画像データを前記画像ファイルに記録するときの順序の指定を受け付ける、請求項8から12のいずれか1項記載の画像記録方法。
  14. 前記画像データの記録順序を前記画像ファイルの付加情報として記録する、請求項8から13のいずれか1項記載の画像記録方法。
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