JP4993073B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
ところが、各種配線の接続は、通常、遊技機の完成間近に行われることからその時点まで基板ボックスを封止状態としないものとすると、ROMのすり替えなどの不正が行われる危険性が増大し、制御基板本体についての不正防止性が低下する。
第1ケース及び第2ケースを有して内部に制御基板が設けられた基板ユニットであって、前記第1ケース側に設けられる第1封止部と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部と、前記第1封止部と前記第2封止部とを連結する第1の封止部材とを有し、前記封止部材によって前記第1封止部と前記第2封止部とが連結されている場合に前記制御基板を取り出すときには基板ユニットを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とする基板ユニットを備え、前記第1ケースに、前記制御基板に接続されるコネクタのための接続用窓部が設けられた遊技機において、
前記第1ケースに対して回動可能であり、前記コネクタに接続される配線を外部に導出する状態で前記第1ケースの前記接続用窓部を覆うことが可能な接続部カバーと、
前記接続部カバーに設けられた第3封止部と、
前記第3封止部に対応する第4封止部と、
前記接続部カバーが前記接続用窓部を覆う閉状態において、前記第3封止部と前記第4封止部とを連結する第2の封止部材と、を備え、
前記第2の封止部材によって前記第3封止部と前記第4封止部とが連結されている場合であって前記接続部カバーを開く場合には該接続部カバーを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とするように構成されており、
前記接続部カバーは、前記閉状態において前記コネクタの先端側を前記コネクタの全体に亘って覆う第1の板部と、前記第1の板部における前記第1ケースの中央側に対応する一側部に沿って形成された支軸と、前記第1の板部における前記支軸と反対側の一側部から前記制御基板側に延設された第2の板部とを有し、
前記第1ケースは、前記コネクタより当該第1ケースの中央側であって前記制御基板から前記コネクタの先端よりも離れた位置で前記支軸を保持する軸受を有し、
前記第2の板部は、前記制御基板側から切り欠くように形成された配線挿通口を有し、
前記配線は、前記第2の封止部材によって前記第3封止部と前記第4封止部とが連結されている場合において前記配線挿通口を通して前記基板ユニットから外部に導出されている、
ことを特徴としている。
第1ケース及び第2ケースとは、称呼上の区別であって、制御基板を収容する本体部或いはその蓋体部の何れを現すかは適宜に用いられるものであり、実施例では、制御基板を収容する本体部を第1ケースと呼称している。
第1ケース及び第2ケースを有して内部に制御基板が設けられた基板ユニットであって、前記第1ケース側に設けられる第1封止部と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部と、その第1封止部と第2封止部とを連結する第1の封止部材とを有し、その封止部材によって前記第1封止部と第2封止部とが連結されている場合に前記制御基板を取り出すときには基板ユニットを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とする基板ユニットを備え、前記第1ケースに、前記制御基板に接続されるコネクタのための接続用窓部が設けられた遊技機において
前記コネクタの配線を外部に導出する状態で前記接続用窓部を覆うことができるように接続部カバーを前記第1ケースに開閉自在に設け、
該接続部カバーに第3封止部を設け、
該第3封止部に対応する第4封止部を備え、
前記接続部カバーの閉状態において、前記第3封止部と第4封止部とを第2の封止部材を用いて連結し、その封止部材によって前記第3封止部と第4封止部とが連結されている場合に前記接続部カバーを開閉するときには該接続部カバーを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とするように構成してある、
ことを特徴とする。
また、前記接続部カバーは第1ケース及び第2ケースとは別部品ではあるが、第1ケースに接続部カバーを開閉自在に設けるようにしたことによって、制御基板に各種配線を接続する際に接続部カバーを開状態としておくだけで基板ユニットから取り外したり、取り付けたりする必要がなく、接続部カバーを紛失する虞れもなくて、前記配線の接続作業が簡易化される。
前記第4封止部を第2ケースに設けてあることを特徴とする。
このように、第4封止部を第2ケースに設けたことで、第2ケースの成型時に第4封止部も同時に形成できて簡単であると共に接続部カバーの封止が行われた状態は、この接続部カバーの自体の封止は勿論ながら、この接続部カバーが第1ケースと第2ケースとを一体に封止することにもなるので、第1ケースと第2ケースとを封止状態にて結合する第1封止部と第2封止部と合わせて、第1ケースと第2ケースがダブルに封止されることにり、二重の封止が得られる。
前記第4封止部を基板ユニットの取付台に設けてあることを特徴とする。
このように、第4封止部を基板ユニットの取付台に設けたことで、取付台の成型時に第4封止部も同時に形成できて簡単であると共に接続部カバーの封止が行われた状態は、この接続部カバーの自体の封止は勿論ながら、この接続部カバーが、取付台を介して、第1ケースと第2ケースとを一体に封止することにもなるので、第1ケースと第2ケースとを封止状態にて結合する第1封止部と第2封止部と合わせて、第1ケースと第2ケースがダブルに封止されることになり、二重の封止が得られる。
また、接続部カバーの封止は、取付台を一体化するものであるので、第1ケースと第2ケースが取付台に載置された状態であれば、所用の組み立て工程中、何時でも行い得るのである。
前記第4封止部を第1ケースに設けてあることを特徴とする。
このように、第4封止部を第1ケースにのみ設けてある場合には、接続部カバーの封止は、第1ケースと第2ケースの封止とは無関係となり、従って、上述したダブルの封止機能は存在しないが、第1ケースと第2ケースの封止、開封に際して、この接続部カバーの封止を解除する必要がなく、余分な手間をかけることもないという利点がある。
この第4封止部を第1ケースと他の部位に設ける併用の場合には、接続部カバーの封止を異なる対象物にすることとなり、組み立ての異なるステップにおいて、例えば、早い段階では第1ケースの第4封止部を用い、一旦遊技盤に設置された後に一度第1ケースの第4封止部が開封された後では、例えば、取付台の第4封止部を用いる等、個別に選択して用いることも可能である。
前記接続部カバーの一側部に、該接続部カバーの長手方向に沿う軸心を持つ支軸が設けられ、前記第1ケースに対して回動可能に枢着され、前記接続用窓部を開閉できるように構成されている。
このように、接続部カバーを支軸周りに回動させる構成としたことで、接続用窓部の開閉をスムースに行い得る。
前記第1ケースに枢支連結のための軸受鈎部が設けられ、前記支軸が、前記接続部カバーの一側部に形成した開口により、該開口に隣接する前記接続部カバーの側部によって一体構成され、且つ、該開口が前記軸受鈎部の一部を挿通する大きさに形成されていることを特徴とする。
このように、支軸を、接続部カバーの一側部に形成した開口により構成したことで、格別に軸部材を準備する必要がなく、部品の兼用が可能であり、また、その開口が枢支連結に必要な軸受鈎部の一部の挿通を許容することで、ヒンジ連結を可能にしている。
前記接続部カバーの開口が所定の間隔を隔てて複数個形成されて対応する支軸を形成し、これに対応させて前記軸受鈎部が複数個設けられていることを特徴とする。
このように、支軸を複数個位置することによって、前記接続部カバーの第1ケースに対する支持を確実なものすることができ、安定した開閉を行い得ると共に1個であれば此れを破壊して容易に接続部カバーを取り外すことができるが、複数個備えられていることで、全てを破壊しなければ接続部カバーを取り外すことができなくなり、不正の封止解除に手間を要するようになる。
前記接続部カバーが、第1ケースの側壁に達して接当する前板部を有し、該前板部に、コネクタの配線を導出する少なくとも一つの配線挿通用スリットが、前記前板部の下端部から上端側に切り込む状態で設けられていることを特徴とする。
このように、前板部が延設されていることで、接続部カバーの封止時には第1ケースの側壁に接当する状態で接続用窓部を閉じることができ、また、該前板部の配線挿通用スリットをその下端部から上端側に切り込む状態で設けられていることで、その接続部カバーの封止時の回動につれて、コネクタの配線を配線挿通用スリットに容易に取り込むことができる。
前記接続用窓部を密着状態で覆い、少なくとも一つのコネクタ用開口部を有する第3ケースを、前記第1ケースの内側から着脱自在に取り付け得るように構成し、
前記第3ケースのうち、前記接続用窓部を覆う本体部の周辺部の一部に、前記窓部壁体の内側面に沿って設けられる内側壁体を立設させ、該内側壁体に複数の軸支持用板部を突設し、該軸支持用板部に対応させて前記窓部壁体に、該軸支持用板部を挿通するスリットが夫々設け、前記軸支持用板部が前記軸受鈎部の鈎形を閉じて軸受けを形成するように構成してあることを特徴とする。
そして、このように、少なくとも一つのコネクタ用開口部を有し、第1ケースの接続用窓部を密着状態で覆う第3ケースを設けたことにより、前記接続用窓部を介して制御基板に何らかの不正な細工を施すことが著しく困難となってより完全に不正行為を防止することが可能となる。加えて、第3ケースの本体部の周辺部の一部に内側壁体を立設させたことによって、この第3ケースを構造的に強度あるものとすることができて、基板ユニットの内部へのワイヤー、冶具等による不正侵入に際して、第3ケースを変形させようとしたときに容易に変形させることが難しくなり、不正侵入をより一層確実に防止できる。
また、この内側壁体を前記第1ケースの前記接続用窓部を形成する窓部壁体の内側面に密着するようにしていることで、内側壁体と窓部壁体とが重なる部分が生じ、且つ、内側壁体が本体部から立設されていることで、両者の間にワイヤー等を侵入させようとしても、内側壁体が邪魔になって直線的に侵入できないと共に両者間に侵入を開始できたとしても、前記両者の重なる部分を通過しなければならず、その侵入方向が制限されることとなって、ケース内部に対する不正を容易に行い得ないのである。
前記第1ケースの内側面に、前記第3ケースの内側壁体の上端部と嵌合する溝が設けられたことを特徴とする。
前記接続部カバーが、所定回数の曲げ伸ばしが可能なように形成された薄肉部分を介して前記第1ケースと一体的に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、より簡易な構造で接続部カバーを、姿勢切替可能に第1ケースに設けることが可能となる。接続部カバーはごく限られた回数(通常4回程度)の開閉だけが予定されたものであり、何十回、何百回の開閉を予定しないものであるから、接続部カバーを所定回数の曲げ伸ばしが可能なように形成された薄肉部分を介して第1ケースと一体的に形成することによって、少なくともその回数だけは前記薄肉部分を破壊することなく接続部カバーを開閉することができる。したがって、このような簡易な支持機構でも封止状態にて閉姿勢の接続部カバーを固定することが可能となる。また、薄肉部分は容易に破壊し得るものであるが、薄肉部分を破壊して何らかの不正を行ってもその痕跡は必ず残り、その事実は管理権限者の知るところとなるものであるから封止機能が損なわれることもない。
前記第1ケースに、前記接続用窓部及び前記制御基板の表面から所定距離離れて略水平方向に設けられる天板部と、前記接続用窓部及び前記天板部を繋ぐ窓部壁体とが設けられ、
前記第3ケースを、そのコネクタ用開口部より外側を覆うように在る所定部分と、それに対応する第1ケースの所定部分とが、それぞれ略平面形状に形成されて互いに接当する状態で、前記第1ケースの内側から着脱自在に取り付け得るように構成し、
前記第3ケースのうち、前記接続用窓部を覆う本体部の周辺部の一部に、前記窓部壁体の内側面に沿って設けられる内側壁体を立設させてあることを特徴とする。
前記内側壁体が、コの字の開口を前記第1ケースの外周側に向けた正面視でコの字を形成するように構成されていることを特徴とする。
前記第3ケースが、前記第1ケースに固定される前記制御基板により前記第1ケース側に押圧されて、前記第1ケースと密接するようにされていることを特徴とする。
前記第1ケースが透明又は半透明の合成樹脂で成型され、前記第3ケースの内側壁体の長手方向の内側壁体部分が、前記第1ケースの中心側に向けて、該第1ケースの壁体内面に近づく状態で略並行に延びて識別情報表示部に構成されていることを特徴とする。
前記第1ケースの壁体内面の所定位置に、箱状のCPUチップ収納部が設けられ、前記識別情報表示部が、前記CPUチップ収納部の長さを超える長さを有し、且つ、該CPUチップ収納部に対応する位置に配置され、該CPUチップ収納部に向けて延びるように構成されていることを特徴とする。
(パチンコ機の正面構成)
そして、樹脂ベース20の後側には、図4及び図5に示す遊技盤30が着脱可能に装着されている。図5に示すように、遊技盤30は四角形状の合板よりなり、上部一方のコーナーが肩落ちされており(後に述べる)、その周縁部が樹脂ベース20(内枠12)の裏側に当接した状態で取着されている。
そして、図4に示す通り、前記内枠12の外枠11に対する枢着部725に近い前記遊技盤30のコーナーが、図5に示すように、略三角形状(遊技盤の中心側は円弧状)に角落ち720されている。前記枢着部725は、図4に示すように、外枠11に固定のブラケット726(上端部)(下端部は図外)に、内枠12に固定の取り付け金具を枢着することで構成されている。
(パチンコ機の背面構成)
(特徴構成)
ここで、第1封止部71と第2封止部86とは対を成すものであり、この実施例では、第1制御基板ユニット201は、個別に使用される5対の封止部71,86を具備しており、夫々封止部材87を用いて封止されるように構成されたものであり、こうした封止構造は、公知に属するものと変わらないものであるから、ここでの詳細説明は省略する。
この識別情報表示部95は、前記第1ケース70と同様に、第3ケース90を形成する透明又は半透明の合成樹脂でもって、平板状に一体成型されているが、有色であってもよい。そして、この識別情報表示部95は、前記内側壁体長辺部分93aの長手方向の全長に亘って、僅かに斜めに延びて(斜め部分が8mm程度)、しかる後に、その内側壁体長辺部分93aに対して直角の方向に延びている(約23mm程度)。
このように、前記接続部カバー26の一側部に、該接続部カバー26の長手方向に沿う軸心を持つ支軸29が設けられ、前記第1ケース70に対して回動可能に枢着され、前記接続用窓部72を開閉できるように構成されている。このように、前記第1ケース70に枢支連結のための軸受鈎部28が設けられ、前記支軸29が、前記接続部カバー26の一側部に形成した開口26dにより、該開口26dに隣接する前記接続部カバー26の側部によって一体構成され、且つ、該開口26dが前記軸受鈎部28の一部を挿通する大きさに形成されている。また、前記接続部カバー26の開口26dが所定の間隔を隔てて6個形成されて対応する6本の支軸29を形成し、これに対応させて前記軸受鈎部28が6個設けられているのである。
更に、上述の軸受鈎部28が、接続用窓部72を形成するための平面視凹部の奥部から横外側に向けて所定の距離離れた位置に設けられていることで、前記接続部カバー26を回動させて開く時に、第1ケース70の外側面に衝突することなく、70乃至80度の開度が得られ、ここでは前板部26bが延長されて実質的にL形となっている接続部カバー26であるため、大きな開度が得られないと、コネクタの差し込み、抜き出しが容易に行い得ないところ、この実施例構造では、楽に行い得る。
また、第3封止部37は、その上部と下部に凹部を備えており、上部の凹部には、破断ネジ88の頭部が埋入され、下部の凹部には第4封止部39が嵌入する状態で破断ネジ88による封止が行われるように構成されている。この下部の凹部の構造によって、第3封止部37と第4封止部39の接当境界部が外部に露出するのを防ぎ、破断ネジ88がその境界部で切断されるのを防いでいる。
(作用)
そして、コネクタの配線を外部に導出する状態で前記接続用窓部72を覆うことができるように接続部カバー26を前記第1ケース70に開閉自在に設け、該接続部カバー26に第3封止部37を設け、該第3封止部37に対応する第4封止部39を第2ケース85に備え、前記接続部カバー26の閉状態において、前記第3封止部37と第4封止部39とを封止部材である破断ネジ88を用いて封止し、その封止部材によって前記第3封止部37と第4封止部39とが連結されている場合に前記接続部カバー26を開閉するときには該接続部カバー26を破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とするように構成してある。
また、第1ケース70の溝41と、突条93c及び内側壁体短辺部分93bの上端部との嵌合(凹凸嵌合)により、接続用窓部72において窓部壁体73と内側壁体93との隙間から異物を侵入させようとしても前記嵌合部分にてそれ以上の侵入が阻止されることになり、不正な細工が行われるのをより完全に防止することが可能となる。
以下、図11乃至図14を参照して、本発明の実施形態2を説明する。図11は、実施形態2の第1制御基板ユニットの分解図であり、図12は、平面図であり、図13は、接続部カバーが開姿勢であるときの図12のA−A線断面図、図14は、接続部カバーが閉姿勢であるときの図12のA−A線断面図である。
図11に示すように、実施形態2においては、接続部カバー26の第3封止部37と対になって閉姿勢の接続部カバー26を封止状態にて固定する第4封止部39Aが、第1制御基板ユニット201を遊技盤30の裏面に取り付けるための取付台40に設けられている一方、第2ケース85Aからは第4封止部が取り除かれている。実施形態2において、その余の構成は実施形態1と同じであるからその詳細説明は省略する。前記第4封止部39Aは、封止、開封を繰り返す際に、容易に取付台40から切り離しできるように、夫々細いリブ39bでもって、取付台40に連結されている。
このように、第2ケース85Aではなく、第1制御基板ユニット201を遊技盤30に取り付けるための取付台40に第4封止部39Aを設けることにより、基板ボックスを構成する第2ケース85Aの構造が簡素化されて、その小型化が可能となる。これにより、製造段階では独立した構成要素乃至は部品として取り扱われることの多い第1制御基板ユニット201の取り扱いが簡便となり、遊技機の製造工程が簡便化される。
尚、取付台40が遊技盤30の裏面に取り付けられるものであるので、遊技盤30の裏面に、基板ユニットを取り付けない別の支持部材を固定し、この支持部材に第4封止部39Aを備えるようすると、別部材が必要ではあるが、実質同じ効果が得られる。
以下、図15を参照して、本発明の実施形態3を説明する。図15は、実施形態3の要部詳細図であり、この実施形態3では、接続部カバー26の第3封止部37と対になって閉姿勢の接続部カバー26を封止状態にて固定する第4封止部39Bが第1ケース70Aに設けられる一方、第2ケース85Bからは第4封止部が取り除かれている。前記する第4封止部39Bは、封止、開封を繰り返す際に、容易に第1ケース70Aから切り離しできるように、夫々細いリブ39bでもって、第1ケース70Aに連結されている。実施形態3において、その余の構成は実施形態1と同じであるからその詳細説明は省略する。
このように、第2ケース85Bではなく、第1ケース70Aに第4封止部39Bを設けるものとすることにより、設計の自由度を大きくすることができる。
以下、図16を参照して、本発明の実施形態4を説明する。図16は、実施形態4の要部詳細図であり、実施形態4では、接続部カバー26Aと第1ケース70Aとを一体的に形成するとともに、その境界線に所定回数の曲げ伸ばしが可能な薄肉部分44を形成して、この薄肉部分44を曲げ伸ばしして接続部カバー26Aの所定回数の開閉が可能なようにしたものである。
これにより、より簡易な構造で接続部カバー26Aを、姿勢切替可能に第1ケース70Aに設けることが可能となる。接続部カバーはごく限られた回数(通常4回まで)の開閉だけが予定されたものであり、何十回、何百回の開閉を予定しないものであるから、このような簡易な支持機構でも封止状態にて閉姿勢の接続部カバーを固定することが可能となる。
86:第2封止部
87:第1の封止部材
70:第1ケース
72:接続用窓部
26:接続部カバー
37:第3封止部
39:第4封止部
88:第2の封止部材(破断ネジ)
Claims (3)
- 第1ケース及び第2ケースを有して内部に制御基板が設けられた基板ユニットであって、前記第1ケース側に設けられる第1封止部と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部と、前記第1封止部と前記第2封止部とを連結する第1の封止部材とを有し、前記封止部材によって前記第1封止部と前記第2封止部とが連結されている場合に前記制御基板を取り出すときには基板ユニットを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とする基板ユニットを備え、前記第1ケースに、前記制御基板に接続されるコネクタのための接続用窓部が設けられた遊技機において、
前記第1ケースに対して回動可能であり、前記コネクタに接続される配線を外部に導出する状態で前記第1ケースの前記接続用窓部を覆うことが可能な接続部カバーと、
前記接続部カバーに設けられた第3封止部と、
前記第3封止部に対応する第4封止部と、
前記接続部カバーが前記接続用窓部を覆う閉状態において、前記第3封止部と前記第4封止部とを連結する第2の封止部材と、を備え、
前記第2の封止部材によって前記第3封止部と前記第4封止部とが連結されている場合であって前記接続部カバーを開く場合には該接続部カバーを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とするように構成されており、
前記接続部カバーは、前記閉状態において前記コネクタの先端側を前記コネクタの全体に亘って覆う第1の板部と、前記第1の板部における前記第1ケースの中央側に対応する一側部に沿って形成された支軸と、前記第1の板部における前記支軸と反対側の一側部から前記制御基板側に延設された第2の板部とを有し、
前記第1ケースは、前記コネクタより当該第1ケースの中央側であって前記制御基板から前記コネクタの先端よりも離れた位置で前記支軸を保持する軸受を有し、
前記第2の板部は、前記制御基板側から切り欠くように形成された配線挿通口を有し、
前記配線は、前記第2の封止部材によって前記第3封止部と前記第4封止部とが連結されている場合において前記配線挿通口を通して前記基板ユニットから外部に導出されている、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記基板ユニットは、前記コネクタの配置に対応する開口部を有し、前記第1ケースに当接させるように前記第1ケースの内側から取り付けられた第3ケースを含み、
前記第1ケースは、前記接続用窓部の輪郭を形成する窓部壁体と、前記制御基板側から切り欠くように前記窓部壁体に形成されたスリットと、前記スリットにおける前記制御基板側と反対側の先端に設けられ、前記制御基板側に開口する鈎形である前記軸受としての軸受鈎部とを有し、
前記第3ケースは、前記窓部壁体の内側面に沿って当接した状態で配置される内側壁体と、前記内側壁体から突設され、前記スリットを塞ぐように、かつ、前記軸受鈎部の開口を塞ぐように配置される板部とを備える、
請求項1に記載の遊技機。 - 前記制御基板には、前記コネクタと共に他のコネクタが設けられ、
前記第2の板部は、前記配線挿通口と共に前記制御基板側から切り欠くように形成された他の配線挿通口を有し、
前記他のコネクタに対応する配線は、前記第2の封止部材によって前記第3封止部と前記第4封止部とが連結されている場合において前記他の配線挿通口を通して前記基板ユニットから外部に導出され、
前記第3封止部は、前記第2の板部において前記配線挿通口と前記他の配線挿通口との間に設けられている、
請求項1又は2に記載の遊技機。
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