JP5131442B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5131442B2 JP5131442B2 JP2007226868A JP2007226868A JP5131442B2 JP 5131442 B2 JP5131442 B2 JP 5131442B2 JP 2007226868 A JP2007226868 A JP 2007226868A JP 2007226868 A JP2007226868 A JP 2007226868A JP 5131442 B2 JP5131442 B2 JP 5131442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- spacer
- game
- ball
- game board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
このような構成の遊技機としては、次のものが挙げられる。
前面側に遊技領域が形成される遊技盤と、
前記遊技盤の裏面側に配置され、基板ボックス及び前記基板ボックスに収容された制御基板を有する制御装置と、
前記制御装置を回動可能に支持する支持部材と、
前記制御装置と前記遊技盤との間に配置され、前記制御装置と前記遊技盤との間の空間を囲う周壁を有する中間部材と、
前記遊技盤に設けられる所定の入球手段と、
前記入球手段に係る電気部品と前記制御基板との電気的接続を中継し、前記遊技盤の裏面側に配置される中継基板と、
を備える遊技機であって、
前記基板ボックスに一体形成された突出壁を備え、
前記中間部材は、開口部を有し、
前記中継基板は、前記開口部に配置され、
前記突出壁は、前記開口部における前記中継基板より前記基板ボックス側の空間を区画するように前記開口部に挿入されている、
ことを特徴としている。
本発明にいう中継基板を介して主制御基板と接続される電気部品の一例としては、エラー状態の表示を制御する表示制御基板、エラー状態を示す情報を表示する表示部を有する表示装置、通常・時短・確変状態などの状態報知を制御するランプ制御基板、状態報知ランプ(通常・時短・確変状態、又は特別図柄・普通図柄の報知ランプ、特別図柄保留ランプ、普通図柄保留ランプ)、エラー報知音の出力を制御する音声制御基板、エラー報知音を出力するスピーカ、払出制御基板、払出モータによりは払い出された遊技球を検出するスイッチ、入賞装置(始動入賞装置・可変入賞装置を含む)、入賞口(始動口・大入賞口を含む)に入球口した遊技球を検出するスイッチ、入賞口を開閉する羽根や扉を駆動する駆動装置等が挙げられる。この中で、「払出モータ、及び払出モータにより払い出された遊技球を検出するスイッチ」については、賞球払出時において遊技球が払い出されたにもかかわらず払い出されていないように見せかけたり、払出モータを不正に作動させつつ払い出されていないように見せかけたりすることによって多くの遊技球を獲得するといった不正行為がされる場合に標的となる可能性が高く、「始動口に入球した遊技球を検出するスイッチ」については、検出タイミングを操作することによって抽選結果が当り結果となるようにして特別遊技状態を強制発生させて多くの遊技球を獲得するといった不正行為がされる場合に標的となる可能性が高く、「大入賞口に入球した遊技球を検出するスイッチ」については、所定個数の入球が終了契機とされている特別遊技状態中に、入球を検出したにもかかわらず検出していないことにして特別遊技状態の終了を遅らせ、特別遊技状態中に通常より多くの遊技球を獲得するといった不正行為がされる場合に標的となる可能性が高く、「始動口を開閉させる羽根を駆動する駆動装置」については、羽根を開放する契機となっていないにもかかわらず強制的に羽根を開放させ、始動口へ多くの入球をさせることにより抽選を多く行わせて特別遊技状態を導出させ易くするといった不正行為がされる場合に標的となる可能性が高く、「大入賞口を開閉させる扉を駆動する駆動装置」については、特別遊技状態中でないにもかかわらず強制的に扉を開放させ、大入賞口へ多くの入球をさせることにより多くの遊技球を獲得するといった不正行為がされる場合に標的となる可能性が高く、これらの電気部品と接続された中継基板に対して不正対策を施すことには特別な効果がある。
そして、本発明にあっては、上述した電気部品のうち、球集合板に敷設の中継基板に関わる電気部品(入賞装置(始動入賞装置・可変入賞装置を含む)、入賞口(始動口・大入賞口を含む)に入球口した遊技球を検出するスイッチ、入賞口を開閉する羽根や扉を駆動する駆動装置等)が対象となる。
本発明にいう「遊技盤裏面及びここに設けられた球集合板に敷設の各種の電気部品」とは、中継基板、始動口及び可変入賞装置、大入賞口装置等をいう。
また、スペーサーとは、中間部材を指し、球集合板と基板ボックスとの間に介装した空間占拠部材をいうもので、主たる目的は、両者間の空間存在による不正を未然に回避せんとして設けられるものをいう。
遊技盤の裏面に球集合板が設けられ、該球集合板は、入賞口に入球した遊技球を遊技盤裏面側において遊技機下方へ排出する排出領域(排出樋)が形成されたものであり、前記基板ボックスを支持する連結台座部材が回動自在に設けられ、該連結台座部材に基板ボックスが取り付けられ、該基板ボックスが遊技盤の裏面を被覆する被覆状態と露出する露出状態とに開閉自在とされた遊技機であって、
前記球集合板に、一つの電気部品としての中継基板を備えた中継基板取付台が設けられ、
前記球集合板に備えられた他の電気部品を覆う状態で、該球集合板と前記基板ボックスとの間に第1のスペーサーが介装され、
前記第1のスペーサーの裏面壁に、前記中継基板取付台の少なくとも上面を被覆しないように裏面開口部が設けられ、
前記基板ボックスの前面に、前記基板ボックスが前記遊技盤の裏面を被覆する状態において、前記裏面開口部に略全体が嵌入して該裏面開口部を閉鎖して前記中継基板を被覆する第2のスペーサーが突設されている、
ことを特徴とする。
即ち、第1のスペーサーが球集合板を被覆している状態にあるときに、第1のスペーサーは、従前通り、その中継基板取付台(一つの電気部品としての中継基板を備えている)の少なくとも上面を被覆しない形状に構成されていて、ハーネスの着脱を可能としていながら、かかるハーネスの着脱を可能にするスペースを、基板ボックスの前面に設けた第2のスペーサーによって占拠することによって外部から隔離できるようにしたことで、基板ボックスが遊技機の裏面を被覆する状態において、前記中継基板に対する外部からの不正アタックを防止することができるのである。換言すると、基板ボックスを回動させて遊技機の裏面から離すと中継基板に対する保守、点検が可能となり、その他の電気部品については、球集合板を外さなければ、保守、点検が出来ないようにされている。
前記第2のスペーサーが前記裏面開口部に略全体が嵌入した状態において、前記第2のスペーサーと前記中継基板取付台との間にハーネス取り出し空間が形成されるように構成され、該ハーネス取り出し空間に連通するハーネス取り出し通路が前記第1のスペーサーの側面壁に少なくとも1本形成され、且つ、前記第1のスペーサーの側面壁に、側面視において前記ハーネス取り出し通路を閉鎖するフックが、前記ハーネス取り出し通路と所定の間隔を隔てて延設されていることを特徴とする。
前記第1のスペーサーの側面壁のハーネス取り出し通路が形成されている箇所に、前記裏面開口部に連通する側面開口部が形成され、前記第2のスペーサーが、前記側面開口部を略占拠して前記第1のスペーサーの側面壁の外側にまで延びる膨出部を備えていることを特徴とする。
前記ハーネス取り出し通路が、前記第1のスペーサーの側面壁の上縁部を凹部に切り欠いて形成され、前記膨出部の底部が、前記ハーネス取り出し通路の凹部の上面開口を、側面視において略近接状態で閉鎖するように構成されていることを特徴とする。
このように、前記ハーネス取り出し通路が、前記第1のスペーサーの側面壁の上縁部を凹部に切り欠いて形成された簡単な構造でありながら、前記膨出部の底部が、前記ハーネス取り出し通路の凹部の上面開口を、側面視において略近接状態で閉鎖するようにしたことで、側面からのワイヤー、冶具等でアタックしようとしても、その膨出部の底部によって阻止され、容易にアタック出来難いのである。
前記第2のスペーサーは、所定のエリアで区画する複数の区画壁が前記基板ボックスの前面から突出されて構成され、該区画壁の区画内はスペースを有することを特徴とする。
このように、前記第2のスペーサーは、基板ボックスの前面から突出されるものであるが、これを、所定のエリアで区画する複数の区画壁で構成し、該区画壁の区画内はスペースを有するようにしたことで、この前記第2のスペーサーにより被覆される中継基板に接続されたコネクタ及びハーネス類の占拠するスペースを確保できると共に前記第2のスペーサーの構成を軽量化し、成型素材の減量化を図ることができる。
前記第2のスペーサーの前記区画壁は、前記中継基板取付台に対応する一部が、その突出長さが小さく構成されて、前記中継基板取付台と前記区画壁との間のハーネス取り出し空間が大きく形成されていることを特徴とする。
このように、前記第2のスペーサーの区画壁の一部の突出長さを小さくすることで、ハーネス取り出し空間を局所的に大きくし、大型のコネクタとそのハーネスが圧迫されることの無い状態で、中継基板を無理なく被覆できる。
前記第2のスペーサーの膨出部の複数の区画壁には、前記側面開口部を形成する前記スペーサーの側面壁の上縁部を直交して横切るように、所定の間隔を隔てて設けられた複数の横壁部が含まれ、該各横壁部の外方端部は、前記区画壁の外側縦壁部によって連接されていることを特徴とする。
このように、膨出部も、軽量、減量化を図るために区画壁によって構成しているが、その区画壁に、スペーサーの側面壁の上縁部を直交して横切る複数の横壁部を含めることで、前記側面開口部を、その長手方向で複数に区画することができ、その結果、長いままの側面開口部にあっては、その長手方向で不正具の自在操作が可能であるところ、細分化することでこのような不正操作の自在性を制限し、不正を行い難くすることができるのである。
また、複数の横壁部の外方端部は、前記区画壁の縦壁部によって連接されているため、横外方から前記側面開口部に対して不正アタックを試みようとしたときに、その縦壁部がワイヤー、冶具等の侵入を阻害することになり、容易に侵入できないのである。
前記第2のスペーサーの区画壁には、前記側面開口部を形成する前記スペーサーの側面壁の上縁部に近接し、該側面壁の上縁部に沿って伸びる縦壁部が含まれていることを特徴とする。
このように、第2のスペーサーを、軽量、減量化を図るために複数の横壁部と縦壁部からなる区画壁によって構成しているが、その縦壁部を、前記側面開口部を形成する前記スペーサーの側面壁の上縁部に近接し、該側面壁の上縁部に沿って伸びる構成としたことで、万一、ワイヤーや不正冶具が外側縦壁部を潜って侵入させ、且つ、スペーサーの側面壁の上縁部を越えてきた場合にも、この側面壁の上縁部に沿って伸びる縦壁部によって内部への侵入を阻止でき易いのである。
図1は本実施形態のパチンコ機10の正面図であり、図2は、パチンコ機10の前面からの斜視図であり、図3は、前面枠14の斜視図である。図4は、前面枠14を開いた状態の斜視図であり、図5は、前面枠14を開いた状態の正面図であり、図6は、遊技盤30の正面図である。
前記内枠12の開閉軸線はパチンコ機10の正面からみて遊技球発射ハンドル18の設置箇所の反対側(図1のパチンコ機10の左側)で上下に延びるように設定されており、この開閉軸線を軸心にして内枠12が前方側に十分に開放できるようになっている。また、内枠12は合成樹脂、具体的にはABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂から成る。こうすることで、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できるという利点が発揮される。
音出力口24は、内枠12の左右上端部位置に設けられたスピーカからの音を出力するための出力口である。また、灰皿22は、図1に示すように、下皿15の左方に設けられている。灰皿22は左右方向(水平方向)の軸線を軸心にして回動(例えば前方側に向けて前回り)するように支持されている。
つまり、この前面枠14の側面の少なくとも一部が内枠12の外側壁(リブ)12b内に嵌まり込むようにして取り付けられているので、内枠12と前面枠14との隙間から異物(針状あるいは薄板状等のものであって、具体的には針金、ピアノ線、セルロイド板等)を差し入れるなどの不正行為を防止できるようになっている。また、前面枠14は、内枠12と同様に、合成樹脂、具体的にはABS樹脂により構成されているので、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できる。
そして、樹脂ベース20の後側には、図4乃至図6に示す遊技盤30が着脱可能に装着されている。図6に示すように、遊技盤30は四角形状の合板よりなり、上部一方のコーナーが角落されており(後に述べる)、その周縁部が樹脂ベース20(内枠12)の裏側に当接した状態で取着されている。
そして、この一般入賞口31、31及び始動口33に遊技球が入球した場合には、上記各検出センサで検出され、この検出センサの出力に基づいて、上皿19(または下皿15)へ所定数の賞品球が払い出されると共に、始動口33に遊技球が入球した場合には、後述する抽選が開始されることになる。
かかる場合、各種入賞口に入賞した遊技球を入賞球処理装置に一旦集め、その入賞球処理装置で入賞球の存在を1つずつ順番に確認した上で払出を行う従来方式(いわゆる証拠球方式)とは異なり、本実施の形態のパチンコ機10では、各種入賞口毎に遊技球の入賞を電気的に感知して払出が直ちに行われる(すなわち、本パチンコ機10では入賞球処理装置を廃止している)。故に、払い出す遊技球が多量にあっても、その払出をいち早く実施することが可能となる。但し、本発明に従来の「証拠球方式」を適用してもよい。
その他に、遊技盤30の左右下方位置には、上記一般入賞口31、31を備えた装飾部材35が設けられ、また、遊技盤30の下部にはアウト口36が設けられており、各種入賞装置等に入球しなかった遊技球はこのアウト口36を通って、遊技盤30裏面の図示しない球排出路の方へと案内されるようになっている。さらに、遊技盤30には、遊技球の落下方向を適宜分散、調整等するために多数の誘導釘が植設されているとともに、同様の機能を有する風車が配設されている。
かかる場合、内レール51と外レール52とにより誘導レールが構成され、これら各レール51、52が所定間隔を隔てて並行する部分(向かって左側の部分)により球案内通路が形成されている。なお、球案内通路は、遊技盤30との当接面を有した溝状、すなわち手前側を開放した溝状に形成されている。
なお、遊技盤30の右下隅部および左下隅部は、証紙(例えば製造番号が記載されている)等のシール(図6のS1,S2)やプレートを貼着するためのスペースとなっており、この貼着スペースを確保するために、フランジ56に切欠58,59が形成されている。遊技盤30の右下隅部や左下隅部に、証紙等のシール(図6のS1,S2)を貼着することで、遊技盤30と証紙との一義性を持たせることができる。
従って、遊技領域と言った場合には誘導レール部分は含まないため、遊技領域の向かって左側限界位置は外レール52によってではなく内レール51によって特定される。同様に、遊技領域の向かって右側限界位置は内レール51によって特定される。また、遊技領域の下側限界位置は遊技盤30の下端位置によって特定される。また、遊技領域の上側限界位置は外レール52によって特定される。
従って、遊技球発射ハンドル18の回動操作に伴い発射された遊技球は、まずは発射レール170に沿って斜め上方に打ち出され、その後前述した通りレールユニット50の球案内通路を通じて所定の遊技領域に案内されるようになっている。
前面枠14には前記遊技領域のほとんどを外部から視認することができるよう略楕円形状の窓部101が形成されている。詳しくは、ベース部材が窓部101を形成する開口を備えており、その左右側の略中央部が、上下側に比べて比較的緩やかに湾曲して細化した形状となっている。なお、前記略中央部が直線状になるようにしてもよい。
本パチンコ機10では、中央電飾部103が大当たりランプとして機能し、大当たり遊技状態時に点灯や点滅を行うことにより、大当たり遊技状態中であることを報知する。さらに、上皿19周りにも、同じくLED等の発光部を内蔵した上皿電飾部104が設けられている。
図7及び図8は、パチンコ機10の背面図と、セット板400を一部開いた斜視図である。先ず、パチンコ機10の背面構成について全体の概要を説明する。パチンコ機10にはその背面(実際には内枠12および遊技盤30の背面)において、各種制御基板が上下左右に並べられるようにしてまたは前後に重ねられるようにして配置されており、さらに、遊技球を供給するための遊技球供給装置(払出機構)等が取り付けられている。
(タンク球無し)
タンク球無しの報知は、タンクとタンクレールに遊技球が無いことを報知するもので、図1に示す右コーナーLED810が点灯し、図7に示すモニターLED811が消灯し、状態表示812が「1」を点滅表示する。
下受け皿満タンの報知は、図1に示す右コーナーLED813が点灯し、図7に示すモニターLED811が消灯する。そして、状態表示812が「2」を点滅表示する。
払出モーター駆動中にも関わらず払出カウントスイッチに遊技球の通過がない状態を示すもので、右コーナーLED810が点灯し、モニターLED811が消灯し、状態表示812が、「3」を点滅表示する。
(ヒューズ切れ1及びヒューズ切れ2)
ヒューズ切れ1は、図7に示す第1ヒューズ814に定格以上の電流が流れたとき、ヒューズ切れ2は、第2ヒューズ815に以上の定格以上の電流が流れたときに飛んでしまった状態であるが、このエラー状態報知は、表示されない。
その他のエラーとしては、「ガラス枠開放」、「内枠開放」、「遊技球等貸出装置未接続」、「遊技球等貸出装置通信異常」、「コマンド異常」、「コネクタ未接続」がある。そのうち、遊技球等貸出装置が未接続の場合は、図6に示すモニターLED816及びモニターLED817が消灯する。そして、遊技球等貸出装置通信異常は、前記状態表示812が「U」を点滅表示する。
また、コマンド異常は、ハーネスの破損等によるコマンド不良を示すもので、前記状態表示812が「C」を点滅表示する(電源投入時にコマンド異常になった場合は点灯表示)。更に、コネクタ未接続は、モニターLED818が消灯する(ただし、発射動作中は点滅する)。
尚、図7において、819は、遊技機電源コードを示し、820は、電源スイッチを示し、821は、外部接続アース線を示す。
この第1基板ケース201Aは、前記外側ケース70側に設けられる外側封印部71と、前記内側ケース85側に設けられる内側封印部86と、その外側封印部71と内側封印部86とを連結する封印部材87(図12、13参照)とを有し、その封印部材87によって前記外側封印部71と内側封印部86とが連結されている場合に前記制御基板80を取り出すときには第1基板ケース201Aを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とするものである。
そして、図23に示すように、前記基板ボックスの内側ケース85の前面に、後述の中継基板取付台471の全面を被覆する第2のスペーサー88が突設されている。この第2のスペーサー88については、後に詳述する。
図12、図13並びに図26及び図27に示すように、球集合板460は、他の成型部と同様の合成樹脂の一体成型品で、基本的には、2mm厚の板状体で成型されており、所定の電気部品を配置する空間、中継基板取り付け部(ネジ止め)470A、第1のスペーサー501(中間部材)に対するネジ止め用ボス部、電気部品を配置するための貫通孔、遊技盤30に対する一対の取り付け部478等を供えている。
勿論、本来の機能である遊技球の収集と排出のための通路を備えているものであり、かかる構造は従前の通りである。
そして、前記球集合板460の一側部には、軸受け部504(連結台座部材430に対する)が設けられ、そこには一対の嵌合孔504A、504A(第1のスペーサー501に対する)が設けられている。
この軸受け部504には、軸受け溝504B、504Bが形成され、ここに、後述する連結台座部材430の回動軸410、410が嵌合され、その軸受け溝504B、504Bは、後述するように上方から第1のスペーサー501の一部によって被覆され、軸受け部が完成される。
更に、球集合板460の周囲には、球集合板周壁462が形成されており、一部の切り欠き部を除き、内部が外部より隔離されるように構成されている。そして、この球集合板周壁462は、ここに対応敷設される第1のスペーサー(中間部材)501の後述する第1のスペーサー周壁502に接当し、球集合板460の裏面を被覆し、外部から隔離されるように構成されている。
この取り付け部478、478は、開孔478A,478Aを備えたボス部478B,478Bからなり、このボス部478B,478Bが球集合板460の前面の平面レベルよりも突出されている。前記開孔478A,478Aの内部には、係合突片用リブ478C,478Cが設けられている。この係合突片用リブ478C,478Cは、ここに挿入される係止部材480、480の一端の突片(後述する)を係止するためもので、その係止部材480、480の他端は、後述するように遊技盤30の所定の箇所に嵌合される。
更に、球集合板460を前面(遊技機の正面側)から見ると、その左右側部の上方位置(上方突出板)にも、遊技盤30に対する一対の取り付け部478、478が設けられている。即ち、前記係止部材480、480の一端の前記突片(小突片480A、480A)を係合させる取り付け部478、478が、前記球集合板460の左右側部の上方突出板部460A、460Aで、前記第1のスペーサーに被覆されない位置にも設けられている。
これら上方突出板部460A、460Aの取り付け部478、478は、開孔478a,478aを備えたボス部478b,478bからなり、このボス部478b,478bが球集合板460の前面の平面レベルよりも突出されている。前記開孔478a,478aの内部には、係合突片用リブ478c,478cが設けられている。この係合突片用リブ478c,478cは、ここに挿入される係止部材480、480の一端を係止するためもので、その係止部材480、480の他端は、後述するように遊技盤30の所定の箇所に嵌合される。
前記係止部材480、480は、図10及び図33乃至図35に示すように、弾性変形可能な合成樹脂成型で、全長25mm、全幅13mmのものである。全長の中間位置にから一方に二股条の小突片480A、480Aが突設され、一端部から前記小突片480A、480Aと同一方向に二股条の大突片480B、480Bが突設され、その先端は、前記二股条の小突片480A、480Aの基部よりも少し手前で終端している。これらの小突片480A、480A及び大突片480B、480Bの先端部の外側には係り止めとしてのモドリ(段部)480C、480C、480D、480Dが、夫々形成されており、その弾性変形により二股が嵌合時に一旦狭くなり、次いで広がって、前記球集合板460及び遊技盤30に対して解除不能に嵌合固定係合が行われるようにされている。
同様に、前記球集合板460の上方突出板部460A、460Aの取り付け部478、478のボス部478b,478bに対応した前記遊技盤30の裏面の上部にも、図33に示す如く、嵌合部481、481の開口481A、481Aが形成されており、前記係止部材480の大突片480B、480Bが嵌合される。
これら遊技盤30の上下左右の開口481A、481Aの内部は、図37及び図38(横断、及び縦断面図)に示すように、段部481B、481Bが形成されており、ここに、大突片480B、480Bのモドリ(段部)480D、480Dが係合されるのである。
他方、前記小突片480A、480Aは、図33乃至図35に示すように、球集合板460のボス部478B、478B、478b、478bの係合突片用リブ478C、4780C、478c,478cに、そのモドリ(段部)480C、480Cが係合されるのである。
前記係合用の突片が備えられた係止部材が、弾性変形可能な合成樹脂により成型され、且つ、前記突片にモドリ(段部)が形成され、該突片の弾性変形により、前記球集合板及び遊技盤に対して解除不能に嵌合固定されていることを特徴とする。
上述のように、遊技盤30の裏面と第1制御基板ユニット201との間には、第1のスペーサー(中間部材)501が介装されている。遊技盤30の裏面には球集合板460が設けられ、第1制御基板ユニット201は、この球集合板460に外側から取り付けられる構成となっているが、該球集合板460と第1制御基板ユニット201との間には、若干の間隙が形成されている。パチンコ機10の機種によっては、遊技盤30の裏面の設計に応じて、当該部位の寸法(奥行)が異なる。このため、この寸法の変動に対応できるように、球集合板460と第1制御基板ユニット201との間には、若干の余裕、すなわち間隙が形成されているのである。前記第1のスペーサー(中間部材)501は、この球集合板460と第1制御基板ユニット201との間の間隙を補填するためのものであり、当該間隙にほぼ対応した寸法を有するものとなっている。このようにして、前記第1のスペーサー501は、前記球集合板460の要部(少なくとも中継基板470の敷設位置)を覆う状態で、該前記球集合板460と基板ボックスである第1制御基板ユニット201との間に介装されるものである。
即ち、前記基板ボックスの内側ケース85の前面に、前記基板ボックスが前記遊技盤30の裏面を被覆する状態において、前記裏面開口部511に略全体が嵌入して該裏面開口部511を閉鎖して前記中継基板470を被覆する第2のスペーサー88が突設されているのである。
具体的には、この第2のスペーサー88は、前記基板ボックスが前記遊技盤30の裏面を被覆する状態において、前記裏面開口部511に略全体が嵌入して該裏面開口部511を閉鎖するように構成されているものである。
図23にも示すように、内側ケース85の前面の略中央部に突設されるもので、第2のスペーサー88の主要部(裏面開口部511の対応部分)の全体は、幅53mm、長さ153mmの長方形で、高さ12mmである。そして、同じ高さで、その長手方向の略中間部分から、幅140mm、長さ30mmで、内側ケース85の側縁にまで延びる膨出部89を備えている。
また、前記第2のスペーサー88の膨出部89の複数の区画壁には、前記側面開口部511Aを形成する前記第1のスペーサー501の側面壁502の上縁部502Aを直交して横切るように、所定の間隔を隔てて設けられた複数の横壁部88Aが含まれ、該各横壁部88Aの端部は、前記区画壁の縦壁部88Bによって連接されている。
そして、前記第2のスペーサー88の区画壁には、前記側面開口部511Aを形成する前記第1のスペーサー501の側面壁502の上縁部502Aに近接し、該側面壁502の上縁部502Aに沿って伸びる縦壁部88Bが含まれている。
このようなハーネス取り出し通路511Pの本数、開口位置、大きさ、配置間隔等は、敷設の中継基板470のハーネス、コネクタの数、大きさ等によって適宜設定される。
また、前記第1のスペーサー501の側面壁502に、前記裏面開口部511に連通する側面開口部511A(図28、図30及び図32において二点鎖線で示す)が形成されており、これによって、上述した前記第2のスペーサー88の膨出部89が、前記側面開口部511Aを略占拠して前記第1のスペーサー501の側面壁502の外側にまで延びることができる。
更に、前記ハーネス取り出し通路511Pが、前記第1のスペーサー501の側面壁502の上縁部502Aを凹部に切り欠いて形成され、前記膨出部89の底部89Aが、前記ハーネス取り出し通路511Pの凹部の上面開口を、側面視において略近接状態で閉鎖するように構成されている。
そして、矩形状の大切欠部511は、前記球集合板460の中継基板取付台471に略対応して形成され、下方の開口の小切欠部513は、球集合板460の大入賞口用開口475に略対応して形成されている。
また、前記大切欠部511の横側部の前記リブ512より区画されたスペース(一つは後述するところの保持部505の設置スペースと同じ区画)に、前記第1のスペーサー501との連結のためのボス部501A、501Aが被嵌合部材として夫々突設されており、その先端部は、前記球集合板460のネジ止め用ボス部472、472の先端部に一部嵌入されるよう構成されている。
また、この第1のスペーサー(中間部材)501の一側部、ここでは、前記第1基板ケース201Aの開閉を行う回動軸410、410を支持する軸受け部504に対応する箇所には、前記軸受け溝504B、504Bを閉鎖して軸受け部504を完成させる軸支部501Bが設けられ、該軸支部501Bは、前記軸受け溝504B、504Bに嵌り込む押さえ突片501C、501C(略直方体形状)が、その軸支部501Bの下面から突設されて構成されている。これにより、前記軸受け溝504B、504Bと前記押さえ突片501C、501C(略直方体形状)とによって、前記連結台座部材430の回動軸410、410の軸支空間を形成している。
そして、この第1のスペーサー(中間部材)501の軸支部501Bには、前記球集合板460の一側部に設けられた軸受け部504の一対の嵌合孔504A、504Aに嵌合する一対の突起体510、510が突設されている。更に、前記球集合板460の周壁462の内周に接当する嵌合リブ512Aが前記第1のスペーサー501の周壁502の内側の複数の位置において、その周壁502よりも長く延設されている。この嵌合リブ512Aは、前記第1のスペーサー501を前記球集合板460(周壁462)に嵌合させる際のガイドとなると共に嵌合状態を作り出す。
この保持部505は、図28乃至図31及び図39乃至図47に示すように、樹脂成型の本体505Aに弾性係合機構506を備えており、該弾性係合機構506は、第1のスペーサー(中間部材)501の上面に形成された凹部507に、その凹み方向に直交する方向に出退自在のフック508と、該フック508の位置を弾性変位させる合成樹脂製の支持部材509とから構成されている。ここでは、前記フック508の出退方向は、前記軸受け部504の方向に向けて退き、反対側に復元して出る第1基板ケース201Aの長手方向に沿った方向である。
そして、前記本体505Aは、前記第1のスペーサー(中間部材)501の前面のリブ512により区画された一つのスペースに配置され、前面側からネジで止められている。
従って、図25(A)、(B)、(C)に示すように、後述する第1基板ケース201Aが回動されて被覆状態に至る際に、その前面に突設された係合突起205が前記凹部507に嵌入され、内部のフック508に接当し、該フック508の曲面に接当してカム作用を受けて、その弾性係合機構506により内側に変位し、係合突起205の進入を許容し、係合突起205が所定ストローク進入すると、係合突起205の凹部205Aにフック508が嵌まり込む状態で弾性復元し、両者の係合が成されるのである。
又、図24(A)、(B)、(C)に示すように、第1基板ケース201Aが、被覆状体から回動されて開放状態に至る際は(図24(A))、所要の原因により第1基板ケース201Aと後記連結台座部材430との封止が解除されると、第1基板ケース201Aが連結台座部材430に対してスライド変位され、その結果、その前面に突設された係合突起205と内部のフック508との係合が離脱され(図24(B))、第1基板ケース201Aが第1のスペーサー501から開放されて、上方に回動されることになる(図24(C))。
この連結台座部材430は、図12乃至図14及び図21乃至図24等に示すように、側面視でL字形をなすように、合成樹脂の一体成型で構成され、載置台板部431の幅は、連結台座部材430を載置するに必要な162mmを有し、長さは、80mmであり、その側部に、13mmの側壁432、432が立設されており、その側壁432,432の内側の上部には、下向きの係合溝433,433が一側部(内側)から外側に向けて45mm延設されている。この係合溝433、433の奥には、当たり部434、434が設けられており、後述の第1基板ケース201Aの挿入時の当たりとなる(実際にはこの当たりの位置の僅か手前が封止位置)。
これら4個の台座側封止部435・・・は、定期検査等の必要に応じて順次1個ずつ使用するものであり、この封止は、封止が行われている台座側封止部435を破壊しない限り、封止解除できないものであって、使用の履歴が照合できるものである。
また、載置台板部431の横外側部には、前記側壁432,432が、前記載置台板部431の下側まで延設されており、その載置台板部431の強化を図っている。ここでは、前記支持壁436に近い側の側壁432,432が、他よりも依り一層下方に伸び、広幅面を形成しており、この載置台板部431の外側部分の強化を高めている。
前記第1基板ケース201Aが、外側ケース(第1ケースまたは第2ケース)70および内側ケース(第2ケースまたは第1ケース)85を含み、前記外側ケース70側に設けられる外側封印部71と、前記内側ケース85側に設けられる内側封印部86と、その外側封印部71と内側封印部86とを連結する封印部材87(図12及び図13参照)とを有し、その封印部材87によって前記外側封印部71と内側封印部86とが連結されている場合に前記制御基板80を取り出すときには第1基板ケース201Aを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とするものである点については、これまで通りである。
これらの台座側封止部435・・・と台座封止部436・・・とによって、連結台座封止部430Aが構成されている。
また、この内側ケース85の内側封印部86の存在する横側部に、前記連結台座部材430の係合溝433,433に係合する突条438、438が突設されている。この突条438、438は、その突条の内側に、内側ケース85の外面とでもって溝を形成するものであり、その奥部には、当たり部439、439が設けられており、後述の第1基板ケース201Aの挿入時の当たりとなる。
従って、前記突条438、438の溝に、前記係合溝433,433を形成する突条が嵌合される。即ち、係合溝433,433と突条438、438とは、略L字形の部材からなり、これらが、互いに逆向きで嵌り合うことでスライドが成されるのである。
尚、前記突条438、438は、その下面に3本のリブが設けられて、内側ケース85に対する取り付け強度を上げるように図られている。
更に、前記保持部505が、前記第1のスペーサー501に形成された凹部507に設けられた弾性係合機構506を備えており、前記基板ボックス201Aの裏面に設けた係合突起205が該基板ボックス201Aの被覆状態への回動に伴い前記弾性係合機構506の弾性変位によって係合することで、前記係合突起205が係合解除不能に係合されるように構成されているものである。
そして、前記弾性係合機構506は、前記係合突起205に係合するフック508と、該フック508の位置を弾性変位させる合成樹脂製の支持部材509とから構成されているものである。
また、前記球集合板460に周壁462が設けられ、前記第1のスペーサー501にも周壁502が設けられ、両周壁462、502が対応し、突合せ接当するように構成されている。
そして、前記球集合板460と前記第1のスペーサー501には、その何れか一方に嵌合部材が他方に被嵌合部材が少なくとも二対設けられて両者の位置決めがなされ、この嵌合部材と被嵌合部材を通して、前記球集合板460の裏側からネジ止めされているが、この実施例では、前記嵌合部材は、前記球集合板460の側に設けたネジ止め用ボス部472、472であり、被嵌合部材は、第1のスペーサー501の側に設けたボス部501A、501Aである。
本発明の特徴とする作用について述べる。
本発明にかかる遊技機は、上述のように構成したことで、球集合板460の中継基板470対するハーネスの着脱を行う従前方式を採用しながら、球集合板460を被覆する第1のスペーサー501の中継基板用のスペースを、基板ボックス201Aの遊技盤裏面に対する閉状体において、第2のスペーサー88によって外部から実質的に遮断し、中継基板470に対する不正を防止できるのである。
即ち、第1のスペーサー501が球集合板460を被覆している状態にあるときに、第1のスペーサー501は、従前通り、その中継基板取付台471(中継基板470)を被覆しない形状に構成されていて、ハーネスの着脱を可能としていながら、かかるハーネスの着脱を可能にするスペースを、基板ボックス201Aの前面に設けた第2のスペーサー88によって占拠することによって外部から隔離できるようにしたことで、基板ボックス201Aが遊技盤の裏面を被覆する状態において、前記中継基板470に対する外部からの不正アタックを防止することができるのである。
また、複数の横壁部88Aの外方端部は、前記区画壁の縦壁部88Bによって連接されているため、横外方から前記側面開口部511Aに対して不正アタックを試みようとしたときに、その縦壁部88Bがワイヤー、冶具等の侵入を阻害することになり、容易に侵入できないのである。
上記のように構成したことで、即ち、前記第1のスペーサー501が前記球集合板460の前面側からネジ留めされることで、第1のスペーサー501と球集合板460とが一体、ユニット化され、球集合板460に敷設の中継基板等の電気部品とともに遊技盤30に対する取り付け作業が一本化できるのである。
この際、前記ネジ留めが、球集合板460の前面側から行われ30に取り付けられると、そのネジ留めは、遊技盤30と球集合板460とに挟まれて被覆された状態となり、外部から外される虞がなく、不正防止ができるものである。
そして、ユニット化された球集合板460及び第1のスペーサー501の遊技盤30への取付けは、係止部材480によって、球集合板460に対しても遊技盤30に対しても嵌合固定方式で取り付けることができるので、組み付け作業が容易に行い得るものである。
そして、係止部材480が弾性変形を有する素材の場合に、その嵌合固定に加え、剛体のボス部478Bによる嵌合固定により、より堅固な連結状態を得ることができるものである。
尚、上記仮想外形とは、ボス部478Bの外郭が連続したものとして見たときの外形で、ボス部478Bが、間隔を隔てて配置された略半円弧状体で構成されているときには、それらを繋ぐ外形をいう。
尚、このネジ止めとして、通常のネジを用いても、上述の破断ネジを用いてもよい。
そして、このような不正防止機能を備えた第1のスペーサー501、基板ボックス201Aを取り付けるに、球集合板460、第1のスペーサー501、基板ボックス201Aをユニット化して、係止部材480により嵌合方式で簡単に取付けできるのである。
更に、必要に応じ、基板ボックス201Aと連結台座部材430との連結台座封止部430Aの封止を解除することで、前記連結台座部材430に対して前記基板ボックス201Aをスライド変位させ、此れにより前記保持部505の保持状態を解除して前記基板ボックス201Aの被覆状態を開放し、同時に前記基板ボックス201Aを連結台座部材430から取り外すことができるのである。
88:第2のスペーサー
460:球集合板
471:中継基板取付台
501:第1のスペーサー
511:裏面開口部
Claims (2)
- 前面側に遊技領域が形成される遊技盤と、
前記遊技盤の裏面側に配置され、基板ボックス及び前記基板ボックスに収容された制御基板を有する制御装置と、
前記制御装置を回動可能に支持する支持部材と、
前記制御装置と前記遊技盤との間に配置され、前記制御装置と前記遊技盤との間の空間を囲う周壁を有する中間部材と、
前記遊技盤に設けられる所定の入球手段と、
前記入球手段に係る電気部品と前記制御基板との電気的接続を中継し、前記遊技盤の裏面側に配置される中継基板と、
を備える遊技機であって、
前記基板ボックスに一体形成された突出壁を備え、
前記中間部材は、開口部を有し、
前記中継基板は、前記開口部に配置され、
前記突出壁は、前記開口部における前記中継基板より前記基板ボックス側の空間を区画するように前記開口部に挿入されている、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記制御装置は、所定方向へ移動可能に前記支持部材に取着されており、
所定の痕跡を生じさせなければ前記制御装置の移動が阻止された状態から前記制御装置の移動が許容される状態にならない態様で、前記制御装置の移動を規制する移動規制手段と、前記制御装置を前記所定方向へ移動させなければ前記制御装置の回動が阻止された回動阻止状態から前記制御装置の回動が許容される回動許容状態にならない態様で、前記制御装置の回動を規制する回動規制手段とを備え、
前記開口部は、前記制御装置の前記所定方向への移動に伴う前記突出壁の移動において、前記回動阻止状態から前記回動許容状態に移行させるために必要な距離の移動を許容する、
請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007226868A JP5131442B2 (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007226868A JP5131442B2 (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012247248A Division JP5748068B2 (ja) | 2012-11-09 | 2012-11-09 | 遊技機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009056150A JP2009056150A (ja) | 2009-03-19 |
JP2009056150A5 JP2009056150A5 (ja) | 2010-10-07 |
JP5131442B2 true JP5131442B2 (ja) | 2013-01-30 |
Family
ID=40552451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007226868A Active JP5131442B2 (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5131442B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013048930A (ja) * | 2012-11-09 | 2013-03-14 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0840224A (ja) * | 1994-08-02 | 1996-02-13 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 車両における手動ブレーキ操作装置 |
JP5435334B2 (ja) * | 2009-05-01 | 2014-03-05 | 株式会社三洋物産 | 遊技機システム |
JP5688358B2 (ja) * | 2011-11-14 | 2015-03-25 | 株式会社ニューギン | 遊技機の基板取付構造 |
JP5748068B2 (ja) * | 2012-11-09 | 2015-07-15 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6230948B2 (ja) * | 2014-04-11 | 2017-11-15 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3869093B2 (ja) * | 1997-07-17 | 2007-01-17 | 株式会社ソフィア | 遊技機 |
JP3587771B2 (ja) * | 2000-08-16 | 2004-11-10 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP4929705B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2012-05-09 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2007
- 2007-08-31 JP JP2007226868A patent/JP5131442B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013048930A (ja) * | 2012-11-09 | 2013-03-14 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009056150A (ja) | 2009-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5131442B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5748067B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009056150A5 (ja) | ||
JP5152465B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009160103A (ja) | 遊技機 | |
JP5360346B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5656033B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5748068B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5131443B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6756384B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5811226B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6756383B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009056177A5 (ja) | ||
JP5131440B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5201306B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017136431A (ja) | 遊技機 | |
JP6135730B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2015163267A (ja) | 遊技機 | |
JP2009056123A5 (ja) | ||
JP2020195797A (ja) | 遊技機 | |
JP5093444B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5522420B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017119211A (ja) | 遊技機 | |
JP5093445B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019055332A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100825 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120613 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121010 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121023 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5131442 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |