JP4992799B2 - サイドエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明を具体化した第1実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。なお、以下の記載においては、車両の進行方向(前進方向)を前方として説明する。
形態(i):図6〜図8に示すように、エアバッグ20の全体が展開させられた形態。
形態(iii ):図示はしないが、上記形態(ii)に加え、さらにエアバッグ20が折り畳まれてコンパクトにされた形態。
<インフレータアセンブリ40>
図6は、エアバッグ20の全体が展開させられたエアバッグモジュールAMの側面構造を示している。図7は、図6におけるS部を拡大して示している。図8は、図7におけるT−T線に沿った断面構造を示している。
エアバッグ20は、衝撃が車両の外側方からボディサイド部11に加わったときに、上記インフレータ41からの膨張用ガスGにより膨張展開する。そして、エアバッグ20は、その一部をモジュール収納部15内に残した状態で同モジュール収納部15から略前方へ向けて飛び出し、車両用シート12及びボディサイド部11間の隙間G1(図2参照)で膨張展開することにより乗員Pを拘束して上記衝撃から保護するためのものである。
図3は、エアバッグ20の一部(インフレータ収納部24)が折り返されたエアバッグモジュールAMの側面構造を示している。図4(A)は、図3におけるQ部を拡大して示している。図4(B)は、図4(A)中、インフレータ収納部24及びインフレータアセンブリ40を取り除いた状態を示している。図5は、図3におけるR−R線に沿った断面構造を示している。なお、図4(A)では、インフレータアセンブリ40の一部を図示するために、車内側の布帛22の一部が破断された状態で示されている。これに伴い、車内側の布帛22の一部が破断されてインフレータアセンブリ40の一部が表出している箇所では、周縁結合部23が二点鎖線(符号23A)で示されている。
(1)インフレータ収納部24を膨張予定部26との境界部分で折り返して、シーム27のインフレータ41側の端部である後端部27Rを、インフレータアセンブリ40及びシートフレーム16によって挟持している。このため、膨張用ガスGがインフレータアセンブリ40と後端部27Rとの間の隙間Aを流れるのを抑制し、隣り合うチャンバ28,29間の内圧差を確保することができる。
次に、本発明を具体化した第2実施形態について、図9〜図14を参照して説明する。第2実施形態は、エアバッグ20の形成後にインフレータ収納部24にインフレータアセンブリ40を収納してエアバッグモジュールAMを製作する点で、インフレータアセンブリ40を内包した状態でエアバッグ20を形成してエアバッグモジュールAMを製作する第1実施形態と大きく異なっている。そのために、第2実施形態では、第1実施形態とは異なる構造を有するエアバッグ20が用いられている。ただし、インフレータアセンブリ40としては、第1実施形態と同様の構造を有するものが用いられている。
上記の構成を有する第2実施形態のサイドエアバッグ装置では、インフレータ収納部24が挿入口61の近傍において環状の締結具等によってインフレータアセンブリ40に締結されているものの、挿入口61が完全には閉塞されていない。そのため、挿入口61は、インフレータ収納部24内の膨張用ガスGの一部が漏出する要因となり得る。
(5)エアバッグ20の製作に際し、インフレータ収納部24に挿入口61を設けておき、この挿入口61を通じてインフレータアセンブリ40をインフレータ収納部24に収納するようにしている。そのため、インフレータアセンブリ40を内包していない(インフレータアセンブリ40が内部に配置されていない)状態でインフレータ収納部24を形成することができる。インフレータアセンブリ40を内包(内部に配置)した状態でインフレータ収納部24を形成する場合に比べ、インフレータ収納部24を形成する作業が容易となる。
・上記各実施形態における区画部を、上記シームに代えてテザーによって構成してもよい。テザーは、エアバッグ20と同様に織布等によって形成された帯状の布からなり、その車幅方向両側縁部において対応する布帛21,22にそれぞれ縫合される。この縫合により、テザーは両布帛21,22間に架設される。テザーは、両布帛21,22を所定の間隔を隔てた状態で連結し、エアバッグ20の膨張展開時における車幅方向の膨張を規制する。
Claims (6)
- 車両側方からの衝撃に応じ膨張用ガスを噴出するインフレータと、
前記インフレータが収納されたインフレータ収納部、及び前記インフレータ収納部に連通され、かつ前記膨張用ガスにより膨張する膨張予定部を自身の内部空間に有し、前記膨張予定部が区画部により一対のチャンバに区画され、さらに係止部材により前記インフレータとともに車両用シートのシートフレームに固定されるエアバッグと
を備え、前記インフレータ収納部から出た前記膨張用ガスを前記各チャンバに供給し、前記車両のボディサイド部及び乗員間で前記両チャンバを異なる内圧で膨張展開させるようにしたサイドエアバッグ装置であって、
前記係止部材による前記固定が、前記インフレータ収納部を前記膨張予定部との境界部分で折り返した状態で行われることにより、前記区画部のうち少なくともインフレータ側の端部が、前記インフレータ及び前記シートフレームにより挟持されていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 前記係止部材は、前記インフレータに直接又は間接に固定され、かつ前記インフレータ収納部及び前記膨張予定部に挿通されて前記シートフレームに締結されるボルトである請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記ボルトは複数本設けられており、そのうちの少なくとも1本のボルトは一方のチャンバに挿通され、別の少なくとも1本のボルトは他方のチャンバに挿通されている請求項2に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記インフレータが収納されたインフレータ収納部の周縁部のうち、前記膨張予定部との境界部分と、同インフレータに接続されたハーネスの引き出し部分とを除く箇所は閉塞されている請求項1〜3のいずれか1つに記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記インフレータ収納部には挿入口が設けられており、前記インフレータは前記挿入口を通じて前記インフレータ収納部に収納されている請求項1〜3のいずれか1つに記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記エアバッグには、折り返された前記インフレータ収納部と前記膨張予定部とを連通させる連通孔が設けられており、前記インフレータ収納部及び前記膨張予定部は、前記連通孔の周囲で相互に結合されている請求項5に記載のサイドエアバッグ装置。
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