JP4991987B2 - コインホッパの不正検知装置 - Google Patents
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Description
特に、コインの投出口から不正用器具を挿入して行う不正を検知できるコインホッパの不正検知装置に関する。
なお、本明細書で使用する「コイン」は、通貨であるコインの他、ゲーム機のメダルやトークン等の代用貨幣または類似のものをも包含する。
第二の従来技術として、回転ディスクによってコインを一つずつ送出し、この送り出す途上でカウントセンサによりコインを検知するようにしたコインホッパにおいて、送り出されたコインの出口通路における滞留を検知するセンサを設けるものが知られている(例えば特許文献2参照)。
規則性の判別は、一回のみではできず、検知信号が複数回連続して規則性のない出力があった場合、異常として判別する。
よって、不正が行われた場合であっても、複数個のコインが払い出される恐れがある。
さらに、実施例の通過コイン検知器は、通路の一部を検知する。
よって、不正用器具を通過コイン検知器に検出されない位置を通して挿入することにより、規則性を判別可能な個数に達するまで不正にコインを入手される恐れがある。
第二の従来技術は、出口通路におけるコインの滞留を検知するので、コイン滞留と判別するまでの間、コインの払出が行われ、コインを不正に入手される問題がある。
第2の目的は、出口通路以外の部位の金属に影響を受けることなく不正用器具を検知できるセンサを備えるコインホッパの不正検知装置を提供することである。
コイン保留ボウルにバラ積み状態に保留されたコインを前記コイン保留ボウルの下部に配置され、かつ、電気モータにより回転される通孔を有する回転ディスクによって一つずつコイン通路へ送出し、送り出されるコインによって移動される検知体の移動を検知して送り出されたコインを検知する送出センサを備えたコインホッパにおいて、前記コイン通路の出口通路の全域を検知する出口通路センサを備え、前記出口通路センサは、樹脂成型された断面が扁平矩形の前記出口通路を画定すると共に中間部の外周に盛り上がり部が設けられた断面扁平矩形リング形の出口通路体と、前記出口通路体の外周に設けた盛り上がり部に巻き付けたコイルと、前記出口通路(172)の幅とほぼ同じ長さに形成され、かつ、右側壁、左側壁及び底壁によって断面U形にフェライトによって成型されたコアを含む磁気センサであり、前記右側壁及び左側壁は前記コイルの左右のサイドにそれぞれ近接配置されると共に前記底壁の反対側の先端は前記出口通路体に固定されることを特徴とするコインホッパの不正検知装置である。
通常、送り出されるコインは、まず送出センサによって検知され、次いで出口通路センサによって検知される。
送出センサからのコインの送出信号が出力された後、出口通路センサから通過信号が出力される。
よって、払出信号が出力されている間に送出センサ及び出口通路センサからの検知信号が所定の順番に出力された場合、作動は正常である。
しかし、不正用器具が投出口に挿入された場合、出口通路の全域を検知する出口通路センサによって検知される。
よって、払出信号が出力されていないにも係らず、出口通路センサからの通過信号を検知した場合、異常であると判別し、異常信号を出力できる。
また、通常、出口通路センサからの通過信号は、コインが連続的に払出された場合であっても、パルス状に出力される。
よって、出口通路センサからの通過信号が通常のパルス幅を超える時間、継続して出力されている場合、異常であると判別し、異常信号を出力できる。
さらに、出口通路センサからの通過信号の後、送出センサから送出信号が出力された場合、異常であると判別し、異常信号を出力できる。
よって、多くとも、コイン1個の払い出しにより異常を検知できるので、コインの不正払い出しを最小限に抑制することが出来る利点がある。
また本発明において、前記出口通路センサを前記出口通路を画定する矩形リング形の出口通路体と、前記出口通路体の外周に巻き付けたコイルと、U形であって、前記コイルのサイドに配置し前記出口通路体に接する左右の側壁を有するコアを含む磁気センサによって構成したので、出口通路体の外周に巻き付けたコイルから発生する磁束は、コイルの外周のコア内に集束され、かつ、端面間に磁束のブリッジが形成される。
前記端面間の磁束は、出口通路に形成される。
よって、コアの周囲に金属部材が配置されている場合、若しくは、不正の目的で故意に金属体を配置した場合であっても、コイルから発生する磁束はコアに集束されているので、出口通路を通る磁性体にのみ影響を受ける。
金属よりなる不正用器具を投出口から出口通路に挿入した場合、確実に不正用器具を磁気センサである出口通路センサによって検知することができる。
よって、不正用器具による異常を早期に検知できる利点がある。
さらに本発明において前記出口通路センサを前記出口通路を画定する矩形リング形の出口通路体と、前記出口通路体の外側に配置し、前記出口通路の幅方向に伸びるコア及び当該コアに巻き付けたコイルとを含む磁気センサにより構成した場合、コアに巻き付けられたコイルから発生する磁束は、コアが出口通路の全幅に相対していることから、出口通路の全幅をカバーする。
よって、出口通路に鉄等の磁性体の不正用器具が挿入された場合、検知することができる。
また、出口通路を通過するコインも検知することができる。
コイルから発生する磁束は、その内方のコアに集約されているので、出口通路を通る磁性体にのみ影響を受ける。
よって、不正用器具による異常を早期に検知できる利点がある。
図2は、本発明の実施例の不正検知装置を装着したコインホッパの保留ボウルを取り外した平面図である。
図3は、本発明の実施例の不正検知装置の分解斜視図である
図4は、本発明の実施例の不正検知装置の断面図である。
図5は、本発明の実施例の不正検知装置を装着したコインホッパの制御ブロック図である。
図6は、本発明の実施例のコインホッパの不正検知装置の作用説明図である。
図7は、本発明の実施例のコインホッパの不正検知装置の作用説明用タイムチャートである。
ベース102は、送出装置104を構成する回転ディスク107等が取り付けられ、かつ、回転ディスク107によって連れ回りされるコインCを支える機能を有する。
具体的には、ベース102は矩形の厚板形状であり、断面矩形筒形のフレーム122の上端に約30度の傾斜で斜めに配置される。
ベース102の上面124には回転ディスク107を受け入れる円形凹部126、円形凹部126に連続してその周方向へ伸びる凹溝128が形成されている。
この凹溝128がコイン通路127を構成する。
ベース102の裏面には後述の弾き出し手段108が取り付けられている。
送出装置104は、保留ボウル106にバラ積み状態に保留されたコインCを一つずつ区分けして送り出す機能を有する。
本実施例において送出装置104は、周縁に等間隔にコインCの通孔129が複数形成された回転ディスク107である。
回転ディスク107は、円形凹部126内に配置され、ベース102を裏面側から表面側へ貫通する電気モータ103の回転軸(図示せず)の先端部に固定され、所定の速度で回転される。
回転ディスク107が回転された場合、コインCが通孔129に落下し、回転ディスク107下面の押出突起129A、129Bに押されつつ円形凹部126の底面132上を滑り、かつ、円形凹部126の周面130に案内されて回転ディスク107と共に移動する。
円形凹部126の周面130の開口124に相対してベース102の底面132から突出する規制ピン134A、134Bが設けられている。
回転ディスク107の押出突起129A、129Bに押されてつれ回りされるコインCは、その移動途上において規制ピン134A、134Bによって回転ディスク107の周方向へ案内されて開口124に押し出される。
押し出されたコインCは弾き出し手段108によって弾かれて出口通路センサ112を通って投出口136から払い出される。
保留ボウル106は、コインCをバラ積み状態に保留する機能を有する。
保留ボウル106は、ベース102の上面124に着脱可能に固定され、全体として縦向き筒形であり、上端部は矩形筒形であり、下端部は円形凹部112と同径の円形筒形に形成されている。
よって、回転ディスク107は、保留ボウル106の下方において回転する。
しかし、回転ディスク107は保留ボウル106の下端部に配置することもできる。
弾き出し手段108は、回転ディスク107によって開口124に押し出されたコインCを投出口136へ向かって弾き出す機能を有している。
弾き出し手段108は、開口124に隣接して配置された固定案内体142及び移動ローラ144を含んでいる。
固定案内体142はベース102に固定され、先端が凹溝128内の開口124の近傍に配置されている。
移動ローラ144は、ベース102の裏面から下方へ突出された固定軸146に揺動可能に取り付けられた第1レバー148から上方へ向かって立設され、かつ、ベース102に形成された弧状孔152を貫通して上面側に突出する軸154の先端部に回転自在に取り付けられている。
第1レバー148は、ベース102の下方に配置されたスプリング(図示せず)によって図2において反時計方向へ回転力を受け、ストッパ(図示せず)に係止されて図2に示す弧状孔152の端部に位置する待機位置において停止される。
第1レバー148がストッパに停止されている場合、移動ローラ144と固定案内体142との距離は、コインCの直径よりも小さく設定されている。
よって、コインCの進行につれて移動ローラ144が図2において上方へ移動される。
コインCの直径部が移動ローラ144と固定案内体142との間を通過した直後、コインCは移動ローラ144に作用するスプリング力により投出口136へ向かって勢いよく弾き出される。
弾き出されたコインCは凹溝128を通って出口通路センサ112に達し、投出口136から投出される。
送出検知手段110は、コインCが回転ディスク107によって送り出されたことを検知する機能を有する。
本実施例において送出検知手段110は、検知体145である移動ローラ144のコインCによる移動を検知することによりコインCが回転ディスク107によって送り出されたことを検知する。
具体的には、第1レバー148と一体に第2レバー155が形成され、当該第2レバー155の先端の作用片156の回動位置を送出センサ158により検知する。
送出センサ158は、光電センサ、磁気センサ等使用することができる。
本実施例において、送出センサ158は透過形光電センサであって、作用片156によって光軸を遮断された場合、送出信号DSを出力する。
第1レバー148、第2レバー155及び送出センサ158はフレーム122内に配置されているため、外部より操作され、送出信号DSが不正に出力されることはない。
出口通路センサ112は、弾き出し手段108によってコイン通路127に弾き出されたコインCの通過及び投入口136に挿入された不正用器具を検知する機能を有する。
詳述すれば、投出口136に隣接するコイン通路127の全域を検知し、このコイン通路127におけるコインC若しくは不正用器具等の被検知体の存在を検知した場合、通過信号PSを出力する。
ここで、コイン通路127の全域とは、コインCの進行方向である長手方向ではなく、長手方向の横断面の全域をいう。
本実施例において出口通路センサ112は磁気センサ162である。
磁気センサ162は、出口通路体164、コイル166、コア168A、168Bを含んでいる。
出口通路体164は、弾き出し手段108によって弾き出されたコインCを案内すると共にコイル166が巻き付けられる。
出口通路体164は、矩形の出口通路172を有する矩形リング形であり、非金属材料、例えば樹脂によって射出成型される。
出口通路172は、コインCの厚み及び直径よりも僅かに大きく形成された断面が扁平矩形をなすと共に所定の長さを有し、コインCが通過可能であるが、外部から不正用器具を挿入し難くしてある。
出口通路172はコイン通路127の一部を構成し、その底壁及び側壁は凹溝128の底壁及び側壁と段差無く接続される。
出口通路体164は、ベース102の取付凹部173に挿入されて固定される。
図3に示すように、出口通路体164の右側端に上下に伸びるベース174が一体成型され、当該ベース174に検知手段176の基板178が取り付けられている。
出口通路体164の中間にコイル166が巻き付けられる。
コイル166は、予め矩形リング状に形成したコイル166を出口通路体164に嵌め込み、接着剤等により固定することが出来る。
コア168A、168Bは、コイル166から発生する磁束が外部に漏れないように集束する機能を有する。
換言すれば、コイル166から発生する磁束が、近傍に存する磁性体によって影響を受けないようにする機能を有する。
コア168A、168Bは同一形状であるのでコア168Aを代表して説明する。
コア168Aは、磁束が集束され易いフェライト等の材料により断面U形に一体成形され、右側壁176R、左側壁176L及びそれらを連通する底壁176Bを有する。
コア168Aの長さは出口通路172の幅とほぼ同一に形成され、右側壁176R、左側壁176Lはコイル166の右端面及び左端面に近接配置され、先端は出口通路体164に接着等により固定される。
これにより、図6に示すように、コイル166から発生した磁束BAは、コア168Aの右側壁176R、左側壁176L及び底壁176Bを通り、右側壁176R、左側壁176Lの端面から出口通路172に達するループを形成する。
同様に、コア168Bを通る磁束BBが出口通路172に形成される。
それら磁束の幅はコア168A、168Bの幅全域に形成されるので、出口通路172の幅(投出口136の長手方向)及び高さの全域がコイル166から発生する磁束BA及びBBで覆われる。
これにより、鉄等の磁性体が出口通路センサ112の近傍に設置され、若しくは意識的に配置された場合であっても、コイル166から発生する磁束BA、BBはそれぞれコア168A、168Bを通るので、その出力は何ら影響を受けない。
出口通路体164、コイル166、コア168A、168B、及び基板178は、ベース102に固定される矩形のカバー182によって覆われる。
カバー182に形成されたスリット184に出口通路体164の端部が密に挿入される。
よって、出口通路体164の先端がコインCの投出口136である。
検知手段176は、送出センサ158の送出信号DS、出口通路センサ112の通過信号PS及び外部装置から払出指令信号OSを受けて所定の組み合わせの場合、異常信号ESを外部装置へ出力する機能を有する。
検知手段176は、判別手段186、発振回路192及び検波回路194を含んでいる。
まず判別手段186を説明する。
判別手段186はマイクロプロセッサであり、ROMに記憶されたプログラムに基づいて送出センサ158からの送出信号DS、出口通路センサ112からの通過信号PS及び払出指令信号OSの出力の組み合わせを判別し、正常状態若しくは異常状態を判別し、異常信号ESを出力する。
出口通路センサ112のコイル166に発信回路192を接続し、発信回路192に検波回路194を接続し、検波回路194の出力を通過信号PSとして出力する。
まず正常時のコイン払出を説明する。
ゲーム機等の外部装置から払出指令信号OSが出力された場合、電気モータ103を回転させる。
これにより、回転ディスク107が回転され、保留ボウル106内のコインCが攪拌されて姿勢が変化されることにより通孔129に落下する。
通孔129に落下したコインCは、回転ディスク107下面の押出突起129A、129Bに押されつつ円形凹部126の底面132上を滑り、かつ、周面130に案内されて回転ディスク107と共に移動する(図2における時計方向)。
この回転途上において、コインCは規制ピン134A、134Bに回動を阻止され、回転ディスク107の周方向、換言すれば開口124へ向かって案内される。
これにより、コインCは周面の一部を固定案内体142に案内されつつ移動ローラ144を固定案内体142から離れる方向へ移動させる。
移動ローラ144の移動と共に第1レバ148が図2において時計方向へ回動され、コインCの直径部が通過する直前において、一体に回動する第2レバー155の作用片156が送出センサ158によって検知される。
これにより、送出センサ158は送出信号DSを出力する。
さらに回転ディスク107が回転した場合、コインCは押出突起129Bによって押し出され、コインCの直径部が固定案内体142と移動ローラ144との間を通過する。
コインCの直径部が固定案内体142と移動ローラ144との間を通過した直後、コインCは移動ローラ144がスプリング(図示せず)により引き寄せられることから、図2における矢印方向へ勢いよく弾き出される。
これに連動して第2レバー155が図2において反時計方向へ回動するから、作用片156は送出センサ158に検知されなくなる。
よって、送出センサ158は、パルス状の送出信号DSを出力する。
出口通路172において、図6に示すようコイル166を流れる高周波電流によりその周囲に磁界BA、BBが発生する。
詳述すれば、コイル166の周囲には強磁性体によって作られたコア168A、168Bが配置されているので、磁界BA、BBはそれぞれコア168A、168B内に集束される。
換言すれば、コア168A、168Bの左側壁176L及び右側壁176Rの端面から他方の端面へ向かう磁束が出口通路172の全域に形成される。
よって、コイル166から発生する磁界BA、BBは出口通路172を通過する磁性体によってのみ影響を受ける。
出口通路172を通過するコインCによって磁界BA、BBは所定時間の間、影響を受け、発振回路192の出力が変化するので、検波回路194はその出力変化を検知してパルス状の通過信号PSを出力する。
よって、払出指令信号OSが出力されている間にパルス状の送出信号DS、次いでパルス状の通過信号PSが出力された場合、正常な払出であると判別し、一つのコインCの払出が行われたと判別し、払出数をカウントアップする。
払出指令による所定数のコインCが払い出されるまで前述の動作を繰り返す。
払出指令が3である場合、換言すれば、カウントアップ数が3である場合、払出指令信号OSの出力が中止され、電気モータ103への通電が停止されると共にブレーキが付与され、回転ディスク107が停止されてコインCの所定数の払出を終了する(図7(A)参照)。
不正用器具が投出口136から出口通路172へ挿入された場合、前述のように出口通路センサ112の磁界BA、BBは影響を受けるので、通過信号PSを出力する。
そして。不正用器具は継続して挿入されていることから、出口通路センサ112は連続して通過信号PSを出力する。
よって、払出指示信号OSが出力された場合、既に存在する通過信号PSを判別することにより、不正の介在を検知することができるので、判別手段186は異常信号ESを出力することができる(図7(B))。
また、通過信号PSが所定時間継続して通過信号PSを出力していることを判別して異常信号ESを出力することができる。
さらに、送出信号DSが出力された場合、先に通過信号PSが存在することによっても異常信号ESを出力することが出来る。
この場合、出口通路センサ112は不正用器具を検知することができず、通過信号PSは出力されない。
送出センサ158は通常よりも長い時間送出信号DSを出力するので、送出信号DSが所定時間以上継続して出力されたことを判別して異常信号ESを出力することが出来る(図7(C))。
また、払出指令信号OSの出力前から送出信号DSが存在することを判別して異常信号ESを出力することも出来る。
103 電気モータ
106 保留ボウル
107 回転ディスク
112 出口通路センサ
127 コイン通路
129 通孔
145 検知体
158 送出センサ
162、200 磁気センサ
164 出口通路体
166、206 コイル
168A、168B、208 コア
172 出口通路
176L、176R 左右側壁
Claims (1)
- コイン保留ボウル(106)にバラ積み状態に保留されたコイン(C)を前記コイン保留ボウルの下部に配置され、かつ、電気モータ(103)により回転される通孔(129)を有する回転ディスク(107)によって一つずつコイン通路(127)へ送出し、送り出されるコインによって移動される検知体(145)の移動を検知して送り出されたコインを検知する送出センサ(158)を備えたコインホッパにおいて、前記コイン通路の出口通路(172)の全域を検知する出口通路センサ(112)を備え、
前記出口通路センサ(112)は、樹脂成型された断面が扁平矩形の前記出口通路(172)を画定すると共に中間部の外周に盛り上がり部が設けられた断面扁平矩形リング形の出口通路体(164)と、前記出口通路体(164)の外周に設けた盛り上がり部に巻き付けたコイル(166)と、前記出口通路(172)の幅とほぼ同じ長さに形成され、かつ、右側壁(176R)、左側壁(176L)及び底壁(176B)によって断面U形にフェライトによって成型されたコア(168A、168B)を含む磁気センサ(162)であり、
前記右側壁(176R)及び左側壁(176L)は前記コイル(166)の左右のサイドにそれぞれ近接配置されると共に前記底壁(176B)の反対側の先端は前記出口通路体(164)に固定される
ことを特徴とするコインホッパの不正検知装置。
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