JP5513322B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents
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本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、選別ユニットにおける硬貨識別時の硬貨の挙動を安定させる手段を提供することを目的とする。
2は繰出ユニット1の繰出ハウジングであり、概ね100枚以上の硬貨Cを収容できる高さを有する有底の円筒状部材であって、その底板2aは水平に配置されている。
8は分離ゲートであり、繰出ハウジング2の側壁2bに形成された開口であって、繰出回転円盤3の上面との間に、取扱う全ての硬貨Cを1枚だけ通過させる間隔で形成された上面を有しており、その開口の下面は回転円盤3の上面より僅かに低く形成されている。
11は硬貨処理装置の選別ユニットであり、有底の円筒状部材である合成樹脂で形成された選別ハウジング12を備えており、その底板12aは水平に配置されている。
更に、搬送ローラ対27による硬貨Cの搬入方向Aは、図2に示すように、搬送ディスク13の回転中心より搬送回転方向の前方側にずらした状態で設定されている。
また、搬送ディスク13の外周面の半径R1は、選別ハウジング12の側壁12bの内周面との間に半径方向隙間ΔRを形成するよう設定され、その半径方向隙間ΔRは、最小直径の硬貨Cの半径より狭い隙間に設定されている(図3に示す硬貨Cc参照)。
投入部7に一括して投入された複数の硬貨Cが繰出回転円盤3上に落下すると、繰出モータ5による繰出回転円盤3の繰出回転方向への駆動が開始されると共に、搬送モータ29による搬送ローラ対27の駆動およびディスク回転モータ15による搬送ディスク13の駆動が開始される。
上記した、側壁12bの内周面に沿って搬送された硬貨Cが、整位レバー41によって一旦硬貨収容部16の底面16aに押圧され、再び側壁12bの内周面に沿って搬送されていく硬貨Cの移動軌跡を、本実施例では硬貨Cの搬送軌跡という。
本実施例の硬貨処理装置の選別ユニット11の搬送ディスク13には、図5に示すように、各硬貨収容部16の底部に押圧レバー51が設けられている。
また、搬送ディスク13の外周面の半径R1は、上記実施例と同様の半径方向隙間ΔRを選別ハウジング12の側壁12bの内周面との間に形成するよう設定されている。
本実施例における、投入部7に硬貨Cが一括して投入されたときから、搬送ディスク13の硬貨収容部16が硬貨搬入位置に停止するまでの動作は、上記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
このとき、搬入された硬貨Cは、押圧レバー51に衝突してその衝撃力がバネ部材の変形によって吸収され、最小直径の硬貨Cは押圧レバー51の付勢力によって押し戻され、係止位置で停止した押圧レバー51と搬送回転方向前方側の隔置部17との間で保持される。
上記した、押圧レバー51によって側壁12bに押圧されながら、その内周面に沿って搬送されていく硬貨Cの移動軌跡を、本実施例では硬貨Cの搬送軌跡という。
その後の識別結果に基づく硬貨Cの搬送動作は、上記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
2 繰出ハウジング
2a、12a 底板
2b、12b 側壁
3 繰出回転円盤
4、14 回転軸
5 繰出モータ
5a、15a、29a ギヤ列
7 投入部
7a 落下口
8 分離ゲート
9 幅寄せガイド
11 選別ユニット
12 選別ハウジング
13 搬送ディスク
15 ディスク回転モータ
16 硬貨収容部
16a 底面
17 隔置部
18 搬入口
19 ガイド部
21 位置決め部材
21a スリット
22 位置検出センサ
24 搬入検出センサ
26 硬貨通路
27 搬送ローラ対
27a 第1の搬送ローラ
27b 第2の搬送ローラ
29 搬送モータ
31 待機検出センサ
33 識別部
34a、34b、34c 識別センサ
36 リジェクト口
36a リジェクト口開閉シャッタ
38 正常硬貨排出口
41 整位レバー
41a、51a 先端
42、52 回動支点
43 切欠部
51 押圧レバー
Claims (10)
- 水平に配置された選別ハウジング内に配置され、外周縁部に隔置部で仕切られた複数の硬貨収容部が形成された搬送ディスクと、前記硬貨収容部に搬入される硬貨を通過させる搬入口と、前記搬送ディスクを間欠駆動するディスク駆動源と、前記硬貨収容部に収容された硬貨の搬送軌跡上に配置され、前記間欠駆動による搬送中に硬貨を識別する識別センサとを有する選別ユニットを備えた硬貨処理装置において、
前記識別センサを通過する硬貨を、前記硬貨収容部の底面に整位させる整位レバーを設けたことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項1に記載の硬貨処理装置において、
前記識別センサを、前記搬送ディスクの硬貨収容部を前記搬入口に対向させた硬貨搬入位置に停止させた搬送ディスクの前記隔置部に対向させて配置したことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項2に記載の硬貨処理装置において、
前記整位レバーの回動支点を、前記選別ハウジングの側壁の半径方向外側に配置すると共に、前記整位レバーの先端を、前記識別センサの前記搬送ディスクの搬送回転方向の前方側に延在させ、
前記整位レバーの先端を、前記搬送ディスクの中心側に向けて回動させる方向に付勢したことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項3に記載の硬貨処理装置において、
前記識別センサを、複数設けたことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項4に記載の硬貨処理装置において、
前記整位レバーを、各識別センサに対応する位置に設けたことを特徴とする硬貨処理装置。 - 水平に配置された選別ハウジング内に配置され、外周縁部に隔置部で仕切られた複数の硬貨収容部が形成された搬送ディスクと、前記硬貨収容部に搬入される硬貨を通過させる搬入口と、前記搬送ディスクを間欠駆動するディスク駆動源と、前記硬貨収容部に収容された硬貨の搬送軌跡上に配置され、前記間欠駆動による搬送中に硬貨を識別する識別センサとを有する選別ユニットを備えた硬貨処理装置において、
前記各硬貨収容部の底部に、収容した硬貨を前記選別ハウジングの側壁の内周面に押圧する押圧レバーを設けたことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項6に記載の硬貨処理装置において、
前記識別センサを、前記搬送ディスクの硬貨収容部を前記搬入口に対向させた硬貨搬入位置に停止させた搬送ディスクの前記隔置部に対向させて配置したことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項6に記載の硬貨処理装置において、
前記押圧レバーを回動支点を中心に回動可能に構成し、
前記押圧レバーの先端を、前記搬送ディスクの半径方向の外側に向けて回動する方向に付勢したことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項7に記載の硬貨処理装置において、
前記識別センサを、複数設けたことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項1または請求項6に記載の硬貨処理装置において、
水平に配置された繰出ハウジング内に配置された繰出回転円盤と、前記繰出回転円盤上に投入された硬貨を1枚毎に分離して繰出す分離ゲートとを有する繰出ユニットと、
前記繰出ユニットの分離ゲートと、前記選別ユニットの搬入口との間を連結する水平に配置された硬貨通路と、
前記硬貨通路の、前記搬入口の硬貨の搬入方向の上流側に配置され、前記搬入口から搬入する硬貨を挟持して待機位置に待機させる一対の搬送ローラ対とを設け、
前記搬送ディスクの硬貨収容部を前記搬入口に対向させた硬貨搬入位置に停止させたときに、前記搬送ローラ対を回転させて、前記待機位置に待機させた硬貨を前記硬貨収容部に搬入することを特徴とする硬貨処理装置。
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Family Applications (1)
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