JP4988190B2 - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性のメモリセルと、メモリセルに接続されたワード線とを有する不揮発性半導体メモリに関する。
半導体の素子構造の微細化により、トランジスタを構成する絶縁膜は薄くなってきている。トランジスタの信頼性の低下を防止するために、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリに供給される電源電圧は、低下する傾向にある。メモリセルのアクセスに用いられる内部電圧(例えば、ワード線の高レベル電圧)が、電源電圧より高い場合、電源電圧を昇圧して内部電圧を生成するための昇圧回路を不揮発性半導体メモリに形成する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−149577号公報
一般に、昇圧回路は、トランジスタのスイッチ動作およびキャパシタのカップリング作用を利用して昇圧電圧を生成する。このため、昇圧電圧は、不揮発性半導体メモリの製造プロセスの変動により変化する。具体的には、昇圧電圧は、トランジスタの閾値電圧や、キャパシタを構成する絶縁膜の膜厚等により変化する。特に、昇圧回路がメモリセルのアクセス時のみに動作し、キャパシタの一端にパルス信号を与えて昇圧電圧を生成する場合、昇圧電圧をモニタにより微調整することが困難である。この場合、昇圧電圧は、製造プロセスの変動の影響を直接受ける。
例えば、昇圧電圧がワード線の高レベル電圧に使用される場合、ワード線の電圧が変化すると、読み出しマージン等の動作マージンが低下する。これにより、半導体メモリの歩留が著しく低下する場合がある。従来、ワード線の電圧が変動することを防止するために、昇圧電圧の生成に使用するキャパシタの数を、配線層のフォトマスクを切り替えることで変更する手法が用いられている。
しかしながら、この場合、複数種のフォトマスクを用意する必要がある。また、フォトマスクに形成されるパターンは、ウエハ上の全てのチップに転写される。このため、昇圧電圧をチップ毎に調整できないという問題があった。この結果、チップ毎に最適な昇圧電圧は生成できない。換言すれば、動作マージンの向上効果は十分でない。
本発明の目的は、不揮発性半導体メモリの動作マージンを向上し、歩留を向上することにある。
本発明の第1の形態では、不揮発性の評価用メモリセルは、予め複数種の値にそれぞれプログラムされている。内部電圧生成回路は、内部回路で使用する内部電圧を生成する。内部電圧生成回路は、調整信号に応じて内部電圧の値を変更可能である。電圧調整回路は、内部電圧を期待値に近づけるために、評価用メモリセルの読み出し動作時に、評価用メモリセルにそれぞれ流れるセル電流に応じて調整信号を出力する。一般に、半導体メモリの製造条件が変動すると、半導体メモリを構成するトランジスタ等の素子の特性は変化する。この変化により、内部電圧生成回路により生成される内部電圧は変化し、読み出し動作時に評価用メモリセルに流れるセル電流も変化する。このため、内部電圧生成回路により生成される内部電圧の変化を、セル電流の変化により検出できる。これにより、製造条
件の変動により期待値からシフトした内部電圧を、調整信号により期待値に自動的に設定できる。内部回路が正しい内部電圧により動作するため、動作マージンを向上できる。この結果、不揮発性半導体メモリの歩留を向上できる。
本発明の一形態における好ましい例では、内部電圧生成回路は、不揮発性の通常メモリセルに接続された通常ワード線および評価用メモリセルに接続された評価用ワード線に供給する制御電圧を内部電圧として生成する。電圧調整回路は、セル電流に応じて、制御電圧を期待値に近づけるために調整信号を出力する。これにより、製造条件の変動にかかわりなく、ワード線の電圧を正常な値に設定することができ、メモリセルの読み出しマージンおよび書き込みマージンを向上できる。
例えば、評価用メモリセルは、通常メモリセルとともにセルアレイ内に形成される。これにより、評価用メモリセルの電気的特性を、通常メモリセルの電気的特性と等しくできる。すなわち、評価用メモリセルを用いたセル電流の評価は、通常メモリセルを用いたセル電流の評価と等価になる。この結果、評価結果を示す調整信号を内部電圧生成回路にフィードバックすることで、動作マージンを確実に向上できる。
評価用ワード線は、例えば、試験回路により、試験モード中に活性化され、通常動作モード中に活性化が禁止される。通常動作モード中に評価用ワード線が活性化されないため、ワード線の多重選択等の誤動作が防止され、不揮発性半導体メモリの信頼性を向上できる。
本発明の第1の形態における好ましい例では、電圧調整回路は、評価用メモリセルに対応してそれぞれ形成され、各々が一対の差動入力を有する差動センスアンプを有している。各差動センスアンプは、差動入力の一方を評価用メモリセルのデータ出力ノードに接続し、差動入力の他方を不揮発性の参照メモリセルのデータ出力ノードに接続し、出力ノードから調整信号のビット値をそれぞれ出力する。予め所定の値にプログラムされた参照メモリセルは、コントロールゲートで定電圧を受ける。これにより、各評価用メモリセルを流れるセル電流と、参照メモリセルを流れるセル電流とを比較することで、複数ビットからなる調整信号を容易に生成できる。
本発明の第1の形態における好ましい例では、不揮発性記憶回路は、差動センスアンプから出力される調整信号のビット値を記憶する。このため、電圧調整回路を一度動作させるだけで、調整信号のビット値は、半導体メモリの電源をオフしても保持される。例えば、不揮発性半導体メモリの製造工程において、電圧調整回路を一度動作させれば、その後の調整を不要にできる。不揮発性半導体メモリを使用するユーザは、電圧を調整するための試験モード等を意識する必要がないため、使い勝手を向上できる。
本発明の第2の形態では、不揮発性の評価用メモリセルは、予め複数種の値にそれぞれプログラムされている。内部信号生成回路は、調整信号によりタイミングが変更可能な制御信号を、内部回路で使用するために生成する。タイミング調整回路は、制御信号のタイミングを期待値に近づけるために、評価用メモリセルの読み出し動作時に、評価用メモリセルにそれぞれ流れるセル電流に応じて調整信号を出力する。一般に、半導体メモリの製造条件が変動すると、半導体メモリを構成するトランジスタ等の素子の特性は変化する。この変化により、内部回路で使用する制御信号の生成タイミングは変化し、読み出し動作時に評価用メモリセルに流れるセル電流も変化する。このため、制御信号のタイミングの変化を、セル電流の変化により検出できる。これにより、製造条件の変動により期待値からシフトした制御信号のタイミングを、調整信号により期待値に自動的に設定できる。内部回路が正しいタイミングの制御信号により動作するため、動作マージンを向上できる。この結果、不揮発性半導体メモリの歩留を向上できる。
評価用ワード線は、例えば、試験回路により、試験モード中に活性化され、通常動作モード中に活性化が禁止される。通常動作モード中に評価用ワード線が活性化されないため、ワード線の多重選択等の誤動作が防止され、不揮発性半導体メモリの信頼性を向上できる。
本発明の第2の形態における好ましい例では、内部信号生成回路は、不揮発性の通常メモリセルから読み出されるデータ信号の読み出しタイミングを決める読み出しタイミング信号を制御信号として生成する。例えば、読み出しタイミング信号は、コラムスイッチのオンタイミングを設定するためにコラムスイッチに供給されるコラムタイミング信号である。読み出しタイミング信号は、センスアンプの活性化タイミングを設定するためにセンスアンプに供給されるセンスアンプタイミング信号である。読み出しタイミング信号は、データ出力バッファによるデータ信号の出力タイミングを設定するためにデータ出力バッファに供給されるデータ出力タイミング信号である。あるいは、読み出しタイミング信号は、ワード線信号の出力タイミングを設定するためにワードデコーダに供給される。これにより、不揮発性半導体メモリの読み出しマージンを向上でき、歩留を向上できる。
例えば、評価用メモリセルは、通常メモリセルとともにセルアレイ内に形成される。これにより、評価用メモリセルの電気的特性を、通常メモリセルの電気的特性と等しくできる。すなわち、評価用メモリセルを用いたセル電流の評価は、通常メモリセルを用いたセル電流の評価と等価になる。この結果、評価結果を示す調整信号を内部電圧生成回路にフィードバックすることで、動作マージンを確実に向上できる。
本発明では、不揮発性半導体メモリの動作マージンを向上でき、歩留を向上できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中、太線で示した信号線は、複数本で構成されている。また、太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路で構成されている。信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。
図1は、本発明の不揮発性半導体メモリの第1の実施形態を示している。この不揮発性半導体メモリは、シリコン基板上にCMOSプロセスを使用して、電気的に書き換え可能な不揮発性のメモリセルを有するNOR型フラッシュメモリFMとして形成されている。
フラッシュメモリFMは、アドレスバッファADB、データ入力バッファDIN、データ出力バッファDOUT、昇圧回路BST(内部電圧生成回路)、ワードデコーダXDEC、メモリセルアレイARY、コラムデコーダYDEC、コラムセレクタYSEL、センスアンプSA、評価用センスアンプESA(電圧調整回路)、不揮発性ラッチNVLT(不揮発性記憶回路)および参照メモリセルRMCを有している。
アドレスバッファADBは、アドレス端子ADを介してアドレス信号ADを受け、受けたアドレスADをロウアドレス信号XADおよびコラムアドレス信号YADとして出力する。ロウアドレス信号XADは、アドレス信号ADの上位ビットで構成される。ロウアドレス信号XADは、後述するワード線WL(WL0−WLn)の選択に使用される。コラムアドレス信号YADは、アドレス信号ADの下位ビットで構成される。コラムアドレス信号YADは、ワード線WDに接続されたメモリセルMCの所定数を選択するために使用される。
データ入力バッファDINは、データ端子I/Oを介して書き込みデータを受信する。
データ出力バッファDOUTは、セルアレイARYからの読み出しデータをデータ端子I/Oに出力する。データ端子I/Oは、例えば、16ビットである。
昇圧回路BSTは、後述する調整信号ADJ0−3を受け、調整信号ADJ0−3の論理レベルに応じて複数種の昇圧電圧VBST(内部電圧)のいずれかを生成する。昇圧回路BSTは、後述するように、ワード線WL、WLEの活性化タイミングに合わせてキック動作し、昇圧電圧VBSTを生成する。
ワードデコーダXDECは、通常動作モード中の読み出し動作時および書き込み動作時に、ロウアドレス信号XADに応じてワード線WL0−WLnのいずれかを高電圧レベルに活性化する。ワードデコーダXDECは、試験モード中に、ワード線WL0−WLnの活性化を禁止し、試験コマンドに同期して評価用ワード線EWLを所定の期間、高電圧レベルに活性化する。ワードデコーダXDECは、試験モード中に評価用ワード線EWLを活性化し、通常動作モード中に評価用ワード線EWLの活性化を禁止する試験回路として動作する。通常動作モード中に評価用ワード線EWLの活性化を禁止することで、ワード線WL、EWLの多重選択等の誤動作が防止され、フラッシュメモリFMの信頼性を向上できる。
例えば、フラッシュメモリFMの動作状態は、図示しない試験パッドで所定の電圧を受けたときに通常動作モードから試験モードに移行する。ワード線WL0−WLnのおよび評価用ワード線EWLの高レベル電圧は、昇圧電圧VBSTが使用される。すなわち、ワードデコーダXDECは、昇圧電圧VBST(内部電圧)が使用される内部回路である。
メモリセルアレイARYは、マトリックス状に配置された複数の不揮発性の通常メモリセルMCと、図の横方向に並ぶメモリセルMCに共通に接続されるワード線WL0−WLnと、図の縦方向に並ぶメモリセルMCに共通に接続されるビット線BL0−BLmと、ワード線WLnに沿って配線された評価用ワード線EWLと、図の横方向に配列され、評価用ワード線EWLに接続された複数の評価用メモリセルEMCとを有している。メモリセルアレイARYは、一般にNOR型と称するアレイ構造を有している。
評価用メモリセルEMCは、通常メモリセルMCと同様に、ビット線BL0−BLmにそれぞれ接続されている。この実施形態では、後述する図2に示すように、ビット線BL0−BL3に接続された評価用メモリセルEMC0−3(符号は図示せず)が試験モード中に使用される。ビット線BL4−BLmに接続された評価用メモリセルEMC4−EMCmは使用されない。
メモリセルMC、EMCは、フローティングゲートおよびワード線WL、EWLに接続されたコントロールゲートを有するセルトランジスタ(nMOSトランジスタ)により構成されている。フローティングゲートは、ポリシリコン等で形成され、導電性を有している。セルトランジスタのドレインは、ビット線BL0−BLmのいずれかに接続されている。セルトランジスタのソースは、接地線に接続されている。
評価用メモリセルEMC0−3を、通常メモリセルMCとともにメモリセルアレイARY内に形成することで、評価用メモリセルEMC0−3の電気的特性を、通常メモリセルMCの電気的特性と等しくできる。すなわち、評価用メモリセルEMC0−3を用いたセル電流の評価は、通常メモリセルMCを用いたセル電流の評価と等価になる。したがって、評価結果を示す調整信号ADJ0−3を昇圧回路BSTにフィードバックすることで、動作マージンを確実に向上できる。
メモリセルMC、EMCは、同じ構造であり、電気的に書き換え可能な不揮発性のメモリセルである。コラムデコーダYDECは、通常動作モード中における読み出し動作時に、コラムアドレスYADに応じて図示しないコラムデコード信号を生成する。コラムセレクタYSELは、通常動作モード中における読み出し動作時に、コラムデコード信号に応じて、ビット線BL0−BLmの所定数(例えば、データ端子I/Oの数に対応する8本)を、センスアンプSAに接続する。センスアンプSAは、読み出し動作中に活性化され、ビット線BLに読み出されたデータ信号を増幅し、増幅したデータをデータ出力バッファDOUTに出力する。
評価用センスアンプESAおよび不揮発性ラッチNVLTは、試験モード中に、試験コマンドに同期して動作する。評価用センスアンプESAは、評価用メモリセルEMCからビット線BL0−BL3に読み出されたデータ信号を増幅し、増幅したデータ信号を2値の論理信号として不揮発性ラッチNVLTに出力する。不揮発性ラッチNVLTは、電気的に書き替え可能な不揮発性のメモリセルと、メモリセルに接続されたラッチとを有している。不揮発性ラッチNVLTは、評価用センスアンプESAから出力される論理信号の値を不揮発性メモリセルに記憶し、記憶している論理値を調整信号ADJ0−3として出力する。
参照メモリセルRMCは、通常メモリセルMCと同じ構造のセルトランジスタを有している。参照メモリセルRMCのセルトランジスタは、ゲートが評価用パッドVGに接続され、ソースが接地線に接続され、ドレインが評価用ビット線RBLを介して評価用センスアンプESAの入力に接続されている。評価用パッドVGは、高抵抗を介して接地線VSSに接続されている。評価用パッドVGは、フラッシュメモリFMのチップ上に形成される評価用のパッドである。なお、参照メモリセルRMCは、セルアレイARY内に形成してもよい。
特に図示していないが、フラッシュメモリFMは、外部から動作コマンドを受けるコマンド入力回路、動作コマンドを解読するコマンドコーダ、タイミング信号を生成するステートマシーン、書き込みデータ信号をセルアレイARYに供給する書き込み回路等を有している。
図2は、図1に示した評価用センスアンプESAの詳細を示している。評価用センスアンプESAは、評価用メモリセルEMC0−EMC3にそれぞれ対応する差動型のセンスアンプSA0−SA3、センスアンプSA0−SA3の出力に接続されたバッファ回路BUF0−BUF3、およびビット線BL0−BL3と基準ビット線RBLにそれぞれ接続された定電流源CS0−CS3、RCSを有している。
センスアンプSA0−SA3は、互いに同じ構造である。各センスアンプSA0−SA3は、カレントミラー回路を構成する一対のpMOSトランジスタと、ゲートがビット線BL0(またはBL1−3)または基準ビット線RBLにそれぞれ接続された一対のnMOSトランジスタと、nMOSトランジスタのソースに接続された電流を調整するためのnMOSトランジスタとを有している。
バッファ回路BUF0−BUF3の入力は、センスアンプSA0−SA3の出力(ビット線BL0−BL3に接続されたnMOSトランジスタのドレイン)にそれぞれ接続されている。各バッファ回路BUF0−BUF3は、一対のインバータを接続して構成されている。
図3は、評価用メモリセルEMC0−EMC3および参照メモリセルRMCの電気的特性を示している。評価用メモリセルEMC0−EMC3および参照メモリセルRMCの閾値電圧は、予め、3.5V、4.5V、5.5V、6.5V、5.0Vにそれぞれ設定されている。この実施形態では、閾値電圧は、ドレイン電圧が0.1Vのときに、ソース・
ドレイン間電流ID(=セル電流)が10μAを超えるときのゲート電圧と定義している。
各メモリセルEMC0−EMC3、RMCの閾値電圧は、フラッシュメモリFMの製造工程(試験工程)において、消去状態の各メモリセルEMC0−EMC3、RMCに書き込み動作(プログラム動作)を実行することで設定される。消去状態は、閾値電圧が低い状態である(例えば、0V)。各メモリセルEMC0−EMC3、RMCの閾値電圧は、書き込み動作により高くなる。書き込み動作は、例えば、フローティングゲートにホットエレクトロンを注入することで実行される。あるいは、書き込み動作は、フローティングゲートにエレクトロンをFNトンネル注入することで実行される。
図4は、図1に示した昇圧回路BSTの詳細を示している。昇圧回路BSTは、昇圧動作のトリガ信号であるキック信号KICKを反転するインバータINVと、インバータINVの出力および昇圧ノードVBSTの間に直列に接続されたキャパシタC01、C02と、キャパシタC02に並列に接続されたキャパシタC1−C4と、キャパシタC1−C4の一端を昇圧ノードVBSTに接続するnMOSトランジスタT0−T3と、キャパシタの入力ノードINを電源電圧VDDに設定するためのnMOSトランジスタT4と、昇圧ノードVBSTを電源電圧VDDに設定するためのnMOSトランジスタT5とを有している。nMOSトランジスタT0−T3のゲートは、インバータを介して調整信号ADJ0−3の反転信号を受けている。
昇圧回路BSTは、キック信号KICKが高レベルのときにインバータINVの出力を低レベル(VSS)に設定し、入力ノードINおよび昇圧ノードVBSTを高レベル(VDD)に設定する。キック信号KICKの低レベルへの変化に同期して、入力ノードINおよび昇圧ノードVBSTは、フローティング状態に設定され、インバータINVの出力は、高レベル(VDD)に変化する。これにより、キャパシタC01、C02の結合容量の作用で、電源電圧VDDより高い昇圧電圧VBSTが生成される。キック信号KICKは、フラッシュメモリFMの外部から供給される読み出しコマンドおよび書き込みコマンドに同期して、ワードデコーダXDECによりワード線WLが選択される少し前に高レベルから低レベルに変化する。
なお、調整信号ADJ0−3の少なくともいずれかが低レベルであり、キャパシタC1−C4の少なくともいずれかが昇圧ノードVBSTに接続されている場合、結合容量の作用は大きくなる。昇圧回路BSTの駆動力は、昇圧ノードVBSTに接続されるキャパシタC1−C4の数に比例して大きくなる。昇圧電圧VBSTの上昇速度は、昇圧ノードVBSTに接続されるキャパシタC1−C4の数に比例して高くなる。したがって、ワード線WLが選択されるタイミングでの昇圧電圧VBSTは、接続されるキャパシタC1−C4の数に比例して高くなる。
図5は、図2に示した評価用センスアンプESAおよび図3に示した昇圧回路BSTの動作を示している。まず、試験工程において、各メモリセルEMC0−EMC3、RMCの閾値電圧が設定される。この後、フラッシュメモリFMの試験パッドに、例えば、電源電圧VDDより高い電圧が与えられるとき、フラッシュメモリFMの動作状態は、通常動作モードから試験モードに移行する。
試験モードでは、評価用パッドVGに5Vが供給され、参照メモリセルRMCのゲート電圧は、5Vに設定される。これにより、参照メモリセルRMCに流れるセル電流は、試験モード中に常に10μAになる。なお、評価用パッドVGに供給する電圧が、電源端子に供給される外部電源電圧に等しい場合、試験モード中に、参照メモリセルRMCのゲートを外部電源電圧線に接続する回路を形成してよい。この場合、評価用パッドVGは不要
になる。
試験パッドおよび評価パッドVGへの電圧の供給は、例えば、LSIテスタを用いて、ウエハ状態のフラッシュメモリFMにプローブを接触することで行われる。この後、試験コマンドが、LSIテスタからフラッシュメモリFMに供給される。ロウデコーダXDECは、試験コマンドに応答して評価用ワード線EWLを所定の期間、高電圧レベルに活性化する。評価用ワード線EWLの高電圧レベルは、昇圧回路BSTにより生成される昇圧電圧VBSTに等しい。また、評価用ワード線EWLの高レベル電圧は、通常ワード線WLの高レベル電圧に等しい。
評価用ワード線EWLの高レベル期間に、評価用メモリセルEMC0−EMC3の読み出し動作が実行される。この実施形態では、昇圧電圧VBSTの期待値(設計値)は5Vである。しかし、昇圧電圧VBSTは、半導体製造工程における製造条件の変動により、期待値に対してずれる場合がある。期待値に対するずれ量は、ウエハ内のチップの位置によっても発生する。このため、評価用ワード線EWLおよび通常ワード線WLの高レベル電圧は、期待値に対して大きくずれる場合がある。本実施形態では、評価用ワード線EWLの電圧を間接的に測定し、測定結果を昇圧回路BSTをフィードバックすることにより、製造条件が変動した場合にも、昇圧電圧VBSTを期待値に合わせることができる。
例えば、評価用ワード線EWLの電圧が3.5Vより低い場合、図3に示したように、全ての評価用メモリセルEMC0−3のセル電流IDは、10μAより小さくなる。参照メモリセルRMCのセル電流は、10μAである。このため、全てのセンスアンプSA0−3は、低論理レベルを出力し、不揮発性ラッチNVLTは、低論理レベル(L)の調整信号ADJ0−3を出力する。図4に示した昇圧回路BSTは、調整信号ADJ0−3に応じてキャパシタC1−4に接続されたトランジスタT1−4をオンする(ON)。これにより、昇圧電圧VBSTの出力ノードに接続される容量値は最も大きくなり、キック動作の駆動力は最も大きくなる。キック動作時における昇圧電圧VBSTの上昇速度が最も速くなるため、メモリセルMC、EMCの読み出しタイミングにおけるワード線WL、EWLの電圧を十分に上げることができる。具体的には、ワード線WL、EWLの高レベル電圧を期待値である5Vにほぼ設定できる。
一方、評価用ワード線EWLの電圧が3.5V以上で4.5V未満の場合、図3に示したように、評価用メモリセルEMC0のセル電流IDのみが10μA以上になり、他の評価用メモリセルEMC1−3のセル電流IDは、10μAより小さくなる。このため、センスアンプSA0は、高論理レベルを出力し、センスアンプSA1−3は、低論理レベルを出力する。不揮発性ラッチNVLTは、高論理レベル(H)の調整信号ADJ0と低論理レベル(L)の調整信号ADJ1−3を出力する。昇圧回路BSTは、調整信号ADJ0−3に応じてキャパシタC1に接続されたトランジスタT1をオフし(OFF)、キャパシタC2−4に接続されたトランジスタT2−4をオンする(ON)。これにより、昇圧ノードVBSTに接続される容量値は2番目に大きくなり、キック動作の駆動力は2番目に大きくなる。そして、ワード線WL、EWLの高レベル電圧は、ほぼ期待値(5V)に設定される。
上述と同様に、評価用ワード線EWLの電圧が4.5V以上で5.5V未満の場合、不揮発性ラッチNVLTは、高論理レベル(H)の調整信号ADJ0−1と低論理レベル(L)の調整信号ADJ2−3を出力する。昇圧回路BSTは、調整信号ADJ0−3に応じてキャパシタC1−2に接続されたトランジスタT1−2をオフし(OFF)、キャパシタC3−4に接続されたトランジスタT3−4をオンする(ON)。
評価用ワード線EWLの電圧が5.5V以上で6.5V未満の場合も、上述と同様に、
評価用ワード線EWLの電圧に応じて、高レベル(H)の調整信号ADJ0−2と、低レベル(L)の調整信号ADJ3が出力される。キャパシタC4のみが入力ノードINと昇圧ノードVBSTの間に接続される。評価用ワード線EWLの電圧が6.5V以上の場合、キャパシタC1−4は、昇圧ノードVBSTに接続されない、このため、昇圧電圧VBSTは、キャパシタC01、C02のみを用いて生成される。
なお、評価用ワード線EWLの電圧が5.5V以上の場合、昇圧ノードVBSTに接続される容量値は相対的に小さくなり、キック動作の駆動力は小さくなる。キック動作時における昇圧電圧VBSTの上昇速度が遅くなるため、メモリセルMC、EMCの読み出しタイミングにおけるワード線WL、EWLの電圧を下げることができる。具体的には、ワード線WL、EWLの高レベル電圧を期待値である5Vにほぼ設定できる。
一般に、ワード線WLの高レベル電圧が低いとき、メモリセルMCから正しいデータを読み出せない可能性がある。すなわち、読み出しマージンが低下する。読み出しマージンの低下により、フラッシュメモリFMの歩留は低下する。この結果、製造コストは増加する。一方、ワード線WLの高レベル電圧が高いとき、メモリセルMCのコントロールゲートは、読み出し動作毎に高電圧を受ける。これにより、メモリセルMCのフローティングゲートに注入されているエレクトロンが徐々に消失し、閾値電圧が低くなる可能性がある(ディスターブマージンの減少)。閾値電圧の低下は、データが読み出されるメモリセルMCだけでなく、データが読み出されるメモリセルMCと同じワード線WLに接続されたアクセスされないメモリセルMCでも起こる。したがって、ワード線WLの高レベル電圧が高いとき、メモリセルMCに保持されるデータの信頼性が低下する場合がある。
本実施形態では、フラッシュメモリFMの製造条件が変動した場合にも、ワード線WLの高レベル電圧を常にほぼ5Vに設定できる。このため、読み出しマージンが低下することを防止でき、歩留が低下することを防止できる。この結果、製造コストが上昇することを防止できる。また、ディスターブマージンが減少することを防止でき、信頼性を向上できる。
調整信号ADJ0−3の論理レベルは、不揮発性ラッチNVLTに記憶されている。このため、試験モードが解除されても、トランジスタT1−4のオン状態は維持される。さらに、不揮発性ラッチNVLTは、フラッシュメモリFMの電源がオフされても、調整信号ADJ0−3の論理レベルを保持する。このため、フラッシュメモリFMの電源が再びオンされたときに、全てのトランジスタT1−4はオンされる。したがって、フラッシュメモリFMを製造した後に、試験モードにおいて評価用センスアンプESAを1回だけ動作させるだけで、自動的に昇圧電圧VBSTを期待値に合わせることができる。さらに、チップ毎に昇圧電圧VBSTを最適に設定できる。
以上、第1の実施形態では、製造条件の変動により期待値からシフトした昇圧電圧VBSTを、調整信号ADJ0−3により期待値に自動的に設定できる。製造条件の変動にかかわりなく、ワードデコーダXDECが正しい昇圧電圧VBSTにより動作するため、メモリセルMCの読み出しマージンおよび書き込みマージンを向上でき、歩留を向上できる。
評価用センスアンプESAにより、各評価用メモリセルEMC0−3を流れるセル電流と、参照メモリセルRMCを流れるセル電流とを比較することで、複数ビットからなる調整信号ADJ0−3を容易に生成できる。すなわち、簡易な回路で動作マージンを向上できる。
調整信号ADJ0−3の論理値は、電源をオフにしても不揮発性ラッチNVLTにより
保持される。このため、フラッシュメモリFMの製造工程において、評価用センスアンプESAを一度動作させれば、昇圧電圧VBSTのその後の調整を不要にできる。フラッシュメモリFMを使用するユーザは、昇圧電圧VBSTを調整するための試験モード等を意識する必要がないため、使い勝手を向上できる。
図6は、本発明の第2の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、不揮発性ラッチNVLTから出力される調整信号ADJ0−3は、昇圧回路BSTではなく動作制御回路OPC(内部信号生成回路)に供給される。動作制御回路OPCは、コマンド端子CMDを介してフラッシュメモリFMを動作させるための動作コマンド(読み出しコマンド、書き込みコマンド、消去コマンド、試験コマンド等)を受ける。動作制御回路OPCは、受けた動作コマンドを解読し、ワードデコーダXDEC、センスアンプSA、データ出力バッファDOUT等の動作を制御するタイミング信号を出力する。評価用センスアンプESAは、評価用メモリセルEMCの読み出し動作時に、評価用メモリセルEMCにそれぞれ流れるセル電流に応じて調整信号ADJ0−3を出力するタイミング調整回路として動作する。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。すなわち、ワードデコーダXDECは、試験モード中に評価用ワード線EWLを活性化し、通常動作モード中に評価用ワード線EWLの活性化を禁止する試験回路として動作する。
動作制御回路OPCは、例えば、ワード線WL、EWLの活性化タイミングを決めるワードタイミング信号WLTをワードデコーダXDECに出力する。同様に、動作制御回路OPCは、コラムセレクタYSEL内のコラムスイッチ(図示せず)のオンタイミングを決めるコラムタイミング信号CLT、センスアンプSAの活性化タイミングを決めるセンスアンプタイミング信号SAT、およびデータ出力バッファDOUTのデータ出力タイミングを決めるデータ出力タイミング信号DOTを出力する。コラムスイッチのオンにより、ビット線はセンスアンプSAに接続される。動作制御回路OPCは、調整信号ADJ0−3に応じて、コラムタイミング信号CLT、センスアンプタイミング信号SATおよびデータ出力タイミング信号DOTの生成タイミングを変更する。
コラムタイミング信号CLT、センスアンプタイミング信号SATおよびデータ出力タイミング信号DOTは、通常メモリセルMCから読み出されるデータの読み出しタイミングを決める読み出しタイミング信号である。コラムデコーダYDEC、コラムセレクタYSEL、センスアンプSAおよびデータ出力バッファDOUTは、制御信号CLT、SATおよびDOTにより動作する内部回路である。
動作制御回路OPCは、調整信号ADJ0−3により示される論理値が小さいとき、すなわち、試験モードにおいて評価用ワード線EWLの高レベル電圧が低いことを検出したときに、タイミング信号CLT、SAT、DOTの生成タイミングを遅くする。動作制御回路OPCは、調整信号ADJ0−3により示される論理値が大きいとき、すなわち、試験モードにおいて評価用ワード線EWLの高レベル電圧が高いことを検出したときに、タイミング信号CLT、SAT、DOTの生成タイミングを速くする。
ワード線EWL、WLの高レベル電圧は、昇圧電圧VBSTを用いて生成される。このため評価用ワード線EWLの高レベル電圧が低い場合、ワード線WLの高レベル電圧も低くなる。このとき、メモリセルMCからビット線BL0−BLmに読み出されるデータの出力タイミングは遅くなる。このため、タイミング信号CLT、SAT、DOTの生成タイミングを遅くすることで、誤ったデータが読み出されることを防止できる。一方、ワード線WLの高レベル電圧が高いとき、メモリセルMCからビット線BL0−BLmに読み出されるデータの出力タイミングは早くなる。このため、タイミング信号CLT、SAT、DOTの生成タイミングを早くすることで、誤ったデータが読み出されることを防止で
きる。したがって、評価用ワード線EWLの電圧に応じて、タイミング信号WLT、CLT、SAT、DOTの生成タイミングを調整することで、読み出しマージンを向上でき、フラッシュメモリFMの歩留を向上できる。
図7は、図6に示した動作制御回路OPCにおいて、タイミング信号CLTの生成タイミングを変更するタイミング変更回路TCHを示している。タイミング信号SAT、DOTの生成タイミングを変更するタイミング変更回路TCHは、遅延回路DLY1−4の遅延時間が異なることを除き、図7の回路と同じである。
タイミング変更回路TCHは、直列に接続された遅延回路DLY1−DLY4と、遅延回路DLY1−4の出力または遅延回路DLY1の入力をタイミング信号CLTの出力ノードに接続するスイッチSW1−SW5(nMOSトランジスタ)と、スイッチSW1−SW5のいずれかを調整信号ADJ0−3に応じてオンさせるためのデコーダDECとを有している。タイミング変更回路TCHの入力は、動作制御回路OPC内で生成されるタイミング信号CLT0を受ける。
調整信号ADJ0−3の高レベル(H)の数は、上述した図5と同様に、評価用ワード線EWLの電圧が高いほど多くなる。そして、高レベル(H)の数が多いほど、使用される遅延回路DLYの数が少なくなり、タイミング信号CLTの生成タイミングは早くなる。
以上、第2の実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、製造条件の変動により期待値からシフトしたタイミング信号CLT、SAT、DOTの生成タイミングを、調整信号ADJ0−3により期待値に自動的に設定できる。これにより動作マージンを向上でき、歩留を向上できる。
図8は、本発明の第3の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、第1の実施形態の不揮発性ラッチNVLTの代わりに調整パッドADJ0−3が形成されている。また、ヒューズ回路FUSが新たに形成されている。昇圧回路BSTは、第1の実施形態の調整信号ADJ0−3の代わりにヒューズ信号FS0−3を受けて動作する。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
ヒューズ回路FUSは、ヒューズ信号FS0−3にそれぞれ対応するヒューズ(図示せず)を有している。例えば、ヒューズは、ポリシリコンにより構成される。ヒューズ信号FS0−3は、対応するヒューズが溶断されたときに低論理レベルを出力し、対応するヒューズが未溶断のときに高論理レベルを出力する。
この実施形態では、試験モード時に、評価用ワード線EWLの高レベル電圧に応じて生成される調整信号ADJ0−3は、外部端子ADJ0−3を介してLSIテスタ等の評価装置に出力される。そして、フラッシュメモリFMの試験工程において、評価装置に出力された調整信号ADJ0−3の論理レベルに応じてヒューズ回路FUSがプログラムされる。具体的には、プログラムにより、ヒューズ回路FUSは、調整信号ADJ0−3と同じ論理レベルのヒューズ信号FS0−3を出力する。このため、昇圧回路BSTにより生成される昇圧電圧VBSTは、第1の実施形態と同じである。
以上、第3の実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、不揮発性ラッチNVLTが不要になるため、不揮発性ラッチNVLTをプログラムするための制御回路を不要にできる。特に、フラッシュメモリFMが、不良を救済するための冗長回路と、冗長回路を選択するためのヒューズ回路とを有する場合に、ヒューズの
プログラム工程を流用できる。
なお、上述した実施形態では、本発明を、ワード線WLの高レベル電圧(昇圧電圧)を自動的に調整するために昇圧回路に適用する例について述べた。しかし、ワード線WLの低レベル電圧(リセット電圧)が負電圧である場合、本発明を、負電圧を生成する負電圧生成回路に適用してもよい。あるいは、本発明により、センスアンプの高レベル電圧等の他の内部電圧を自動的に調整してもよい。
上述した実施形態では、本発明をNOR型のフラッシュメモリFMに適用する例について述べた。しかし、本発明をNAND型フラッシュメモリ、EEPROMなどの他の不揮発性半導体メモリに適用してもよい。あるいは、フラッシュメモリが搭載されるシステムLSIに適用してもよい。
上述した第2の実施形態では、評価用ワード線EWLの高レベル電圧に応じて、コラムタイミング信号CLT、センスアンプタイミング信号SATおよびデータ出力タイミング信号DOTの生成タイミングを変更する例について述べた。しかし、コラムタイミング信号CLT、センスアンプタイミング信号SATおよびデータ出力タイミング信号DOTの生成タイミングを変更せずに、評価用ワード線EWLの高レベル電圧に応じて、ワード線信号WLの出力タイミング(ワード線WLの活性化タイミングおよび非活性化タイミング)を設定するワードタイミング信号WLTの生成タイミングのみを変更してもよい。
具体的には、評価用ワード線EWLの高レベル電圧が低いときに、ワードタイミング信号WLTの生成タイミングを早くする。評価用ワード線EWLの高レベル電圧が高いときに、ワードタイミング信号WLTの生成タイミングを遅くする。これにより、メモリセルMCから読み出されるデータの出力タイミングを、評価用ワード線EWLの高レベル電圧によらずほぼ一定にすることができる。したがって、読み出しマージンを向上でき、フラッシュメモリFMの歩留を向上できる。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
予め複数種の値にそれぞれプログラムされた不揮発性の評価用メモリセルと、
調整信号により値が変更可能な内部電圧を、内部回路で使用するために生成する内部電圧生成回路と、
前記内部電圧を期待値に近づけるために、前記評価用メモリセルの読み出し動作時に、前記評価用メモリセルにそれぞれ流れるセル電流に応じて前記調整信号を出力する電圧調整回路とを備えていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記2)
付記1記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
不揮発性の通常メモリセルと、
前記通常メモリセルに接続された通常ワード線と、
前記評価用メモリセルに接続された評価用ワード線とを備え、
前記内部電圧生成回路は、前記通常ワード線および評価用ワード線に供給する制御電圧を前記内部電圧として生成し、
前記電圧調整回路は、前記セル電流に応じて、前記制御電圧を期待値に近づけるために前記調整信号を出力することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記3)
付記2記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記通常メモリセルが形成されたセルアレイを備え、
前記評価用メモリセルは、前記通常メモリセルとともに前記セルアレイ内に形成されていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記4)
付記2記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記評価用ワード線を、試験モード中に活性化し、通常動作モード中に活性化を禁止する試験回路を備えていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記5)
付記1記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
予め所定の値にプログラムされ、コントロールゲートで定電圧を受ける不揮発性の参照メモリセルを備え、
前記電圧調整回路は、前記評価用メモリセルに対応してそれぞれ形成され、各々が一対の差動入力を有する差動センスアンプを備え、
前記各差動センスアンプは、差動入力の一方を前記評価用メモリセルのいずれかのデータ出力ノードに接続し、差動入力の他方を前記参照メモリセルのデータ出力ノードに接続し、出力ノードから前記調整信号のビット値をそれぞれ出力することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記6)
付記5記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記差動センスアンプから出力される前記調整信号のビット値を記憶する不揮発性記憶回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記7)
予め複数種の値にそれぞれプログラムされた不揮発性の評価用メモリセルと、
調整信号によりタイミングが変更可能な制御信号を、内部回路で使用するために生成する内部信号生成回路と、
前記制御信号のタイミングを期待値に近づけるために、前記評価用メモリセルの読み出し動作時に、前記評価用メモリセルにそれぞれ流れるセル電流に応じて前記調整信号を出力するタイミング調整回路とを備えていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記8)
付記7記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
不揮発性の通常メモリセルを備え、
前記内部信号生成回路は、前記通常メモリセルから読み出されるデータ信号の読み出しタイミングを決める読み出しタイミング信号を前記制御信号として生成することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記9)
付記8記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記通常メモリセルに接続されたビット線と、
前記通常メモリセルから前記ビット線に読み出されたデータ信号を増幅するセンスアンプと、
前記ビット線を前記センスアンプに接続するコラムスイッチとを備え、
前記読み出しタイミング信号は、前記コラムスイッチのオンタイミングを設定するために前記コラムスイッチに供給されるコラムタイミング信号であることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記10)
付記8記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記通常メモリセルから読み出されたデータ信号を増幅するセンスアンプを備え、
前記読み出しタイミング信号は、前記センスアンプの活性化タイミングを設定するために前記センスアンプに供給されるセンスアンプタイミング信号であることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記11)
付記8記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記通常メモリセルから読み出されたデータ信号を外部データ端子に出力するデータ出力バッファを備え、
前記読み出しタイミング信号は、前記データ出力バッファによるデータ信号の出力タイミングを設定するために前記データ出力バッファに供給されるデータ出力タイミング信号であることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記12)
付記8記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記通常メモリセルに接続された通常ワード線と、
通常ワード線にワード線信号を出力するワードデコーダとを備え、
前記読み出しタイミング信号は、前記ワード線信号の出力タイミングを設定するために前記ワードデコーダに供給されるワードタイミング信号であることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記13)
付記8記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記通常メモリセルが形成されたセルアレイを備え、
前記評価用メモリセルは、前記通常メモリセルとともに前記セルアレイ内に形成されていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
(付記14)
付記7記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記評価用メモリセルに接続された評価用ワード線と、
前記評価用ワード線を、試験モード中に活性化し、通常動作モード中に活性化を禁止する試験回路とを備えていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明は、不揮発性のメモリセルと、メモリセルに接続されたワード線とを有する不揮発性半導体メモリに適用できる。
本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 図1に示した評価用センスアンプの詳細を示す回路図である。 図2に示した評価用メモリセルおよび参照メモリセルの電気的特性を示す説明図である。 図1に示した昇圧回路の詳細を示す回路図である。 図2に示した評価用センスアンプおよび図3に示した昇圧回路の動作を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。 図6に示した内部タイミング調整回路の詳細を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
ADB‥アドレスバッファ;ADJ0−3‥調整信号;ARY‥メモリセルアレイ;BST‥昇圧回路;CLT‥コラムタイミング信号;DIN‥データ入力バッファ;DOTデータ出力タイミング信号‥;DOUT‥データ出力バッファ;EMC‥評価用メモリセル;ESA‥評価用センスアンプ;EWL‥評価用ワード線;FM‥フラッシュメモリ;FS0−3‥ヒューズ信号;FUS‥ヒューズ回路;MC‥通常メモリセル;NVLT‥不揮発性ラッチ;RMC‥参照メモリセル;SA‥センスアンプ;SAT‥センスアンプタイミング信号;TCH‥タイミング変更回路;XDEC‥ワードデコーダ;YDEC‥コラムデコーダ;YSEL‥コラムセレクタ

Claims (6)

  1. 予め複数種の値にそれぞれプログラムされた不揮発性の評価用メモリセルと、
    調整信号によりタイミングが変更可能な制御信号を、内部回路で使用するために生成する内部信号生成回路と、
    前記制御信号のタイミングを期待値に近づけるために、前記評価用メモリセルの読み出し動作時に、前記評価用メモリセルにそれぞれ流れるセル電流に応じて前記調整信号を出力するタイミング調整回路とを備えていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  2. 請求項1記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
    不揮発性の通常メモリセルを備え、
    前記内部信号生成回路は、前記通常メモリセルから読み出されるデータ信号の読み出しタイミングを決める読み出しタイミング信号を前記制御信号として生成することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  3. 請求項2記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
    前記通常メモリセルに接続されたビット線と、
    前記通常メモリセルから前記ビット線に読み出されたデータ信号を増幅するセンスアンプと、
    前記ビット線を前記センスアンプに接続するコラムスイッチとを備え、
    前記読み出しタイミング信号は、前記コラムスイッチのオンタイミングを設定するために前記コラムスイッチに供給されることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  4. 請求項2記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
    前記通常メモリセルから読み出されたデータ信号を増幅するセンスアンプを備え、
    前記読み出しタイミング信号は、前記センスアンプの活性化タイミングを設定するために前記センスアンプに供給されることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  5. 請求項2記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
    前記通常メモリセルから読み出されたデータ信号を外部データ端子に出力するデータ出力バッファを備え、
    前記読み出しタイミング信号は、前記データ出力バッファによるデータ信号の出力タイミングを設定するために前記データ出力バッファに供給されることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  6. 請求項2記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
    前記通常メモリセルに接続された通常ワード線と、
    通常ワード線にワード線信号を出力するワードデコーダとを備え、
    前記読み出しタイミング信号は、前記ワード線信号の出力タイミングを設定するために前記ワードデコーダに供給されることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
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