JP4987927B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体記憶装置に関するものである。
近年、大容量かつ低価格な不揮発性半導体記憶装置であるフラッシュメモリに代わる、次世代の後継候補として、例えば、ReRAM(Resistive RAM)、PCRAM(Phase Change RAM)、MRAM(Magnetic RAM, Magneto-resistive RAM)、さらにはFuse/Anti-Fuse RAM等の抵抗性記憶素子を有する半導体記憶装置が注目を集めており、その開発が進められている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記次世代の半導体記憶装置のクロスポイント型メモリセルアレイにおいては、記憶素子および抵抗素子を有するメモリセルの大きさが配線の太さによって左右されてしまう場合がある。ここで、特に配線は、メモリセルアレイの外周部では中央部と同様の大きさを形成することが困難で、粗密差の関係から太くなりやすいという傾向がある。
メモリセルの電気特性は、配線の太さに依存する傾向がある。そのため、同じ電圧をかけてもメモリセルアレイ中央部と外周部では異なる動作をしてしまう。このように、従来の半導体記憶装置では、データ書込み等を含む諸動作が不安定になってしまうという事情がある。
特開2008−276904号公報
この発明は、動作の安定化に有利な半導体記憶装置を提供する。
この発明の一態様に係る半導体記憶装置は、複数の上層配線と、複数の下層配線と、前記上層配線より太い線幅を有するダミー上層配線と、前記上層配線と前記下層配線との交位置に配置されるメモリセルと、前記ダミー上層配線と前記下層配線との交差位置に配置される第1ダミーセルと、選択の前記上層配線に第1電圧を印加し、非選択の前記上層配線に第2電圧を印加し、前記ダミー上層配線に第3電圧を印加し、前記第1乃至第3電圧が異なるように独立に制御する制御回路と、を具備し、前記制御回路は、非選択の前記メモリセルと前記第1ダミーセルに流れる電流比が一定となるように、前記第3電圧を、前記第1,第2電圧の間となるように制御する
この発明の一態様に係る半導体記憶装置は、複数の上層配線と、複数の下層配線と、前記上層配線より太い線幅を有するダミー上層配線と、前記上層配線と前記下層配線との交位置に配置されるメモリセルと、前記ダミー上層配線と前記下層配線との交差位置に配置される第1ダミーセルと、前記下層配線より太い線幅を有するダミー下層配線と、前記上層配線と前記ダミー下層配線との交差位置に配置される第2ダミーセルと、選択の前記上層配線に第1電圧を印加し、非選択の前記上層配線に第2電圧を印加し、前記ダミー上層配線に第3電圧を印加し、前記第1乃至第3電圧が異なるように独立に制御する制御回路と、を具備し、前記制御回路は、選択の前記下層配線に第4電圧を印加し、非選択の前記下層配線に第5電圧を印加し、前記ダミー下層配線に第6電圧を印加し、前記第4乃至第6電圧が異なるように独立に制御し、非選択の前記メモリセルと前記第2ダミーセルに流れる電流比が一定となるように、前記第6電圧を、前記第4,第5電圧の間となるように制御する
この発明によれば、動作の安定化に有利な半導体記憶装置が得られる。
この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のセルアレイを示す等価回路図。 第1の実施形態に係るメモリセルおよびダミーメモリセルを示す断面図。 第1の実施形態に係るメモリセルアレイの三次元構成例図。 第1の実施形態に係るワード線フックアップ領域を示す平面図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の各配線とセルの名称との関係を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のセルサイズと印加電圧との関係を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のダイオードのIV特性を示す図。 第1の実施形態に係るワード線フックアップ領域の電圧関係を示す平面図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のワード線方向の電圧関係を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のビット線方向の電圧関係を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の諸動作の電圧関係を示す図。 第2の実施形態に係る半導体記憶装置のビット線フックアップ領域を示す平面図。 図13中のA−A線に沿った断面図。 第2の実施形態に係るビット線フックアップ領域の電圧関係を示す平面図。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。この説明においては、半導体記憶装置として、ReRAM(Resistive Random Access Memory)を一例に挙げて、説明するが、これに限られるものではない。尚、この説明においては、全図にわたり共通の部分には共通の参照符号を付す。
[第1の実施形態]
図1乃至図9を用いて、この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置を説明する。
<1.構成例>
1−1.全体構成例
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成例について、説明する。
図示するように、本例に係る半導体記憶装置は、メモリセルアレイ10、ロウデコーダ11、カラムゲート12、センスアンプ13、アドレスバッファ14−1、コマンドバッファ14−2、ヒューズ用レジスタ15、パワーオンリセット回路16、制御回路17、電圧生成回路18、入出力バッファ19、ワード線フックアップ領域WL_HU、およびビット線フックアップ領域BL_HUを備える。
メモリセルアレイ10は、複数のビット線およびビット線の交差位置にマトリクス状にそれぞれ配置されるクロスポイント型の複数のメモリセルをそれぞれ有するセルアレイ領域10−1,10−2、およびROM Fuseアレイ領域10−3を有する。また、メモリセルアレイ10は、半導体基板の基板面垂直方向に、メモリセルアレイが複数積層される三次元構造である。
ロウデコーダ11は、ロウ方向(WL線方向)のアドレスをデコードする。また、ロウデコーダ11は、ワード線を駆動する駆動回路を備える。
カラムゲート12は、カラム方向(BL線方向)のアドレスをデコードする。また、カラムゲート12は、ビット線を駆動する駆動回路を備える。本例では、カラムゲート12は、ここでは図示しないが、メモリセルアレイ10の上側(Upper)および下側(Lower)にそれぞれ配置される形態でも良い。
センスアンプ13は、カラムゲート12およびビット線に電気的に接続され、メモリセルのデータを読み出す。同様に、本例では、センスアンプ13は、ここでは図示しないが、メモリセルアレイ10の上側(Upper)および下側(Lower)にそれぞれ配置される形態でも良い。
アドレスバッファ14−1は、ロウデコーダ11およびカラムゲート12に電気的に接続され、ロウアドレスおよびカラムアドレスを一時的に保持する。
コマンドバッファ14−2は、制御回路17に電気的に接続され、制御コマンドを一時的に保持する。
ヒューズ(Fuse)用レジスタ15は、入出力バッファ19にデータバス線を介して電気的に接続され、例えば、管理データ等の必要なデータを保持する。
パワーオンリセット回路16は、この装置のパワーオンを検知してリセット信号を制御回路17に出力する。
電圧生成回路18は、ロウデコーダ11、カラムゲート12、センスアンプ13に電気的に接続され、制御回路19の制御に従ってこれらの回路に必要な電圧を供給する。
入出力バッファ19は、センスアンプ13およびヒューズ用レジスタ15にデータバス線を介して電気的に接続され、ホスト装置等の外部からのデータ(Data)、アドレス(Address)、コマンド(Command)を一時的に保持する。
制御回路17は、上記回路を制御する。例えば、制御回路17は、上記回路を制御し、後述するようなデータ書込み、データ読み出し、データ消去を行う。
ワード線フックアップ領域(ワード線引き出し領域)WL_HUは、セルアレイ領域10−1、2およびROM Fuseアレイ領域10−3とロウデコーダ11との間に配置される領域である。詳細については、後述する。
ビット線フックアップ領域(ビット線引き出し領域)BL_HUは、セルアレイ領域10−1およびROM Fuseアレイ領域10−3とカラムゲート12との間に配置される領域である。詳細については、第2の実施形態にて、後述する。
1−2.セルアレイの回路構成
次に、図2を用い、本例に係るセルアレイ22の回路構成について説明する。図示するように、本例に係るセルアレイ22は、複数のビット線BLとワード線WLとの交差位置にマトリクス状に配置されるクロスポイント型の複数のメモリセルMCを備える。
メモリセルMCのそれぞれは、可変抵抗素子33とダイオード34とにより構成される。可変抵抗素子の電流経路の一端はビット線BLに接続され、電流経路の他端はダイオード34のカソードに接続される。ダイオード34のアノードは、ワード線WLに接続される。
ワード線WLの一端は、選択スイッチとしてのMOSトランジスタRSWを経由してロウデコーダ11に接続される。ビット線BLの一端は、選択スイッチとしてのMOSトランジスタCSWを経由してカラムゲート12に電気的に接続される。
MOSトランジスタRSWのゲートには、1本のワード線(ロウ)を選択するための選択信号Rが入力される。MOSトランジスタCSWのゲートには、1本のビット線(カラム)を選択するための選択信号が入力される。
1−3.メモリセルおよびダミーメモリセルの構成例
次に、図3を用い、本例に係るメモリセルMCおよびダミーメモリセルの構成例について説明する。図示するように、本例に係るメモリセルMCは、ビット線BLとワード線WLとの間に、ダイオード34および可変抵抗素子として働く記憶層(抵抗変化層)33が積層された構造である。
後述するダミーメモリセル(DMC)は、ダミービット線DBLとダミーワード線DWLとの間に配置されるが、メモリセルMCと同様に、ダイオード34上に、可変抵抗素子として働く記憶層(抵抗変化層)33が積層された構造である。
1−4.メモリセルアレイの三次元構成例
次に、図4を用い、本例に係るメモリセルアレイの三次元構成例について説明する。図示するように、本例に係るメモリセルアレイ10は、半導体基板上に、メモリセルMCを含む複数層のレイヤーが、三次元的に配置されるものである。
メモリセルアレイ10は、センスアンプ等を含む周辺回路(図示せず)の基板垂直方向の上層側に三次元的に配置される複数のメモリセルMCを備える。複数のメモリセルMCは、ワード線とビット線との交差位置にマトリクス状に配置され、本例では、4層のメモリセルMCを含むレイヤーが三次元的に積層されている。例えば、ワード線WL(1)とビット線BL(1)との交差位置にメモリセルMC(d)が配置され、ワード線WL(2)とビット線BL(1)との交差位置にメモリセルMC(u)が配置され、ワード線WL(2)とビット線BL(2)との交差位置にメモリセルMC(v)が配置され、ワード線WL(3)とビット線BL(2)との交差位置にメモリセルMC(w)が配置される。
各メモリセルMCは、上記のように、記録層(抵抗変化層)33とダイオード34との積層構造である。メモリセルMC(d)、MC(u)は、共有するビット線BL(1)を挟んで上下に形成され、それぞれ記録層33とダイオード34とを有している。メモリセルMC(v)、MC(w)についても、共有するビット線BL(2)を挟んで上下に形成され、それぞれ記録層33とダイオード34とを有している。
配線層55−1〜55−4は、層間絶縁膜50中に配置され、メモリセルアレイ10と周辺回路25等とを電気的に接続する。この配線層55−1〜55−4が形成される領域をコンタクト接地領域CTと称する。
尚、本例の4層のレイヤーを一例として挙げて説明したが、これに限られるものではない。例えば、8層、16層等のその他の複数層のレイヤーであっても良い。
1−5.セルアレイ端及びフックアップ領域(引き出し領域)の構成例
次に、図5および図6用い、本例に係るセルアレイ端及びフックアップ領域の構成例について説明する。
ここで、図5にセルアレイ端としてセルアレイの端部の拡大図を示す。このセルアレイ端のビット線BLの延びる方向にビット線フックアップBL_HUが配置され、ワード線WLが延びる方向にワード線フックアップWL_HUが配置される。セルアレイの端部のワード線及びビット線は、最も外側からそれぞれ3本づつのダミーワード線(DWL0〜DWL2)およびダミービット線(DBL0〜DBL2)を備える場合を一例に挙げるが、これに限られない。
ワード線(上層配線)WLは、ワード線方向に沿ってそれぞれ配置される。
最も外側のダミーワード線(ダミー第1上層配線)DWL0は、ワード線方向に沿って配置され、その線幅はワード線WLの線幅よりも太い(線幅:dDWL0>dWL)。
ダミーワード線DWL0に隣接するダミーワード線(ダミー第2,第3上層配線)DWL1,DWL2の線幅は、少なくともワード線WLの線幅以上である(線幅:dDWL1,dDWL2≧dWL)。
ビット線(下層配線)BLは、ビット線方向に沿ってそれぞれ配置される。
最も外側のダミービット線(ダミー第1下層配線)DBL0は、ビット線方向に沿って配置され、その線幅はビット線BLの線幅よりも太い(線幅:dBL0>dBL)。
ダミービット線DBL0に隣接するダミービット線(ダミー第2,第3下層配線)DBL1,DBL2の線幅は、少なくともビット線WLの線幅以上である(線幅:dDBL1,dDBL2≧dBL)。
このようなダミーワード線DWL0〜DWL2、ダミービット線DBL0〜DBL2が形成されるのは、セルアレイ境界ではレイアウトの粗密差が大きくなり、細い配線幅を有するワード線WL及びビット線BLをセルアレイ端部に形成すると、パターン消失等の配線形状異常が発生する。そのため、ワード線WL及びビット線BLより太い配線パターンをダミーパターンとして形成することにより、パターン消失等の配線形状異常の発生を防いでいる。また、ダミー配線をセルアレイ端から離れるに従い、その間隔及び配線幅を徐々に太くすることによりパターン消失等の配線形状異常の発生を効果的に防ぐことができる。
ワード線WLとビット線BLとの交差位置には、メモリセルMCが配置される。ここで、ビット線BLとダミーワード線(DWL0〜DWL2)の交点にもメモリセルMCが形成され、ワード線WLとダミービット線(DBL0〜DBL2)の交点にもメモリセルMCが形成され、ダミーワード線(DWL0〜DWL2)とダミービット線(DBL0〜DBL2)の交点にもメモリセルMCが形成される。
そこで、各配線とセルの名称を、図6に示すように、以下定義する。なお、参照符号の最後に付される数字は省略する場合があり、この場合の数字は1または2の任意の数字であるとする。
ダミーワード線DWL0とビット線BLとの交差位置には、ダミーメモリセルDMCW1(第1ダミーメモリセル)が配置される。
ワード線WLとダミービット線DBL0との交差位置には、ダミーメモリセルDMCB1(第2ダミーメモリセル)配置される。
ダミーワード線DWL0とダミービット線DBL0との交差位置には、ダミーメモリセルDMCBW1(第3ダミーメモリセル)が配置される。
ダミーワード線DWL1,2とダミービット線DBL0との交差位置には、ダミーメモリセルDMCBW2が配置される。
ダミーワード線DWL1,2とビット線BLとの交差位置には、ダミーメモリセルDMCが配置される。
ダミーワード線DWL0とダミービット線DBL1,2との交差位置には、ダミーメモリセルDMCW2が配置される。
ダミーワード線DWL1,2とダミービット線DBL1,2との交差位置には、ダミーメモリセルDMCBW2が配置される。
ワード線WLとダミービット線DBL1,2との交差位置には、ダミーメモリセルDMCが配置される。
ここで、メモリセルMC、ダミーメモリセルDMC、DMCB1,2、DMCW1,2、DMCBW1,2はそれぞれの配線の交差位置に形成されるため、メモリセルMC、ダミーメモリセルDMC、DMCB1,2、DMCW1,2、DMCBW1,2の上から見た面積は、それぞれの配線の交差する部分の面積にほぼ等しくなる。上記構成のように、セルアレイ端には、線幅の太いダミーワード線(DWL0〜DWL2)およびダミービット線(DBL0〜DBL2)が配置される。そのため、交差位置に配置されるダミーメモリセル(DMCW1,2,DMCB1,2,DMCBW1,2)の上から見た面積は、メモリセルMCの面積よりも大きいものとなる。なお。「上から見た面積」とは、メモリセルMCに電流が流れる方向から見た面積と言うこともできる。
1−6.セルサイズと印加電圧との関係、ダイオード特性
次に、図7および図8用い、本例に係る半導体記憶装置のセルサイズと印加電圧との関係、ダイオード特性について説明する。ここで、図7中のフォーミング電圧Vform[V]とは、半導体記憶装置の出荷前で、例えば、機能テスト等の際に、メモリセルMCおよびダミーメモリセルDMCに最初に一様に印加される電圧である。
図7に示すように、フォーミング電圧Vformは、面積であるサイズ(SIZE)が大きいほど低くなる(反比例する)ことが分かる。
ここで、上記のように、セルアレイの最外端には、線幅の太いダミーワード線DWLおよびダミービット線DBLが配置される。そのため、交差位置に配置されるダミーメモリセル(DMCW,DMCB,DMCBW)の面積は、メモリセルMCの面積よりも大きいものとなる。例えば、ダミーメモリセル(DMCW,DMCB,DMCBW)の面積は、メモリセルMCの〜15倍程度となる。
上記のような関係にあるメモリセルMCおよびダミーメモリセルDMCに対して、一様に同じ電圧を印加すると、ダミーメモリセルDMCにはformingで不要なほど高い電圧を与えてしまうことになり大電流が流れてしまう。例えば、ダミーワード線DWL2に隣接するワード線WL0とビット線BLnの交点に形成されたメモリセルMCをメモリセルMC0とし、ワード線WL0とビット線BLnに隣接するビット線BLn+1の交点に形成されたメモリセルMCをメモリセルMC0−1とし、ダミービット線DBL0とワード線WL0の交点に形成されたダミーメモリセルDMCB1をダミーメモリセルDMCB1−1とする。ここで、メモリセルMC0をformingする際、ダミービット線WBL0の電位を読み出し禁止であるビット線BLn+1(ビット線BLnに隣接)の電位と同じにする場合を考える。すると、メモリセルMC0−1に加わる電位差と、ダミーメモリセルDMCB1−1に加わる電圧差は同じになる。
しかし、上から見た面積は、ダミーメモリセルDMCB1−1の方がメモリセルMC0−1よりも大きい。その結果、ダミーメモリセルDMCB1−1に流れる電流は、メモリセルMC0−1に流れる電流よりも大きくなる。
その結果、本来ならメモリセルMCとして機能しないダミーメモリセルDMCB1−1の特性が変化し導電体となってしまう場合もある。また、ダミーメモリセルDMCB1−1を流れるリーク電流が増えることは、ワード線WL0からダミービット線DBL0に流れる電流が大きくなることを意味する。その結果、ワード線WL0の電位が降下し、メモリセルMC0のformingができなくなる可能性がある。
また、読み出し時の場合を考える。例えば、メモリセルMC0のデータを読み出す際、ダミービット線DBL0の電位を読み出し禁止であるビット線BLn+1の電位と同じにする場合を考える。すると、メモリセルMC0−1に加わる電位差と、ダミーメモリセルDMCB1−1に加わる電圧差は同じになる。
しかし、上から見た面積は、ダミーメモリセルDMCB1−1の方がメモリセルMC0−1よりも大きい。その結果、ダミーメモリセルDMCB1−1に流れる電流は、メモリセルMC0−1に流れる電流よりも大きくなる。
すなわち、ダミーメモリセルDMCB1−1を流れる電流が大きくなることは、ワード線WL0からダミービット線WBL0に流れるリーク電流が大きくなることを意味する。その結果、消費電力が大きくなってしまう。また、ワード線WL0の電位が降下し、メモリセルMC0の読み出しが正確にできなくなってしまう可能性もある。
ここで、図8にメモリセルMCのダイオード34の電流電圧特性を示す。例えば、図8から分かるように、読み出し時において、ダミーメモリセルDMCW1またはDMCB1に逆バイアスが加わる場合(図中の横軸が負の場合)を考える。この時、ダミーワード線DWL0またはダミービット線DBL0の線幅が、それぞれワード線WLまたはビット線BLの10倍(面積10倍)になると逆バイアス電流が約10倍に増加する。その結果、消費電力(リーク電流)はセルアレイに存在するダミーメモリセルDMCW1,DMCB1の数に比例して増大する。同時に無駄な電流が流れるので、不良ビットや故障の確率も上がると予想される。
また、配線の電位降下により、読み出すメモリセルMCの動作範囲が制限されてしまう。すなわち、選択されたメモリセルMCに加えられる電位は、例えば、図8の地点Aまでしか上昇せず、読み出し電流はダイオードの順方向電流の立ち上がり付近の小さな電流しか得られなくなってしまう。その結果、メモリセルMCの読み出しマージンが低下し、読み出し不良が多くなってしまう。
このように、メモリセルMCおよびダミーメモリセルDMCに対して、一様に同じ電圧を印加すると、動作が不安定になってしまう。
そこで、発明者らは、メモリセルMCおよびダミーメモリセルDMCに対して、単位面積あたりの電流(電流比)を一定化することにより、動作の安定化に有利な半導体記憶装置を発明した。以下において、メモリセルMCおよびダミーメモリセルDMCに対して、単位面積あたりの電流(電流比)を一定化するための制御について説明する。
<2.ワード線、ビット線、ダミーワード線及びダミービット線の電圧関係>
次に、図9乃至図12を用い、本例に係るダミーワード線DWL及びダミービット線DBLの電圧関係について説明する。尚、ダミーワード線(DWL0〜DWL2)およびダミービット線(DBL0〜DBL2)については、常に非選択状態である。
図9に示すように、制御回路17は、非選択のメモリセルとダミーメモリセルに流れる電流比を一定とするために、選択/非選択のワード線,複数のダミーワード線(DWL0、DWL1),選択/非選択のビット線,ダミービット線(DBL0、DBL1)に印加する電圧を、それぞれ異なるように独立して制御する。ここで、メモリセルMCのダイオード34のn型層がワード線WL側に形成され、p型層がビット線BL側に形成されると仮定する。選択メモリセルMC−sには、ビット線BL側の電圧がワード線WL側の電圧より高くなるように設定し、非選択メモリセルMC−nsには、ビット線BL側の電圧がワード線WL側の電圧より低く、または、ビット線BL側の電圧とワード線WL側が等しくなるように設定される。より具体的には、
図10に示すように、制御回路17は、ダミーワード線DWL0に与える電圧を、選択,非選択のワード線WLに与える電圧の間となるように制御する(VWL−s(第1電圧)<VDWL0(第3電圧)<VWL−ns(第2電圧))。また、ダミーワード線DWL1,DWL2の幅がワード線WLの幅以上の場合、制御回路17は、ダミーワード線DWL1,DWL2に与える電圧を、非選択のワード線WLに与える電圧以下となるように制御する(VDWL1,2(第7電圧)≦VWL−ns(第2電圧))。なお、配線幅がダミーワード線DWL1,DWL2と非選択のワード線WLと等しい場合は、VDWL1,2(第7電圧)=VWL−ns(第2電圧)となる。
図11に示すように、制御回路17は、ダミービット線DBL0に与える電圧を、選択,非選択のビット線BLに与える電圧の間となるように制御する(VBL−s(第4電圧)>VDBL0(第6電圧)>VBL−ns(第5電圧))。また、ダミービット線DBL1,DWL2の幅がビット線BLの幅以上の場合、制御回路17は、ダミービット線DBL1,DWL2に与える電圧を、非選択のビット線BLに与える電圧以上となるように制御する(VBL−ns(第5電圧)≦VDBL1,2(第8電圧))。なお、配線幅がダミービット線DBL1,DWL2と非選択のビット線BLと等しい場合は、VDBL1,2(第8電圧)=VBL−ns(第5電圧)となる。
このように、本例では、上記図7、図8に示したセルの電気特性の面積依存性の関係より、セル面積に反比例させ、メモリセルMCおよびダミーメモリセルに流れる電流比を一定化するように、制御回路17が、各配線に与える電圧を制御する。すなわち、選択メモリセルMC−s及び非選択メモリセルMC−nsに加わる電圧よりもダミーメモリセルDMCW1及びDMCB1に加わる電圧を低くする。また、ダミーワード線DWL1、2の幅がワード線WLの幅より大きい場合、選択メモリセルMC−s及び非選択メモリセルMC−nsに加わる電圧よりもダミーメモリセルDMCに加わる電圧を低くする。また、ダミービット線DBL1、2の幅がビット線BLの幅より大きい場合、選択メモリセルMC−s及び非選択メモリセルMC−nsに加わる電圧よりもダミーメモリセルDMCに加わる電圧を低くする。
また、ダミーワード線DWL0とダミービット線DBL0の交点に形成されるダミーメモリセルDMCBが上から見た面積が最も大きくなる。しかし、このダミーメモリセルDMCBは1つのセルアレイの各層に4つしか形成されない。一方、ダミーメモリセルDMCW1及びDMCB1は1つのセルアレイに(ビット線WLの本数+ワード線WLの本数)×2つ形成される。ここで、ダミーメモリセルDMCBWとダミーメモリセルDMCW1及びDMCB1の総面積を比べるとダミーメモリセルDMCW1及びDMCB1の方が大きくなる。
よって、制御回路17は、メモリセルMCとダミーメモリセルDMCW1及びDMCB1に流れる電流比を一定にするように制御することが好ましい。
さらに、制御回路17は、VDWL0とVDBL0を等しくすることができればダミーメモリセルDMCBW1に流れるリーク電流を最も小さくすることができ、半導体記憶装置の動作の安定化することができる。
その結果、より具体的に各動作に対して、以下の図12に示すように制御することができる。
2−1.データ書込み動作(情報記録/セット動作)
まず、メモリセルMCおよびダミーメモリセル(DMCW1,2,DMCB1,2,DMCBW1,2,DMC)のデータ書込み動作について、説明する。ここで、選択のメモリセルをMC−sとし非選択のメモリセルをMC−nsとする。
メモリセルMCの場合、データを書き込むためには、時間tsetの間、選択されたメモリセルMCの記憶層を構成する可変抵抗素子33に電圧を印加し、その選択可変抵抗素子33内に電位勾配Vsetを発生させて電流を流せばよい。例えば、選択のメモリセルをMC−sを書き込むためには選択ワード線WLの電位が選択ビット線BLの電位よりも相対的に低い状態を作る。ビット線BLを固定電位(例えば、数V程度)とすれば、ワード線WLに接地電位を与えればよい。尚、このデータ書き込み動作の際には、非選択のワード線WL及び非選択のビット線BLの交点に形成される非選択メモリセルMC−ns2のダイオード34に逆バイアスが加わるような電位関係にしておく。例えば、非選択のビット線BLに接地電位を与え、非選択のワード線WLに固定電位(例えば、数V程度)を与える。このとき、非選択メモリセルMC−ns2には電位勾配Vset−nが加わることになる。
また、選択のワード線WL及び非選択のビット線BLの交点及び、非選択のワード線WL及び選択のビット線BLに形成される非選択メモリセルMC−ns1に与える電位は、非選択のワード線WLに与える電位を選択のビット線BLに与える電位に与える電位と等しく、選択のワード線WLに与える電位を非選択のビット線BLに与える電位と等しくすれば、非選択メモリセルMC−ns1に加わる電位勾配を0にすることができる。
また、データ書き込み動作前のスタンバイ時には、全てのワード線WL及び全てのビット線BLをプリチャージしておくことが好ましい。また、情報記録のための電圧印加は、ワード線WLの電位がビット線BLの電位よりも相対的に高い状態を作ることにより発生させてもよい。
ダミーメモリセル(DMCW,DMCB,DMCBW)の場合、ダミーメモリセルに印加される電位勾配DVsetが、非選択のメモリセルMC−ns2に印加される電位勾配Vset−nより小さく(DVset<Vset)なるように、ダミーワード線(DWL0〜DWL2)およびダミービット線(DBL0〜DBL2)を制御する。
2−2.データ読み出し動作(情報再生動作)
メモリセルMCの場合、データ読み出し動作は、例えば、時間treadの間、電圧パルスを選択された可変抵抗素子33に印加し、そのメモリセルMCの抵抗によって定まる電流を検出することにより行う。ここで、この電圧パルスは、可変抵抗素子33を構成する材料が状態変化を起こさない程度の微小な振幅とすることが望ましい。例えば、読み出し電圧を、ビット線BLから選択メモリセルMCに印加し、センスアンプ13によりそのときの電流値を測定することにより行う。
ダミーメモリセル(DMCW,DMCB,DMCBW)の場合、ダミーメモリセルに印加される電位勾配DVreadが、非選択のメモリセルMC−ns2に印加される電位勾配Vread−nより小さく(DVread<Vread)なるように、ダミーワード線(DWL0〜DWL2)およびダミービット線(DBL0〜DBL2)を制御する。
2−3.データ消去動作(リセット動作)
メモリセルMCの場合、データ消去動作は、時間tresetの間、選択された可変抵抗素子33を大電流パルスによりジュール加熱して、その可変抵抗素子33における酸化還元反応を促進させることにより行う。
ダミーメモリセル(DMCW,DMCB,DMCBW)の場合、ダミーメモリセルに印加される電位勾配DVresetが、非選択のメモリセルMC−ns2に印加される電位勾配Vreset−nより小さく(DVreset<Vreset)なるように、ダミーワード線(DWL0〜DWL2)およびダミービット線(DBL0〜DBL2)を制御する。
<3.作用効果>
この実施形態に係る半導体記憶装置によれば、少なくとも下記(1)の効果が得られる。
(1)動作の安定化に有利である。
図10に示したように、制御回路17は、選択のワード線WLに電圧VWL−s(第1電圧)を印加し、非選択のワード線WLに電圧VWL−sn(第2電圧)を印加し、ダミーワード線DWL0に電圧VDWL0(第3電圧)を印加し、上記第1乃至第3電圧が異なるように独立して制御する。より具体的には、制御回路17は、ダミーワード線DWL0に与える第3電圧を、選択,非選択のワード線WLに与える第1,第2電圧の間となるように制御する(VWL−s(第1電圧)<VDWL0(第3電圧)<VWL−ns(第2電圧))。
このため、非選択のメモリセルMCに流れる電流と第1ダミーメモリセルDMCWに流れる電流とを均一化でき、その電流比を一定とすることができる。
図11に示すように、制御回路17は、選択のビット線BLに電圧VBL−s(第4電圧)を印加し、非選択のビット線BLに電圧VBL−sn(第5電圧)を印加し、ダミービット線DBL0に電圧VDBL0(第6電圧)を印加し、上記第4乃至第6電圧が異なるように制御する。より具体的には、制御回路17は、ダミービット線DBL0に与える第6電圧を、選択,非選択のビット線BLに与える第4,第5電圧の間となるように制御する(VBL−s(第4電圧)>VDBL0(第6電圧)>VBL−ns(第5電圧))。
このため、非選択のメモリセルMCに流れる電流と第1ダミーメモリセルDMCWに流れる電流とを均一化でき、その電流比を一定とすることができる。
その結果、例えば、図12に示したように、データ書込み動作等の各動作の際に、非選択のメモリセルMCに流れる電流と第1ダミーメモリセルDMCWに流れる電流とを均一化でき、その電流比を一定とするように、制御することができる。
以上のように、本例に係る構成および動作によれば、メモリセルアレイ10の中央部と外周部との間で一括にバイアスを印加せず、セル面積に対応して、電圧を独立して印加する。そのため、メモリセルアレイ10の中央部と外周部との間でのセルの電流比を均一化できるため、動作の安定化に対して有利である。
(2)信頼性を向上できる。
上記(1)のように、本例では、メモリセルアレイ10の中央部と外周部との間でのセルの電流比を均一化できる。その結果、ダミーワード線(DWL0〜DWL2)線,ダミービット線(DBL0〜DBL2)線の仕上がりの線幅に伴う、記憶層33やダイオード34の電気特性にかかわらず、独立して印加電圧を制御することができる点で、信頼を向上に対して有利である。
例えば、記憶層33とダイオード34を上下の配線(WL、BL、DWL、DBL)を加工する際に同時に加工して形成するとき、形成されるメモリセルMCおよびダミーメモリセルDMCの大きさは上記配線の寸法よって決定される。本例のセルアレイ端などで線幅が大きい配線(DWL0,DBL0)が配置されるとき、その間にできるダミーメモリセル素子面積も大きくなるため、その他の素子と同様の電圧をかけても同様の動作をすることは保障できず、想定外の動作をして支障をきたしてしまうからである。
[第2の実施形態(ビット線フックアップ領域(ビット線引き出し領域)の一例)]
次に、第2の実施形態に係る半導体記憶装置について、図13乃至図15を用いて説明する。この実施形態は、ビット線フックアップ領域(ビット線引き出し領域)BL_HUの一例に関するものである。この説明において、上記第1の実施形態と重複する部分の詳細な説明を省略する。
<構成例>
背景 図13に示すように、ビット線フックアップ領域BL_HUであっても、ダミーワード線(DWL−HU)、ビット線BL、ダミービット線(DBL0〜DBL2)が配置され、その交差位置にはそれぞれダミーメモリセルが同様に形成される。本例は、ビット線フックアップ領域BL_HUに配置されるダミーメモリセル間の電流を均一化でき、その電流比をメモリセルMCの電流比と同じにするものである。
例えば、特開2009−130140に示すように記憶層33とダイオード34を上下の配線(WL、BL、DWL、DBL)を加工する際に同時に加工して形成する製造方法が知られている。この時、形成されるメモリセルMCおよびダミーメモリセルDMC等の大きさは上記配線の寸法よって決定される。 一方、ビット線フックアップ領域BL_HUはその領域が広く、図4に示すビット線BL(1)とビット線BL(2)の間にダミーワード線DWLを配置しないとメモリセルMC(u)間を埋め込む層間絶縁層50を平坦化する際にdishingが生じ、この層間絶縁層50の上層に形成されるビット線BL(2)の異形状が発生してしまう。
そのため、ビット線フックアップ領域BL_HUにもダミーワード線DWL−HUを配置する必要があるが、上記製造方法を本例のワード線フックアップ領域WL_HUに適用した場合に問題が生じる。
ここで、ビット線フックアップ領域BL_HUのダミーワード線(DWL−HU)の配線幅はセルアレイ中のワード線WLより太くすることが好ましい。ビット線フックアップ領域BL_HUはセルアレイの外側に配置されおりパターンが粗な領域のためである。その結果、このビット線フックアップ領域BL_HUのダミーワード線(DWL−HU)とビット線BLの交点にもメモリセルMCより上から見た面積の大きいダミーメモリセルDMC−HUが形成されてしまう。
平面構成例
図13に示すように、ダミーワード線DWL−HUは、ワード線方向に沿って延び、ビット線方向において所定の間隔で配置されている。また、ダミーワード線DWL−HUの線幅はワード線の線幅よりも太い(線幅:dDWL−HU>dWL)。また、BL方向における、ダミーワード線DWL−HU間には複数のコンタクト接地領域CTが形成されている。
ビット線(下層配線)BLは、ビット線方向に沿ってそれぞれ配置される。
最も外側のダミービット線(ダミー第1下層配線)DBL0は、ビット線方向に沿って配置され、その線幅はビット線BLの線幅よりも太い(線幅:dBWL>dBL)。
ダミービット線DBL0に隣接するダミービット線(ダミー第2,第3下層配線)DBL1,DBL2の線幅は、少なくともビット線WLの線幅以上である(線幅:dDBL1,dDBL2≧dBL)。
断面構成例
上記図13中のコンタクト接地領域CTにおけるA−A線に沿った断面構成例は、図14のように示される。
図示するように、層間絶縁膜77中に、順次、周辺回路へ接続される配線層M1,ビア層V2,配線層55,ビア層Zia,およびビット線BLが設けられる。ここで、上述した製造方法を用いると層間絶縁膜77の上面がビット線及びワード線WLの上面毎に区切られ、層間絶縁膜77は第1乃至第3層間絶縁膜77−1〜77−3に分割されることになる。なお、配線層55は各層のワード線WLと同じ製造工程で形成されている。尚、ここでは、図示を省略するが、配線層55をずらして、ビット線を含む複数の層を積層させている。
<ビット線フックアップ領域の電圧関係>
次に、図15を用い、本例に係るビット線フックアップ領域BL_HUの電圧関係について説明する。
ここで、制御回路17は、図9に示した非選択のメモリセルMC−nsとダミーメモリセルDMC−HUに流れる電流比を一定とするために、複数のダミーワード線(DWL−HU),選択/非選択のビット線,ダミービット線(DBL0、DBL1、DBL2)に印加する電圧を、それぞれ異なるように独立して制御する。より具体的には、
制御回路17は、ダミーワード線DWL−HUに与える電圧(VDWL−HU)を、図9に示した選択,非選択のワード線WLに与える電圧の間となるように制御する(VWL−s(第1電圧)<VDWL−HU(第3電圧)<VWL−ns(第2電圧))。
制御回路17は、ダミービット線DBL0に与える電圧を、選択,非選択のビット線BLに与える電圧の間となるように制御する(VBL−s(第4電圧)>VDBL0(第6電圧)>VBL−ns(第5電圧))。また、制御回路17は、ダミービット線DBL1,DWL2に与える電圧を、非選択のビット線BLに与える電圧以上となるように制御する(VBL−ns(第5電圧)≦VDBL1,2(第8電圧))。
このように、本例では、上記図6、図7に示したセルの電気特性の面積依存性の関係より、セル面積に反比例させ、メモリセルMCおよびダミーメモリセルDMC−HUに流れる電流比を一定化するように、制御回路17が、各配線に与える電圧を制御する。
上記のように、この実施形態に係る半導体記憶装置によれば、少なくとも上記(1)乃至(2)と同様の効果が得られる。さらに、本例に示したように、ビット線フックアップ領域(ビット線引き出し領域)BL_HUに対しても、必要に応じて同様に適用することができる。
以上、第1乃至第2の実施形態を用いて本発明の説明を行ったが、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば各実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
WL…ワード線、BL…ビット線、ダミーワード線…DWL0〜DWL2、ダミービット線…DBL0〜DBL2、第1電圧…VWL−s、第2電圧…VWL−ns、第3電圧…VDWL0、第4電圧…VBL−s、第5電圧…VBL−ns、第6電圧…VDBL0、第7電圧…VDWL1,2、第8電圧…VDBL1,2。

Claims (3)

  1. 複数の上層配線と、
    複数の下層配線と、
    前記上層配線より太い線幅を有するダミー上層配線と、
    前記上層配線と前記下層配線との交位置に配置されるメモリセルと、
    前記ダミー上層配線と前記下層配線との交差位置に配置される第1ダミーセルと、
    選択の前記上層配線に第1電圧を印加し、非選択の前記上層配線に第2電圧を印加し、前記ダミー上層配線に第3電圧を印加し、前記第1乃至第3電圧が異なるように独立に制御する制御回路と、を具備し、
    前記制御回路は、非選択の前記メモリセルと前記第1ダミーセルに流れる電流比が一定となるように、前記第3電圧を、前記第1,第2電圧の間となるように制御すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 複数の上層配線と、
    複数の下層配線と、
    前記上層配線より太い線幅を有するダミー上層配線と、
    前記上層配線と前記下層配線との交位置に配置されるメモリセルと、
    前記ダミー上層配線と前記下層配線との交差位置に配置される第1ダミーセルと、
    前記下層配線より太い線幅を有するダミー下層配線と、
    前記上層配線と前記ダミー下層配線との交差位置に配置される第2ダミーセルと、
    選択の前記上層配線に第1電圧を印加し、非選択の前記上層配線に第2電圧を印加し、前記ダミー上層配線に第3電圧を印加し、前記第1乃至第3電圧が異なるように独立に制御する制御回路と、を具備し、
    前記制御回路は、選択の前記下層配線に第4電圧を印加し、非選択の前記下層配線に第5電圧を印加し、前記ダミー下層配線に第6電圧を印加し、前記第4乃至第6電圧が異なるように独立に制御し、
    非選択の前記メモリセルと前記第2ダミーセルに流れる電流比が一定となるように、前記第6電圧を、前記第4,第5電圧の間となるように制御すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記上層配線,前記下層配線,および前記ダミー上層配線は、
    前記上層配線の引き出し領域、または前記下層配線の引き出し領域に配置されること
    を特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
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